【表紙】
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【提出書類】 |
有価証券報告書 |
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【根拠条文】 |
金融商品取引法第24条第1項 |
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【提出先】 |
関東財務局長 |
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【提出日】 |
2025年9月26日 |
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【事業年度】 |
第29期(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) |
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【会社名】 |
株式会社エフオン |
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【英訳名】 |
EF-ON INC. |
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【代表者の役職氏名】 |
代表取締役社長 島﨑 知格 |
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【本店の所在の場所】 |
東京都千代田区丸の内一丁目9番2号 |
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【電話番号】 |
03-4500-6450 |
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【事務連絡者氏名】 |
常務取締役 小池 久士 |
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【最寄りの連絡場所】 |
東京都千代田区丸の内一丁目9番2号 |
|
【電話番号】 |
03-4500-6450 |
|
【事務連絡者氏名】 |
常務取締役 小池 久士 |
|
【縦覧に供する場所】 |
株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標等
|
回次 |
第25期 |
第26期 |
第27期 |
第28期 |
第29期 |
|
|
決算年月 |
2021年6月 |
2022年6月 |
2023年6月 |
2024年6月 |
2025年6月 |
|
|
売上高 |
(百万円) |
13,144 |
13,258 |
16,949 |
17,473 |
17,599 |
|
経常利益 |
(百万円) |
2,397 |
1,174 |
1,286 |
346 |
1,103 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
(百万円) |
1,673 |
893 |
824 |
281 |
706 |
|
包括利益 |
(百万円) |
1,673 |
893 |
824 |
281 |
706 |
|
純資産額 |
(百万円) |
16,924 |
17,539 |
18,190 |
18,234 |
18,684 |
|
総資産額 |
(百万円) |
45,603 |
47,241 |
45,718 |
45,262 |
44,576 |
|
1株当たり純資産額 |
(円) |
782.22 |
816.26 |
846.57 |
853.77 |
883.19 |
|
1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
77.35 |
41.46 |
38.36 |
13.14 |
33.26 |
|
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
- |
- |
- |
- |
- |
|
自己資本比率 |
(%) |
37.1 |
37.1 |
39.8 |
40.3 |
41.9 |
|
自己資本利益率 |
(%) |
10.4 |
5.2 |
4.6 |
1.5 |
3.8 |
|
株価収益率 |
(倍) |
12.9 |
13.2 |
14.7 |
31.4 |
9.8 |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
4,079 |
2,775 |
3,673 |
2,578 |
2,985 |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
△6,120 |
△4,245 |
△1,542 |
△630 |
△682 |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
3,040 |
708 |
△2,292 |
△745 |
△2,110 |
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
(百万円) |
4,931 |
4,169 |
4,008 |
5,210 |
5,402 |
|
従業員数 |
(人) |
248 |
261 |
267 |
271 |
284 |
|
(外、平均臨時雇用者数) |
(16) |
(13) |
(13) |
(14) |
(13) |
|
(注)1.第26期以降における従業員数増加は、主にグリーンエナジー事業における発電所勤務者の人員増強です。
2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第26期の期首から適用しており、第26期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
3.当社は第26期より「株式交付信託」を導入しており、「1株当たり当期純利益金額」の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に「株式交付信託」が保有する株式を含めております。
4.第25期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、希薄化効果を有している潜在株式が存在していないため記載しておりません。
5.第26期、第27期、第28期及び第29期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在していないため記載しておりません。
(2)提出会社の経営指標等
|
回次 |
第25期 |
第26期 |
第27期 |
第28期 |
第29期 |
|
|
決算年月 |
2021年6月 |
2022年6月 |
2023年6月 |
2024年6月 |
2025年6月 |
|
|
売上高 |
(百万円) |
8,370 |
3,426 |
1,837 |
2,752 |
4,122 |
|
経常利益 |
(百万円) |
1,246 |
547 |
400 |
582 |
657 |
|
当期純利益 |
(百万円) |
1,236 |
543 |
305 |
636 |
613 |
|
資本金 |
(百万円) |
2,292 |
2,292 |
2,292 |
2,292 |
2,292 |
|
発行済株式総数 |
(株) |
21,636,579 |
21,635,819 |
21,635,439 |
21,635,189 |
21,635,144 |
|
純資産額 |
(百万円) |
10,206 |
10,470 |
10,603 |
11,002 |
11,360 |
|
総資産額 |
(百万円) |
20,812 |
23,539 |
12,647 |
13,006 |
13,469 |
|
1株当たり純資産額 |
(円) |
471.71 |
487.30 |
493.48 |
515.18 |
537.01 |
|
1株当たり配当額 |
(円) |
8 |
8 |
8 |
8 |
8 |
|
(うち1株当たり中間配当額) |
(-) |
(-) |
(-) |
(-) |
(-) |
|
|
1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
57.13 |
25.22 |
14.24 |
29.74 |
28.91 |
|
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
- |
- |
- |
- |
- |
|
自己資本比率 |
(%) |
49.0 |
44.5 |
83.8 |
84.6 |
84.3 |
|
自己資本利益率 |
(%) |
12.8 |
5.3 |
2.9 |
5.9 |
5.5 |
|
株価収益率 |
(倍) |
17.5 |
21.7 |
39.6 |
13.9 |
11.3 |
|
配当性向 |
(%) |
14.0 |
31.7 |
56.2 |
26.9 |
27.7 |
|
従業員数 |
(人) |
34 |
26 |
28 |
26 |
30 |
|
(外、平均臨時雇用者数) |
(5) |
(2) |
(2) |
(3) |
(3) |
|
|
株主総利回り |
(%) |
169.6 |
94.9 |
99.2 |
74.9 |
61.9 |
|
(比較指標:配当込みTOPIX) |
(%) |
(127.3) |
(125.5) |
(157.8) |
(198.2) |
(206.3) |
|
最高株価 |
(円) |
1,429 |
1,241 |
736 |
600 |
425 |
|
最低株価 |
(円) |
565 |
509 |
471 |
385 |
282 |
(注)1.最高株価及び最低株価は、2023年10月20日より東京証券取引所スタンダード市場におけるもの、2022年4月4日より東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第26期の期首から適用しており、第26期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
3.当社は第26期より「株式交付信託」を導入しており、「1株当たり当期純利益金額」の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に「株式交付信託」が保有する株式を含めております。
4.第25期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、希薄化効果を有している潜在株式が存在していないため記載しておりません。
5.第26期、第27期、第28期及び第29期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在していないため記載しておりません。
2【沿革】
|
年月 |
事項 |
|
1997年5月 |
東京都千代田区一番町16において、日本初のESCO事業専業の会社として設立 |
|
2003年9月 |
本社を東京都中央区京橋二丁目9番2号に移転 |
|
2004年2月 |
グリーンエナジー事業に関する子会社として株式会社日田ウッドパワーを設立 |
|
2004年2月 |
グリーンエナジー事業に関する子会社として株式会社白河ウッドパワーを設立 |
|
2004年3月 |
経済産業省資源エネルギー庁に特定規模電気事業開始を届出 |
|
2004年8月 |
電力小売事業に関する子会社として株式会社エナジーサービス・アセット・マネジメントを設立 |
|
2005年3月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
|
2005年4月 |
株式会社エナジーサービス・アセット・マネジメントの社名を株式会社フェスコパワーステーション滋賀に変更 |
|
2005年12月 |
省エネルギー支援サービス事業に関するメンテナンス事業会社として株式会社フェスコメンテナンスを設立 |
|
2006年10月 |
株式会社白河ウッドパワーにおいて木質バイオマス発電所の商業運転開始 |
|
2006年11月 |
株式会社日田ウッドパワーにおいて木質バイオマス発電所の商業運転開始 |
|
2007年12月 |
株式会社フェスコメンテナンスを株式会社ファーストエスコを存続会社として合併 |
|
2008年1月 |
グリーンエナジー事業における発電用燃料の収集を目的として株式会社バイオネンサービスを設立 |
|
2008年6月 |
本社を東京都中央区京橋二丁目10番2号に移転 |
|
2009年4月 |
電力ビジネス事業部門を新設分割し、株式を譲渡することで、電力小売事業から撤退 |
|
2010年4月 |
株式会社バイオネンサービスを、株式会社ファーストバイオスへ商号変更 |
|
2010年12月 |
日本テクノ株式会社に株式会社フェスコパワーステーション滋賀の株式全てを譲渡 |
|
2011年5月 |
本社を東京都中央区八重洲二丁目7番12号に移転 |
|
2011年6月 |
日本テクノ株式会社に株式会社白河ウッドパワーの株式50%を譲渡 |
|
2012年6月 |
グリーンエナジー事業に関する子会社としてアールイー福島株式会社を設立 |
|
2012年7月 |
グリーンエナジー事業に関する子会社としてソレイユ日田株式会社を設立 |
|
2012年8月 |
グリーンエナジー事業に関する子会社としてアールイー大分株式会社を設立 |
|
2013年5月 |
ソレイユ日田株式会社において太陽光発電所の商業運転開始 |
|
2013年7月 |
日本テクノ株式会社より株式会社白河ウッドパワーの株式50%を取得、連結子会社化 |
|
2014年10月 |
アールイー福島株式会社を、アールイー鹿沼株式会社へ商号変更 |
|
2015年11月 |
東京証券取引所市場第二部へ市場変更 |
|
2016年2月 |
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
|
2016年4月 |
「エフオン(EF-ON)」ブランドの発足 株式会社ファーストバイオスを、株式会社エフバイオスへ商号変更 株式会社日田ウッドパワーを、株式会社エフオン日田へ商号変更 株式会社白河ウッドパワーを、株式会社エフオン白河へ商号変更 アールイー大分株式会社を、株式会社エフオン豊後大野へ商号変更 |
|
2016年6月 |
ソレイユ日田株式会社において太陽光発電設備を譲渡 |
|
2016年7月 |
アールイー鹿沼株式会社を、株式会社エフオン壬生へ商号変更 |
|
2016年8月 |
株式会社エフオン豊後大野において木質バイオマス発電所の商業運転開始 |
|
2016年10月 |
株式会社ファーストエスコを、株式会社エフオンへ商号変更 |
|
2016年11月 |
グリーンエナジー事業に関する子会社として株式会社エフオン第五を設立 |
|
2017年4月 |
本社を東京都中央区京橋三丁目1番1号に移転 |
|
2017年11月 |
株式会社エフオン第五を、株式会社エフオン新宮へ商号変更 |
|
2018年11月 |
グリーンエナジー事業に関する子会社として株式会社エフオン大分を設立 グリーンエナジー事業に関する子会社として株式会社エフオン福島を設立 |
|
2019年1月 2019年11月 |
グリーンエナジー事業に関する子会社として株式会社エフオン第六を設立 グリーンエナジー事業に関する子会社として株式会社エフオン第七を設立 |
|
2020年1月 |
株式会社エフオン壬生において木質バイオマス発電所の商業運転開始 |
|
2021年12月 |
本社を東京都千代田区丸の内一丁目9番2号に移転 |
|
2022年4月 |
東京証券取引所プライム市場へ移行 |
|
2022年8月 |
株式会社エフオン新宮において木質バイオマス発電所の商業運転開始 |
|
2023年10月 |
東京証券取引所スタンダード市場へ移行 |
3【事業の内容】
当社グループは、当社及び連結子会社7社、非連結子会社4社によって構成された総合エネルギー・サービス企業(ESCO=Energy Service Company)です。
当社グループは、顧客企業の省エネルギーを支援することを目的とした事業である「省エネルギー支援サービス事業」と再生可能エネルギーによる発電事業である「グリーンエナジー事業」及び「電力小売事業」を営んでおり、各事業の事業内容及び当社グループの各社の事業に係る位置づけは次のとおりです。
なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
1)省エネルギー支援サービス事業について
省エネルギー支援サービス事業とは、企業等の顧客設備の省エネルギー及び再生可能エネルギーの導入を支援するサービスです。顧客企業のエネルギー使用実態を調べ、省エネルギーの診断を行うとともに、診断結果に基づいて、実際の省エネルギー対策設備及びシステムの設計や施工、その後の運用までを一貫して行います。また、総合エネルギーマネジメントとして、顧客企業のエネルギー使用状況の把握、削減計画の策定、運用・設備改善の実施、削減状況の測定といったサービスのほか、再生可能エネルギーの導入支援、二酸化炭素の管理・削減のコンサルティング等のサービスを提供しております。
2)グリーンエナジー事業について
グリーンエナジー事業は、再生可能な自然エネルギーを電力に転換する事業です。二酸化炭素の排出削減等の社会的な環境改善ニーズに対応し、再生可能エネルギーの中で特に木質バイオマス(注1)をエネルギー源とした環境価値の高い発電所の開発、建設及び運営を行います。当社グループでは、現在、FIT(注2)の設備認定を受けたエフオン日田、エフオン豊後大野、エフオン壬生、エフオン新宮の木質バイオマス発電所が稼働しております。なお、2023年1月よりエフオン白河がFIP制度(フィードインプレミアム(Feed-in Premium))(注3)に移行しております。木質バイオマス発電所の運営及び木質バイオマス燃料供給に関しては、その専門会社としてエフバイオスが当たり、廃木質材や森林資源の有効活用を通じてグリーンエナジー事業の中核を担っております。我が国の国土はその相当部分に未利用の林産資源があり、当社グループではこの活用に注目し資材として高強度のエンジニアリングウッドの開発や新たな樹種の資源化を推進しております。このため、山林事業において植林・育林・素材生産のサイクルを維持する山林経営を軸に、森林資源の可視化や二酸化炭素吸収量の測定のほか各種の調査研究に取組んでおります。
(注1)木質バイオマス
バイオマスとは、生物資源(bio)の量的(mass)を表す概念で「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」とされています。
木質バイオマスは、樹木に由来する有機物であって、エネルギー源として利用できるものをいいます。
当社グループが手掛ける新エネルギーによる発電事業は、製材所や木工加工メーカー等から排出される廃材や、建築解体現場から排出される建築廃材等を、選別、破砕した木質チップを発電用燃料とするものです。バイオマス資源は、植物が光合成によって空気中の二酸化炭素を取り込んで成長するため、バイオマスの燃焼により放出される二酸化炭素は、地球規模において二酸化炭素のバランスを崩さない「カーボン・ニュートラル」であるとされています。また、バイオマス資源は、石油などの化石燃料とは違い、適正な管理を行えば半永久的に枯渇することなく利用可能な「再生可能資源」として注目されています。
(注2)FIT…固定価格買取制度(Feed-in Tariff)
(注3)FIP制度(フィードインプレミアム(Feed-in Premium))
再生可能エネルギー電気の導入促進を図るため2012年に施行されたFIT制度(固定価格買取制度 Feed-in Tariff)が電力市場とは切り離されていることから、電力の需要と供給のバランスにより価格が決まる電力市場の価格と連動した発電を促す制度として2022年4月に開始された制度。再生可能エネルギー発電事業者に対し市場価格とFIT価格との差額を一定の条件のもとプレミアム(補助額)として支給するもの。
3)電力小売事業について
電力小売事業は、電力の需要と供給を最適化しエネルギーの社会全体の効率性を改善することを目的として、電力の小売及び市場取引を行う事業です。当社グループの木質バイオマス発電所で発電された環境負荷の低い電力を顧客に供給しております。
当社グループにおける各事業と事業会社の関係は次のとおりです。
事業系統図(当連結会計年度における事業の状況)
4【関係会社の状況】
|
2025年6月30日現在 |
|
名称 |
住所 |
資本金 (百万円) |
主要な事業の内容 |
議決権の所有(又は被所有)割合 (%) |
関係内容 |
|
連結子会社 |
|
|
|
|
|
|
株式会社エフオン日田 (注)1,2 |
大分県日田市 |
495 |
木質バイオマス発電事業 |
100.00 |
事務処理委託、事務所賃借、役員兼務、借入債務被保証 |
|
株式会社エフオン白河 (注)1,2 |
福島県白河市 |
441 |
木質バイオマス発電事業 |
100.00 |
事務処理委託、事務所賃借、役員兼務、借入債務被保証 |
|
株式会社エフオン豊後大野 (注)1,2 |
大分県豊後大野市 |
450 |
木質バイオマス発電事業 |
100.00 |
事務処理委託、役員兼務、事務所賃借、借入債務被保証 |
|
株式会社エフオン壬生 (注)2 |
栃木県下都賀郡 |
1 |
木質バイオマス発電事業 |
100.00 |
事務処理委託、役員兼務、事務所賃借、借入債務被保証 |
|
株式会社エフオン新宮 (注)2 |
和歌山県新宮市 |
1 |
木質バイオマス発電事業 |
100.00 |
事務処理委託、役員兼務、事務所賃借、借入債務被保証 |
|
株式会社エフバイオス |
東京都千代田区 |
10 |
バイオマス燃料販売及び発電所運営受託業務 |
100.00 |
事務処理委託、事務所賃借、役員兼務 |
|
ソレイユ日田株式会社 |
大分県日田市 |
10 |
太陽光発電設備管理及び不動産賃貸事業 |
100.00 |
事務処理委託 |
|
その他の関係会社 |
|
|
|
|
|
|
日本テクノ株式会社 |
東京都新宿区 |
571 |
高圧受変電設備の保安管理業、電力販売業 |
(32.58) |
- |
(注)1.特定子会社です。
2.株式会社エフオン日田、株式会社エフオン白河、株式会社エフオン豊後大野、株式会社エフオン壬生、株式会社エフオン新宮については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等
|
株式会社エフオン日田 |
|
株式会社エフオン白河 |
|
株式会社エフオン豊後大野 |
||||||
|
売上高 |
2,406 |
百万円 |
|
売上高 |
2,457 |
百万円 |
|
売上高 |
4,118 |
百万円 |
|
経常利益 |
449 |
百万円 |
|
経常利益 |
373 |
百万円 |
|
経常利益 |
392 |
百万円 |
|
当期純利益 |
402 |
百万円 |
|
当期純利益 |
329 |
百万円 |
|
当期純利益 |
300 |
百万円 |
|
純資産額 |
2,463 |
百万円 |
|
純資産額 |
1,966 |
百万円 |
|
純資産額 |
1,950 |
百万円 |
|
総資産額 |
3,119 |
百万円 |
|
総資産額 |
2,359 |
百万円 |
|
総資産額 |
6,807 |
百万円 |
|
株式会社エフオン壬生 |
|
株式会社エフオン新宮 |
||||
|
売上高 |
4,153 |
百万円 |
|
売上高 |
2,395 |
百万円 |
|
経常利益 |
326 |
百万円 |
|
経常利益 |
△555 |
百万円 |
|
当期純利益 |
237 |
百万円 |
|
当期純利益 |
△614 |
百万円 |
|
純資産額 |
521 |
百万円 |
|
純資産額 |
△1,177 |
百万円 |
|
総資産額 |
10,473 |
百万円 |
|
総資産額 |
12,278 |
百万円 |
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
|
|
2025年6月30日現在 |
|
|
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
|
省エネルギー支援サービス事業 |
1 |
(-) |
|
グリーンエナジー事業 |
256 |
(12) |
|
電力小売事業 |
11 |
(-) |
|
全社(共通) |
16 |
(1) |
|
合計 |
284 |
(13) |
(注)1.従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数(パートタイマー、契約社員、季節従業員を含んでおります。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定の事業に区分できない管理部門に所属しているものです。
(2)提出会社の状況
|
|
|
|
|
2025年6月30日現在 |
|
従業員数(人) |
平均年齢(才) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(千円) |
|
|
30 |
(3) |
46.0 |
6.60 |
6,619 |
|
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
|
省エネルギー支援サービス事業 |
1 |
(-) |
|
グリーンエナジー事業 |
2 |
(2) |
|
電力小売事業 |
11 |
(-) |
|
全社(共通) |
16 |
(1) |
|
合計 |
30 |
(3) |
(注)1.従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数(パートタイマー、契約社員、季節従業員を含んでおります。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定の事業に区分できない管理部門に所属しているものです。
3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(3)労働組合の状況
労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
① 提出会社
|
当事業年度 |
||||
|
管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1. |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2. |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1. |
||
|
全労働者 |
正規雇用労働者 |
パート・有期労働者 |
||
|
40.0 |
- |
70.3 |
59.6 |
- |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
算定に該当する従業員が在籍していない場合は、「-」を記載しております。
② 連結子会社
|
当事業年度 |
|||||
|
名称 |
管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1. |
男性労働者の育児休業取得率 (%) (注)2. |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1. |
||
|
全労働者 |
正規雇用労働者 |
パート・有期労働者 |
|||
|
㈱エフバイオス |
9.1 |
75.0 |
89.4 |
94.4 |
13.2 |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
第2【事業の状況】
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、「エネルギーの黒子であろう」という企業理念のもとで、「人のための省エネ、人々のための再エネ」をベースコンセプトに、効率的なエネルギー利用と自然由来のエネルギー供給を通じて現代の課題に取り組んでおります。
省エネルギーの推進と国産再生可能エネルギーの利用により、温暖化ガスの発生量の低減、一次エネルギー純輸入量の削減、人間とそれ以外の自然環境との両立を継続することを目指してまいります。当社グループの推進する木質バイオマス発電は、森林資源や林業の活用、協力が不可欠であり、バイオマス利用の積極化を推進することで資源の有効利用、地域経済の活性化に取組んでおります。
また、森を育て、木の素材としての価値を最大限活用するとともに、用材に不適な間伐材や端材をエネルギーとして有効利用することで、持続的な社会の実現に貢献してまいります。
(2)経営戦略等
当社グループでは、国内産の木質チップを燃料として二酸化炭素の排出量の極めて少ない木質バイオマス発電による再生可能エネルギー電気の製造販売を主軸とした事業展開をしております。再生可能エネルギーは循環して繰返し再生産が可能なエネルギーであることから、発電所の立地する地域経済の活性化や山林保全に寄与するとともに、持続可能な循環型の社会の構築に貢献するものと考えております。
当社グループの木質バイオマス発電所は、現行、FIT・FIP制度に基づく電力販売を実施しておりますが、本制度は新設発電所で送電開始から20年間の販売方式を担保するもので、当該期間の安定的な燃料確保を進めることが重要な施策であると認識しています。我が国の国土は約70%が山林であると言われておりますが、一方でその山林、立木所有者が高齢の域にあり、また、地域によっては伐採する事業者も同様に次世代の後継に苦慮していること、そのことから林産事業者の経験、ノウハウ等が次世代に継承されず断絶の恐れのあること等が問題となっております。山林経営は、その運営上、かなりの長期間にわたり事業の継続が必要であり、木材素材の販売に加え間伐材や低品位木材を燃料として活用できる点では当社グループの事業との関連性は極めて重要なものであると考えております。このため、当社グループでは山林経営に着手し山林事業の収益性の確保を機械化を中心に効率的に実現させてまいります。
また、発電所のFIT・FIP制度の適用期限後について、制度外での環境負荷の少ないクリーンな電気を直接顧客へと供給する方法として、電力小売事業を展開し本来の再生可能エネルギー電気の活用を促進、拡大していくことが必要と考えております。
こうした中、当社グループでは以下の活動を通じて、さらなる事業の発展と社会貢献を果たしていくことを中長期の経営戦略としています。
「省エネルギー支援サービス事業」においては単なる機器の更新だけではなく、生産・業務システムとしてのエネルギー効率改善を支援してまいります。行政の求める省エネ基準を満たし助成制度を利活用することにより、国全体のエネルギーの節約に貢献するとともに顧客にとっては初期投資額の抑制を実現する提案をサービスの要点として展開してまいります。
「グリーンエナジー事業」においては、山林経営を含め木質バイオマス関連分野への投資を拡大してまいります。次世代の担い手である若い人たちに林業という産業の魅力と意義を継承し、発電事業はもとより山林事業の収益性の確保を実現することで長期の事業基盤を整備してまいります。
「電力小売事業」においては、当社グループ発電所で発電した再生可能エネルギー電気を環境価値とともに顧客へ供給する活動を通じて、持続可能なエネルギーの利用を促進してまいります。
近年、気候変動に係る温暖化ガス排出に関する意識の高まりから世界各国企業に対して、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD:Task Force on Climate-related Financial Disclosures)からの提言が公表されるなど、企業が取組むべき持続可能な社会の実現に向けた戦略、行動課題や進捗、評価等の情報開示について、関心が高まりつつあります。当社グループでは、省エネルギー支援、木質バイオマス発電、山林経営、電力小売りの各事業を通じて、持続可能な自然由来の再生可能エネルギー電気の供給と消費エネルギーの抑制に貢献する事業を営んでおり、気候変動を重要な社会課題ととらえています。TCFD提言に則り気候変動のリスクや機会、シナリオ等について分析と議論を進め、今後、当社グループ取組や戦略について順次公表するよう努めてまいります。
当社グループは、環境に優しく国産の持続可能な資源によるエネルギー創出に資するべく、既存設備については発電所のさらなるオペレーティング技術の向上、適切な設備保守、最適燃料使用比率の追及をテーマに人材育成や地元の林業、木材関係者らとの協力体制の整備、強化を図ってまいります。新たな発電所の開発については、開発案件の立地調査、燃料調達ネットワークの構築等に精力的に取組み、継続的な開発着手を遂行してまいります。二酸化炭素フリーで安定的な電力の供給と地元関連産業の活性化を推進していくことが社会貢献につながり企業価値の向上に資するものと考えております。
(3)経営環境
当社グループの営む事業の主力は、主に国内産の木質チップの燃焼により得られる電力の製造とその環境付加価値を含む電力の販売です。木質チップ発電所の高稼働を維持するとともに、さらなる電力小売り契約量の拡充を目指してまいります。
これらの事業を安定的かつ持続可能に、また、顧客やその他のステークホルダーの環境保全にとって意義のある取組とするため、国内の山林資源の流通促進を強化していく必要があるものと考えております。山林事業においては、育林、伐採、加工を効率的かつ機能的に遂行するため人員や機材を拡充し業容を充実させてまいります。これらの事業全体を一体的に組立て、それぞれが収益を生む事業として育成していくことが喫緊の課題と認識しております。
近年、地球環境の維持を目的として企業活動に対し計画的な環境維持施策の推進が求められております。当社グループの営む事業が、こうしたニーズに対応できるよう事業環境の整備推進を積極的に進めてまいります。
(省エネルギー支援サービス事業)
省エネルギー支援サービス事業では、顧客の要望する省エネルギー施策の実現に向け、生産設備の老朽化対応としての省エネルギーを推進した設備の導入、更新等の建設工事を含めた売上獲得に注力してまいります。次期の見通しでは外部売上高の増収、セグメント全体としての利益については一定程度の水準を維持してまいります。
(グリーンエナジー事業)
グリーンエナジー事業では、エフオン新宮発電所の稼働率を回復しグループ発電所すべての安定的な高稼働を維持してまいります。また、山林経営を通じて木質マテリアルの循環型で持続可能な事業への展開を発展させてまいります。事業環境の様々な変化に対応するため、グループ各発電所の木質チップ燃料使用量全体の低減や、木質バイオマス発電所の運営ノウハウの蓄積に努めるとともに、山林資源の効率的な利用を向上させてまいります。チップ加工設備を有するエフオン豊後大野、エフオン壬生発電所、エフオン新宮発電所地域での原木の受入量を増加させ、未利用木質チップの内製化を推進してまいります。5基の木質バイオマス発電所の相互協力体制を強化し、グループ発電所のスケールメリットを活用したコスト削減やメンテナンス情報を共有、蓄積化することで、さらなる運営ノウハウの研鑽を推進していく方針です。
(電力小売事業)
電力小売事業では、グループ子会社の発電する環境負荷の低い電力を通じて、持続可能な社会への貢献を目指しております。当社グループでは、山林事業で生じる森林資源を有効活用し、その一環として、これまで利用が難しかった一部の素材不適格な木材を、木質バイオマス発電の燃料として利用しています。これにより、顧客の利用する電気エネルギーの温室効果ガス排出量を低減することに貢献いたします。
また、伐採した跡地に新たに植林を行うことで、空気中の二酸化炭素の削減と酸素の供給を促進し、これらが循環的に作用することで持続可能なエネルギーの創出を実現しております。
さらに、環境負荷の低い電力を一定期間継続してご提供できるメニューを開発するとともに、顧客の事業活動が自然環境に与える影響を緩和する方策についても、積極的に推進してまいります。
私たちは、これらの取組を通じて、お客様とともに、より良い未来を築いていきたいと考えております。
これらの活動を通じて2026年6月期の業績については、連結売上高19,500百万円、連結営業利益1,760百万円、連結経常利益1,600百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,070百万円を見込んでおります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社グループの主力事業である電力小売事業とグリーンエナジー事業のさらなる飛躍のため、木質バイオマス発電所の安定的な高稼働と環境付加価値を含む電力販売の拡充を進めてまいります。
木質バイオマス発電所運営に関しては燃料調達に係る経費の削減に努めるとともに必要量の確保により事業収益を向上させていくことが喫緊の課題と認識しています。また、収益面で苦戦している山林事業で施業地の獲得拡大及び機械化を進め、生産量の向上と経費の合理的な削減が課題であると認識しています。
このため、これらを担う専門的な人員の確保、教育、業務の実践を継続することが重要な経営課題であると認識しております。
(5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループでは、事業分野毎の収益性だけでなく、グループ全体での収益を最大化することが重要であると認識しております。これまで蓄積した省エネルギーや木質バイオマス発電所運営に関するノウハウを活用、展開することで、さらなる業績の拡大を目指してまいります。このため、連結での売上高及び営業利益率を重要な経営指標と考えております。
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
当社グループは、資源、エネルギーの利用と供給の両面から、現代の社会が求める合理性と安全を追求し、持続可能な地球環境の実現と当社の企業価値増大の両立を目指しています。
(1)サステナビリティ全般
① ガバナンス
当社グループは、2022年10月、「サステナビリティ推進委員会」及び「サステナビリティ推進会議」を設置し、当社のサステナビリティの実現に向けて、マテリアリティに取り組んでいます。
代表取締役社長を委員長とする「サステナビリティ推進委員会」は、社内取締役から構成され、グループのサステナビリティ方針、リスクと機会、中長期的な戦略、目標等について年2回以上にわたり審議を行い、審議結果を取締役会に上程しています。
当連結会計年度の実施状況は以下のとおりであります。
サステナビリティ推進委員会実施状況
|
区分 |
開催年月 |
検討内容 |
|
第1回 |
2025年6月 |
・第29期の取組報告 ・エフオングループのサステナビリティに関するリスクと機会 |
|
第2回 |
2025年6月 |
・第30期の取組報告(案) |
取締役を議長とする「サステナビリティ推進会議」は、役職員から構成され、取締役会とサステナビリティ推進委員会で決定された方針の下、マテリアリティへの対応について計画を策定実行するとともに、各部門からの情報を集約し、目標に対する進捗状況の把握等も担っています。サステナビリティ推進会議は年4回以上開催し、会議結果をサステナビリティ推進委員会に報告しています。
当連結会計年度の実施状況は以下のとおりであります。
|
区分 |
開催年月 |
検討内容 |
|
第1回 |
2025年6月 |
・第29期の取組報告 ・エフオングループのサステナビリティに関するリスクと機会 |
|
第2回 |
2025年6月 |
・第30期の取組報告(案)について |
|
第3回 |
2025年6月 |
・サステナビリティ推進委員会の結果報告 (第29期の取組報告及びエフオングループのサステナビリティに関するリスクと機会について) |
|
第4回 |
2025年6月 |
・サステナビリティ推進委員会の結果報告 (第30期の取組内容(案)について) |
今期のサステナビリティ推進委員会及びサステナビリティ推進会議では、サステナビリティに関するリスクと機会として、直近の国内動向による当社グループへの影響について検討しました。
影響について検討した直近の国内動向に関する概要は以下のとおりです。
|
国内動向 |
影響を与えうる主な項目 |
|
GX2040ビジョンの成立 |
GX産業立地の推進、カーボン・プライシングの導入 |
|
第7次エネルギー基本計画の閣議決定 |
脱炭素電源の拡大(電源構成)、次世代エネルギーの確保 |
|
地球温暖化対策計画の閣議決定 |
温室効果ガス削減目標(2035年度、2040年度) |
|
建築基準法の改正(令和4年改正、令和7年施行) |
建築確認・検査対象の非木造建築物との統一化、建築物の木造化を促進する防火規定の合理化 |
今後もこのようなリスクと機会に関する検討を継続し、来期において中長期的な戦略等の見直しを行ってまいります。
② 戦略
a.サステナビリティ方針
当社グループの描く2050年の世界観(VISION2050)及び当社グループの事業特性、さらにはサステナビリティ推進に関する国内外の動向等を踏まえ、以下のようにサステナビリティ方針を策定しました。
サステナビリティ方針 Sustainability Policy
|
エフオングループは、資源、エネルギーの利用と供給の両面から、 現代の社会が求める合理性と安全を追求し、持続可能な地球環境の実現に貢献します |
b.マテリアリティと対応策
国際基準やガイドライン、当社グループ及び重要なステークホルダー双方の視点による様々な社会課題の評価結果等を踏まえて当社グループのマテリアリティ(重要課題)を特定しました。
特定したマテリアリティとそれらを解決して新たな価値を創造するために、当社が行う対応策は次のとおりであります。
ア.地域と産業の持続的発展に貢献
|
マテリアリティ |
対応策 |
|
森林資源の持続的かつ循環的な活用 |
・地域産木材の活用 |
|
・苗木育成、植林 |
|
|
・建築廃材の利活用 |
|
|
・資源循環利用による発電事業と山林事業の一体的経営 |
|
|
安定的な再生可能エネルギーの供給 |
・木質バイオマス発電の発電量拡大 |
|
・社有林拡大 |
|
|
・発電用燃料の安定調達 |
|
|
地域活性化への貢献 |
・地域人材の採用 |
|
・関係企業との連携 |
|
|
・地域売電 |
|
|
・地域産木材の販売 |
|
|
・地域からの燃料調達 |
イ.人と地球環境の未来に貢献
|
マテリアリティ |
対応策 |
|
事業活動に関わる人々の人権尊重 |
・人権方針の策定 |
|
・e-ラーニングによる人権関連研修 |
|
|
脱炭素社会への貢献 |
・再生可能エネルギーの供給拡大 |
|
・省エネによるエネルギー需要量最小化と再エネによるCO2排出量最小化の同時推進 |
|
|
・社有林拡大、森林管理高度化によるCO2吸収量の増加 |
|
|
・カーボン・クレジットの創出 |
|
|
・温室効果ガスの削減 |
|
|
森林生態系の保全・水源涵養 |
・環境林の保全 |
|
・水源涵養保安林の管理 |
|
|
・地域特性に応じた樹種の選定、育成、植林 |
|
|
・植林面積・本数の拡大 |
ウ.事業運営基盤の強化
|
マテリアリティ |
対応策 |
|
多様な人的資本の強化 |
・人材育成方針及び社内環境整備方針の策定 |
|
・多様性確保のための目標設定 |
|
|
労働安全衛生の確保 |
・安全衛生方針の策定 |
|
・安全衛生教育 |
|
|
・安全衛生の継続的な改善 |
|
|
リスクマネジメントの強化 |
・事業継続計画(BCP) |
|
・サイバーセキュリティ対策 |
|
|
・化学物質の管理 |
上記、ウ.事業運営基盤の強化に関するマテリアリティであるリスクマネジメントの強化への対応として、今期は南海トラフ地震に係るBCPを策定しました。
これは南海トラフ地震の影響が大きいと考えられる和歌山県新宮市における山林事業の事業継続計画を定めたものです。
③ リスク管理
サステナビリティに関連するリスクについては、サステナビリティ推進委員会において識別を行い、内部統制委員会でその管理を行い、取締役会に報告しています。また、サステナビリティに関連するリスク対策の実行は、サステナビリティ推進会議にて行うものとし、その実施状況を内部統制委員会に報告します。
④ 指標及び目標
サステナビリティ推進状況を管理するために設定した主な指標及び目標とそれに対する実績は以下のとおりであります。
なお、気候関連及び人的資本・多様性に関する指標及び目標は、「(2)気候変動関連情報開示タスクフォース(TCFD)に沿った情報開示④指標及び目標」、「(4)「人的資本・多様性」に関する事項②指標及び目標」に記載しています。
|
指標 |
単位 |
2024年度 |
||
|
実績 |
目標 |
状況 |
||
|
経営山林面積 |
ha |
5,460 |
8,000 |
未達 |
|
社有車のハイブリッド化割合等 |
% |
軽油燃料促進剤の効果検証中 |
モーダルシフト、軽油燃料促進剤、ハイブリッド車の導入検討 |
達成 |
|
自社植林面積 |
ha |
87.48 |
50.00 |
達成 |
(2)気候変動関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)に沿った情報開示
気候変動は、最も重要な社会課題の一つであり、エネルギー事業や山林事業を営む当社グループにとっても、解決すべき経営課題です。2022年9月、当社は気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同を表明しました。また、取り組むべきマテリアリティの一つとして、脱炭素社会への貢献を掲げています。
① ガバナンス
気候関連のリスクと機会については、「(1)サステナビリティ全般①ガバナンス」に記載のガバナンス体制のもと、取締役会による監視と代表取締役社長を委員長とした「サステナビリティ推進委員会」による評価と管理を行っています。
② 戦略
<前提となるシナリオ>
当社では、脱炭素社会実現に向けた厳しい規制が課され気候変動の進展を抑えられた世界を想定した1.5℃シナリオと、規制が強化されず気候変動が進み台風や集中豪雨等の自然災害が激甚化する世界を想定した4℃シナリオを想定し、リスクと機会及び対応策について検討を行いました。
1.5℃の世界では、2050年まで道のりとして、政策と法の執行及びテクノロジーの進展などにより、カーボン・ニュートラルが達成されるシナリオを検討しました。
カーボン・ニュートラルとなる2050年までには、化石燃料の使用が削減され、再生可能エネルギー発電が拡大するとともに、大型車両はハイブリッド化を経て電動化が進むことが予測されます。
この際、最終的にカーボン・ニュートラルを達成するにはオフセットが必要となり、森林由来カーボン・クレジットが重要な役割を果たすものと考えられます。
<影響度の定義>
当社への事業にあたえる影響 大:30億円以上、中:30億円未満、5億円以上、小:5億円未満
<シナリオ分析に基づく当社のリスクと機会>
気候変動に関わる制度、市場、気象などの変化は、当社の事業活動にとってリスクとなりうる一方で、当社の事業構成上、大きな事業機会であると考えています。当社ではサステナビリティ推進会議の下、TCFD開示作業部会を設け、2022年10月より2023年2月まで、上記前提によるシナリオ分析に基づき気候変動の移行機会とリスク及び物理リスクの定性評価及び定量評価を行い、その結果についてサステナビリティ推進会議に報告し、サステナビリティ推進委員会、取締役会にて特定をしました。この際、1.5℃シナリオは、国際エネルギー機関(IEA:International Energy Agency)のWEO2022(NZE)、4℃シナリオは、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC:Intergovernmental Panel on Climate Change)第5次評価報告書(RCP8.5)、第6次評価報告書(SSP5-8.5)を利用して分析しました。特定した主なリスクと機会、当社への影響と対応策は下記の通りです。
移行機会とリスク
|
区分 |
事業環境 |
機会/リスク |
当社への影響 |
|||
|
内容 |
2030年 |
2050年 |
||||
|
政策と法 |
・規制強化によりカーボン・プライシングの導入が進み、非化石エネルギー、クレジット取引、脱炭素関連事業の市場が拡大する |
機会 |
・脱炭素規制強化による再エネ需要の拡大 |
・木質バイオマス発電事業、電力小売事業の売上増加 |
中 |
大 |
|
・カーボン・プライシングの導入による森林の新たな付加価値の向上 |
・社有林の森林由来クレジットの販売による収益拡大 |
中 |
大 |
|||
|
リスク |
・気候変動、脱炭素対策規制への対応 |
・燃料輸送コストの増加、対策設備・重機導入コストの増加 |
小 |
中 |
||
|
市場 |
機会 |
・環境保護意識の向上に伴う、中高層建築物等への国産木材の需要拡大 |
・木材価格の上昇及び販売量の増加による収益拡大 |
中 |
中 |
|
|
リスク |
・木質バイオマス発電所の増加を受けた、燃料チップ調達環境の変化 |
・燃料チップ調達コストの増加 |
中 |
大 |
||
|
テクノロジー |
・技術革新を受けた発電コスト低減により非化石電源の導入が進む |
機会 |
・省エネ(素材、技術、手法等)の技術革新 |
・省エネ事業範囲、機会の拡大による売上増加 |
中 |
大 |
|
・早生樹(※1)、エリートツリー(※2)の普及 |
・販売量の増加による収益拡大 |
小 |
中 |
|||
|
・技術開発により、エネルギー利用効率化や林業のイノベーションが進む |
リスク |
・競合する再エネ電気の発電コスト低下 |
・FIT・FIP後の木質バイオマス発電事業、電力小売事業の売上減少 |
小 |
大 |
|
|
評判 |
・社会の意識変化により、気候変動への取組状況が企業評価に影響 |
機会 |
・森林再生・環境貢献型企業に対する評価の高まり |
・企業価値、ブランド力の向上 |
中 |
大 |
|
・省エネ、木質バイオマス発電・電力小売り、山林事業の売上増加 |
||||||
|
リスク |
・再エネ定義の見直し |
・木質バイオマス発電の持続可能性評価の厳格化 |
中 |
大 |
||
※1.早生樹:「早く」「成長する」「樹種」の総称です。一般的には、スギやヒノキに比べて初期の樹高成長量や伐期までの材積成長量の大きな樹種を指します。10年から25年位の比較的短伐期での収穫が可能で、センダン・ユリノキ・チャンチンモドキ・コウヨウザン等の種類があります。(出典:近畿中国森林管理局)
※2.エリートツリー:各地の山で選抜された精英樹(第1世代)の中でも、特に優れたものを交配した苗木の中から選ばれた、第2世代以降の精英樹の総称です。主に成長性が改良されており、特に初期成長の早さが特徴です。材質や通直性にも優れています。(出典:森林総合研究所)
<対応策>
(政策と法、市場、テクノロジー)
・純国産木材活用による森林資源循環型の再生可能エネルギーとして、木質バイオマス発電事業と電力小売事業を積極的に展開
・エネルギー消費量削減に寄与する革新技術の早期導入による、省エネルギー支援事業強化
・社有林の拡大と維持管理、苗木生産、植林を推進し、森林由来クレジットの創出
・林業就業者の人材育成を進めるほか、高性能林業機械、ICT、早生樹・エリートツリーの導入を進め、山林経営を効率化
・効率化された社有林から燃料調達量の拡大を進め、FIT・FIP後を見据えた燃料調達と発電コスト低減
・各拠点で使用する重機・大型トラックのハイブリッド化、電動化や電力の再エネ化等による、GHG排出量の削減
(評判)
・ステークホルダーへの情報開示による、企業価値向上
・純国産木材由来の木質バイオマス発電と山林の一体的な経営による、資源の循環再生や持続可能性に関する発信の強化
物理リスク
|
区分 |
事業環境 |
リスク |
当社への影響 |
|||
|
内容 |
2030年 |
2050年 |
||||
|
急性的 |
・気候変動に起因する水害等の自然災害の増加 |
リスク |
・異常気象による自然災害リスクの拡大 |
・送電機会の損失、復旧や対策建設費の増加 |
中 |
中 |
|
・燃料チップ調達障害、調達コスト増 |
||||||
<対応策>
・事業継続計画(BCP)による対策強化
・燃料調達網の強化
③ リスク管理
気候関連リスクについては、「(1)サステナビリティ全般③リスク管理」に記載の、サステナビリティに関連するリスクの一部として管理しています。
④ 指標及び目標
a.エフオングループ トランジション戦略
当社グループは、カーボン・ニュートラルに向けて、発電を除くスコープ1+2を2030年度50%削減(2021年度比)、2050年度ネットゼロを目標に「エフオングループ トランジション戦略」を策定しました。
ア)木質バイオマス発電の発電量拡大により当社の成長と社会のカーボン・ニュートラルへの貢献
|
|
2021年度実績 |
2030年度目標 |
|
GHG排出量 |
4,595t-CO2 |
2021年度比(注)50%削減(2050年までにカーボン・ニュートラルを達成) |
|
木質バイオマス発電量 |
5億kWh |
10億kWh |
|
エフオングループ トランジション戦略 |
||
|
|
||
(注)発電燃料である木質チップ由来の排出量を除きます。
イ)社有林の拡大及び伐採後の植林により、森林吸収量を拡大して気候変動抑制に貢献するとともに、カーボン・クレジットを創出しオフセットに寄与
|
|
|
(単位:t-CO2) |
|
|
2021年度実績 |
2030年度目標 |
|
森林CO2吸収量 |
3,040 |
6,000 |
b.2024年度の実績
当社グループの2024年度の実績は以下のとおりであります。
ア)木質バイオマス発電の発電量拡大による当社の成長と社会のカーボン・ニュートラルへの貢献
|
|
2021年度 実績 |
2023年度 実績 |
2024年度 実績 |
2030年度 目標 |
||
|
GHG排出量 (t-CO2) |
スコープ1(当社グループによる温室効果ガスの直接排出) |
4,173 |
5,039 |
4,802 |
50%削減(注) (2021年度比) |
|
|
スコープ2(他者から供給された電気の使用に伴う間接排出) |
422 |
111 |
57 |
|||
|
|
合計 |
4,595 |
5,150 |
4,859 |
||
|
|
内、木質チップ由来を除く 排出量 |
3,376 |
3,229 |
2,938 |
||
|
|
(削減率4.4%) |
(削減率13.0%) |
||||
|
木質バイオマス発電量(kWh) |
500,000,000 |
666,557,534 |
633,565,439 |
1,000,000,000 |
||
(注)発電燃料である木質チップ由来の排出量を除きます。
イ)社有林の拡大及び伐採後の植林により、森林吸収量を拡大して気候変動抑制に貢献するとともに、カーボン・クレジットを創出しオフセットに寄与
|
|
|
|
|
(単位:t-CO2) |
|
|
2021年度実績 |
2023年度実績 |
2024年度実績 |
2030年度目標 |
|
森林CO2吸収量 |
3,040 |
183.7 |
1,901.7 |
6,000 |
(注)主伐による排出量は、主伐林齢までの蓄積を主伐年度に一括算定するので、森林の年々の成長に基づき算定する吸収量に比べると面積あたりで10倍以上大きく、吸収量を相殺(出典:J-クレジット制度事務局)してしまうため、2023年度及び2024年度の吸収量は、2021年度より小さくなっております。
ウ)その他トランジション戦略関連指標
|
指標 |
単位 |
2023年度実績 |
2024年度実績 |
2030年度目標 |
|
購入電力再エネ率 |
% |
55.5 |
80.2 |
100.0 |
|
N2O、CH4 |
- |
排出量分析 |
排出量分析・削減技術検討 |
削減技術の評価 |
(3)生物多様性の保全
2022年に開催された生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)では、2030年までに「生物多様性の損失を止め反転させる」、すなわちネイチャーポジティブ(自然再興)がミッション(使命)として掲げられました。自然資本の恩恵の下に事業活動を営む当社グループにおいても、生物多様性の保全は重要な経営課題です。
当社グループは、2025年7月、環境省が事務局である「生物多様性のための30by30(サーティ・バイ・サーティ)アライアンス」に参画しました。30by30アライアンスとは、2030年までに我が国の陸域・海域の少なくとも30%を保全・保護する目標(30by30)及び2030年までに生物多様性の損失を食い止め、反転させる(ネイチャーポジティブ)という目標の達成に向けた取組促進を図る有志の企業・自治体・団体の集まりです。
当社グループは、生物多様性の保全を重要な経営課題の一つとして位置付け、森林生態系の保全に努めています。具体的な取り組みの一つとして、京都府京都市右京区に位置する約500haの社有林において、生物多様性の調査・保全活動を行っています。
また、本社有林内には環境省レッドリスト掲載種を含む多くの希少な動植物が生息しており、2025年には、中型猛禽類であるサシバの飛来も確認できました。サシバのような生態系の上位種が飛来していることは、多様性の高い生態系が保全されている一つの証です。今後も、多様な動植物が生息できる環境を守り続け、30by30とネイチャーポジティブの実現に貢献してまいります。
(4)「人的資本・多様性」に関する事項
当社グループは、対処すべき課題でも触れた通り、専門的な人員の確保、育成の継続を重要事項としております。これらを実現するためには、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の推進を計画的に具現化することで多様な人材の採用や、ワークライフバランスを考慮した働き方改革を継続することで多様な働き方を取り入れてまいります。加えて、社員一人ひとりの健康こそが、事業発展の基礎であるとする、健康経営を推進します。こうした施策を合わせることにより、社員の定着率や働き甲斐のある職場環境の実現に取り組んでまいります。
人材育成方針については、人的資本価値を高めるために経営戦略と人材戦略、そして社員一人ひとりの能力発揮と成長意欲の連動が不可欠であることから、現場実践を重視した教育を中心に検討し戦略・目標策定を実現してまいります。
① 戦略
当社グループが今後も持続的な成長を遂げるためには、中長期的な戦略に沿った人材の育成が不可欠であるとの考えのもと、新入社員から管理職に至るまでの階層に合わせた階層別研修をはじめ、従業員の職務や役職において必要とされる人材に育成するための各種教育研修制度や技術の習熟度を測りグループ全体の技術力の向上を目指す「グループ技術技能検定」を継続して実施し能力開発を可能にしております。
<人材育成の主な取組み>
|
|
取組事項 |
具体的内容および実施状況 |
|
(a) |
階層別研修 |
新入社員研修、若手社員研修、中堅社員研修、管理職研修の各研修を実施いたしました。次年度も同様の研修を実施予定としております。 |
|
(b) |
リーダーシップ/ マネジメントスキル育成 |
リーダー職や管理職としての役割遂行に必要な能力やスキルを特定し、外部教育機関による研修を活用してリーダーシップやマネジメントスキルを習得する機会を提供しております。 |
|
(c) |
グループ技術技能検定 |
バイオマス発電所に特化した技術の習熟度を測りグループ全体の技術力の向上を目指す、「グループ技術技能検定」の継続的に実施しております。 |
|
(d) |
自己啓発プログラム |
従業員が自ら学び能力開発する場を提供するため、外部教育機関を活用し、各人で選択可能な自己啓発プログラムを提供しております。 |
|
(e) |
OJT制度 |
技術と経験を有する社員が、若手社員の指導育成を担当することで、社内で受け継がれてきたノウハウを伝承しており、今後とも熟練社員の技術の継承、知識の共有に努めてまいります。 |
|
(f) |
リスク管理研修 |
企業全体のリスク管理の一環として、ハラスメント、コンプライアンス、情報セキュリティの各種研修のデバイスを固定せず実施できるよう環境と機会を提供しております。 |
<人的環境整備の主な取組み>
人的資本の強化は、当社グループにおいて制度面を含めた環境整備に取組み、社員一人ひとりを対象に、健康保持増進のケアあるいは中長期的な企業価値向上に欠かせない優秀な人材の確保のため継続して行うことが重要だと認識しております。
|
|
取組事項 |
具体的内容および実施状況 |
|
(a) |
多様性の確保 |
多様な知識、経験を持つ人材の獲得や多様な働き方として副業制度の導入を実施しております。 |
|
(b) |
高年齢者雇用 |
高年齢者雇用安定法の改正より前倒しにて定年延長施策を65歳として実施しており、合わせて確定拠出年金についても改定を行っております。 |
|
(c) |
育児介護休業 |
育児・介護休業法の改正法導入より前倒し施策として、現在行われている短時間勤務に加えて「テレワーク」を選択肢としたことやその対象年齢を小学校3年生までと法案を上回る施策を行っております。 |
|
(d) |
生活習慣病予防 |
生活習慣病高リスク者に対する特定保健指導の勧奨に取り組んでおります。「健康経営優良法人2025」(中小規模法人部門)に昨年に引き続き認定されました。 |
|
(e) |
労働安全衛生の確保 |
安全操業、労働災害撲滅を最優先課題とし自主的な安全衛生活動を推進し安全で働きやすい職場環境づくりを進めております。 |
|
(f) |
従業員向けインセンティブプランの導入 |
福利厚生の拡充、及び株主としての資本参加による従業員の勤労意欲高揚やリテンション効果を通じた当社グループの恒常的な発展を促すことを目的として、本制度を導入しております。 |
|
(g) |
確定拠出年金制度の拡充 |
勤続年数に伴った会社掛金の額面を増額改定し、長く安心して働く環境を強化しております。 |
② 指標及び目標
当社グループは、上記「①戦略」において記載した人材育成の主な取組み及び人的環境整備の主な取組みに関して次の指標を用いております。当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。
|
各戦略 |
人事KPI |
実績(2025年6月期) |
2026年6月期 |
||
|
多様性の確保 |
男性育休取得人数 |
6 |
人 |
5 |
人 |
|
人材強化 |
研修受講人数 |
延べ456 |
人 |
延べ400 |
人 |
|
職場環境の整備 |
育児休業復帰率 |
100 |
% |
100 |
% |
|
有給休暇取得率 |
83 |
% |
86 |
% |
|
|
ストレスチェック受検率 |
98 |
% |
90 |
% |
|
3【事業等のリスク】
「事業等のリスク」には、当社グループの財政状態、経営成績並びに現在及び将来の事業等に関してリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資家の投資判断上重要であると考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。
将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが入手可能な情報等に基づいて判断したものです。
① 省エネルギー支援サービス事業について
省エネルギー支援サービス事業は、対象施設全体のエネルギー使用状況に関する調査・診断、コンサルティングから施工、維持管理、その後の効果の測定・検証の提供までを一貫して行います。実施した省エネルギー対策について、設備の安定稼動のためメーカー及びメンテナンス会社と十二分に協議を重ね、保守・点検を実施しております。しかしながら、当社グループの想定外の理由に伴い、計画した保守・点検業務を行うことができず、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
② グリーンエナジー事業(再生可能エネルギーによる発電事業)について
当社グループの運営する発電所は、主に2012年7月に施行されたFITに基づく発電事業を営んでおります。
この制度を背景として、現在、木質バイオマス発電所を大分県日田市及び豊後大野市、栃木県下都賀郡、和歌山県新宮市で操業しております。FITの電力買取条件については、調達価格等算定委員会にて調達買取価格等について検討がなされ年度ごとに見直しが行われます。同制度にて発電設備認定を受け決定された調達期間(日田発電所は2013年3月認定を起点として約14年、豊後大野発電所は2016年7月送電開始を起点として20年、壬生発電所は2016年度FIT認定、送電開始を起点として20年、新宮発電所は2018年度FIT認定、送電開始を起点として20年)及び調達買取価格は調達期間中に変更されることはありませんが、新設発電所の調達買取価格は、同制度の適用決定時期により当初計画された事業計画の価格と乖離する可能性があります。その場合、当社グループの事業計画に影響を及ぼす可能性があります。また、政策の転換等により既存の発電所が同制度の適用を受けられなくなった場合、同じく当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
ⅰ 木質バイオマス燃料の確保について
木質バイオマス発電所の運営においては、安定的な燃料を確保することが重要です。当社グループが燃料として使用する木質バイオマス燃料は、伐採木材、製材所や木工加工メーカー等から排出される廃材、建築解体現場から排出される建築廃材等を粉砕加工したものです。当社グループは、木質バイオマス燃料製造会社(以下、「燃料製造会社」)から木質バイオマス燃料を購入いたしますが、自然災害等の不測の事態により燃料製造会社から木質バイオマス燃料の供給が中断する場合や燃料価格の高止まり又は著しい高騰等の事象が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
ⅱ 木質バイオマス燃料の品質の確保について
木質バイオマス発電所の運営においては、安定的な燃料量を確保することと共に、その品質の安定化が重要です。当社グループは、調達する木質バイオマス燃料の品質に関し燃料製造会社と契約書や合意書を取り交わしておりますが、想定された規格に満たない品質の燃料、もしくは燃料に異物が混入した場合には、発電設備に損傷を与える可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
ⅲ 設備の安定稼動について
木質バイオマス発電所の運営においては、設備が安定稼動するようにメーカー及びメンテナンス会社と十二分に協議を重ね、保守・点検を実施し、運営を行っております。しかしながら当社グループの想定外の事態が発生し設備が損傷した場合、計画した発電を行うことができず当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
ⅳ FITの木質バイオマス発電事業の売上総利益率について
FITの木質バイオマス発電では、未利用木材、一般木材、リサイクル木材の混合割合により電力販売単価が変動します。電力販売単価の計算は、これらの木質チップの熱価量、水分量、購入量等により定められた方法によりバイオマス比率を計算し、電力量の加重平均により求めます。これらの要素は燃料が自然由来のものであるため常に変動することから、ある特定の期間の売上総利益率が変動する可能性があります。
ⅴ FIPの木質バイオマス発電事業について
当社グループのエフオン白河発電所は、2023年1月にFIPに移行いたしました(FIP有効期間:白河発電所は2013年3月認定を起点として約14年)。FIPの売電価格は一般社団法人日本卸電力取引所の取引価格を参照してプレミアム価格が決定されるため、同取引価格が大きく変動した場合プレミアム価格も変動し当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
③ 電力小売事業
ⅰ 電力取引について
電力小売事業は、「電気事業法」に基づく事業であり、同法やその他電力小売事業に関連する法条例の改正により電力の販売や購入に関する制度が改定され事業基盤の構造に重大な変化が生じた場合、また、電力取引の元となる一般社団法人日本卸電力取引所の取引価格が大きく変動した場合のほか、一般送配電事業者との送受電取引において結果として計画値と大幅に異なる電力量の取引が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
ⅱ 電力先物取引について
電力小売事業では、市場価格で調達する電力が価格変動の影響を受けます。特に市場価格が高騰した場合、電力仕入額が増加しキャッシュ・フローを悪化させるため、販売契約電力量の一定量について株式会社東京商品取引所(以下「TOCOM」という)を通じた電力先物取引で調達の安定化を図っております。このため期末日時点での市場価格と未到来の電力先物取引価格の差が当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
ⅲ 電力の需給について
電力小売事業者は販売電力の需給バランス(販売量と仕入量)の同調を義務付けられており、事前に計画した需給量と実際の需給量に乖離が生じた場合、差分精算(インバランス料)により当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
④ 自然災害及び不測の事故等について
当社グループが保有する木質バイオマス発電所やその他の事業用設備について、自然災害、人為的なミス、テロ、燃料供給の中断又はその他の不測の事態により、事業運営や事業計画に支障を来たし、ひいては顧客企業、周辺地域に悪影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの所有する山林事業施業地について、地滑り、山火事、その他の災害により林産物が毀損する事態が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
⑤ 国のエネルギー政策の転換又は国際社会情勢の変化について
現在、我が国はエネルギー政策基本法に基づき省エネルギーの推進、再生可能エネルギーの導入を進めております。国際社会においては、気候変動に関する国際連合枠組条約に基づき、温室効果ガスの削減に関し実効性のある取組みを推進するとともに、目標値が定められ目標を達成するための国内対策の義務を負うこととなりました。
我が国のエネルギー政策は、今後様々な分野で変革が進行すると予想されます。これらの基本方針や施策の変更により、当社グループの事業運営や業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。
⑥ 法的規制について
当社グループの事業の一部は、「電気事業法」による規制を受けており、本法規を遵守する義務があります。 当社グループがこれら法律及び規制を遵守できなかった場合には、当社グループの事業運営や業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑦ 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について
当社グループは、当社の役員、従業員及び子会社従業員に対するインセンティブを目的としてストックオプション制度を導入しております。会社法第236条、第238条及び第240条の規定に基づく新株予約権を当社の役員、従業員及び子会社従業員に対して付与する場合があり、付与される新株予約権の行使が行われた場合、保有株式の株式価値が希薄化する可能性があります。
⑧ 大株主の状況について
当社の筆頭株主である日本テクノ㈱は2025年6月30日現在、当社の発行済株式総数の32.58%を所有しております。このことから同社による当社株主総会での議決権行使が、当社の事業運営等のガバナンスに影響を与える可能性があります。しかしながら、今後の新たな省エネルギー及び再生可能エネルギーに関するビジネス展開を拡充していく点で、同社との協調関係を構築することは当社の企業価値向上に資するものであり、株主の皆様の利益向上にもつながるものと考えております。なお、当社の事業活動において、同社からの制約は無く、事業運営上の独立性は確保されていると認識しております。
⑨ 有利子負債依存度について
当社グループは、運転資金、設備投資資金について金融機関及びリース会社から調達しております。このため総資産に占める有利子負債(借入金)の割合が2025年6月30日現在で49.4%と高い水準にあります。今後、有利子負債依存度が高い状態で金利が上昇した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
⑩ シンジケートローンについて
当社の子会社の一部は、発電所建設資金の調達を行うためシンジケートローン契約を締結しております。当該契約には財務制限条項が付されており、これらの条項に抵触し、当該債務の一括返済を求められた場合、当社グループの財政状態に影響を与える可能性があります。
⑪ 感染症の拡大について
現段階で治療法の確立していない感染症等に当社グループの役員、従業員及び子会社従業員が罹患した場合、さらなる感染症拡大防止措置として罹患者と接触のあった者の隔離のため、事業運営に支障を来たし当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、そのような感染症等が当社グループの事業所地域に広範囲に広がった場合、当社グループの各事業所が必要とする部材、燃料等の物流が停滞する、ないし行政の命令・要請等による業務の制限等により事業運営に支障を来たし当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑫ その他の偶発的なリスクについて
当社グループは、得意先の信用不安等のリスクに備えていますが、その他の要因も含め偶発的な事象に起因する取引先の事業環境等の変化により、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を与える可能性があります。
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
(経営成績)
当連結会計年度におけるわが国経済は、異常気象が常態化し農作物の収穫に影響を与えたことや継続する円安傾向から様々な物品の値上がりが続き、国民生活は厳しさが増す状況が続きました。こうした中、物価上昇に応える賃上げ要求に対し大手企業を中心に賃金の上昇がみられたものの、企業の経営面ではコスト上昇分の製品・商品・サービス等への価格転嫁や人手不足の解消のほか、対米関税の先行き等から今後の業績見通しに関する不安感が増大する状況が継続しております。
当業界においては、日本卸電力取引市場の取引単価は比較的低い水準で安定的に推移いたしました。このため、市場価格連動で電力需給契約を締結している顧客は、メリットを享受することが出来ました。一方、一般需要家の電力料金については、電力価格が上昇する夏季、冬季に政府による価格激変緩和措置が実施され一定の支援が継続いたしました。このほか業界全体の流れとしては、第7次エネルギー基本計画においてエネルギー自給率の向上を目指し脱炭素電源の最大限の活用の必要から、原子力発電に対する方針の活用に転換することとなりました。しかし、原子力発電所の再稼働は容易ではなく、今後とも多くの課題を克服する必要が生ずるものと思われます。
このような状況のもと、当社の省エネルギー支援サービス事業に関しては、売上高、セグメント利益が前連結会計年度と比較してやや減少したものの、今後も引続き顧客の要望にしっかりと応えてまいります。
グリーンエナジー事業における発電事業においては、エフオン新宮発電所が燃料調達不足により発電出力を抑制した運転をしたことから売上高は減収となりましたが、その他の発電所の稼働状況は極めて順調に推移し利益面では大幅に改善し増益となりました。また、本セグメントのセグメント情報の内部売上高又は振替高はグループ内発電所の発電した電力のうち、親会社エフオンの電力小売事業で外部顧客あてに販売した電力の仕入れに該当するものであり、前期に比べ大幅に増加しております。
当社の営む電力小売事業では、電力販売契約数の獲得に注力し大幅に売上高を伸ばしたことで販売強化に基づく人員増強に係る販売管理費の増加を克服し収益面においても増益となりました。
これらの結果、当社グループの当連結会計年度の業績は、売上高17,599百万円(前年同期比0.7%増)、営業利益1,320百万円(前年同期比119.9%増)、経常利益1,103百万円(前年同期比218.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は706百万円(前年同期比151.2%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。
(省エネルギー支援サービス事業)
当連結会計年度においては、新規受注、継続プロジェクトの業績はやや減少したものの堅調に推移しており一定の利益水準を維持しております。
当連結会計年度の本事業セグメントの業績は、売上高では204百万円(前年同期比4.3%減)、セグメント利益は38百万円(前年同期比24.5%減)となりました。
(グリーンエナジー事業)
当連結会計年度におけるグリーンエナジー事業は、エフオン新宮発電所が燃料不足による出力抑制で通常出力の約60%で稼働したことでグループ発電所全体での送電量が大幅に減少いたしました。一方、木質チップ燃料に関し燃料調達量及びコストは高い状態が継続いたしましたが、一部の発電所では前期と比較して未利用木材の調達が好転し収益改善に寄与いたしました。このほか、収益改善に寄与した項目では、エフオン日田発電所が2年連続稼働を行っておりグループ全体のメンテナンス費用の負担額が大幅に減少したこと、山林事業における伐採委託に係る費用、燃料調達に係る海上輸送費、港湾荷役費が遠方からの調達を控えたため減少しております。
当連結会計年度の本事業セグメントの業績は、売上高で16,218百万円(前年同期比3.4%減)、セグメント利益1,214百万円(前年同期比93.5%増)となりました。
(電力小売事業)
当連結会計年度においては、顧客に販売する契約電力量の拡充に尽力し売上高を大幅に伸ばすことが出来ました。電力需給契約は毎年4月から翌年3月を契約期間とすることが多く、契約期間中の獲得は難しいため本事業セグメントを担う人員増により人件費を含めた販売管理費増加が先行し減益となっておりましたが、当連結会計年度の最終四半期において一定量の契約数が確保でき黒字化を達成いたしました。今後ともグループ発電所が発電する電力をトレーサビリティ付の非化石証書と合わせグリーン電力として顧客へ販売する取り組みを推進するとともに、販売契約電力量の拡充を推進してまいります。
当連結会計年度の本事業セグメントの業績は、売上高で3,604百万円(前年同期比61.9%増)、セグメント利益130百万円(前年同期比1,881.5%増)となりました。
(財政状態)
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は、現預金、貯蔵品等の棚卸資産が増加したほか、電力小売事業に係る売掛金が増加いたしました。一方、固定資産では山林事業に係る土地が増加したものの、その他の主に発電所に係る資産は減価償却費の計上により減少しております。これらにより、資産合計は前連結会計年度より686百万円減少し、44,576百万円となりました。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、電力事業の業容拡大に基づき未払金、当期純利益の増加により未払法人税等が大幅に増加しておりますが、借入金の返済により長期借入金が減少し、全体としての負債の合計は、前連結会計年度より1,136百万円減少し25,891百万円となりました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加のほか、株式報酬制度導入に係る自己株式の取得により、前連結会計年度より450百万円増加し、18,684百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ192百万円増加し、5,402百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は2,985百万円(前年同期2,578百万円の収入)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益が大幅に増加したほか、電力小売事業に係る売掛金の増加による売上債権の増減額や子会社発電所設備や山林事業に係る施業機械設備の減価償却費、木質チップ燃料及び定期メンテナンスに係る部品等の棚卸資産の増減によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、682百万円(前年同期630百万円の支出)となりました。主に山林事業の施業地拡大に伴う土地、立木の増加のほか、子会社発電所の設備改修に係る有形固定資産の取得による支出です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、2,110百万円(前年同期745百万円の支出)となりました。主な要因は、各発電所の発電所建設資金に係る長期借入金の返済による支出です。
③ 生産、受注及び販売の実績
(生産実績)
省エネルギー支援サービス事業では、サービスの提供にあたり製品の生産は行っておりませんので、生産実績について記載すべき事項はありません。グリーンエナジー事業における生産は、それぞれの事業における発電所の発電であり、その実績は次のとおりです。
|
セグメントの名称 |
発電実績(MWh) |
前年同期比(%) |
|
グリーンエナジー事業 |
560,846 |
95.1 |
|
合計 |
560,846 |
95.1 |
(注) グリーンエナジー事業の発電実績は、エフオン日田、エフオン白河、エフオン豊後大野、エフオン壬生、エフオン新宮の5基の発電所より送電された電力です。
(受注実績)
省エネルギー支援サービス事業においては、顧客の需要に応じてサービスを提供いたします。また、グリーンエナジー事業においても、顧客の需要に応じてサービスを提供いたします。いずれも、受注販売の方式を採用しておりませんので、受注実績について記載すべき事項はありません。
(販売実績)
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
|
セグメントの名称 |
販売高(百万円) |
前年同期比(%) |
|
省エネルギー支援サービス事業 |
204 |
△4.3 |
|
グリーンエナジー事業 |
13,855 |
△8.3 |
|
電力小売事業 |
3,539 |
64.0 |
|
合計 |
17,599 |
0.7 |
(注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.主な相手先の販売実績及び当該販売実績の総販売高に対する割合
|
相手先 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
||
|
金額(百万円) |
割合(%) |
金額(百万円) |
割合(%) |
|
|
九州電力送配電株式会社 |
6,147 |
35.1 |
6,525 |
37.1 |
|
東京電力パワーグリッド株式会社 |
3,886 |
22.2 |
4,144 |
23.6 |
|
関西電力送配電株式会社 |
3,687 |
21.1 |
2,386 |
13.6 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(経営成績等)
当連結会計年度の省エネルギー支援サービス事業においては、省エネルギー設備の維持を管理する契約で外部顧客あて売上高は前期同様の水準で推移いたしました。本事業セグメントでは、温暖化ガスの排出量削減の機運を反映し設備の改善、更新等の施工工事請負へと変化してきております。顧客の求めるエネルギー利用の効率化のほか、施工工事全体のコスト低減、工事品質の管理といった分野において、当社グループがこれまで培ったノウハウを十分に発揮し信頼を獲得できるよう万全の体制で臨んでおります。しかしながら、当連結会計年度の経営環境は、資材・エネルギー価格の高止まりのほか、労働力不足等の要素が素材や部品の調達、施工に影響を及ぼしております。
グリーンエナジー事業においては、エフオン新宮発電所において木質チップ燃料の調達に課題を抱えております。同発電所の蒸気を利用した木材乾燥サービスを通じて、地元製材事業者との協業を推進し燃料調達の新たな窓口を開拓してまいります。その他の発電所では未利用材の調達量及び品質が前期に比べ改善し収益向上に寄与いたしました。山林事業では、施業地の取得や効率化のための設備機器の拡充のほか、次世代を担う人員の確保・育成に尽力しております。当社グループの発電所の近隣を含め全国で約4,800ha(東京ドーム1,000個分程度)の施業地を確保し、事業部全体で85名が施業、搬出、植林、計画、材積・CO2吸収量推計、事務等の業務に従事しております。
電力小売事業においては、当社グループの発電所が発電するFIT・FIP電力をグリーン電力として顧客へ販売する取組を拡大させております。当連結会計年度では、2025年4月に電力販売契約を大幅に積上げ事業収益の改善に努めた結果、増収増益を達成しております。
当社グループでは、我が国の豊かな自然環境から生ずる木材素材を有効に活用するため、山林事業で植林・育林・素材生産のサイクルを維持し木材マテリアルとしての価値のほか、素材不適格木材は木質バイオマス発電により再生可能エネルギーへと変換して、温暖化ガス排出量の極めて低い電力を顧客へとお届けする持続可能な事業を確実なものへと発展させてまいります。
これらの結果、当社グループの当連結会計年度の経営成績は、(1)経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営成績の状況に記載のとおりの結果となりました。
(当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因)
当連結会計年度においては、エフオン新宮発電所の木質チップ燃料の調達難により、発電所の出力を抑制する対応を取りました。発電所稼働率は、約60%と通常時に比べ低下したことで売上高が減ずる結果となりました。そのため当社グループは安定的な高稼働を維持するため、新規サプライヤーとの契約強化、物流コストの最適化、山林事業による自給率の向上を推進します。
また当社グループでは、主力となる木質バイオマス発電の安定的な高稼働を維持する事業基盤構築のため、グループの持つノウハウや設備機器、インフラを効率的に活用し、さらなる発展へとつなげてまいります。そのため、入口となる木材資源の有効利用を山林事業が、また、出口となる環境負荷の低い電力の販売を電力小売事業が担い持続可能なサイクルを整備していくことが社会に貢献し企業価値の向上につながるものと考えております。
こうした経営戦略を実践していく過程では、気候温暖化対策に関する顧客企業の価値観の方向性や、国の政策としてのエネルギーミックス、森林環境保全や都市インフラ再構築に関する木材利用の環境価値の枠組みのほか、持続可能な社会の構築に関する意識改革等の施策が重要な要因となると考えます。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、当連結会計年度の収益増加による資金収入が相当程度回復し営業活動によるキャッシュ・フローが増加いたしました。一方で財務活動における新たな借入金は前連結会計年度と比較して大幅に減少し、期末時点の現金及び現金同等物はやや増加する結果にとどまりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が大幅に増加し資金の増加に寄与した一方、電力小売事業の拡大に伴う売上債権の増加や発電事業の燃料棚卸資産の増加による資金の支出も増加いたしました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に山林事業に係る施業地や施業設備機器の取得を継続的に行っており前連結会計年度と同様、設備投資に係る支出を実施しております。
また、財務活動によるキャッシュ・フローでは長期借入れによる収入が減少し全体としての支出は、長期借入金の返済により資金の支出が増加いたしました。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、木質バイオマス発電所の安定稼働に必要な施策や山林事業の領域拡大に必要な投資支出と、グループ全体の出入のバランスを考慮し事業の継続発展に遂行上必要な資金の確保維持を推進してまいります。
③ 重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
5【重要な契約等】
(財務上の特約が付された金銭消費賃借契約)
2024年4月1日前に締結された金銭消費貸借契約については、「企業内容等の開示に関する内閣府令及び特定有価証券の内容等の開示に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」附則第3条第4項により記載を省略しております。
6【研究開発活動】
該当事項はありません。
第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
当連結会計年度においては909百万円の設備投資を実施いたしました。セグメントごとの設備投資について示すと次のとおりであります。
(1)省エネルギー支援サービス事業
当連結会計年度におきましては、重要な設備投資はありません。
(2)グリーンエナジー事業
当連結会計年度においては907百万円の設備投資を実施いたしました。主な内容は山林事業用重機の取得や、山林事業用地、立木などです。なお、重要な設備の除却又は売却はありません。
(3)電力小売事業
当連結会計年度においては1百万円の設備投資を実施いたしました。主な内容は営業車両の取得によるものです。なお、重要な設備の除却又は売却はありません。
(4)全社
該当事項はありません。なお、重要な設備の除却又は売却はありません。
2【主要な設備の状況】
当社グループにおける主要な設備の状況は、次のとおりです。
(1)提出会社
① 当社が顧客の敷地内にて所有する省エネルギー支援サービス事業用の設備(2025年6月30日現在)
該当事項はありません。
② 当社が本社及び事業所にて所有する自社用の設備(2025年6月30日現在)
|
事業所名 |
セグメントの名称 |
設備の 内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (名) |
賃借事務所面積 (㎡) |
||||
|
建物及び構築物 |
機械装置及び運搬具 |
工具、器具及び備品 |
土地 (面積㎡) |
合計 |
|||||
|
本社 (東京都千代田区) |
全社 |
本社設備 |
46 |
1 |
8 |
- |
56 |
16 (1) |
1,304 |
|
本社 (東京都千代田区) |
省エネルギー支援サービス事業 |
本社設備 |
- |
- |
- |
- |
- |
1 (-) |
- |
|
本社 (東京都千代田区) |
グリーンエナジー事業 |
本社設備 |
- |
- |
- |
- |
- |
2 (2) |
- |
|
本社 (東京都千代田区) |
電力小売事業 |
本社設備 |
- |
1 |
- |
- |
1 |
11 (-) |
- |
|
大分事業所 (大分県国東市) |
グリーンエナジー事業 |
支社設備 |
13 |
- |
- |
10 (3,329) |
23 |
- (-) |
- |
|
本社 (栃木県下都賀郡) |
グリーンエナジー事業 |
土地 |
- |
- |
- |
45 (1,836) |
45 |
- (-) |
- |
|
合計 |
60 |
2 |
8 |
56 (5,165) |
127 |
30 (3) |
1,304 |
||
(注) 従業員数は、就業人員数を記載しており、臨時雇用者数(パートタイマー、契約社員、季節従業員を含んでおります。)は( )外数で記載しております。
(2)国内子会社(2025年6月30日現在)
|
会社名 |
事業所 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (人) |
|||||
|
建物及び構築物 |
機械装置及び運搬具 |
工具、器具及び備品 |
土地 (面積㎡) |
その他 |
合計 |
|||||
|
株式会社エフオン日田 |
大分県日田市 |
グリーンエナジー事業 |
発電所 |
476 |
223 |
2 |
241 (22,060) |
12 |
957 |
- (-) |
|
株式会社エフオン白河 |
福島県白河市 |
グリーンエナジー事業 |
発電所 |
305 |
283 |
12 |
184 (35,093) |
5 |
790 |
- (-) |
|
株式会社エフオン豊後大野 |
大分県豊後大野市 |
グリーンエナジー事業 |
発電所 |
1,887 |
2,872 |
5 |
359 (65,415) |
0 |
5,125 |
- (-) |
|
株式会社エフオン壬生 |
栃木県下都賀郡 |
グリーンエナジー事業 |
発電所 |
2,844 |
5,037 |
11 |
1,043 (66,755) |
- |
8,936 |
- (-) |
|
株式会社エフオン新宮 |
和歌山県新宮市 |
グリーンエナジー事業 |
発電所 |
4,019 |
6,458 |
13 |
805 (242,788) |
- |
11,296 |
- (-) |
|
株式会社エフバイオス |
東京都千代田区 |
グリーンエナジー事業 |
燃料施設 土地 |
737 |
830 |
8 |
1,325 (40,013,194) |
- |
2,902 |
254 (10) |
|
ソレイユ日田株式会社 |
大分県日田市 |
グリーンエナジー事業 |
土地 |
- |
- |
- |
145 (49,674) |
- |
145 |
- (-) |
(注) 従業員数は、就業人員数を記載しており、臨時雇用者数(パートタイマー、契約社員、季節従業員を含んでおります。)は( )外数で記載しております。
3【設備の新設、除却等の計画】
当社グループにおける重要な設備投資は、次のとおりであります。
(1)提出会社
重要な設備の新設、除却等の計画はありません。
(2)連結子会社
重要な設備の新設、除却等の計画はありません。
第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
|
種類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普通株式 |
69,840,000 |
|
計 |
69,840,000 |
②【発行済株式】
|
種類 |
事業年度末現在発行数 (株) (2025年6月30日) |
提出日現在発行数 (株) (2025年9月26日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
|
普通株式 |
21,635,144 |
21,635,144 |
東京証券取引所 (スタンダード市場) |
単元株式数 100株 |
|
計 |
21,635,144 |
21,635,144 |
- |
- |
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
|
年月日 |
発行済株式総数増減数 (株) |
発行済株式総数残高(株) |
資本金増減額 (百万円) |
資本金残高 (百万円) |
資本準備金増減額 (百万円) |
資本準備金残高(百万円) |
|
2021年6月30日 (注) |
△1,620 |
21,636,579 |
- |
2,292 |
- |
1,292 |
|
2022年6月30日 (注) |
△760 |
21,635,819 |
- |
2,292 |
- |
1,292 |
|
2023年6月30日 (注) |
△380 |
21,635,439 |
- |
2,292 |
- |
1,292 |
|
2024年6月30日 (注) |
△250 |
21,635,189 |
- |
2,292 |
- |
1,292 |
|
2025年6月30日 (注) |
△45 |
21,635,144 |
- |
2,292 |
- |
1,292 |
(注) 自己株式の消却による減少です。
(5)【所有者別状況】
|
|
|
|
|
|
|
|
2025年6月30日現在 |
||
|
区分 |
株式の状況(1単元の株式数100株) |
単元未満株式の状況(株) |
|||||||
|
政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の法人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
|
株主数(人) |
- |
9 |
26 |
52 |
42 |
55 |
6,901 |
7,085 |
- |
|
所有株式数 (単元) |
- |
31,294 |
4,673 |
96,255 |
11,269 |
279 |
71,837 |
215,607 |
74,444 |
|
所有株式数の割合 (%) |
- |
14.51 |
2.17 |
44.64 |
5.23 |
0.13 |
33.32 |
100.00 |
- |
(注)1.「その他の法人」の欄には、㈱証券保管振替機構名義の株式が2単元含まれております。
2.「金融機関」の欄には、「株式交付信託」の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託口)が保有する当社株式4,795単元が含まれております。
(6)【大株主の状況】
|
|
|
2025年6月30日現在 |
|
|
氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|
日本テクノ株式会社 |
東京都新宿区西新宿1丁目25番1号 |
7,049,280 |
32.58 |
|
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) |
東京都港区赤坂1丁目8番1号 赤坂インターシティAIR |
1,885,700 |
8.72 |
|
株式会社UH5 |
東京都豊島区西池袋1丁目4番10号 |
1,601,700 |
7.40 |
|
株式会社日本カストディ銀行(信託口) |
東京都中央区晴海1丁目8番12号 |
976,200 |
4.51 |
|
光通信株式会社 |
東京都豊島区西池袋1丁目4番10号 |
452,300 |
2.09 |
|
CACEIS BANK, LUXEMBOURG BRANCH / UCITS - FULL TAX (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) |
5,ALLEE SCHEFFER L-2520 LUXEMBOURG, LUXEMBOURG (東京都新宿区新宿6丁目27番30号) |
282,600 |
1.31 |
|
株式会社UH Partners 2 |
東京都豊島区南池袋2丁目9番9号 |
264,200 |
1.22 |
|
BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) |
240 GREENWICH STREET,NEW YORK,NEW YORK 10286 U.S.A. (東京都千代田区丸の内1丁目4番5号) |
244,900 |
1.13 |
|
安部 貢 |
北海道北斗市 |
142,600 |
0.66 |
|
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) |
ONE CONGRESS STREET, SUITE 1, BOSTON, MASSACHUSETTS (東京都港区港南2丁目15番1号 品川インターシティA棟) |
138,560 |
0.64 |
|
計 |
- |
13,038,040 |
60.26 |
(注)株式会社日本カストディ銀行(信託口)が保有する976,200株には「株式交付信託」の信託財産として保有する当社株式479,500株が含まれております。
(7)【議決権の状況】
①【発行済株式】
|
|
|
|
|
2025年6月30日現在 |
|
区分 |
株式数(株) |
議決権の数(個) |
内容 |
|
|
無議決権株式 |
|
- |
- |
- |
|
議決権制限株式(自己株式等) |
|
- |
- |
- |
|
議決権制限株式(その他) |
|
- |
- |
- |
|
完全議決権株式(自己株式等) |
(自己保有株式) |
4,795 |
- |
|
|
普通株式 |
479,500 |
|||
|
完全議決権株式(その他) |
普通株式 |
21,081,200 |
210,812 |
- |
|
単元未満株式 |
普通株式 |
74,444 |
- |
- |
|
発行済株式総数 |
|
21,635,144 |
- |
- |
|
総株主の議決権 |
|
- |
215,607 |
- |
(注)1.「完全議決権株式(自己株式等)」欄の普通株式は、全て株式会社日本カストディ銀行(信託口)が保有する「株式交付信託」の信託財産としての当社株式479,500株(議決権の数4,795個)です。
2.「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式200株(議決権の数2個)が含まれております。
3.「単元未満株式」の欄には、証券保管振替機構名義の株式40株が含まれております。
②【自己株式等】
|
|
|
|
|
2025年6月30日現在 |
|
|
所有者の氏名又は名称 |
所有者の住所 |
自己名義所有株式数(株) |
他人名義所有株式数(株) |
所有株式数の合計(株) |
発行済株式総数に対する所有株式数の割合 (%) |
|
株式会社エフオン |
東京都千代田区丸の内一丁目9番2号 |
- |
479,500 |
479,500 |
2.22 |
|
計 |
- |
- |
479,500 |
479,500 |
2.22 |
(注) 他人名義で所有している理由等
役員及び従業員向け株式報酬制度の信託財産として、株式会社日本カストディ銀行(信託口)が479,500株を保有しております。
(8)【役員・従業員株式所有制度の内容】
取締役に対する株式交付信託制度
① 取締役に対する株式交付信託制度の概要
当社及び一部の当社子会社は、2021年9月28日開催の第25回定時株主総会決議に基づき、取締役(社外取締役を除く)に対する株式報酬制度「株式交付信託」(以下「本制度」という。)を導入しております。
本制度は、当社が拠出する金銭を原資として当社株式が信託を通じて取得され、対象役員に対して当社が定める株式交付規程に従って、当社株式及び当社株式を時価で換算した金額相当の金銭が本信託を通じて給付される制度です。
② 取締役に交付する予定の株式の総額
2021年11月から2024年11月までの約3年間の信託期間を対象として、上限144百万円
③ 当該取締役に対する株式報酬制度による受益権その他の権利を受けることができる者の範囲
退任した対象役員のうち株式交付規程に定める受益権要件を満たす者
従業員に対する株式交付信託制度
① 従業員に対する株式交付信託制度の概要
当社及び一部の当社子会社(以下、「制度対象各社」といいます。)は、2023年11月14日開催の取締役会決議に基づき、従業員に対する株式報酬制度「株式交付信託」(以下「本制度」という。)を導入しております。
本制度は、当社が拠出する金銭を原資として当社株式が信託を通じて取得され、従業員のうち一定の要件を充足する者に対して付与されるポイントに基づき、本信託を通じて当社株式を交付されるインセンティブ・プランです。当該ポイントは、制度対象各社が定める株式交付規程に従って、従業員の貢献や成果に応じて付与されるものであり、各従業員に交付される当社株式の数は、付与されるポイント数により定まります。
② 従業員に交付する予定の株式の総額
2023年11月から2026年11月までの約3年間の信託期間を対象として、上限68百万円
③ 当該従業員に対する株式報酬制度による受益権その他の権利を受けることができる者の範囲
従業員のうち株式交付規程に定める受益権要件を満たす者
2【自己株式の取得等の状況】
(1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
|
区分 |
株式数(株) |
価額の総額(百万円) |
|
当事業年度における取得自己株式 |
45 |
0 |
|
当期間における取得自己株式 |
- |
- |
(注)1.当期間における取得自己株式には、2025年9月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。
2.取得自己株式には、株式会社日本カストディ銀行(信託口)が保有する「株式交付信託」の信託財産として保有する当社株式479,500株は含まれておりません。
(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
|
区分 |
当事業年度 |
当期間 |
||
|
株式数(株) |
処分価額の総額 (百万円) |
株式数(株) |
処分価額の総額 (百万円) |
|
|
引き受ける者の募集を行った取得自己株式 |
- |
- |
- |
- |
|
消却の処分を行った取得自己株式 |
45 |
0 |
- |
- |
|
合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式 |
- |
- |
- |
- |
|
その他(-) |
- |
- |
- |
- |
|
保有自己株式数 |
- |
- |
- |
- |
(注)「保有自己株式数」には、株式会社日本カストディ銀行(信託口)が保有する「株式交付信託」の信託財産として保有する当社株式479,500株は含まれておりません。
3【配当政策】
当社は、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題と認識しております。当事業年度は、1株につき8円の配当を実施いたします。次期以降につきましては、事業年度毎の利益の状況、また、現在建設中若しくは計画中の新たな木質バイオマス発電所への設備投資等を考慮しつつ安定した配当を継続できるよう努力し、株主の皆様への利益還元に努めてまいる所存です。
なお、内部留保資金につきましては、企業体質の強化及び将来の事業展開のための財源として利用してまいりたいと考えております。
また、当社は、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項について、法令に別段の定めがある場合を除き、取締役会の決議により定める旨定款に定めております。これは、剰余金の配当等を取締役会の権限とすることにより、株主への機動的な利益還元を行うことを目的とするものです。
なお、基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりです。
|
決議年月日 |
配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額 (円) |
|
2025年8月7日 |
173 |
8 |
|
取締役会決議 |
4【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】
当社は会社法等の法令で求められる業務の適正性を確保するための体制を整備するための「基本方針」を2006年5月15日開催の取締役会において決議しております。会社法の一部を改正する法律(平成26年法律第90号)の施行により「基本方針」を2015年5月7日開催の取締役会にて以下のとおり改定いたしました。当社グループの定める内部統制に関する「基本方針」の概要及びその運用状況の概要は以下のとおりです。
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社及び当社の連結子会社(以下「当社グループ」という)は、株主をはじめとするステークホルダーより信頼を得る企業を目指すべく、コーポレート・ガバナンスの充実を経営上の最も重要な課題の一つとして位置付けております。
具体的には、経営の健全性、効率性及び透明性を高める観点より、経営の意思決定、業務執行及び監督、さらには内部統制等について適切な体制を整備、構築し、必要な施策を実施しております。これらの基本的な方針は次のとおりです。
内部統制に関する当社グループの取り組み
当社グループは、本基本方針に従い、会社法及び会社法施行規則が定めるところの株式会社の業務の適正を確保するための体制、金融商品取引法が定めるところの財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するための体制、その他企業価値の維持向上を図るための体制(以下、総称して「内部統制システム」という)を整備する。
当社グループは、代表取締役社長を中心として、取締役及び使用人(以下「役職員」という)全員で内部統制を推進していくとともに、内部統制委員会を設置し、内部統制システムが有効に機能するように努める。
内部統制システムの整備に関する基本方針
(ⅰ)取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
a.法令・定款及び社会規範(以下「法令等」という)を遵守した行動の基準とするため、関係部署の管理の下で規則・規程等の整備・運用を図る。
b.法令等遵守に係る事項につき、関連規則・規程等の浸透を図り、役職員の啓蒙に努める。
c.法令等に照らし疑義のある行為等について使用人が直接情報提供を行う手段として、ヘルプラインを設置・運営し、法令違反等の不正行為を早期に発見するとともに、通報した使用人が、当該報告を行ったことを理由として、不利な取扱いを受けないようにする。
d.当社グループは、企業の社会的責任を十分認識し、反社会的な勢力に対しては、組織として毅然とした態度で臨み、不当要求を拒絶し、それらの勢力との取引や資金提供などの一切の関係を遮断する。
(ⅱ)職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
a.取締役は、各々の業務執行又は意思決定における判断基準・判断理由を明確にするため、その職務執行に係る情報を記録する。当社グループは、法令等及び関連諸規則に従い、所定の部署がこれを適切に保管し、取締役及び監査役の迅速な職務遂行のために常時閲覧可能な体制を整える。
b.使用人の職務遂行に係る情報についても、法令等及び関連規則等に従い、取締役の職務執行に係る情報と同様に取り扱うものとする。
c.当社グループは、情報漏洩防止のため、社内情報の取扱い並びに文書及び電磁的記録の保管方法を定め、セキュリティを万全なものとする。
d.情報管理責任者及び関係部署は、連携して適時適切な情報開示に努める。
(ⅲ)損失の危険を管理する規程その他の体制
a.内部統制委員会は、リスクに関する規程に従い、リスクを網羅的・総括的に管理する。
b.役職員は、有形無形を問わず、資産の取得・使用・処分の各段階におけるフローを確立し、資産の保全に努める。
(ⅳ)当社グループの取締役等の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
a.取締役会は、業務執行取締役の管掌責任の明確化を図るため、各業務執行取締役の管掌業務を定める。
b.業務執行取締役は、代表取締役社長諮問機関である経営会議を定期的に開催し、事業活動の統合調整と業務執行の意思統一を図る。
c.当社グループは、役職員の職務執行の効率化を図るため、職務権限及び意思決定ルールを策定し、各部署の業務分掌を明確にする。
(ⅴ)企業集団における業務の適正を確保するための体制
a.子会社管理規程など関連規則等を制定し、グループ全体の状況を常時把握する部署を当社内に設置して財産の状況及びその他の重要事項を取締役会に報告するなど、子会社管理制度の確立を図る。
b.当社グループは、業務フロー、会計システム等を含め、連携して制度の統一化を図る。
c.当社グループの各監査役間の連携を図り、必要に応じて情報交換・意見交換を行う。
d.内部監査室は、当社グループの業務の執行状況について、定期的に監査を行う。
(ⅵ)監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項並びにその使用人の取締役からの独立性及び監査役の当該使用人に対する指示の実効性確保に関する事項
a.代表取締役は監査役会からの職務を補助すべき使用人設置の要求に対しては、監査役会と監査の実効性の確保の観点から協議の上、使用人を配置する。
b.監査役を補助すべき使用人は専任とし、監査役の指揮命令のもと職務を遂行する。
c.監査役を補助すべき使用人の任命・人事異動・人事考課等に関しては、監査役会の事前の同意を得るものとする。
(ⅶ)当社グループの役職員が当社監査役会又は当社監査役への報告に関する体制
a.当社グループの役職員は、当社若しくは当社連結子会社に著しい損害を与える事実又はその恐れの発生、法令違反等の不正行為、その他これらに準ずる事実又はその恐れの発生について、当社監査役に遅滞なく報告をする。また、当社グループの役職員からかかる報告を受けた者は、当該報告を受けた内容を当社監査役に遅滞なく報告をする。
b.監査役は、当社グループの役職員に対し、必要に応じた業務執行内容の報告、説明又は資料提出等を求めることができる。
c.内部監査室は、当社監査役に内部監査の結果を報告する。
d.監査役への報告をした役職員が、当該報告を行ったことを理由として、不利な取扱いを受けないようにする。
(ⅷ)監査役の職務の執行について生じる費用又は償還の処理に係る方針に関する事項
監査役がその職務の執行について生じる合理的な費用の前払又は償還等の請求をしたときは、速やかに当該費用又は債務を処理する。
(ⅸ)その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
a.監査役は、定期的に開催される代表取締役社長との意見交換会、当社グループが保有する設備の見学等により、当社グループの最新情報を取得することができる。
b.監査役は、当社グループの最新の状況を把握するために、定期的に社内会議に出席し、また必要に応じて当社グループの役職員に意見交換及び情報提供を求めることができる。
c.監査役は、その職務の遂行に必要な場合に、弁護士・公認会計士・税理士等の外部専門家から意見を求めることができる。
(ⅹ)財務報告の信頼性を確保するための体制
a.当社グループは、有識者と連携の上、関係諸法令、関連諸規程及び一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に従い、会社の財政状態及び経営成績に関し真実の報告を行う。
b.当社グループは、金融庁策定『財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準』等に基づき、財務報告の信頼性を確保するために必要な事項を実施する。
上記業務の適正を確保するための体制の運用状況の概要は、2015年5月7日付当社取締役会において決議した「内部統制基本方針」に基づき、関連諸規程の整備を実施しております。
また、旧来の「内部統制基本方針」に規定されている内部統制委員会は代表取締役社長を委員長としております。当事業年度において3回開催され、事業年度末には常勤監査役が内部統制報告書を監査し、内部統制システムが有効に機能していることの確認を行っております。
② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由
イ 企業統治の体制の概要
当社は取締役会及び監査役制度を採用しております。当社の取締役は12名以内、監査役は4名以内とする旨及び取締役、監査役の選任決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、及び取締役の選任決議は累積投票によらないものとする旨を定款で定めております。また、事業年度における取締役の経営責任をよりいっそう明確にし、株主の皆様からの信任の機会を増やすため、取締役の任期を1年とする旨定款に定めております。
取締役には会社法第2条第15号に定める社外取締役を3名、監査役には会社法第2条第16号に定める社外監査役を2名選任しております。
取締役会は、取締役9名(うち社外取締役3名)で構成され、経営方針、その他の経営に関する重要事項を決定するとともに、業務執行状況を監督する機関として運用されております。取締役会規則に基づき、定例取締役会を月1回開催しており、社外取締役も出席いたします。また、取締役会には3名の監査役も出席し、業務の執行状況について、法令・定款に違反していないかどうかのチェックを行うとともに、必要に応じて意見を述べております。
監査役会は、常勤監査役1名及び非常勤監査役2名(うち社外監査役2名)により構成され、前述の取締役会への出席の他、業務、財務の状況の調査等を通じて、取締役の業務執行についての監査を行っております。
なお、取締役会、監査役会を構成する者の氏名は、後記(2)「役員の状況」に記載の通りです。このほか当社は、島﨑知格、長澤睦、小池久士、藤井康太朗、須藤博、松尾康行の常勤取締役6名及び矢田真一の常勤監査役1名からなる会議を機動的に開催し、取締役会の決議事項及び重要事項について事前審議を行っております。
ロ 企業統治の体制を採用する理由
当社グループを取り巻く事業環境の変化に業務執行取締役が迅速に対応し、その業務執行に関する監視及び経営に関する重要事項等の審議に際し、独立性を担保し客観的、中立的な立場からの助言、提言を適切に発揮する社外取締役、社外監査役を配することで企業統治の透明性確保、向上が十分に機能する体制と考えています。
③ 企業統治に関するその他の事項
当社の内部統制については、基本方針に基づき代表取締役社長島﨑知格を委員長、小池久士、長澤睦、藤井康太朗、須藤博、松尾康行の常勤取締役を常任委員として合計6名の内部統制委員会を設置し、統括的なリスク管理業務及びその評価を実施し取締役会へ報告しております。また、当社グループ役職員すべてが遵守すべき事項についてコンプライアンスに関する規程、行動規範、マニュアル等を定め定期的な教育研修を通じて周知徹底するとともに、内部通報制度を設け内部及び外部(顧問弁護士)を窓口として、法条例・諸規程等に違反する行為を早期に発見、是正するようコンプライアンス体制の充実を図っております。コンプライアンスの向上、啓もう等に資することを目的として、小池久士取締役を委員長、佐古麻衣子、松村映子、青木想の各社外取締役を常任委員、グループの各部門より選出した委員によるコンプライアンス委員会を取締役会直下に配し、コンプライアンスの維持及び体制の実効性分析、コンプライアンスの向上に関する施策の評価、及び意見の聴取等を実践し取締役会に報告することとしています。このほか、社内外の両視点からのチェック機能を有効に活かすべく、「会計監査人監査」「監査役監査」「内部監査室監査」の三様監査体制を構築し業務執行の監視を強化しております。
これらの活動、評価、教育、監視等は、グループ内の諸業務を網羅しているほか、子会社の業務の適正を確保するため、子会社の取締役には親会社の取締役、グループ内従業員のみを配しグループ全体の経営の健全性を担保しております。
そして適時開示については、情報管理責任者に常務取締役を選任し、管理部門に経験豊かなスタッフを置くことにより財務関連のほか、重要な決定事実及び発生事実に関する情報を適時、適切な開示ができるよう整備しております。
当社のコーポレート・ガバナンス体制は以下のとおりです。
④ 株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものです。
⑤ 自己株式の取得
当社は、経済情勢の変化に対応して財政政策等の経営諸施策を機動的に遂行することを可能とするため、会社法第165条第2項の規定に基づき、取締役会の決議によって自己株式を取得できる旨を定款に定めております。
⑥ 剰余金の配当等の決定機関
当社は、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項について、法令に別段の定めがある場合を除き、取締役会の決議により定める旨定款に定めております。これは、剰余金の配当等を取締役会の権限とすることにより、株主への機動的な利益還元を行うことを目的とするものです。
⑦ 取締役及び監査役の責任軽減
当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議をもって取締役(取締役であった者を含む)及び監査役(監査役であった者を含む)の損害賠償責任を、法令の限度内において免除することができる旨を定款で定めております。これは取締役及び監査役がその期待される役割を十分に発揮できるようにすることを目的とするものです。
⑧ 会計監査人の責任軽減
当社は、会社法第427条第1項の規定により、取締役会の決議をもって同法第423条第1項の会計監査人(会計監査人であった者を含む)の損害賠償責任を、法令の限度内において免除することができる旨、また、会計監査人との間で会社法に定める最低責任限度額を限度とする契約を締結することができる旨を定款で定めております。これは会計監査人がその期待される役割を十分に発揮できるようにすることを目的とするものです。
⑨ 責任限定契約の内容の概要
当社と社外取締役及び社外監査役は、会社法第427条第1項の規定により、同法第423条第1項に定める責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく責任限度額は、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額としております。
⑩ 役員等賠償責任保険の内容の概要
当社は、保険会社との間で、当社の役員等(当事業年度中に在任していた者を含む。)を被保険者とする、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を締結しており、保険料は全額当社が負担しております。当該保険契約の内容の概要は、被保険者である対象役員が、その職務の遂行に関し責任を負うこと又は当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある障害を当該保険契約により保険会社が補填するものであり、1年毎に契約更新しております。
なお、当該保険契約では、当社が当該役員に対して損害賠償責任を追及する場合は保険契約の免責事項としており、また、補填する額については限度額を設けることにより、当該役員の職務の執行の適正性が損なわれないようにするための措置を講じております。
⑪ 取締役会の活動状況
a.当事業年度において当社は取締役会を原則毎月1回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。
|
氏名 |
開催回数 |
出席回数 |
|
島﨑 知格 |
12回 |
12回 |
|
長澤 睦 |
12回 |
12回 |
|
小池 久士 |
12回 |
11回 |
|
藤井 康太朗 |
12回 |
12回 |
|
須藤 博 |
12回 |
12回 |
|
松尾 康行 |
12回 |
12回 |
|
皆川 則雄(注1) |
2回 |
2回 |
|
佐古 麻衣子 |
12回 |
12回 |
|
松村 映子(注2) |
10回 |
10回 |
|
青木 想(注2) |
10回 |
9回 |
(注1)皆川則雄氏は2024年9月27日開催の第28回定時株主総会の終結時をもって退任いたしました。退任までに開催された取締役会は2回であります。
(注2)松村映子氏及び青木想氏は、2024年9月27日開催の定時株主総会において新たに選任され就任いたしましたので、同氏の取締役会出席状況は、就任後に行われた取締役会への出席状況を記載しております。
b.取締役会における具体的な検討内容
取締役会は、業務執行状況を監督する機関と位置づけており、経営の方針、コーポレート・ガバナンス、サステナビリティ等の様々な経営課題、法令で定められた事項及び株主総会に関する事項、取締役等に関する事項、財務に関する事項、株式に関する事項、組織及び人事に関する事項、資金に関する事項、子会社に関する事項、予算や経営計画に関する事項等であります。
(2)【役員の状況】
① 役員一覧
男性9名 女性3名(役員のうち女性の比率25%)
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (株) |
||||||||||||||||||||
|
代表取締役社長 |
島﨑 知格 |
1962年8月27日生 |
|
(注)3 |
24,000 |
||||||||||||||||||||
|
常務取締役 |
小池 久士 |
1961年5月18日生 |
|
(注)3 |
51,000 |
||||||||||||||||||||
|
取締役 |
藤井 康太朗 |
1964年3月26日生 |
|
(注)3 |
4,800 |
||||||||||||||||||||
|
取締役 |
須藤 博 |
1974年8月26日生 |
|
(注)3 |
300 |
||||||||||||||||||||
|
取締役 |
松尾 康行 |
1975年10月9日生 |
|
(注)3 |
1,500 |
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (株) |
||||||||||||||||||||
|
取締役 |
小菅 喜生 |
1968年11月27日生 |
|
(注)3 |
- |
||||||||||||||||||||
|
取締役 |
佐古 麻衣子 |
1980年11月21日生 |
|
(注)3 |
- |
||||||||||||||||||||
|
取締役 |
松村 映子 |
1983年5月29日生 |
|
(注)3 |
- |
||||||||||||||||||||
|
取締役 |
青木 想 |
1984年9月21日生 |
|
(注)3 |
- |
||||||||||||||||||||
|
常勤監査役 |
矢田 真一 |
1960年9月7日生 |
|
(注)4 |
- |
||||||||||||||||||||
|
監査役 |
望月 英仁 |
1960年10月2日生 |
|
(注)5 |
- |
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (株) |
||||||||||||
|
監査役 |
牧浦 秀治 |
1955年4月3日生 |
|
(注)6 |
- |
||||||||||||
|
計 |
81,600 |
||||||||||||||||
(注)1.取締役 佐古麻衣子、松村映子及び青木想は、社外取締役です。
2.監査役 望月英仁及び牧浦秀治は、社外監査役です。
3.2025年9月26日開催の定時株主総会の終結時から1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までです。
4.2022年9月27日開催の定時株主総会の終結時から4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までです。
5.2023年9月26日開催の定時株主総会の終結時から4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までです。
6.退任した監査役の補欠として就任したため、任期は2024年4月1日から前任者の任期満了の時である2027年6月期に係る定時株主総会の終結の時までです。
② 社外役員の状況
当社の社外取締役は3名、社外監査役は2名です。
すべての社外取締役及び社外監査役と当社との間に人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。社外取締役及び社外監査役が企業統治において果たす機能及び役割として、業務執行取締役の職務の執行の適正性や取締役会の意思決定のプロセス等に関して、独立の立場で一般株主の利益に配慮した公平で公正な判断がなされるための牽制機能を期待しております。社外取締役佐古麻衣子、松村映子及び青木想の3名及び社外監査役望月英仁、牧浦秀治を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。
また、当社では社外取締役及び社外監査役を選任するための独立性に関する基準を明確な形で定めておりませんが、財務、会計、法律、経営等の専門的な知識や経験を備え一般株主と利益相反の生ずるおそれのないことを基本的な考えとしております。
なお、当社と社外取締役佐古麻衣子、松村映子及び青木想、監査役矢田真一、社外監査役望月英仁、牧浦秀治は、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額としております。
③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
社外取締役及び社外監査役は、取締役会に出席し業務執行の監督、重要事項の審議のほか、取締役会に報告される内部統制評価、内部監査報告に独立の立場から意見を述べるとともに、その正当性、公平性、実効性等を吟味し必要に応じて問題を提起し改善を図っております。監査役会は、常勤監査役を中心に内部監査、会計監査人と連携し個々の監査業務から得られる情報を共有し相互に補完できる体制を取っております。
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
当社における監査役会は常勤監査役1名及び非常勤社外監査役2名で構成されております。なお、社外監査役のうち望月英仁氏につきましては、公認会計士資格を有しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。また、各監査役は、監査役会で定めた監査役監査基準に則り、監査方針、監査計画及び職務分担等に従い、取締役会の出席、業務監査及び会計監査等を通じて、取締役の職務執行並びに当社グループ会社の業務や財政状況を監査しています。
当事業年度における監査役会の開催状況は以下の通りです。監査役会は、常勤監査役を議長として毎月1回開催し、必要に応じて随時、臨時に開催しています。
|
役 職 |
氏 名 |
開催回数 |
出席回数 |
|
常勤監査役 |
矢田 真一 |
13 |
13 |
|
非常勤(社外)監査役 |
望月 英仁 |
13 |
12 |
|
|
牧浦 秀治 |
13 |
13 |
監査役会における具体的な検討内容としては、サステナビリティに関する活動も対象に監査方針や監査計画の策定、監査報告書の作成、会計監査人の選任、会計監査人の報酬、株主総会付議事項等について審議しました。
常勤監査役は、取締役会に加え経営会議、営業部門、開発部門及び管理部門の重要な業務会議に出席し、社員面談、重要書類閲覧並びに子会社往査等を通じて業務の状況の把握に努め、内部監査部門や内部統制部門と情報交換の会議を行い、会計監査人より四半期及び期末決算監査報告を受け、監査品質や財務報告内部統制に係る意見交換を実施しています。非常勤監査役は、取締役会に出席し、常勤監査役からの報告を受け、代表取締役を含む取締役や社外取締役との意見交換を実施し、会計監査人より期末決算報告を聴取し質疑する等して、取締役の職務の執行状況を監査し経営監視機能を果たしています。
② 内部監査の状況
内部監査は、業務部門から独立した代表取締役社長に直属する部署として直接報告を行う内部監査室を設置しております。内部監査室は、内部監査スタッフ2名を中心に内部監査規程に則って毎年度計画に基づく内部監査を実施し、内部監査スタッフとは別の法務部門1名と連携してコンプライアンスの状況を監査し、代表取締役社長及び取締役会へ結果報告、被監査部門への勧告を行っております。改善状況についてはフォローアップ監査により、その進捗状況を確認しております。
なお、監査役と定期的にミーティングを開催し、監査計画、監査実施状況、改善方法等について意見交換を行うほか、内部監査報告書の閲覧等により状況の把握に努めております。内部監査部門としては、リスクマネジメント及び内部統制システムの改善に向けて業務活動を評価するうえで、監査役への事前相談及び事後報告を実施し情報の共有化を図っております。なお、内部監査項目によっては必要の都度、常勤監査役が監査に立合っております。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
東陽監査法人
b.継続監査期間
19年間
上記継続監査期間は、当社において調査可能な範囲での期間であり、実際の継続監査期間は上記期間を超えている可能性があります。
c.業務を執行した公認会計士
桐山 武志
早﨑 信
d.監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士10名、その他6名で監査業務にあたっております。
e.監査法人の選定方針と理由
監査役会は、監査法人としての独立性、専門性及び職務遂行能力ならびに品質管理体制及び当社の事業活動に対する理解に基づく監査体制を有すること等を総合的に勘案して監査法人を選定しております。また、監査計画並びに監査費用が合理的かつ妥当であること等を確認し、組織的監査体制及び審査体制が整備されていることから同監査法人が適任であると判断しております。
なお、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査役全員の同意に基づき、会計監査人を解任いたします。また、監査役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、監査役会の決議により、会計監査人の解任又は不再任に関する議案を株主総会に付議いたします。
f.監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役及び監査役会は、監査法人に対して評価を行っております。この評価については、監査法人の専門性、独立性、監査体制、監査に係る品質管理の問題の有無、監査報酬のほか、監査役及び経営者等との関係等諸般の要素を勘案し、監査結果は相当であり再任する旨の評価を行いました。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
|
区分 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
||
|
監査証明業務に基づく報酬(百万円) |
非監査業務に基づく報酬(百万円) |
監査証明業務に基づく報酬(百万円) |
非監査業務に基づく報酬(百万円) |
|
|
提出会社 |
29 |
- |
29 |
- |
|
連結子会社 |
- |
- |
- |
- |
|
計 |
29 |
- |
29 |
- |
b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)
該当事項はありません。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
当社の規模・業務の特性等の要素を勘案して決定しております。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役会は、日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、取締役、社内関連部門及び会計監査人からの必要資料の入手や報告の徴収を通じて、会計監査人の監査計画の内容、従前の事業年度における職務執行状況や報酬見積りの算出根拠の妥当性を確認し、検討した結果、会計監査人の報酬等につき、会社法第399条第1項の同意を行っております。
(4)【役員の報酬等】
① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
当社は、2021年2月10日開催の取締役会において、取締役の個人別報酬等の内容に係る決定方針(以下、決定方針という。)を決議しております。また、取締役会は、当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法及び決定された報酬等の内容が取締役会で決議された決定方針と整合していることを確認しており、当該決定方針に沿うものであると判断しております。
取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針についての概要は以下のとおりです。
当社の取締役の個人別の報酬等は、株主総会において決議された金額の範囲内で取締役会に委任された代表取締役社長が個別面談の上、経済情勢、当社の業績、各々の経営能力、貢献度、支給実績等を総合的に考慮して当社役員に求められる役割と職責に相応しい報酬額を算定し、取締役会において審議・決定しております。取締役会は報酬額の妥当性、公平性、透明性を重視して吟味、審査を行い報酬額の決定に関する監督を実施しております。報酬等を与える時期又は条件については、取締役会で決議するものとしております。
なお、当社の監査役の個人別の報酬については、株主総会において決議された金額の範囲内で監査役の協議によって決定しております。
取締役の金銭報酬の額は、2018年9月26日開催の定時株主総会において年額240百万円以内(うち、社外取締役分40百万円以内)と決議いただいております。(但し、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まない。)当該株主総会終結時点の取締役の員数は、8名(うち、社外取締役は3名)です。また、株式報酬について2021年9月28日開催の定時株主総会において年額48百万円以内、取得株式数80,000株以内で、当社株式を取引所市場から取得し取締役(社外取締役を除く。)に対し退任時に交付する制度の導入を決議いただいております。
いずれの報酬に関しても、上述の個人別の報酬等の内容に係る決定方針に沿うものであります。なお、株式報酬の当連結会計年度における支給はありません。
監査役の報酬限度額は、2018年9月26日開催の定時株主総会において年額40百万円以内と決議いただいております。当該株主総会終結時点の監査役の員数は3名です。
② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
a.提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
|
役員区分 |
報酬等の総額 (百万円) |
報酬等の種類別の総額(百万円) |
対象となる役員の員数(人) |
|||
|
固定報酬 |
業績連動報酬 |
退職慰労金 |
非金銭報酬等 |
|||
|
取締役 (社外取締役を除く) |
167 |
141 |
- |
- |
26 |
6 |
|
監査役 (社外監査役を除く) |
14 |
14 |
- |
- |
- |
1 |
|
社外役員 |
14 |
14 |
- |
- |
- |
6 |
(注)1.取締役、監査役の報酬のいずれも月額固定報酬であり、賞与、業績連動型報酬、退職慰労金等の報酬制度は採用しておりません。
2.非金銭報酬等の額は株式給付引当金繰入額であり、その対象となっている取締役の数は6名です。
b.提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額等
連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため記載をしておりません。
c.使用人兼務役員の使用人給与のうち、重要なもの
使用人兼務役員が存在しないため、記載しておりません。
(5)【株式の保有状況】
該当事項はありません。
第5【経理の状況】
1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1963年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2024年7月1日から2025年6月30日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2024年7月1日から2025年6月30日まで)の財務諸表について、東陽監査法人により監査を受けております。
3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組について
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するために特段の取組を行っております。具体的には会計基準等の内容を適切に把握し、適時に会計基準等の変更等について対応するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、また同機構が主催するセミナー等に参加しております。
1【連結財務諸表等】
(1)【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2024年6月30日) |
当連結会計年度 (2025年6月30日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
※1 5,574 |
※1 5,765 |
|
売掛金 |
1,832 |
2,119 |
|
貯蔵品 |
767 |
1,037 |
|
未収消費税等 |
149 |
90 |
|
繰延消費税 |
8 |
29 |
|
その他 |
410 |
574 |
|
流動資産合計 |
8,743 |
9,616 |
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物及び構築物 |
※1,※2 13,683 |
※1,※2 13,710 |
|
減価償却累計額 |
△2,865 |
△3,372 |
|
建物及び構築物(純額) |
10,817 |
10,337 |
|
機械装置及び運搬具 |
※1,※2 29,022 |
※1,※2 29,304 |
|
減価償却累計額 |
△9,679 |
△11,343 |
|
機械装置及び運搬具(純額) |
19,342 |
17,961 |
|
工具、器具及び備品 |
※2 323 |
※2 330 |
|
減価償却累計額 |
△249 |
△267 |
|
工具、器具及び備品(純額) |
74 |
63 |
|
土地 |
※1 3,975 |
※1 4,161 |
|
立木 |
1,153 |
1,149 |
|
建設仮勘定 |
87 |
309 |
|
有形固定資産合計 |
35,451 |
33,982 |
|
無形固定資産 |
|
|
|
電気供給施設利用権 |
※2 813 |
※2 755 |
|
その他 |
7 |
4 |
|
無形固定資産合計 |
821 |
759 |
|
投資その他の資産 |
|
|
|
繰延税金資産 |
66 |
55 |
|
その他 |
※3 180 |
※3 162 |
|
投資その他の資産合計 |
246 |
218 |
|
固定資産合計 |
36,519 |
34,960 |
|
資産合計 |
45,262 |
44,576 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2024年6月30日) |
当連結会計年度 (2025年6月30日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
買掛金 |
1,379 |
1,474 |
|
1年内返済予定の長期借入金 |
※1 2,100 |
※1 2,108 |
|
未払金 |
447 |
653 |
|
未払法人税等 |
113 |
318 |
|
賞与引当金 |
42 |
37 |
|
メンテナンス費用引当金 |
500 |
500 |
|
その他 |
217 |
247 |
|
流動負債合計 |
4,802 |
5,340 |
|
固定負債 |
|
|
|
長期借入金 |
※1 21,782 |
※1 19,926 |
|
株式給付引当金 |
85 |
117 |
|
繰延税金負債 |
358 |
507 |
|
固定負債合計 |
22,226 |
20,551 |
|
負債合計 |
27,028 |
25,891 |
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
2,292 |
2,292 |
|
資本剰余金 |
1,292 |
1,292 |
|
利益剰余金 |
14,817 |
15,351 |
|
自己株式 |
△168 |
△251 |
|
株主資本合計 |
18,234 |
18,684 |
|
純資産合計 |
18,234 |
18,684 |
|
負債純資産合計 |
45,262 |
44,576 |
②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) |
当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) |
|
売上高 |
※1 17,473 |
※1 17,599 |
|
売上原価 |
15,992 |
15,375 |
|
売上総利益 |
1,480 |
2,223 |
|
販売費及び一般管理費 |
※2 880 |
※2 902 |
|
営業利益 |
600 |
1,320 |
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
19 |
37 |
|
作業くず売却益 |
5 |
4 |
|
固定資産売却益 |
2 |
7 |
|
補助金収入 |
52 |
110 |
|
助成金収入 |
0 |
5 |
|
還付加算金 |
1 |
1 |
|
その他 |
17 |
14 |
|
営業外収益合計 |
98 |
179 |
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
278 |
299 |
|
支払手数料 |
28 |
5 |
|
デリバティブ評価損 |
11 |
68 |
|
固定資産売却損 |
4 |
0 |
|
固定資産除却損 |
0 |
0 |
|
その他 |
28 |
22 |
|
営業外費用合計 |
352 |
396 |
|
経常利益 |
346 |
1,103 |
|
税金等調整前当期純利益 |
346 |
1,103 |
|
法人税、住民税及び事業税 |
25 |
237 |
|
過年度法人税等 |
△80 |
- |
|
法人税等調整額 |
120 |
159 |
|
法人税等合計 |
65 |
396 |
|
当期純利益 |
281 |
706 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
281 |
706 |
【連結包括利益計算書】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) |
当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) |
|
当期純利益 |
281 |
706 |
|
包括利益 |
281 |
706 |
|
(内訳) |
|
|
|
親会社株主に係る包括利益 |
281 |
706 |
|
非支配株主に係る包括利益 |
- |
- |
③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
株主資本 |
純資産合計 |
||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本 合計 |
|
|
当期首残高 |
2,292 |
1,292 |
14,709 |
△104 |
18,190 |
18,190 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
△173 |
|
△173 |
△173 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
281 |
|
281 |
281 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
△68 |
△68 |
△68 |
|
自己株式の処分 |
|
|
|
4 |
4 |
4 |
|
自己株式の消却 |
|
|
△0 |
0 |
- |
- |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
- |
|
当期変動額合計 |
- |
- |
108 |
△63 |
44 |
44 |
|
当期末残高 |
2,292 |
1,292 |
14,817 |
△168 |
18,234 |
18,234 |
当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
株主資本 |
純資産合計 |
||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本 合計 |
|
|
当期首残高 |
2,292 |
1,292 |
14,817 |
△168 |
18,234 |
18,234 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
△173 |
|
△173 |
△173 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
706 |
|
706 |
706 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
△82 |
△82 |
△82 |
|
自己株式の処分 |
|
|
|
|
- |
- |
|
自己株式の消却 |
|
|
△0 |
0 |
- |
- |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
- |
|
当期変動額合計 |
- |
- |
533 |
△82 |
450 |
450 |
|
当期末残高 |
2,292 |
1,292 |
15,351 |
△251 |
18,684 |
18,684 |
④【連結キャッシュ・フロー計算書】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) |
当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
税金等調整前当期純利益 |
346 |
1,103 |
|
減価償却費 |
2,286 |
2,280 |
|
株式給付引当金の増減額(△は減少) |
26 |
31 |
|
固定資産売却損益(△は益) |
2 |
△6 |
|
固定資産除却損 |
0 |
0 |
|
メンテナンス費用引当金の増減額(△は減少) |
△60 |
0 |
|
受取利息及び受取配当金 |
△19 |
△37 |
|
デリバティブ評価損益(△は益) |
11 |
68 |
|
支払利息 |
278 |
299 |
|
支払手数料 |
28 |
5 |
|
売上債権の増減額(△は増加) |
△125 |
△286 |
|
棚卸資産の増減額(△は増加) |
298 |
△317 |
|
その他の資産の増減額(△は増加) |
△77 |
△326 |
|
仕入債務の増減額(△は減少) |
92 |
94 |
|
未収消費税等の増減額(△は増加) |
△69 |
58 |
|
未払消費税等の増減額(△は減少) |
8 |
35 |
|
その他の負債の増減額(△は減少) |
△142 |
117 |
|
小計 |
2,884 |
3,121 |
|
利息及び配当金の受取額 |
19 |
37 |
|
利息の支払額 |
△277 |
△300 |
|
法人税等の支払額 |
△249 |
△11 |
|
法人税等の還付額 |
202 |
139 |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
2,578 |
2,985 |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
有形固定資産の取得による支出 |
△647 |
△690 |
|
有形固定資産の売却による収入 |
6 |
7 |
|
無形固定資産の取得による支出 |
△0 |
- |
|
補助金の受取額 |
10 |
- |
|
差入保証金の差入による支出 |
△0 |
△3 |
|
差入保証金の回収による収入 |
1 |
3 |
|
その他 |
0 |
△0 |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
△630 |
△682 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) |
当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
長期借入れによる収入 |
1,800 |
300 |
|
長期借入金の返済による支出 |
△2,271 |
△2,148 |
|
リース債務の返済による支出 |
△7 |
- |
|
自己株式の取得による支出 |
△68 |
△82 |
|
自己株式の売却による収入 |
4 |
- |
|
配当金の支払額 |
△173 |
△173 |
|
担保に供した預金の増減額(△は増加) |
△0 |
△0 |
|
その他 |
△28 |
△5 |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
△745 |
△2,110 |
|
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) |
1,202 |
192 |
|
現金及び現金同等物の期首残高 |
4,008 |
5,210 |
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
※1 5,210 |
※1 5,402 |
【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社の数 7社
連結子会社の名称
株式会社エフオン日田
株式会社エフオン白河
株式会社エフオン豊後大野
株式会社エフオン壬生
株式会社エフオン新宮
株式会社エフバイオス
ソレイユ日田株式会社
(2)非連結子会社 4社
非連結子会社の名称
株式会社エフオン大分
株式会社エフオン福島
株式会社エフオン第六
株式会社エフオン第七
連結の範囲から除いた理由
連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため。
2.持分法の適用に関する事項
(1)持分法を適用した関連会社数 -社
(2)持分法を適用しない非連結子会社 4社
持分法を適用しない非連結子会社の名称
株式会社エフオン大分
株式会社エフオン福島
株式会社エフオン第六
株式会社エフオン第七
持分法を適用しない理由
連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
すべての連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。
4.会計方針に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
イ 有価証券
その他有価証券
市場価格のない株式等
移動平均法による原価法
ロ デリバティブ
時価法
ハ 棚卸資産
貯蔵品
総平均法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
イ 有形固定資産
省エネルギー支援サービス事業用の有形固定資産
買取りオプションが付与された固定資産については、エネルギー供給サービス契約期間を耐用年数とし、契約期間満了時における資産の見積処分価額を残存価額とする定額法。上記以外については経済的使用可能予測期間を耐用年数とする定額法。
なお、主な耐用年数は次のとおりです。
建物及び構築物 15~31年
機械装置 15年
その他の事業用の有形固定資産
グリーンエナジー事業の発電設備における主な建物及び構築物、機械装置は経済的使用可能予測期間を耐用年数とする定額法。
なお、主な耐用年数は次のとおりです。
建物及び構築物 7~60年
機械装置 5~20年
その他の有形固定資産
定率法
なお、主な耐用年数は次のとおりです。
4~15年
ロ 無形固定資産
定額法
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づいております。
(3)重要な引当金の計上基準
イ 貸倒引当金
債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
ロ メンテナンス費用引当金
省エネルギー支援サービス事業の機械装置、グリーンエナジー事業の発電設備にかかる定期点検等のメンテナンス費用の支出に備えるため、その支出見込額のうち当連結会計年度末までに負担すべき費用の見積額を計上しております。
ハ 賞与引当金
当社及び連結子会社は、従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額の当連結会計年度負担額を計上しております。
ニ 株式給付引当金
当社及び連結子会社は、株式交付規程に基づく取締役及び従業員に対する将来の当社株式の給付に備えるため、当連結会計年度における取締役及び従業員に割り当てられたポイントに応じた支給見込額を計上しております。
(4)重要な収益及び費用の計上基準
当社グループは、以下の5ステップアプローチに基づき、収益を認識しております。
ステップ1:顧客との契約を識別する
ステップ2:契約における履行義務を識別する
ステップ3:取引価格を算定する
ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する
ステップ5:企業が履行義務の充足時又は充足するにつれて収益を認識する
当社及び連結子会社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。
イ 省エネルギー支援サービス事業
省エネルギー支援サービス事業においては、顧客とエネルギーサービス契約を締結しており、設備運営及びメンテナンス対応を履行義務として識別しております。エネルギーサービス契約における引渡しの条件を勘案した結果、設備運営については顧客が便益を享受するサービス提供期間にわたり定額で収益を認識し、メンテナンス対応については、サービスの提供を完了し顧客に引き渡した時点で履行義務を充足したと判断し、その時点で収益を認識しております。
ロ グリーンエナジー事業
グリーンエナジー事業においては、顧客と電力需給契約を締結しており、電力の供給を履行義務として識別しております。当該契約は、電力需給契約書における顧客との契約条件に基づいて一定の期間にわたり履行義務を充足する取引であり、履行義務の充足に応じて売上高を認識しております。また、顧客と燃料売買個別契約を締結しており、燃料の引渡しを履行義務として識別しております。燃料売買個別契約書における引渡しの条件を勘案した結果、燃料に対する支配を顧客に移転して履行義務を充足するのは燃料の引渡時点であると判断し、当該時点で売上高を認識しております。
ハ 電力小売事業
電力小売事業においては、顧客と電力需給契約を締結しており、電力の供給を履行義務として識別しております。当該契約は、電力需給契約書における顧客との契約条件に基づいて一定の期間にわたり履行義務を充足する取引であり、履行義務の充足に応じて売上高を認識しております。
(5)重要なヘッジ会計の方法
イ ヘッジ会計の方法
特例処理によっております。
ロ ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段………金利スワップ
ヘッジ対象………借入金
ハ ヘッジ方針
デリバティブ取引に関する社内規程に基づき、借入金の金利変動によるリスクを回避することを目的として金利スワップを利用しており、投機目的の取引は行っておりません。
ニ ヘッジ有効性の評価方法
特例処理によっている金利スワップについては、有効性の評価を省略しております。
(6)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(7)その他連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
借入金利息等の固定資産取得原価算入
建設期間が1年以上のプロジェクトにかかる固定資産については、その建設期間中の借入金利息及び借入金付随費用を取得原価に算入しております。
(重要な会計上の見積り)
(1)メンテナンス費用引当金
① 連結財務諸表に計上した金額
メンテナンス費用引当金 前連結会計年度 500百万円
当連結会計年度 500百万円
② 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
グリーンエナジー事業の発電設備にかかる定期点検等のメンテナンス費用の支出に備えるため、その支出見込額のうち当連結会計年度末までに負担すべき費用の見積り額を、メンテナンス費用引当金として計上しております。この支出見込額については、過去の実績額を基礎とし、将来の材料費等の価格変動について一定の仮定を設定した上で算定しております。
将来の材料費等の価格変動は、市況の影響を受けるものであり、予想しない事象の発生や状況の変化によって、実際の支払額が見積額と異なった場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において重要な影響を与える可能性があります。
(2)固定資産の評価
① 連結財務諸表に計上した金額
|
(単位:百万円) |
||
|
|
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
株式会社エフオン新宮の固定資産残高 |
12,583 |
12,202 |
|
有形固定資産 |
12,059 |
11,692 |
|
無形固定資産 |
523 |
510 |
② 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社グループは、営業活動から生じる損益が継続してマイナスとなるなど減損の兆候を識別した場合に、資産又は資産グループについて減損損失の認識の判定を行い、使用価値と正味売却価額のいずれか高い方が帳簿価額を下回っていると判断される場合には、その差額を減損損失として認識することとしております。
当社グループを構成する発電子会社である株式会社エフオン新宮は、営業活動から生じる損益が2期連続でマイナスであったため、同社の事業計画を基礎として計算した割引前将来キャッシュ・フローと固定資産の帳簿価額を比較しましたが、割引前将来キャッシュ・フローが帳簿価額を上回ったため、減損損失は認識しておりません。
当該判定に使用した事業計画における主要な仮定は、株式会社エフオン新宮の売電単価及び送電量に関する見積りが含まれております。そのため、減損損失の認識の判定において使用した事業計画の前提となった見積り要素などに変化があった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において減損損失を認識する可能性があります。
(会計方針の変更)
(「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用)
「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日。以下「2022年改正会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用しております。
法人税等の計上区分(その他の包括利益に対する課税)に関する改正については、2022年改正会計基準第20-3項ただし書きに定める経過的な取扱い及び「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日。以下「2022年改正適用指針」という。)第65-2項(2)ただし書きに定める経過的な取扱いに従っております。なお、当該会計方針の変更による連結財務諸表への影響はありません。
また、連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益を税務上繰り延べる場合の連結財務諸表における取扱いの見直しに関連する改正については、2022年改正適用指針を当連結会計年度の期首から適用しております。当該会計方針の変更は、遡及適用され、前連結会計年度については遡及適用後の連結財務諸表となっております。なお、当該会計方針の変更による前連結会計年度の連結財務諸表への影響はありません。
(未適用の会計基準等)
・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)
・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)等
(1)概要
企業会計基準委員会において、日本基準を国際的に整合性のあるものとする取組みの一環として、借手の全てのリースについて資産及び負債を認識するリースに関する会計基準の開発に向けて、国際的な会計基準を踏まえた検討が行われ、基本的な方針として、IFRS第16号の単一の会計処理モデルを基礎とするものの、IFRS第16号の全ての定めを採り入れるのではなく、主要な定めのみを採り入れることにより、簡素で利便性が高く、かつ、IFRS第16号の定めを個別財務諸表に用いても、基本的に修正が不要となることを目指したリース会計基準等が公表されました。
借手の会計処理として、借手のリースの費用配分の方法については、IFRS第16号と同様に、リースがファイナンス・リースであるかオペレーティング・リースであるかにかかわらず、全てのリースについて使用権資産に係る減価償却費及びリース負債に係る利息相当額を計上する単一の会計処理モデルが適用されます。
(2)適用予定日
2028年6月期の期首から適用します。
(3)当該会計基準等の適用による影響
「リースに関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。
(表示方法の変更)
1.連結損益計算書
前連結会計年度において、「営業外費用」の「その他」に含めていた「デリバティブ評価損」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外費用」の「その他」に表示していた11百万円は「デリバティブ評価損」として組み替えております。
2.連結キャッシュ・フロー計算書関係
前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他の負債の増減額」に含めていた「デリバティブ評価損益(△は益)」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他の負債の増減額」に表示していた11百万円は、「デリバティブ評価損益(△は益)」として組み替えております。
(追加情報)
当社の連結子会社である株式会社エフオン新宮は借入金4,683百万円について、コミット型シンジケートローン契約を締結しておりますが、当該契約には下記の財務制限条項が付されております。
2023年6月末日以降の毎年6月末日における本決算に係る決算報告書等及び2023年12月末日以降の毎年12月末日における半期の合計残高試算表の数値に関し、(i)単体貸借対照表の純資産合計金額をマイナスとせず、かつ、(ii)単体損益計算書の数値をもとに算出されるDSCR(計算式:(営業利益+受取利息+受取配当金+減価償却費)÷(全ての借入金に係る元本弁済金額+支払利息))を3回連続(初回を2023年6月期本決算、2023年12月末日(半期)及び2024年6月期本決算の3期とする。)で1.0未満としないこと。
なお、当連結会計年度末において、(i)及び(ii)の条項に抵触しております。
しかしながら、引き続き業績及び財務状況の改善に取り組み、取引金融機関とは建設的な協議を重ね、期限の利益喪失の請求権を行使しない旨の同意を得ております。
(連結貸借対照表関係)
※1.担保に供している資産
1年内返済予定の長期借入金、長期借入金及び金利スワップ取引の担保
担保に供している資産は次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2024年6月30日) |
当連結会計年度 (2025年6月30日) |
||
|
現金及び預金 |
360百万円 |
|
360百万円 |
|
|
建物及び構築物 |
9,734百万円 |
(9,656百万円) |
9,293百万円 |
(9,218百万円) |
|
機械装置及び運搬具 |
18,111百万円 |
(18,110百万円) |
16,819百万円 |
(16,819百万円) |
|
土地 |
2,082百万円 |
(-百万円) |
2,082百万円 |
(-百万円) |
|
関係会社株式 |
1,982百万円 |
|
1,982百万円 |
|
(注) 関係会社株式につきましては連結上相殺消去されております。
なお、当該担保資産は、下記の担保付債務以外に、デリバティブ取引(金利スワップ)の担保に供されております。
担保付債務は次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2024年6月30日) |
当連結会計年度 (2025年6月30日) |
||
|
1年内返済予定の長期借入金 |
1,728百万円 |
(1,722百万円) |
1,722百万円 |
(1,722百万円) |
|
長期借入金 |
21,135百万円 |
(21,135百万円) |
19,412百万円 |
(19,412百万円) |
上記のうち、( )内書は工場財団抵当並びに当該債務を示しております。
※2.圧縮記帳
国庫補助金等の受入れにより取得価額から控除した固定資産の圧縮記帳累計額は、次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2024年6月30日) |
当連結会計年度 (2025年6月30日) |
|
建物及び構築物 |
784百万円 |
784百万円 |
|
機械装置及び運搬具 |
1,109百万円 |
1,109百万円 |
|
工具、器具及び備品 |
4百万円 |
4百万円 |
|
電気供給施設利用権 |
0百万円 |
0百万円 |
※3.非連結子会社に対するものは、次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2024年6月30日) |
当連結会計年度 (2025年6月30日) |
|
投資有価証券(株式) |
4百万円 |
4百万円 |
(連結損益計算書関係)
※1.顧客との契約から生じる収益
売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(セグメント情報等)3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報」に記載しております。
※2.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりです。
|
|
前連結会計年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) |
当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) |
|
給料手当 |
131百万円 |
139百万円 |
|
役員報酬 |
163百万円 |
170百万円 |
|
地代家賃 |
194百万円 |
193百万円 |
|
賞与引当金繰入額 |
12百万円 |
5百万円 |
|
株式給付引当金繰入額 |
30百万円 |
31百万円 |
(連結包括利益計算書関係)
該当事項はありません。
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
|
|
当連結会計年度期首 |
増加 |
減少 |
当連結会計年度末 |
|
発行済株式 |
|
|
|
|
|
普通株式(株) (注)1 |
21,635,439 |
- |
250 |
21,635,189 |
|
自己株式 |
|
|
|
|
|
普通株式(株) (注)2,3,4 |
148,500 |
135,350 |
5,950 |
277,900 |
(注)1.普通株式の発行済株式の減少は、自己株式の消却によるものです。
2.当連結会計年度末の普通株式の自己株式には、株式交付信託が保有する当社株式277,900株が含まれております。
3.普通株式の自己株式の増加は、単元未満株式の買取り250株によるものと株式交付信託が保有する当社株式135,100株によるものです。
4.普通株式の自己株式の減少は、単元未満株式の消却250株によるものと株式交付信託が保有する当社株式5,700株の売却によるものです。
2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
該当事項はありません。
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
|
決議 |
株式の種類 |
配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額 (円) |
基準日 |
効力発生日 |
|
2023年8月16日 取締役会 |
普通株式 |
173 |
8.00 |
2023年6月30日 |
2023年9月6日 |
(注) 「配当金の総額」には、株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金1百万円が含まれております。
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
|
決議 |
株式の種類 |
配当の原資 |
配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額(円) |
基準日 |
効力発生日 |
|
2024年8月20日 取締役会 |
普通株式 |
利益剰余金 |
173 |
8.00 |
2024年6月30日 |
2024年9月9日 |
(注) 「配当金の総額」には、株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金2百万円が含まれております。
当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
|
|
当連結会計年度期首 |
増加 |
減少 |
当連結会計年度末 |
|
発行済株式 |
|
|
|
|
|
普通株式(株) (注)1 |
21,635,189 |
- |
45 |
21,635,144 |
|
自己株式 |
|
|
|
|
|
普通株式(株) (注)2,3,4 |
277,900 |
201,645 |
45 |
479,500 |
(注)1.普通株式の発行済株式の減少は、自己株式の消却によるものです。
2.当連結会計年度末の普通株式の自己株式には、株式交付信託が保有する当社株式479,500株が含まれております。
3.普通株式の自己株式の増加は、単元未満株式の買取り45株によるものと株式交付信託が保有する当社株式201,600株によるものです。
4.普通株式の自己株式の減少は、単元未満株式の消却45株によるものです。
2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
該当事項はありません。
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
|
決議 |
株式の種類 |
配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額 (円) |
基準日 |
効力発生日 |
|
2024年8月20日 取締役会 |
普通株式 |
173 |
8.00 |
2024年6月30日 |
2024年9月9日 |
(注) 「配当金の総額」には、株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金2百万円が含まれております。
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
|
決議 |
株式の種類 |
配当の原資 |
配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額(円) |
基準日 |
効力発生日 |
|
2025年8月7日 取締役会 |
普通株式 |
利益剰余金 |
173 |
8.00 |
2025年6月30日 |
2025年9月8日 |
(注) 「配当金の総額」には、株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金3百万円が含まれております。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1.現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
|
|
前連結会計年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) |
当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) |
|
現金及び預金勘定 |
5,574百万円 |
5,765百万円 |
|
担保に供している預金 |
△364百万円 |
△362百万円 |
|
現金及び現金同等物 |
5,210百万円 |
5,402百万円 |
(リース取引関係)
該当事項はありません。
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用は短期的な預金等に限定し、資金調達は主に銀行等金融機関からの借入及び新株予約権等の発行によっています。デリバティブ取引は、借入金の金利変動リスクを回避するために利用し、投機的な取引は行わない方針です。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権については、売掛金がありそれぞれ顧客の信用リスクに依存しています。
営業債務では、買掛金、未払金についてはいずれも1年以内の支払期日であります。その他の割賦債務については、支払総額を割賦期間に均等に配分する方法により金利変動リスクを固定化しています。長期借入金は、子会社発電所の建設資金及び当社グループの運転資金であり、このうち発電所建設資金については一部については金利変動リスクに対して金利スワップ取引による支払利息の固定化を実施しています。当該デリバティブ取引は、ヘッジ会計の適用の範囲内です。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
売掛金に係る顧客の信用リスクは、取引先ごとの回収期日管理及び残高管理を行い実施しています。投資先、貸付先の信用リスクは、財務状況等の悪化による回収懸念の早期把握や条件の見直し交渉により軽減を図っております。
市場リスク(金利等の変動リスク)については、当社及び借入残高の大きな一部の子会社において借入金の支払金利の変動リスクを抑制するため金利スワップ取引を利用しております。
資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)については、適時に資金繰計画を作成・更新するとともに手許流動性資金を一定額以上に維持すること等により実施しております。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。
前連結会計年度(2024年6月30日)
|
|
連結貸借対照表計上額 (百万円) |
時価(百万円) |
差額(百万円) |
|
長期借入金 |
23,883 |
22,241 |
1,641 |
(※) 現金及び預金、売掛金、買掛金、未払金については、短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
当連結会計年度(2025年6月30日)
|
|
連結貸借対照表計上額 (百万円) |
時価(百万円) |
差額(百万円) |
|
長期借入金 |
22,034 |
20,452 |
1,582 |
(※) 現金及び預金、売掛金、買掛金、未払金については、短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
(注1) 市場価格のない株式等の連結貸借対照表計上額
|
区分 |
前連結会計年度 (百万円) |
当連結会計年度 (百万円) |
|
非上場株式 |
4 |
4 |
(注2) 金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2024年6月30日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 5年以内 (百万円) |
5年超 10年以内 (百万円) |
10年超 (百万円) |
|
現金及び預金 |
5,570 |
- |
- |
- |
|
売掛金 |
1,832 |
- |
- |
- |
|
合計 |
7,402 |
- |
- |
- |
当連結会計年度(2025年6月30日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 5年以内 (百万円) |
5年超 10年以内 (百万円) |
10年超 (百万円) |
|
現金及び預金 |
5,762 |
- |
- |
- |
|
売掛金 |
2,119 |
- |
- |
- |
|
合計 |
7,882 |
- |
- |
- |
(注3) 長期借入金の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2024年6月30日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
|
長期借入金 |
2,100 |
2,045 |
1,793 |
1,611 |
1,537 |
14,793 |
|
合計 |
2,100 |
2,045 |
1,793 |
1,611 |
1,537 |
14,793 |
当連結会計年度(2025年6月30日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
|
長期借入金 |
2,108 |
1,856 |
1,675 |
1,600 |
1,522 |
13,270 |
|
合計 |
2,108 |
1,856 |
1,675 |
1,600 |
1,522 |
13,270 |
3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
前連結会計年度(2024年6月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(2025年6月30日)
該当事項はありません。
(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
前連結会計年度(2024年6月30日)
|
区分 |
時価(百万円) |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
長期借入金 |
- |
23,883 |
- |
23,883 |
|
負債計 |
- |
23,883 |
- |
23,883 |
当連結会計年度(2025年6月30日)
|
区分 |
時価(百万円) |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
長期借入金 |
- |
20,452 |
- |
20,452 |
|
負債計 |
- |
20,452 |
- |
20,452 |
(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
長期借入金
長期借入金のうち、変動金利によるものの時価は、短期間で市場金利を反映し、また、当社グループの信用状況は借入実行後から大きく異なっていないため、時価は帳簿価額に近似していると考えられることから、当該帳簿価額によっており、レベル2の時価に分類しております。
なお、金利スワップの特例処理の対象とされているものは、当該金利スワップと一体として処理された元利金の合計額を用いて算定しております。
また、固定金利によるものの時価は、一定の期間ごとに区分した当該長期借入金の元利金の合計額を同様の借入において想定される利率で割り引いて現在価値を算定しており、レベル2の時価に分類しております。
(デリバティブ取引関係)
1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
電力小売事業において、日本卸電力取引所の市場価格で調達する電力の価格高騰によるキャッシュ・フローの悪化に備え販売契約電力量の一定量について、株式会社東京商品取引所を通じた電力先物取引をしております。
(1)電力
前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)
|
|
デリバティブ取引の種類等 |
契約額 (百万円) |
時価 (百万円) |
評価損益 (百万円) |
|
市場取引以外の取引 |
商品先物取引 買建 |
17 |
1 |
1 |
当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)
|
|
デリバティブ取引の種類等 |
契約額 (百万円) |
時価 (百万円) |
評価損益 (百万円) |
|
市場取引以外の取引 |
商品先物取引 買建 |
955 |
△16 |
△16 |
2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
(1)金利関連
前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)
|
ヘッジ会計の方法 |
デリバティブ取引の種類等 |
主なヘッジ対象 |
契約額 (百万円) |
契約額のうち1年超(百万円) |
時価(百万円) |
|
金利スワップの特例処理 |
金利スワップ取引 |
長期借入金 |
14,284 |
13,348 |
(注) |
|
支払固定・受取変動 |
(注)金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。
当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)
|
ヘッジ会計の方法 |
デリバティブ取引の種類等 |
主なヘッジ対象 |
契約額 (百万円) |
契約額のうち1年超(百万円) |
時価(百万円) |
|
金利スワップの特例処理 |
金利スワップ取引 |
長期借入金 |
13,348 |
12,411 |
(注) |
|
支払固定・受取変動 |
(注)金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び連結子会社のうち1社(㈱エフバイオス)において、確定拠出型の退職年金制度を設けております。
2.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額
前連結会計年度 21百万円
当連結会計年度 29百万円
(ストック・オプション等関係)
該当事項はありません。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
|
|
前連結会計年度 (2024年6月30日) |
当連結会計年度 (2025年6月30日) |
||
|
繰延税金資産 |
|
|
|
|
|
未払事業税 |
29 |
百万円 |
28 |
百万円 |
|
メンテナンス費用引当金 |
142 |
百万円 |
143 |
百万円 |
|
賞与引当金 |
14 |
百万円 |
12 |
百万円 |
|
株式給付引当金 |
26 |
百万円 |
37 |
百万円 |
|
減価償却超過額 |
0 |
百万円 |
0 |
百万円 |
|
税務上の繰越欠損金 (注) |
346 |
百万円 |
382 |
百万円 |
|
投資有価証券評価損 |
213 |
百万円 |
220 |
百万円 |
|
その他 |
127 |
百万円 |
136 |
百万円 |
|
繰延税金資産 小計 |
901 |
百万円 |
962 |
百万円 |
|
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 (注) |
△304 |
百万円 |
△365 |
百万円 |
|
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 |
△320 |
百万円 |
△363 |
百万円 |
|
評価性引当額小計 |
△624 |
百万円 |
△728 |
百万円 |
|
繰延税金資産 合計 |
276 |
百万円 |
233 |
百万円 |
|
繰延税金負債 |
|
|
|
|
|
未収還付事業税等 |
- |
百万円 |
- |
百万円 |
|
減価償却不足額 |
△568 |
百万円 |
△684 |
百万円 |
|
繰延税金負債合計 |
△568 |
百万円 |
△684 |
百万円 |
|
繰延税金資産の純額 |
△291 |
百万円 |
△451 |
百万円 |
(注)税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
前連結会計年度(2024年6月30日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
合計 (百万円) |
|
税務上の繰越欠損金(a) |
14 |
31 |
45 |
69 |
56 |
128 |
346 |
|
評価性引当額 |
△7 |
△31 |
△39 |
△69 |
△56 |
△99 |
△304 |
|
繰延税金資産 |
7 |
- |
5 |
- |
- |
28 |
(b)42 |
(a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。
(b)税務上の繰越欠損金の回収可能性について、当社グループ各社の将来の課税所得を合理的に見積り、評価性引当額を差し引いた残額は、税金負担額を軽減する効果を有するため回収可能と判断しています。
当連結会計年度(2025年6月30日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
合計 (百万円) |
|
税務上の繰越欠損金(a) |
31 |
41 |
69 |
56 |
9 |
173 |
382 |
|
評価性引当額 |
△22 |
△36 |
△66 |
△56 |
△9 |
△173 |
△365 |
|
繰延税金資産 |
9 |
4 |
2 |
- |
- |
- |
(b)17 |
(a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。
(b)税務上の繰越欠損金の回収可能性について、当社グループ各社の将来の課税所得を合理的に見積り、評価性引当額を差し引いた残額は、税金負担額を軽減する効果を有するため回収可能と判断しています。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
|
|
前連結会計年度 (2024年6月30日) |
当連結会計年度 (2025年6月30日) |
||
|
法定実効税率 |
30.6 |
% |
30.6 |
% |
|
(調整) |
|
|
|
|
|
交際費等永久に損金に算入されない項目 |
0.7 |
% |
0.3 |
% |
|
住民税均等割 |
1.3 |
% |
0.4 |
% |
|
子会社税率差異 |
△12.0 |
% |
△2.7 |
% |
|
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 |
6.6 |
% |
5.0 |
% |
|
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 |
6.0 |
% |
3.8 |
% |
|
税務上の繰越欠損金の期限切れ |
10.2 |
% |
0.7 |
% |
|
過年度法人税等 |
△23.3 |
% |
- |
% |
|
防衛特別法人税に係る税率変更の影響額 |
- |
|
△0.9 |
% |
|
その他 |
△1.2 |
% |
△1.3 |
% |
|
税効果会計適用後の法人税等の負担率 |
18.8 |
% |
35.9 |
% |
3.法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理
当社及び一部の国内連結子会社は、グループ通算制度を適用しており、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)に従って、法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理並びに開示を行っております。
4.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(令和7年法律第13号)が2025年3月31日に国会で成立したことに伴い、2026年4月1日以後開始する連結会計年度より、「防衛特別法人税」の課税が行われることになりました。
これに伴い、2026年7月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異に係る繰延税金資産及び繰延税金負債については、法定実効税率を30.62%から31.52%に変更し計算しております。
この変更による影響は軽微であります。
(資産除去債務関係)
当社グループは、事務所等の不動産賃貸借契約に基づく退去時における原状回復義務を資産除去債務として認識しております。
なお、当連結会計年度末における資産除去債務は、負債計上に代えて、不動産賃貸借契約に関連する敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、当連結会計年度の負担に属する金額を費用に計上する方法によっております。
(収益認識関係)
1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報
「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
収益を理解するための基礎となる情報は、「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(4)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。なお、当社グループの顧客との契約における支払条件は、通常短期のうちに支払期日が到来し、契約に重要な金融要素は含まれておりません。
3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報
(1)契約資産及び契約負債の残高等
|
|
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
||
|
顧客との契約から生じた債権(期首残高) |
1,706 |
百万円 |
1,832 |
百万円 |
|
顧客との契約から生じた債権(期末残高) |
1,832 |
百万円 |
2,119 |
百万円 |
|
契約資産(期首残高) |
- |
百万円 |
- |
百万円 |
|
契約資産(期末残高) |
- |
百万円 |
- |
百万円 |
|
契約負債(期首残高) |
- |
百万円 |
- |
百万円 |
|
契約負債(期末残高) |
- |
百万円 |
- |
百万円 |
(2)残存履行義務に配分した取引価格
当社及び連結子会社において、当初の予想契約が1年を超える重要な取引がないため、残存履行義務に関する情報の記載を省略しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績評価をするために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
当社の事業区分は、当社の内部管理上採用している区分をベースに、顧客企業のエネルギー使用実態の調査・診断及び省エネルギー設備の施工・運用等を行う「省エネルギー支援サービス事業」と、木質バイオマス等の新エネルギーによる発電を行う「グリーンエナジー事業」及び「電力小売事業」の3つを報告セグメントとしております。
当連結会計年度から、従来報告セグメントに含めていなかった「その他」について量的な重要性が増したため、報告セグメント「電力小売事業」として記載する方法に変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、当連結会計年度の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しています。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、棚卸資産の評価基準を除き、「連結財務諸表の作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報
前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
報告セグメント |
合計 |
||
|
|
省エネルギー支援サービス事業 |
グリーンエナジー事業 |
電力小売事業 |
|
|
売上高 |
|
|
|
|
|
顧客との契約から生じる収益 |
213 |
15,079 |
2,074 |
17,366 |
|
一時点で移転される財 |
22 |
702 |
0 |
725 |
|
一定の期間にわたり移転される財 |
191 |
14,376 |
2,074 |
16,641 |
|
その他(注) |
- |
22 |
83 |
106 |
|
外部顧客への売上高 |
213 |
15,101 |
2,158 |
17,473 |
|
セグメント間の内部売上高又は振替高 |
- |
1,680 |
67 |
1,748 |
|
計 |
213 |
16,782 |
2,225 |
19,221 |
|
セグメント利益 |
51 |
627 |
6 |
685 |
|
セグメント資産 |
36 |
42,349 |
239 |
42,625 |
|
その他の項目 |
|
|
|
|
|
減価償却費 |
5 |
2,266 |
3 |
2,275 |
|
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
- |
752 |
- |
752 |
(注) 「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」に基づき実施される「電気・ガス価格激変緩和対策事業」等により、国が定める値引き単価による電気料金の値引きを行っており、その原資として受領する補助金83百万円を「その他」に区分しております。
当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
報告セグメント |
合計 |
||
|
|
省エネルギー支援サービス事業 |
グリーンエナジー事業 |
電力小売事業 |
|
|
売上高 |
|
|
|
|
|
顧客との契約から生じる収益 |
204 |
13,830 |
3,497 |
17,532 |
|
一時点で移転される財 |
22 |
748 |
0 |
770 |
|
一定の期間にわたり移転される財 |
181 |
13,081 |
3,497 |
16,761 |
|
その他(注) |
- |
25 |
41 |
66 |
|
外部顧客への売上高 |
204 |
13,855 |
3,539 |
17,599 |
|
セグメント間の内部売上高又は振替高 |
- |
2,362 |
65 |
2,428 |
|
計 |
204 |
16,218 |
3,604 |
20,027 |
|
セグメント利益 |
38 |
1,214 |
130 |
1,383 |
|
セグメント資産 |
63 |
41,852 |
599 |
42,515 |
|
その他の項目 |
|
|
|
|
|
減価償却費 |
0 |
2,270 |
2 |
2,273 |
|
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
- |
907 |
1 |
909 |
(注) 「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」に基づき実施される「電気・ガス価格激変緩和対策事業」等により、国が定める値引き単価による電気料金の値引きを行っており、その原資として受領する補助金41百万円を「その他」に区分しております。
4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
|
(単位:百万円) |
|
売上高 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
報告セグメント計 |
19,221 |
20,027 |
|
セグメント間取引消去 |
△1,748 |
△2,428 |
|
連結財務諸表の売上高 |
17,473 |
17,599 |
|
(単位:百万円) |
|
利益 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
報告セグメント計 |
685 |
1,383 |
|
未実現利益消去 |
- |
- |
|
全社費用(注) |
△85 |
△62 |
|
連結財務諸表の営業利益 |
600 |
1,320 |
(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
|
(単位:百万円) |
|
資産 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
報告セグメント計 |
42,625 |
42,515 |
|
全社資産(注) |
2,637 |
2,061 |
|
連結財務諸表の資産合計 |
45,262 |
44,576 |
(注) 全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない当社の余資運用資金(現預金)及び管理部門の資産等です。
|
(単位:百万円) |
|
その他の項目 |
報告セグメント計 |
調整額(注) |
連結財務諸表計上額 |
|||
|
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
|
減価償却費 |
2,275 |
2,273 |
10 |
7 |
2,286 |
2,280 |
|
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
752 |
909 |
71 |
- |
824 |
909 |
(注) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、主に本社の設備投資等であります。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外への外部顧客への売上がないため、該当事項はありません。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
|
(単位:百万円) |
|
顧客の名称又は氏名 |
売上高 |
関連するセグメント名 |
|
九州電力送配電株式会社 |
6,147 |
グリーンエナジー事業 |
|
東京電力パワーグリッド株式会社 |
3,886 |
グリーンエナジー事業 |
|
関西電力送配電株式会社 |
3,687 |
グリーンエナジー事業 |
当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外への外部顧客への売上がないため、該当事項はありません。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
|
(単位:百万円) |
|
顧客の名称又は氏名 |
売上高 |
関連するセグメント名 |
|
九州電力送配電株式会社 |
6,525 |
グリーンエナジー事業 |
|
東京電力パワーグリッド株式会社 |
4,144 |
グリーンエナジー事業 |
|
関西電力送配電株式会社 |
2,386 |
グリーンエナジー事業 |
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
【関連当事者情報】
1.関連当事者との取引
(1)連結財務諸表提出会社と非連結子会社及び関連会社との取引
前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)
該当事項はありません。
(2)連結財務諸表提出会社の連結子会社と主要株主及び関連会社との取引
連結財務諸表提出会社の主要株主
前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)
該当事項はありません。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
|
|
前連結会計年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) |
当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) |
|
1株当たり純資産額 |
853.77円 |
883.19円 |
|
1株当たり当期純利益金額 |
13.14円 |
33.26円 |
|
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 |
- |
- |
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
|
項目 |
前連結会計年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) |
当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) |
|
1株当たり当期純利益金額 |
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) |
281 |
706 |
|
普通株主に帰属しない金額(百万円) |
- |
- |
|
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) |
281 |
706 |
|
普通株式の期中平均株式数(株) |
21,406,040 |
21,234,362 |
|
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式の概要 |
- |
- |
3.当社は「株式交付信託」を導入しており、普通株式の期中平均株式数の算定する上で、自己株式数に「株式交付信託」の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託口)が保有する当社株式を含めております。
なお、前連結会計年度の期末自己株式数に含まれる当該信託が保有する自己株式の期末自己株式数は277,900株であり、期中平均株式数の計算において控除した当該信託が保有する自己株式の期中平均株式数は229,309株であり、当連結会計年度の期末自己株式数に含まれる当該信託が保有する自己株式の期末自己株式数は479,500株であり、期中平均株式数の計算において控除した当該信託が保有する自己株式の期中平均株式数は400,799株であります。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】
該当事項はありません。
【借入金等明細表】
|
区分 |
当期首残高 (百万円) |
当期末残高 (百万円) |
平均利率 (%) |
返済期限 |
|
短期借入金 |
- |
- |
- |
- |
|
1年以内に返済予定の長期借入金 |
2,100 |
2,108 |
1.2811 |
- |
|
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) |
21,782 |
19,926 |
1.2811 |
2026年~2041年 |
|
その他有利子負債 |
- |
- |
- |
- |
|
計 |
23,883 |
22,034 |
- |
- |
(注)1.平均利率については、期中平均借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.長期借入金の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりです。
|
|
1年超2年以内 (百万円) |
2年超3年以内 (百万円) |
3年超4年以内 (百万円) |
4年超5年以内 (百万円) |
|
長期借入金 |
1,856 |
1,675 |
1,600 |
1,522 |
【資産除去債務明細表】
該当事項はありません。
(2)【その他】
当連結会計年度における半期情報等
|
|
中間連結会計期間 |
当連結会計年度 |
|
|
売上高 |
(百万円) |
8,788 |
17,599 |
|
税金等調整前中間(当期)純利益金額 |
(百万円) |
399 |
1,103 |
|
親会社株主に帰属する中間(当期)純利益金額 |
(百万円) |
509 |
706 |
|
1株当たり中間(当期)純利益金額 |
(円) |
18.76 |
33.26 |
2【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
①【貸借対照表】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2024年6月30日) |
当事業年度 (2025年6月30日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
2,349 |
1,598 |
|
売掛金 |
※3 238 |
※3 598 |
|
前払費用 |
35 |
35 |
|
関係会社短期貸付金 |
2,180 |
2,780 |
|
未収入金 |
※3 44 |
※3 44 |
|
繰延消費税 |
7 |
27 |
|
その他 |
12 |
488 |
|
流動資産合計 |
4,867 |
5,573 |
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物 |
66 |
60 |
|
機械及び装置 |
1 |
1 |
|
車両運搬具 |
- |
1 |
|
工具、器具及び備品 |
11 |
8 |
|
土地 |
56 |
56 |
|
建設仮勘定 |
75 |
64 |
|
有形固定資産合計 |
210 |
192 |
|
無形固定資産 |
|
|
|
ソフトウエア |
5 |
2 |
|
その他 |
1 |
0 |
|
無形固定資産合計 |
6 |
3 |
|
投資その他の資産 |
|
|
|
関係会社株式 |
※1 2,161 |
※1 2,161 |
|
関係会社長期貸付金 |
3,680 |
3,680 |
|
関係会社長期未収入金 |
1,880 |
1,680 |
|
繰延税金資産 |
32 |
27 |
|
その他 |
169 |
151 |
|
投資その他の資産合計 |
7,922 |
7,700 |
|
固定資産合計 |
8,139 |
7,896 |
|
資産合計 |
13,006 |
13,469 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2024年6月30日) |
当事業年度 (2025年6月30日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
買掛金 |
※3 532 |
※3 525 |
|
1年内返済予定の長期借入金 |
107 |
57 |
|
未払金 |
88 |
250 |
|
前受金 |
0 |
0 |
|
未払費用 |
38 |
30 |
|
未払法人税等 |
13 |
46 |
|
預り金 |
5 |
8 |
|
賞与引当金 |
12 |
5 |
|
メンテナンス費用引当金 |
4 |
21 |
|
その他 |
66 |
59 |
|
流動負債合計 |
868 |
1,004 |
|
固定負債 |
|
|
|
長期借入金 |
57 |
- |
|
関係会社長期借入金 |
1,000 |
1,000 |
|
株式給付引当金 |
78 |
104 |
|
固定負債合計 |
1,135 |
1,104 |
|
負債合計 |
2,004 |
2,108 |
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
2,292 |
2,292 |
|
資本剰余金 |
|
|
|
資本準備金 |
1,292 |
1,292 |
|
資本剰余金合計 |
1,292 |
1,292 |
|
利益剰余金 |
|
|
|
その他利益剰余金 |
|
|
|
繰越利益剰余金 |
7,586 |
8,027 |
|
利益剰余金合計 |
7,586 |
8,027 |
|
自己株式 |
△168 |
△251 |
|
株主資本合計 |
11,002 |
11,360 |
|
純資産合計 |
11,002 |
11,360 |
|
負債純資産合計 |
13,006 |
13,469 |
②【損益計算書】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) |
当事業年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) |
|
売上高 |
※2 2,752 |
※2 4,122 |
|
売上原価 |
※2 2,214 |
※2 3,428 |
|
売上総利益 |
538 |
693 |
|
販売費及び一般管理費 |
※1 341 |
※1 369 |
|
営業利益 |
196 |
323 |
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
※2 20 |
※2 27 |
|
受取配当金 |
※2 396 |
※2 396 |
|
その他 |
4 |
2 |
|
営業外収益合計 |
420 |
425 |
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
※2 14 |
※2 14 |
|
デリバティブ評価損 |
11 |
68 |
|
その他 |
8 |
9 |
|
営業外費用合計 |
34 |
91 |
|
経常利益 |
582 |
657 |
|
税引前当期純利益 |
582 |
657 |
|
法人税、住民税及び事業税 |
3 |
38 |
|
過年度法人税等 |
△80 |
- |
|
法人税等調整額 |
24 |
4 |
|
法人税等合計 |
△53 |
43 |
|
当期純利益 |
636 |
613 |
③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)
|
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
株主資本 |
純資産合計 |
||||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
|||
|
|
資本準備金 |
資本剰余金合計 |
その他利益剰余金 |
利益剰余金合計 |
||||
|
|
繰越利益剰余金 |
|||||||
|
当期首残高 |
2,292 |
1,292 |
1,292 |
7,123 |
7,123 |
△104 |
10,603 |
10,603 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
△173 |
△173 |
|
△173 |
△173 |
|
当期純利益 |
|
|
|
636 |
636 |
|
636 |
636 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
△68 |
△68 |
△68 |
|
自己株式の処分 |
|
|
|
|
|
4 |
4 |
4 |
|
自己株式の消却 |
|
|
|
△0 |
△0 |
0 |
- |
- |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
|
- |
|
当期変動額合計 |
- |
- |
- |
463 |
463 |
△63 |
399 |
399 |
|
当期末残高 |
2,292 |
1,292 |
1,292 |
7,586 |
7,586 |
△168 |
11,002 |
11,002 |
当事業年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)
|
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
株主資本 |
純資産合計 |
||||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
|||
|
|
資本準備金 |
資本剰余金合計 |
その他利益剰余金 |
利益剰余金合計 |
||||
|
|
繰越利益剰余金 |
|||||||
|
当期首残高 |
2,292 |
1,292 |
1,292 |
7,586 |
7,586 |
△168 |
11,002 |
11,002 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
△173 |
△173 |
|
△173 |
△173 |
|
当期純利益 |
|
|
|
613 |
613 |
|
613 |
613 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
△82 |
△82 |
△82 |
|
自己株式の処分 |
|
|
|
|
|
- |
- |
- |
|
自己株式の消却 |
|
|
|
△0 |
△0 |
0 |
- |
- |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
|
- |
|
当期変動額合計 |
- |
- |
- |
440 |
440 |
△82 |
357 |
357 |
|
当期末残高 |
2,292 |
1,292 |
1,292 |
8,027 |
8,027 |
△251 |
11,360 |
11,360 |
【注記事項】
(重要な会計方針)
1.有価証券の評価基準及び評価方法
(1)子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法
(2)その他有価証券
市場価格のない株式等
移動平均法による原価法
2.棚卸資産の評価基準及び評価方法
(1)貯蔵品
総平均法による原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
3.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産
・省エネルギー支援サービス事業用の有形固定資産
買取りオプションが付与された固定資産については、エネルギー供給サービス契約期間を耐用年数とし、契約期間満了時における資産の見積処分価額を残存価額とする定額法。上記以外については経済的使用可能予測期間を耐用年数とする定額法。
なお、主な耐用年数は次のとおりです。
|
建物 |
15~31年 |
|
機械装置 |
15年 |
・その他の有形固定資産
定率法
なお、主な耐用年数は次のとおりです。
4~15年
(2)無形固定資産
定額法
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づいております。
4.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を算出しております。
(2)メンテナンス費用引当金
省エネルギー支援サービス事業の機械装置にかかる定期点検等のメンテナンス費用の支出に備えるため、その支出見込額のうち当事業年度末までに負担すべき費用の見積額を計上しております。
(3)賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額の当事業年度負担額を計上しております。
(4)株式給付引当金
株式交付規程に基づく取締役及び従業員に対する将来の当社株式の交付に備えるため、当事業年度における取締役及び従業員に割り当てられたポイントに応じた支給見込額を計上しております。
5.収益及び費用の計上基準
当社は、以下の5ステップアプローチに基づき、収益を認識しております。
ステップ1:顧客との契約を識別する
ステップ2:契約における履行義務を識別する
ステップ3:取引価格を算定する
ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する
ステップ5:企業が履行義務の充足時又は充足するにつれて収益を認識する
当社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。
・省エネルギー支援サービス事業
省エネルギー支援サービス事業においては、顧客とエネルギーサービス契約を締結しており、設備運営及びメンテナンス対応を履行義務として識別しております。
エネルギーサービス契約における引渡しの条件を勘案した結果、設備運営については顧客が便益を享受するサービス提供期間にわたり定額で収益を認識し、メンテナンス対応については、サービスの提供を完了し顧客に引き渡した時点で履行義務を充足したと判断し、その時点で収益を認識しております。また、工事請負契約に基づき発電設備の設計及び施工等を顧客に提供しております。
なお、当社の取引に関する主な支払条件は、契約により顧客と合意した支払条件であり、契約に重要な金融要素は含まれておりません。
工事契約に関して、主に長期の工事契約においては一定の期間にわたり履行義務が充足されると判断し、履行義務の充足に係る進捗度に基づき収益を認識しております。履行義務の充足に係る進捗率の見積りの方法は、工事原価総額見積額に対する発生原価の割合(インプット法)で算出しております。
・電力小売事業
電力小売事業においては、顧客と電力需給契約を締結しており、電力の供給を履行義務として識
別しております。当該契約は、電力需給契約書における顧客との契約条件に基づいて一定の期間に
わたり履行義務を充足する取引であり、履行義務の充足に応じて売上高を認識しております。
6.ヘッジ会計の方法
(1)ヘッジ会計の方法
金利スワップは、特例処理によっております。
(2)ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段………金利スワップ
ヘッジ対象………借入金
(3)ヘッジ方針
デリバティブ取引に関する社内規程に基づき、借入金の金利変動によるリスクを回避することを目的として金利スワップを利用しており、投機目的の取引は行っておりません。
(4)ヘッジ有効性の評価方法
特例処理によっている金利スワップについては、有効性の評価を省略しております。
7.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
該当事項はありません。
(重要な会計上の見積り)
関係会社投融資の評価
(1) 財務諸表に計上した金額
|
|
前事業年度 |
当事業年度 |
||
|
関係会社短期貸付金 (内、㈱エフオン新宮に対する金額) |
2,180 (500) |
百万円 |
2,780 (500) |
百万円 |
|
関係会社株式 (同上) |
2,161 (1) |
百万円 |
2,161 (1) |
百万円 |
|
関係会社長期貸付金 (同上) |
3,680 (1,750) |
百万円 |
3,680 (1,750) |
百万円 |
|
関係会社長期未収入金 (同上) |
1,880 (1,430) |
百万円 |
1,680 (1,430) |
百万円 |
|
合計 |
9,901 (3,681) |
百万円 |
10,301 (3,681) |
百万円 |
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
関係会社株式の実質価額が著しく下落した場合の回復可能性の判断並びに関係会社の投融資額の回収不能見込額等の評価にあたっては、事業計画を基礎として個社別に見積りを行っております。
この事業計画には、主要な仮定として売電単価及び送電量の見積りなどが含まれております。これらの仮定に重要な変更が生じた場合には、翌事業年度に関係会社株式評価損、貸倒引当金繰入額等を計上する可能性があります。
(会計方針の変更)
(「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用)
「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日。以下「2022年改正会計基準」という。)等を当事業年度の期首から適用しております。
法人税等の計上区分に関する改正については、2022年改正会計基準第20-3項ただし書きに定める経過的な取扱い及び「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日。)第65-2項(2)ただし書きに定める経過的な取扱いに従っております。これによる財務諸表に与える影響はありません。
(未適用の会計基準等)
・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)
・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)等
(1)概要
企業会計基準委員会において、日本基準を国際的に整合性のあるものとする取組みの一環として、借手の全てのリースについて資産及び負債を認識するリースに関する会計基準の開発に向けて、国際的な会計基準を踏まえた検討が行われ、基本的な方針として、IFRS第16号の単一の会計処理モデルを基礎とするものの、IFRS第16号の全ての定めを採り入れるのではなく、主要な定めのみを採り入れることにより、簡素で利便性が高く、かつ、IFRS第16号の定めを個別財務諸表に用いても、基本的に修正が不要となることを目指したリース会計基準等が公表されました。
借手の会計処理として、借手のリースの費用配分の方法については、IFRS第16号と同様に、リースがファイナンス・リースであるかオペレーティング・リースであるかにかかわらず、全てのリースについて使用権資産に係る減価償却費及びリース負債に係る利息相当額を計上する単一の会計処理モデルが適用されます。
(2)適用予定日
2028年6月期の期首から適用します。
(3)当該会計基準等の適用による影響
「リースに関する会計基準」等の適用による財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。
(表示方法の変更)
損益計算書
前会計年度において、「営業外費用」の「その他」に含めていた「デリバティブ評価損」は、金額的重要性が増したため、当会計年度より独立掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前会計年度の財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前会計年度の損益計算書において、「営業外費用」の「その他」に表示していた11百万円は「デリバティブ評価損」として組み替えております。
(追加情報)
該当事項はありません。
(貸借対照表関係)
※1.担保に供している資産
関係会社の1年内返済予定の長期借入金、長期借入金の担保
担保に供している資産は次のとおりであります。
|
|
前事業年度 (2024年6月30日) |
当事業年度 (2025年6月30日) |
|
関係会社株式 |
1,982百万円 |
1,982百万円 |
なお、当該担保資産は、下記の担保付債務以外に、関係会社のデリバティブ取引(金利スワップ)の担保に供されております。
担保付債務は、次のとおりです。
|
|
前事業年度 (2024年6月30日) |
当事業年度 (2025年6月30日) |
|
関係会社の1年内返済予定の長期借入金 |
1,722百万円 |
1,722百万円 |
|
関係会社の長期借入金 |
21,135百万円 |
19,412百万円 |
2.偶発債務
① 債務保証
下記のとおり債務保証を行っております。
|
|
前事業年度 (2024年6月30日) |
当事業年度 (2025年6月30日) |
||
|
㈱エフオン日田 |
450百万円 |
借入債務 |
250百万円 |
借入債務 |
|
㈱エフオン豊後大野 |
4,439百万円 |
借入債務 |
4,019百万円 |
借入債務 |
|
㈱エフオン壬生 |
7,983百万円 |
借入債務 |
7,516百万円 |
借入債務 |
|
㈱エフオン新宮 |
9,985百万円 |
借入債務 |
9,349百万円 |
借入債務 |
|
計 |
22,858百万円 |
|
21,135百万円 |
|
② デリバティブ取引に対する保証債務
|
|
前事業年度 (2024年6月30日) |
当事業年度 (2025年6月30日) |
||
|
㈱エフオン豊後大野 |
2,939百万円 |
金利スワップ |
2,519百万円 |
金利スワップ |
|
㈱エフオン壬生 |
7,838百万円 |
金利スワップ |
7,516百万円 |
金利スワップ |
|
㈱エフオン新宮 |
3,362百万円 |
金利スワップ |
3,312百万円 |
金利スワップ |
|
計 |
14,284百万円 |
|
13,348百万円 |
|
上記のデリバティブ取引は、子会社及び関連会社の借入金に関する金利変動リスクを回避する目的のものです。
※3.関係会社に対する金銭債権及び金銭債務(区分掲記したものを除く)
|
|
前事業年度 (2024年6月30日) |
当事業年度 (2025年6月30日) |
|
短期金銭債権 |
79百万円 |
79百万円 |
|
短期金銭債務 |
99百万円 |
94百万円 |
(損益計算書関係)
※1.販売費及び一般管理費に属する費用のうち主要な費目及び金額並びにおおよその割合は、次のとおりであります。
|
|
前事業年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) |
当事業年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) |
|
役員報酬 |
163百万円 |
170百万円 |
|
給与手当 |
32百万円 |
39百万円 |
|
賞与引当金繰入額 |
2百万円 |
1百万円 |
|
株式給付引当金繰入額 |
5百万円 |
6百万円 |
|
地代家賃 |
43百万円 |
50百万円 |
|
減価償却費 |
16百万円 |
12百万円 |
|
おおよその割合 |
|
|
|
販売費 |
44.8% |
48.5% |
|
一般管理費 |
55.2% |
51.5% |
※2.関係会社との取引高
|
|
前事業年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) |
当事業年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) |
|
営業取引(収入) |
379百万円 |
377百万円 |
|
営業取引(費用) |
1,051百万円 |
1,152百万円 |
|
営業取引以外の取引(収入) |
416百万円 |
422百万円 |
|
営業取引以外の取引(費用) |
13百万円 |
13百万円 |
(有価証券関係)
前事業年度(2024年6月30日)
子会社株式(貸借対照表計上額2,161百万円)は、市場価格のない株式等であることから、時価を記載しておりません。
当事業年度(2025年6月30日)
子会社株式(貸借対照表計上額2,161百万円)は、市場価格のない株式等であることから、時価を記載しておりません。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
|
|
前事業年度 (2024年6月30日) |
当事業年度 (2025年6月30日) |
||
|
繰延税金資産 |
|
|
|
|
|
未払事業税 |
3 |
百万円 |
3 |
百万円 |
|
メンテナンス費用引当金 |
1 |
百万円 |
6 |
百万円 |
|
賞与引当金 |
3 |
百万円 |
1 |
百万円 |
|
株式給付引当金 |
23 |
百万円 |
32 |
百万円 |
|
減価償却超過額 |
0 |
百万円 |
0 |
百万円 |
|
税務上の繰越欠損金 |
248 |
百万円 |
229 |
百万円 |
|
関係会社株式評価・譲渡損益 |
213 |
百万円 |
220 |
百万円 |
|
その他 |
69 |
百万円 |
74 |
百万円 |
|
繰延税金資産 小計 |
564 |
百万円 |
568 |
百万円 |
|
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 |
△234 |
百万円 |
△212 |
百万円 |
|
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 |
△297 |
百万円 |
△329 |
百万円 |
|
評価性引当額小計 |
△532 |
百万円 |
△541 |
百万円 |
|
繰延税金資産 合計 |
32 |
百万円 |
27 |
百万円 |
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
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前事業年度 (2024年6月30日) |
当事業年度 (2025年6月30日) |
||
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法定実効税率 |
30.6 |
% |
30.6 |
% |
|
(調整) |
|
|
|
|
|
交際費等永久に損金に算入されない項目 |
0.4 |
% |
0.4 |
% |
|
住民税均等割 |
0.3 |
% |
0.3 |
% |
|
受取配当金の益金不算入 |
△20.8 |
% |
△18.4 |
% |
|
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 |
△7.1 |
% |
△3.5 |
% |
|
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 |
2.3 |
% |
4.8 |
% |
|
税務上の繰越欠損金の期限切れ |
6.1 |
% |
1.1 |
% |
|
通算税効果額 |
△6.8 |
% |
△7.3 |
% |
|
過年度法人税等 |
△13.9 |
% |
- |
% |
|
防衛特別法人税に係る税率変更の影響額 |
- |
|
△1.4 |
% |
|
その他 |
△0.4 |
% |
△0.1 |
% |
|
税効果会計適用後の法人税等の負担率 |
△9.2 |
% |
6.6 |
% |
3.法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理
当社は、グループ通算制度を適用しており、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)に従って、法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理並びに開示を行っております。
4.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(令和7年法律第13号)が2025年3月31日に国会で成立したことに伴い、2026年4月1日以後開始する事業年度より、「防衛特別法人税」の課税が行われることになりました。
これに伴い、2026年7月1日に開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異に係る繰延税金資産及び繰延税金負債については、法定実効税率を30.62%から31.52%に変更し計算しております。
この変更による影響は軽微であります。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
④【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
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(単位:百万円) |
|
区分 |
資産の種類 |
当期首残高 |
当期増加額 |
当期減少額 |
当期償却額 |
当期末残高 |
減価償却累計額 |
|
有形固定資産 |
建物 |
66 |
- |
- |
6 |
60 |
29 |
|
機械及び装置 |
1 |
- |
- |
0 |
1 |
1 |
|
|
工具、器具及び備品 |
11 |
- |
0 |
2 |
8 |
73 |
|
|
車両運搬具 |
- |
1 |
- |
0 |
1 |
0 |
|
|
建設仮勘定 |
75 |
2 |
12 |
- |
64 |
- |
|
|
土地 |
56 |
- |
- |
- |
56 |
- |
|
|
計 |
210 |
3 |
12 |
9 |
192 |
103 |
|
|
無形固定資産 |
ソフトウエア |
5 |
- |
- |
2 |
2 |
- |
|
その他 |
1 |
- |
- |
0 |
0 |
- |
|
|
計 |
6 |
- |
- |
2 |
3 |
- |
(注)1.当期増加額の内訳は次のとおりです。
|
車両運搬具 |
事業用営業車両の取得による増加 |
1百万円 |
|
建設仮勘定 |
供給設備工事負担金による増加 |
2百万円 |
|
|
|
|
2.当期減少額の主な内訳は次のとおりです。
|
工具、器具及び備品 |
本社什器除却による減少 |
0百万円 |
|
建設仮勘定 |
供給設備工事負担金取下げによる減少 |
12百万円 |
|
|
|
|
【引当金明細表】
|
区分 |
当期首残高 (百万円) |
当期増加額 (百万円) |
当期減少額 (百万円) |
当期末残高 (百万円) |
|
賞与引当金 |
12 |
31 |
39 |
5 |
|
メンテナンス費用引当金 |
4 |
115 |
98 |
21 |
|
株式給付引当金 |
78 |
26 |
- |
104 |
(2)【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3)【その他】
該当事項はありません。
第6【提出会社の株式事務の概要】
|
事業年度 |
7月1日から6月30日まで |
|
定時株主総会 |
9月中 |
|
基準日 |
6月30日 |
|
剰余金の配当の基準日 |
12月31日 6月30日 |
|
1単元の株式数 |
100株 |
|
単元未満株式の買取り |
|
|
取扱場所 |
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 全国各支店 |
|
株主名簿管理人 |
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 |
|
取次所 |
――――― |
|
買取手数料 |
株式の売買に係る手数料相当額として別途定める金額 |
|
公告掲載方法 |
電子公告とする。ただし、事故その他やむをえない事由によって電子公告による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載する。 |
|
株主に対する特典 |
該当事項はありません。 |
第7【提出会社の参考情報】
1【提出会社の親会社等の情報】
当社には、親会社等はありません。
2【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1)有価証券報告書及びその添付書類並びに有価証券報告書の確認書
事業年度 第28期(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) 2024年9月27日関東財務局長に提出。
(2)内部統制報告書及びその添付書類
事業年度 第28期(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) 2024年9月27日関東財務局長に提出。
(3)半期報告書、半期報告書の確認書
第29期中(自 2024年7月1日 至 2024年12月31日) 2025年2月12日に関東財務局長に提出。
(4)臨時報告書
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づく臨時報告書 2024年9月27日に関東財務局長に提出。
(5)有価証券報告書の訂正報告書及びその添付書類並びに確認書
2024年10月4日関東財務局長に提出。
事業年度(第28期)(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)の有価証券報告書に係る訂正報告書及びその添付書類並びに確認書であります。
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。