【表紙】
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【提出書類】 |
有価証券報告書 |
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【根拠条文】 |
金融商品取引法第24条第1項 |
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【提出先】 |
関東財務局長 |
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【提出日】 |
2026年5月29日 |
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【事業年度】 |
第37期(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
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【会社名】 |
スパークス・グループ株式会社 |
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【英訳名】 |
SPARX Group Co., Ltd. |
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【代表者の役職氏名】 |
代表取締役社長 グループCEO グループCIO 阿部 修平 |
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【本店の所在の場所】 |
東京都港区港南一丁目2番70号品川シーズンテラス |
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【電話番号】 |
(03)6711-9100(代表) |
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【事務連絡者氏名】 |
取締役 グループ上席執行役員 グループCFO 峰松 洋志 |
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【最寄りの連絡場所】 |
東京都港区港南一丁目2番70号品川シーズンテラス |
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【電話番号】 |
(03)6711-9100(代表) |
|
【事務連絡者氏名】 |
取締役 グループ上席執行役員 グループCFO 峰松 洋志 |
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【縦覧に供する場所】 |
株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標等
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回次 |
第33期 |
第34期 |
第35期 |
第36期 |
第37期 |
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決算年月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
2024年3月 |
2025年3月 |
2026年3月 |
|
|
営業収益 |
(百万円) |
14,043 |
13,360 |
16,498 |
17,961 |
19,578 |
|
経常利益 |
(百万円) |
6,241 |
6,289 |
8,090 |
7,778 |
8,909 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
(百万円) |
4,070 |
4,521 |
6,519 |
5,252 |
6,384 |
|
包括利益 |
(百万円) |
3,583 |
4,396 |
8,167 |
4,744 |
8,688 |
|
純資産額 |
(百万円) |
24,324 |
26,047 |
31,419 |
33,507 |
39,204 |
|
総資産額 |
(百万円) |
37,141 |
39,382 |
46,112 |
49,939 |
57,600 |
|
1株当たり純資産額 |
(円) |
121.98 |
655.21 |
794.32 |
845.64 |
992.03 |
|
1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
20.37 |
113.37 |
163.79 |
132.16 |
161.41 |
|
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
- |
- |
- |
- |
- |
|
自己資本比率 |
(%) |
65.5 |
66.1 |
68.2 |
67.1 |
68.1 |
|
自己資本利益率 |
(%) |
17.1 |
18.0 |
22.7 |
16.2 |
17.6 |
|
株価収益率 |
(倍) |
13.5 |
12.8 |
11.5 |
11.3 |
11.6 |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
2,661 |
3,105 |
6,044 |
5,063 |
5,901 |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
△1,180 |
2,001 |
△3,126 |
△2,124 |
△3,880 |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
△2,480 |
△2,408 |
△3,342 |
△3,391 |
△4,018 |
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
(百万円) |
19,199 |
22,028 |
22,066 |
21,385 |
19,527 |
|
従業員数 |
(名) |
173 |
173 |
186 |
193 |
187 |
(注) 1.株式付与ESOP信託の信託財産として日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口)が保有する自社の株式及び役員向け株式交付信託の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託口)が保有する自社の株式は、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額の算定上、期末発行済株式総数及び期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3.当社は、2022年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を行っております。第34期の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり当期純利益金額を算定しております。
(2)提出会社の経営指標等
|
回次 |
第33期 |
第34期 |
第35期 |
第36期 |
第37期 |
|
|
決算年月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
2024年3月 |
2025年3月 |
2026年3月 |
|
|
営業収益 |
(百万円) |
3,386 |
3,094 |
2,994 |
3,530 |
2,834 |
|
経常利益 |
(百万円) |
3,899 |
4,826 |
4,362 |
4,242 |
4,377 |
|
当期純利益 |
(百万円) |
3,170 |
5,191 |
5,089 |
3,501 |
4,327 |
|
資本金 |
(百万円) |
8,587 |
8,587 |
8,587 |
8,587 |
8,587 |
|
発行済株式総数 |
(株) |
209,577,400 |
41,915,480 |
41,915,480 |
41,705,480 |
41,507,780 |
|
純資産額 |
(百万円) |
17,650 |
19,965 |
23,771 |
24,275 |
27,842 |
|
総資産額 |
(百万円) |
28,172 |
30,362 |
34,545 |
35,298 |
39,870 |
|
1株当たり純資産額 |
(円) |
88.51 |
502.23 |
600.55 |
612.64 |
704.52 |
|
1株当たり配当額 |
(円) |
12.00 |
60.00 |
66.00 |
68.00 |
90.00 |
|
(内1株当たり中間配当額) |
(-) |
(-) |
(-) |
(-) |
(-) |
|
|
1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
15.86 |
130.19 |
127.88 |
88.11 |
109.39 |
|
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
- |
- |
- |
- |
- |
|
自己資本比率 |
(%) |
62.7 |
65.8 |
68.8 |
68.8 |
69.8 |
|
自己資本利益率 |
(%) |
18.0 |
27.6 |
23.3 |
14.6 |
16.6 |
|
株価収益率 |
(倍) |
17.28 |
11.12 |
14.70 |
16.97 |
17.14 |
|
配当性向 |
(%) |
75.66 |
46.09 |
51.61 |
77.18 |
82.27 |
|
従業員数 |
(名) |
26 |
31 |
30 |
32 |
39 |
|
(外、平均臨時雇用者数) |
(7) |
(2) |
(3) |
(4) |
(4) |
|
|
株主総利回り |
(%) |
96.0 |
105.2 |
138.7 |
117.4 |
148.9 |
|
(比較指標:配当込みTOPIX) |
(%) |
(102.0) |
(107.9) |
(152.5) |
(150.2) |
(202.2) |
|
最高株価 |
(円) |
328 |
1,818 (363) |
1,969 |
1,890 |
2,142 |
|
最低株価 |
(円) |
230 |
1,170 (234) |
1,340 |
1,139 |
1,224 |
(注) 1.株式付与ESOP信託の信託財産として日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口)が保有する自社の株式及び役員向け交付信託の信託財産として株式会社日本カストディ銀行が保有する自社の株式は、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額の算定上、期末発行済株式総数及び期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
2.最高・最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
3.当社は、2022年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を行っております。第34期の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり当期純利益金額を算定しております。また、第34期の株価については株式併合後の最高株価及び最低株価を記載しており、( )内に株式併合前の最高株価及び最低株価を記載しております。
4.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
5.第37期の1株当たり配当額90.00円については、2026年6月5日開催予定の定時株主総会の決議事項となっております。
6.当事業年度より従業員数の算出方法を変更し、従来、従業員数から除いていたグループ会社の兼務者を含めております。
2【沿革】
|
1988年6月 |
虎ノ門投資顧問㈱として東京都港区に設立。 |
|
1988年11月 |
「有価証券に係る投資顧問業の規制等に関する法律」に基づき投資顧問業者登録(関東財務局第364号)。 |
|
1989年7月 |
スパークス投資顧問㈱へ商号を変更し、投資顧問業務を開始。 |
|
1993年10月 |
スイスに欧州におけるマーケティング活動を目的としたSPARX Finance S.A.を設立。 |
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1994年7月 |
米国に投資顧問業務を目的とした米国証券取引委員会(SEC)登録投資顧問会社SPARX |
|
1996年1月 |
米国に海外ファンドの管理業務を目的としたSPARX Fund Services,Inc.を設立。 |
|
1996年12月 |
英領バミューダに欧米の投資家向けオフショア・ファンドの運用・管理を目的とした |
|
1997年2月 |
スパークス投資顧問㈱が投資一任契約に係る業務の認可を取得(大蔵大臣第191号(認可取得時))。 |
|
1998年5月 |
国内マーケティングを目的としたスパークス証券㈱を設立。 |
|
|
証券第1号、2号、及び4号免許を取得(大蔵大臣第10082号(認可取得時))。 (同年12月、証券取引法第28条に基づく証券業登録) |
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2000年3月 |
スパークス投資顧問㈱が証券投資信託委託業の認可を取得(金融再生委員会第24号(認可取得時))。 |
|
|
スパークス・アセット・マネジメント投信㈱へ商号を変更し、本社を東京都品川区大崎へ移転。 |
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2001年12月 |
スパークス・アセット・マネジメント投信㈱が日本証券業協会に店頭登録。 |
|
2002年10月 |
SPARX Investment & Research, USA, Inc.が米国内での投資顧問業務を目的として米国証券取引委員会(SEC)に再登録(同社本社をニューヨークへ移転)。 |
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2004年2月 |
欧州における既存・新規顧客向けにサービスを行うため、英国にSPARX Asset Management |
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2004年6月 |
米国内でファンドの販売を行うSPARX Securities, USA, LLCを設立。 |
|
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
|
2004年12月 |
英国に海外子会社の管理を目的としたSPARX International, Ltd.を設立。 |
|
2005年2月 |
韓国のCosmo Investment Management Co., Ltd.(現 SPARX Asset Management Korea Co., Ltd.)の株式の過半数を取得。 |
|
2005年4月 |
香港に海外籍ファンドの管理業務等を目的としたSPARX International (Hong Kong) |
|
2005年6月 |
業務内容の変化に伴い、SPARX Fund Services, Inc.の商号をSPARX Global Strategies, |
|
2005年7月 |
自己資金による投資業務の展開を目的として、スパークス・キャピタル・パートナーズ㈱を設立。 |
|
2005年8月 |
スパークス・アセット・マネジメント投信㈱を米国の投資顧問業として、米国証券取引委員会(SEC)へ登録。 |
|
2005年9月 |
第一回無担保社債(社債間限定同順位特約付)を発行(発行額:50億円)。 |
|
2006年1月 |
韓国のCosmo Investment Management Co., Ltd.(現 SPARX Asset Management Korea Co., Ltd.)を米国の投資顧問業として、米国証券取引委員会(SEC)へ登録。 |
|
2006年6月 |
アジア全域を対象とした投資プラットフォームの構築を実現させるため、SPARX |
|
2006年10月 |
会社分割により持株会社体制に移行し、社名をスパークス・グループ㈱に変更するとともに、子会社であるスパークス・アセット・マネジメント㈱が、資産運用業務とそれに係わる人員及び資産等を継承。 |
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2007年1月 |
グループ内における海外業務の効率化に伴い、SPARX Global Strategies, Inc.を解散することを決議。 |
|
2008年2月 |
グループ内における海外業務の効率化に伴い、SPARX Finance S.A.を解散することを決議。2018年10月清算結了。 |
|
2008年7月 |
California Public Employee's Retirement System(カリフォルニア州公務員退職年金基金)及びRelational Investors, LLCとのジョイント・ベンチャー解消に伴い、SPARX Value GP, LLCを解散することを決議。2008年12月清算結了。 |
|
2008年10月 |
早期退職を含む経営改革(第1次)を断行。 |
|
2008年10月 |
韓国のCosmo Investment Management Co., Ltd.(現 SPARX Asset Management Korea Co., Ltd.)発行済株式の9.7%を追加取得。 |
|
2008年11月 |
英国のSPARX Asset Management International, Ltd.の営業を停止。 |
|
2009年2月 |
韓国のCosmo Investment Management Co., Ltd.(現 SPARX Asset Management Korea Co., Ltd.)発行済株式の21.0%を韓国ロッテ・グループの関係会社に譲渡。 |
|
2009年2月 |
早期退職を含む経営改革(第2次)を断行。 |
|
2009年7月 |
韓国のCosmo Investment Management Co., Ltd.(現 SPARX Asset Management Korea Co., Ltd.)発行済株式の10.0%を追加取得。 |
|
2009年9月 |
グループ内における海外業務の効率化に伴い、SPARX Investment & Research, USA, Inc.、SPARX International, Ltd.及びSPARX Asset Management International, Ltd.を解散することを決議。2011年12月までに上記3社は清算結了。 |
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2009年9月 |
米国Hennessy Advisors Inc.と米国における投資信託ビジネスの提携に関する契約を締結。 |
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2009年12月 |
日本風力開発株式会社と「スマートグリッド」に関連する技術・ビジネスモデルを有する日本企業に共同で投資を行う投資事業有限責任組合設立のための契約を締結。現在は、クリーンテック投資戦略としてファンドが設立されたため、当該組合は役割を終えたとして解散。 |
|
2010年2月 |
韓国のCosmo Investment Management Co., Ltd.(現 SPARX Asset Management Korea Co., Ltd.)発行済株式の8.9%を韓国ロッテ・グループの関係会社に譲渡。 |
|
2010年7月 |
スパークス・アセット・マネジメント㈱とスパークス証券㈱が、スパークス・アセット・マネジメント㈱を存続会社として合併。 |
|
2010年8月 |
韓国のCosmo Investment Management Co., Ltd.(現 SPARX Asset Management Korea Co., Ltd.)発行済株式の10%を追加取得。 |
|
2010年11月 |
SPARX International(Hong Kong)Limitedの全株式をMCP Asset Management Co., Ltd.に譲渡。 |
|
2011年2月 |
スパークス・グループ㈱とスパークス・キャピタル・パートナーズ㈱が、スパークス・グループ㈱を存続会社として合併。 |
|
2011年6月 |
PMA Capital Management Limitedの商号をSPARX Asia Capital Management Limitedへと変更。 |
|
2011年11月 |
Cosmo Investment Management Co.,Ltd.が韓国投資信託委託業ライセンスを取得し、それに伴い商号をCosmo Asset Management Co., Ltd.に変更。 |
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2012年5月 |
本社を東京都品川区東品川へ移転。 |
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2012年6月 |
不動産関連投資ファンドビジネスへ参入。 |
|
2012年6月 |
東京都の官民連携インフラファンド運営事業者に選定される。 |
|
2012年8月 |
再生可能エネルギーにおける発電事業及びそのコンサルティング業務を行うスパークス・グリーンエナジー&テクノロジー㈱を設立。 |
|
2012年11月 |
Cosmo Asset Management Co., Ltd.(現 SPARX Asset Management Korea Co., Ltd.)は、本社をソウル特別市中心部の永登浦区汝矣島へ移転。 |
|
2013年11月 |
Cosmo Asset Management Co., Ltd.(現 SPARX Asset Management Korea Co., Ltd.)が韓国国内におけるヘッジファンドのライセンスを取得。 |
|
2014年4月 |
ジャパンアセットトラスト㈱の全株式を取得し、商号をスパークス・アセット・トラスト&マネジメント㈱へ変更。 |
|
2014年10月 |
東京都の官民連携再生可能エネルギーファンド運営事業者に選定される。 |
|
2015年2月 |
Cosmo Asset Management Co., Ltd.の商号をSPARX Asset Management Korea Co., Ltd.へと変更。 |
|
2015年11月 2016年6月 2017年1月 |
未来社会に向けたイノベーションの加速を目的とする新たな未来創生ファンドを設立。 本社を東京都港区港南へ移転。 SPARX Asset Management Korea Co., Ltd.が、本社をソウル特別市の鍾路区鍾路へ移転。 |
|
2017年11月
|
運転開始後のフェーズにおける投資にフォーカスした長期的に安定したキャッシュ・フローを源泉としたブラウンフィールドのファンドを設立。 |
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2018年12月
|
投資事業組合財産の運用及び管理を行うスパークス・AI&テクノロジーズ・インベストメント株式会社(現 スパークス・インベストメント株式会社)を設立。 |
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2018年12月 |
投資アドバイザリー業を行うSPARX Capital Investments,Inc.を米国に設立。2022年清算結了。 |
|
2018年12月 |
SPARX Asset Management Korea Co., Ltd.の持分の追加取得により100%子会社化。 |
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2019年3月 |
東京証券取引所市場第一部に指定。 |
|
2019年4月 |
量子アニーリング技術研究開発ソリューションを提供する株式会社シグマアイに出資・参画。 |
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2020年4月
|
投資事業組合財産の運用及び管理を行うスパークス・イノベーション・フォー・フューチャー株式会社を設立。 |
|
2020年6月 |
監査等委員会設置会社へ移行。 |
|
2020年11月 |
SPARX Asset Management Korea Co., Ltd.が、本社をソウル特別市の鍾路区セムナン路へ移転。 |
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2021年4月 |
野村ホールディングス株式会社と非上場企業へ投資する上場投資法人を運用する野村スパークス・インベストメント株式会社を設立。 |
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2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 |
|
2024年4月 |
グループ内の組織変更に伴い、スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー株式会社について解散することを決議。2024年11月清算結了。 |
|
2025年4月 |
スパークス・AI&テクノロジーズ・インベストメント株式会社の商号をスパークス・インベストメント株式会社へ変更。 |
3【事業の内容】
(1) 事業の内容について
ⅰ.当社グループの事業の概要について
当社グループは、スパークス・グループ株式会社を持株会社として、日本及び海外子会社で構成される、資産運用業(投資顧問業・投資信託委託業)を中核業務とする企業集団であります。
当社グループが提供する資産運用業は主として、スパークス・アセット・マネジメント株式会社による日本株式、再生可能エネルギー発電事業(発電事業等の開発段階から運転開始までのフェーズにおける投資)、未公開株式などを投資対象とした調査・運用のほか、スパークス・アセット・トラスト&マネジメント株式会社による不動産及び再生可能エネルギー発電事業(発電事業等の運転開始後の安定稼動フェーズ)などを投資対象とした調査・運用、SPARX Asset Management Korea Co., Ltd.による韓国株式を投資対象とした調査・運用及びケイマン諸島籍のSPARX Asia Capital Management Limitedの100%子会社であり、香港を主要拠点とするSPARX Asia Investment Advisors Limitedによるアジア株式を投資対象とした調査・運用から成っております。
ⅱ.資産運用業の仕組みについて
投資顧問業とは、株式、債券などの有価証券に対する投資判断(有価証券の種類、銘柄、数、価格、売買時期などの判断)について、報酬を得て専門的立場から、投資家に助言を行う業務です。投資顧問業はさらに、「投資助言業務」と「投資一任業務」に大別されます。このうち投資助言業務は投資家との間で「投資顧問契約」を結び、その契約内容にしたがって投資助言のみを行う業務です。この場合、実際の投資判断と有価証券の売買・発注は投資家自身で行うこととなります。一方、投資一任業務は、投資家と「投資一任契約」を締結し、顧客から投資判断の全部又は一部と売買・発注などの投資に必要な権限を委任される業務です。投資一任契約の場合、どの有価証券への投資を通じて投資家の資産を運用するかという投資判断と実際の売買発注までを投資顧問会社が行います。
投資助言業務の仕組み
投資一任業務の仕組み
他方、投資信託委託業とは、業として委託者指図型の投資信託の委託者となることであります。運用の専門家である投資信託委託業者(委託者)として、投資信託への投資として投資家(受益者)から集めた資金を一つにまとめ有価証券に分散投資し、その成果(運用損益)を投資家に配分することを業務としております。
投資信託(契約型)の仕組み
(注)投資信託には契約型と会社型があります。このうち、わが国の主流は契約型でありますので、上記では契約型の仕組みを記載しております。
ⅲ.当社グループの提供する投資戦略の変遷について
当社は、1989年7月1日の業務開始以来、独立系の投資顧問会社として日本株を中心に企業への個別訪問によるボトムアップ・アプローチを軸に、店頭登録企業を主体とする中小型株への投資に専門性を持った投資顧問会社として創業し、独創的な資産運用を行ってまいりました。
日本経済に大規模な構造変革が起きることを想定し、その変革の担い手は大企業ではなく、店頭登録企業に代表される新興の成長企業、中でも経営者が自社のマネジメントに哲学をもつオーナー企業であるとの確信に基づき、そのような企業を対象とする運用に特化いたしました。その結果、創業時より必然的に採用された運用調査手法が、会社訪問による企業調査を中心にした「ボトムアップ・アプローチ」です。当社の調査対象である企業の分析は公開情報を机上で検証するのみでは十分とは言えません。投資対象企業に直接赴き、企業経営者の「生の声」を聞くことを通じて確認できる経営哲学、企業の現場でのみ体感できる成長企業の胎動を確認することで単なる文字や数字の羅列に過ぎない公開情報の奥に潜む真の企業像を浮き彫りにすることができると考えているからです。
この「ボトムアップ・アプローチ」に基づく個別企業訪問では主に「企業収益の質」「市場成長性」「経営戦略」を丹念に調査し、事業リスクなどを勘案したうえで将来の収益及びキャッシュ・フローの予測を行い、企業の実態面から見た株式価値を計測します。この企業実態から見た株式価値と日々の株価との間に存在する乖離(バリュー・ギャップ)を投資機会として捉えます。これに独自の調査や投資仮説に基づき把握したバリュー・ギャップ解消のカタリスト(きっかけ・要因)を加味して投資判断を下しています。
1990年代の日本の株式市場では、市場における「勝ち組企業」と「負け組企業」の評価が明確化するとともに、大企業においても事業の再構築の進展度合いにより、市場の評価の二極化が進展しました。この結果、業種間の評価格差や同一業種内での株価の二極化が急速に進展し始めました。この様な市場の変化に的確に対応するために、1997年6月よりロング・ショート運用を開始いたしました。また同年、世界各国のヘッジ・ファンドを投資対象としたファンド・オブ・ファンズ運用も開始いたしました。
1999年からは、TOPIXをベンチマークとする年金基金の運用を開始し、国内大手証券会社のラップ口座の運用を受託いたしました。また、投資対象銘柄数を絞り込んだ集中投資型のファンドも同年運用を開始しております。加えて、2000年3月の投資信託委託業の認可取得後は国内公募投資信託、国内私募投資信託の運用を開始し、さらに2000年4月より国内の未公開企業を投資対象とした運用も開始いたしました。
2003年1月からは、企業統治(コーポレート・ガバナンス)を基軸とした日本企業の価値の拡大を促す投資ファンドの運用を開始いたしました。この投資では、投資対象企業を絞り込むことで一社当たりの持ち株比率を大きくし、投資先の企業の経営者と建設的な意見交換や議論を行い、十分な理解を得た上で、株主、従業員、その他利害関係者の利益のために、企業価値向上のための諸施策を求めてまいりました。この投資を行うに当たっても、投資先企業の選定方法は、当社が永年に渡り培ってきた「ボトムアップ・アプローチ」であることには変わりありません。これは、企業価値の本質を深く調査する従来のリサーチを進める過程でコーポレート・ガバナンスの観点から効率的な経営に転換できる企業を発掘することが可能であると判断しているためであります。
その後は、世界中の投資家の皆様にアジアの投資インテリジェンスを提供する最強のブランドを構築すべく、「Center for Asia Investment Intelligence」の旗印を掲げ、アジア経済の発展を享受すべくアジア地域での業務拡大を積極的に行ってまいりました。具体的には、2005年2月に韓国の資産運用会社 旧Cosmo Investment Management Co.,Ltd.(現、SPARX Korea社)の株式の過半数を取得し、韓国株式の調査・運用拠点をグループ内に持つことといたしました。さらに2006年6月に、日本を除くアジア地域で最大規模のオルタナティブ運用資産を保有する旧PMA Capital Management Limited(現 SPARX Asia社)の全株式を取得し、SPARXグループが培ってきた運用手法・ノウハウをグループ全体で共有しつつ、経営資源を配分しております。
また、近年では、アジア地域の投資機会のさらなる拡大を見据え、インド株式市場への取り組みも開始しております。当社グループが日本株式運用で培ってきた投資哲学及びボトムアップ調査手法を活かし、インド株式市場における中長期的な資本成長の獲得を目指しております。
2012年からは、世界的な低金利と資金余剰を背景に、安定的なインカム・ゲインが期待できる投資に、国内外からの強い関心が寄せられていたことから、2012年9月にSPARX Asia Capital Management Limitedにおいて、海外の機関投資家を対象に日本の居住用不動産を投資対象としたファンドを設定いたしました。更に2014年4月に全株式を取得したSATM社における不動産投資のノウハウを活かし、住宅、オフィスビル、倉庫、商業施設のみならず、ヘルスケア関連施設等への投資も開始いたしました。
また、2012年6月に東京都の官民連携インフラファンドの運用事業者に指名され、太陽光を中心とする再生可能エネルギー発電事業を投資対象とする投資事業組合を組成し、その具体的な運用を開始いたしました。現在では複数のファンドからの投資実績が着実に積み上がっております。また、これまで提供してきた発電事業等の開発段階から運転開始までのフェーズにおける投資(グリーン・フィールド投資)に加えて、運転開始後のフェーズにおける投資(ブラウン・フィールド投資)にフォーカスした、長期的に安定したキャッシュ・フローを源泉としたファンドを設立し、運用を開始しております。
さらに再生可能エネルギーを中心とする実物資産投資においては、発電事業への投資に加え、電力需給の調整機能や安定供給に資する蓄電所事業、及び地域のGX推進に資する投資領域へと取り組みを拡大しております。
2015年11月には、次世代の成長に資する投資を長期的な視点から実践し、投資会社として未来を創造する新たな領域を開拓するため、トヨタ自動車株式会社及び株式会社三井住友銀行と未来創生ファンドを設立し、国内外のベンチャー企業への投資を開始いたしました。その後、未来創生2号、3号ファンドへと取り組みを拡大しております。また、2020年には宇宙関連企業に投資を行う宇宙フロンティアファンドを設立し、2024年には宇宙フロンティア2号の運用を開始いたしました。さらに日本における高い技術・技能を維持しモノづくりの力を今後も発展させていくために、優れた技術・人材・サービスを有する国内のモノづくり企業に投資する日本モノづくり未来ファンドを設立いたしました。
今後も、日本株式、OneAsia、実物資産、プライベート・エクイティの各投資戦略を柱として、投資家の皆様のニーズに応える多様な運用商品を提供するとともに、収益源の多様化と安定化を通じて、バランスの取れた事業構造を確立してまいります。
(事業系統図)
当社グループの主要な取引の概略を以下に図示いたします。
(注)スパークス・AI&テクノロジーズ・インベストメント株式会社は2025年4月1日付でスパークス・インベストメント株式会社に社名変更しております。
4【関係会社の状況】
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名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合 (%) |
関係内容 |
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(連結子会社) |
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SPARX Asset |
韓国ソウル市 |
42億韓国ウォン (509百万円) |
資産運用業 |
100.0 |
業務管理サービスの提供。役員の兼任あり。 |
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スパークス・アセット・マネジメント株式会社 |
東京都港区 |
2,500百万円 |
資産運用業 |
100.0 |
業務管理サービスの提供。役員の兼任あり。 |
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SPARX Asia Capital (注)4 |
英国領ケイマン |
44,001千米ドル (5,016百万円) |
資産運用業 |
100.0 |
業務管理サービスの提供。役員の兼任あり。 |
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SPARX Asia Investment Advisors Limited (注)2 |
中国・香港特別 |
3,100千香港ドル (45百万円) |
資産運用業 |
100.0 (100.0) |
業務管理サービスの提供。役員の兼任あり。 |
|
スパークス・グリーンエナジー&テクノロジー株式会社 |
東京都港区 |
25百万円 |
再生可能エネルギーにおける発電事業コンサルティング |
100.0 |
業務管理サービスの提供。 資金援助あり。 |
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スパークス・アセット・トラスト&マネジメント株式会社(注)4 |
東京都港区 |
100百万円 |
資産運用業 |
100.0 |
業務管理サービスの提供。役員の兼任あり。 |
|
スパークス・インベストメント株式会社(注)5 |
東京都港区 |
50百万円 |
投資事業組合財産の運用及び管理 |
100.0 |
業務管理サービスの提供。 資金援助あり。 |
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上記のほか、連結子会社4社があります。 |
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- |
- |
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(持分法適用関連会社) |
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株式会社シグマアイ |
東京都港区 |
100百万円 |
量子コンピューティングシステム及びそのソフトウェアの開発、設計及び販売 |
27.3 |
- |
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野村スパークス・インベストメント株式会社 |
東京都港区 |
200百万円 |
資産運用業 |
49.0 |
役員の兼任あり。 |
(注)1.資本金の( )書きは在外子会社の円換算額であります。為替レートは、連結子会社となった時の月末レートを使用しております。
2.議決権の所有割合の( )内は、間接所有の割合で内書であります。
3.スパークス・アセット・マネジメント株式会社については、営業収益(連結会社間の内部営業収益を除く)の当連結営業収益に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報は以下のとおりです。
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会社名 |
主要な損益情報 |
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営業収益 (百万円) |
経常利益 (百万円) |
当期純利益 (百万円) |
純資産額 (百万円) |
総資産額 (百万円) |
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スパークス・アセット・マネジメント株式会社 |
18,005 |
8,882 |
6,122 |
14,015 |
19,660 |
4.スパークス・アセット・マネジメント株式会社、スパークス・アセット・トラスト&マネジメント株式会社及びSPARX Asia Capital Management Limitedは、特定子会社に該当いたします。
5.スパークス・AI&テクノロジーズ・インベストメント株式会社は2025年4月1日付でスパークス・インベストメント株式会社に社名変更しております。
第2【事業の状況】
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社グループは、「世界で最も信頼、尊敬されるインベストメント・カンパニー」になることで「世界を豊かに、健やかに、そして幸せにする」というミッションの実現を目指す、独立系の資産運用グループであります。また、資産運用サービスを中核事業とする企業グループとしては、日本で初の公開/上場会社であります。
私どもの経営の基本方針の第一は、投資家の皆様に真に役立つ投資インテリジェンスを運用商品として提供し、ご満足いただける運用成果をお届けすることであります。そのために、創業以来の「マクロはミクロの集積である。」との投資哲学に基づく徹底したボトムアップ・アプローチを基軸として、常に革新的な投資手法の開発に努めております。さらに、日本株のスペシャリストとしての経験と知識を株式以外の不動産や発電事業等のインフラ資産への投資やプライベート・エクイティ投資にも展開すると共に、韓国・香港の子会社が培った力を統合することで、アジアに関心を寄せる世界中の投資家の期待に応え得る投資インテリジェンスと優れた運用成果の提供に努めてまいります。また、当社グループの伝統である責任投資に対する社会的な要請が高まる中、価値創出に資する責任投資の高度化・拡大・浸透は、健全な資本市場および持続可能な社会の実現に向けた、老舗投資会社としての当社グループの当然の責務であると考えております。
方針の第二は、独立系の強みを生かした、効率的・効果的な、健全で透明性の高いガバナンス体制を構築してまいります。具体的には、高度のガバナンス態勢を構築・維持することで顧客からの支持を得るとともに、資本市場に対して範を示してまいります。特に、様々な投資戦略を展開する中でも、グループ会社間、投資戦略間、ファンド間の利益相反管理など、適切なリスク管理を行ってまいります。
方針の第三は、顧客を初めとするステークホルダーから選ばれ、結果的に高い収益力を維持すること、またこれらを支える「人財」を育成・擁することは、独立系の存在基盤を確固たるものとした上でパーパスを実現するために必須と考えております。具体的には、バフェット・クラブ等の社内勉強会における投資哲学の共有等から醸成される投資力、ユニークな投資アイデア創出力の他、フロント・バック部門一体となった顧客本位の業務運営や、社内に望ましい行動様式を明確化・浸透させるとともに、各部署・各階層一丸となって投資アイデアを具体的にパッケージング化すること等によって、継続的に他社比で高く、持続可能な収益性を実現するための仕組みが、様々な施策に落しこまれている経営体制を目指してまいります。
(2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループの収益の大半を占める投信・投資顧問料収入は、運用資産の残高と報酬料率に応じて生じる残高報酬と、運用成績の良否等によって変動する成功報酬に大別されます。後者の成功報酬は、当社グループの全ての運用資産から発生するものではありません。
従って、当社グループにとって最も重要な経営指標は、収益の源泉である運用資産の残高及び残高報酬料率であります。運用資産残高の推移は適時に把握するのみならず、その変動がお客様からの新規設定や解約によって生じたものか、市場の一般的動向によるものか、運用成績の良否によるものか等を分析し、当社グループの事業競争力の客観的な把握に努めております。また、より付加価値の高い投資戦略を開発・提供することによって、より高い残高報酬料率の実現に努めております。
次に重要な経営指標は、残高報酬の金額から経常的経費を差引いた金額として認識される基礎収益力の水準であります。基礎収益力は持続的かつ安定的な事業運営の基盤でありますから、それが赤字となる状況が生じた場合には、運用報酬の増加を目指すのは当然でありますが、経費削減も含めたあらゆる施策により早期に黒字を回復させる必要があります。一方、基礎収益力が十分な黒字を維持している場合には、成長に向けた投資余力があるとの判断も可能です。
さらに、成功報酬の金額及びROEも当然に重要な経営指標であります。当社の営業成績は、基礎収益力と成功報酬によって大半が決定し、その結果に基づき賞与等の支払も決定されますから、成功報酬の多寡が年度毎の営業利益の水準に大きく影響し、結果ROEにも大きく影響します。全運用資産の内で成功報酬が発生し得る資産の割合、成功報酬の発生状況等、業績への影響度合いを把握するだけでなく、より付加価値の高い投資戦略を開発・提供することによって、成功報酬が発生しうる運用資産残高の増加に努めることでROEの向上に努めております。
(3)経営戦略等
当社グループは、着実に利益成長を実現する強い体質の構築を目指しております。その達成のため、以下4つの投資戦略が柱であると考えております。
1本目の柱は、日本株式投資戦略です。
日本株式を投資対象とする運用戦略は、日経平均株価が史上最高値を更新するなど市場環境は総じて良好であったこと等から当連結会計年度末における運用資産残高が1兆5,190億円に増加いたしました。運用面では、評価機関からは大型株式、中小型株式、超小型株式といった異なる時価総額セグメントにおいて評価を受けることができました。これらの評価は、当社の一貫した投資哲学及び運用プロセスの有効性が、長期的な視点において検証・支持されたものと考えております。また、日本株式ロング・ショート投資戦略を中心として、好調なパフォーマンスを背景に成功報酬は前期に比べ2.8倍の23億61百万円を計上することができ、収益面でも着実な成果を上げることができました。マーケティング面では、グローバルに日本株式への注目度が高まる中、当社は欧州及びアジアを中心に海外投資家向けのマーケティング活動を積極的に展開してまいりました。その結果、当連結会計年度中には、欧州の機関投資家から約500億円規模の資金流入を実現いたしましたが、一方で、足元では投資家による利益確定の動きもあり、キャッシュ・フローの積み上がりは限定的にとどまっております。しかしながら、東京証券取引所の各種要請や政府の各種政策の推進による構造的な変化は引き続き進展しており、日本株式に対する中長期的な投資魅力は高位安定していくものと考えております。海外投資家の多様なニーズに応えながら資金を運用していくことは、当社の強みの一つであり、今後もさらなる飛躍を目指してまいります。
2本目の柱は、OneAsia投資戦略(アジア株式を対象とする運用戦略)です。
アジア株式を投資対象とするOneAsia運用戦略は、良好なファンド・パフォーマンスが継続した結果、当連結会計年度末における運用資産残高は2,395億円と前期から大きく増加いたしました。足元では、米国及びアジアの機関投資家を中心に、特に韓国株式への関心が高まっております。翌期早々には新たな韓国株式のファンドを立ち上げ、マーケティングを積極化し運用資産残高のさらなる拡大に取り組んでまいります。加えて、成長するインド株式市場を中心に株式会社みずほフィナンシャルグループ、アセットマネジメントOne株式会社との協業を進めることとなりました。互いの知見・両社グループの強みを共有し、当社は運用力の一層の強化を図るとともに、投資家ニーズや市場動向を踏まえた新たなファンドの組成にも取り組むことで、アジア株式分野における運用実績のさらなる積み上げと商品ラインアップの拡充を進めてまいります。日本株式の運用で培ってきた投資力及び調査力を活用し、本戦略を持続的かつ着実に成長させることで、「アジア株式といえばスパークス」との評価を得られるよう、引き続き、ブランド価値の向上と認知の拡大にも努めてまいります。
3本目の柱は、実物資産投資戦略です。
再生可能エネルギー発電事業のインフラ資産を主な投資対象とする実物資産の運用戦略は、蓄電所への投資を着実に進めており、当連結会計年度末における実物資産投資戦略の運用資産残高は3,261億円となっております。当社グループは、太陽光発電所への投資を中心に進めてまいりましたが、新たな投資分野として蓄電所事業への取り組みを進めており、2025年3月に札幌市において蓄電所事業へ参画したことに続き、当連結会計年度においては国内4地域において同事業への参画を開始いたしました。加えて、北海道札幌市と北海道地域特化型官民連携グリーントランスフォーメーションファンドを設立し運用を開始いたしました。このファンドの投資対象には、再生可能エネルギー関連インフラに加えて次世代半導体やデータセンターなどが含まれており、投資対象の多様化を図っております。その他、北海道苫小牧においては、グリーン水素の製造・貯蔵・輸送・利用までを視野に入れたサプライチェーン構築に関する、環境省からの委託による実証事業を当連結会計年度も進めてまいりました。当該実証事業は2026年3月末で終了いたしましたが、引き続き事業継続を検討しております。今後も、再生可能エネルギーファンドのパイオニアとしての知見を活かし、実物資産投資戦略の安定的な拡充に努めてまいります。
4本目の柱は、プライベート・エクイティ投資戦略です。
プライベート・エクイティ投資戦略は、次世代の企業の成長に資する投資を長期的な視点から実践し、投資会社として未来を創造する新たな領域を開拓するため設立した未来創生ファンドを中心に、当連結会計年度末における運用資産残高は1,580億円となっております。当連結会計年度は、未来創生3号ファンドの着実な投資の実行と未来創生1号ファンドの投資先のイグジットを着実に進めてまいりました。未来創生1号ファンドに関しては、この投資の成果が具体的に投資家の皆様へのリターンとして実現し、前期に続き成功報酬を計上しており、日本株式や実物資産の投資戦略に加え、成功報酬の発生源泉となる投資戦略が多層化しております。今後も、革新的な技術やビジネスモデルで世界をリードする企業を発掘・育成することで未来社会に貢献することを引き続き目指してまいります。加えて、日本モノづくり未来ファンドは、澤藤電機株式会社へのTOB(株式公開買付)を実行しており、2024年1月に実施したIJTT社、2025年4月に実施したシンニッタン社に続くものとなります。これで日本モノづくり未来ファンドはフルインベストメントとなり、2026年4月3日に2号ファンドを設立いたしました。引き続き、日本で優れた人財・技術・サービスを有する国内のモノづくり企業に投資し、幅広いネットワークを活用して各社を支援し、適切な経営戦略を展開することで、日本のモノづくりの持続的な発展に貢献することを目指してまいります。
その他、当社グループは、実物資産投資戦略を推進してきた経験から、北海道が有する再生可能エネルギー、AI・データセンター、観光といった複数の領域における高い潜在力に着目しております。このような背景から、国内外の富裕層をターゲットとした高級ヴィラの開発に着手し、当連結会計年度は建設を順調に進めてまいりました。完成は当初予定通り翌期になりますが、これを足掛かりに、投資機会が存在していると考える北海道の潜在的な価値を最大限に引き出す様々な投資商品を開発し、世界中から多くの投資を呼び込むことで、運用資産残高の拡大と新たな投資領域の拡大を目指してまいります。
(4)経営環境
直近の経営環境については、第一部 企業情報、第2 事業の状況、4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 業績等の概要に含めて記載しております。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社グループのパーパスである「(投資を通じて)世界を豊かに、健やかに、そして幸せにする」を実現するため、当社グループの厚い人財力、投資力によって運用パフォーマンスの質を維持・向上させ、持続可能な企業価値向上を実現すべく、主として以下の課題に取り組んでまいります。
課題の第一として、運用資産残高(AUM)3兆円の達成後を見据え、成長実現のための4本柱(「日本株式」「OneAsia」「実物資産」「プライベート・エクイティ」)をバランスよく強化・拡大していくことで高い収益性を維持し、短期的な市場変動の影響を受けにくい安定性、成長性に優れた事業ポートフォリオの構築を目指します。
→当社グループマテリアリティ「広範な責任投資の実践」に関連(注3)
当連結会計年度末のグループAUMは、2兆2,428億円(注1)と、これまでの過去最高AUMであった2兆241億円(2006年8月末)を上回り、大幅な増加となりました。これは主として、良好な株式市場環境を背景に、日本株式戦略およびOneAsia戦略を中心としてAUMが増加したことによるものでありますが、こうした市場環境の影響により、当社グループのAUM構成において、日本株式戦略およびOneAsia戦略の比率が相対的に高まり、実物資産戦略およびプライベート・エクイティ戦略の比率は一時的に低下しております。今後も、当社独自の多様な戦略をそれぞれに拡大しつつAUM構成の分散化を進めることで、市場環境の変動に左右されにくい強固な事業ポートフォリオの構築を目指してまいります。
また、更なる収益性の向上も重要な課題の一つであります。プライベート・エクイティ戦略においては、来期に設定予定の未来創生4号ファンドやモノづくり未来2号ファンドの残高報酬料率が相対的に高い水準にあることから、グループ全体の残高報酬料率の上昇が期待されます。これに加え、成功報酬については、既に日本株式戦略や実物資産戦略において計上し得る基盤を有しておりますが、プライベート・エクイティ戦略においても、一部ファンドで投資期間が終了し、今後成功報酬を計上できる状況になっております。今後も運用力を高めることで、中長期的、継続的な成功報酬の計上によっても、収益性の一層の向上を図ってまいります。
更に、既存投資戦略以外の新たな投資戦略の創出、収益モデルの多様化、中長期的な人財育成等のため、新規事業投資を拡充することで、中長期的な競争力と企業価値の向上を図ってまいります。
課題の第二として、次世代を担う人材を育成、登用し、マネジメント層の世代交代を引き続き進めてまいります。
→当社グループマテリアリティ「独立系の強みを生かしたガバナンス」に関連(注3)
持続可能な事業拡大と企業価値向上を実現するべく、効率的・効果的かつ健全で透明性の高いガバナンスの中核となる次世代を担う人材を選抜、育成し、より強固な経営体制を確立してまいります。第37回定時株主総会においても社内取締役を増員しておりますが、中でも次世代のCEO選任は、当社グループにとって引き続き非常に大きな経営課題であることから、取締役会は十分な時間と資源をかけて、この課題に引き続き取り組んでまいります。
具体的には、次世代を担うマネジメントに必要な素養・資質としては、単に高い専門性や豊富な経験を備えるだけではなく、人格・人間力にも優れていること、当社グループの行動規範(バリュー)である「ARTSの精神(注4)」を体現できていることが極めて重要と考えております。これらの要件を充たした人材に対して、直接CEOから学ぶ機会を作り、衆目が認める結果を残した者の中から、また将来の当社グループの成長を牽引できる資質や能力を備えている者の中から、次世代のCEOを登用してまいります。
同時に、創業時から創業者が大切にしている価値観である、当社グループのパーパス、ビジョン、ミッション、バリューといった企業理念(注5)を、次世代の組織にもしっかりと浸透、引き継いでいくための諸施策を、引き続き講じてまいります。
課題の第三として、当社の競争力の源泉を強化し、中長期的な企業価値向上に資する人的資本の活用を高度化するために必要な諸施策を実行してまいります。
→当社グループマテリアリティ「持続可能で高い収益性とそれらを支える人財」に関連(注3)
日本企業の企業価値に占める無形資産の割合は、一般的に欧米企業に比べて格段に低いとされています。裏を返せば、無形資産の価値を高めることで、企業価値を飛躍的に高める余地が残っているともいえます。無形資産の中で、最も典型的な資産は人的資本であり、特に当社グループのように、有形資産をほとんど有しない企業にとっては、人的資本の重要性は非常に高いと考えます。よって、当社グループらしさをさらに追求しつつ、外部環境の変化にも適応することで、従来にも増して「人的資本」の活用を高度化させてまいります。
具体的には、当社グループのパーパス、ビジョン(=思想)に共感して集う優秀な人財が、様々な多様性を互いに尊重し、最高のプロフェッショナルとなるべく能力・技術(=技)の向上に主体的に取り組むだけでなく、思想・技を実現するために必要と考える行動規範(=所作)を大切にすることで優れた人格形成にも取り組み、全員が一丸となって「もっと良い投資」を実現するための組織に必要な諸施策を実行してまいります。
また、当社グループの競争力の源泉である「①イノベーション力」×「②コミュニケーション力」、すなわち「個々の高い専門性を掛け合わせて組織で戦う」チーム力・組織力を強化してまいります。
具体的には、①アカウンタブルで再現性の高い投資力やユニークな投資アイデア創出力を強化し、②社内に望ましい行動様式を明確化・浸透させるとともに、全社一丸となって投資アイデアを具体的に商品化(パッケージング化)する力を強化し、③そのための基盤となる働きやすい環境を整えます。
さらに、これら諸施策によって強化されたチーム力・組織力を「イノベーション」創出に活かし、魅力的な投資を社内外に積極的にコミュニケーションしていくことで当社グループの競争力を強化し、企業価値向上を図ってまいります。
(注1)当連結会計年度末(2026年3月末)運用資産残高は速報値です。
(注2)「基礎収益」とは事業の持続的かつ安定的な基盤となる収益力を示す経営指標であり、その算定方法は以下のとおりです。
基礎収益=残高報酬(手数料控除後)-経常的経費
(注3)当社グループのマテリアリティ(重要課題)については、下記ウェブサイトをご参照ください。
https://www.sparx.jp/sustainability/materiality.html
(注4)ARTSの精神
当社グループの行動規範であり、Arigato、Responsiveness、Thoroughness、Sympathyのそれぞれ頭文字をとったものです。
A:共に働く仲間、関係するすべての人に敬愛と感謝の気持ちを持って行動します。
R:変化への最大の対応として俊敏さを大切にし、常にスピーディな対応を徹底します。
T:緻密で丁寧な活動が、革新的な知見を生み出すことを信じ、常に極め続けます。
S:調和と貢献の姿勢でお客様と仲間に接します。謙虚さ、誠実さが、お互いの成長につながると信じ、品格をもって行動します。また、柔軟に多様性を受け入れる広い心を持ち、自由な議論の場を創出します。
(注5)当社グループの企業理念については、下記ウェブサイトをご参照ください。
https://www.sparx.jp/philosophy/
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
当社グループは、1989年の創業以来、「世界で最も信頼、尊敬されるインベストメント・カンパニー」を目指し、顧客を初めとするステークホルダーに経済的豊かさ、健やかさ、幸せをもたらしたいという価値観を最も大切にしています。
金融というフィールドで価値を生み出し続けていくために当社グループが大切にしていること、それは「投資を通じて価値という果実を生み出し、顧客にお返しするということ。また、その活動に対して顧客を初めとするステークホルダーに喜んで頂かなければ良い投資も長く続くことはない」ということです。このことを念頭に、当社グループのパーパス(企業の目的)である「(投資を通じて)世界を豊かに、健やかに、そして幸せにする」の実現に邁進してまいります。
このパーパスに照らし、当社グループにおける「サステナビリティ」とは、『資本市場の構成員たるインベストメント・カンパニーとして、当社グループらしい投資を通じて、豊かさという経済的価値、健やかさ、幸せという社会的価値を、持続的に生み出し続けることを可能にしていくこと、合わせて、当社グループ自身も中長期的な成長を持続可能なものとしていくこと』であると考えております。この実現は、東証プライム市場に上場する日本初の独立系投資会社としての、健全な資本市場および持続可能な社会の実現に向けた、当社グループの責務であると考えております。
市場経済の発展に伴い、社会、経済、企業などに多くの仕組みが生まれ、人類が目まぐるしい発展を遂げている中で、この仕組みがさらに複雑化し、市場経済が正しく機能していない事例が散見されます。このような状況下において、当社グループのパーパス実現に向けて、ESG課題を含むサステナビリティに係る課題への対応を最優先事項の1つとして当社グループ全体で取り組んでまいる他、当社グループ自身の経営において最も重要な要素であるガバナンスの強化にも努めてまいります。またその基盤として、当社グループに属する社員一人ひとりがこれらの価値観を共有し、受け継ぎ、守り続けてまいります。
ガバナンス
当社グループは、ESG課題を含むサステナビリティに係る課題への対応は、経営上、最重要課題の1つと認識しています。サステナビリティに係る課題に関しては、取締役会において議論・決議を行い、具体的な業務の執行にあたっては、その中心的な意思決定機関である経営会議において、少なくとも年に1回、かつ、必要に応じ適時に、具体的な活動方針や推進施策等の議論・決定し、取締役会に報告の上、実施内容について取締役会が監督するというガバナンス体制を構築しています。
取締役会は、その過半数が社外取締役から構成されており、具体的な活動方針や推進施策等に対し、進捗状況の検証や審議等を実施することにより、PDCAサイクルによって、適切にマネジメントを推進し、継続的に改善を図っています。また、経営会議には業務執行の中心メンバーである社内取締役及び執行役員が全員参加し、少なくとも毎月一度は開催され、その内容については適時に取締役会に報告されます。なお、経営会議におけるサステナビリティ経営に関する議論を具体的に進めるため、サステナビリティ企画室を設置しています。
また、当社グループは、「(投資を通じて)世界を豊かに、健やかに、そして幸せにする」というパーパスを掲げ、この達成のため、顧客よりお預かりする全ての資産に関する顕在・潜在双方のリスクと機会を適切に把握、管理しております。具体的には、責任投資の監督責任、説明責任を果たすため、当社取締役会の諮問機関として、グループCIOを委員長とする責任投資委員会を設置しています。なお、責任投資委員会には、全ての社内取締役、グループ執行役員が委員として参加し、少なくとも四半期に一度は開催され、その内容について適時に取締役会に報告の上、実施内容について取締役会が監督するというガバナンス体制を構築しています。また、責任投資委員会における責任投資原則の実践に関する議論を具体的に進めるため、責任投資推進室を設置しております。
当該委員会においては、グループ各社の投資政策委員会(もしくは同等の組織)が、気候変動関連リスク・機会への対処ならびに人権尊重を含む責任投資の実施状況の報告を行う他、気候変動関連リスク・機会への対処ならびに人権尊重を含む責任投資ポリシーなどの変更承認、責任投資の実施に関する年次報告書の承認などを行っています。なお、当該委員会には外部アドバイザーが陪席し、独立した立場から、報告や審議内容に対する助言がなされ、責任投資に関する最新の動向が共有されています。
当連結会計年度は責任投資委員会を計4回実施し、各投資政策委員会から、責任投資の実施状況の報告、責任投資方針の見直し、年次報告書が報告され、承認されました。
リスク管理
当社グループは、リスク管理の基本的事項を定めることにより、想定し得る個々のリスクを予め把握し、適切に管理することで、当社グループの保有するリスクを全体的に管理し、もって当社グループの健全性・適正性の確保に資することを目的として、グループリスク管理基本規程を制定しています。
また、当社取締役会は、当社及び当社グループのリスク管理に係る事項を検討、審議することを目的として、グループリスク管理委員会を設置しています。グループリスク管理委員会は、業務執行の中心メンバーである社内取締役及びグループ執行役員が全員参加のもと、原則として四半期に1度開催されます。グループリスク管理委員会においては、グループリスク管理基本規程に定めるリスク管理プロセスに沿って、重要な顕在化事象に加え、想定し得る潜在的なリスクを把握し、リスクの把握・評価、リスク対応策の設定、リスク対応状況のモニタリングなどを実施しています。
また、グループリスク管理委員会の内容は、適時に取締役会に報告されます。取締役会は、その過半数が社外取締役から構成されており、リスクの所在・種類、対応策及びその実施状況、並びにリスク管理の状況について監督することで、当社グループを取り巻く経営環境や当社グループの経営戦略に鑑みて、適切なリスク管理態勢を確立し、継続的に改善を図っています。
なお現在、気候関連リスクは、グループリスク管理基本規程において設定、管理するリスク区分としてではなく、それらリスク区分に横断的に影響を及ぼす要因と捉えて管理しています。今後も気候変動問題のリスク管理態勢について、継続的に改善・強化を検討・実行していきます。
このほか、人権侵害リスクに関しては、経営上の重要な課題であると認識し、2023年3月に人権尊重に関する基本方針を策定し公表し、2024年6月24日に改訂しました。当社グループでは「国際人権章典」 、国際労働機関(ILO)の定める「労働における基本的原則及び権利に関するILO宣言」で示されている国際的に認められた人権を尊重し、強制労働や児童労働の他、人種、宗教、性別、性的指向、性自認、国籍、年齢、障害等いかなる理由による差別やハラスメントも容認しません。人権の尊重は当社グループの存立基盤であり、持続可能な事業の根幹をなすものとして、今後、適切な人権デューデリジェンスを行い、人権を侵害するリスクの特定やその防止・軽減に努めてまいります。
<スパークス・グループ 人権尊重に関する基本方針>
https://www.sparx.jp/sustainability/humanrights.html
戦略
当社グループは、パーパス実現に向け、様々なサステナビリティに係る課題の中でも、特に環境、社会、ガバナンスについて、下記の課題を認識しております。
サステナビリティに係る課題
(環境)
当社グループは、顧客資産を中長期にわたり運用していくために、持続可能性のある生態系全体を含めた地球環境の維持は必須と認識しております。特に、気候変動問題の解決のための重要課題であると捉えています。
(社会)
当社グループは、人間の活動が世界規模で複雑に絡んでおり、この結果、社会的課題の理解と解決の難易度は高まっていると認識しています。また、当社グループの事業を運営していく上で、従業員、顧客、取引先、地域社会等ステークホルダーとの良好な関係維持は重要であり、かつ課題であると認識しています。また、サプライチェーンが拡大する中で、直接的な課題である労働条件等の課題だけでなく、世界各国での児童労働、贈収賄、人権問題など社会課題がより重要になっているとの認識をしております。
さらに、当社グループ自身の中長期的な成長を持続可能なものとしていくためにも、独立系の存在基盤を確固たるものとすべく、投資哲学を共有した「人財」の育成と、その「人財」を活かす仕組みを維持改善していくことが必須であると認識しています。
(ガバナンス)
当グループは、投資先に係るガバナンスを評価する際には、経営者の人間性や資質、経営判断基準や業務執行体制が合理的であるか否かが、最も重要な要素であり、かつ課題であると認識しています。また、当社グループ自身においても、より良いガバナンス体制の構築が必須であると認識しています。
サステナビリティに係る取組
当社グループは、前述した環境・社会課題の解決に対し、投資活動を通じて寄与することで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。具体的には、ESGの観点から、当該課題の解決に繋がる事業への投資活動や、既に投資を行っている投資先へのエンゲージメントを実施する他、株主として必要に応じて投資先企業のESG課題の改善の支援を行ってまいります。また、投資先企業の事業活動が環境・社会にもたらすインパクトに、より注目した投資活動も行ってまいります。
(環境)
当社グループは、企業活動や消費行動などの人類の活動が環境にもたらすマイナス面を減らし、プラス面を増やす活動に対して、投資を通じて積極的に関与してまいります。
特に重要課題であるカーボンニュートラルの実現に向けて、ファンドスキームを活用した再生可能エネルギー発電施設の建設・運営すること等を通して貢献してまいりました。今後も投資運用サービスを通じた地球環境問題への対応を行ってまいります。
(社会)
当社グループは、創業当初より、企業の定性的評価を重視して投資を実行してまいりました。それは、「企業収益の質」「経営者の質」「市場成長性」という3つの評価軸での分析です。この分析を通じて常に当社グループは、企業の存続可能性として重要である、経営ビジョン、従業員のモチベーション、サプライヤーとの長期的関係などに注目しており、これらの要因はSDGs、ESGが掲げるものと多くのものが共通しています。このように創業当初から、当社グループは責任ある投資を実践してまいりました。この当社グループの伝統である責任投資に対する社会的な要請が高まる中、価値創出に資する責任投資の高度化・拡大・浸透は、健全な資本市場および持続可能な社会の実現に向けた、老舗投資会社としての当社グループの当然の責務であると考えております。この実現のため、やはり創業以来の一貫した基本姿勢である「ボトムアップ・アプローチ」を通じて、自分たちの目で現場を確認(現地現物)しながら、社会的課題の解決に取り組み、必要に応じて行政や地域コミュニティも交えて対話を行ってまいります。
また、顧客を初めとするステークホルダーから選ばれ、結果的に高い収益力を維持すること、またこれらを支える「人財」を育成・擁することは、独立系の存在基盤を確固たるものとした上でパーパスを実現するために必須と考えております。具体的には、バフェット・クラブ等の社内勉強会における投資哲学の共有等から醸成される投資力、ユニークな投資アイデア創出力の他、フロント・バック部門一体となった顧客本位の業務運営や、社内に望ましい行動様式を明確化・浸透させるとともに、各部署・各階層一丸となって投資アイデアを具体的にパッケージング化すること等によって、継続的に他社比で高く、持続可能な収益性を実現するための仕組みが、様々な施策に落しこまれている経営体制を目指してまいります。
さらに、上記を支える当社グループの基盤として、従業員等のダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)&インクルージョン(包括性)やウェルビーイング、当社グループが大切にする価値観をベースにした投資力の育成、継承などの人材開発にも注力してまいります。
(ガバナンス)
当社グループは、責任投資の一環として、環境や社会の課題のみならず、投資先のガバナンス課題にも着目しています。具体的には、2000 年代初頭から、ガバナンス投資により注目した投資の実践を行っております。
また自ら、独立系の強みを生かした、効果的・効率的な、健全で透明性の高いガバナンス体制を構築してまいります。具体的には、高度のガバナンス態勢を構築・維持することで顧客からの支持を得るとともに、資本市場に対して範を示してまいります。特に、様々な投資戦略を展開する中でも、グループ会社間、投資戦略間、ファンド間の利益相反管理など、適切なリスク管理を行ってまいります。その他、適切な決算・開示や納税、日本の金融商品取引法を始めとする各国各種の法令や諸規則を遵守する透明性の高いプロセスを構築してまいります。
当社グループは、ESGの重要性および環境・社会課題の解決に投資活動が貢献出来ることについて、当社グループのステークホルダーをはじめとする多くの関係者の理解を得ることも重要であると認識しています。今後も、こうした当社の考え方を発信するとともに、ステークホルダーとの対話を実施することにより、ESG課題を含むサステナビリティに関連する「リスク」を最小化し、「機会」を早期に発見することによって、本基本方針の目的を達成してまいります。具体的には、株主総会、IR説明会の他、当社グループのWebサイトやYouTubeチャンネル等を通じた情報発信を行っていく他、再生エネルギーに対する理解の促進に向けた「こどもエネルギーサミット」等を通じて、次世代への教育にも引き続き取り組んでまいります。
当社グループは、「良き企業市民」としての社会的責任を果たすため、以下のイニシアティブを支持し、参画しています。今後も、サステナビリティに係る課題への対応を進めるに際し、真に有用なイニシアティブ等については、具体的に参画を検討し、必要に応じて参画してまいります。
・PRI(Principles for Responsible Investment:責任投資原則)
・TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures:気候関連財務情報開示タスクフォース)
指標及び目標
以下の(1) 気候変動及び(2) 人的資本・多様性に関する方針及び取組において、記載しております。
サステナビリティにおいて重要と考える(1) 気候変動及び(2) 人的資本・多様性に関する方針及び取組は以下のとおりです。なお、気候変動については、当社グループのビジネス上、上場会社としての気候変動への取り組みと、お客様からお預かりした資産を運用する投資会社としての投資先への取り組みの2つの側面をもっております。
(1) 気候変動
気候変動への取り組み (上場会社として)
当社グループでは、私たちの投資を通じて地球環境と人間が共生できる社会の実現に積極的に関わることを目指し、2020年1月に「気候変動関連財務情報開示タスクフォース(TCFD : Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」が公表した提言に賛同の意を表明いたしました。
①ガバナンス
当社グループでは、「サステナビリティに関する基本方針」を策定し、気候変動を含むサステナビリティに係る課題への対応を経営上の最重要課題の1つと認識しています。よって、気候関連の課題に関する基本方針に関しては、取締役会において議論・決議を行い、具体的な業務の執行にあたっては、その中心的な意思決定機関である経営会議において、少なくとも年に1回、かつ、必要に応じ適時に、具体的な活動方針や推進施策等の議論・決定し、取締役会に報告することで実施内容を取締役会が監督するというガバナンス体制を構築しています。
取締役会は、その過半数が社外取締役から構成されており、具体的な活動方針や推進施策等に対し、進捗状況の検証や審議等を実施することにより、PDCAサイクルによって、適切にマネジメントを推進し、継続的に改善を図っています。また経営会議には、業務執行の中心メンバーである社内取締役及び執行役員が全員参加し、少なくとも毎月1度は開催され、その内容については適時に取締役会に報告されます。なお、経営会議におけるサステナビリティ経営に関する議論を具体的に進めるため、サステナビリティ企画室を設置しています。
ガバナンス体制図(図1)
②リスク管理
気候変動に関するリスク管理については上記のサステナビリティのリスク管理に含めて管理しております。詳細については(1)サステナビリティ ②リスク管理を参照ください。
③戦略
当社グループは、顧客資産を中長期にわたり運用していくために、持続可能性のある生態系全体を含めた地球環境の維持は必須と認識しております。特に、気候変動問題は、この目的達成のための重要課題であると捉えています。
気候変動は平均気温上昇による自然災害の激甚化や脱炭素社会の移行に伴う社会経済の変化をもたらすことから、これらに関連したリスクと機会が生じます。
リスクには、自然災害や異常気象の増加等によってもたらされる急性リスクや平均気温上昇に伴い発生する慢性リスクといった「物理的リスク」と、脱炭素化に向けた規制強化や脱炭素技術移行への対応といった「移行リスク」の2つがあります。
機会には、気候変動問題の解決のための技術革新や市場の変化等に伴う企業の収益機会があります。当社グループは、気候変動対策や脱炭素社会への移行を、新しい投資商品の提供を通じてサポート・実現することで当社グループビジネス機会の拡大に繋げ、ひいては持続可能な環境・社会の実現に貢献していきます。
当社グループは、TCFDの提言を踏まえ、以下の通り、リスク(物理的リスク、移行リスク)及び機会について、短期・中期・長期の目線での把握に努めています。投資会社である当社グループへの直接的な影響としては、他の業種に比べて大きくないものと考えていますが、今後は、これらの想定を、複数のシナリオ分析等によって検証し、より具体的な財務的な影響等を把握するよう努めていきます。なお、大規模な自然災害といった物理的リスクについては、自社の事業の継続性を確保するための定期的なBCPの見直しや管理体制の強化を図っています。
<気候関連のリスク>
|
リスクの種類 |
リスクの内容 |
想定される主な影響 |
想定期間 |
|
|
移行リスク |
政策・法規制 |
・GHG排出価格(炭素税)の上昇 |
・制度変更や規制強化に伴うコスト増加による業績への悪影響
|
中期~長期 |
|
|
技術 |
・急速な技術革新による産業構造の変化への対応の遅れ など |
・産業構造の変化をとらえた新たな投資商品を提供する機会を逸することによる結果的な業績への悪影響 |
中期~長期 |
|
|
市場 |
・投資家の嗜好変化 など |
・投資家の嗜好が変化することに対して、適切な投資商品を提供する機会を逸することによる結果的な業績への悪影響 |
中期~長期 |
|
|
評判 |
・気候変動対策への取組み不足によるレピュテーショナルリスクの増加 など |
・評判悪化によるビジネス機会の減少による業績への悪影響 |
短期~中期 |
|
物理的リスク |
急性/慢性 |
・豪雨・巨大台風などの災害増加 |
・当社グループの拠点や社員の被災などによる事業活動の制約による業績への悪影響 |
中期~長期 |
(想定期間)短期:0~3年、中期:3~10年、長期:10~30年
<気候関連の機会>
上記気候関連のリスクへの対応策を検討する際には、例えば「急速な技術革新による産業構造の変化への対応の遅れ」を「産業構造の変化を急速にもたらす技術を有する会社に投資機会を見出し、投資戦略に落とし込んでいく」など事業機会に捉え直すことで、投資戦略の立案に繋げています。
④指標及び目標
当社グループは、2050年カーボンニュートラルの実現を目指し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進しています。気候関連リスクの低減および機会の創出を目的として、温室効果ガス(以下、「GHG」)排出量を主要な指標として設定し、具体的な削減目標を定めたうえで、その達成状況を継続的にモニタリングしています。これらの指標および目標の進捗状況については、少なくとも年1回、また必要に応じて、経営会議および取締役会に報告しています。
2025年度における当社グループの事業活動に伴うGHG排出量(Scope1およびScope2の合計※1)は、約88.59 tCO2eとなり、2020年度基準比で37.6%の削減となりました。主な要因として、2022年9月以降、国内拠点各社が入居するビルにおいて、電力を非化石証書付き再生可能エネルギー由来の電力に切り替えたことによる削減効果が挙げられます。
一方で、2024年11月以降、事業拡大に伴う増床の影響により、GHG排出量はScope2において増加しています。なお、当社グループは、2030年度までにGHG排出量を2020年度基準比で33%削減する中間目標を設定していますが、当該目標については既に達成しています。引き続き、事業規模の拡大を踏まえつつ、さらなる排出量削減に向けた施策の検討および実行を進めていきます。
また、Scope1およびScope2に加え、サプライチェーン全体における気候関連リスクおよび機会を把握するため、「環境省グリーン・バリューチェーンプラットフォーム」等を活用し、GHG排出量(Scope3)の算定およびモニタリングを継続しています。特にScope3のうち、カテゴリ15「投融資」については、金融機関としての気候関連リスクおよび機会の把握において重要な指標であると認識しており、PCAF※2の手法に基づき、投融資を通じたGHG排出量(Financed Emissions)の算定に向けたデータ整備を進めています。
Scope1・2
tCO2e
|
|
2020年度 |
2023年度 |
2024年度 |
2025年度 |
|
Scope1(直接的排出) |
6.05 |
5.30 |
4.13 |
4.13 |
|
Scope2(間接的排出)※3 |
135.93 |
75.66 |
82.54 |
84.47 |
|
Scope1・Scope2合計 |
141.98 |
80.96 |
86.67 |
88.59 |
|
削減実績(2020年度基準比) |
- |
▲43.0% |
▲39.0% |
▲37.6% |
|
削減実績(前年度比) |
- |
▲26.3% |
7.1% |
2.2% |
Scope3
tCO2e
|
|
カテゴリ |
2023年度 |
2024年度 |
2025年度 |
|
Scope3 |
カテゴリ1(購入した製品・サービス) |
4.23 |
3.98 |
4.07 |
|
Scope3 |
カテゴリ2(資本財) |
124.47 |
1,467.81 |
280.48 |
|
Scope3 |
カテゴリ5(事業から出る廃棄物) |
0.36 |
0.54 |
0.39 |
|
Scope3 |
カテゴリ6(出張) |
822.59 |
1,115.39 |
1,005.37 |
|
Scope3 |
カテゴリ7(雇用者の通勤) |
54.36 |
56.35 |
56.21 |
(算定期間)各年度:4月1日~翌年3月31日
(算定範囲)
Scope1・Scope2:国内拠点グループ各社※4(スパークス・苫小牧グリーン水素製造所を除く※5)、 SPARX Asset Management Korea Co., Ltd.※6、 SPARX Asia Investment Advisors Limited※6
Scope3:国内拠点グループ各社※4(カテゴリ1,5,6はスパークス・苫小牧グリーン水素製造所を除く※5)
[算定方法]
Scope3の算定方法、排出計数等は、環境省・経済産業省の「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドラインVer.2.8」「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース Ver.3.6」に基づき算出
カテゴリ1:国内拠点グループ各社※4のコピー用紙の購入金額に排出原単位を乗じて算出
カテゴリ2:該当年度内、国内拠点グループ各社※4の固定資産取得額に排出原単位を乗じて算出
カテゴリ5:国内拠点グループ各社※4の排出廃棄物を種類・処分方法ごとに排出原単位を乗じて算出
カテゴリ6:国内拠点グループ各社※4の国内外出張金額より算出(航空機、鉄道、バス、タクシーの利用金額ごとに排出原単位を乗じて算出)
カテゴリ7:該当年度末の国内拠点グループ各社※4の社員の月額通勤費を年額に換算して算出(鉄道、バスの利用金額ごとに排出原単位を乗じて算出)
※1 GHG排出量算定基準は、GHGプロトコルに基づくScope1(直接排出)+Scope2(間接排出)
※2 Partnership for Carbon Accounting Financials
※3 Scope2は、マーケット基準にて算出
※4 2024年度以降の国内拠点グループ各社は、以下の通り
スパークス・グループ株式会社
スパークス・アセット・マネジメント株式会社
スパークス・グリーンエナジー&テクノロジー株式会社
スパークス・アセット・トラスト&マネジメント株式会社
スパークス・インベストメント株式会社
2023年度以前の国内拠点グループ各社は、以下の通り
スパークス・グループ株式会社
スパークス・アセット・マネジメント株式会社
スパークス・グリーンエナジー&テクノロジー株式会社
スパークス・アセット・トラスト&マネジメント株式会社
スパークス・インベストメント株式会社
スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー株式会社
なお、2025年4月にスパークス・AI&テクノロジーズ・インベストメント株式会社はスパークス・インベストメント株式会社に社名変更しました。2024年4月にスパークス・イノベーション・フォー・フューチャー株式会社は解散しました。
※5 2025年3月に稼働を開始したスパークス・苫小牧グリーン水素製造所は、環境省委託の実証事業であるため、現時点ではGHG排出量の算定範囲には含めていません。今後は、事業の進捗状況や商用化の見通し等を踏まえ、算定対象への反映可否を検討します。
※6 所在国の排出係数を使用して算出
責任投資に係る取り組み (投資会社として)
スパークス・グループ内のアセットマネジメント会社が、受託しているポートフォリオの運用を通じた、投資先の気候変動への対応状況の分析および影響度の評価に関する取り組みについては、以下の通りです。
①ガバナンス
当社グループは、「(投資を通じて)世界を豊かに、健やかに、そして幸せにする」というパーパスを掲げ、この達成のため、顧客よりお預かりする全ての資産に関する顕在・潜在双方のリスクと機会を適切に把握、管理しています。
具体的には、責任投資の監督責任、説明責任を果たすため、当社取締役会の諮問機関として、グループCIOを委員長とする責任投資委員会を設置しています。なお、責任投資委員会には、全ての社内取締役、グループ執行役員が委員として参加し、少なくとも四半期に一度は開催され、その内容について適時に取締役会に報告の上、実施内容について取締役会が監督するというガバナンス体制を構築しています。また、責任投資委員会における責任投資原則の実践に関する議論を具体的に進めるため、責任投資推進室を設置しています。
当該委員会においては、グループ各社の投資政策委員会(もしくは同等の組織)から気候変動関連リスク・機会への対処ならびに人権尊重を含む責任投資の実施状況の報告が行われるほか、気候変動関連リスク・機会への対処ならびに人権尊重を含む責任投資ポリシーなどの変更承認、責任投資の実施に関する年次報告書の承認などを行っています。
なお、当該委員会には外部アドバイザーが陪席し、独立した立場から、報告や審議内容に対する助言がなされ、責任投資に関する最新の動向が共有されています。
当連結会計年度は責任投資委員会を計5回実施し、各投資政策委員会から、責任投資の実施状況の報告、責任投資方針の見直し、年次報告書が報告され、承認されました。
※体制図は、図1を参照
②リスク管理
当社グループは、投資先企業の調査・分析及び投資判断において、ボトム・アップリサーチによる企業の定性的評価を重視しています。ボトム・アップリサーチにおいて、期待投資リターンの評価を行うとともに、ESGに関する機会とリスクも定性的に評価しています。
また、外部ベンダーの気候変動関連データをエンゲージメント先の選定や対話に活かしながら、投資先企業に気候変動に係る取り組みを促進するよう働きかけを行うことが可能な態勢整備を進めています。
なお、上場株式投資戦略及び上場株式オルタナティブ投資戦略のポートフォリオに関して、外部ベンダーの気候変動関連データを参照し、各ポートフォリオとベンチマーク(もしくは参考インデックス)について、カーボンフットプリント(事業活動に伴って排出される温室効果ガスのCO2換算量)と加重平均カーボンインテンシティ(WACI : Weighted Average Carbon Intensity)を計測した数値を投資政策委員会に、エンゲージメント件数を責任投資委員会に報告しています(*)。
*エンゲージメント件数の責任投資委員会への報告は、2023年1月より開始
③戦略
気候変動問題の解決のためには、投資先企業が気候変動に関するリスクと機会を中長期的な目線で経営戦略に組み込み、対応を進めることが重要であると認識しています。アセットマネージャーとして、投資先企業の気候変動に関するリスクと機会が、顧客資産の運用ポートフォリオに及ぼす影響を把握するため、運用資産残高の大部分を占める、上場株式投資戦略及び上場株式オルタナティブ投資戦略(*1)の、2025年12月末時点のポートフォリオについて、S&P Globalにシナリオ分析を委託し、実施しました。
なお、2025年12月末時点の、当社グループの投資戦略別運用資産残高は、表の通りです。
|
|
(単位:億円) |
|
日本株式 |
15,592 |
|
OneAsia |
2,071 |
|
実物資産 |
3,146 |
|
プライベート・エクイティ(未来創生他)(*2) |
1,525 |
|
合計 |
22,336 |
2℃未満目標との整合性:温室効果ガス移行経路評価
上場株式投資戦略及び上場株式オルタナティブ投資戦略のポートフォリオとベンチマーク(*3)について、移行経路アプローチに基づき温暖化対策のための国際目標との整合性を評価しました。S&P Globalの温室効果ガス移行経路評価を利用することで、ポートフォリオにおける2℃未満目標に対する整合性の程度を把握することができます。
本評価では、過去の実績と将来(中期)の予想排出量の双方を評価対象とし、投資先の時間経過に伴う排出削減が温暖化防止目標に沿った適正な水準にあるかどうかを検証します。その結果、上場株式投資戦略及び上場株式オルタナティブ投資戦略のポートフォリオでは、昨年に引き続き、2℃以上3℃未満の水準、ベンチマークについては2℃以上3℃未満の水準にあるとの評価(*4)になりました。今後、ポートフォリオを2℃未満に整合させることも視野に当社グループとして何ができるかを社内で検討していきます。
*1 上場株式投資戦略及び上場株式オルタナティブ投資戦略は、表中の「日本株式」と「OneAsia」の合計で、17,664億円です。
*2 プライベート・エクイティ投資戦略(未来創生ファンド)は、表中の「プライベート・エクイティ」のうち、1,153億円です。
*3 上場株式投資戦略及び上場株式オルタナティブ投資戦略のベンチマークは、TOPIX、KOSPI、MSCI Asia除く日本、を対応する市場の運用資産残高で加重平均し合成しています。
*4 2℃未満目標に対する整合性分析について、昨年と本年の結果を比較すると、データカバー率には大きな変化は見られませんでした(詳細は下記参照)。ただし、ベンチマークを構成する銘柄のうち、比較的時価総額の大きい企業においてデータ開示が進展したことにより、S&P Global社の推計データの利用が減少し、企業による実際の開示データの利用が増加しました。このことが、ベンチマークの2℃未満目標との整合性改善に寄与した要因の一つであると考えています。
|
カバレッジ |
2024年 |
2025年 |
||
|
ポートフォリオ |
ベンチマーク |
ポートフォリオ |
ベンチマーク |
|
|
カーボンパフォーマンス |
100% |
100% |
100% |
100% |
|
パリ協定との整合性 |
96% |
99% |
98% |
99% |
|
シナリオ分析―カーボンプライシング |
100% |
100% |
100% |
100% |
|
シナリオ分析―物理リスク |
100% |
100% |
100% |
100% |
移行リスク
TCFDは、気候関連のリスクを移行リスクと物理的リスクの2つに分類しています。移行リスクは脱炭素経済への移行に関連するリスク、物理的リスクは気候変動の物理的影響に関連したリスクです。
上場株式投資戦略及び上場株式オルタナティブ投資戦略のポートフォリオにおける、気候関連リスクの財務的インパクト(将来のカーボン・プライスが及ぼす財務への影響)を評価しました。
上場株式投資戦略及び上場株式オルタナティブ投資戦略のポートフォリオにおける将来負担すると推定される炭素コスト(Unpriced Cost of Carbon : UCC)は、地域別では日本の割り当てが高く、セクター別では資本財・サービス、素材、生活必需品が高い結果となりました。当該戦略のポートフォリオは、日本国内でのカーボン・コストの上昇をもたらす気候関連の政策変更リスクに最も影響を受けるものと考えられます。投資先企業が将来負担する炭素コストに対して、現時点でどの程度支払う能力があるかを示すEBITDAアット・リスクは、高位シナリオ(*)に基づく2030年時点のポートフォリオ加重平均値で約4.54%、一方ベンチマークは約8.33%でした。
EBITDAが10%以上減少するリスクがある投資先の割合に注目すると、2024年はポートフォリオが10.68%、ベンチマークが12.64%であったのに対して、2025年はポートフォリオが7.58%、ベンチマークが11.43%と、昨年に引き続きポートフォリオについてより進展が見られました。
EBITDAアット・リスク
|
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2024年 |
2025年 |
||
|
ポートフォリオ |
ベンチマーク |
ポートフォリオ |
ベンチマーク |
|
|
EBITDA アット・リスク |
6.56% |
11.07% |
4.54% |
8.33% |
|
ウエイト>10%アット・リスク |
10.68% |
12.64% |
7.58% |
11.43% |
国別UCCの内訳
セクター別UCCの内訳
*パリ協定に整合し、2100年までの気温上昇を2℃未満に抑えるというシナリオで、OECDとIEAの調査に基づいています。
物理的リスク
上場株式投資戦略及び上場株式オルタナティブ投資戦略のポートフォリオにおける物理的リスクを、2050年時点の中高位シナリオ(*)に基づき評価しました。10のハザードタイプ(山火事、寒波、熱波、水ストレス、海岸沿岸洪水、河川氾濫、内水氾濫(都市型洪水)、熱帯サイクロン、干ばつ、地すべり)のうち、エクスポージャースコアが高かったのは、熱波でした。また、財務インパクトが大きかったのも熱波でした。
出所:S&P Globalデータよりスパークスにて作成
*2100年までの気温上昇が2.8-4.6℃となるシナリオで、Shared Socioeconomic Pathway(SSP)の3, Representative Concentration Pathway (RCP)の7.0に該当します。エクスポージャースコアは1から100のスケールで表現され、100が考えうる最大のリスク、1は最小のリスクを示します。財務インパクトは、気候変動に関連して発生する可能性のある損失(設備投資、運用経費、事業中断など)を資産価値に対する割合(%)として表示します。
④指標及び目標
当社グループは、パリ協定の長期目標に賛同し、世界的な平均気温の上昇を抑えるため、投資会社として、1企業として、積極的に活動を行う所存です。当社グループは、すべての投資先企業および投資案件が2050年までに温室効果ガス排出量をネットニュートラルにするという目標を掲げること、これに向けた取り組みを進めていくことに、投資会社として貢献していきます。
上場株式投資戦略及び上場株式オルタナティブ投資戦略の2025年12月末時点のポートフォリオに関して、TCFDが開示を推奨しているカーボンフットプリント(事業活動に伴って排出される温室効果ガスのCO2換算量)、加重平均カーボンインテンシティ(WACI : Weighted Average Carbon Intensity)を、以下の通り算出しました。
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2024年 |
2025年 |
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カーボンフットプリント |
349,189 tCO2e |
353,296 tCO2e |
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WACI |
57.57 tCO2e/百万米ドル |
57.35 tCO2e/百万米ドル |
上記、カーボンフットプリント、WACIのいずれの算出に関し、投資先の開示情報や、使用可能な開示情報がない場合はモデリングによる独自アプローチによりGHG排出量を算出するS&P Globalのデータを使用しています。なお、Scope1及びScope2を対象に算出しています。当社グループの運用資産において、GHG排出量や外部評価機関の評価などは、分析を補完するために積極的に活用する方針ですが、データの信頼性、評価方法の違いがあることから、数値を比較するのではなく、データを継続してモニターし、今後の利用方法を検討しています。
なお、運用資産残高が約19.3%増加したことに伴い、ポートフォリオのカーボンフットプリントも増加していますが、加重平均カーボンインテンシティ(WACI)は昨年と同水準を維持しており、銘柄選択効果が寄与しています。
顧客資産の運用のうち、個別戦略の目標
(上場株式投資戦略及び上場株式オルタナティブ投資戦略)
当該投資戦略は、パリ協定の長期目標に賛同し、世界的な平均気温の上昇を抑えるため、投資会社として、積極的に活動を行う所存です。したがって、すべてのポートフォリオの保有銘柄が、2050年までに温室効果ガス排出量をネットニュートラルにするという目標を掲げること、これに向けた取り組みを進めていくことに貢献していきます。
そのためには、投資先企業が、パリ協定に従い温室効果ガス削減計画を立案し、実行していくことが望ましいと考えます。
ただし、それまでのプロセスとして、すでに排出量が少ない企業、パリ協定に基づき削減施策を実行している企業にだけ投資するのではなく、今後削減施策を実行すると思われる企業を支援することが重要と考えます。
したがって、中間目標として、2030年までに日本株式投資戦略(*1)の全てのファンドにおいて、ポートフォリオの40%以上(*2)がネットニュートラル目標を表明することとし、これに向けた取り組みを進めていくことに貢献していきます。
*1 上場株式投資戦略および上場株式オルタナティブ投資戦略のうち、日本株式に投資する戦略のこと。
*2 各ファンドにおいて、保有銘柄数ベースでネットニュートラル目標(Net Zero/Carbon Neutral等)を表明している銘柄の比率を算出し、その比率が40%以上であるファンド数を集計した上で、当該ファンド数を全ファンド数で除することにより算出しています。
目標に対する2025年12月現在の実績は以下の通りです。
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2030年目標 |
日本株式投資戦略のすべてのファンドにおいてネットニュートラル目標表明比率40%以上 |
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2024年実績(*) |
ネットニュートラル目標表明比率40%以上のファンド比率(ファンド数ベース)が62.16% |
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2025年実績
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ネットニュートラル目標表明比率40%以上のファンド比率(ファンド数ベース)が69.77% |
*ネットニュートラル目標を表明している企業のデータは、2025年3月末現在を参照しています。
当該投資戦略は、長期的に投資先企業が、パリ協定に従い温室効果ガス削減計画を立案し、実行していくことを、対話により支援していきます。2025年における主な対話事例を下記にご紹介いたします。
当該投資戦略は、GHG削減ロードマップを含む気候関連情報開示の充実を促すことを目的として、A社との対話を行いました。A社は、水処理・汚泥処理を中心とした環境関連プラント・システムの提供を行うエンジニアリング企業であり、社会インフラを支える事業特性上、事業拡大と環境対応の両立が求められています。尚、A社はTCFD提言に沿った気候関連情報開示を実施しています。
当社は、近年、温室効果ガス排出量の算定対象範囲に含まれる会社数の増加に伴い、同社の排出量が大きく増加している点に着目し、その背景および中長期的な削減に向けたロードマップについて確認を行いました。
対話を通じて、A社は、自治体向け事業が中心であることから排出量データの把握・算定が容易でない点や、次世代型汚泥処理システムの導入進展に伴い、事業成長局面では温室効果ガス排出量の絶対量が増加する可能性がある点を課題として挙げました。これを受け、当社からは、事業成長と脱炭素への取り組みを両立して評価・説明する手法として、カーボンインテンシティ指標の活用を含む開示の高度化を提案し、同社から前向きな姿勢が示されました。
当社は、引き続き建設的な対話を通じて、同社の気候変動対応および長期的な企業価値創造を支援していきます。
(プライベート・エクイティ投資戦略(未来創生ファンド))
地球環境の持続可能性に関する問題は大きなリスク要因である一方、ベンチャー企業にとってのビジネスチャンスでもあります。当該投資戦略では、例えば、社会全体の効率化・スマート化によるエネルギー消費の抑制、水素の活用など、温室効果ガス排出削減の取組み、資源枯渇を防ぐ糸口となるような新素材の開発など、幅広いテーマから環境問題解決の視点を持ってベンチャー企業を発掘し、投資・支援していきます。
また、ベンチャー企業自身が環境に与えうる直接的・間接的な影響を把握しコントロールする能力があるか否か、また、環境保全のマインドを持つ経営者か否かを分析します。
当該投資戦略は、パリ協定の長期目標に賛同し、世界的な平均気温の上昇を抑えるため、投資会社として積極的に活動を行う所存です。すべての投資先企業、案件が2050年までに温室効果ガス排出量をネットニュートラルにするという目標を掲げること、これに向けた取り組みを進めていくことに、貢献していきます。それまでのプロセスとして、当該投資戦略の投資担当者が、投資先企業の気候変動の対応に関する財務・非財務情報開示に向けてのガイド役となることを目指します。当該投資戦略がガイド役として、投資先企業が未上場の段階から気候変動に関する財務情報開示に向けて最大限取り組めるよう、気候関連リスクと機会の評価、そしてその財務上の影響についての議論に参加した主な事例を下記にご紹介いたします。
B社は、家畜排せつ物の管理改善を通じて温室効果ガス(GHG)排出量の削減およびJ-クレジットの創出に取り組んでいます。酪農業界は今後、環境保護団体から厳しい目が向けられることが予想されるため、当該投資戦略はB社に対して、上場前の段階からこれらのリスクに対する認識を持ち、対策を検討するよう促しました。また、経営陣だけでなく社外取締役とも対話を行い、リスクおよび機会に対する意識を高めるよう働きかけました。同社は上場を見据え、継続して本件について議論をしています。今後もCO₂排出量の可視化を含む適切な開示等、環境課題への対応策を提案していきます。
C社は、ガスの吸着や触媒用途に使われる化学素材を開発、製造しています。同社は、環境負荷を抑えつつ、低コストでこの化学素材を生産できる点に強みを持っています。当該投資戦略は、C社とともに、この化学素材製造に伴うCO₂排出量を算出する手法について意見交換を行いました。特に、生産設備における電力使用量をどのように推計するかが課題となっていました。同社では排出量の可視化に前向きに取り組んでいるものの、限られたリソースの中でコストを抑えた手法の選定に課題があるとのことでした。当該投資戦略からは、大手企業の事例も参考にしつつ、C社の現在の事業規模や実行可能性を考慮した、簡素かつ実用的な推計方法を提案しました。これにより、同社が初期段階から合理的な気候変動対応を進められるよう支援しました。支援した推計方法については、継続して現在も排出量の算出に利用されていることを確認しております。当該投資戦略は、今後もモニタリング・対話を継続して参ります。
今後も、気候変動問題解決に向けた取り組みを一層進め、情報開示を行ってまいります。
(2) 人的資本・多様性に関する方針及び取組
当社グループのパーパス、ビジョン(=思想)に共感し、集う優秀な人財が、様々な多様性を互いに尊重し、最高のプロフェッショナルとなるべく能力・技術の向上に主体的に取り組むだけでなく、思想・技を実現するための行動規範(=所作)を大切にすることで優れた人格の形成にも取り組み、互いに切磋琢磨する成長の機会を与えられ、全員が一丸となって「もっと良い投資(=技)」を実践・提供することで組織の成長に貢献するという働きがいを感じることのできる場を提供してまいります。
また、当社グループの競争力の源泉は、「①イノベーション力」×「②コミュニケーション力」、つまり「個々の高い専門性を掛け合わせて組織で戦う」ことにあると考えています。よって、①アカウンタブルで再現性の高い投資力やユニークな投資アイデア創出力を強化するため、②社内に望ましい行動様式を明確化・浸透させるとともに、全社一丸となって投資アイデアを具体的にパッケージング化する力を強化するため、また③それらのベースとなる働きやすい環境を整えるため、それぞれ必要と考える諸施策を講じてまいります。
① 人材の育成方針について
プロフェッショナルファームとして役職員は高い専門性を有しておりますが、変化が激しく不確実かつ複雑化した環境下において新たな投資分野への参入などにより業務が拡大していく中、必要とされる知識やスキルは多様化しており、また常にアップデートしていかなければならず、役職員が専門領域において主体的に学び実践することが重要であると考えております。そのために専門領域に関する自己研鑽費用への補助や資格取得時等の報奨金の拡充、社員同士が教え合うOJTの強化などに取り組んでまいります。加えて、専門領域以外においても、プロフェッショナルとしてのインテリジェンスをより高めるために、幅広く知的好奇心を満たす学習機会の提供にも取り組んでまいります。また個々人の主体的な学びを重視しつつ、各部門において必要な知識・スキルを身に付けた役職員を計画的に育成していくために、部門別教育の強化にも取り組んでまいります。
② 人材の多様性の確保に向けた社内環境整備方針について
当社グループとしては、異なる経験や知見、属性等を尊重し、それらを反映した多様な視点と価値観を有することは、新たな価値を創造し、持続的な成長と企業価値の向上、ひいては当社グループのパーパスである「世界を豊かに、健やかに、そして幸せにする」の実現に欠かせないものと考えております。このため、従来から性別や国籍等の属性に関係なく、経験や能力、当社グループのパーパスやビジョン、ミッション、大切にしている価値観に対して理解と共感が出来る人材を人物本位で採用や登用を行っております。
当社グループの人員は、主に中途採用者で構成されており、品格を備え、意欲と能力がある優秀な人材であれば、性別や国籍等の属性に関わらず、たとえ未経験、異業種出身者であっても積極的に採用しております。中途採用者は、それぞれが異なるキャリアを有していることから、様々な視点や経験を有しており、当社グループ固有の慣習や経験則のみに縛られず、非常に多様性に富んだ組織構成になっております。更に、異業種から出向者を受け入れる等、金融業界以外の価値観や知見を有する人材を取り込むことで、多様性ある組織の構築を目指しております。
その上で新規に採用した役職員には、永続させるべき創業来大切にしている価値観や行動指針を代表取締役社長とのミーティングを通して理解を深めてもらい、また定期的に部門単位にワークショップを開催し、皆で考える機会を設ける等して組織全体でそれらを体現できるように努めています。その上で、行動指針に沿った行動が出来ているかを周りから評価を受ける仕組みを導入し、自身の行動を客観的に振り返ることで、多様なバックグラウンドや知見を有する組織にあっても当社グループが掲げるパーパスの実現に向けて全員のベクトルを合わせております。
当社グループは「プロフェッショナルファーム」であるという認識のもと、上記方針に従い、性別や国籍等の属性を問わず、経験や能力等人物本位で採用した中途採用者をベースに創業来事業拡大を行ってきており、これまで社員を管理職へ登用する上で、性別や国籍、採用時期や年齢等といった属性が要因となって昇進・昇格に差が出ているとは考えておりません。よって、「女性」「外国人」「中途採用者」に特化した管理職への登用に関する特別な基準や、それぞれの属性ごとに、定量的な管理職比率等の目標を形式的に定めることは、現時点においては致しません。
一方で、形式的な目標は定めておりませんが、女性があたり前に活躍できる環境づくりとして、下記[参考1]にあるようなライフステージに合わせて柔軟に支援ができる人事制度の導入を進めて参りました。また管理職候補者層に向けて、リーダーとして必要な心構えや求められる行動、その責任と遣り甲斐等について研修を通して実践的に学べる機会を提供することで、主体的に管理職として役割を果たしてゆきたいと考える者を増やし、経営の意思決定に関わる女性社員が増える土壌を引き続き構築して参ります。そうすることで結果的に「指導的地位に占める女性の割合が2030年までに30%以上となるよう取組を進める」という政府目標にも資することができるものと考えております。また、現時点では当社グループのビジネス基盤が日本中心であることから、外国人比率及び外国人管理職比率の割合は下記[参考2]の通りでありますが、今後、日本以外でのビジネスが拡大してゆけば、当該比率は必然的に上昇してゆくと考えております。
[参考1]
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ライフステージに沿った主な支援制度 |
内容 |
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就業時間の複線化 |
従業員が始業・就業時間帯を一定の範囲で選択できる。 |
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短時間正社員 |
育児(子の年齢制限無し)や介護(期間制限無し)等の事情から短時間勤務ができる。 |
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不妊治療休暇 |
有給で年10日限度に取得可能(半日単位/時間単位でも取得可能)。 |
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看護/介護休暇 |
有給で対象者一人当たり年5日を限度に取得可能。 |
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バックアップ休暇 |
未取得の年次有給休暇を最大30日積み立てることが可能。 |
*制度利用には会社の承認が必要な場合があります。
[参考2]
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2026年3月末時点(当社グループ職員 187名) |
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女性比率 |
73名(当社グループ職員に占める割合:39.0%) |
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女性管理職比率 |
9名(当社グループ管理職員に占める割合:27.3%) |
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外国人比率 |
41名(当社グループ職員に占める割合:21.9%) |
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外国人管理職比率 |
6名(当社グループ管理職員に占める割合:18.2%) |
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中途採用者比率 |
179名(当社グループ職員に占める割合:95.7%) |
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中途採用者管理職比率 |
32名(当社グループ管理職員に占める割合:97.0%) |
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育児休業取得者数 |
2026年3月期:男性4名(対象者4名) 女性3名(対象者3名) 2025年3月期:男性6名(対象者6名) 女性4名(対象者4名) 2024年3月期:男性3名(対象者3名) 女性1名(対象者1名) |
*育児休業取得者数は国内グループ会社の実績です。
*育児休業取得者数欄に記載の対象者数は本人又は配偶者が出産したグループ職員の人数です。
*育児休業期間が年度をまたぐ場合は、休業を開始した年度のみでカウントしています。
当社グループの多様性の確保に向けた社内環境整備の実施状況は以下のとおりです。
*性別や国籍等の属性や出身業界にとらわれず、多様性に富む中途採用者を軸とした人物本位での採用活動を継続しております。
*出産・育児・介護等、社員のライフステージに応じた支援を行い、また、男性が育児休業を取得しやすい風土の醸成と仕組みの導入にも取り組むことで、性別を問わずに仕事と就業との両立に資する施策を充実させるほか、就業時間帯の複線化や短時間勤務等、多様な働き方を整備してきております。
*仕組みとしてシニア、ベテラン社員の貴重な知識・経験・スキルを次世代の人材に伝承してゆき、若手社員の成長の機会を確保して参ります。
*ハラスメント研修等を通して、組織として多様な人材の受容度を向上させ、風通しの良い、心理的安全性が確保されている組織風土の構築に努めております。
*管理職手前の対象者に対して研修や情報提供、新規入社者のメンターに任命することで人材マネジメントの入口を経験することなどを通じて、管理職への昇格に対する意欲の向上に努めております。
*必要に応じて社内公募制を、誰もが自身の能力を発揮することが出来る場の提供や、管理職になるための経験を積む場としても活用してまいります。
*健康経営を実践することで従業員の健康維持・増進に寄与する施策を充実させ、多様な社員が、心身共に健康で活き活きと働き続けることが出来る環境を構築しております。
尚、健康経営の取り組みが評価され、当社は『健康経営優良法人2026(中小規模法人部門)』の「ブライト1000」、当社グループであるスパークス・アセット・マネジメント株式会社は「ブライト500」に認定されました。
*上記の人材育成、社内環境整備方針に加え、多様な社員を束ねるためにも当社グループのパーパス、ビジョン、ミッション等の更なる浸透を図り、理解と共感を得ることで従業員エンゲージメントを高めてまいります。
3【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
また、当該将来に関する事項については、その達成を保証するものではありません。
① 事業内容の特性に係るリスク
・顧客に提供する商品及びサービスに係るリスクについて
当社グループの収益の大半は投信投資顧問業に係る委託者報酬及び投資顧問料収入によって構成されており、加えて当社グループが運用する資産の投資対象の大半を日本及びアジア地域の上場株式が占めています。従って、当社グループの運用資産残高や運用実績等は、世界経済の動向や、気候変動により起こる異常気象や自然災害、パンデミック、紛争、戦争など日本及びアジア地域の上場株式市場に影響を及ぼす事象の他、同地域の上場株式に対する顧客の資産配分方針に大きく影響を受けます。
また、気候変動問題や人権尊重をはじめとする、ESG(環境・社会・ガバナンス)課題の顕在化に伴い当社グループのステークホルダーからは、責任ある投資家として、ESGに配慮した責任ある投資を行うよう期待されております。継続的に責任投資に対する要請や要求が高まっており、ESGに関するソフトロー及びハードローを含む各種法規制への対応も一層求められています。こうした中、当社グループの責任投資に関する取り組みや開示が期待から大きく乖離した場合には、運用資産残高の減少に伴う運用報酬の減少など、当社グループの業績に悪影響が及ぶおそれがあります。
このようなリスクに対して当社グループは、上場株式を運用対象とする事業において投資戦略の多様化に取組む一方、不動産、再生可能エネルギー発電事業や未公開株式等を運用対象とする商品の開発・提供にも注力し、これを着実に拡大しております。日本及びアジア地域の上場株式市場の低調な状況がたとえ長期化したとしても、グループ全体の業績に対する影響は過去に比べて相対的に小さくなっており、安定的に基礎収益を計上できる基盤が、より強化されてきていると考えております。
また、ESGに配慮した責任ある投資を適切に行うため、グループCIOを委員長とした責任投資委員会を設置し、当社グループの全ての投資戦略において、責任投資が適切に実践されているか等を協議し、推進しております。また、外部アドバイザーとの連携を強化し、国際的なESG規範や各種法規制の動向を踏まえながら、責任投資に関する取り組み及び情報開示の充実に努めております。
・顧客基盤や販売チャネルの不安定性に係るリスクについて
当社グループは国内外に幅広い顧客ネットワークを構築して参りましたが、その基盤は必ずしも十分なものではありません。また、それら顧客と当社グループとの契約は比較的短期の事前通知により、また契約によっては事前通知することなく、いつでも顧客が解約することが可能です。一部の投資顧問契約及び投資信託を除いては、顧客に契約の終了又は資金の引出しを禁じるロック・アップ期間はありません。よって一部の顧客が契約の全部又は一部解約などを行ったり、他の顧客がこれに追随したりするなどしてファンド規模が縮小することがあります。さらに解約などによりファンド規模が縮小した場合、既存又は新規の顧客から新たな資金を集めることが困難になることがあります。これらの結果、運用報酬の減少など、当社グループの業績に悪影響が及ぶおそれがあります。
また、当社グループは他の多くの資産運用会社と異なり、銀行、証券会社、保険会社といった大手金融機関を核とした金融機関の系列に属しておらず、独立系の資産運用会社として自力で顧客基盤と販売チャネルを構築してまいりました。これらの競合他社は、系列に属することで強力な販売チャネルの活用が可能となることに加え、比較的に解約リスクの低い資金を集めることが可能であり、当社は運用資産残高及び営業収益の安定性あるいは耐久力に関して、比較劣位にあります。従いまして、今後も顧客基盤や販売チャネルの不安定性に基づく当社グループの運用資産残高の低下に伴う残高報酬の減少など、当社グループの業績に悪影響が及ぶおそれがあります。
このようなリスクに対して当社グループは、一つの機関投資家から大きな資金をお預かりすることだけでなく、個人投資家からの資金も含め、小口の運用資金を積み上げていくことで、特定の投資家への集中度を低下させ、たとえ解約が起きたとしても解約金額が限定的になるように努めております。
・運用実績の変動に係るリスクについて
当社グループが顧客から受託している運用資産に係る運用実績が悪化した場合、既存顧客との契約の維持及び新規契約の獲得に困難が生じ、運用資産残高の低下を招き、当社グループの業績及び今後の事業展開に悪影響を及ぼすおそれがあります。また、当社グループは営業収益の一部を、運用実績に基づく成功報酬により得ておりますが、成功報酬の金額は運用実績を反映して毎年大きく変動しております。
このようなリスクに対して当社グループは、良好な運用実績を安定的に達成するため、創業時より続く社内の勉強会などを通じて、投資哲学の共有や運用能力の維持向上に努めております。
さらに、当社グループが運用する投資戦略は、成功報酬の付帯比率が高いオルタナティブ運用型の投資戦略と成功報酬の付帯比率が低い伝統的運用型の投資戦略の2つに大別され、この成功報酬の付帯比率を高位に保つことを経営方針の1つとしておりますが、日本及びアジアの株式市場の変動をはじめとする市場環境の動向や、それに基づく当社グループの運用実績、顧客の資産配分方針の変動などによって成功報酬の付帯比率が変動する可能性があります。
このようなリスクに対して当社グループは、既存の戦略においては成功報酬付きファンドの運用資産残高を積み上げるべくマーケティング活動に注力している他、新規戦略において成功報酬を計上できるようなスキームづくりに努めております。
・運用対象の拡大に係るリスクについて
当社グループは、日本及びアジア地域の上場株式を運用対象とする事業の他、不動産や再生可能エネルギー発電事業等のインフラ資産を運用対象とした商品の開発・提供にも注力しております。加えて、エンゲージメント活動を行う上場株式を運用対象とする投資戦略やプライベート・エクイティ投資戦略においてファンドでTOB(公開買付け)を行うなど運用対象を拡大させております。
当該分野の事業発展には、従前とは異なった経験や知見を有する人材やリソースの確保が必要であり、事業展開に想定以上の時間を要したり、初期投資の負担が一時的に収益性を毀損したりするおそれがあります。またこれらの事業領域では、個々の案件において第三者からクレームや補償の要求を受ける等の固有のリスクもあります。さらに、万一、運用対象を拡大することで増加する利益相反管理が不十分である等によって監督当局から行政処分を受けるなどした場合は、当社グループの事業、経営成績及び財務状態に悪影響を及ぼすおそれがあります。その他、新規分野においては必ずしも市場が十分に成熟していないことを背景として、法令や諸規則の改正又はその解釈や運用の変更が行われる可能性もある他、予期しない事業環境の変化が起こる場合には、その内容によっては今後の業務展開や業績に悪影響を及ぼすおそれがあります。
このようなリスクに対して当社グループは、撤退の基準を明確にするなど判断の遅れによる損失の拡大を防ぐよう努めており、また個々の案件においては、関係者と丁寧なコミュニケーションを心がけることで案件への理解を得る、可能な限り保険或いは契約等によりリスクの回避を図る他、法的規制に対する十分な理解や内部管理体制の構築、そのための人材の充実に努めるほか、その領域に精通した外部専門家に十分なアドバイスを求めるなどの対策を講じております。
・当社グループが管理運営するファンドに係るリスクについて
当社グループが無限責任組合員又はゼネラルパートナーとしてファンドに関与している場合において、その運用方針、運用制限に沿ってファンド運用を行っている限りは、ファンドの出資額を超える損失が発生し、またそれについて当社グループが責任を負わなければならない事態は、ファンドの運用方針、運用制限の内容からは想定されません。しかしながら、何らかの逸脱行為によって出資額を超える損失を負担する可能性を完全には否定できず、この場合、当社グループの業績に悪影響を及ぼすおそれがあります。
このようなリスクに対して当社グループは、ファンドとの契約内容が適切なものとなっているか、運用制限に沿ってファンド運用を適切に行っているか等、確認できる体制を構築しております。
・信用供与に関する偶発債務の顕在化に係るリスクについて
当社グループが不動産や発電事業等の実物資産に係る投資スキームを構築する上で、投資ヴィークル、投資スキーム等を通じた取引先に対して保証等の信用供与を行う必要が生じる場合が例外的に存在します。信用供与先が、信用力低下や破綻等によって取引当事者としての義務を果たせない場合は、信用供与に関する偶発債務の顕在化のリスクが具体化し、これにより当社グループの事業活動に支障をきたし、当社グループの業績に悪影響が及ぶおそれがあります。
このようなリスクに対して当社グループは、事前に外部専門家に十分なアドバイスを求める等によって対策を講じる他、保証等実行のリスク等を慎重に検討し、顕在化するリスクが低いと判断したもの、又はビジネス上リスクテイクできると合理的に判断できるもののみ限定的に信用供与を行うことに努めております。
・投資先企業への役員派遣に係るリスクについて
当社グループは投資先企業の価値向上のため、役職員を投資先企業の役員として派遣することがあります。その役職員個人に対して、役員損害賠償請求等があった場合、当社グループがその個人に生じた経済的損失の全部又は一部を負担することとなる可能性があるほか、当社グループに使用者責任が発生する可能性があります。
このようなリスクに対して当社グループは、投資先企業において会社役員賠償保険(D&O保険)の付保や責任限定契約の締結を求めるとともに、投資先企業の所在地や業態などを確認し、派遣している役職員が、当社が加入するD&O保険の補償対象範囲に含まれるように努めております。
② 経営の外部環境に係るリスク
・他社との競合に係るリスクについて
資産運用業、特に投資助言業は、金融業界の他業種に比べると参入障壁が比較的低い業種であり、常に国内外からの新規参入者との競合を覚悟する必要があります。また、グローバルレベルでの資産運用ニーズの高まりは資産運用業界全体にとっての追い風ではありますが、これにより新規参入が将来にわたってさらに促進される可能性があると共に、国内外の大手金融機関が資産運用サービスを経営戦略上重要なビジネスと位置づけ、積極的に経営資源を投入してくるケースも想定されます。また、業界内での統廃合によって、当社グループの競合他社の規模や体力が増強されることがあります。さらに、競合他社が当社グループのファンドマネージャーやその他の従業員の移籍・採用を図る可能性もあります。
この様に他社との競合は今後も激化していくことが予想され、その場合には、顧客の獲得や維持に困難が生じるだけでなく、残高報酬料率や成功報酬料率の水準にも影響を及ぼし、当社グループの業績に悪影響が及ぶおそれがあります。
このようなリスクに対して当社グループは、日本及びアジア地域の上場株式を運用対象とする事業において投資戦略の多様化に取組む一方、不動産、再生可能エネルギー発電事業や未公開株式等を運用対象とする商品の開発・提供にも注力し、これを着実に拡大することで、結果的に競合する他社とは異なるユニークな事業展開によって差別化を図っております。
また、当社グループの投資哲学を深く理解し、共有・実践することのできる運用体制の構築を、時間をかけて愚直に行うこと、そして当該運用体制によって長く優れた運用実績を積み重ねることが資産運用業にとって最も大切であり、競合する他社には簡単に作り上げられない価値と考え、今後も維持・強化していくとともに、この価値を当社グループのブランド構築の柱に据えて取り組んでまいります。
その他、採用した優秀な人材が互いに切磋琢磨し、成長の機会が提供されて自らの成長を実感できるよう、裁量を与えられて仕事に取り組むことができる社風を維持することに努めている他、適切なインセンティブ制度の提供という金銭的なモチベーションだけでなく、非金銭的なモチベーションも強く感じることのできるよう、”Professional Nurturing Ground(プロを育む肥沃な土壌)”の提供に取り組んでおります。
・為替相場の変動に係るリスクについて
当社グループの財務諸表は円建てで表示されているため、外国為替レートの変動は、外貨建て資産及び負債の円換算額に影響を及ぼします。また、当社が海外子会社を連結する際には、当該子会社における外貨建ての資産や負債あるいは収益及び費用の円換算額も変動し、連結貸借対照表・連結包括利益計算書上の「為替換算調整勘定」を変動させます。
その他、日本国内子会社の営業収益の大部分は円建てですが、一部の外貨建て取引においては外国為替レートの変動により、これらを円換算する際に、為替差損が生じるおそれがあります。日本以外の顧客との契約の増加などを理由として外貨建て取引が増加した場合、為替変動リスクが増大する可能性があります。
このようなリスクに対して当社グループは、為替変動リスクの業績への影響を最小限にするため、為替予約を行うなど為替変動リスクをヘッジする方策を講じております。
③ 内部管理に係るリスク
・M&A及び事業提携等において見込んだ効果を得られないリスク
当社グループは、過去において、M&A及び事業提携等を活用し、事業基盤を拡大してまいりました。今後も、事業拡大を加速する有効な手段のひとつとして、M&A及び事業提携等を検討していくことがあります。現在積極的なM&A及び事業提携等を行う方針ではありませんが、M&A及び事業提携等を実施する場合には、十分な情報収集と検討を行ってまいります。しかしながら、予期し得ない経済情勢、環境変化等により、当初意図した成果が得られない可能性があり、当社グループの業績が悪影響を受けるおそれがあります。
このようなリスクに対して当社グループは、スパークスが大切にする価値観の共有をマネジメントを派遣すること等で体現し徹底させることで、各M&A又は事業提携先等を協働させ業績を向上させることに努めております。また、当社取締役会による業績の定期的なモニタリング等、グループ内に適切な内部管理体制を構築し、各社の事業計画の進展を確認しております。
・自己勘定からの投資や発電所等の開発資金の支出に係るリスクについて
当社グループは、自己勘定から①当社グループが運用する上場株式に投資するファンド等、②当社グループが運用する未上場株式に投資するファンド等への投資や③新規事業等の開発資金の支出を行っております。これらの投資や支出額は過去から増減しており、貸借対照表の資産の部に計上されております。市場環境及び当社グループの運用実績、投資先の業績、開発案件の進捗状況等に基づき、今後も大きく変動する可能性があります。この投資のうち①市場価格がある有価証券・投資有価証券については、取得原価と時価との差異は、税効果を考慮した後、貸借対照表における「その他有価証券評価差額金」に計上されておりますが、取得価額を時価が下回った状態で実際に解約・償還等が行われた場合や時価が著しく下落したこと等により減損処理を行った場合には、売却損や評価損として損益計算書に反映され、当社グループの業績が悪影響を受けるおそれがあります。
②市場価格がない有価証券・投資有価証券については、貸借対照表において取得原価で計上されており、投資先の業績不振等により有価証券等の資産価値が下落し減損処理を行った場合には評価損として損益計算書に反映され、当社グループの業績が悪影響を受けるおそれがあります。
③また、開発資金等の支出については、貸借対照表に資産計上されておりますが、何らかの事情で開発を断念し減損処理を行う場合や資産価値の下落等により評価減を行う場合には評価損として損益計算書に反映され、当社グループの業績が悪影響を受けるおそれがあります。
このようなリスクに対して当社グループは、投資総額や支出額が連結純資産額の一定の範囲に収まるように管理し、計画の採算性を精査する他、①市場価格のある有価証券・投資有価証券については月次でモニタリングを実施して時価及び損益の把握に努め、②市場価格のない有価証券・投資有価証券については、四半期ごとに事業進捗、財務状況等の把握に努め、③また、開発資金等については、計画の進捗状況を適宜確認する等によって、それぞれ投資先の状況を定期的に確認し、損失が拡大しないよう保守的な会計処理に努めております。
これらの投資の中には、当社グループの事業上の関係を踏まえて実行される政策保有株式が含まれる場合があり、当該投資については、投資回収の時期や方法が限定される可能性があります。このようなリスクに対して当社グループは、投資目的や事業環境の変化を踏まえた適切なモニタリング管理の下、状況の確認を行うとともに、保有目的、中長期的な経済合理性及び将来の見通し等について定期的に検証を行い、保有合理性が認められないと判断した場合は適宜売却することにより、政策保有株式の保有額の削減に努めてまいります。
・税に係るリスクについて
当社グループは、国内外で事業を展開し、各国の税法に準拠して適正な納税を行っております。しかし、国や地域間での税務上の取り決め及び各国や各地域における税制上の制度運用や解釈などに変更が生じた際の対応が不十分な場合には、今後の事業展開や当社グループの業績に悪影響を及ぼすおそれがあります。
このようなリスクに対して当社グループは、適切な納税を行うため、各拠点においてそれぞれ又はグループ全体で税務顧問のアドバイスを受け、適切な税務判断を行うよう努めております。
・人材の育成・維持・確保及び労務管理に係るリスクについて
当社グループは、事業の維持及び成長を実現するためには、全ての部門で適切な人材を適切な時期に確保することが重要と考え、継続的に優秀な人材を採用し、教育を行ってまいります。しかし、優秀な人材が社外に流出した場合や人材の採用・教育が予定通り進まなかった場合、当社グループの事業活動に支障をきたし、当社グループの業績に悪影響が及ぶおそれがあります。
このようなリスクに対して当社グループは、「世界で最も信頼・尊敬される投資会社になる」ことで「世界を豊かに、健やかに、そして幸せにする」という経営理念をグループ全体へ浸透させるため、ビジョンステートメントを作成し、これに沿った採用のルールを設けるなどの取組みを行っております。その他、採用した優秀な人材が、互いに切磋琢磨し、成長の機会が提供されて自らの成長を実感できるよう、また金銭的なモチベーションだけでなく、非金銭的なモチベーションを強く感じることのできるよう、”Professional Nurturing Ground(プロを育む肥沃な土壌)”の提供に取り組んでおります。
また、人権尊重を含む適切な労働管理や職場環境の維持が十分に行われず、過重労働やハラスメントなど不適切な労務事案が発生した場合や、対外的なコミュニケーションにおいて不適切な対応があったと受け止められた場合等、労働関連法令違反や当社グループの信用に著しい低下がみられた場合、当社グループの事業活動、業績に悪影響が及ぶおそれがあります。
このようなリスクに対して当社グループは、適正な労働時間の管理やハラスメント対策など労働関連法令を遵守することはもちろんのこと、研修等を通じた役職員の意識向上に努めるとともに、労働環境のさらなる充実や改善に取り組んでおります。
・外部事業者に係るリスクについて
当社グループは、業務遂行の過程で多くの外部事業者を活用しています。これらには投資信託財産や顧客資産の保管・管理を行うために指定される受託銀行(投資信託委託契約及び国内顧客との投資一任契約の場合)及び保管銀行(外国籍の顧客との投資一任契約の場合)、取引を執行する証券会社などが含まれます。当社グループが利用している外部事業者において、安定的なサービス提供に困難が生じるような事態が発生した場合、当社グループの業務遂行上に支障が発生するおそれがあります。また、当社グループの信用が間接的に損なわれるおそれもあります。
このようなリスクに対して当社グループは、特定の外部事業者に依存した業務遂行を行わないように努める他、重要な業務については外部委託先の事業継続計画を確認し、定期的に外部委託先の往査を行うなど継続的なモニタリングを通じて、安定的なサービス提供が受けられることの確認に努めております。加えて、当社グループにおいても業務継続のための計画を策定し、事故・災害等発生時の業務への支障を軽減するための対策を講じております。
また、マネーロンダリング/テロ資金供与対策(以下、「AML/CFT」という。)に対する規制対応の一環として、ファンドの販売会社に対してもAML/CFTへの対応状況をモニタリングしております。
・システム障害、サイバーセキュリティ及び生成AI等のAI技術の利用に係るリスクについて
当社グループが業務を行う上でコンピューター・システムは必要不可欠なものであり、障害が生じた場合、当社グループの業務に悪影響を及ぼすおそれがあります。また、テロ、気候変動により起こる異常気象から生じる風水害や地震等の自然災害、さらには高度化する外部からのサイバー攻撃その他の不正アクセスにより、当社グループの重要な情報の改ざん、消失を引き起こし、想定以上のシステム障害が発生した場合には、業務に悪影響を及ぼすおそれがあります。
このようなリスクに対して当社グループは、情報セキュリティ規程類を整備し、システムの改善、サーバーの増強、信頼性の高いデータセンターを利用するなど、システムの安定的な稼動及び保守運営と保持する情報資産の機密性・完全性・可用性の確保に努めております。加えて、サイバー攻撃の高度化を踏まえ、サイバーセキュリティ規程類を整備し、多層防御(入口対策、内部対策、出口対策)によるシステム脆弱性の適切な対応、定期的な訓練を実施するなど、サイバーセキュリティ対策の強化に努めるとともに、業務継続のための計画を策定し、事故・災害等発生時においても業務への影響を最小限に抑え、迅速な復旧を通じて安定的な業務運営を維持するための対策を講じております。加えて、障害等が発生した場合に備えて、保険契約を締結しております。
さらに、近年のIT技術の高度化に伴い、当社グループは業務遂行上、生成AIを含むAI技術を利用する場合がありますが、これらの不適切な利用により、情報漏えい、誤情報の利用、著作権侵害、プライバシー権の侵害等が発生し、当社グループの社会的信用の毀損を通じて、業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
このようなリスクに対して当社グループは、AI技術の利用に関する社内ガイドラインを整備するとともに、役職員への継続的な教育・研修を通じて適切な利用の徹底及びリテラシーの向上に努めております。
・役職員による過誤及び不祥事並びに情報漏えいに係るリスクについて
当社グループの役職員等による業務上の過誤や不祥事等、あるいは情報の漏洩や悪用が発生した場合、当社グループが第三者に生じた損害を賠償する責任を負うだけでなく、顧客やマーケットの信頼を失い、さらには監督当局から行政処分を受けるなど、当社グループの事業、経営成績及び財務状態に悪影響を及ぼすおそれがあります。
このようなリスクに対して当社グループは、社内業務手続の確立を通して役職員による過誤の未然防止策を講じている他、情報の重要性に応じたセキュリティ体制を構築し、情報漏えいを未然に防止する体制を構築しております。また、業務上のヒヤリハット(重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例の認知)を「インシデントレポート」として取りまとめ、社内委員会にて共有し、継続的な業務改善に努めております。その他、コンプライアンス関連、情報セキュリティ関連の研修などを通じて、役職員の意識を継続的に高めるよう努めております。加えて、当社グループが第三者から損害賠償を受けた場合に備え保険契約を締結しております。
④ その他のリスク
・法的規制に係るリスクについて
当社グループは、日本においては、金融商品取引法に定める投資運用業、投資助言業、第一種金融商品取引業及び第二種金融商品取引業に加え、それらに関連あるいは付随する業務を営んでおりますので、金融商品取引法を始めとする各種の法令や諸規則を遵守する必要があります。
当社グループでは、現時点において、主たる業務において以下の許認可及び登録(以下、「許認可等」という。)を受けております。現時点におきましては、上記免許又は認可が取消しとなるような事由は発生しておりませんが、将来、何らかの理由により許認可等の取消等があった場合には、当社グループの事業推進に悪影響を及ぼす可能性があります。
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取得・登録者名 |
スパークス・アセット・マネジメント株式会社 |
スパークス・アセット・トラスト &マネジメント株式会社 |
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取得年月 |
2007年9月30日 |
2007年9月30日 |
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許認可等の名称 |
金融商品取引業者(登録) |
金融商品取引業者(登録) |
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所管官庁等 |
金融庁 |
金融庁 |
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許認可等の内容 |
投資運用業 投資助言・代理業 第一種金融商品取引業 第二種金融商品取引業 登録番号 関東財務局長(金商)第346号 |
投資運用業 投資助言・代理業 第二種金融商品取引業
登録番号 関東財務局長(金商)第783号 |
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有効期限 |
有効期間の定めはありません。 |
有効期間の定めはありません。 |
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法令違反の要件 及び主な許認可取消事由 |
不正の手段により登録を受けた場合、役員等が欠格事由に該当する場合、純資産額が必要かつ適当な水準に満たない場合など、金融商品取引法第52条に抵触する場合は登録の取消 |
不正の手段により登録を受けた場合、役員等が欠格事由に該当する場合、純資産額が必要かつ適当な水準に満たない場合など、金融商品取引法第52条に抵触する場合は登録の取消 |
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取得・登録者名 |
スパークス・アセット・トラスト &マネジメント株式会社 |
スパークス・アセット・トラスト &マネジメント株式会社 |
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取得年月 |
2022年4月28日 |
2021年7月15日 |
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許認可等の名称 |
不動産投資顧問業者(登録) |
宅地建物取引業者(免許) |
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所管官庁等 |
国土交通省 |
東京都 |
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許認可等の内容 |
総合不動産投資顧問業 登録番号 国土交通大臣 総合 第149号 |
免許証番号 東京都知事(4)第86144号 |
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有効期限 |
2022年4月28日から 2027年4月27日まで (5年間) 以後5年ごとに更新 |
2021年7月15日から 2026年7月14日まで (5年間) 以後5年ごとに更新 |
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法令違反の要件 及び主な許認可取消事由 |
不正の手段により登録を受けた場合、役員等が欠格事由に該当する場合など、不動産投資顧問業登録規程第30条に抵触する場合は登録の取消 |
不正の手段による免許の取得、役員等が欠格事由に該当する場合など、宅地建物取引業法第66条に該当する場合、免許の取消 |
また、韓国、香港及びケイマン等におきましても資産運用業等を営んでおりますので、それぞれの国や地域における法令や諸規則を遵守する必要があります。広範な権限を有する監督当局等から行政上の指導あるいは処分を受けるというような事態が生じた場合には、その内容によっては通常の業務活動が制限されたり、行政処分などを理由として顧客が資産を引き揚げたりするおそれがあります。
上記の法令や諸規則に加え、様々な法令や諸規則の改正又はその解釈や運用の変更が行われる場合、その内容によっては今後の業務展開や業績に悪影響を及ぼすおそれがあります。
加えて当社グループは気候変動に対する政策及び法規制、市場の要求を踏まえ、再生可能エネルギー事業に取り組んでおりますが、これらの規制が予測を超えて厳しくなった場合は、当社グループの経営成績、財政状態等に影響を与えるおそれがあります。
このようなリスクに対して当社グループは、国内外の法令や諸規則の遵守を徹底するため、グループ各社が社内規則及びモニタリング体制の整備、さらには役職員等に対する研修に努める一方、当社に設置されたコンプライアンス委員会がグループ内の利益相反取引などのモニタリングと指導を行い、適切なコンプライアンス態勢を維持・強化に努めております。また当社グループの事業に関連する政策や法規制の改正等の動向に注視し、事業への影響の低減を図っております。
・訴訟等の可能性に係るリスクについて
当社グループの事業に重大な影響を及ぼす訴訟等は現在存在しません。また当社グループの事業に重大な影響を及ぼすような訴訟に発展するおそれのある紛争も現在ありません。しかしながら、当社グループの事業の性格上、当社及び当社の国内外子会社が関連法規や各種契約などに違反し、顧客に損失が発生した場合等には訴訟を提起される可能性があります。このような訴訟が提訴された場合、訴訟の内容及び金額によっては当社グループの業績に悪影響を及ぼすおそれがあります。
このようなリスクに対して当社グループは、グループ各社に適切な内部管理体制を構築し、主要各社に法務・コンプライアンス部門を設置して関連法規や各種契約などに違反していないかどうかモニタリングと指導を行い、当社のコンプライアンス委員会がそれらを取りまとめ、グループ全体のコンプライアンス態勢が適切な水準を維持していることを、常に確認しております。
また、グループ役職員に求められる行動規範の1つとして「悪い情報ほど早く報告する」を定め、これに従って大小にかかわらず顧客からの不満、クレームに関する情報が、適時に経営陣に報告される体制を構築しております。さらにその内容によっては、外部専門家に十分なアドバイスを求めるなどの追加的な対策を講じます。
・阿部修平への依存の高さに係るリスクについて
当社の創業者であり、現 代表取締役社長である阿部修平は、当社グループの事業経営及び投資戦略の方向性の決定において重要な役割を果たしています。このため、阿部が何らかの事情で通常の職務を遂行できなくなる場合には、当社グループの業績に少なからぬ悪影響を及ぼすリスクがあります。
また、阿部は、本人及び本人の出資する会社(以下「阿部グループ」といいます)を通じて、当社株式の過半を保有する大株主であります。阿部グループは、当社取締役の選任等会社の基本的な事項を決定することができるため、この点においても、阿部が何らかの事情で適切に議決権を行使できず、企業価値を害されるような議決権行使がされてしまう場合には、当社グループの利益ひいては他の株主の利益に少なからぬ悪影響を及ぼすリスクがあります。
このようなリスクに対して当社グループは、より組織的な運営形態の構築及びマネジメントを担い得る人材の育成により、阿部個人への依存度を引き下げる努力を継続的に行ってまいります。
・連結の範囲決定に係るリスクについて
当社グループは、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に従って、各ファンド及びSPCごとに、アセットマネジメント契約や匿名組合契約等を考慮し、個別に支配力及び影響力の有無を検討した上で、子会社及び関連会社を判定し、連結の範囲を決定しております。
今後、新たな会計基準の設定や実務指針等の公表により、各ファンド及び各SPCに関する連結範囲決定方針について、当社グループが採用している方針と大きく異なる会計慣行が確立された場合や新たなスキーム、新商品への投資が実行された場合には、これまでの当社グループの連結の範囲や新たな投資にかかる連結の範囲に変更が生じ、当社グループの財政状態や経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。
このようなリスクに対して当社グループは、新たな会計基準の設定や実務指針等の決定前からその動向を注視して影響を最小限にするように努めるほか、新たなファンドやSPCとの契約を締結する等の際、また新たなスキーム、新商品への投資を実行する際に、個別に支配力及び影響力の有無を確認してまいります。
・負債による資金調達に係るリスクについて
当社グループでは、これまでアジア地域での事業展開を主たる目的に、自己資金の活用に加え、増資、銀行借入れ、社債による資金調達を行ってまいりました。2026年3月末時点の外部有利子負債額は90億円であり、株式会社格付投資情報センターより2026年3月末時点で取得している発行体格付けは「BBB+(安定的)」ですが、金融市場での信用収縮や金利上昇が生じた場合には、追加的な資金調達に悪影響を及ぼすおそれがあります。
このようなリスクに対して当社グループは、今後も保守的な財務方針を堅持し、バランスシートの健全性、キャッシュ・フローの安定性に留意した資金計画と財務活動によって、事業の発展に資する資金調達に努めてまいります。
・気候変動に係るリスクについて
当社グループは、気候変動が環境・社会、人々の生活・企業活動にとっての脅威であり、金融市場の安定にも影響を及ぼしうる最も重要なグローバル課題の一つであると認識しておりますが、気候変動に係るリスク及び収益機会が自社の事業活動や収益等に与える影響について、上場会社としての情報開示が不十分であった場合又はそのように見做された場合には、当社グループの企業価値の毀損に繋がるおそれがあり、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼすおそれがあります。
このようなリスクに対して当社グループは、金融安定理事会(Financial Stability Board)によって設立された気候関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures。以下「TCFD」)が策定した気候変動関連財務情報開示に関する提言への支持を表明するとともに、必要なデータの収集と分析を行い、TCFDに沿ったリスクの把握・評価や情報開示の拡充に取り組んでまいります。
また、脱炭素社会への移行に伴う政策・法規制の変更や技術革新、市場の嗜好変化等に起因する移行リスクや大規模な自然災害などによる資産に対する直接的な損傷やサプライチェーンに起因する物理的リスクが存在します。
これらリスクに対して当社グループは、TCFDの提言を踏まえ、短期・中期・長期の目線でリスクの内容と影響の把握に努めております。また、物理リスクについては、リスクの内容と影響の把握に加えて、自社事業の継続性を確保するための定期的なBCPの見直しや管理体制の強化を図っております。
・SNSなどを通じた情報発信に伴うリスクについて
当社グループ又は当社グループが行っている事業全般に対する否定的な風評が、マスコミ報道やインターネット上の掲示板、SNSへの書き込み等により発生・流布した場合や、第三者が当社グループ又は当社グループの代表者その他の関係者になりすましてインターネット上の掲示板やSNSへの書き込み等により情報を発信した場合、それが正確な事実に基づいたものであるか否かにかかわらず、当社グループ又は当社グループが行っている事業、あるいは当社グループが提供する商品やサービスのイメージ・社会的信用が毀損し、ひいては当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
このようなリスクに対して当社グループは、SNSやインターネット上の掲示板への悪質な書き込みに対して毎日モニタリングを行っており、必要に応じてSNSや掲示板の運営者を名宛人とする発信者情報開示請求等の裁判所への申立てや、これらの運営者や投稿者に対する削除依頼・損害賠償請求等の対応を行ってまいります。
・労働災害及び重大事故のリスク
当社グループは新たな領域への投資を進めており、その一つとして水素製造設備の実証事業を開始し、加えて高級ヴィラ開発を進めております。これらの事業遂行のための安全対策には万全を期しておりますが、建物・設備の建設・保全及び各種装置の製造における作業遂行過程等において、事故又は災害等が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
このようなリスクに対して当社グループは、外部専門家からのアドバイスを受け、各分野に豊富な経験を持つパートナー企業に事業に参加して頂き、また熟練の作業員をご出向、ご紹介頂くなどして、安全第一で運営しております。
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
業績等の概要
(1)業績
当連結会計年度の日本株式市場は、米国の通商・金融政策や中東情勢など外部要因の影響を受けつつも、米国の利下げ観測、円安基調、国内企業の好業績、関税緩和への期待、日銀及び米国連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の安定などを背景にリスク選好が強まり、全体として上昇基調を維持しました。夏場以降は、米中・日米間の通商交渉の進展や、生成AI分野を中心としたハイテク株の上昇が相場を押し上げ、日経平均株価は秋口にかけて史上最高値を更新するなど堅調な推移となりました。さらに、自民党総裁選で高市氏が選出され、積極財政や成長投資を掲げた政策方針が市場に好感されると、日経平均株価は史上初の5万円台を突破する強い上昇となりました。一方、AI関連銘柄を中心に過熱感が意識され利益確定売りが優勢となったほか、米国連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀会合の前には、金融政策を巡る不透明感から調整局面となる場面もありました。年明けの日本株式市場は日経平均株価が大幅高でスタートしました。2月の衆議院選挙では自民党が戦後最多となる316議席を獲得し、高市政権の政治基盤強化と財政拡張策への期待から日本株式市場はさらに上昇しました。その後、日銀の早期利上げ観測が後退したことも追い風となり、日経平均株価は連日で過去最高値を更新し、2月末まで強い上昇基調が続きました。3月に入ると、イスラエル・米国によるイランへの攻撃開始を受け、中東情勢の混迷や原油価格の急騰が懸念され、日本株式市場は大幅な調整局面となりました。しかし日経平均株価は51,000円台を維持し、前期末比43.4%高の51,063.72円で当年度の取引を終えました。
このような市場環境のもと、当社グループの当連結会計年度末運用資産残高は、2兆2,428億円(注1)と前期末に比して19.8%増加いたしました。その結果、当連結会計年度における残高報酬(注2)は前期比3.8%増の164億67百万円となりました。成功報酬(注3)は、前期比57.4%増の29億86百万円となり、営業収益は前期比9.0%増の195億78百万円となりました。
営業費用及び一般管理費は、前期比3.0%増の105億52百万円となりました。これは、主に人件費の増加及び本社オフィスの増床等に伴う減価償却費の増加によるものです。これらの結果、営業利益は前期比17.0%増の90億25百万円、経常利益は前期比14.5%増の89億9百万円となりました。また、投資有価証券売却益を計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比21.6%増の63億84百万円となりました。
なお、事業の持続的かつ安定的な基盤となる収益力を示す指標である基礎収益(注4)は、経常的経費の増加はあるものの、それを上回る残高報酬の増加により、前期比7.1%増の71億99百万円(前期は67億22百万円)となり、過去最高値を更新いたしました。
(注1)当連結会計年度末(2026年3月末)運用資産残高は速報値であります。
(注2)残高報酬には、日本再生可能エネルギー投資戦略に関連する発電所等の管理報酬を含んでおります。
(注3)成功報酬には、株式運用実績から発生する報酬の他に、日本再生可能エネルギー投資戦略に関連する発電所スキームの組成の対価等として受ける一時的な報酬(アクイジションフィー)及びプライベート・エクイティ投資戦略に関連する出資履行金額を分配累計額が超過する場合に受ける報酬等を含んでおります。
(注4)基礎収益とは、経常的に発生する残高報酬(手数料控除後)の金額から経常的経費を差し引いた金額であり、当社グループの最も重要な経営指標のひとつであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ18億57百万円減少し、当連結会計年度末は195億27百万円(前期比8.7%減)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主たる要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは59億1百万円の収入(前期は50億63百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益95億81百万円、法人税等の支払額27億44百万円の計上等があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは38億80百万円の支出(前期は21億24百万円の支出)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出42億37百万円、投資有価証券の売却及び償還による収入31億38百万円、預け金の預入による支出27億12百万円の計上等があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは40億18百万円の支出(前期は33億91百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払い27億86百万円、リース債務の返済による支出9億15百万円の計上等があったことによるものです。
営業の実績
(1)営業収益の実績
当社グループの連結営業収益の項目別内訳は以下のとおりです。
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項目 |
前連結会計年度(2025年3月期) |
当連結会計年度(2026年3月期) |
||
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金額 |
構成比(%) |
金額 |
構成比(%) |
|
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残高報酬 |
15,857 |
88.3% |
16,467 |
84.1% |
|
成功報酬(注) |
1,897 |
10.6% |
2,986 |
15.3% |
|
その他 |
205 |
1.1% |
124 |
0.6% |
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営業収益合計 |
17,961 |
100.0% |
19,578 |
100.0% |
(注)成功報酬には、上場株式投資戦略2,361百万円(前期は783百万円)、再生可能エネルギー投資戦略からのアクイジションフィー212百万円(前期は229百万円)、プライベート・エクイティファンドについて出資履行金額を分配累計額が超過する各段階ごとに、一定割合を受領する報酬412百万円(前期は879百万円)が含まれております。
・残高報酬
残高報酬料率(ネット・ベース)の推移は以下のとおりです。
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区分 |
前連結会計年度 (2025年3月期) |
当連結会計年度 (2026年3月期) |
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当社グループ残高報酬料率 |
0.67% |
0.64% |
(注) 残高報酬料率(ネット・ベース)=(残高報酬-残高報酬に係る支払手数料)÷ 期中平均運用資産残高
・成功報酬
(株式運用ファンド関連)
成功報酬は、単純なケースでは過去のファンド計算期間末日の「一口当たり純資産価額」=「Net Asset Value Per Share」(以下、「NAVPS」と言います。)の最高値を、今ファンド計算期間末日のNAVPSと比較して、今ファンド計算期間末日のNAVPSの方が高かった場合に、値上がり部分に一定料率をかけて計算します(これを「ハイ・ウォーター・マーク方式」といいます)。
また、契約によっては、ベンチマークを一定以上上回った部分に一定料率をかけて計算するものもあります。
(再生可能エネルギーファンド関連)
事業計画を策定、工事業者の選定・管理、固定価格買取制度の認定手続き、資金調達など、一連の発電所開発プロセスが成就した場合に、プロジェクトコストに一定料率を乗じた成功報酬(アクイジションフィー)を受領する場合があります。
また、当社子会社が運用する再生可能エネルギーファンド(グリーン・フィールド投資ファンド(*))が投資対象である発電所を売却して譲渡益が発生する場合には、その売却益に一定料率を乗じた成功報酬を受領する場合があります。
なお、この売却に際しては、上記とは別の当社子会社が運営する再生可能エネルギーファンド(ブラウン・フィールド投資ファンド(*))も売却先候補となりますが、その場合であっても、双方のファンドを運用する両子会社は、それぞれ適切な利益相反管理のもとで独立した意思決定を行っており、双方のファンドの投資家にとって、それぞれが最良の条件で譲渡取引を執行しております。譲渡価格の決定に際して外部評価機関の評価を利用しております。
(*)グリーン・フィールド投資ファンドとは、発電所の開発段階から運転開始までのフェーズに投資するファンドであります。また、ブラウン・フィールド投資ファンドとは、発電所の運転開始後のフェーズに投資するファンドであります。
絶対リターン追求型の運用に多いハイ・ウォーター・マーク(HWM)方式の成功報酬の仕組み
(注)1.上記の図は成功報酬の仕組みを簡便に説明したもので、実際の成功報酬の体系及びファンドの基準価格の
計算方法を厳密に説明しているものではありません。
(注)2.上記では、説明の都合上、成功報酬の料率を便宜的に20%として計算しております。
(2)運用資産残高の実績
以下の表は、当社グループの当期の運用資産残高の実績を示したものです。なお、日本円建て以外の運用資産残高を日本円に換算する際には、それぞれの時点における月末為替レートを用いております。
当社グループは、市場に影響されない安定的な投資戦略と収益性の高い投資戦略によるハイブリッドのビジネスモデルを強化・拡大して成長することを目指しており、現在「日本株式」、「OneAsia」、「実物資産」及び「プライベート・エクイティ」の投資戦略を4本の柱としております。
① 投資戦略別の四半期運用資産残高の推移 (単位:億円)
|
投資戦略 |
2025年6月 |
2025年9月 |
2025年12月 |
2026年3月 |
|
日本株式 |
13,572 |
14,625 |
15,592 |
15,190 |
|
OneAsia |
1,568 |
1,674 |
2,071 |
2,395 |
|
実物資産 |
3,021 |
3,146 |
3,146 |
3,261 |
|
プライベート・エクイティ |
1,693 |
1,677 |
1,525 |
1,580 |
|
合計 |
19,855 |
21,124 |
22,336 |
22,428 |
(注) 1.金額は、時価純資産額であり、表示単位未満を切り捨てて表示しております。
2.2026年3月末運用資産残高は速報値となっております。
② 平均運用資産残高 (単位:億円)
|
|
2025年3月期 連結会計年度 |
2026年3月期 連結会計年度 |
|
当社グループ合計 |
19,122 |
21,364 |
(注) 1.各期の月末運用資産残高の単純平均であります。
2.金額は、時価純資産額であり、表示単位未満を切り捨てて表示しております。
3.2026年3月末運用資産残高は速報値となっております。
③ 成功報酬付運用資産残高及び比率
|
会社名 |
|
2025年3月 |
2026年3月 |
|
当社グループ合計 |
残高(億円) |
6,571 |
7,012 |
|
比率(%) |
35.1 |
31.3 |
(注) 1.金額は、時価純資産額であり、表示単位未満を切り捨てて表示しております。
2. 2026年3月末運用資産残高は速報値となっております。
経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたっては、後述の「第5経理の状況」の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」をご参照ください。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当年度のグループ運用資産残高(AUM)は2兆2,428億円と前年度末に比して19.8%増加いたしました。また、事業の持続的かつ安定的な基盤となる収益力を示す指標である基礎収益は、経常的経費の増加はあるものの、それを上回る残高報酬の増加により、前期比7.1%増の71億99百万円(前期は67億22百万円)となり、前期に引き続き過去最高値を更新いたしました。スパークスを支える土台は着実に強くなっていると考えております。
日本株式を投資対象とする運用戦略は、日経平均株価が史上最高値を更新するなど市場環境は総じて良好であったこと等から当連結会計年度末における運用資産残高が1兆5,190億円に増加いたしました。運用面では、評価機関からは大型株式、中小型株式、超小型株式といった異なる時価総額セグメントにおいて評価を受けることができました。これらの評価は、当社の一貫した投資哲学及び運用プロセスの有効性が、長期的な視点において検証・支持されたものと考えております。また、日本株式ロング・ショート投資戦略を中心として、好調なパフォーマンスを背景に成功報酬は前期に比べ2.8倍の23億61百万円を計上することができ、収益面でも着実な成果を上げることができました。マーケティング面では、グローバルに日本株式への注目度が高まる中、当社は欧州及びアジアを中心に海外投資家向けのマーケティング活動を積極的に展開してまいりました。その結果、当連結会計年度中には、欧州の機関投資家から約500億円規模の資金流入を実現いたしましたが、一方で、足元では投資家による利益確定の動きもあり、キャッシュ・フローの積み上がりは限定的にとどまっております。しかしながら、東京証券取引所の各種要請や政府の各種政策の推進による構造的な変化は引き続き進展しており、日本株式に対する中長期的な投資魅力は高位安定していくものと考えております。海外投資家の多様なニーズに応えながら資金を運用していくことは、当社の強みの一つであり、今後もさらなる飛躍を目指してまいります。
アジア株式を投資対象とするOneAsia運用戦略は、良好なファンド・パフォーマンスが継続した結果、当連結会計年度末における運用資産残高は2,395億円と前期から大きく増加いたしました。足元では、米国及びアジアの機関投資家を中心に、特に韓国株式への関心が高まっております。翌期早々には新たな韓国株式のファンドを立ち上げ、マーケティングを積極化し運用資産残高のさらなる拡大に取り組んでまいります。加えて、成長するインド株式市場を中心に株式会社みずほフィナンシャルグループ、アセットマネジメントOne株式会社との協業を進めることとなりました。互いの知見・両社グループの強みを共有し、当社は運用力の一層の強化を図るとともに、投資家ニーズや市場動向を踏まえた新たなファンドの組成にも取り組むことで、アジア株式分野における運用実績のさらなる積み上げと商品ラインアップの拡充を進めてまいります。日本株式の運用で培ってきた投資力及び調査力を活用し、本戦略を持続的かつ着実に成長させることで、「アジア株式といえばスパークス」との評価を得られるよう、引き続き、ブランド価値の向上と認知の拡大にも努めてまいります。
再生可能エネルギー発電事業のインフラ資産を主な投資対象とする実物資産の運用戦略は、蓄電所への投資を着実に進めており、当連結会計年度末における実物資産投資戦略の運用資産残高は3,261億円となっております。当社グループは、太陽光発電所への投資を中心に進めてまいりましたが、新たな投資分野として蓄電所事業への取り組みを進めており、2025年3月に札幌市において蓄電所事業へ参画したことに続き、当連結会計年度においては国内4地域において同事業への参画を開始いたしました。加えて、北海道札幌市と北海道地域特化型官民連携グリーントランスフォーメーションファンドを設立し運用を開始いたしました。このファンドの投資対象には、再生可能エネルギー関連インフラに加えて次世代半導体やデータセンターなどが含まれており、投資対象の多様化を図っております。その他、北海道苫小牧においては、グリーン水素の製造・貯蔵・輸送・利用までを視野に入れたサプライチェーン構築に関する、環境省からの委託による実証事業を当連結会計年度も進めてまいりました。当該実証事業は2026年3月末で終了いたしましたが、引き続き事業継続を検討しております。今後も、再生可能エネルギーファンドのパイオニアとしての知見を活かし、実物資産投資戦略の安定的な拡充に努めてまいります。
プライベート・エクイティ投資戦略は、次世代の企業の成長に資する投資を長期的な視点から実践し、投資会社として未来を創造する新たな領域を開拓するため設立した未来創生ファンドを中心に、当連結会計年度末における運用資産残高は1,580億円となっております。当連結会計年度は、未来創生3号ファンドの着実な投資の実行と未来創生1号ファンドの投資先のイグジットを着実に進めてまいりました。未来創生1号ファンドに関しては、この投資の成果が具体的に投資家の皆様へのリターンとして実現し、前期に続き成功報酬を計上しており、日本株式や実物資産の投資戦略に加え、成功報酬の発生源泉となる投資戦略が多層化しております。今後も、革新的な技術やビジネスモデルで世界をリードする企業を発掘・育成することで未来社会に貢献することを引き続き目指してまいります。加えて、日本モノづくり未来ファンドは、澤藤電機株式会社へのTOB(株式公開買付)を実行しており、2024年1月に実施したIJTT社、2025年4月に実施したシンニッタン社に続くものとなります。これで日本モノづくり未来ファンドはフルインベストメントとなり、2026年4月3日に2号ファンドを設立いたしました。引き続き、日本で優れた人財・技術・サービスを有する国内のモノづくり企業に投資し、幅広いネットワークを活用して各社を支援し、適切な経営戦略を展開することで、日本のモノづくりの持続的な発展に貢献することを目指してまいります。
なお、経営成績の分析については、「第2事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)業績」に含めて記載しております。
(次期の見通し)
当社グループの主たる事業である投信投資顧問業は、経済情勢や相場環境、また投資実行や売却の機会等による影響を大きく受けることから、将来の業績予想は難しいと認識しており、次期の見通しについての具体的な公表は差し控えさせていただきます。
(3)当連結会計年度の財政状態の分析
<資産の部>
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ76億61百万円増加し、576億円となりました。主な増減内訳は、現金及び預金が18億57百万円の減少、預け金が27億23百万円の増加、仕掛販売用不動産が18億96百万円の増加、投資有価証券が47億22百万円の増加となっております。
<負債の部・純資産の部>
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ19億64百万円増加し、183億96百万円となりました。主な増減内訳は、預り金が10億61百万円の増加、繰延税金負債が10億37百万円の増加となっております。
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ56億96百万円増加し、392億4百万円となりました。主な増減内訳は、利益剰余金が35億93百万円の増加、資本剰余金が3億35百万円の減少、自己株式が1億34百万円の減少、その他有価証券評価差額金が22億31百万円の増加となっております。
(4)資本の財源及び資金の流動性
① キャッシュ・フロー
キャッシュ・フローの状況の分析については、「第2事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(2)キャッシュ・フローの状況」に含めて記載しております。
② 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの投資を目的とした主な資金需要につきましては、シードマネー投資等によるものであります。
短期運転資金は自己資金を基本としており、シードマネー投資等につきましては、自己資金及び金融機関からの長期借入を基本としております。
なお、当連結会計年度末における借入金等の有利子負債の残高は100億92百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は195億27百万円となっております。
5【重要な契約等】
財務制限条項が付された借入金契約
|
借入先 |
株式会社三井住友信託銀行 |
株式会社みずほ銀行 |
|
形態 |
ファシリティー期間付きタームローン |
金銭消費貸借契約証書 |
|
期末残高 |
5,000百万円 |
2,000百万円 |
|
借入期間 |
自 2021年9月30日 至 2026年9月30日 |
自 2023年12月29日 至 2028年12月29日 |
|
担保の有無 |
なし |
なし |
|
保証の有無 |
なし |
なし |
|
財務制限条項 |
あり(注)1 |
あり(注)2 |
(注)1.財務制限条項の内容は以下のとおりであります。
(1)各連結会計年度及び各中間連結会計期間の末日における連結貸借対照表における純資産の部の金額を直前の連結会計年度又は中間連結会計期間の末日における連結貸借対照表における純資産の部の金額の75%以上に維持すること。
(2)各連結会計年度及び各中間連結会計期間の末日における連結の損益計算書における営業損益、経常損益、当期純損益をそれぞれ連続して損失としないこと。
(3)グループ会社の毎月末時点の運用資産残高合計を5千億円以上に維持すること。
2.財務制限条項の内容は以下のとおりであります。
(1)2024年3月期決算を初回とし、以降各年度の決算期の末日における連結の貸借対照表における純資産の部の金額を、直前の事業年度の決算期末日における連結の貸借対照表における純資産の部の金額の75%以上とすること。
(2)各年度の決算期における連結の損益計算書に示される営業損益、経常損益及び税引後当期損益が、それぞれ、2024年3月期を初回とし、以降の決算期につき2期連続して損失とならないようにすること。
(3)日本国内の証券取引所における上場を維持すること。
(4)毎年2月、5月、8月及び11月末日を判定日(当該日が「営業日」以外の日の場合は前「営業日」)とし、当該判定日の前々月末日時点における本件貸付残高が、同各日における「未収入金残高」を超過する場合、超過金額以上の金額を当該判定日までに「キャッシュリザーブ口座」に入金し、かつ、次回判定日まで当該入金後の残高以上に維持すること。
(5)「運用資産残高」を6,500億円以上に維持すること。(残高基準日:毎年3月、6月、9月及び12月末日)
(6)「運用資産残高」が7,500億円を下回った場合、次回判定日まで、借主及び借主の連結子会社名義で株式会社みずほ銀行に開設済みの預金口座の残高を、合計で20億円以上に維持すること。
6【研究開発活動】
該当事項はありません。
第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
該当事項はありません。
2【主要な設備の状況】
該当事項はありません。
3【設備の新設、除却等の計画】
該当事項はありません。
第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
|
種類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普通株式 |
128,800,000 |
|
計 |
128,800,000 |
②【発行済株式】
|
種類 |
事業年度末現在発行数(株) (2026年3月31日) |
提出日現在発行数(株) (2026年5月29日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
|
普通株式 |
41,507,780 |
41,507,780 |
東京証券取引所 プライム市場 |
単元株式数は100株であります。 |
|
計 |
41,507,780 |
41,507,780 |
- |
- |
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
|
年月日 |
発行済株式総数増減数 (株) |
発行済株式総数残高(株) |
資本金増減額(百万円) |
資本金残高(百万円) |
資本準備金増減額 |
資本準備金残高(百万円) |
|
2022年10月1日 (注) 1 |
△167,661,920 |
41,915,480 |
- |
8,587 |
- |
130 |
|
2025年1月6日 (注) 2 |
△210,000 |
41,705,480 |
- |
8,587 |
- |
130 |
|
2025年6月30日 (注) 2 |
△197,700 |
41,507,780 |
- |
8,587 |
- |
130 |
(注) 1.2022年6月10日開催の第33回定時株主総会決議により、2022年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を行い、発行済株式総数は167,661,920株減少し、41,915,480株となっております。
2.自己株式の消却による減少であります。
(5)【所有者別状況】
|
|
|
|
|
|
|
|
2026年3月31日現在 |
||
|
区分 |
株式の状況(1単元の株式数100株) |
単元未満株式の状況 (株) |
|||||||
|
政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の 法人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
|
株主数(人) |
- |
9 |
19 |
75 |
89 |
36 |
6,349 |
6,577 |
- |
|
所有株式数(単元) |
- |
33,061 |
7,648 |
65,058 |
52,331 |
639 |
253,978 |
412,715 |
236,280 |
|
所有株式数の割合(%) |
- |
8.01 |
1.85 |
15.76 |
12.68 |
0.15 |
61.54 |
100.00 |
- |
(注)1.自己株式661,113株は、「個人その他」に6,611単元、「単元未満株式の状況」に13株含まれております。
2.日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・76095口)が所有する当社株式8,445単元及び株式会社日本カストディ銀行(信託口)が所有する当社株式4,833単元は、「金融機関」に含まれております。なお、日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・76095口)及び株式会社日本カストディ銀行(信託口)が所有する当社株式は、連結財務諸表において自己株式として表示しております。
3.上記「単元未満株式」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が40株含まれております。
(6)【大株主の状況】
|
|
|
2026年3月31日現在 |
|
|
氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|
阿部 修平 |
東京都品川区 |
15,573,720 |
38.13 |
|
株式会社阿部キャピタル |
東京都港区虎ノ門4丁目3番1号 |
6,074,000 |
14.87 |
|
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) |
東京都港区赤坂1丁目8番1号 |
1,750,700 |
4.29 |
|
HSBC BANK PLC A/C M AND G (ACS) VALUE PARTNERS CHINA EQUITY FUND |
8 CANADA SQUARE, LONDON E14 5HQ |
1,402,300 |
3.43 |
|
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505025 (常任代理人株式会社みずほ銀行) |
ONE CONGRESS STREET, SUITE 1, BOSTON, MASSACHUSETTS (東京都港区港南2丁目15番1号) |
1,054,200 |
2.58 |
|
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・76095口)
|
東京都港区赤坂1丁目8番1号 |
844,560 |
2.07 |
|
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505301 (常任代理人株式会社みずほ銀行)
|
ONE CONGRESS STREET, SUITE 1, BOSTON, MASSACHUSETTS (東京都港区港南2丁目15番1号)
|
647,295 |
1.58 |
|
株式会社日本カストディ銀行(信託口) |
東京都中央区晴海1丁目8番12号 |
622,969 |
1.53 |
|
光通信KK投資事業有限責任組合 |
東京都豊島区西池袋1丁目4番10号 |
529,900 |
1.30 |
|
UHPartners2投資事業有限責任組合 |
東京都豊島区南池袋2丁目9番9号 |
411,000 |
1.01 |
|
計 |
- |
28,910,644 |
70.78 |
(注1)当社は、2026年3月31日現在自己株式を661,113株保有しております。
(注2)日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・76095口)は「株式付与ESOP信託」導入に伴い設定された信託であります。また、株式会社日本カストディ銀行(信託口)が所有する株式のうち、483,369株は役員向け株式交付信託として信託されております。なお、当該株式は連結財務諸表上、自己株式として処理しております。
(注3)以下の法人から、大量保有報告書(変更報告書)の提出があり、以下のとおり株式を所有している旨の報告を受けておりますが、2026年3月31日現在における当該法人名義の実質所有株式数の確認ができませんので、上記「大株主の状況」には含めておりません。
|
氏名又は名称 |
住所 |
報告義務発生日 |
保有株券等の数 (株) |
株券等保有割合 (%) |
|
M&Gインベストメント・マネジメント・リミテッド(M&G Investment Management Limited)、
M&Gインベストメンツ(シンガポール)ピーティーイー・リミテッド(M&G Investments (Singapore)Pte. Ltd.) |
英国、ロンドン、フェンチャーチ・アベニュー10、EC3M 5AG、
シンガポール 048946 マーケット・ストリート138、キャピタグリーン#35-01 |
2024年8月30日 |
3,581,527 |
8.54% |
(7)【議決権の状況】
①【発行済株式】
|
|
|
|
|
2026年3月31日現在 |
|
区分 |
株式数(株) |
議決権の数(個) |
内容 |
|
|
無議決権株式 |
|
- |
- |
- |
|
議決権制限株式(自己株式等) |
|
- |
- |
- |
|
議決権制限株式(その他) |
|
- |
- |
- |
|
完全議決権株式(自己株式等) |
普通株式 |
661,100 |
- |
- |
|
完全議決権株式(その他) |
普通株式 |
40,610,400 |
406,104 |
- |
|
単元未満株式 |
普通株式 |
236,280 |
- |
- |
|
発行済株式総数 |
|
41,507,780 |
- |
- |
|
総株主の議決権 |
|
- |
406,104 |
- |
(注1)「完全議決権株式(その他)」及び「単元未満株式」の欄には、株式付与ESOP信託の信託財産として日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・76095口)が保有する当社株式が、それぞれ844,500株(議決権の数8,445個)及び60株含まれております。
(注2)「完全議決権株式(その他)」及び「単元未満株式」の欄には、役員向け株式交付信託の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託口)が保有する当社株式が、それぞれ483,300株(議決権の数4,833個)及び69株含まれております。
(注3)「単元未満株式」の欄には、証券保管機構名義の株式40株が含まれております。
②【自己株式等】
|
|
|
|
|
2026年3月31日現在 |
|
|
所有者の氏名又は名称 |
所有者の住所 |
自己名義 所有株式数(株) |
他人名義 所有株式数(株) |
所有株式数 の合計 (株) |
発行済株式 総数に対する 所有株式数 の割合(%) |
|
スパークス・グループ 株式会社 |
東京都港区港南1丁目2番70号 |
661,100 |
- |
661,100 |
1.59 |
|
計 |
- |
661,100 |
- |
661,100 |
1.59 |
(注1)「自己名義所有株式数」及び「所有株式数の合計」の欄に含まれない単元未満株式が13株あります。なお、当該株式は、上表①「発行済株式」の「単元未満株式」の欄に含まれております。
(注2)株式付与ESOP信託の信託財産として日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・76095口)が所有する当社株式844,560株(2.03%)及び役員向け株式交付信託の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託口)が所有する当社株式483,369株(1.16%)は、上記自己株式に含めておりません。
2【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 会社法第155条第3号に該当する普通株式の取得及び会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得
(1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】
|
区分 |
株式数(株) |
価額の総額(円) |
|
取締役会(2025年5月7日)での決議状況 (取得期間2025年5月8日~2025年6月30日) |
200,000 |
300,000,000 |
|
当事業年度前における取得自己株式 |
- |
- |
|
当事業年度における取得自己株式 |
197,700 |
299,852,000 |
|
残存決議株式の総数及び価額の総額 |
2,300 |
148,000 |
|
当事業年度の末日現在の未行使割合(%) |
1.2 |
0.1 |
|
当期間における取得自己株式 |
- |
- |
|
提出日現在の未行使割合(%) |
1.2 |
0.0 |
(注)当期間における取得自己株式には、2026年5月1日からこの有価証券報告書提出日までの自己株式の取得は含まれておりません。
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
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区分 |
株式数(株) |
価額の総額(円) |
|
当事業年度における取得自己株式 |
603 |
1,030,776 |
|
当期間における取得自己株式 |
- |
- |
(注)当期間における取得自己株式には、2026年5月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式は含まれておりません。
(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
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区分 |
当事業年度 |
当期間 |
||
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株式数(株) |
処分価額の総額 (百万円) |
株式数(株) |
処分価額の総額 (百万円) |
|
|
引き受ける者の募集を行った取得自己株式 |
- |
- |
- |
- |
|
消却の処分を行った取得自己株式 |
197,700 |
335 |
- |
- |
|
合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式 |
- |
- |
- |
- |
|
その他(ESOP信託による当社及び当社子会社従業員への交付) |
93,460 |
100 |
40,440 |
43 |
|
保有自己株式数 |
1,989,042 |
- |
1,948,602 |
- |
(注)1.当期間における保有自己株式数には、2026年5月1日からこの有価証券報告書提出日までの取締役会決議による自己株式の取得及び単元未満株式の買取りによる株式は含まれておりません。
2.保有自己株式数には、当社保有の自己株式のほかに日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・76095口)及び株式会社日本カストディ銀行(信託口)が所有する当社株式が以下のとおり含まれております。
当事業年度 1,327,929株 当期間 1,287,489株
3【配当政策】
当社は、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るとともに、株主の皆様に利益を還元していくことを重要な経営課題の一つとして位置づけております。株主還元につきましては、中長期的な視点に立ち、安定性・継続性に配意しつつ、業績動向、財務状況及び還元性向等の他、実施時期や実施方法等を総合的に勘案して行ってまいります。
当事業年度の配当金につきましては、引き続き安定した財務状態にあること及び基礎収益が増加していること等から、前事業年度の普通配当1株当たり68.0円に22.0円を加えた1株当たり90.0円の普通配当(連結配当性向55.8%)の配当を実施することを予定しております。
なお当社の剰余金の配当は、株主総会の決議により期末配当として年1回の剰余金の配当を行うことに加え、「取締役会の決議によって、毎年9月30日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主又は登録株式質権者に対し会社法第454条第5項に定める剰余金の配当をすることができる。」旨を定款に定めており、配当回数については、年2回(基準日:9月30日、3月31日)となります。2027年3月期は、年2回の配当を予定しております。また、内部留保金については、株主価値の向上につなげるべく、既存事業へのシード投資の他、高い収益性と成長性の見込める新規事業投資及び自己勘定投資を行ってまいります。
(注)基準日が当事業年度に属する剰余金の配当金は以下のとおりであり、2026年6月5日開催予定の定時株主総会の決議事項となっております。
|
決議年月日 |
配当金の総額(百万円) |
1株当たり配当額(円) |
|
2026年6月5日 |
3,676 |
90.0円 |
|
定時株主総会決議(予定) |
4【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社及び当社グループは、1989年の創業以来、「マクロはミクロの集積である」との投資哲学に基づく徹底したボトムアップ・アプローチによる投資を実践することで、多くのお客様の信頼を獲得すべく資産運用サービスをご提供しております。
今後も当社は、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を達成することにより、「世界で最も信頼、尊敬されるインベストメント・カンパニーになる」ことで、「世界を豊かに、健やかに、そして幸せにする」を実現できるよう努めてまいります。
② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由
当社は、取締役の職務執行の監査等を担う監査等委員を取締役会の構成員とすることにより、監督と執行の分離を明確にして取締役会の監督機能を強化するとともに、取締役会から業務執行取締役へ業務執行権限を大幅に委譲することによる業務執行の迅速化を通じて、一層のコーポレート・ガバナンスの充実を図ることとしております。
<取締役会・取締役>
当社の取締役会は、経験豊富な以下の7名の取締役で構成されており、毎月一回開催の定例取締役会に加え、随時必要に応じ臨時取締役会を開催し、経営の基本方針の策定や特に重要な経営判断を行っております。
|
議長 |
地位 |
氏名 |
性別 |
|
○ |
監査等委員である社外取締役 |
中川 俊彦 |
男性 |
|
|
代表取締役社長 グループCEO グループCIO |
阿部 修平 |
男性 |
|
|
取締役 グループ上席執行役員 グループCFO |
峰松 洋志 |
男性 |
|
|
監査等委員である社外取締役 |
能見 公一 |
男性 |
|
|
監査等委員である社外取締役 |
箱田 英子 |
女性 |
|
|
監査等委員である社外取締役 |
森下 公江 |
女性 |
|
|
監査等委員である社外取締役 |
斉藤 麻子 |
女性 |
なお、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の任期は1年であり、経営責任をより明確にし、経営体質の強化を図るとともに、経営環境の変化に対応し経営体制を機動的に構築することができるようになっております。監査等委員である取締役の任期は2年となっております。また、ガバナンス体制を強化するため、社外取締役5名を招聘することで、取締役会に独立的かつ客観的な意見を取り入れ、意思決定・監督機能の一層の充実を図っております。
<監査等委員会>
当社の監査等委員会は、以下の5名の社外取締役(全て独立社外取締役)により構成されており、業務執行の適法性、妥当性の監視を行っております。
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委員長 |
地位 |
氏名 |
性別 |
|
○ |
監査等委員である社外取締役 |
能見 公一 |
男性 |
|
|
監査等委員である社外取締役 |
中川 俊彦 |
男性 |
|
|
監査等委員である社外取締役 |
箱田 英子 |
女性 |
|
|
監査等委員である社外取締役 |
森下 公江 |
女性 |
|
|
監査等委員である社外取締役 |
斉藤 麻子 |
女性 |
<経営会議>
当社は、代表取締役、業務執行取締役及びグループ執行役員等により構成される経営会議を設置しており、取締役会から代表取締役社長に委任された重要な業務執行の決定等について審議しております。
|
議長 |
地位 |
氏名 |
性別 |
|
○ |
代表取締役社長 グループCEO グループCIO |
阿部 修平 |
男性 |
|
|
取締役 グループ上席執行役員 グループCFO |
峰松 洋志 |
男性 |
|
|
グループ執行役員 |
鈴木 剛 |
男性 |
|
|
グループ執行役員 |
出路 貴規 |
男性 |
|
|
グループ執行役員 |
谷脇 栄秀 |
男性 |
|
|
グループ執行役員 |
水谷 光太 |
男性 |
|
|
グループ執行役員 |
平野 哲也 |
男性 |
<指名・報酬委員会>
取締役及びグループ執行役員の指名、報酬等に係る取締役会の機能の独立性・客観性と説明責任を強化し当社の経営の透明性の確保に資することを目的とする指名・報酬委員会を設置しております。
|
委員長 |
地位 |
氏名 |
性別 |
|
○ |
監査等委員である社外取締役 |
中川 俊彦 |
男性 |
|
|
代表取締役社長 グループCEO グループCIO |
阿部 修平 |
男性 |
|
|
監査等委員である社外取締役 |
能見 公一 |
男性 |
|
|
監査等委員である社外取締役 |
箱田 英子 |
女性 |
|
|
監査等委員である社外取締役 |
森下 公江 |
女性 |
|
|
監査等委員である社外取締役 |
斉藤 麻子 |
女性 |
<その他>
その他、当社の支配株主と少数株主との利益が相反する重要な取引及び行為について審議を行い、当該取引及び行為の適切性の検証及び管理等を行う特別委員会、リスク調査の結果に基づき分析・評価しグループ横断的なリスク管理を行うためのグループリスク管理委員会、金融商品取引法等の諸法令・諸規則遵守の徹底を図るためのコンプライアンス委員会、当社グループの気候変動リスク・機会への対処を含む責任投資原則の実践に係る事項を検討・審議するための責任投資委員会の他、取締役会の指定する事項について、その諮問内容に応じて調査、審議、立案、答申等を行う各種委員会を設置しております。また、海外子会社も含めたコンプライアンス担当者間で連絡を密にし、グローバルな視点からも業務執行に関する法令遵守及びリスク管理の検討を行っております。
特別委員会は以下の委員によって構成されております。
案件ごとに当社の独立社外取締役のうち取締役会が指名する者2名以上で構成いたします。委員長は委員の
互選で決定いたします。
グループリスク管理委員会は以下の委員によって構成されております。
代表取締役
内部管理担当役員
取締役(監査等委員である取締役を除く。)
グループ執行役員
本部長
リスク所管部室長
内部監査室長
委員長が必要と認めた者
コンプライアンス委員会は以下の委員によって構成されております。
代表取締役
内部管理担当役員
取締役(監査等委員である取締役を除く。)
グループ執行役員
本部長
内部監査室長
リーガル&コンプライアンス室長
委員長が必要と認めた者
責任投資委員会は以下の委員によって構成されております。
代表取締役
取締役(監査等委員である取締役を除く。)
グループ執行役員
リーガル&コンプライアンス室長
委員長が必要と認めた者
会社の機関及び内部統制システムは、概ね以下のとおりであります。
③企業統治に関するその他の事項
当社は、業務の有効性と効率性の確保、財務報告の信頼性の確保、法令遵守の観点から、内部統制システムの充実に努めております。当社が定める「業務の適正を確保するための体制についての決定内容の概要(2025年5月1日改正)」は、以下の通りです。
|
1. 取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制 (1) 取締役会は、意思決定及び業務執行の適法性、妥当性を監視する機能を強化し充実するため、独立した社外取締役を招聘してこれを構成する。また独立した社外取締役が構成員の過半数となる監査等委員会の監査等により、業務執行の適法性・妥当性の監視を行う。 (2) 社外取締役のうち、証券取引所の有価証券上場規程に定める独立役員の要件を充たす者については、原則としてその届出を行う。 (3) 業務執行取締役は法令・定款・社内規程を遵守し、当社グループの経営理念「世界で最も信頼、尊敬されるインベストメント・カンパニーになる」を実現するために定められたSPARX VISION STATEMENT、コンプライアンス・マニュアル、スパークス・グループ コード・オブ・エシックスに則り行動する。また、業務執行取締役は年度に一回以上のコンプライアンス研修の参加を義務付けられ、法令及び諸規則への理解を深める。 (4) 国内外の諸法規等を遵守するため、取締役会直轄の組織としてコンプライアンス部門を設け、法令等遵守の状況については、当該部門が主催する委員会での審議を経て定期的に取締役会にて報告する。 (5) 取締役の違法・違反行為については、内部通報制度に基づき、内部窓口をコンプライアンス部門長及び監査等委員会事務局とし、外部窓口は法律事務所とすることにより、役職員から通報や相談を受ける。
2. 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 (1) 情報セキュリティ規程等に基づき、機密性レベルに応じた保存方法などの措置を定め、情報資産を保護する。なお、近年新たな脅威となっているサイバー攻撃については、別途定めたサイバーセキュリティ規程に基づき、防護する体制とする。 (2) 文書規程に基づき、次の各号に定める文書(電磁的記録を含む。以下同じ。)を関連資料とともに保存・管理する。 ①株主総会議事録 ②取締役会議事録 ③監査等委員会議事録 ④その他文書規程及び経理規程に定める文書 (3) 取締役から閲覧の要請があった場合、担当部署はいつでも当該要請のあった文書、情報を閲覧又は謄写に供する。
3. 損失の危険の管理に関する規程その他の体制 (1) 業務執行取締役は、リスク管理体制構築の重要性に鑑み、リスク管理に関する諸規程を定め、リスク管理体制を整備する。 (2) リスク管理担当部署は、リスクの把握と管理に努める。また、それらの結果を必要に応じて取締役会に報告する。 (3) 取締役会は個々のリスクに対して、必要に応じて対応方針を審議し、適切な対策を講じる。 (4) 地震や風水害等の自然災害、或いは火事や停電、運用時や障害時等のシステム管理不良、サイバー攻撃等のセキュリティ事案等による被害に対しては、業務継続計画を予め整備し、事前対応に努めるとともに被害発生時の影響の極小化、迅速な復旧に備える。
4. 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制 (1) 経営方針や経営戦略等に関する経営上の重要な事項については、取締役会規程に基づいて協議を行い、決定する。また、業務執行取締役の権限及び責任の範囲については、組織規程及び業務分掌規程を定めることで、業務執行取締役が効率的に職務執行を行う体制を確保する。 (2) 事業展開における臨機応変な対応を可能とするため、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の任期は一年とする。取締役は、意思決定に当たって善管注意義務が十分に果たされているかを相互に監視するとともに、効率性と健全性の確保に努める。 (3) 取締役会は毎月一回以上開催し、経営の執行方針、法令で定められた事項やその他経営に関する重要事項を決定し、業務執行状況を監督する。月次の業績については、定例の取締役会にて報告され、レビューされる。 (4) 取締役会は、専門的な事項について調査、審議、立案、答申等を行う諮問機関として各種委員会を設置する。
5. 使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制 (1) 使用人は、法令・定款・社内規程を遵守し、当社グループの経営理念「世界で最も信頼、尊敬されるインベストメント・カンパニーになる」を実現するために定められたSPARX VISION STATEMENT、コンプライアンス・マニュアル、スパークス・グループ コード・オブ・エシックスに則り行動する。また、各種の会議等を通じ経営理念の浸透を図る。 (2) 社内規程は法令の改廃等に合わせ随時見直し改定するとともに、これを全社員に告知徹底する。また、全社員は入社時及び年度に一回以上のコンプライアンス研修の参加を義務付けられ、法令、諸規則及び社内規程への理解を深める。 |
|
(3) 国内外の諸法令及び社内規程を遵守するため、コンプライアンス部門が主催する委員会を設置してコンプライアンス体制を検証するとともに法令上の諸問題を調査、検討し、取締役会で対応方針を決定する。 (4) 社内で発生するコンプライアンスに関する諸問題は「インシデント・レポート」等により各部門からコンプライアンス部門及び内部監査部門に報告され、委員会で審議の後、取締役会及び監査等委員会に報告される。また、懲罰の要否を検討する必要がある場合には別途委員会において審議し、就業規則等に従い社内処分を行う。 (5) 使用人の違法・違反行為については、内部通報制度に基づき、内部窓口をコンプライアンス部門長及び監査等委員会事務局とし、外部窓口は法律事務所とすることにより役職員から通報や相談を受ける。 (6) 取締役会直轄の内部監査部門が、使用人の職務の執行が諸法規、定款、社内規程及び企業倫理等に従って適正かつ効率的に行われているかを監査し、取締役会及び監査等委員会に対して報告する。 (7) 取締役会は、財務報告にかかる内部統制が有効に機能するよう、全社的な統制・IT統制・業務プロセス統制に関する統制活動の文書化、内部統制の評価、有効性の判断、不備の是正等の活動を逐次モニターする。
6. 当社及びその子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制 (1) グループ各子会社の経営については、子会社管理規程に基づき、子会社管理担当部門がモニタリングを行い、主要子会社の経営状況を把握し、必要に応じて取締役会に報告する。 (2) 取締役会は必要に応じて主要子会社の代表者から業務報告を直接受ける。 (3) 主要子会社において法令・諸規則を遵守するため、その規模や業態などに応じて、SPARX GROUP CODE OF ETHICS PROTOCOLに従い所定の事項を盛り込んだ各社ごとの社内規程を採択させる他、グローバルな視点から業務執行に関する法令遵守及びリスク管理を行う。
7. 監査等委員会の職務を補助すべき使用人の取締役からの独立性及び当該使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項 (1) 監査等委員会の職務は内部監査部門が補助する。 (2) 内部監査部門に所属する使用人の異動、評価等人事全般の事項については監査等委員会の事前の同意を得るものとし、取締役(監査等委員である取締役を除く。)からの独立性を確保するものとする。 (3) 監査等委員会より監査職務の遂行に必要な指示を受けた内部監査部門の使用人は、その指示に関して取締役(監査等委員である取締役を除く。)の指揮・命令を受けないものとする。
8. 当社及びその子会社から成る企業集団における取締役、監査役及び使用人が当社の監査等委員会に報告するための体制 当社及び国内子会社においては、 (1) 当社グループの取締役(監査等委員である取締役を除く。)、監査役及び使用人は、会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実を発見したときは、直ちに監査等委員会に報告する。 (2) 当社グループの取締役(監査等委員である取締役を除く。)、監査役及び使用人は、監査等委員会及び内部監査部門から、会社の業務及び財産の状況の報告を求められたときは、速やかにこれを報告する。 (3) 内部監査部門は、当社グループにおける内部監査の結果その他活動状況を定期的に監査等委員会に報告する。
9. 監査等委員会への報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制 (直接・間接を問わず)監査等委員会への報告を行った当社グループの役員及び従業員に対し、当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを行うことを禁止し、その旨を当社グループの役員及び従業員に周知徹底する。
10. 監査等委員の職務の執行(監査等委員会の職務の執行に関するものに限る。)について生ずる費用の前払又は債務の処理に係る方針に関する事項 (1) 監査等委員がその職務の執行について、当社に対し、会社法の定めに基づく費用の前払い等の請求をしたときは、担当部門において審議のうえ、当該請求に係る費用又は債務が監査等委員会の職務の執行に必要でないことを証明した場合を除き、速やかに当該費用又は債務を処理する。 (2) 監査等委員の職務の執行について生ずる費用等を支弁するため、毎年、一定額の予算を設ける。
11. その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制 (1) 監査等委員会は、代表取締役と定期的に会合を持ち、監査等委員会の監査等の環境整備の状況、監査等に関する重要課題の他、会社が対処すべき課題等について意見を交換する。 (2) 監査等委員会は、内部監査部門の監査と調整を行い、連携して監査を行うとともに、会計監査人から定期的に会計監査の結果の報告を受ける。また、効率的かつ効果的な監査を行うため、それぞれ連絡会議を開催する等により情報の共有に努める。 |
|
(3) 監査等委員会が選定する監査等委員は、重要会議の議事録等を随時閲覧するとともに、必要に応じ、説明を求める。 (4) 監査等委員会は、当社グループ各社の監査業務にかかる情報共有、意見交換に努める。
12. 反社会的勢力の排除に向けた基本的な考え方等 社会の秩序や企業の健全な活動に脅威を与える反社会的勢力に対して、一切関係を持たず、経済的な利益を供与せず、また違法・不当な要求に毅然として応じないことを基本的な考え方とし、これを実現するために、所轄部門によるコンプライアンス教育を徹底するとともに、所轄警察署及び弁護士等の外部専門機関との連携を図る。
13. 財務報告の信頼性を確保するための体制 当社グループは、財務報告の信頼性を確保するため「財務報告に係る内部統制の経営者評価に関する基本原則」を策定し、取締役会が決定する年度基本方針に基づき、有効かつ効率的な財務報告に係る内部統制の整備、運用並びに評価を行う。 |
・責任限定契約の内容の概要
当社と社外取締役は、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令の規定する最低責任限度額であります。これは社外取締役が職務を遂行するにあたり、その能力を十分に発揮して、期待される役割を果たしうる環境を整備することを目的とするものであります。なお、当該責任限定が認められるのは、当該社外取締役が責任の原因となった職務の遂行について善意でかつ重大な過失がないときに限られます。
・役員等賠償責任保険契約の内容の概要
当社は、当社および子会社の取締役、監査役等を被保険者とする、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結し、株主や第三者等から損害賠償請求を提起された場合において、被保険者が負担することになる損害賠償金・争訟費用等の損害を当該保険契約により填補することとしています。ただし、法令違反の行為であることを認識して行った行為の場合等一定の免責事由があり、被保険者の職務の執行の適正性が損なわれないようにしております。また、保険料は全額会社が負担しております。
・取締役の定数
当社は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)を5名以内、監査等委員である取締役を5名以内とする旨定款に定めております。
・取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨及び、累積投票によらないものとする旨定款に定めております。
・中間配当
当社は、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨定款に定めております。これは、株主への機動的な利益還元を可能にするためであります。
・自己の株式の取得
当社は、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議をもって自己の株式を取得できる旨定款に定めております。これは、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することを目的とするものであります。
・取締役の責任免除
当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議によって、同法第423条第1項の行為に関する取締役(取締役であった者を含む。)の損害賠償責任を法令の限度において免除することができる旨定款に定めております。これは、取締役が期待されている役割を十分に発揮できるようにすることを目的とするものであります。
・株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。
④取締役会等の活動状況
当事業年度における取締役会の活動状況は次のとおりであります。
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開催時期 |
出席状況 |
具体的な議題 |
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2025年4月 |
6名全員 |
・第36回定時株主総会招集を決議 ・株主総会の議長並びに代行順位決定を決議 ・2025年度コンプライアンス・プログラム策定を決議及び2024年度実施報告 ・グループ事業計画進捗、グループ業績及び各種委員会報告 |
|
2025年5月臨時 |
5名 (1名欠席) |
・第36期事業報告、計算書類及びこれらの附属明細書並びに連結計算書類を決議 ・2025年3月期連結決算を決議 ・監査等委員会監査報告及び会計監査人選解任/再任審議結果の通知 |
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2025年5月 |
6名全員 |
・財務報告に係る内部統制の有効性に関する基本方針を決議 ・内部監査報告 ・グループ事業計画進捗、グループ業績及び各種委員会報告 |
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2025年6月臨時 |
7名全員 |
・代表取締役及び役付取締役の選定を決議 ・株主総会並びに取締役会の招集権者及び議長並びに代行順位を決議 ・取締役の担当を決議 ・取締役(監査等委員であるものを除く)報酬を決議 ・監査等委員会 委員長選任を報告 |
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2025年6月 |
7名全員 |
・有価証券報告書等を決議 ・コーポレート・ガバナンス報告書及びTCFDレポート改訂を決議 ・自己株式消却を決議 ・監査等委員会2025年度監査計画報告 ・グループ事業計画進捗、グループ業績及び各種委員会報告 |
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2025年7月 |
7名全員 |
・内部監査計画を決議 ・グループ事業計画進捗、グループ業績及び各種委員会報告 |
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2025年7月臨時 |
6名 (1名欠席) |
・2026年3月期 第1四半期連結決算承認 |
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2025年8月 |
7名全員 |
・D&O/E&O/サイバー保険更新を決議 ・役員株式交付規程の改定 ・グループ事業計画進捗、グループ業績及び各種委員会報告 |
|
2025年9月 |
7名全員 |
・財務報告に係る内部統制の整備及び運用に係る基本計画を決議 ・グループ事業計画進捗、グループ業績及び各種委員会報告 |
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2025年10月 |
7名全員 |
・監査報酬等の承認 ・規程改訂(年次見直し)を決議 ・グループ事業計画進捗、グループ業績及び各種委員会報告 |
|
2025年10月臨時 |
7名全員 |
・2026年3月期 第2四半期連結決算承認 |
|
2025年11月 |
7名全員 |
・ベンチャーへの出資を決議 ・シードマネー追加を決議 ・グループ事業計画進捗、グループ業績及び各種委員会報告 |
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2025年12月 |
7名全員 |
・株主還元の方向性を決議 ・グループ子会社の組織変更等を決議 ・グループ事業計画進捗、グループ業績及び各種委員会報告 |
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2026年1月 |
6名 (1名欠席) |
・BCM委員会設置及び規程制定(一部規程の改訂)を決議 ・グループ事業計画進捗、グループ業績及び各種委員会報告 |
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2026年1月臨時 |
7名全員 |
・2026年3月期 第3四半期連結決算承認 ・2026年3月期 期末配当を決議 |
|
2026年2月 |
7名全員 |
・役員ESOP契約更新を決議 ・取締役会の実効性に関する評価についての討議 ・グループ事業計画進捗、グループ業績及び各種委員会報告 |
|
2026年3月 |
7名全員 |
・2026年度予算、資金計画を決議 ・2025年度賞与支給(役員/従業員)、2026年度給与改定(役員/従業員)及び採用計画を決議 ・組織変更に伴う人事異動を決議 ・長期借入実行(リファイナンス)を決議 ・グループ事業計画進捗、グループ業績及び各種委員会報告 |
また、取締役会の出席状況は次のとおりです。
|
議長 |
地位(2026年3月31日現在) |
氏名 |
性別 |
出席状況 |
|
○ |
監査等委員である社外取締役 |
中川 俊彦 |
男性 |
17回/17回(100%) |
|
|
代表取締役社長 グループCEO グループCIO |
阿部 修平 |
男性 |
17回/17回(100%) |
|
|
取締役 グループ上席執行役員 グループCFO |
峰松 洋志 |
男性 |
14回/14回(100%) |
|
|
監査等委員である社外取締役 |
能見 公一 |
男性 |
16回/17回(94%) |
|
|
監査等委員である社外取締役 |
箱田 英子 |
女性 |
17回/17回(100%) |
|
|
監査等委員である社外取締役 |
森下 公江 |
女性 |
17回/17回(100%) |
|
|
監査等委員である社外取締役 |
斉藤 麻子 |
女性 |
15回/17回(88%) |
(注)2025年4月から2026年3月までに開催された取締役会は17回であり、峰松洋志氏の就任以降開催された取締役会は14回となっております。
当事業年度における監査等委員会の活動状況は「(3)監査の状況 ①監査等委員会監査の状況」に記載しております。
当事業年度における指名・報酬委員会の活動状況は「(4)役員の報酬等 ①役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項 c. 当事業年度における取締役の報酬等の決定に関する取締役会及び委員会等の活動」に記載しております。
(2)【役員の状況】
① 役員一覧
男性 4名 女性 3名 (役員のうち女性の比率42.9%)
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (株) |
||||||||||||||||||||||||||
|
代表取締役 社長 グループCEO グループCIO |
阿部 修平 |
1954年5月10日生 |
|
注2 |
15,573,720 |
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (株) |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
取締役 グループ上席執行役員 グループCFO |
峰松 洋志 |
1971年9月28日生 |
|
注2 |
67,040 |
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (株) |
||||||||||||||||||||||||||||
|
取締役 (監査等委員) |
中川 俊彦 |
1951年9月30日生 |
|
注4 |
20,000 |
||||||||||||||||||||||||||||
|
取締役 (監査等委員) |
能見 公一 |
1945年10月24日生 |
|
注4 |
- |
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (株) |
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
取締役 (監査等委員) |
箱田 英子 |
1957年5月25日生 |
|
注4 |
- |
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
取締役 (監査等委員) |
森下 公江 |
1967年8月18日生 |
|
注3 |
- |
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (株) |
||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
取締役 (監査等委員) |
斉藤 麻子 |
1968年1月21日生 |
|
注4 |
- |
||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
計 |
15,660,760 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(注)1.取締役 中川俊彦、能見公一、箱田英子、森下公江及び斉藤麻子は、社外取締役であります。
2.2025年6月6日開催の定時株主総会終結の時から1年間
3.2025年6月6日開催の定時株主総会終結の時から2年間
4.2024年6月7日開催の定時株主総会終結の日から2年間
② 社外役員の状況
当社の監査等委員である取締役5名はいずれも社外取締役であります。
社外取締役の中川俊彦氏は、金融業界におけるマネジメントとしての豊富な経験に基づく幅広い見識を、持続的成長を促し中長期的な企業価値向上を図るという観点から当社の経営に活かしていただくために、監査等委員である社外取締役に選任しております。当社と中川氏との間に利害関係はなく、東京証券取引所が定める独立性基準及び役員の属性についてのチェック項目に該当せず、一般株主との利益相反が生じるおそれはないと判断し、独立役員として指定しております。
社外取締役の能見公一氏は、金融業界におけるマネジメントとしての豊富な経験に加え他の業界での社外役員としての豊富な経験に基づく幅広い見識を、持続的成長を促し中長期的な企業価値向上を図るという観点から当社の経営に活かしていただくために、監査等委員である社外取締役に選任しております。当社と能見氏との間に利害関係はなく、東京証券取引所が定める独立性基準及び役員の属性についてのチェック項目に該当せず、一般株主との利益相反が生じるおそれはないと判断し、独立役員として指定しております。
社外取締役の箱田英子氏は、弁護士としての専門的な知識と豊富な経験に基づく様々な業種に対する幅広い見識を、持続的成長を促し中長期的な企業価値向上を図るという観点から当社の経営に活かしていただくために、監査等委員である社外取締役に選任しております。当社と箱田氏との間に利害関係はなく、東京証券取引所が定める独立性基準及び役員の属性についてのチェック項目に該当せず、一般株主との利益相反が生じるおそれはないと判断し、独立役員として指定しております。
社外取締役の森下公江氏は、国内外を通じた広告業界における豊富なマーケティング業務経験・マネジメント経験、他の業界でのマネジメントとしての経験に基づく幅広い見識を、持続的成長を促し中長期的な企業価値向上を図るという観点から当社の経営に活かしていただくために、監査等委員である社外取締役に選任しております。当社と森下氏との間に利害関係はなく、東京証券取引所が定める独立性基準及び役員の属性についてのチェック項目に該当せず、一般株主との利益相反が生じるおそれはないと判断し、独立役員として指定しております。
社外取締役の斉藤麻子氏は、主としてラグジュアリーブランドのマーケティング及びブランディングに関する豊富な経験に加えサステナビリティに関する知見、他の業界での豊富なマネジメントとしての経験に基づく幅広い見識を、持続的成長を促し中長期的な企業価値向上を図るという観点から当社の経営に活かしていただくために、監査等委員である社外取締役に選任しております。当社と斉藤氏との間に利害関係はなく、東京証券取引所が定める独立性基準及び役員の属性についてのチェック項目に該当せず、一般株主との利益相反が生じるおそれはないと判断し、独立役員として指定しております。
③ 社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査等委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
当社の社外取締役5名は全員監査等委員である社外取締役であり、監査等委員会は当該社外取締役5名で構成されています。
社外取締役は、主として取締役会に出席することを通じ、また代表取締役と会合を持ち、意見交換する他、必要に応じて監査部署その他社内各部署からの情報提供や連携を通じ、経営全般の監督・監視を行う体制としております。
内部監査室は、監査等委員会の事務局となっており、監査等委員会が効率的な監査を実施できる体制としております。
(3)【監査の状況】
① 監査等委員会の監査の状況
当社は2020年6月9日開催の定時株主総会において、監査等委員会設置会社への移行を内容とする定款の変更が決議されたことにより、同日付をもって監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行しております。
監査等委員会による監査は、経験豊富かつ独立性の強い社外取締役5名によって実施され、日常的監査業務の他に取締役会をはじめとする重要会議への出席・各種提言を通じ、業務執行の適法性・妥当性の監督を行います。
監査等委員会は、内部統制システムの運営状況の定期的な実施状況を確認し、また内部統制部門の管掌役員と協議をしております。また、監査法人との定期的な協議の中で監査法人より専門的且つ客観的な会計監査及び内部統制についての監査結果について説明を受け共有をしております。
監査等委員である取締役は代表取締役及び経営幹部と定期的に会合を持ち、監査等委員会監査の環境整備の状況、監査に関する重要課題の他、会社が対処すべき課題等について意見交換を行います。
当事業年度において当社は監査等委員会を月1回開催しており、個々の監査等委員の出席状況については次のとおりであります。
|
氏 名 |
開催回数 |
出席回数 |
|
能見 公一 |
17回 |
16回 |
|
中川 俊彦 |
17回 |
17回 |
|
箱田 英子 |
17回 |
17回 |
|
森下 公江 |
17回 |
17回 |
|
斉藤 麻子 |
17回 |
15回 |
当事業年度に関連する監査等委員会は、以下の通り開催・議論しております。
|
開催時期 |
出席状況 |
具体的な議題 |
|
2025年4月 |
5名全員 |
・監査等委員である取締役の選任に関する同意の決議 ・定時株主総会における監査等委員会監査報告の協議 ・監査上の主要な検討事項(KAM)の協議 |
|
2025年5月臨時 |
4名 (1名欠席) |
・監査法人との本決算講評に関する協議 ・定時株主総会監査等委員会監査報告の決議 ・株主総会における会計監査人の再任・選解任の決議 ・定時株主総会の上程議案、関連書類についての協議 |
|
2025年5月 |
5名全員 |
・2025年度監査等委員会監査計画に関する協議 ・内部監査報告 ・グループリスク管理委員会報告に関する協議 ・コンプライアンス委員会報告に関する協議 |
|
2025年6月臨時 |
5名全員 |
・監査等委員会委員長及び議長選任の決議 ・監査等委員報酬の承認 |
|
2025年6月 |
5名全員 |
・2025年度監査等委員会監査計画の決議 ・監査分担、監査スケジュールの決議 |
|
2025年7月 |
5名全員 |
・2025年度内部監査計画に関する協議 |
|
2025年7月臨時 |
4名 (1名欠席) |
・第1四半期決算に関する監査法人との協議 ・第1四半期決算短信に関する協議 |
|
2025年8月 |
5名全員 |
・内部監査 モニタリング報告(ITリスク)に関する協議 ・グループリスク管理委員会報告に関する協議 ・コンプライアンス委員会報告に関する協議 |
|
2025年9月 |
5名全員 |
・2026年3月期財務報告に係る内部統制(JSOX)基本計画についての協議 ・監査等委員と代表取締役社長との意見交換についての協議 |
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2025年10月 |
5名全員 |
・監査法人監査報酬についての同意承認 ・監査等委員と代表取締役社長との意見交換 ・IT部会報告に関する協議 |
|
2025年10月臨時 |
5名全員 |
・第2四半期決算に関する監査法人との協議 ・第2四半期決算短信に関する協議 |
|
2025年11月 |
5名全員 |
・グループリスク管理委員会報告に関する協議 ・コンプライアンス委員会報告に関する協議 |
|
2025年12月 |
5名全員 |
・監査等委員とグループCFOとの意見交換についての協議 ・IT部会報告に関する協議 |
|
2026年1月 |
4名 (1名欠席) |
・監査等委員とグループCFOとの意見交換 ・IT部会報告に関する協議 |
|
2026年1月臨時 |
5名全員 |
・第3四半期決算に関する監査法人との協議 ・第3四半期決算短信に関する協議 |
|
2026年2月 |
5名全員 |
・グループリスク管理委員会報告に関する協議 ・コンプライアンス委員会報告に関する協議 ・IT部会報告に関する協議 |
|
2026年3月 |
5名全員 |
・監査等委員と代表取締役社長との意見交換についての協議 ・会計監査人の職務遂行に関する事項の協議 |
※ なお、毎月の監査等委員会において、グループビジネスの概況及び内部統制システムの整備・運用状況の確認
について報告・協議をしております。
② 内部監査の状況
(当社における内部監査について)
・内部監査の組織、人員及び手続
内部監査は内部監査室が担当し、取締役会に直属し組織上独立しており、室長1名及び室員1名で運営しております。
内部監査は、取締役会で承認された年度内部監査計画に基づき、業務監査、財務報告に係る内部統制の有効性の検証等を実施し、内部監査の結果については、遅滞なく内部監査報告書を作成し、取締役会に提出することを以て、経営に報告されます。
また、各年度内に実施した内部監査における指摘事項の改善状況について、フォローアップの監査等を行い、その結果を取締役会に報告します。
・内部監査、監査等委員会監査及び会計監査の相互連携並びにこれらの監査と内部統制部門との関係
内部監査室は業務執行に係る業務状況・課題等を検証し、内部監査結果について取締役会及び監査等委員会へ報告を行い、内部統制部門とも協議、共有をします。
内部監査室は、監査等委員会と共に監査法人より専門的且つ客観的な会計監査及び内部統制についての監査結果について説明を受け共有しております。
・内部監査の実効性を確保するための取組み
内部監査室の室長の任免は取締役会の承認により行われます。また、内部監査室からの監査結果については、代表取締役のみならず、取締役会並びに監査等委員会に対しても直接報告を行っており、業務執行からの独立性を確保し、監査実施にあたり客観性が侵害されない態勢を整備しております。
また、内部監査室の監査対象は、当社を含むスパークス・グループ全体であるため、海外子会社および実物資産運用を含む多様かつ広範囲なビジネス・業務について、内部監査を実施しております。このため、必要に応じて外部専門家と協働し深度ある監査を実施しております。
③ 会計監査の状況
a. 監査法人の名称
EY新日本有限責任監査法人
b. 継続監査期間
15年
c. 業務を執行した公認会計士
櫻井 雄一郎
稲葉 宏和
d. 監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士7名、その他17名であります。
e. 監査法人の選定の方針と理由
1) 会計監査人の解任又は不再任の決定の方針
監査等委員会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定いたします。
また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査等委員会の同意に基づき、会計監査人を解任することができるものとします。この場合、監査等委員会が選定した監査等委員は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨及びその理由を報告いたします。
なお、取締役会が、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、会計監査人の解任又は不信任を株主総会の会議の目的とすることを監査等委員会に請求し、監査等委員会はその適否を判断した上で、株主総会に提出する議案の内容を決定いたします。
2) 監査等委員会による監査法人の評価及び選定の理由
監査等委員会は、監査法人の評価について、会計監査人の解任又は不再任の決定の方針に基づき会計監査人の評価及び選定基準等に照らした上で、監査法人の品質管理、監査チーム体制、監査報酬、監査役等とのコミュニケーション、経営者等との関係、グループ監査及び不正リスク等の評価基準項目について具体的に検討いたしました。
以上の評価をもとに審議の結果、EY新日本有限責任監査法人の職務遂行状況、独立性及び専門性について問題ないものと判断し、会計監査人の再任を決定しております。
④ 監査報酬の内容等
a. 監査公認会計士等に対する報酬
|
区分 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
||
|
監査証明業務に基づく報酬(百万円) |
非監査業務に基づく報酬(百万円) |
監査証明業務に基づく報酬(百万円) |
非監査業務に基づく報酬(百万円) |
|
|
提出会社 |
29 |
- |
30 |
- |
|
連結子会社 |
7 |
15 |
6 |
15 |
|
計 |
36 |
15 |
37 |
15 |
連結子会社における非監査業務の内容は、分別保管に関する内部管理体制検証業務、グローバル投資パフォーマンス基準の検証に係る業務及び受託業務に係る内部統制の整備状況の検証業務であります。
b. 監査公認会計士等と同一のネットワーク(Ernst & Young)に対する報酬(a.を除く)
|
区分 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
||
|
監査証明業務に基づく報酬(百万円) |
非監査業務に基づく報酬(百万円) |
監査証明業務に基づく報酬(百万円) |
非監査業務に基づく報酬(百万円) |
|
|
提出会社 |
- |
18 |
- |
23 |
|
連結子会社 |
21 |
9 |
24 |
3 |
|
計 |
21 |
27 |
24 |
27 |
当社及び連結子会社における非監査業務の内容は、移転価格税制関連業務、法人税等の確定申告書のレビュー及び相談業務であります。
c. その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d. 監査報酬の決定方針
該当事項はありませんが、当社の規模、監査計画の妥当性、業界の特性等を勘案したうえで決定しております。
e. 監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査等委員会は、取締役等及び会計監査人から必要な資料を入手し報告を受けるほか、監査時間数や人員体制などの監査計画の内容、監査の実施状況、監査報酬の推移及び当該事業年度の報酬見積もりの内容を確認した結果、会計監査人の報酬等の額について同意しました。
(4)【役員の報酬等】
① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
イ. 取締役(監査等委員である取締役を除く)の報酬等
a. 取締役の報酬等の決定に関する方針の内容及び決定方法
・方針の内容の概要
当社は、役員報酬制度をコーポレート・ガバナンスにおける重要事項と位置づけ、当社グループのミッション、ビジョンに共感し、“現地現物”やコミュニケーションの重要性といった価値観を共有し、高い知見・見識を備え、優れた人間性を有する者が、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に向けて動機付けられるよう、また金銭的なモチベーションだけでなく、仕事のやりがい等の非金銭的なモチベーションも強く感じることのできるよう役員報酬制度を構築し、報酬等を決定しております。
具体的な報酬の構成としては、(ⅰ)固定報酬、(ⅱ)短期業績連動報酬(業績賞与)、(ⅲ)(中長期)業績連動型株式報酬の3つからなりますが、当社グループの主たる事業である投信投資顧問業は、業績が経済情勢や相場環境によって大きな影響を受けることから、(ⅰ)固定報酬の割合を相対的に低く抑え、逆に(ⅱ)短期業績連動報酬及び(ⅲ)(中長期)業績連動型株式報酬の割合を相対的に高くすることでステークホルダーと利害が一致するよう努めております。具体的には、目標が概ね達成された場合にこの比率が3:7程度になるように報酬制度を設計しています。また、トータルとしての報酬水準は、報酬コンサルタントなど外部の第三者から提供を受けた東証プライム市場上場会社の役員報酬に関するデータや日本に所在する運用会社の役員報酬に関するデータなどを参考にして同業他社に比して魅力的で、優秀な人材を惹きつけるに足る市場競争力ある水準となるよう留意しております。
なお、取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。定款第18条第1項により員数は5名以内)の報酬限度額は、2020年6月9日開催の第31回定時株主総会において年額1,500百万円以内(使用人分給与を除く)と決議いただいておりますが、当該報酬限度額とは別に、業績連動型株式報酬の上限額は、2022年6月10日開催の第33回定時株主総会において、2023年3月末日に終了する事業年度から2026年3月末日に終了する事業年度までの4事業年度に対して1,800百万円以内及び1事業年度あたり200,000ポイント以内(1ポイント=1株)とし、また当社の取締役会の決定により対象期間を5事業年度以内の期間を定めて延長し、当該延長した対象期間の事業年度数に450百万円を乗じた金額を上限に追加することができることを決議いただいております。尚、2026年2月に開催された当社の取締役会において対象期間を2031年3月末日に終了する事業年度まで延長することを決定しております。
役員報酬の支給対象者の重大な不正・違反行為や会計上の重大な誤りといった一定の事象が明らかになった場合には、指名・報酬委員会の諮問を経て取締役会の決議により、当該支給対象者に対して役員報酬の全部又は一部の返還を求めることが出来るというクローバック条項を定めています。なお当該対象者には、既に退任した役員を含め、また当該対象となる役員報酬には、既に支給済のものを含めて重大な不正・違反行為に係る報酬及び会計上の重大な誤りがあった事業年度に係る報酬の全部又は一部としています。
(ⅰ)固定報酬
当社は持株会社であり、当社の取締役に主として期待される役割は、専らグループガバナンスの維持・向上を図るものであることから、当社における報酬額は原則として常勤・非常勤の別、役職に応じた固定報酬額のみとしております。
また、グループの事業子会社役員等を兼務し、グループにおける業務執行にも責任を持つ当社の取締役(監査等委員である取締役を除く)への報酬等は、グループ全体に対する職責等に応じて各人の報酬等の総額を決定した上で、上述した持株会社である当社における固定報酬額を控除し、残額を兼務する事業子会社において固定報酬等として支給しております。なお、当該固定報酬は、12等分した定額を、毎月金銭にて支給しております。
(ⅱ)(短期)業績連動報酬(業績賞与)
当社グループ業績に関する計数の状況を分析し、更に株主への還元総額や内部留保額、来期以降の経営環境や経営計画・資金計画、業績見通しなど総合的に勘案した上で、前年度賞与支給実績との比較等から、年度グループ利益の一定割合をグループ全役職員の賞与原資として決定します。合わせて、その賞与原資に占める取締役(監査等委員である取締役を除く)に対する賞与配分割合も決定します。
次に、下記当社グループの重要な経営指標の目標と実績を比較する他、グループ業務執行への貢献度合い、個人目標の達成度合い等、役位別担当業務別に評価ウェイトを変え、各取締役(監査等委員である取締役を除く)の評価を定量及び定性の両面から行います。
・効率性:ROE
・安定性:基礎収益力
・収益性:営業利益
・最も基本的な経営指標:AUM純流入額
最後に上記評価に基づき、各取締役(監査等委員である取締役を除く)の業績賞与額を決定し、各取締役(監査等委員である取締役を除く)が兼務する事業子会社において業績賞与を支給します。なお、当該業績賞与は翌年度初めに金銭にて支給しております。
(ⅲ)(中長期)業績連動型株式報酬
当社グループの中長期的な成長へのコミットメントをより確実なものとし、また取締役の報酬と当社の業績及び株式価値との連動性をより明確にするため、中長期目標の達成度合いおよび個人目標の達成度合いに応じて、当社株式を交付する株式報酬制度を導入しております。なお当該報酬に関する中長期目標や役位別に異なる株式付与マトリックスについても、取締役会の任意の諮問機関である指名・報酬委員会において議論し、同委員会から答申された結論を尊重して取締役会において決議しております。
また当該報酬は、交付する株式数の前提となるポイント数を、株式付与マトリックスに従って連結会計年度末に算出した後、実際の株式交付まで3年間の留保期間を設けており、当該留保期間に、当社グループの各種規則に定める遵守事項及び義務に違反する行為を行ったことが判明した場合、取締役を解任された場合には支給されないこと等から、株主などステークホルダーとの利害が中長期的に一致した報酬であると考えております。
なお、代表取締役社長については、すでに保有株式数が一定以上に達していることから、当該報酬の支給対象に含まれておりません。
b. 取締役の報酬等の決定権限を有する者の名称とその権限の内容及び範囲
取締役会の諮問機関である指名・報酬委員会における諮問を経て、取締役会で各取締役の報酬等の額を決定しております。
取締役会の諮問機関である指名・報酬委員会は、取締役会の決議によって選定された3名以上の取締役(以下「委員」という。)で構成され、その過半数は独立社外取締役でなければならず、この独立社外取締役とは、当社の社外取締役のうち、株式会社東京証券取引所に対して独立役員として届出をされているものをいうと定めています。具体的には、代表取締役社長と社外取締役5名(全て独立社外取締役)が委員として参加しており、委員の互選によって委員長を選出しております。
また、指名・報酬委員会は、取締役会の諮問に応じて、以下の事項について審議をし、取締役会に対して助言・提言を行います。
(1)取締役(監査等委員である取締役を除く。以下同じ。)候補者の選任および解任に関する株主総会議案、グループ執行役員候補者の選任および解任に関する取締役会議案
(2)前号を決議するために必要な基本方針、規則および手続等の制定、変更、廃止
(3)その他、取締役候補者の選任および取締役の解任ならびにグループ執行役員候補者の選任およびグループ執行役員の解任に関して指名・報酬委員会が必要と認めた事項
(4)取締役およびグループ執行役員の個人別の報酬等の内容に係る決定に関する方針
(5)取締役およびグループ執行役員の個人別の報酬等の内容
・額が確定しているもの 個人別の額
・額が確定していないもの 個人別の具体的な算定方法
・金銭でないもの 個人別の具体的な内容
(6)前2号を決議するために必要な基本方針、規則および手続等の制定、変更、廃止
(7)その他、取締役およびグループ執行役員の報酬等に関して指名・報酬委員会が必要と認めた事項
当社の社外取締役は、企業経営者としての経験および他の上場会社等の社外役員の経験が豊富であること等から、役員報酬に関する資本市場からの期待について深い見識を有しており、建設的な議論がなされております。
c. 当事業年度における取締役の報酬等の決定に関する取締役会及び委員会等の活動
取締役会の諮問機関である指名・報酬委員会は、代表取締役社長を含めた、全ての社外取締役が委員として参加しており、委員の互選によって選定された取締役が委員長を務めております。当社の社外取締役は、企業経営者としての経験及び他の上場会社等の社外役員の経験が豊富であること等から、役員報酬に関する資本市場からの期待について深い見識を有しており、建設的な議論がなされております。
「a. 取締役の報酬等の決定に関する方針の内容及び決定方法」の内容については、取締役会から諮問を受けた指名・報酬委員会において全て議論され、その結論を取締役会にて決議しております。
なお、当事業年度に関連する指名・報酬委員会は、以下の通り開催・議論しております。
|
開催時期 |
出席状況 |
主な議題 |
|
2025年7月 |
5名 (1名欠席) |
・指名報酬委員会委員について ・指名報酬委員会委員長の選任について ・役員報酬の基本方針について ・役員の個人別目標設定について ・2025年度中長期業績連動報酬(ESOP)マトリックスについて ・今後の委員会スケジュールについて |
|
2026年1月 |
6名全員 |
・賞与決定プロセスについて ・賞与原資の算出方法及び現案について ・役員の個人別年度目標について ・中長期業績連動報酬(ESOP)における委員会の関与について ・社外取締役の評価方法について ・新任社外取締役について ・今後の委員会スケジュールについて |
|
2026年2月 |
6名全員 |
・新任社外取締役について ・2025年度 賞与原資について ・2025年度 各役員の評価について ・2025年度 各役員の短期業績連動報酬(賞与)について ・2025年度 各役員の中長期業績連動報酬(ESOP)について ・2026年度 新執行体制について ・2026年度 各役員の固定報酬について ・今後の委員会スケジュールについて |
|
2026年3月 |
6名全員 |
・新任社外取締役について ・第37回定時株主総会に上程する取締役の選任議案について |
ロ. 監査等委員である取締役の報酬等
当社の監査等委員である取締役の報酬等は、株主総会において承認された報酬総額の範囲内において、監査等委員である取締役の協議によって決定しております。
当社は持株会社であり、当社の監査等委員である取締役に主として期待される役割は、専らグループガバナンスの維持・向上を図るものであることから、当社における報酬額は原則として固定報酬額のみとしております。また、グループの事業子会社の監査役を兼務する当社の監査等委員である取締役の報酬等は、持株会社である当社における固定報酬額に加え、兼務する事業子会社における監査役の協議によって決定しております。
② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
|
役員区分 |
報酬等の総額 (百万円) |
報酬等の種類別の総額(百万円) |
対象となる 役員の員数 (人) |
|||
|
固定報酬 |
業績連動 報酬等 |
退職慰労金 |
左記のうち、非金銭報酬等 |
|||
|
取締役(監査等委員及び社外取締役を除く) |
15 |
15 |
- |
- |
- |
2 |
|
監査等委員(社外取締役を除く) |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
社外役員 |
49 |
49 |
- |
- |
- |
5 |
(注)1.上記以外に、当事業年度において、社内役員が、役員を兼務する当社子会社から役員として受けた報酬等は83百万円であり、そのうち32百万円は固定報酬、51百万円は業績連動報酬であります。
2.上記以外に、当事業年度において、社外役員が、役員を兼務する当社子会社から役員として受けた報酬等は10百万円であり、その全額は固定報酬であります。
3.上記には、使用人兼務取締役の使用人分に関する報酬は含んでおりません。
③ 連結報酬等の総額が100百万円以上である者の連結報酬等の総額等
該当事項はありません。
④ 使用人兼務役員の使用人分給与のうち重要なもの
該当事項はありません。
(5)【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方
当社は、投資株式について、もっぱら株式の価値の変動または配当の受領によって利益を得ることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式に区分しております。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容
当社は、取引先との安定的・長期的な取引関係の構築および強化の観点から、当社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資すると判断した場合は、当該取引先等の株式を取得し保有することができるものとしております。当事業年度に取得した株式は戦略的意義に基づき取得したものであり、現時点では主として定性的観点からその合理性を評価しております。今後、取引状況や収益貢献の蓄積を踏まえ、取締役会において資本コストを踏まえた定量的な検証を行い、保有の適否を判断してまいります。
なお、その保有を継続する意義が失われていると判断される株式については、縮減の対象とするなど、その保有意義を個別に検証してまいります。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額
|
|
銘柄数 (銘柄) |
貸借対照表計上額の 合計額(百万円) |
|
非上場株式 |
- |
- |
|
非上場株式以外の株式 |
1 |
226 |
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
|
|
銘柄数 (銘柄) |
株式数の増加に係る取得 価額の合計額(百万円) |
株式数の増加の理由 |
|
非上場株式 |
- |
- |
- |
|
非上場株式以外の株式 |
1 |
243 |
当社の事業戦略上必要と判断した出資実行のため。 |
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
該当事項はありません。
c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
特定投資株式
|
銘柄 |
当事業年度 |
前事業年度 |
保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 |
当社の株式の 保有の有無 |
|
株式数(株) |
株式数(株) |
|||
|
貸借対照表計上額 (百万円) |
貸借対照表計上額 (百万円) |
|||
|
フォースタートアップス株式会社 |
198,000 |
- |
当社グループ運用ファンド(プライベート・エクイティ投資戦略)の投資先企業に対する企業価値向上施策の強化を行うため。経営人材を中心とする人材紹介を通じて実施するバリューアップ支援およびExit支援に係る連携について当事業年度に業務提携を行っている。 |
無 |
|
226 |
- |
(注)1.定量的な保有効果については、個別の取引内容を開示できないため記載が困難であります。保有株式について役員および経営陣の出席する経営会議等の重要会議において、上記保有目的に照らし、保有に伴う便益やリスクを総合的に勘案し、その保有の適否を判断しております。なお、その保有を継続する意義が失われていると判断される株式については、縮減の対象とするなど、その保有意義を個別に検証しております。
2.「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式
|
区分 |
当事業年度 |
前事業年度 |
||
|
銘柄数 (銘柄) |
貸借対照表計上額の 合計額(百万円) |
銘柄数 (銘柄) |
貸借対照表計上額の 合計額(百万円) |
|
|
非上場株式 |
8 |
191 |
9 |
706 |
|
非上場株式以外の株式 |
- |
- |
2 |
491 |
|
区分 |
当事業年度 |
||
|
受取配当金の 合計額(百万円) |
売却損益の 合計額(百万円) |
評価損益の 合計額(百万円) |
|
|
非上場株式 |
- |
- |
- (318) |
|
非上場株式以外の株式 |
2 |
517 |
- (-) |
(注)「評価損益の合計額」の( )は、外書きで、当事業年度の減損処理額であります。
④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの
該当事項はありません。
⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの
該当事項はありません。
5【従業員の状況等】
(1)【人材戦略に関する基本方針等】
1.経営戦略および人材戦略との関係
当社グループは、「世界で最も信頼、尊敬されるインベストメント・カンパニー」として投資を通じて「世界を豊かに、健やかに、そして幸せにする」というミッションの実現を目指しております。そのために、日本株式投資戦略、OneAsia投資戦略(アジア株式を対象とする運用戦略)、実物資産投資戦略、プライベート・エクイティ投資戦略の4つを投資戦略の柱とし、グループ一丸となって付加価値の高い運用戦略を継続的に提供することにより、運用資産残高(AUM)の拡大および収益力の向上に努めております。
これらを支える人材戦略として、当社グループは、中長期的な視点で継続的に価値創出を担う高度な専門人材の採用および育成、ならびにエンゲージメントの向上と定着を人材戦略の中核に位置付けております。
その上で、付加価値の高い投資戦略の継続的な提供および中長期的な企業価値向上を実現するためには、高度な専門性や経験のみならず、当社グループの企業理念および行動規範を体現し、組織全体として価値創出を担う人材の確保・育成・定着が不可欠であるとの認識のもと、給与等の決定方針を経営戦略および人材戦略と整合的に設計しております。
2.給与決定および賞与配分の考え方
従業員の給与は、固定報酬としての基本給と(短期)業績連動報酬としての賞与および(中長期)業績連動型株式報酬(ESOP)から構成されるシンプルな体系とし、年齢、性別、勤続年数等に基づく属人的な手当には依拠せず、高度な専門人材の確保・育成・リテンションに資する制度設計としております。
基本給は、各人の評価を踏まえ、職務内容や職責等を勘案して決定しております。
併せて、外部の報酬調査会社が提供する客観性の高い報酬水準データ等を活用し、同業界において競争力のある給与水準を確保することで、市場競争力を維持しつつ当社グループの事業特性に照らして必要となる専門人材を安定的に確保できるよう努めております。
賞与の配分にあたっては、当社グループの業績、部門業績、個人の業績(貢献度)といった定量的な要素に加え、専門人材の育成という観点から、人材育成への関与や組織への貢献等の定性的な要素も勘案しております。これにより、過度に短期的な成果の追求に偏ることなく、中長期的な価値創出を支える人材育成を促す設計としております。
ESOPは、従業員の経営参画意識の向上と中長期的な貢献へのコミットメントを目的として導入しております。当社グループの持続的成長および企業価値向上に対するインセンティブとして位置付け、株主などのステークホルダーと従業員との利害の共有を通じて、中長期的な視点での価値創出を促しております。
3.公正性・納得性の確保
給与・賞与の決定にあたっては、全社内役員が参加する評価会議において当社グループ横断的な評価を実施することで部門間の評価のばらつきを抑制し、公正性および納得性の確保に努めております。
また、企業理念および行動規範に即した行動が多面的に評価され、自身の行動を振り返り内省につなげることができる仕組みを構築することで、企業理念の浸透およびエンゲージメントの向上を図っております。
4.ライフイベントへの対応と中長期的な就業環境の整備
当社グループでは、出産や育児、介護等のライフイベントに柔軟に対応できる働き方を導入することにより、従業員が中長期的に安心して就業を継続できる環境の整備に努めております。
これらの取組を通じて、キャリア形成と私生活との両立を支援し、人的資本への投資効果の最大化を図っております。
5.継続的な見直し
当社グループは、経営環境、事業戦略および労働市場の変化等を踏まえ、給与等の決定方針および報酬制度について必要な見直しを行い、人的資本への適切な投資を通じて、引き続き持続的な企業価値向上を目指してまいります。
(2)【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
|
|
2026年3月31日現在 |
|
セグメントの名称 |
従業員数(名) |
|
投信投資顧問業 |
187 |
|
合計 |
187 |
(注)従業員数は就業人員であり、当社グループの全連結会社の従業員数の合計を記載しております。
(2)提出会社の状況
|
|
|
|
|
|
|
2026年3月31日現在 |
|
従業員数(名) |
平均年齢 (歳) |
平均勤続年数 |
平均年間給与(千円) |
平均年間給与の 対前事業年度増減率 (%) |
||
|
39 |
(4) |
49.8 |
11年 |
4ヶ月 |
12,551 |
△11.0 |
(注)1.当事業年度より従業員数の算出方法を変更し、従来、従業員数から除いていたグループ会社の兼務者を含めております。臨時雇用者数(派遣社員)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
なお、従来どおりグループ会社への出向者は除いております。
2.平均年間給与は、グループ会社の兼務者、グループ会社への出向者は除き、固定報酬・短期業績連動報酬(業績賞与)・中長期業績連動型株式報酬から算出しております。
3.当事業年度の平均年間給与は前事業年度から減少しております。これは、報酬水準の高い従業員の退職及び役員就任等により、従業員構成に変動が生じたことが主な要因であります。
4.平均勤続年数は、グループ各社における勤続年数を通算しております。
(3)最大人員会社の状況
当事業年度における従業員数が最も多い会社
スパークス・アセット・マネジメント株式会社
|
|
|
|
|
|
|
2026年3月31日現在 |
|
従業員数(名) |
平均年齢 (歳) |
平均勤続年数 |
平均年間給与(千円) |
平均年間給与の 対前事業年度増減率(%) |
||
|
135 |
(4) |
45.4 |
9年 |
2ヶ月 |
14,648 |
8.0 |
(注)1.従業員数は、グループ会社の兼務者およびグループ会社外からの出向者を含み、グループ会社およびグループ会社外への出向者を除く就業人員であり、臨時雇用者数(派遣社員)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.平均年間給与は、グループ会社の兼務者、グループ会社およびグループ会社外への出向者、グループ会社外からの出向者は除き、固定報酬・短期業績連動報酬(業績賞与)・中長期業績連動型株式報酬から算出しております。
3.平均勤続年数は、グループ各社における勤続年数を通算しております。
(4)労働組合の状況
労働組合は、結成されておりませんが、労使関係は良好であります。
(5)管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異
連結グループ会社
|
当連結会計年度 |
||||
|
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%) |
男性労働者の育児休業取得率(%) |
労働者の男女の賃金の額の差異(%) |
||
|
全労働者 |
うち正規雇用 労働者 |
うちパート ・有期労働者 |
||
|
27.3 |
100.0 |
54.8 |
52.3 |
36.0 |
(注)1.当社及び当社グループ会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」による情報開示が必要な会社には該当いたしません。
2.対象期間は2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)です。
3.男性労働者の育児休業取得率は、当社及び国内グループ会社を対象としております。
4.男性労働者の育児休業取得率は、育児休業の取得割合(2026年3月期において育児休業を取得した男性労働者の数/2026年3月期に配偶者が出産した男性労働者の数)で算出しております。
5.労働者の男女の賃金の額の差異の算式に用いた人員数は、2026年3月期各月の給与支払日における労働者数の平均を用いております。なお、当社及び当社グループ会社外からの出向者は含んでおりません。
6.賃金は通勤手当を除き、2026年3月期に支給された金額を元に算出しております。
7.短時間勤務者については、正規雇用労働者の所定労働時間(1日8時間)で換算した人員数を元に平均年間賃金を算出しております。
<男性労働者の育児休業取得率についての補足説明>
2026年3月期において配偶者が出産した男性労働者は4名、そのうち育児休業を取得した男性労働者は4名です。
<男女の賃金の額の差異についての補足説明>
適用する人事処遇制度において性別による差異が生じることはありませんが、連結グループ会社における男女の賃金の額の差異の主な要因は執行役員、上位の管理職および専門職に占める女性がいないことによるものです。執行役員、管理職および専門職を除く一般職層における差異は81.0%です。
また、パート・有期労働者の差異については、比較的報酬水準の高い正社員の定年後再雇用者に占める男性比率が高く補助的業務担当者である契約社員に占める女性比率が高いという構成比率の違いにより乖離が生じています。
尚、当社グループにおいては定量的な管理職比率等の目標を形式的に定めることは、現時点においては致しませんが、ライフステージに合わせた柔軟な支援や人事制度の改訂、管理職に期待する役割の更なる明確化を図り、その責任を認識させることで、主体的にリーダーとして役割を果たしたいと望む者を増やしてまいる他、管理職候補者層を構築するため、必要な経験の蓄積やキャリア意識の醸成等に意識的に取り組むことによって、結果的に経営の意思決定に関わる女性社員を、実質的に増やしてまいります。
第5【経理の状況】
1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)並びに同規則第46条及び第68条の規定に基づき、当社グループの主たる事業である投信投資顧問業を営む会社の連結財務諸表に適用される「金融商品取引業等に関する内閣府令」(平成19年内閣府令第52号)に基づいて作成しております。
(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)の財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人により監査を受けております。
3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組について
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組を行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構への加入や会計基準設定主体等の行う研修への参加のほか、適正な連結財務諸表等を作成するための社内規程、マニュアル等を整備しております。
1【連結財務諸表等】
(1)【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2025年3月31日) |
当連結会計年度 (2026年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金・預金 |
21,385 |
19,527 |
|
前払費用 |
456 |
429 |
|
未収入金 |
902 |
1,700 |
|
未収還付法人税等 |
9 |
22 |
|
未収委託者報酬 |
1,571 |
1,690 |
|
未収投資顧問料 |
1,477 |
1,814 |
|
預け金 |
203 |
2,926 |
|
仕掛販売用不動産 |
577 |
2,473 |
|
その他 |
285 |
74 |
|
貸倒引当金 |
△237 |
△270 |
|
流動資産計 |
26,631 |
30,389 |
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物及び構築物(純額) |
※1 578 |
※1 540 |
|
工具、器具及び備品(純額) |
※1 150 |
※1 111 |
|
機械及び装置(純額) |
※1 623 |
※1 552 |
|
車両運搬具(純額) |
※1 4 |
※1 2 |
|
土地 |
242 |
266 |
|
リース資産(純額) |
※1 1,726 |
※1 1,006 |
|
建設仮勘定 |
63 |
58 |
|
有形固定資産合計 |
3,389 |
2,538 |
|
無形固定資産 |
|
|
|
ソフトウエア |
12 |
16 |
|
無形固定資産合計 |
12 |
16 |
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
※2 19,468 |
※2 24,191 |
|
差入保証金 |
181 |
188 |
|
長期前払費用 |
145 |
158 |
|
退職給付に係る資産 |
13 |
23 |
|
繰延税金資産 |
97 |
94 |
|
投資その他の資産合計 |
19,906 |
24,656 |
|
固定資産計 |
23,307 |
27,211 |
|
資産合計 |
49,939 |
57,600 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2025年3月31日) |
当連結会計年度 (2026年3月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
短期借入金 |
2,000 |
2,000 |
|
1年内返済予定の長期借入金 |
- |
5,000 |
|
リース債務 |
1,788 |
1,026 |
|
未払手数料 |
372 |
358 |
|
未払金 |
1,777 |
1,584 |
|
未払法人税等 |
1,444 |
2,006 |
|
預り金 |
33 |
1,094 |
|
株式給付引当金 |
99 |
42 |
|
長期インセンティブ引当金 |
1 |
0 |
|
株主優待引当金 |
- |
56 |
|
その他 |
471 |
620 |
|
流動負債計 |
7,988 |
13,789 |
|
固定負債 |
|
|
|
長期借入金 |
7,000 |
2,000 |
|
株式給付引当金 |
181 |
183 |
|
長期インセンティブ引当金 |
1 |
1 |
|
役員株式給付引当金 |
- |
1 |
|
繰延税金負債 |
682 |
1,719 |
|
その他 |
577 |
701 |
|
固定負債計 |
8,443 |
4,607 |
|
特別法上の準備金 |
|
|
|
金融商品取引責任準備金 |
※3 0 |
※3 0 |
|
特別法上の準備金合計 |
0 |
0 |
|
負債合計 |
16,432 |
18,396 |
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
8,587 |
8,587 |
|
資本剰余金 |
1,481 |
1,146 |
|
利益剰余金 |
23,497 |
27,090 |
|
自己株式 |
△3,222 |
△3,088 |
|
株主資本合計 |
30,343 |
33,735 |
|
その他の包括利益累計額 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
1,933 |
4,164 |
|
為替換算調整勘定 |
1,245 |
1,316 |
|
退職給付に係る調整累計額 |
△14 |
△12 |
|
その他の包括利益累計額合計 |
3,164 |
5,468 |
|
非支配株主持分 |
0 |
0 |
|
純資産合計 |
33,507 |
39,204 |
|
負債・純資産合計 |
49,939 |
57,600 |
②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
|
営業収益 |
|
|
|
委託者報酬 |
9,168 |
10,917 |
|
投資顧問料 |
8,013 |
7,899 |
|
その他営業収益 |
779 |
761 |
|
営業収益計 |
17,961 |
19,578 |
|
営業費用及び一般管理費 |
※ 10,244 |
※ 10,552 |
|
営業利益 |
7,717 |
9,025 |
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
111 |
77 |
|
受取配当金 |
26 |
27 |
|
為替差益 |
- |
55 |
|
持分法による投資利益 |
61 |
92 |
|
貸倒引当金戻入額 |
- |
45 |
|
雑収入 |
21 |
36 |
|
営業外収益計 |
221 |
333 |
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
70 |
153 |
|
支払手数料 |
3 |
16 |
|
為替差損 |
2 |
- |
|
投資事業組合運用損 |
69 |
275 |
|
雑損失 |
13 |
4 |
|
営業外費用計 |
159 |
450 |
|
経常利益 |
7,778 |
8,909 |
|
特別利益 |
|
|
|
投資有価証券売却益 |
178 |
989 |
|
特別利益計 |
178 |
989 |
|
特別損失 |
|
|
|
投資有価証券評価損 |
21 |
318 |
|
特別損失計 |
21 |
318 |
|
税金等調整前当期純利益 |
7,935 |
9,581 |
|
法人税、住民税及び事業税 |
2,656 |
3,268 |
|
法人税等調整額 |
73 |
△71 |
|
法人税等合計 |
2,729 |
3,196 |
|
当期純利益 |
5,206 |
6,384 |
|
非支配株主に帰属する当期純損失(△) |
△45 |
- |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
5,252 |
6,384 |
【連結包括利益計算書】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
|
当期純利益 |
5,206 |
6,384 |
|
その他の包括利益 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
△265 |
2,231 |
|
為替換算調整勘定 |
△189 |
71 |
|
退職給付に係る調整額 |
△7 |
1 |
|
その他の包括利益合計 |
※ △461 |
※ 2,304 |
|
包括利益 |
4,744 |
8,688 |
|
(内訳) |
|
|
|
親会社株主に係る包括利益 |
4,790 |
8,688 |
|
非支配株主に係る包括利益 |
△45 |
- |
③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
株主資本 |
||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
|
当期首残高 |
8,587 |
1,848 |
20,960 |
△3,579 |
27,815 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
△2,722 |
|
△2,722 |
|
連結範囲の変動 |
|
|
8 |
|
8 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
5,252 |
|
5,252 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
△293 |
△293 |
|
自己株式の消却 |
|
△367 |
|
367 |
- |
|
株式付与ESOP信託による自己株式の処分 |
|
|
|
282 |
282 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
- |
△367 |
2,537 |
357 |
2,527 |
|
当期末残高 |
8,587 |
1,481 |
23,497 |
△3,222 |
30,343 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
非支配株主持分 |
純資産合計 |
|||
|
|
その他有価証券評価差額金 |
為替換算調整勘定 |
退職給付に係る調整累計額 |
その他の包括利益累計額合計 |
||
|
当期首残高 |
2,198 |
1,434 |
△7 |
3,625 |
△22 |
31,419 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
|
|
△2,722 |
|
連結範囲の変動 |
|
|
|
|
|
8 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
|
5,252 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
△293 |
|
自己株式の消却 |
|
|
|
|
|
- |
|
株式付与ESOP信託による自己株式の処分 |
|
|
|
|
|
282 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
△265 |
△189 |
△7 |
△461 |
22 |
△439 |
|
当期変動額合計 |
△265 |
△189 |
△7 |
△461 |
22 |
2,087 |
|
当期末残高 |
1,933 |
1,245 |
△14 |
3,164 |
0 |
33,507 |
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
株主資本 |
||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
|
当期首残高 |
8,587 |
1,481 |
23,497 |
△3,222 |
30,343 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
△2,791 |
|
△2,791 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
6,384 |
|
6,384 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
△300 |
△300 |
|
自己株式の消却 |
|
△335 |
|
335 |
- |
|
株式付与ESOP信託による自己株式の処分 |
|
|
|
100 |
100 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
|
△335 |
3,593 |
134 |
3,392 |
|
当期末残高 |
8,587 |
1,146 |
27,090 |
△3,088 |
33,735 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
非支配株主持分 |
純資産合計 |
|||
|
|
その他有価証券評価差額金 |
為替換算調整勘定 |
退職給付に係る調整累計額 |
その他の包括利益累計額合計 |
||
|
当期首残高 |
1,933 |
1,245 |
△14 |
3,164 |
0 |
33,507 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
|
|
△2,791 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
|
6,384 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
△300 |
|
自己株式の消却 |
|
|
|
|
|
- |
|
株式付与ESOP信託による自己株式の処分 |
|
|
|
|
|
100 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
2,231 |
71 |
1 |
2,304 |
|
2,304 |
|
当期変動額合計 |
2,231 |
71 |
1 |
2,304 |
|
5,696 |
|
当期末残高 |
4,164 |
1,316 |
△12 |
5,468 |
0 |
39,204 |
④【連結キャッシュ・フロー計算書】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
税金等調整前当期純利益 |
7,935 |
9,581 |
|
減価償却費 |
237 |
331 |
|
のれん償却額 |
27 |
- |
|
株式給付引当金の増減額(△は減少) |
52 |
43 |
|
長期インセンティブ引当金の増減額(△は減少) |
△0 |
1 |
|
役員株式給付引当金の増減額(△は減少) |
- |
1 |
|
貸倒引当金の増減額(△は減少) |
237 |
32 |
|
株主優待引当金の増減額(△は減少) |
- |
56 |
|
受取利息及び受取配当金 |
△138 |
△104 |
|
支払利息 |
70 |
153 |
|
支払手数料 |
3 |
16 |
|
為替差損益(△は益) |
△5 |
△74 |
|
持分法による投資損益(△は益) |
△61 |
△92 |
|
有価証券及び投資有価証券売却損益(△は益) |
△178 |
△989 |
|
有価証券及び投資有価証券評価損益(△は益) |
21 |
318 |
|
投資事業組合運用損益(△は益) |
69 |
275 |
|
未収入金の増減額(△は増加) |
69 |
△69 |
|
未収委託者報酬・未収投資顧問料等の増減額(△は増加) |
△59 |
△454 |
|
仕掛販売用不動産の増減額(△は増加) |
△438 |
△1,896 |
|
未払金及び未払費用の増減額(△は減少) |
△8 |
△214 |
|
預り金の増減額(△は減少) |
△46 |
1,061 |
|
その他 |
△323 |
651 |
|
小計 |
7,464 |
8,627 |
|
利息及び配当金の受取額 |
177 |
172 |
|
利息の支払額 |
△71 |
△153 |
|
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) |
△2,506 |
△2,744 |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
5,063 |
5,901 |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
有形固定資産の取得による支出 |
△667 |
△194 |
|
無形固定資産の取得による支出 |
△1 |
△10 |
|
投資有価証券の取得による支出 |
△3,847 |
△4,237 |
|
投資有価証券の売却及び償還による収入 |
2,039 |
3,138 |
|
投資事業組合等の出資金の払戻による収入 |
0 |
0 |
|
投資事業組合からの分配による収入 |
245 |
139 |
|
補助金の受取額 |
186 |
87 |
|
預け金の預入による支出 |
- |
△2,712 |
|
その他 |
△79 |
△92 |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
△2,124 |
△3,880 |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
短期借入金の増減額(△は減少) |
△132 |
- |
|
リース債務の返済による支出 |
△244 |
△915 |
|
配当金の支払額 |
△2,718 |
△2,786 |
|
自己株式の取得による支出 |
△293 |
△303 |
|
その他 |
△3 |
△12 |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
△3,391 |
△4,018 |
|
現金及び現金同等物に係る換算差額 |
△175 |
139 |
|
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) |
△627 |
△1,857 |
|
現金及び現金同等物の期首残高 |
22,066 |
21,385 |
|
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減額(△は減少) |
△54 |
- |
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
※1 21,385 |
※1 19,527 |
【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社の数 11社
連結子会社の名称
SPARX Asset Management Korea Co., Ltd.
スパークス・アセット・マネジメント株式会社
SPARX Asia Capital Management Limited
SPARX Asia Investment Advisors Limited
スパークス・グリーンエナジー&テクノロジー株式会社
スパークス・アセット・トラスト&マネジメント株式会社
スパークス・インベストメント株式会社
その他4社
スパークス・AI&テクノロジーズ・インベストメント株式会社は2025年4月1日付でスパークス・インベストメント株式会社に社名変更しております。
(2) 非連結子会社の名称等
SGET第1蓄電所合同会社
SPARX Asia Investment PTE. LTD.
上記2社は、いずれも小規模であり、各社の総資産、営業収益、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)は、連結財務諸表に重要な影響を及ぼさないため、連結の範囲から除外しております。
2.持分法の適用に関する事項
(1)持分法を適用した関連会社数及び名称
持分法適用の関連会社数 2社
持分法適用の関連会社の名称
株式会社シグマアイ
野村スパークス・インベストメント株式会社
(2) 持分法を適用していない非連結子会社及び関連会社の名称等
SGET第1蓄電所合同会社
なかのアセットマネジメント株式会社
SPARX Asia Investment PTE. LTD.
上記3社は、いずれも小規模であり、各社の当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ重要性がないため、持分法の適用範囲から除外しております。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうち、SPARX Asia Capital Management Limitedを含む4社の決算日は12月31日であり、そのほか1社の決算日は11月30日です。
上記のうち11月30日を決算日とする連結子会社については、2月末日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表等を使用しております。ただし、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。
また12月31日を決算日とする連結子会社については、連結決算日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表等を使用しております。
なお、その他の連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。
4.会計方針に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
イ 有価証券
その他有価証券
市場価格のない株式等以外のもの
時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は総平均法により算定)を採用しております。
市場価格のない株式等
主として総平均法による原価法を採用しております。
(投資事業組合等への出資)
投資事業有限責任組合及びそれに類する組合への出資(金融商品取引法第2条第2項により有価証券とみなされるもの)については、組合契約に規定される決算報告日に応じて入手可能な最近の決算書を基礎とし、持分相当額を純額で取り込む方法によっております。
ロ デリバティブ
時価法を採用しております。
ハ 棚卸資産
仕掛販売用不動産
個別法による原価法を採用しております。
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
イ 有形固定資産(リース資産を除く)
当社及び国内連結子会社は主として定率法を、また在外連結子会社は定額法を採用しております。
ただし、2016年4月1日以降に取得した建物及び構築物については、定額法によっております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
|
建物及び構築物 |
4~22年 |
|
工具、器具及び備品 |
3~15年 |
|
機械及び装置 |
17~22年 |
|
車両運搬具 |
6年 |
ロ 無形固定資産(リース資産を除く)
ソフトウェア(自社利用)については、社内における利用可能期間(主として5年)に基づく定額法を採用しております。
ハ リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とした定額法を採用しております。なお、残存価額については、リース契約上に残価保証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは零としております。
(3)重要な引当金の計上基準
イ 貸倒引当金
債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
なお、当連結会計年度においては、貸倒実績はなく、一般債権については貸倒引当金を計上しておりません。
ロ 株式給付引当金
株式交付規程に基づく従業員への当社株式の給付に備えるため、当連結会計年度末における株式給付債務の見込額に基づき計上しております。
ハ 長期インセンティブ引当金
国内子会社の役員等に対して支給するインセンティブ報酬の支出に備えるため、当連結会計年度末における支給見込額に基づき計上しております。
ニ 役員株式給付引当金
役員株式交付規程に基づく当社の役員への当社株式の給付に備えるため、当連結会計年度末における株式給付債務の見込額に基づき計上しております。
ホ 株主優待引当金
株主優待制度に基づき、株主に付与したポイントの利用に備えるため、当連結会計年度末において将来利用されると見込まれる額を計上しております。
(4)退職給付に係る会計処理の方法
退職給付に係る負債は、一部の在外子会社における役職員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における見込額に基づき、退職給付債務から年金資産を控除した額を計上しております。なお、退職給付債務に比して年金資産の方が大きいことから、連結貸借対照表上は退職給付に係る資産として記載しております。
費用処理されていない数理計算上の差異等の未認識額は、純資産の部におけるその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しております。
(5)重要な収益及び費用の計上基準
イ 残高報酬
残高報酬は、当社が運用するファンドについて、契約に基づき、管理・運用する義務があり、運用資産残高又はコミットメント額に一定の料率を乗じた金額で測定し報酬として受領しており、運用期間にわたり収益を認識しております。取引の対価は履行義務を充足してから主として1年以内に受領しており、重大な金融要素は含んでおりません。
ロ 成功報酬(上場株式運用)
成功報酬(上場株式運用)は、残高報酬と同様、契約に基づき、管理・運用する義務があり、過去のパフォーマンスの最高値を上回った部分の一定割合を報酬として受領しており、当該時点に収益を認識しております。取引の対価は履行義務を充足してから主として1年以内に受領しており、重大な金融要素は含んでおりません。
ハ 成功報酬(アクイジションフィー)
成功報酬(アクイジションフィー)は、再生可能エネルギー発電事業を行う合同会社との契約に基づく匿名組合出資又は融資実行に要する支援を収益計上の履行義務として認識しており、合同会社への匿名組合出資又は融資の実行の都度、資金調達額に一定の料率を乗じて収益を認識しております。取引の対価は履行義務を充足してから主として1年以内に受領しており、重大な金融要素は含んでおりません。
ニ 成功報酬(プライベート・エクイティ)
成功報酬(プライベート・エクイティ)は、当社が運用するプライベート・エクイティファンドについて、契約に基づき、管理・運用する義務があり、出資履行金額を分配累計額が超過する各段階ごとに、一定割合を報酬として受領しており、当該時点に収益を認識しております。取引の対価は履行義務を充足してから主として1年以内に受領しており、重大な金融要素は含んでおりません。
(6)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外子会社等の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めて計上しております。
(7)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ価値の変動についてリスクのない定期預金等としております。
(8)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
該当事項はありません。
(重要な会計上の見積り)
該当事項はありません。
(未適用の会計基準等)
1.リースに関する会計基準等
・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)
・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日 企業会計基準委員会) 等
(1)概要
企業会計基準委員会において、日本基準を国際的に整合性のあるものとする取組みの一環として、借手の全てのリースについて資産及び負債を認識するリースに関する会計基準の開発に向けて、国際的な会計基準を踏まえた検討が行われ、基本的な方針として、IFRS第16号の単一の会計処理モデルを基礎とするものの、IFRS第16号の全ての定めを採り入れるのではなく、主要な定めのみを採り入れることにより、簡素で利便性が高く、かつ、IFRS第16号の定めを個別財務諸表に用いても、基本的に修正が不要となることを目指したリース会計基準等が公表されました。
借手の会計処理として、借手のリースの費用配分の方法については、IFRS第16号と同様に、リースがファイナンス・リースであるかオペレーティング・リースであるかにかかわらず、全てのリースについて使用権資産に係る減価償却費及びリース負債に係る利息相当額を計上する単一の会計処理モデルが適用されます。
(2)適用予定日
2028年3月期の期首から適用します。
(3)当該会計基準等の適用による影響
「リースに関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。
2.後発事象に関する会計基準等
・「後発事象に関する会計基準」(企業会計基準第41号 2026年1月9日 企業会計基準委員会)
・「後発事象に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第35号 2026年1月9日 企業会計基準委員会)
(1)概要
「後発事象に関する会計基準」等は、後発事象の定義、会計処理及び開示等を取り扱う包括的な会計基準を設定することを優先的な課題とし、日本公認会計士協会 監査・保証基準委員会 監査基準報告書560実務指針第1号「後発事象に関する監査上の取扱い」で示されている会計に関する内容を原則として踏襲して企業会計基準委員会に移管することを基本的な方針として、表現の見直し及び後発事象の評価期間の整理を行うとともに、財務諸表の公表の承認に関する注記を新たに求める等、後発事象に関する会計処理及び開示について定めたものであります。
(2)適用予定日
2028年3月期の期首から適用します。
(追加情報)
(株式付与ESOP信託)
グループ従業員(当社及び当社子会社4社(スパークス・アセット・マネジメント株式会社、スパークス・グリーンエナジー&テクノロジー株式会社、スパークス・アセット・トラスト&マネジメント株式会社及びスパークス・インベストメント株式会社(注)、以下「グループ子会社」という。)の従業員)に業績向上や株価上昇に対する意欲の高揚を促すことにより、中長期的な企業価値向上を図ることを目的として、「株式付与ESOP信託」(以下、「本制度」という。)を導入しております。なお、当社は「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い」(企業会計基準委員会実務対応報告第30号(平成27年3月26日)の指針に従って会計処理を行っております。
(注)スパークス・AI&テクノロジーズ・インベストメント株式会社は2025年4月1日付でスパークス・インベストメント株式会社に社名変更しております。
① 取引の概要
本制度は、予めグループ子会社が定めた株式交付規程に基づき、一定の要件を満たしたグループ従業員に対し当社株式を給付する仕組みです。グループ子会社は、従業員に対し当社グループの業績や個人の貢献度等に応じてポイントを付与し、一定の条件により受給権を取得したときに当該付与ポイントに相当する当社株式を給付します。給付する株式については、予め信託設定した金銭により将来分も含めて取得し、信託財産として分別管理するものとします。
本制度の導入により、グループ従業員は当社株式の株価上昇による経済的な利益を収受することができるため、株価を意識した業務遂行を促すとともに、勤労意欲を高める効果が期待できます。また、ESOP信託の信託財産に属する当社株式に係る議決権行使は、受益者候補であるグループ従業員の意思が反映される仕組みであり、経営参画を促す企業価値向上プランとして有効です。
② 信託に残存する自社の株式
信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により純資産の部に自己株式として計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、前連結会計年度1,338百万円及び938,020株、当連結会計年度1,238百万円及び844,560株であります。
(役員向け株式交付信託)
当社の監査等委員でない取締役(社外取締役を除く、以下、「取締役」という。)に対し、信託を用いた業績連動型株式報酬制度を導入しております。
① 制度の概要
本制度は、当社が金銭を拠出することにより設定する信託が当社株式を取得し、当社が各取締役に付与するポイント数に相当する数の当社株式が本信託を通じて各取締役に対して交付される、という株式報酬制度です。
本制度に基づく当社株式の交付は、2023年3月末日で終了する事業年度から2031年3月末日で終了する事業年度までの9事業年度の間に在任する当社取締役に対して行います。なお、取締役が当社株式の交付を受ける時期は、原則としてポイント付与の3年後です。
本制度の導入により、取締役の報酬と当社の業績及び株式価値との連動性をより明確にし、取締役が株価の変動による利益・リスクを株主の皆様と共有することで、中長期的な業績向上と企業価値の増大に貢献する意識を高めることを目的としております。
② 信託に残存する自社の株式
信託に残存する自社の株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により純資産の部の自己株式として計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、前連結会計年度729百万円及び483,369株、当連結会計年度729百万円及び483,369株であります。
(連結貸借対照表関係)
※1 有形固定資産の減価償却累計額は、次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2025年3月31日) |
当連結会計年度 (2026年3月31日) |
|
建物及び構築物 |
453百万円 |
553百万円 |
|
工具、器具及び備品 |
463百万円 |
482百万円 |
|
機械及び装置 |
298百万円 |
369百万円 |
|
車両運搬具 |
4百万円 |
5百万円 |
|
リース資産 |
187百万円 |
156百万円 |
※2 非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2025年3月31日) |
当連結会計年度 (2026年3月31日) |
|
投資有価証券(株式等) |
673百万円 |
519百万円 |
※3 特別法上の準備金の計上を規定した法令の条項は、以下のとおりであります。
金融商品取引責任準備金・・・金融商品取引法第46条の5
(連結損益計算書関係)
※ 営業費用及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
|
支払手数料 |
3,003百万円 |
3,028百万円 |
|
給料及び賞与 |
3,435百万円 |
3,755百万円 |
|
株式給付引当金繰入額 |
52百万円 |
43百万円 |
|
長期インセンティブ引当金繰入額 |
△0百万円 |
1百万円 |
|
役員株式給付引当金繰入額 |
-百万円 |
1百万円 |
|
貸倒引当金繰入額 |
237百万円 |
78百万円 |
|
株主優待引当金繰入額 |
-百万円 |
56百万円 |
(連結包括利益計算書関係)
※ その他の包括利益に係る組替調整額並びに法人税等及び税効果額
|
|
前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
|
その他有価証券評価差額金: |
|
|
|
当期発生額 |
△130百万円 |
4,359百万円 |
|
組替調整額 |
△156百万円 |
△1,017百万円 |
|
法人税等及び税効果調整前 |
△287百万円 |
3,341百万円 |
|
法人税等及び税効果額 |
22百万円 |
△1,110百万円 |
|
その他有価証券評価差額金 |
△265百万円 |
2,231百万円 |
|
為替換算調整勘定: |
|
|
|
当期発生額 |
△189百万円 |
71百万円 |
|
退職給付に係る調整額: |
|
|
|
当期発生額 |
△7百万円 |
1百万円 |
|
組替調整額 |
- |
- |
|
法人税等及び税効果調整前 |
△7百万円 |
1百万円 |
|
法人税等及び税効果額 |
- |
- |
|
退職給付に係る調整額 |
△7百万円 |
1百万円 |
|
その他の包括利益合計 |
△461百万円 |
2,304百万円 |
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
|
|
当連結会計年度期首株式数(株) |
当連結会計年度増加株式数(株) |
当連結会計年度減少株式数(株) |
当連結会計年度末株式数(株) |
|
発行済株式 |
|
|
|
|
|
普通株式 (注)1 |
41,915,480 |
- |
210,000 |
41,705,480 |
|
合計 |
41,915,480 |
- |
210,000 |
41,705,480 |
|
自己株式 |
|
|
|
|
|
普通株式 (注)2.3. |
2,332,303 |
210,200 |
460,604 |
2,081,899 |
|
合計 |
2,332,303 |
210,200 |
460,604 |
2,081,899 |
(注)1.普通株式の発行済株式総数の減少210,000株は自己株式の消却によるものであります。
2.普通株式の自己株式の株式数の増加のうち、210,000株は、当事業年度における取締役会決議による自己株式の取得、200株については単元未満株の買取りによるものであります。普通株式の自己株式の株式数の減少のうち、250,604株は、当事業年度において、株式付与ESOP信託及び役員向け株式交付信託が自己株式を処分したことによるもの、210,000株については自己株式の消却によるものであります。
3.株式付与ESOP信託及び役員向け株式交付信託が所有する当社株式が、当連結会計年度期首株式数に1,671,993株、当連結会計年度末株式数に1,421,389株含まれております。
2.新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
|
決議
|
株式の種類 |
配当金の総額 |
1株当たり |
基準日 |
効力発生日 |
|
2024年6月7日 |
普通株式 |
2,722 |
66.00 |
2024年3月31日 |
2024年6月10日 |
(注)2024年6月7日定時株主総会による配当金の総額には、株式付与ESOP信託及び役員向け株式交付信託に残存する自社の株式に対する配当110百万円が含まれております。
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
|
決議
|
株式の種類 |
配当の原資 |
配当金の総額 |
1株当たり |
基準日 |
効力発生日 |
|
2025年6月6日 |
普通株式 |
利益剰余金 |
2,791 |
68.00 |
2025年3月31日 |
2025年6月9日 |
(注)2025年6月6日定時株主総会による配当金の総額には、株式付与ESOP信託及び役員向け株式交付信託に残存する自社の株式に対する配当金96百万円が含まれております。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
|
|
当連結会計年度期首株式数(株) |
当連結会計年度増加株式数(株) |
当連結会計年度減少株式数(株) |
当連結会計年度末株式数(株) |
|
発行済株式 |
|
|
|
|
|
普通株式 (注)1 |
41,705,480 |
- |
197,700 |
41,507,780 |
|
合計 |
41,705,480 |
- |
197,700 |
41,507,780 |
|
自己株式 |
|
|
|
|
|
普通株式 (注)2.3. |
2,081,899 |
198,303 |
291,160 |
1,989,042 |
|
合計 |
2,081,899 |
198,303 |
291,160 |
1,989,042 |
(注)1.普通株式の発行済株式総数の減少197,700株は自己株式の消却によるものであります。
2.普通株式の自己株式の株式数の増加のうち、197,700株は、当事業年度における取締役会決議による自己株式の取得、603株については単元未満株式の買取りによるものであります。普通株式の自己株式の株式数の減少のうち、93,460株は、当事業年度において、株式付与ESOP信託が自己株式を処分したことによるもの、197,700株については自己株式の消却によるものであります。
3.株式付与ESOP信託及び役員向け株式交付信託が所有する当社株式が、当連結会計年度期首株式数に1,421,389株、当連結会計年度末株式数に1,327,929株含まれております。
2.新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
|
決議
|
株式の種類 |
配当金の総額 |
1株当たり |
基準日 |
効力発生日 |
|
2025年6月6日 |
普通株式 |
2,791 |
68.00 |
2025年3月31日 |
2025年6月9日 |
(注)2025年6月6日定時株主総会による配当金の総額には、株式付与ESOP信託及び役員向け株式交付信託に残存する自社の株式に対する配当96百万円が含まれております。
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
次の剰余金の配当に関する事項は、2026年6月5日開催予定の定時株主総会の決議事項となっております。
|
決議
|
株式の種類 |
配当の原資 |
配当金の総額 |
1株当たり |
基準日 |
効力発生日 |
|
2026年6月5日 |
普通株式 |
利益剰余金 |
3,676 |
90.00 |
2026年3月31日 |
2026年6月8日 |
(注)2026年6月5日定時株主総会による配当金の総額には、株式付与ESOP信託及び役員向け株式交付信託に残存する自社の株式に対する配当金119百万円が含まれております。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は下記のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
||
|
現金及び預金勘定 |
21,385 |
百万円 |
19,527 |
百万円 |
|
現金及び現金同等物 |
21,385 |
百万円 |
19,527 |
百万円 |
2 重要な非資金取引の内容
ファイナンス・リース取引に係る資産及び債務の額
|
|
前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
||
|
ファイナンス・リース取引に係る資産の額 |
2,059 |
百万円 |
93 |
百万円 |
|
ファイナンス・リース取引に係る債務の額 |
2,014 |
百万円 |
90 |
百万円 |
(リース取引関係)
1.ファイナンス・リース取引
所有権移転外ファイナンス・リース取引
① リース資産の内容
有形固定資産
主として、再生可能エネルギー発電事業における水素製造設備(「機械及び装置」、「工具、器具及び備品」等)であります。
② リース資産の減価償却の方法
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。
2.オペレーティング・リース取引
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に関する取組方針
当社グループは、資金運用については安全性の高い債券及び預金等の他、ファンド組成等のためのシードマネー等に限定し、資金調達については主として銀行借入によっております。また、デリバティブは金利等によるリスクの回避に限定し、投機的な取引は行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である未収投資顧問料及び未収委託者報酬に係る信用リスクは、当社グループが管理あるいは運用するファンド、一任運用財産自体がリスクの高い取引を限定的にしか行っていないポートフォリオ運用であることから、限定的であると判断しております。
また、営業債権債務の一部には外貨建てのものがあり、為替の変動リスクに晒されておりますが、当該営業債権債務のネットポジションを毎月把握しており、さらに必要と判断した場合には、先物為替予約等を利用してヘッジする予定にしております。
投資有価証券は、主にファンドへのシードマネー、投資事業有限責任組合や投資証券への出資です。ファンドは市場価格のある有価証券であることから、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、「自己資金運用規程」に基づき、毎月時価を把握し、取締役会に報告しております。
(3)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前連結会計年度(2025年3月31日)
|
|
連結貸借対照表計上額 (百万円) |
時価(百万円) |
差額(百万円) |
|
資産 |
|
|
|
|
(1)投資有価証券(*2)(*3) |
14,399 |
14,399 |
- |
|
その他有価証券 |
14,399 |
14,399 |
- |
|
(2)未収入金 |
902 |
|
|
|
貸倒引当金(*4) |
△237 |
|
|
|
|
664 |
664 |
- |
|
(3)未収還付法人税等 |
9 |
9 |
- |
|
(4) 未収委託者報酬 |
1,571 |
1,571 |
- |
|
(5) 未収投資顧問料 |
1,477 |
1,477 |
- |
|
(6) 預け金 |
203 |
203 |
- |
|
資産計 |
18,326 |
18,326 |
- |
|
負債 |
|
|
|
|
(1)短期借入金 |
2,000 |
2,000 |
- |
|
(2)リース債務 |
1,788 |
1,788 |
- |
|
(3)未払手数料 |
372 |
372 |
- |
|
(4) 未払金 |
1,777 |
1,777 |
- |
|
(5) 未払法人税等 |
1,444 |
1,444 |
- |
|
(6) 預り金 |
33 |
33 |
- |
|
(7) 長期借入金 |
7,000 |
6,976 |
△23 |
|
負債計 |
14,416 |
14,393 |
△23 |
当連結会計年度(2026年3月31日)
|
|
連結貸借対照表計上額 (百万円) |
時価(百万円) |
差額(百万円) |
|
資産 |
|
|
|
|
(1)投資有価証券(*2)(*3) |
18,914 |
18,914 |
- |
|
その他有価証券 |
18,914 |
18,914 |
- |
|
(2)未収入金 |
1,700 |
|
|
|
貸倒引当金(*4) |
△270 |
|
|
|
|
1,429 |
1,429 |
- |
|
(3)未収還付法人税等 |
22 |
22 |
- |
|
(4) 未収委託者報酬 |
1,690 |
1,690 |
- |
|
(5) 未収投資顧問料 |
1,814 |
1,814 |
- |
|
(6) 預け金 |
2,926 |
2,926 |
- |
|
資産計 |
26,798 |
26,798 |
- |
|
負債 |
|
|
|
|
(1)短期借入金 |
2,000 |
2,000 |
- |
|
(2)1年内返済予定の長期借入金 |
5,000 |
5,000 |
- |
|
(3)リース債務 |
1,026 |
1,026 |
- |
|
(4)未払手数料 |
358 |
358 |
- |
|
(5) 未払金 |
1,584 |
1,584 |
- |
|
(6) 未払法人税等 |
2,006 |
2,006 |
- |
|
(7) 預り金 |
1,094 |
1,094 |
- |
|
(8) 長期借入金 |
2,000 |
1,930 |
△69 |
|
負債計 |
15,069 |
15,000 |
△69 |
(*1)「現金及び預金」については、現金であること、及び預金は短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
(*2)市場価格のない株式等は、「(1)投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
|
区分 |
前連結会計年度 (2025年3月31日) |
当連結会計年度 (2026年3月31日) |
|
非上場株式 |
815 |
525 |
(*3)連結貸借対照表に持分相当額を純額で計上する組合その他これに準ずる事業体への出資については記載を省略しております。当該出資の当連結会計年度末における連結貸借対照表計上額は4,751百万円、前連結会計年度末における連結貸借対照表計上額は4,253百万円であります。
(*4)未収入金に対する貸倒引当金を控除しております。
(注)1.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2025年3月31日)
|
|
1年以内 |
1年超 |
5年超 |
10年超 |
|
現金・預金 |
21,385 |
- |
- |
- |
|
未収入金(*) |
664 |
- |
- |
- |
|
未収委託者報酬 |
1,571 |
- |
- |
- |
|
未収投資顧問料 |
1,477 |
- |
- |
- |
|
合計 |
25,099 |
- |
- |
- |
(*)未収入金のうち、貸倒懸念債権等、償還予定額が見込めない237百万円は含めておりません。
当連結会計年度(2026年3月31日)
|
|
1年以内 |
1年超 |
5年超 |
10年超 |
|
現金・預金 |
19,527 |
- |
- |
- |
|
未収入金(*) |
1,429 |
- |
- |
- |
|
未収委託者報酬 |
1,690 |
- |
- |
- |
|
未収投資顧問料 |
1,814 |
- |
- |
- |
|
合計 |
24,462 |
- |
- |
- |
(*)未収入金のうち、貸倒懸念債権等、償還予定額が見込めない270百万円は含めておりません。
(注)2. 長期借入金及びリース債務の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2025年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
|
短期借入金 |
2,000 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
長期借入金 |
- |
5,000 |
- |
2,000 |
- |
- |
|
リース債務 |
1,788 |
23 |
12 |
- |
- |
- |
|
合計 |
3,788 |
5,023 |
12 |
2,000 |
- |
- |
当連結会計年度(2026年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
|
短期借入金 |
2,000 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
長期借入金 |
5,000 |
- |
2,000 |
- |
- |
- |
|
リース債務 |
1,026 |
45 |
20 |
- |
- |
- |
|
合計 |
8,026 |
45 |
2,020 |
- |
- |
- |
3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
前連結会計年度(2025年3月31日)
|
区分 |
時価(百万円) |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
投資有価証券 |
|
|
|
|
|
その他有価証券 |
|
|
|
|
|
株式 |
491 |
- |
- |
491 |
|
投資信託 |
- |
12,754 |
- |
12,754 |
|
投資証券 |
- |
- |
1,153 |
1,153 |
|
資産計 |
491 |
12,754 |
1,153 |
14,399 |
当連結会計年度(2026年3月31日)
|
区分 |
時価(百万円) |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
投資有価証券 |
|
|
|
|
|
その他有価証券 |
|
|
|
|
|
株式 |
226 |
- |
- |
226 |
|
投資信託 |
- |
17,554 |
- |
17,554 |
|
投資証券 |
- |
- |
1,134 |
1,134 |
|
資産計 |
226 |
17,554 |
1,134 |
18,914 |
(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
前連結会計年度(2025年3月31日)
|
区分 |
時価(百万円) |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
未収入金 |
- |
664 |
- |
664 |
|
未収還付法人税等 |
- |
9 |
- |
9 |
|
未収委託者報酬 |
- |
1,571 |
- |
1,571 |
|
未収投資顧問料 |
- |
1,477 |
- |
1,477 |
|
預け金 |
- |
203 |
- |
203 |
|
資産計 |
- |
3,927 |
- |
3,927 |
|
短期借入金 |
- |
2,000 |
- |
2,000 |
|
リース債務 |
- |
1,788 |
- |
1,788 |
|
未払手数料 |
- |
372 |
- |
372 |
|
未払金 |
- |
1,777 |
- |
1,777 |
|
未払法人税等 |
- |
1,444 |
- |
1,444 |
|
預り金 |
- |
33 |
- |
33 |
|
長期借入金 |
- |
6,976 |
- |
6,976 |
|
負債計 |
- |
14,393 |
- |
14,393 |
当連結会計年度(2026年3月31日)
|
区分 |
時価(百万円) |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
未収入金 |
- |
1,429 |
- |
1,429 |
|
未収還付法人税等 |
- |
22 |
- |
22 |
|
未収委託者報酬 |
- |
1,690 |
- |
1,690 |
|
未収投資顧問料 |
- |
1,814 |
- |
1,814 |
|
預け金 |
- |
2,926 |
- |
2,926 |
|
資産計 |
- |
7,883 |
- |
7,883 |
|
短期借入金 |
- |
2,000 |
- |
2,000 |
|
1年内返済予定の長期借入金 |
- |
5,000 |
- |
5,000 |
|
リース債務 |
- |
1,026 |
- |
1,026 |
|
未払手数料 |
- |
358 |
- |
358 |
|
未払金 |
- |
1,584 |
- |
1,584 |
|
未払法人税等 |
- |
2,006 |
- |
2,006 |
|
預り金 |
- |
1,094 |
- |
1,094 |
|
長期借入金 |
- |
1,930 |
- |
1,930 |
|
負債計 |
- |
15,000 |
- |
15,000 |
(注1) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
投資有価証券
上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。投資信託は、公表されている基準価額等をもって時価としており、レベル2の時価に分類しております。投資証券は、第三者から入手した価格を基に算定した価格を使用しております。新株予約権については、非上場株式にかかるものであり、相場価格が入手できないため、直近のファイナンス価格等の取引価格等に基づいて評価しております。両者は観察できない時価の算定に係るインプットを使用しているため、その時価をレベル3に分類しております。
未収入金、未収還付法人税等、未収委託者報酬、未収投資顧問料及び預け金
これらの時価は、一定の期間ごとに区分した債権ごとに、債権額と満期までの期間及び信用リスクを加味した利率を基に割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
短期借入金、リース債務、未払手数料、未払金、未払法人税等及び預り金
これらの時価は、一定の期間ごとに区分した債務ごとに、その将来キャッシュ・フローと、返済期日までの期間及び信用リスクを加味した利率を基に割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
長期借入金
これらの時価は、元利金の合計額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
(注2) 時価をもって連結貸借対照表計上額とする金融資産及び金融負債のうちレベル3の時価に関する情報
(1) 重要な観察できないインプットに関する定量的情報
当社において、レベル3の時価に分類される金融商品は、第三者から入手した価格を基に算定した価格及び直近のファイナンス価格等の取引価格等に基づいて算定した価格を使用しているものであるため、記載を省略しております。
(2) 期首残高から期末残高への調整表、当期の損益に認識した評価損益
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(単位:百万円)
|
|
有価証券及び投資有価証券 |
有価証券及び投資有価証券 |
|
その他有価証券 |
その他有価証券 |
|
|
投資証券 |
新株予約権 |
|
|
期首残高 |
815 |
100 |
|
当期の損益又はその他の包括利益 |
|
|
|
損益に計上 |
- |
- |
|
その他の包括利益に計上 |
87 |
- |
|
購入及び売却 |
|
|
|
購入 |
250 |
- |
|
売却 |
- |
- |
|
レベル3時価への振替 |
- |
- |
|
レベル3時価からの振替 |
- |
- |
|
その他 |
- |
△100 |
|
期末残高 |
1,153 |
- |
|
当期の損益に計上した額のうち連結貸借対照表日において保有する金融商品の評価損益 |
- |
- |
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(単位:百万円)
|
|
有価証券及び投資有価証券 |
|
その他有価証券 |
|
|
投資証券 |
|
|
期首残高 |
1,153 |
|
当期の損益又はその他の包括利益 |
|
|
損益に計上 |
- |
|
その他の包括利益に計上 |
△18 |
|
購入及び売却 |
|
|
購入 |
- |
|
売却 |
- |
|
レベル3時価への振替 |
- |
|
レベル3時価からの振替 |
- |
|
その他 |
- |
|
期末残高 |
1,134 |
|
当期の損益に計上した額のうち連結貸借対照表日において保有する金融商品の評価損益 |
- |
(3) 時価の評価プロセスの説明
当社において、時価で連結貸借対照表に計上している金融商品のうちレベル3の時価のものは、第三者から入手した価格及び直近のファイナンス価格等の取引価格等を使用しております。第三者から入手した価格を使用するにあたっては、使用されている評価技法及びインプットの確認や類似の金融商品の時価との比較等の適切な方法により価格の妥当性を検証しております。
(4) 重要な観察できないインプットを変化させた場合の時価に対する影響に関する説明
該当事項はありません。
(有価証券関係)
1.その他有価証券
前連結会計年度(2025年3月31日)
|
|
種類 |
連結貸借対照表計上額(百万円) |
取得原価(百万円) |
差額(百万円) |
|
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの |
(1)株式 |
446 |
124 |
321 |
|
(2)債券 |
|
|
|
|
|
① 国債・地方債等 |
- |
- |
- |
|
|
② 社債 |
- |
- |
- |
|
|
③ その他 |
- |
- |
- |
|
|
(3)その他 |
10,226 |
7,664 |
2,561 |
|
|
小計 |
10,672 |
7,789 |
2,883 |
|
|
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの |
(1)株式 |
45 |
50 |
△5 |
|
(2)債券 |
|
|
|
|
|
① 国債・地方債等 |
- |
- |
- |
|
|
② 社債 |
- |
- |
- |
|
|
③ その他 |
- |
- |
- |
|
|
(3)その他 |
3,681 |
3,804 |
△122 |
|
|
小計 |
3,726 |
3,854 |
△127 |
|
|
合計 |
14,399 |
11,643 |
2,755 |
|
当連結会計年度(2026年3月31日)
|
|
種類 |
連結貸借対照表計上額(百万円) |
取得原価(百万円) |
差額(百万円) |
|
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの |
(1)株式 |
- |
- |
- |
|
(2)債券 |
|
|
|
|
|
① 国債・地方債等 |
- |
- |
- |
|
|
② 社債 |
- |
- |
- |
|
|
③ その他 |
- |
- |
- |
|
|
(3)その他 |
15,947 |
9,519 |
6,427 |
|
|
小計 |
15,947 |
9,519 |
6,427 |
|
|
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの |
(1)株式 |
226 |
243 |
△16 |
|
(2)債券 |
|
|
|
|
|
① 国債・地方債等 |
- |
- |
- |
|
|
② 社債 |
- |
- |
- |
|
|
③ その他 |
- |
- |
- |
|
|
(3)その他 |
2,741 |
3,047 |
△305 |
|
|
小計 |
2,967 |
3,290 |
△322 |
|
|
合計 |
18,914 |
12,810 |
6,104 |
|
2.売却したその他有価証券
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
|
種類 |
売却額(百万円) |
売却益の合計額 |
売却損の合計額 |
|
(1)株式 |
238 |
178 |
- |
|
(2)債券 |
|
|
|
|
① 国債・地方債等 |
- |
- |
- |
|
② 社債 |
- |
- |
- |
|
③ その他 |
- |
- |
- |
|
(3)その他 |
1 |
0 |
- |
|
合計 |
239 |
178 |
- |
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
|
種類 |
売却額(百万円) |
売却益の合計額 |
売却損の合計額 |
|
(1)株式 |
716 |
515 |
1 |
|
(2)債券 |
|
|
|
|
① 国債・地方債等 |
- |
- |
- |
|
② 社債 |
- |
- |
- |
|
③ その他 |
- |
- |
- |
|
(3)その他 |
2,421 |
473 |
- |
|
合計 |
3,138 |
989 |
1 |
3.減損処理を行った有価証券
その他有価証券のうち市場価格のない株式等について、前連結会計年度21百万円、当連結会計年度318百万円の減損処理を行っております。
なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には全て減損処理を行い、30~50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。また、市場価格のない株式等は、帳簿価額に対して実質価額が50%超下落した場合には、回収可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。
(デリバティブ取引関係)
該当事項はありません。
(ストック・オプション等関係)
該当事項はありません。
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
一部の在外子会社は、役職員の退職給付に充てるため、積立型の確定給付制度を採用しております。
当該確定給付制度においては、退職者の給与と勤務年数に基づき、年金又は一時金を支給します。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
|
|
前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
|
退職給付債務の期首残高 |
83百万円 |
95百万円 |
|
勤務費用 |
11 |
13 |
|
利息費用 |
3 |
4 |
|
数理計算上の差異の発生額 |
7 |
△4 |
|
退職給付の支払額 |
△1 |
△7 |
|
その他 |
△9 |
2 |
|
退職給付債務の期末残高 |
95 |
102 |
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
|
|
前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
|
年金資産の期首残高 |
102百万円 |
108百万円 |
|
期待運用収益 |
4 |
4 |
|
数理計算上の差異の発生額 |
△1 |
△1 |
|
事業主からの拠出額 |
15 |
19 |
|
退職給付の支払額 |
△1 |
△7 |
|
その他 |
△11 |
2 |
|
年金資産の期末残高 |
108 |
125 |
(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
|
|
前連結会計年度 (2025年3月31日) |
当連結会計年度 (2026年3月31日) |
|
積立型制度の退職給付債務 |
95百万円 |
102百万円 |
|
年金資産 |
△108 |
△125 |
|
|
△13 |
△23 |
|
非積立型制度の退職給付債務 |
- |
- |
|
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 |
△13 |
△23 |
|
|
|
|
|
退職給付に係る負債 |
- |
- |
|
退職給付に係る資産 |
△13 |
△23 |
|
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 |
△13 |
△23 |
(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
|
|
前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
|
勤務費用 |
11百万円 |
13百万円 |
|
利息費用 |
3 |
4 |
|
期待運用収益 |
△4 |
△4 |
|
数理計算上の差異の費用処理額 |
- |
- |
|
過去勤務費用の費用処理額 |
- |
- |
|
その他 |
0 |
- |
|
確定給付制度に係る退職給付費用 |
10 |
12 |
(5)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(法人税等及び税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
|
数理計算上の差異 |
△8百万円 |
2百万円 |
|
その他 |
0 |
△0 |
|
合 計 |
△7 |
1 |
(6)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(法人税等及び税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2025年3月31日) |
当連結会計年度 (2026年3月31日) |
|
未認識過去勤務費用 |
-百万円 |
-百万円 |
|
未認識数理計算上の差異 |
△11 |
△9 |
|
合 計 |
△11 |
△9 |
(7)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2025年3月31日) |
当連結会計年度 (2026年3月31日) |
|
債券 |
58.0% |
49.4% |
|
株式 |
- |
- |
|
現金及び預金 |
6.1 |
10.8 |
|
その他 |
36.0 |
39.8 |
|
合 計 |
100.0 |
100.0 |
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、役職員の予測残存勤務期間における格付けAAの社債利回りを考慮しております。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)
|
|
前連結会計年度 (2025年3月31日) |
当連結会計年度 (2026年3月31日) |
|
割引率 |
4.3% |
5.4% |
|
長期期待運用収益率 |
5.2% |
4.3% |
|
予定昇給率 |
3.0% |
3.0% |
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
|
|
前連結会計年度 (2025年3月31日) |
|
当連結会計年度 (2026年3月31日) |
|
繰延税金資産 |
|
|
|
|
繰越欠損金 (注) |
216百万円 |
|
154百万円 |
|
連結子会社への投資に係る一時差異 |
224 |
|
224 |
|
未払費用否認 |
323 |
|
382 |
|
未払事業税 |
81 |
|
109 |
|
株式給付引当金否認 |
88 |
|
72 |
|
長期インセンティブ引当金否認 |
0 |
|
0 |
|
投資有価証券評価損否認 |
545 |
|
580 |
|
その他有価証券評価差額金 |
44 |
|
101 |
|
その他 |
379 |
|
416 |
|
繰延税金資産小計 |
1,904 |
|
2,042 |
|
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 (注) |
△216 |
|
△154 |
|
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 |
△1,200 |
|
△1,323 |
|
評価性引当額小計 |
△1,417 |
|
△1,477 |
|
繰延税金資産合計 |
487 |
|
564 |
|
繰延税金負債 |
|
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
994 |
|
2,105 |
|
その他 |
78 |
|
84 |
|
繰延税金負債合計 |
1,072 |
|
2,189 |
|
繰延税金資産及び負債の純額 |
△585 |
|
△1,625 |
(注) 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
前連結会計年度(2025年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
合計 (百万円) |
|
税務上の繰越欠損金(※2) |
38 |
66 |
41 |
- |
- |
71 |
216 |
|
評価性引当額 |
△38 |
△66 |
△41 |
- |
- |
△71 |
△216 |
|
繰延税金資産 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
(※2) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
当連結会計年度(2026年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
合計 (百万円) |
|
税務上の繰越欠損金(※2) |
66 |
41 |
- |
- |
- |
46 |
154 |
|
評価性引当額 |
△66 |
△41 |
- |
- |
- |
△46 |
△154 |
|
繰延税金資産 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
(※2) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
|
|
前連結会計年度 (2025年3月31日) |
|
当連結会計年度 (2026年3月31日) |
|
法定実効税率 |
30.6% |
|
30.6% |
|
(調整) |
|
|
|
|
同族会社の留保金課税 |
― |
|
0.3 |
|
海外子会社の税率差異等 |
4.3 |
|
1.8 |
|
評価性引当額の増減 |
3.0 |
|
0.9 |
|
交際費等永久に損金に算入されない項目 |
0.9 |
|
0.3 |
|
持分法による投資損益 |
△0.2 |
|
△0.3 |
|
地方税繰越欠損金の期限切れ |
0.2 |
|
0.2 |
|
税率変更による影響 |
△2.6 |
|
△0.2 |
|
外国子会社からの配当に係る源泉税等 |
0.1 |
|
0.1 |
|
のれん償却 |
0.1 |
|
― |
|
株主優待引当金 |
― |
|
0.2 |
|
税額控除 |
△1.4 |
|
△0.0 |
|
その他 |
△0.5 |
|
△0.5 |
|
税効果会計適用後の法人税等の負担率 |
34.4 |
|
33.4 |
3.法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理
当社及び一部の国内連結子会社は、グループ通算制度を適用しており、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)に従って、法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理並びに開示を行っております。
(収益認識関係)
1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報
当社グループは、投信投資顧問業の単一セグメントであり、主要な顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、以下のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
|
残高報酬(注1) |
15,857百万円 |
16,467百万円 |
|
成功報酬(上場株式運用)(注2) |
783 |
2,361 |
|
成功報酬(アクイジションフィー)(注3) |
229 |
212 |
|
成功報酬(プライベート・エクイティ)(注4) |
879 |
412 |
|
成功報酬(その他)(注5) |
5 |
- |
|
その他 |
205 |
124 |
|
合計 |
17,961 |
19,578 |
(注1)残高報酬のうち、当連結会計年度においては、委託者報酬にかかるものが8,637百万円、投資顧問料にかかるものが7,404百万円、その他営業収益にかかるものが424百万円それぞれ含まれております。前連結会計年度においては、委託者報酬にかかるものが8,442百万円、投資顧問料にかかるものが7,071百万円、その他営業収益にかかるものが343百万円それぞれ含まれております。
(注2)成功報酬(上場株式運用)のうち、当連結会計年度においては、委託者報酬にかかるものが2,279百万円、投資顧問料にかかるものが82百万円それぞれ含まれております。前連結会計年度においては、委託者報酬にかかるものが725百万円、投資顧問料にかかるものが58百万円それぞれ含まれております。
(注3)成功報酬(アクイジションフィー)は、連結損益計算書上、その他営業収益に計上されております。
(注4)成功報酬(プライベート・エクイティ)のうち、当連結会計年度においては、投資顧問料にかかるものが412百万円含まれております。前連結会計年度においては、投資顧問料にかかるものが879百万円含まれております。
(注5)成功報酬(その他)のうち、前連結会計年度においては、投資顧問料にかかるものが5百万円含まれております。
2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項 (5)重要な収益及び費用の計上基準に記載のとおりであります。
3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
当社グループは、投信投資顧問業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
Ⅱ 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
当社グループは、投信投資顧問業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
1.サービスごとの情報
投信投資顧問業及び関連サービスに関する外部顧客への営業収益が、連結損益計算書の営業収益の90%を超えるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)営業収益 (単位:百万円)
|
日本 |
ケイマン |
アイルランド |
韓国 |
その他 |
合計 |
|
14,573 |
126 |
1,401 |
105 |
1,753 |
17,961 |
(注)1. 営業収益の地域区分は、契約相手方の所在地(ファンドの場合は組成地)を基礎として分類しております。
(2)有形固定資産 (単位:百万円)
|
日本 |
韓国 |
香港 |
合計 |
|
3,304 |
22 |
62 |
3,389 |
3.主要な顧客ごとの情報 (単位:百万円)
|
顧客の名称又は氏名 |
営業収益 |
関連するセグメント名 |
|
スパークス・新・国際優良日本株ファンド |
3,729 |
投信投資顧問業 |
(注)なお、ファンドの最終受益者は、販売会社や他のファンドを通じて投資されること等があるため、合理的に把握することが困難であります。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
1.サービスごとの情報
投信投資顧問業及び関連サービスに関する外部顧客への営業収益が、連結損益計算書の営業収益の90%を超えるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)営業収益 (単位:百万円)
|
日本 |
ケイマン |
アイルランド |
韓国 |
その他 |
合計 |
|
15,609 |
171 |
1,541 |
248 |
2,007 |
19,578 |
(注)1. 営業収益の地域区分は、契約相手方の所在地(ファンドの場合は組成地)を基礎として分類しております。
(2)有形固定資産 (単位:百万円)
|
日本 |
韓国 |
香港 |
合計 |
|
2,403 |
90 |
44 |
2,538 |
3.主要な顧客ごとの情報 (単位:百万円)
|
顧客の名称又は氏名 |
営業収益 |
関連するセグメント名 |
|
スパークス・新・国際優良日本株ファンド |
4,082 |
投信投資顧問業 |
(注)なお、ファンドの最終受益者は、販売会社や他のファンドを通じて投資されること等があるため、合理的に把握することが困難であります。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
当社グループは、投信投資顧問業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
該当事項はありません。
【関連当事者情報】
1.関連当事者との取引
(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
該当事項はありません。
(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
該当事項はありません。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
|
|
前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
|
1株当たり純資産額 |
845.64円 |
992.03円 |
|
1株当たり当期純利益金額 |
132.16円 |
161.41円 |
(注)1.株主資本において自己株式として計上されている株式付与ESOP信託及び役員向け株式交付信託に残存する自社の株式は、1株当たり当期純利益金額の算定上、普通株式の期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。また、1株当たり当期純利益金額の算定上、控除した当該自己株式の普通株式の期中平均株式数は前連結会計年度1,442,689株、当連結会計年度1,331,514株であります。
2.株主資本において自己株式として計上されている株式付与ESOP信託及び役員向け株式交付信託に残存する自社の株式は、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式数の計算において控除する自己株式に含めております。また、1株当たり純資産額の算定上、控除した当該自己株式数は前連結会計年度1,421,389株、当連結会計年度1,327,929株であります。
3.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
4.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
|
1株当たり当期純利益金額 |
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益金額(百万円) |
5,252 |
6,384 |
|
普通株主に帰属しない金額(百万円) |
- |
- |
|
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益金額(百万円) |
5,252 |
6,384 |
|
普通株式の期中平均株式数(株) |
39,739,752 |
39,552,913 |
5.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2025年3月31日) |
当連結会計年度 (2026年3月31日) |
|
純資産の部の合計額(百万円) |
33,507 |
39,204 |
|
純資産の部の合計額から控除する金額 |
0 |
0 |
|
(うち新株予約権(百万円)) |
(-) |
(-) |
|
(うち非支配株主持分(百万円)) |
(0) |
(0) |
|
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) |
33,507 |
39,204 |
|
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(株) |
39,623,581 |
39,518,738 |
(重要な後発事象)
投資有価証券の売却
当社は、シードマネー投資している当社グループ運用ファンドのストラクチャー変更に伴い保有する投資有価証券を2026年4月に売却いたしました。これに伴い、2027年3月期第1四半期連結会計期間において、投資有価証券売却益15億28百万円を特別利益に計上いたします。
⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】
該当事項はありません。
【借入金等明細表】
|
区分 |
当期首残高 (百万円) |
当期末残高 (百万円) |
平均利率 (%) |
返済期限 |
|
短期借入金 |
2,000 |
2,000 |
0.87 |
- |
|
1年以内に返済予定の長期借入金 |
- |
5,000 |
0.81 |
- |
|
1年以内に返済予定のリース債務 |
1,788 |
1,026 |
5.79 |
- |
|
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) |
7,000 |
2,000 |
0.86 |
2028年 |
|
リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) |
36 |
66 |
5.81 |
2027年~2028年 |
|
合計 |
10,824 |
10,092 |
- |
- |
(注)1.「平均利率」については、借入金及びリース債務の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.リース債務の平均利率については、一部の連結子会社を除き、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を連結貸借対照表に計上しているため、当該リース債務については平均利率の計算に含めておりません。
3.長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。
|
|
1年超2年以内 (百万円) |
2年超3年以内 (百万円) |
3年超4年以内 (百万円) |
4年超5年以内 (百万円) |
|
長期借入金 |
- |
2,000 |
- |
- |
|
リース債務 |
45 |
20 |
- |
- |
【資産除去債務明細表】
当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定により記載を省略しております。
(2)【その他】
当連結会計年度における半期情報等
|
|
中間連結会計期間 |
当連結会計年度 |
|
営業収益(百万円) |
8,641 |
19,578 |
|
税金等調整前中間(当期)純利益額(百万円) |
4,259 |
9,581 |
|
親会社株主に帰属する中間(当期)純利益金額(百万円) |
2,880 |
6,384 |
|
1株当たり中間(当期)純利益金額(円) |
72.76 |
161.41 |
2【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
①【貸借対照表】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2025年3月31日) |
当事業年度 (2026年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金・預金 |
5,917 |
1,522 |
|
未収入金 |
※ 670 |
※ 605 |
|
前払費用 |
110 |
99 |
|
預け金 |
- |
2,722 |
|
短期貸付金 |
300 |
4,300 |
|
その他 |
4 |
13 |
|
貸倒引当金 |
- |
△97 |
|
流動資産計 |
7,002 |
9,166 |
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
車両運搬具 |
4 |
2 |
|
土地 |
68 |
68 |
|
有形固定資産合計 |
72 |
71 |
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
18,602 |
23,493 |
|
関係会社株式 |
7,197 |
6,556 |
|
その他の関係会社有価証券 |
323 |
265 |
|
関係会社長期貸付金 |
2,000 |
250 |
|
差入保証金 |
20 |
20 |
|
その他 |
79 |
47 |
|
投資その他の資産合計 |
28,223 |
30,632 |
|
固定資産計 |
28,295 |
30,704 |
|
資産合計 |
35,298 |
39,870 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2025年3月31日) |
当事業年度 (2026年3月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
短期借入金 |
2,000 |
2,000 |
|
1年内返済予定の長期借入金 |
- |
5,000 |
|
未払金 |
※ 558 |
※ 432 |
|
未払法人税等 |
205 |
83 |
|
株主優待引当金 |
- |
56 |
|
その他 |
38 |
36 |
|
流動負債計 |
2,802 |
7,608 |
|
固定負債 |
|
|
|
長期借入金 |
7,000 |
2,000 |
|
繰延税金負債 |
940 |
2,047 |
|
その他 |
280 |
372 |
|
固定負債計 |
8,221 |
4,419 |
|
負債合計 |
11,023 |
12,028 |
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
8,587 |
8,587 |
|
資本剰余金 |
|
|
|
資本準備金 |
130 |
130 |
|
その他資本剰余金 |
2,082 |
1,747 |
|
資本剰余金合計 |
2,213 |
1,878 |
|
利益剰余金 |
|
|
|
利益準備金 |
1,725 |
2,004 |
|
その他利益剰余金 |
|
|
|
繰越利益剰余金 |
13,042 |
14,299 |
|
利益剰余金合計 |
14,768 |
16,304 |
|
自己株式 |
△3,222 |
△3,088 |
|
株主資本合計 |
22,346 |
23,681 |
|
評価・換算差額等 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
1,928 |
4,160 |
|
評価・換算差額等合計 |
1,928 |
4,160 |
|
純資産合計 |
24,275 |
27,842 |
|
負債・純資産合計 |
35,298 |
39,870 |
②【損益計算書】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
|
営業収益 |
|
|
|
関係会社業務受託収入 |
※1 653 |
※1 696 |
|
投資事業組合管理収入 |
※6 2,867 |
※6 2,136 |
|
その他業務受託収入 |
※1 9 |
※1 0 |
|
営業収益計 |
3,530 |
2,834 |
|
営業費用及び一般管理費 |
※1,※2 3,673 |
※1,※2 2,962 |
|
営業損失(△) |
△142 |
△127 |
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
23 |
38 |
|
受取配当金 |
※1 4,446 |
※1 4,891 |
|
為替差益 |
- |
1 |
|
雑収入 |
47 |
21 |
|
営業外収益計 |
4,518 |
4,952 |
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
68 |
74 |
|
支払手数料 |
3 |
16 |
|
為替差損 |
2 |
- |
|
投資事業組合運用損 |
56 |
259 |
|
貸倒引当金繰入額 |
- |
※1 97 |
|
雑損失 |
2 |
- |
|
営業外費用計 |
132 |
447 |
|
経常利益 |
4,242 |
4,377 |
|
特別利益 |
|
|
|
投資有価証券売却益 |
178 |
991 |
|
子会社清算益 |
※5 84 |
- |
|
特別利益計 |
263 |
991 |
|
特別損失 |
|
|
|
投資有価証券評価損 |
※3 21 |
※3 168 |
|
関係会社株式評価損 |
※4 747 |
※4 641 |
|
特別損失計 |
769 |
809 |
|
税引前当期純利益 |
3,736 |
4,558 |
|
法人税、住民税及び事業税 |
225 |
237 |
|
法人税等調整額 |
9 |
△5 |
|
法人税等合計 |
234 |
231 |
|
当期純利益 |
3,501 |
4,327 |
③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
株主資本 |
||||||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
||||
|
|
資本準備金 |
その他資本剰余金 |
資本剰余金合計 |
利益準備金 |
その他利益剰余金 |
利益剰余金合計 |
|||
|
|
繰越利益剰余金 |
||||||||
|
当期首残高 |
8,587 |
130 |
2,450 |
2,580 |
1,453 |
12,536 |
13,989 |
△3,579 |
21,577 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
|
272 |
△2,995 |
△2,722 |
|
△2,722 |
|
当期純利益 |
|
|
|
|
|
3,501 |
3,501 |
|
3,501 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
|
|
△293 |
△293 |
|
自己株式の消却 |
|
|
△367 |
△367 |
|
|
|
367 |
- |
|
株式付与ESOP信託による自己株式の処分 |
|
|
|
|
|
|
|
282 |
282 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
- |
- |
△367 |
△367 |
272 |
506 |
778 |
357 |
768 |
|
当期末残高 |
8,587 |
130 |
2,082 |
2,213 |
1,725 |
13,042 |
14,768 |
△3,222 |
22,346 |
|
|
|
|
|
|
|
評価・換算差額等 |
純資産合計 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
評価・換算差額等合計 |
|
|
当期首残高 |
2,194 |
2,194 |
23,771 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
△2,722 |
|
当期純利益 |
|
|
3,501 |
|
自己株式の取得 |
|
|
△293 |
|
自己株式の消却 |
|
|
- |
|
株式付与ESOP信託による自己株式の処分 |
|
|
282 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
△265 |
△265 |
△265 |
|
当期変動額合計 |
△265 |
△265 |
503 |
|
当期末残高 |
1,928 |
1,928 |
24,275 |
当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
株主資本 |
||||||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
||||
|
|
資本準備金 |
その他資本剰余金 |
資本剰余金合計 |
利益準備金 |
その他利益剰余金 |
利益剰余金合計 |
|||
|
|
繰越利益剰余金 |
||||||||
|
当期首残高 |
8,587 |
130 |
2,082 |
2,213 |
1,725 |
13,042 |
14,768 |
△3,222 |
22,346 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
|
279 |
△3,070 |
△2,791 |
|
△2,791 |
|
当期純利益 |
|
|
|
|
|
4,327 |
4,327 |
|
4,327 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
|
|
△300 |
△300 |
|
自己株式の消却 |
|
|
△335 |
△335 |
|
|
|
335 |
- |
|
株式付与ESOP信託による自己株式の処分 |
|
|
|
|
|
|
|
100 |
100 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
- |
- |
△335 |
△335 |
279 |
1,256 |
1,536 |
134 |
1,335 |
|
当期末残高 |
8,587 |
130 |
1,747 |
1,878 |
2,004 |
14,299 |
16,304 |
△3,088 |
23,681 |
|
|
|
|
|
|
|
評価・換算差額等 |
純資産合計 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
評価・換算差額等合計 |
|
|
当期首残高 |
1,928 |
1,928 |
24,275 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
△2,791 |
|
当期純利益 |
|
|
4,327 |
|
自己株式の取得 |
|
|
△300 |
|
自己株式の消却 |
|
|
- |
|
株式付与ESOP信託による自己株式の処分 |
|
|
100 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
2,231 |
2,231 |
2,231 |
|
当期変動額合計 |
2,231 |
2,231 |
3,567 |
|
当期末残高 |
4,160 |
4,160 |
27,842 |
【注記事項】
(重要な会計方針)
1.有価証券の評価基準及び評価方法
子会社株式及び関連会社株式
総平均法に基づく原価法を採用しております。
その他の関係会社有価証券
投資事業有限責任組合及びそれに類する組合への出資(金融商品取引法第2条第2項により有価証券とみなされるもの)については、組合契約に規定される決算報告日に応じて入手可能な最近の決算書を基礎とし、持分相当額を純額で取り込む方法によっております。
その他有価証券
市場価格のない株式等以外のもの
時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は総平均法により算定)を採用しております。
市場価格のない株式等
主として総平均法による原価法を採用しております。
(投資事業組合等への出資)
投資事業有限責任組合及びそれに類する組合への出資(金融商品取引法第2条第2項により有価証券とみなされるもの)については、組合契約に規定される決算報告日に応じて入手可能な最近の決算書を基礎とし、持分相当額を純額で取り込む方法によっております。
2.固定資産の減価償却の方法
有形固定資産
定率法によっております。
なお、耐用年数は以下のとおりであります。
車両運搬具 6年
無形固定資産
ソフトウエア(自社利用)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用し
ております。
3.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
なお、当事業年度においては、貸倒実績はなく、一般債権については貸倒引当金を計上しておりません。
(2)株主優待引当金
株主優待制度に基づき、株主に付与したポイントの利用に備えるため、当事業年度末において将来利用されると見込まれる額を計上しております。
4.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。
5.収益及び費用の計上基準
(1)関係会社業務受託収入
関係会社業務受託収入は、当社の一部子会社について、契約に基づき、一部の業務を受託しており、一定の期間にわたって、費用発生額(一部を除く)に一定の料率をマークアップした金額を報酬として受領しているため、一定の期間にわたる履行義務を充足した時点で収益を認識しております。これらの収益は、顧客との契約に係る取引価格で測定しております。取引の対価は履行義務を充足してから主として1年以内に受領しており、重大な金融要素は含んでおりません。
(2)投資事業組合管理収入
投資事業組合管理収入は、当社が無限責任組合員となる投資事業有限責任組合について、契約に基づき、管理する義務があり、運用資産残高又はコミットメント額に一定の料率を乗じた金額で測定し報酬として受領しており、運用期間にわたり収益を認識しております。再生可能エネルギーファンドが投資する合同会社の匿名組合出資持分を売却して譲渡益が発生する場合には、当社が運用する再生可能エネルギーファンドについて、パフォーマンス目標を上回る匿名組合出資持分の譲渡益に対する一定割合を成功報酬として受領しており、当該時点で収益を認識しております。また、当社が運用するプライベート・エクイティファンドについて、出資履行金額を分配累計額が超過する各段階ごとに、一定割合を成功報酬として受領しており、当該時点で収益を認識しております。取引の対価は履行義務を充足してから主として1年以内に受領しており、重大な金融要素は含んでおりません。
(重要な会計上の見積り)
該当事項はありません。
(追加情報)
(株式付与ESOP信託)
株式付与ESOP信託に関する注記については、連結財務諸表「注記事項」(追加情報)に同一の内容が記載しているため、注記を省略しております。
(役員向け株式交付信託)
役員向け株式交付信託に関する注記については、連結財務諸表「注記事項」(追加情報)に同一の内容が記載しているため、注記を省略しております。
(貸借対照表関係)
※ 関係会社項目
関係会社に対する資産及び負債には区分掲記されたもののほか次のものがあります。
|
|
前事業年度 (2025年3月31日) |
当事業年度 (2026年3月31日) |
|
未収入金 |
189百万円 |
246百万円 |
|
未払金 |
496百万円 |
386百万円 |
(損益計算書関係)
※1 関係会社との取引に係るものが次のとおり含まれております。
|
|
前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
|
関係会社業務受託収入 |
653百万円 |
696百万円 |
|
その他業務受託収入 |
8百万円 |
0百万円 |
|
支払手数料 |
2,867百万円 |
2,137百万円 |
|
受取配当金 |
4,389百万円 |
4,868百万円 |
|
貸倒引当金繰入額 |
- |
97百万円 |
※2 一般管理費に属する費用の割合は前事業年度21%、当事業年度27%であります。
営業費用及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
|
|
前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) |
当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) |
|
支払手数料 |
2,899百万円 |
2,168百万円 |
|
給料及び賞与 |
345百万円 |
360百万円 |
|
事務委託費 |
118百万円 |
108百万円 |
※3 投資有価証券評価損
実質価額が著しく下落し、その回復可能性があると認められない投資有価証券の一部銘柄について、減損処理を行ったことによるものであります。
※4 関係会社株式評価損
前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
関係会社株式評価損は、連結子会社SPARX Asia Capital Management Limitedに対するものであります。
当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
関係会社株式評価損は、連結子会社SPARX Asia Capital Management Limited、スパークス・インベストメント株式会社及び関連会社なかのアセットマネジメント株式会社に対するものであります。
※5 子会社清算益
前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
子会社清算益は、連結子会社スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー株式会社に対するものであります。
※6 投資事業組合管理収入
前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
損益計算書の「投資事業組合管理収入」にはプライベート・エクイティ投資戦略に関連する出資履行金額を分配累計額が超過する場合に受ける成功報酬が879百万円含まれております。
当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
損益計算書の「投資事業組合管理収入」にはプライベート・エクイティ投資戦略に関連する出資履行金額を分配累計額が超過する場合に受ける成功報酬が412百万円含まれております。
(有価証券関係)
子会社株式、関連会社株式及びその他の関係会社有価証券
市場価格のない株式等の貸借対照表計上額
|
区分 |
前事業年度 (百万円) |
当事業年度 (百万円) |
|
子会社株式 |
6,660 |
6,169 |
|
関連会社株式 |
536 |
386 |
|
その他の関係会社有価証券 |
323 |
265 |
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
|
|
前事業年度 (2025年3月31日) |
|
当事業年度 (2026年3月31日) |
|
繰延税金資産 |
|
|
|
|
関係会社株式評価損否認 |
6,125百万円 |
|
6,327百万円 |
|
投資有価証券評価損否認 |
542 |
|
574 |
|
未確定債務否認 |
12 |
|
18 |
|
貸倒引当金否認 |
― |
|
30 |
|
貸倒損失否認 |
45 |
|
45 |
|
繰越欠損金 |
145 |
|
107 |
|
その他有価証券評価差額金 |
43 |
|
101 |
|
その他の税務調整項目 |
215 |
|
204 |
|
繰延税金資産小計 |
7,131 |
|
7,409 |
|
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 |
△145 |
|
△107 |
|
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 |
△6,974 |
|
△7,285 |
|
評価性引当額小計 |
△7,120 |
|
△7,393 |
|
繰延税金資産合計 |
11 |
|
16 |
|
繰延税金負債 |
|
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
951 |
|
2,063 |
|
繰延税金負債合計 |
951 |
|
2,063 |
|
繰延税金負債の純額 |
△940 |
|
△2,047 |
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
|
|
前事業年度 (2025年3月31日) |
|
当事業年度 (2026年3月31日) |
|
法定実効税率 |
30.6% |
|
30.6% |
|
(調整) |
|
|
|
|
交際費等永久に損金に算入されない項目 |
8.0 |
|
2.2 |
|
地方税繰越欠損金の期限切れ |
0.5 |
|
0.4 |
|
住民税均等割 |
0.0 |
|
0.0 |
|
評価性引当額の増減 |
9.2 |
|
4.7 |
|
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 |
△36.3 |
|
△32.6 |
|
株主優待引当金 |
― |
|
0.4 |
|
税額控除 |
△0.0 |
|
― |
|
連結納税適用による差異 |
△0.0 |
|
△0.0 |
|
税率変更による差異等 |
△5.3 |
|
△0.2 |
|
その他 |
△0.4 |
|
△0.5 |
|
税効果会計適用後の法人税等の負担率 |
6.3 |
|
5.1 |
3.法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理
当社は、グループ通算制度を適用しており、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)に従って、法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理並びに開示を行っております。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
(重要な会計方針) 5.収益及び費用の計上基準に記載のとおりであります。
(重要な後発事象)
連結財務諸表「注記事項(重要な後発事象)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。
④【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
|
資産の種類 |
当期首残高 (百万円) |
当期増加額 (百万円) |
当期減少額 (百万円) |
当期末残高 (百万円) |
当期末減価償却累計額又は償却累計額 (百万円) |
当期償却額 (百万円) |
差引当期末残高(百万円) |
|
有形固定資産 |
|
|
|
|
|
|
|
|
車両運搬具 |
8 |
- |
- |
8 |
5 |
1 |
2 |
|
土地 |
68 |
- |
- |
68 |
- |
- |
68 |
|
有形固定資産計 |
76 |
- |
- |
76 |
5 |
1 |
71 |
|
無形固定資産 |
|
|
|
|
|
|
|
|
ソフトウエア |
0 |
- |
- |
0 |
0 |
- |
- |
|
無形固定資産計 |
0 |
- |
- |
0 |
0 |
- |
- |
【引当金明細表】
|
区分 |
期首残高 (百万円) |
当期増加額 (百万円) |
当期減少額 (百万円) |
期末残高 (百万円) |
|
貸倒引当金 |
- |
97 |
- |
97 |
|
株主優待引当金 |
- |
56 |
- |
56 |
(2)【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3)【その他】
該当事項はありません。
第6【提出会社の株式事務の概要】
|
事業年度 |
4月1日から3月31日まで |
|||||||||||||||||||||||||||||
|
定時株主総会 |
事業年度末の翌日から3か月以内 |
|||||||||||||||||||||||||||||
|
基準日 |
3月31日 |
|||||||||||||||||||||||||||||
|
剰余金の配当の基準日 |
9月30日、3月31日 |
|||||||||||||||||||||||||||||
|
1単元の株式数 |
100株 |
|||||||||||||||||||||||||||||
|
単元未満株式の買取り |
|
|||||||||||||||||||||||||||||
|
取扱場所 |
(特別口座) 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 |
|||||||||||||||||||||||||||||
|
株主名簿管理人 |
(特別口座) 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 |
|||||||||||||||||||||||||||||
|
取次所 |
- |
|||||||||||||||||||||||||||||
|
買取手数料 |
無料 |
|||||||||||||||||||||||||||||
|
公告掲載方法 |
当社の公告は、電子公告により行います。ただし、やむを得ない事由により、電子公告によることができない場合は、日本経済新聞に掲載する方法により行います。 |
|||||||||||||||||||||||||||||
|
株主に対する特典 |
(1)対象となる株主 毎年3月末日および9月末日の当社株主名簿に記録または記載された当社株式3単元(300株)以上を保有する株主に対し、所有株式数に応じて、株主優待ポイントを下表の通り進呈いたします。 (2)株主優待制度の利用方法及び内容 下記「株主優待ポイント表」に基づいて、株主へ株主優待ポイントを進呈し、株主限定の特設インターネットサイトにおいて、その株主優待ポイントと食品、電化製品、選べる体験ギフトに加え、デジタルギフトなどに交換できます。また、株主優待ポイントは、株式会社ウィルズが運営している「プレミアム優待倶楽部」の他社ポイントとも、共通株主優待コイン「WILLsCoin」と交換することで、合算してご利用いただくことが可能となります。 株主優待ポイント表
株主優待ポイントは、3月末日および9月末日の株主名簿に、同一株主番号で連続2回以上記録または記載され、かつ300株以上継続保有されている場合にのみ繰越すことができ、最大で直近4回分をまとめて交換することができます。なお、株主番号が変更された場合には、繰り越しされませんのでご留意ください。 |
|||||||||||||||||||||||||||||
(注)当社定款の定めにより、単元未満株主は、次に掲げる権利以外の権利を有しておりません。
(1)会社法第189条第2項各号に掲げる権利
(2)会社法第166条第1項の規定による請求をする権利
(3)株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利
第7【提出会社の参考情報】
1【提出会社の親会社等の情報】
当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。
2【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に次の書類を提出しております。
(1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書
事業年度(第36期)(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
2025年6月20日関東財務局長に提出
(2) 内部統制報告書及びその添付書類
2025年6月20日関東財務局長に提出
(3) 半期報告書及び確認書
(第37期中)(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)
2025年11月12日関東財務局長に提出
(4) 臨時報告書
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)
2025年6月9日関東財務局長に提出
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号
2025年6月13日関東財務局長に提出
2026年5月7日関東財務局長に提出
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第19号
2026年5月7日関東財務局長に提出
(5) 自己株券買付状況報告書
報告期間(自 2025年5月1日 至 2025年5月31日) 2025年6月9日関東財務局長に提出
報告期間(自 2025年6月1日 至 2025年6月30日) 2025年7月10日関東財務局長に提出
(6) 発行登録書
2025年9月1日関東財務局長に提出
(7) 訂正発行登録書(社債)
2026年5月7日関東財務局長に提出
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。