【表紙】
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【提出書類】 |
有価証券報告書 |
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【根拠条文】 |
金融商品取引法第24条第1項 |
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【提出先】 |
関東財務局長 |
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【提出日】 |
2024年6月27日 |
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【事業年度】 |
第152期(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
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【会社名】 |
東京インキ株式会社 |
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【英訳名】 |
TOKYO PRINTING INK MFG. CO., LTD. |
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【代表者の役職氏名】 |
代表取締役社長 堀 川 聡 |
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【本店の所在の場所】 |
東京都北区王子一丁目12番4号 TIC王子ビル |
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【電話番号】 |
03(5902)7651 |
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【事務連絡者氏名】 |
取締役・常務執行役員管理部門長兼理財部長 中 村 真 次 |
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【最寄りの連絡場所】 |
東京都北区王子一丁目12番4号 TIC王子ビル |
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【電話番号】 |
03(5902)7652 |
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【事務連絡者氏名】 |
取締役・常務執行役員管理部門長兼理財部長 中 村 真 次 |
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【縦覧に供する場所】 |
株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標等
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回次 |
第148期 |
第149期 |
第150期 |
第151期 |
第152期 |
|
|
決算年月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
2024年3月 |
|
|
売上高 |
(百万円) |
42,572 |
38,165 |
41,401 |
43,406 |
43,922 |
|
経常利益 |
(百万円) |
808 |
622 |
898 |
4,783 |
986 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
(百万円) |
657 |
600 |
725 |
1,645 |
881 |
|
包括利益 |
(百万円) |
136 |
1,536 |
682 |
1,890 |
2,342 |
|
純資産額 |
(百万円) |
23,901 |
25,216 |
25,690 |
27,265 |
29,398 |
|
総資産額 |
(百万円) |
43,259 |
45,783 |
47,309 |
47,797 |
52,466 |
|
1株当たり純資産額 |
(円) |
9,053.66 |
9,555.64 |
9,739.87 |
10,333.05 |
10,982.28 |
|
1株当たり当期純利益 |
(円) |
244.01 |
228.94 |
276.77 |
627.47 |
335.78 |
|
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
(円) |
- |
- |
- |
- |
- |
|
自己資本比率 |
(%) |
54.9 |
54.7 |
54.0 |
56.7 |
55.7 |
|
自己資本利益率 |
(%) |
2.8 |
2.5 |
2.9 |
6.3 |
3.1 |
|
株価収益率 |
(倍) |
7.6 |
9.4 |
8.2 |
4.3 |
10.3 |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
661 |
1,942 |
1,428 |
△893 |
1,989 |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
△442 |
△1,668 |
△1,040 |
2,461 |
△1,281 |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
(百万円) |
△621 |
1,319 |
39 |
△2,014 |
△398 |
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
(百万円) |
1,576 |
3,161 |
3,622 |
3,374 |
3,734 |
|
従業員数 |
(名) |
712 |
730 |
723 |
699 |
684 |
|
(ほか、平均臨時雇用者数) |
(135) |
(135) |
(138) |
(139) |
(142) |
|
(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 従業員数は、就業人員数を表示しております。
3 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第150期の期首から適用しており、第150期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
(2)提出会社の経営指標等
|
回次 |
第148期 |
第149期 |
第150期 |
第151期 |
第152期 |
|
|
決算年月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
2024年3月 |
|
|
売上高 |
(百万円) |
42,252 |
37,974 |
40,228 |
42,192 |
42,782 |
|
経常利益 |
(百万円) |
870 |
490 |
894 |
3,751 |
826 |
|
当期純利益 |
(百万円) |
378 |
406 |
683 |
2,119 |
767 |
|
資本金 |
(百万円) |
3,246 |
3,246 |
3,246 |
3,246 |
3,246 |
|
発行済株式総数 |
(株) |
2,725,758 |
2,725,758 |
2,725,758 |
2,725,758 |
2,725,758 |
|
純資産額 |
(百万円) |
22,039 |
22,558 |
22,826 |
24,661 |
25,922 |
|
総資産額 |
(百万円) |
40,743 |
42,786 |
43,513 |
44,156 |
47,765 |
|
1株当たり純資産額 |
(円) |
8,401.08 |
8,600.99 |
8,704.33 |
9,405.28 |
9,747.24 |
|
1株当たり配当額 |
(円) |
80.00 |
80.00 |
80.00 |
160.00 |
100.00 |
|
(内1株当たり中間配当額) |
(円) |
(40.00) |
(40.00) |
(40.00) |
(80.00) |
(40.00) |
|
1株当たり当期純利益 |
(円) |
140.60 |
155.11 |
260.72 |
808.11 |
292.42 |
|
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
(円) |
- |
- |
- |
- |
- |
|
自己資本比率 |
(%) |
54.1 |
52.7 |
52.5 |
55.9 |
54.3 |
|
自己資本利益率 |
(%) |
1.7 |
1.8 |
3.0 |
8.9 |
3.0 |
|
株価収益率 |
(倍) |
13.3 |
13.9 |
8.7 |
3.3 |
11.9 |
|
配当性向 |
(%) |
56.9 |
51.6 |
30.7 |
19.8 |
34.2 |
|
従業員数 |
(名) |
604 |
598 |
589 |
572 |
555 |
|
(ほか、平均臨時雇用者数) |
(108) |
(112) |
(118) |
(120) |
(112) |
|
|
株主総利回り |
(%) |
76.5 |
91.3 |
99.1 |
121.2 |
156.3 |
|
(比較指標:TOPIX) |
(%) |
(88.2) |
(122.8) |
(122.3) |
(125.9) |
(174.0) |
|
最高株価 |
(円) |
2,742 |
2,290 |
2,458 |
3,170 |
3,545 |
|
最低株価 |
(円) |
1,755 |
1,795 |
2,112 |
2,250 |
2,615 |
(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 従業員数は、就業人員数を表示しております。
3 第151期の1株当たり配当額には、特別配当80円(中間配当40円、期末配当40円)を含んでおります。
4 第152期の1株当たり配当額には、創立100周年記念配当20円を含んでおります。
5 最高株価及び最低株価は2022年4月4日より東京証券取引所スタンダード市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第二部におけるものであります。
6 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第150期の期首から適用しており、第150期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
2【沿革】
1895年大橋佐平氏によって創立された博文館印刷所の練肉部として発足したのが現在の東京インキ株式会社の前身であります。
|
1916年5月 |
資本金5万円を以て東京都豊島区巣鴨に合資会社日本油脂工業所の名称により油脂より印刷インキ製造までを目的として設立。 |
|
1923年12月 |
資本金50万円の東京インキ株式会社を設立し、合資会社日本油脂工業所の業務一切を継承。 |
|
1928年10月 |
東京都北区田端新町に田端分工場を設置。 |
|
1937年5月 |
東京都豊島区巣鴨の本社を北区田端新町に移転し、巣鴨工場を顔料工場に転換し資本金100万円に増資。 |
|
1945年4月 |
戦災により本社工場と巣鴨工場を焼失せるも逸早く復興、同年9月より操業を開始。 |
|
1946年5月 |
埼玉県さいたま市に顔料工場を新設、全般顔料の自製を開始。 |
|
1958年3月 |
埼玉県さいたま市顔料工場に隣接し化成品工場を新設。 |
|
1961年10月 |
東京証券取引所市場第二部に上場。 |
|
1963年7月 |
埼玉県さいたま市に吉野原工場を新設。 |
|
1965年11月 |
吉野原工場に化成品工場を新設。 |
|
1968年10月 |
大阪府枚方市に大阪工場を新設。 |
|
1973年1月 |
不動産の売買及び賃貸借等を事業目的に追加。 |
|
1973年4月 |
トーインエンタープライズ㈱を設立。 |
|
1980年9月 |
英国および中華民国に平活版インキの技術輸出を実施。 |
|
1981年12月 |
資本金9億3,712万5千円に増資。 |
|
1985年12月 |
京昶パッケージ㈱を設立。 |
|
1986年2月 |
埼玉県羽生市に羽生工場を新設。 |
|
1987年2月 |
アメリカ合衆国カリフォルニア州に現地法人東京インキ㈱U.S.A.(現連結子会社)を設立。 |
|
1987年6月 |
資本金15億5,112万5千円に増資。 |
|
1989年10月 |
羽生工場に印刷インキ工場を新設。 |
|
1989年12月 |
資本金32億4,612万5千円に増資。 |
|
1991年3月 |
岐阜県土岐市に土岐工場を新設。 |
|
1991年12月 |
宮崎県都城市にトーイン加工㈱(現連結子会社)を設立。 |
|
1996年9月 |
埼玉県吉川市に吉川工場を新設。 |
|
1999年10月 |
東京都足立区の林インキ製造㈱(現連結子会社)を買収。 |
|
2000年4月 |
東京都北区に精美堂印刷㈱を設立。 |
|
2000年7月 |
東京都北区に東京ポリマー㈱(現非連結子会社)を設立。 |
|
2003年7月 |
東京都板橋区のハイニックス㈱を買収。 |
|
2006年2月 |
中華人民共和国上海市に現地法人東京油墨貿易(上海)有限公司(現連結子会社)を設立。 |
|
2008年4月 |
三井化学ファブロ株式会社より一軸延伸フィルム事業を譲受。 |
|
2009年4月 |
愛知県北名古屋市の東洋整機樹脂加工㈱を株式の追加取得により連結子会社化。 |
|
2009年12月 |
トーインエンタープライズ㈱を当社を存続会社とする吸収合併により解散。 |
|
2010年1月 |
タイ王国バンコク都に現地法人東京インキ(タイ)㈱(現連結子会社)を設立。 |
|
2010年3月 |
本社所在地を東京都北区田端新町から東京都北区王子に移転。 |
|
2010年7月 |
埼玉県比企郡吉見町に不動産を取得。 |
|
2010年9月 |
東京都北区田端新町の田端工場跡地を売却。 |
|
2010年10月 2012年7月 |
岐阜県土岐市の土岐第二工場が稼動開始。 京昶パッケージ㈱を三幸化工㈱へ譲渡。 |
|
2015年1月
2019年9月 2019年10月 2020年2月 2021年1月
2022年4月 |
初の海外生産拠点である東京インキ(タイ)㈱(現連結子会社)の工場が稼動開始。 東京ポリマー㈱(現非連結子会社)よりネトロン事業を譲受。 千葉県野田市のハヤシ化成工業㈱(現連結子会社)を買収。 埼玉県比企郡吉見町の不動産を売却。 埼玉県加須市(現本社所在地 東京都北区)の荒川塗料工業㈱(現連結子会社)を買収。 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第二部からスタンダード市場に移行。 |
|
2023年12月 |
創立100周年を迎える。 |
3【事業の内容】
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(東京インキ株式会社)と子会社10社(連結子会社9社、非連結子会社1社)により構成されております。
当社グループが営んでいる主な事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。
なお、次の4事業は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
インキ事業
印刷インキは、当社が製造販売、印刷用材料は当社が仕入販売しております。当社と林インキ製造㈱、荒川塗料工業㈱、東京油墨貿易(上海)有限公司との間では製品、商品の取引が行われております。荒川塗料工業㈱は、紙加工用塗料、建築用塗料等を製造・販売しております。
化成品事業
化成品は、当社が製造販売しております。英泉ケミカル㈱、ハヤシ化成工業㈱は当社製品の製造受託を行っております。当社とト-イン加工㈱、東洋整機樹脂加工㈱、東京インキ(タイ)㈱、東京油墨貿易(上海)有限公司との間では、製品の取引が行われております。
加工品事業
加工品は、当社が製造販売、仕入販売しております。当社とトーイン加工㈱、東洋整機樹脂加工㈱、東京油墨貿易(上海)有限公司との間では、製品、商品の取引が行われております。
不動産賃貸事業
不動産は、当社が直接賃貸しております。
事業系統図は以下のとおりであります。
4【関係会社の状況】
|
名称 |
住所 |
資本金又は出資金 (百万円) |
主要な事業 の内容 |
議決権の 所有(被所有)割合 |
関係内容 |
|
|
所有割合 (%) |
被所有割合 (%) |
|||||
|
(連結子会社) |
|
|
|
|
|
|
|
林インキ製造㈱ |
東京都足立区 |
18 |
インキ事業 |
100 |
- |
当社の印刷インキを製造しております。 |
|
荒川塗料工業㈱ |
東京都北区 |
40 |
インキ事業 |
100 |
- |
紙加工用塗料、建築用塗料等を製造・販売しております。 |
|
英泉ケミカル㈱ |
埼玉県比企郡嵐山町 |
30 |
化成品事業 |
100 |
- |
当社の化成品を製造しております。 |
|
ハヤシ化成工業㈱ |
千葉県野田市 |
50 |
化成品事業 |
100 |
- |
当社の化成品を製造しております。 |
|
トーイン加工㈱ |
宮崎県都城市 |
10 |
加工品事業 |
100 |
- |
当社の加工品を製造しております。 |
|
東洋整機樹脂加工㈱ |
愛知県北名古屋市 |
40 |
加工品事業 |
73.6 |
- |
当社の加工品を製造しております。 |
|
東京インキ㈱U.S.A. |
米国 カリフォルニア州 |
2百万 米ドル |
化成品事業 |
100 |
- |
当社の化成品等を輸出入販売しております。 |
|
東京インキ(タイ)㈱(注)2 |
タイ王国バンコク都 |
200百万 タイバーツ |
化成品事業 |
97.5 |
- |
化成品を製造販売しております。 |
|
東京油墨貿易 (上海)有限公司 |
中華人民共和国 上海市 |
50万 米ドル |
インキ事業 化成品事業 加工品事業 |
100 |
- |
当社の化成品、加工品を輸出入販売しております。 |
(注)1 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2 特定子会社に該当しております。
3 上記の子会社は有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社ではありません。
5【従業員の状況】
(1)連結会社における状況
|
|
2024年3月31日現在 |
|
|
セグメントの名称 |
従業員数(名) |
|
|
インキ事業 |
168 |
(36) |
|
化成品事業 |
336 |
(44) |
|
加工品事業 |
119 |
(39) |
|
不動産賃貸事業 |
1 |
(0) |
|
全社(共通) |
60 |
(23) |
|
合計 |
684 |
(142) |
(注)1 従業員数は就業人員であります。
2 従業員数欄の( )外数は、臨時従業員及び嘱託の年間平均雇用人員であります。
3 全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門及び生産・技術部門の一部に所属しているものであります。
(2)提出会社の状況
|
|
|
|
|
2024年3月31日現在 |
|
従業員数(名) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
|
|
555 |
(112) |
44.7 |
22.1 |
7,023,372 |
|
セグメントの名称 |
従業員数(名) |
|
|
インキ事業 |
143 |
(34) |
|
化成品事業 |
287 |
(38) |
|
加工品事業 |
64 |
(17) |
|
不動産賃貸事業 |
1 |
(0) |
|
全社(共通) |
60 |
(23) |
|
合計 |
555 |
(112) |
(注)1 従業員数は就業人員であります。
2 従業員数欄の( )外数は、臨時従業員及び嘱託の年間平均雇用人員であります。
3 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
4 全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門及び生産・技術部門の一部に所属しているものであります。
(3)労働組合の状況
当社の労働組合は東京インキ労働組合と称し、課長以上を除く正規従業員をもって構成されておりますが、上部団体には加盟しておらず、2024年3月31日現在の組合員は362名であります。
連結子会社につきまして、荒川塗料工業㈱の労働組合は、荒川塗料工業労働組合と称し、課長以上を除く正規従業員をもって構成されており、2024年3月31日現在の組合員は15名で、JEC連合に加盟しております。他の連結子会社8社は、労働組合を結成しておりません。
当社グループと労働組合との関係は、相互の信頼と協調精神とにより、安定しております。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
提出会社
2024年3月31日現在
|
当事業年度 |
||||
|
管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1 |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2 |
労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1 |
||
|
全労働者 |
正規雇用労働者 |
パート・有期 労働者 |
||
|
1.6 |
30.0 |
66.1 |
76.0 |
91.4 |
(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
3 連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
第2【事業の状況】
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社グループは、1923年12月に印刷用インキの製造・販売からスタートし、各種プラスチック着色剤や機能性製品、特殊な成形加工技術を駆使した樹脂加工品へと事業範囲を拡大しながら、暮らしの中でなくてはならない製品を提供し続けております。企業理念である「暮らしを彩る、暮らしに役立つものづくりで、社会に貢献する。」と、目指すべき企業像として「色彩を軸に、市場が求める価値をお客様と共に創造、実現し続ける企業。」を掲げ、日々活動しております。
このような中、2023年12月に創立100周年を迎え、2030年に目指す姿として長期ビジョン「TOKYOink Vision 2030」を策定いたしました。
これからの持続可能な社会(サステナビリティ)のために何ができるのかの観点から、改めて「東京インキグループのパーパス(存在意義)」を問い直し、以下のとおり、理念体系の整理を行いました。
当社グループのパーパス(存在意義)には、印刷物やプラスチック容器等を通して、人と人との間をつなぎ、「伝える」ことで暮らしに貢献する、多種多様な色材の提供により、身の回りを「彩る」ことで生活を豊かにする、バイオマス製品や様々な機能性製品および防災・減災用途に使用される土木資材等の提供により、地球や生活を「守る」ことで社会に貢献するという想いを込めております。
パーパス(存在意義)とバリュー(行動指針)の浸透を推し進めることで、新たな価値を創造できる人材を創出し、マインドの醸成を図り、高効率で安定した企業基盤構築を目指してまいります。また、製品・サービスを通じて持続可能な価値を提供し、環境・社会と共存共栄できる企業経営を推進してまいります。
この度、持続可能な社会(サステナビリティ)実現に向け、実行力を高める目的で、2024年4月1日より当社グループのコーポレート・ガバナンス体制を見直しました。代表取締役社長の下にサステナビリティに係る委員会を設置し、活動内容について、取締役会が監督することといたしました。
(2)経営環境
2023年度のわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が解除されたことにより、社会経済活動正常化への動きが一段と進み、企業業績・個人消費ともに緩やかな回復基調が継続されました。一方で、原材料価格の高止まり、円安とエネルギーコスト上昇等による物価高は依然として続いており、今後も不安定な国際情勢や世界的な金融引き締めによる影響が懸念され、景気の先行きは不透明な状況が継続しております。
また、近年のデジタル技術の急速な進化により行動様式に変化が見られることで、商業・出版印刷のデジタル化へのシフトが加速していることや、サステナビリティへの意識の高まりによる環境対応の流れが加速していることにより、当社グループ製品の需要動向全体に影響が及んでおり、環境規制等による原材料の供給面等にも影響が生じております。
持続的に成長できる企業になるため、環境問題への長期的な取り組みや、外部環境変化に対応できる企業構造への変革を進めてまいります。
(3)経営戦略および優先的に対処すべき課題
①長期ビジョン「TOKYOink Vision 2030」
イ.マテリアリティ(重要課題)の決定
持続可能な社会(サステナビリティ)の観点からみたメガトレンドと当社グループのパーパス(存在意義)を踏まえた上で、2030年に目指す姿である「持続可能な価値を提供し続ける企業グループへ」からバックキャストし、優先的に対処すべき課題として、マテリアリティ(重要課題)を4つに集約いたしました。
ロ.マテリアリティ(重要課題)達成に向けたアプローチ
長期ビジョン(2030年に目指す姿)達成に必要な4つのマテリアリティ(重要課題)を達成するために、事業領域拡大に向けたビジネスアプローチ、企業基盤構築に向けたプラットフォームアプローチ、人材育成と企業文化醸成に向けたマインドセットアプローチの3つのアプローチを以下のとおり設定いたしました。
ハ.2030年目標
サステナビリティへの対応や、マテリアリティ(重要課題)に沿った事業活動を通じて、当社グループは2030年に目指す姿として「持続可能な価値を提供し続ける企業グループへ」を設定いたしました。目指す姿の実現に向け、サステナブル対応製品比率の向上や、温室効果ガス排出量削減などに取り組んでまいります。また、具体的な施策や指標などは期間中の中期経営計画の中で決定し推進してまいります。
ニ.価値創造プロセス
当社グループは、長期ビジョン「TOKYOink Vision 2030」策定の際、環境・社会問題をはじめとするサステナビリティを巡る課題への対応が経営の重要課題であると認識いたしました。持続的成長実現の源泉となる「6つの資本」を投入し、4つのマテリアリティ(重要課題)を、3つのアプローチにて推進することで、暮らしに役立つものづくりで社会に貢献できる価値を創造してまいります。
※2023年12月11日公表 長期ビジョン「TOKYOink Vision 2030」資料より抜粋
②中期経営計画「TOKYOink 2024」
当社グループは、2022年度から2024年度までの3カ年の中期経営計画「TOKYOink 2024」を策定し、計画に沿った取り組みを進めております。中期経営計画「TOKYOink 2024」の概要は以下のとおりとなります。
また、中期経営計画「TOKYOink 2024」における、各事業セグメント別の優先的に対処すべき課題は、以下のとおりとなります。
(インキ事業)
・ 主力インキ事業領域のポートフォリオ変革を進め、環境対応製品、デジタル化への転換を推進
・ 高バイオマスインキ、環境対応インキ、産業用インクジェットインクの開発推進で収益獲得
(化成品事業)
・ 主力合成樹脂市場での成長機会を追求し、サーキュラーエコノミー参画を推進
・ 機能性マスターバッチ、自動車用着色材を主力に環境対応製品の拡大による成長を目指す
(加工品事業)
・ 市場の伸長が期待できる水処理用資材や防災減災資材を主力に特長ある新規製品の開発を推進
・ ネトロン®・土木資材を軸に各製品セグメントの特徴を活かし、ニッチトップ戦略により高収益化を目指す
(注)ネトロン®は三井化学株式会社の登録商標です。
中期経営計画「TOKYOink 2024」の進捗状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 財務状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 ニ.中期経営計画「TOKYOink 2024」2023年度までの取り組みについて」に記載のとおりであります。
③資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応
当社グループは中期経営計画「TOKYOink 2024」の最終年度を迎えております。2024年度の営業利益目標は20億円に設定しておりましたが、計画策定当初に比べ、当社グループを取り巻く環境は想定以上に変化していることから、目標達成は難しい状況となっております。このような状況の中、長期ビジョン「TOKYOink Vision 2030」の実現に向けて、持続的成長と中長期的な企業価値向上を図るべく、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について現状分析・評価を行い、改善に向けた今後の方針・目標や具体的な取り組みについて策定いたしました。具体的な取り組みは下記のとおりとなります。
『具体的な取り組み』
イ.成長戦略:事業ポートフォリオ変革
ロ.資本政策:財務戦略
ハ.資本政策:キャッシュアロケーション
ニ.非財務施策:コーポレート・ガバナンス体制の強化
ホ.非財務施策:サステナビリティ経営の推進
ヘ.非財務施策:IR活動の強化と通じた企業価値向上
詳細につきましては、当社ホームページもしくは下記URLより、ご覧ください。
「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」掲載URL
https://www.tokyoink.co.jp/ir/ir_library/management_plan/
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
(1)サステナビリティに関する考え方
当社グループは、『「伝える」「彩る」「守る」ことで、豊かな未来を実現する』をパーパス(存在意義)として掲げ、幅広い市場や分野、用途への製品供給を通じて地球環境を守り、人々の暮らしを豊かに支え続けることを存在意義と位置付けております。
また、持続可能な社会(サステナビリティ)の観点から、経営環境の変化によるリスク・機会の適切な把握を経営の重要な要素として捉え、環境変化の中で従来事業の枠を越えた変革を進めることに取り組んでおります。
(2)マテリアリティ(重要課題)
長期ビジョン「TOKYOink Vision 2030」では、パーパス(存在意義)と共に地球環境や人権尊重など持続可能な社会(サステナビリティ)のメガトレンドとリスク・機会を踏まえ、「持続可能な価値を提供し続ける企業グループへ」という2030年に目指す姿(長期ビジョン)からのバックキャストにより、マテリアリティ(重要課題)を4つに集約しました。気候変動に関連するものはマテリアリティ1および2、人的資本に関連するものはマテリアリティ4になっております。
長期ビジョン「TOKYOink Vision 2030」の詳細につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (1)経営方針 および (3)経営戦略および優先的に対処すべき課題」に記載のとおりであります。
(3)ガバナンス
当社グループは、持続可能な社会(サステナビリティ)実現に向け、実行力を高める目的で、2024年4月1日よりコーポレート・ガバナンス体制を見直しました。当社グループのサステナビリティについては、代表取締役社長を最高責任者とし、サステナビリティ経営推進委員会において、サステナビリティ関連のリスク・機会への対応に関する審議や、関連取り組みの進捗状況の確認を行い、取締役会へ報告しております。
取締役会は代表取締役社長を通じ、サステナビリティ経営推進委員会の監督や意思決定を行っております。また、経営会議へ同委員会の審議内容を連携することで、サステナビリティ関連のリスク・機会を踏まえた全社的な経営計画・事業戦略の検討や、社内各部門・子会社等の計画策定・取り組み推進を実行いたします。
リスク・コンプライアンス委員会につきましては、下記「(4)リスク管理」に記載のとおりであります。環境・安全委員会はサステナビリティ経営推進委員会との連携の下、温室効果ガス排出量削減や安全衛生に関する取り組みの審議や、関連取り組みの進捗状況の確認を担当いたします。
体制図
関連会議体と役割
|
実施事項 |
会議体 |
サステナビリティに関する主な役割 |
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サステナビリティ関連の監督・審議 |
取締役会 (議長:代表取締役社長 / 月1回以上開催) |
・サステナビリティ経営推進委員会の監督・指示 ・サステナビリティ関連の審議・進捗状況の確認 |
|
サステナビリティ経営推進委員会[新設] (委員長:代表取締役社長 /年4回開催予定) |
・サステナビリティ関連のリスク・機会への対応に関する審議 ・下記の具体的対応・取り組みに関する審議、進捗確認 □サステナブル製品検討 □TCFD対応(気候変動リスク対応含む) □地域・社会貢献活動 ・取締役会への報告 |
|
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連携先 |
経営会議 (議長:代表取締役社長 / 月2回開催) |
・サステナビリティ関連のリスク・機会を踏まえた全社的な経営計画・事業戦略の検討 ・社内各部門・子会社等の計画策定・取り組み推進の指示 |
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リスク・コンプライアン ス委員会[新設] (委員長:管理部門長 /年4回開催予定) |
※下記「(4)リスク管理」および「第2 事業の状況 3.事業等のリスク」を参照 |
|
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環境・安全委員会[新設] (委員長:生産・技術部門長 / 年4回開催予定) |
・下記の具体的取り組みに関する審議、進捗確認 □安全衛生活動 □省エネ活動推進 □温室効果ガス排出量算定 □再生可能エネルギー導入検討 ・サステナビリティ経営推進委員会との連携 |
なお、上記の体制見直しを踏まえ、旧会議体からの変更点は、下記のとおりになります。
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旧(2024年3月31日廃止) |
新(2024年4月1日発足) |
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ESG経営推進会議(開催回数3回) |
ESG経営推進会議およびソーシャルレスポンス委員会は 廃止 新たにサステナビリティ課題全般を検討する「サステナビリティ経営推進委員会」を設置 |
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ソーシャルレスポンシビリティ委員会 (開催回数4回) |
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リスク管理委員会(開催回数4回) |
両委員会を「リスク・コンプライアンス委員会」に統合 両委員会の役割は引継 |
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コンプライアンス委員会 (開催回数4回) |
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|
環境負荷低減委員会(開催回数5回) |
両委員会を「環境・安全委員会」に統合 両委員会の役割は継続 |
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中央安全衛生委員会(開催回数2回) |
(4)リスク管理
サステナビリティ経営推進委員会が審議・検討したサステナビリティ関連のリスク・機会に関する内容は、当社グループの全社的リスク管理体制を推進するリスク・コンプライアンス委員会へ連携いたします。サステナビリティに関するリスク・機会のうち、経営に影響を与える可能性のあるリスクについては、リスク・コンプライアンス委員会においてアセスメントの候補とし、重要度の評価、リスク低減に向けた活動の推進・モニタリング等を行います。
また、リスク・コンプライアンス委員会の管理対象のうち、サステナビリティに関するリスク・機会と関連するリスクの状況については、サステナビリティ経営推進委員会へ連携いたします。
リスク・コンプライアンス委員会を中心とした全社的リスク管理の詳細は、「第2 事業の状況 3.事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(5)戦略
①気候変動への対応
気候変動への対応は、長期ビジョンのマテリアリティ(重要課題)「2.環境・社会と共存共栄する企業経営の推進」のひとつとして位置付けており、2050年のカーボンニュートラル実現を目標に、再生可能エネルギーの有効活用、生産エネルギーの低減、省エネ設備の積極的導入を通じ、脱炭素社会・循環型社会への貢献を進めております。2023年度には、下記の具体的取り組みを実施いたしました。
イ.温室効果ガス排出量の削減目標の設定
長期ビジョン「TOKYOink Vision 2030」において、当社グループの温室効果ガス排出量の削減目標を設定いたしました。詳細は、「(6) 指標及び目標 ① 気候変動に関する指標及び目標」に記載のとおりであります。
ロ.TCFDコンソーシアムへの加盟
2024年3月より、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言の賛同企業や金融機関が議論する場であるTCFD コンソーシアムに加盟いたしました。
ハ.株式会社アールプラスジャパンへの出資およびコンソーシアム加入
共同出資会社である株式会社アールプラスジャパンは、米国のバイオ化学ベンチャー企業であるアネロテック社とともに、環境負荷の少ない効率的な使用済みプラスチックの再資源化技術開発を進めております。本共同出資事業への参画により、使用済みプラスチックの再資源化を推進し、バリューチェーンの一員として持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。
ニ.「DBJ環境格付」の取得
株式会社日本政策投資銀行が開発した格付システムにより企業の環境経営度を評点化し、優れた企業を選定する「DBJ環境格付」を取得し、同格付に基づく融資を受けました。全社的な環境マネジメント体制のもと、環境経営を推進している点、および製品を通じた環境負荷低減を含む顧客の幅広いニーズに対応すべくバイオマス原料を含むインキ製品やリサイクル性を高めた樹脂製品等の高付加価値製品の開発に取り組んでいる点が高く評価されました。
ホ.「東京都北区SDGs推進企業認証制度」の取得
当社の本社所在地である東京都北区が推進している、「東京都北区SDGs推進企業認証制度」を取得いたしました。環境に配慮した原材料の使用、温室効果ガス排出削減等の気候変動対策を含むSDGs目標達成に向けた取り組みを行っている点が高く評価されました。
ヘ.気候変動に関するリスク・機会の分析
1.5℃シナリオ、および4℃シナリオ下の気候変動に関連するリスク・機会を網羅的に洗い出し、当社の主要3事業にもたらし得る財務的影響を定性的に分析した上で、各リスク・機会への対応の方向性を検討いたしました。分析結果は、経営計画・事業戦略の検討等に活用する予定でおります。
(分析の前提)
|
分析対象の事業 |
インキ事業、化成品事業、加工品事業 |
|
主な使用 シナリオ |
1.5℃:IEA Net Zero Emissions by 2050 Scenario、IPCC 第6次報告書 SSP1-1.9(※) 4℃ : IEA Stated Policy Scenario (STEPS)、IPCC 第5次報告書 RCP8.5、IPCC 第6次報告書 SSP1-2.6、同・SSP5-8.5 |
|
分析対象期間 |
短期(2025年)、中期(2030年)、長期(2050年) |
※該当するシナリオが無い場合は、2°C未満シナリオ(IEA Sustainable Development Scenario、 IPCC 第5次報告書 RCP2.6、IPCC 第6次報告書 SSP1-2.6)等で代替
(分析結果)
主な中期・長期のリスク・機会と対応策は、下記のとおりになります。
|
|
概要 |
影響する事業 |
シナリオ |
財務的影響 |
対応策 |
||
|
中期 |
長期 |
||||||
|
移行リスク |
政策・法的 |
温室効果ガス排出削減の強化 |
全般 |
1.5℃ |
大 |
大 |
・再生可能エネルギーの有効活用 ・生産エネルギーの低減 ・省エネ設備の積極的導入 ・製品販売価格への転嫁 |
|
炭素税導入に伴う操業コスト増加 |
全般 |
1.5℃ |
大 |
大 |
|||
|
技術 |
工場エネルギー源の低炭素化、および設備投資 |
全般 |
1.5℃ |
中 |
中 |
・再生可能エネルギーの有効活用 ・生産エネルギーの低減 ・省エネ設備の積極的導入 |
|
|
原料・製品の輸送手段(トラック・船舶・航空など)の低炭素化 |
全般 |
1.5℃ |
中 |
大 |
・物流業界の低炭素化動向のモニタリング ・モニタリング結果に沿った低炭素化に繋がる輸送手段検討 |
||
|
デジタル社会への移行による印刷需要の低下 |
インキ |
1.5℃ |
中 |
大 |
・関連情報・市場のモニタリング ・事業内ポートフォリオ見直し |
||
|
|
概要 |
影響する事業 |
シナリオ |
財務的影響 |
対応策 |
||
|
中期 |
長期 |
||||||
|
移行リスク |
市場 |
原油価格の上昇 |
全般 |
4℃ |
大 |
大 |
・原材料としての原油へ依存度の低下(バイオマス原料の活用等) |
|
電力価格の上昇 |
全般 |
1.5℃ |
大 |
中 |
・自社発電割合の増加(太陽光発電設備導入等) ・自社工場・施設における節電意識の醸成 ・電化設備の高効率化による消費電力の低減(照明、空調設備の高効率タイプへの更新等) |
||
|
取引先からの環境負荷低減の要請 |
全般 |
1.5℃ |
中 |
大 |
・取引先の調達ポリシーの調査 ・環境負荷の低い製品の開発 |
||
|
評判 |
気候変動対策の遅れに伴うステークホルダーの信頼失墜、ブランド力低下 |
全般 |
1.5℃ |
小 |
小 |
・気候変動関連の法令改正や業界団体の方針等のモニタリング ・積極的な気候変動推進と情報開示 |
|
|
若い世代の気候変動への危機感の上昇による人材獲得競争での遅れ、およびGX人材の不足 |
全般 |
1.5℃ |
中 |
中 |
・若い世代の意識に関するモニタリング ・環境取り組みに関する広報活動の強化 ・採用活動を通じて、環境取り組みをアピール |
||
|
|
概要 |
影響する事業 |
シナリオ |
財務的影響 |
対応策 |
||
|
中期 |
長期 |
||||||
|
物理的リスク |
急性 |
風水害による工場・営業所への影響 |
全般 |
4℃ |
大 |
大 |
・主要拠点の水災リスク評価 ・代替生産可能な体制構築に向けた拠点の分散、特定の製品製造拠点の分散およびグループ全体のBCP(事業継続計画)の継続・推進 ・建物および重要設備の止水対策 |
|
風水害によるサプライチェーン(上流)途絶 |
全般 |
4℃ |
中 |
中 |
・サプライチェーンを通じたBCPの構築 ・リスクの高いサプライヤーの代替調達方法の検討 |
||
|
水使用制限による事業活動の制限 |
全般 |
4℃ |
小 |
中 |
・水ストレスの状況調査の実施・継続 ・各工場における水リスク評価の実施 ・製品製造過程での水の循環使用 |
||
|
慢性 |
海面上昇による沿岸部工場・営業所への影響 |
全般 |
4℃ |
中 |
中 |
・主要拠点の水災リスク評価 ・代替生産可能な体制構築に向けた拠点の分散、特定の製品製造拠点の分散およびグループ全体のBCP(事業継続計画)の継続・推進 ・建物および重要設備の止水対策 |
|
|
気温上昇による空調や温度管理の費用の増加 |
全般 |
4℃ |
小 |
中 |
・高効率な空調設備への入れ替え |
||
|
|
概要 |
影響する事業 |
シナリオ |
財務的影響 |
対応策 |
||
|
中期 |
長期 |
||||||
|
機会 |
市場 |
紙製包装容器の普及によるインキ需要の増加 |
インキ |
1.5℃ |
中 |
中 |
・関連情報・市場のモニタリング ・市場要求を満たす製品開発 |
|
自動車(EV車)需要増加に伴う製品需要増加 |
化成品 |
1.5℃ |
小 |
大 |
・製品需要のモニタリング ・市場要求を満たす製品開発 |
||
|
食品包装容器への機能性付与 |
化成品 |
1.5℃ |
中 |
中 |
・製品需要のモニタリング ・市場要求を満たす製品開発 |
||
|
災害復旧・防災用途の土木資材の需要増加 |
加工品 |
4℃ |
中 |
大 |
・A-PLAT等によるデータ、動向をモニタリング ・現工法のNETIS登録推進、市場要求を満たす新工法開発
A-PLAT:気候変動適応情報プラッ トフォーム NETIS:国土交通省新技術情報提 供システム |
||
|
慢性 |
気候変動への適応機能を付与する技術の需要増加 |
加工品 |
4℃ |
小 |
中 |
・気候変動による災害被害や、適応機能の需要をモニタリング ・モニタリング結果に対応する製品開発 |
|
②人的資本への対応
長期ビジョンのマテリアリティ(重要課題)「4.新たな価値を創造できる人材の創出とマインドの醸成」のひとつとして位置付けており、行動指針を体現できる人材の育成と企業文化の醸成を図るべく、新たに導入した人事制度の安定運用を重要課題として取り組んでおります。
人事戦略については、中期経営計画における経営方針、基本戦略、事業戦略と連動した4つの柱を軸とし、「多様な人材の育成・確保」、「リーダーシップ」、「変化に応じた再配置」、「キャリア構築」を掲げております。
人材の多様性や健康経営等に関する取り組みを進めることで、従業員の労働意欲の向上と個人の成長を図り、経営方針を達成すべく取り組んでまいります。
イ.社内環境整備方針
従業員一人ひとりが、日々の業務を通じて成長を感じ、チャレンジ精神を持って最大限のパフォーマンスを発揮できるように、安心して働き続けることができる社内環境を整備しております。
将来のキャリアが選択できる柔軟な人事制度、困難な課題にチャレンジした人を処遇する評価制度、場所や時間に縛られない柔軟な働き方、心身の健康を守る健康経営、多様な人材が活躍できるようなダイバーシティ推進、生活と仕事の両立を支援する育児・介護支援施策に力を入れてまいります。
ロ.人材育成方針
成長戦略を描ける人材を獲得・育成するために、個々人の活躍・成長を促進することを人事制度の基本方針に掲げ、自己成長や自己実現の機会を提供しております。
新入社員から管理職までの階層別研修、人材ポートフォリオに基づいた人材配置、社員の異動希望を考慮した社内公募制度、実務を通じて成長を感じられる目標の設定を進め、市場の変化に柔軟に対応していくために、今後も従業員の成長・活躍を後押しすべく、人材育成施策に力を入れてまいります。
具体的な取り組みとして、2023年度には、下記の具体的取り組みを実施いたしました。
a.行動指針の浸透
行動指針に共感し、日々の業務の中で行動として実行できているかについて、人事評価の一環であるバリュー評価として進めております。従業員への行動指針の浸透については、「人事制度の改定目的」、「行動指針として求められる行動」、「目標の設定と自己成長」等について管理職への研修と動画の配信を行うことで、理解度の向上に努めてまいりました。
詳細は、「(6) 指標及び目標 ②人的資本に関する指標及び目標」に記載のとおりであります。
b.多様な人材の育成と確保
企業として成長するためには、多様性のある意見や考え方が重要であると考えております。多様な人材の育成に関しては、企画や開発等の女性が活躍できる職域を広げるとともに、将来的に管理職を担うアシスタントマネジメント職の女性比率向上を進め、管理職に求められる研修等の実施を進めております。
多様な人材の確保に関しては、新卒採用における外国籍の採用や、専門性を有した中途社員の採用を行っております。また、障がい者雇用の促進等についても、引き続き、将来に向けた継続的な取り組みとして進めてまいります。
c.健康経営の推進
従業員の健康維持に向けた取り組みとして、時間外労働の削減や有給休暇取得率の向上に加え、禁煙・睡眠・食事・花粉症等のセミナーを開催いたしました。また、病気や怪我に備えて有給休暇を残存させる必要が無いように、特別休暇制度の拡充を図ることで、従業員が安心して働ける環境に向けて取り組みを行いました。
詳細は、「(6) 指標及び目標 ②人的資本に関する指標及び目標」に記載のとおりであります。
d.その他の取り組み
少子高齢化における労働力不足への対応を考慮し、定年退職後も高い専門性を活かして活躍する人材を処遇するため、シニア人事制度の策定を行いました。個人のライフスタイルに合わせ、柔軟な働き方も選択できる制度として導入に向けて取り組んでまいります。
社会貢献活動として、本社所在地である王子地区の職業体験イベントや、チャリティ活動へ参加いたしました。連結子会社東京インキ(タイ)㈱においては、子供施設への訪問などにも積極的に参画いたしました。また、1月に発生した令和6年能登半島地震に関し、義援金の寄付および支援物資の提供を行いました。
(6)指標及び目標
①気候変動に関する指標及び目標
温室効果ガス排出量の削減目標達成に向けた取り組み状況は下記のとおりになります。なお、当社グループに属する全ての会社では指標及び目標の設定が行われていないため、当社グループにおける記載が困難です。このため、指標に関する目標および実績は、当社国内グループのものを記載しております。
(削減目標)
|
2030年 |
温室効果ガス排出量50%削減(2013年度対比 / Scope1、2) |
|
2050年 |
カーボンニュートラル実現 |
(取り組み状況) 単位:t-CO2
|
|
2013 年度 |
2019 年度 |
2020 年度 |
2021 年度 |
2022 年度 |
|
|
温室効果ガス排出量 |
- |
182,981 |
171,999 |
184,859 |
181,209 |
|
|
|
(Scope1、2計) |
21,661 |
19,485 |
17,410 |
17,755 |
17,061 |
|
(Scope3計) |
- |
163,496 |
154,589 |
167,104 |
164,148 |
|
|
Scope1、2削減率(2013年度比) |
- |
△10.0% |
△19.6% |
△18.0% |
△21.2% |
|
※対象組織:当社国内グループ 温室効果ガス排出量:環境会計公表値
当社国内グループの2022年度温室効果ガス排出量は、2013年度比で21.2%減となりました。
今後も、具体的な削減取り組みの推進等を講じることで、温室効果ガス排出量の更なる削減を含む気候変動対策に取り組んでまいります。
②人的資本に関する指標及び目標
社内環境整備における人事施策の浸透度を定量的に図るため、以下の重要業績評価指標(KPI)を設定しております。なお、当社グループに属する全ての会社では指標及び目標の設定が行われていないため、当社グループにおける記載が困難です。このため、指標に関する目標および実績は、提出会社のものを記載しております。
|
INPUT/OUTPUT |
OUTCOME |
||||
|
カテゴリ |
KPI |
2023年度実績 |
目標値 |
前年との 評価比較 |
|
|
行動指針 |
バリュー評価 達成率 |
60.2% |
80% |
-※1 |
経営方針の達成 ↑ 社員個人の成長 労働意欲の向上 |
|
育成 |
教育研修費用 |
24,063円/人 |
30,000円/人 |
|
|
|
成長実感 |
エンゲージメント スコア |
5.6(10点中) |
7(同) |
|
|
|
満足度 |
5.7(10点中) |
7(同) |
|
||
|
健康経営 |
二次検診受診率 |
26.1% |
70% |
|
|
|
喫煙率 |
27.7% |
20% |
|
||
|
労働環境 |
時間外労働時間 |
6.4時間/人 |
5時間/人 |
|
|
|
有給休暇取得率 |
65.7% |
80% |
|
||
|
労働災害 |
強度率※2 |
0.00 |
0 |
|
|
|
度数率※3 |
0.83 |
0 |
|
||
※1 バリュー評価達成率に関しては、本年度が初年度の実績となるため、前年との評価比較は
記載しておりません。
※2 強度率とは、実労働時間当たりの延べ労働損失日数で災害の重さを示す指標となります。
※3 度数率とは、実労働時間当たりの労働災害による死傷者数で労働災害の頻度を示す指標と
なります。
2023年度の人的資本に関する結果は上記のとおりとなりました。
従業員が行動指針に共感し、日々の業務において行動として実行できているかを人事評価のバリュー評価として実施し、2023年度の結果は60.2%となりました。バリュー評価は、経営方針を実現するための重要な定義と位置付け、人事制度における昇格・降格の指標として進めております。
今後も、行動指針の浸透を推進するために、行動として最も模範となる従業員を表彰する制度等の導入を講じることで、人的資本に関する目標達成に向けて取り組んでまいります。
3【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
(1)当社のリスクマネジメント体制
当社グループは、2024年4月1日よりコーポレート・ガバナンス体制を見直し、取締役会の監督の下、代表取締役社長の下にリスク・コンプライアンス委員会、サステナビリティ経営推進委員会、環境・安全委員会を設置しております。リスク・コンプライアンス委員会は、各委員会と連携し、様々なリスクを網羅的に把握し、定期的に報告がなされる体制の整備と運用にあたっております。
全社重要リスク決定プロセスは、リスク・コンプライアンス委員会にて、経営に影響を与えるリスクを幅広く検討したリスクアセスメント項目について、各部長職者が回答し、そのデータを分析後、全社重要リスク候補案を取締役会に答申し、取締役会が決定しております。
選定しました全社重要リスクにつきましては、各リスクオーナーが、中期経営計画に沿った3カ年計画および単年計画を推進しております。また、2020年度より設置されました全社BCM(事業継続マネジメント)事務局を中心に、2020年度は本社、2021年度は吉野原工場および各支店・営業所、2022年度は羽生工場・土岐工場・大阪工場、2023年度は国内連結子会社にBCPを構築いたしました。前年度に引き続き、今年度におきましても着実に全社BCP構築の実行推進を行ってまいります。
(2)当社のリスクマネジメント体制の運用状況
リスク・コンプライアンス委員会では、全社的リスクマネジメント(ERM)を推進するにあたり、中期経営計画策定年度に当社リスクの見直しを伴うリスクアセスメントを行い、全社重要リスクを特定し、中期経営計画策定年度以降においては全社重要リスクについて変更するべきリスクが無いか、社内外の環境変化等を踏まえた精査を行っております。
2021年度においては、リスクアセスメントにより97項目について精査し、リスクの重要度(影響度×発生可能性から決定)上位30項目を中心に、内容を鑑みて全社重要リスク4項目を選定いたしました。2022年度においては、中期経営計画策定年度以外としてリスクアセスメントを行い、全社重要リスクの状況確認、全社重要リスクへの追加項目の検討およびその他重要リスクの状況確認を行いました。その結果、2021年度と同様に新たな全社重要リスクの追加はありませんでした。2023年度におきましても2022年度と同様に、中期経営計画策定年度以外としてアセスメント後に全社重要リスクの状況確認、全社重要リスクへの追加項目の検討およびその他重要リスクの状況確認を行い、その結果、2022年度と同様に新たな全社重要リスクの追加はありませんでした。
このため、前年度に引き続き、全社重要リスク4項目およびその他重要リスクにつきまして、その対応策を評価・検証し、リスク低減活動の推進を図るとともに、対応策の効果のモニタリングを行っております。
(3)事業等のリスク
当社グループの経営環境における事業等のリスクとしては、全社重要リスクのほか、その他重要リスク等多岐にわたるものがあり、記載事項以外に予測し難いリスクも存在するため、当社グループの想定を超えた予測不能な事態が発生した場合、十分な対応がとれない可能性があります。
当該リスクの顕在化する可能性の程度(発生可能性)を鑑みた上で、顕在化した場合の経営成績等に与える影響度を考慮し、当該リスクの発生回避および発生時の対応に努める所存であります。
◆全社重要リスク
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全社重要リスク ① 事業継続リスク |
前年との 評価比較 |
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全社重要リスク選定理由 |
中長期取り組みの必要性 |
自然災害の頻発・激甚化に伴い、永続的な全社取り組みが必要と捉えております |
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経営戦略への影響 |
操業停止による収益圧迫、人材の確保など、適切な備えが無いと甚大な影響を及ぼす可能性があります |
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企業理念・目指すべき企業像との関係性 |
会社存続には、事業継続力の向上は不可欠であると認識しております |
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体制構築・リソース投入の 必要性 |
事業継続には全社的・組織横断的な取り組みを展開する必要があると認識しております |
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リスク認識 |
災害発生時の従業員の安全確保、近隣への漏出事故等の回避、早期復旧による顧客・取引先・株主の信頼維持は、企業にとって生命線であり、全社的な取り組みを継続する必要性があります |
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リスクへの対策 |
目指すべきリスクへの 対応状態 |
災害発生時、人命保護を目的とした緊急時対応計画(ERP)が実施され、危機管理計画 (CMP)に基づく指揮命令系統を確立し、事業継続計画活動の発動実施ができるようにいたします |
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具体策 |
2020年度は本社、2021年度は吉野原工場および各支店・営業所、2022年度は羽生工場・土岐工場・大阪工場、2023年度は国内連結子会社にBCP構築を行いました。2024年度は吉野原、土岐および大阪工場の工場間BCPおよびIT-BCPへの展開を行います。 ・安否確認訓練での早期回答の意識づけ ・全社での緊急時備蓄品(3日間)の整備 ・電源、通信等のインフラ(IT-BCP)整備 ・教育および訓練の推進、長期休暇中の安否確認への対応 |
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事業継続リスクに関連する 個別リスク |
前年との 評価比較 |
リスクへの対策 |
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原材料の供給途絶 |
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・仕入先の複数化 ・調達先の変更 ・フォーキャスト精度の向上および在庫量の調整 |
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コンピュータシステムダウン /ネットワークのダウン |
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・IT-BCP構築への着手 ・システム構成の最適化を実現 ・検証環境を用いたシステム復旧訓練の実施 ・バックアップ回線の高速化 |
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台風、豪雨、高潮、洪水、 豪雪、地震、噴火 |
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・BCP策定による対応強化 ・生産機能の相互補完 ・防災訓練の実施、従業員安否確認システムの活用、長期休暇中の安否確認システム範囲外移動への対応 |
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感染症(パンデミック) |
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・在宅勤務(テレワーク)の推進、Web会議システム、社内ネットワークへのアクセスツール等インフラの整備、活用促進 ・電子契約システムの整備、受注FAXのメール転送機能の整備等の推進 |
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第三者による盗取、不正アクセス・ウィルス感染等 |
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・脱PPAP※対応の実現 ・既知・未知の脅威侵入への対応強化の実現 ・セキュリティに関する社内教育の実施 |
※PPAP:メールでパスワード付きZIPファイルを送り、その後別のメールでファイルを開くためのパスワードを送ること
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全社重要リスク ② 人材戦略リスク |
前年との 評価比較 |
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全社重要リスク選定理由 |
中長期取り組みの必要性 |
・企業の持続可能性および価値創造のための主要因子と捉え中長 期的な取り組みを要すると捉えております ・2022年度に人材戦略構築プロジェクトチームを発足させ、3カ 年計画にて仕組みを整えます |
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経営戦略への影響 |
経営戦略と人材戦略の連動が不可欠と考えております |
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企業理念・目指すべき企業像との関係性 |
企業理念に掲げている社会への貢献には、それを体現するための人材が不可欠と認識しております |
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体制構築・リソース投入の 必要性 |
従来の枠に捕らわれない人材発掘・育成のため、複合的な取り組みを展開する必要があると認識しております |
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リスク認識 |
・前中期経営計画「TOKYOink 2020」において、人事戦略・整備す べき基盤・行動の原則等を掲げ対応してきましたが、人材価値 向上の成果が不足していると認識しております ・「採用・能力開発・適材適所」の実現等、競争力向上のための 人事機能強化は、全社的な取り組みを継続する必要性がありま す |
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リスクへの対策 |
目指すべきリスクへの 対応状態 |
人事機能を強化し、経営層において経営戦略と連動した人材戦略を検討できる体制を構築することで、必要な人材像を設定し、創出・確保するための各種制度の導入および見直しを行います |
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具体策 |
・人事制度の定着に向けた制度の修正 ・ハイパフォーマー育成制度の実施 ・コンサルティング会社活用による人事機能の補完 ・シニア人事制度の導入 |
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人材戦略リスクに関連する 個別リスク |
前年との 評価比較 |
リスクへの対策 |
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人材の過不足・人件費の上昇 |
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・多様な労働力に対応可能な仕組みの強化 ・社員教育制度の拡充、ダイバーシティへの対応 |
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過労、ストレス、メンタルヘルス |
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・時間外労働の管理の徹底による過重労働の抑止 ・ストレスチェックを実施し、ストレス、メンタルヘルスを管理、および必要に応じ産業医の面談を実施 ・メンタルヘルスの教育研修の実施 |
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技術等の伝承の失敗・途絶 |
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・設計変更に係わる、試験方法の拡充・開発 ・工程変更に係わる時の試験検討の徹底 ・工程に係る顧客要求事項の再確認 ・技術等伝承の人材育成の教育プログラム導入 ・多様な労働力に対応可能な仕組みの強化 |
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従業員の士気・モラール低下 |
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・働きやすい職場環境整備 ・行動指針の従業員への浸透強化 ・従業員サーベイを実施し、個人と組織の課題対策強化 |
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人材の流出・喪失 |
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・働きやすい職場環境整備 ・人事制度改革の定着 ・中途採用の強化 |
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全社重要リスク ③ サステナビリティ課題考慮不足リスク |
前年との 評価比較 |
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全社重要リスク選定理由 |
中長期取り組みの必要性 |
・2030年、2050年に向けた取り組みが求められると認識しており ます ・長期に渡る取り組みとなるため、温室効果ガス排出量削減に向 けた検討を継続し、統合報告書および環境会計の基礎構築を継 続いたします |
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経営戦略への影響 |
サステナビリティが今後の経営戦略の中核的な要素になることは、世界情勢から認識しております |
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企業理念・目指すべき企業像との関係性 |
「持続可能な社会の実現を目指し、環境・社会課題の解決に貢献し続ける企業」を目指します |
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体制構築・リソース投入の 必要性 |
幅広い知識・対応・人材が必要なため、組織横断的な取り組みを展開する必要があると認識しております |
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リスク認識 |
持続可能な社会を支え、環境と共生する企業となることが求められる中で、石化由来原材料を多く取り扱う当社としては、環境負荷低減を含むサステナビリティ関連対策は重要なリスクとなっており、全社的な取り組みの継続が必要と認識しております |
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リスクへの対策 |
目指すべきリスクへの 対応状態 |
・当社グループの成長発展に寄与する環境負荷低減を含むサステ ナビリティ関連課題に対する取り組み方法や実行体制の確立を 図ります ・ステークホルダーに対して定性・定量情報を開示できる体制・ 方法の整備を行います |
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具体策 |
・サステナビリティ関連マテリアリティ(重要課題)への取り組 み推進 ・環境負荷低減を含むサステナビリティ関連課題対応に向けた方 策立案・整理 ・温室効果ガス排出量集計方法確立 ・情報開示体制、方法の整備 ・2024年9月発行予定の統合報告書にて開示予定 |
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サステナビリティ課題 考慮不足リスクに関連する 個別リスク |
前年との 評価比較 |
リスクへの対策 |
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原材料市況の変化 |
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・複数の仕入先からの原材料購入による安定調達 ・原材料仕入先の新規探索 ・価格高騰への対応 ・代替品の検討 |
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顧客ニーズの変化 |
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・顧客との継続的なコミュニケ―ションによる顧客要求のタイムリーな把握および継続的な技術改善 |
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技術革新、陳腐化 |
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・市場要求を理解し、課題解決のためのテーマ設定を行い、取り組む ・技術人材育成の教育プログラム導入 ・技術投資の維持、増額 ・産学連携、同業種、異業種企業との協業 |
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研究開発の失敗 |
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・研究人材の育成強化 ・産学連携の推進 |
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規制強化・法令改正 |
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・環境関連規制、労務規制等の監視体制強化とアラート発出による法規制遵守意識の向上 |
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温室効果ガスの排出量削減の失敗 |
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・温室効果ガス低減に係わる規制監視体制強化と対応製品の拡充 |
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全社重要リスク ④ 労働災害リスク |
前年との 評価比較 |
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全社重要リスク選定理由 |
中長期取り組みの必要性 |
・安全は、企業活動の全てにおいて優先されるべきものと考えて おります ・安定的な事業継続の観点から中長期的な取り組みを継続いたし ます |
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経営戦略への影響 |
直接・間接的なマイナスの影響が甚大であります |
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企業理念・目指すべき企業像との関係性 |
従業員の安全確保は最重要と認識しております |
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体制構築・リソース投入の 必要性 |
工場部門だけの問題とせず、全社一丸となる取り組みが必要と認識しております |
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リスク認識 |
当社が取り扱う化学品の危険性や有害性が多様化し、重要なリスクとなっており、全社的な取り組みを継続する必要性を認識しております |
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リスクへの対策 |
目指すべきリスクへの 対応状態 |
労働災害を防止するための基本事項を定め、従業員の職場における安全と健康を確保し、快適な作業環境の形成を促進することを目的といたします 1)5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)ができていること 2)安全基準の策定 |
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具体策 |
・危険予知活動の強化 ・手順書整備、見直しによる安全性確保 ・健康管理 |
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労働災害リスクに関連する 個別リスク |
前年との 評価比較 |
リスクへの対策 |
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技術等の伝承の失敗・途絶 |
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・設計変更に係わる、試験方法の拡充・開発 ・工程変更に係わる時の試験検討の徹底 ・工程に係る顧客要求事項の再確認 ・技術等伝承の人材育成の教育プログラム導入 ・多様な労働力に対応可能な仕組みの強化 |
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火災、爆発・破裂リスク |
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・危険物の取扱、管理教育の徹底 |
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職業性疾病 |
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・自律的な化学物質管理 ・適切な保護具の着用 ・化学物質の管理と取扱い手順の教育 |
◆その他重要と認識しているリスク
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リスク項目 |
影響度 |
発生 可能性 |
前年との 評価比較 |
リスク内容 |
リスクへの対応策 |
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① 景気変動、市況変化 |
中 |
中 |
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・景気変動に伴う需要減退に対応できない利益減少リスクまたは需要増加に生産対応できない機会損失リスク |
・事業環境の変化に対し、市場動向に迅速かつ的確に対応できる企業体質の構築 |
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② 特定顧客・市場への依存 |
中 |
中 |
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・特定顧客・市場への依存度の高さにより、関係悪化・取引停止等にて事業継続への影響に発展するリスク |
・取引先の経営状況の把握 ・新規顧客の開拓 ・周辺領域の探索 |
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③ 製品検査・試験のミス(製品事故要因) |
中 |
中 |
|
・原材料不良の影響から、品質異常が発生し、得意先からの信頼を失うリスク ・製品の品質異常による顧客からの訴訟や損害賠償が発生するリスク |
・手順書整備、見直しによる検査方法、出荷条件等の更新 ・ISO9001マネジメント活動の継続的推進 |
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④ 製造プロセスの欠陥・瑕疵(製品事故要因) |
中 |
中 |
|
・不純物混入や製造プロセス瑕疵等による品質低下、製造機器不具合によって規格外品が増加し、改修費用が増大するリスク |
・機器および原材料回りの整理整頓 ・機器メンテナンスや工程管理能力の向上 |
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⑤ 為替等の変動 |
中 |
中 |
|
・為替市場、金利等の変動等により外貨建取引(債権・債務)への為替変動が生じ、業績に影響を及ぼすリスク |
・外貨変動リスクの事前回避、金融機関や専門機関等からの情報把握、分析(国際金融・社会情勢・地政学) ・外貨建債権・債務残高の適正管理、バランス ・先物為替予約等実施によるヘッジ |
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⑥ 貿易ルールの変更 |
中 |
中 |
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・原材料調達国が輸出を規制し、原材料を入手できなくなるリスク ・製品輸出先が関税変更し、業績に影響するリスク |
・仕入先の複数化 ・原材料調達国および製品納入国の法令研修の拡充 ・法令に基づく関係省庁情報の入手、選別、アラート発出 |
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⑦ 設備・機器・情報システム等の不稼動 |
中 |
中 |
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・生産設備のメンテナンス不足原因によって設備が故障し、生産活動が停止するリスク ・基幹システムにトラブルが発生し、生産・営業活動が一時停止するリスク ・設備またはシステム停止によって、事業が停滞するリスク |
・生産設備の定期メンテナンス徹底 ・障害発生時のマニュアル更新整備 |
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⑧ 顧客・協力会社の倒産・支払遅延 |
中 |
中 |
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・取引先倒産による債権回収不能リスク ・製造協力会社倒産により、代替先が見つからず一部製品の生産中断となるリスク |
・債権保証契約による債権保全 ・与信債権管理運用基準による取引先状況の定期的なモニタリング ・製造協力会社の新規検討および自社内での生産対応強化 |
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⑨ 設計の欠陥・瑕疵(製品事故要因) |
中 |
低 |
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・設計変更の試験検討等で見抜けないような予期せぬ機能低下が発生するリスク ・生産工程効率化一辺倒による作業工程を変更した結果、品質が低下するリスク |
・設計変更に係わる、試験方法の拡充・開発 ・工程変更に係わる時の試験検討の徹底 ・工程に係る顧客要求事項の再確認 |
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⑩ 生産・在庫管理の失敗 |
低 |
中 |
|
・原材料・仕掛品・製品在庫管理の失敗による、製品の過不足が発生するリスク ・在庫管理不足による保管料増加や在庫処分費用増大による損益低下のリスク |
・生産管理方法の適宜見直し ・費用発生のモニタリングによる抑制方法の検討 |
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⑪ 製品回収、クレーム対応の失敗 |
中 |
中 |
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・製品不具合、クレームが発生した際の判断の遅れや不適切な対応により、不具合製品による事故が発生するリスク ・顧客からのクレームへの対応失敗により、顧客の信用を失い、取引停止となるリスク |
・不具合発生時の正確な情報共有の徹底 ・クレーム原因の追究、対応策の有効性評価 ・信用の失墜を防ぐためのアフターフォロー実施 |
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⑫ 納期・性能未達 |
低 |
中 |
|
・生産管理問題等から、期日に納品できないリスク ・製品ロットごとに品質差が発生し、顧客からクレームを受けるリスク |
・生産管理方法の適宜見直し ・生産性向上、不適合品の発生防止に資する活動推進 |
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⑬ 政情不安(戦争・テロ・政治体制や政策の変更等) |
中 |
低 |
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・海外政情変化に伴う、原材料調達対応および高騰対応の遅れによる事業活動の停滞や治安悪化などにより、輸出入ビジネスからの撤退を余儀なくされるリスク |
・地政学情報に対してのアラート発信強化および情報共有 ・原材料調達状況の早期把握、在庫の見直し、原材料変更対応等にてリスク低減 |
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績等の概況
当連結会計年度の業績は下記のとおりであります。
(単位:百万円)
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区 分 |
2023年3月期 |
2024年3月期 |
増減額 |
増減率 |
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売上高 |
43,406 |
43,922 |
516 |
1.2% |
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営業利益又は営業損失(△) |
△21 |
768 |
790 |
- |
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経常利益 |
4,783 |
986 |
△3,797 |
△79.4% |
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親会社株主に帰属する 当期純利益 |
1,645 |
881 |
△764 |
△46.4% |
当連結会計年度(2023年4月1日~2024年3月31日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が解除されたことにより、社会経済活動正常化への動きが一段と進み、企業業績・個人消費ともに緩やかな回復基調が継続されました。一方で、原材料価格の高止まり、円安とエネルギーコスト上昇等による物価高は依然として続いており、今後も不安定な国際情勢や世界的な金融引き締めによる影響が懸念され、景気の先行きは不透明な状況が継続しております。
このような状況の中、当社グループは、競争力強化と顧客満足の向上および事業領域の拡大を進め、また、原材料等の価格上昇分について、製品の販売価格改定を実施してまいりました。
この結果、上記の表に記載のとおり、当連結会計年度の業績は、売上高が439億2千2百万円で前年度比5億1千6百万円の増収(1.2%増)、営業利益は7億6千8百万円で、製品の販売価格改定等の交易条件の改善により、前年度比7億9千万円の増益(前年度は2千1百万円の営業損失)、経常利益は9億8千6百万円で、前年度における米国連結子会社の出資分配益の計上がなくなったこと等により前年度比37億9千7百万円の減益(79.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は8億8千1百万円で、前年度における減損損失の計上がなくなったこと等により前年度比7億6千4百万円の減益(46.4%減)となりました。
なお、2023年12月に連結子会社である荒川塗料工業株式会社(決算日2月末日)で発生した火災により、99百万円を災害による損失として特別損失に計上しております。
今後のわが国の経済については、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費の持ち直しが進むことで、緩やかな回復基調が継続すると見込んでおります。一方で、原油価格や為替の動向等による当社グループの業績への影響が不透明な状況は継続すると見込まれるため、引き続き市況を注視しながら競争力強化と顧客満足の向上および事業ポートフォリオの見直しを進めてまいります。
「売上高年度別推移」 (百万円) 「営業利益(損失▲)年度別推移」 (百万円)
「経営成績の四半期推移」 (百万円)
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
当社グループの報告セグメントはインキ事業、化成品事業、加工品事業、不動産賃貸事業から構成されており、当連結会計年度の売上高とセグメント利益又は損失(△)の構成は以下のとおりであります。
また、前連結会計年度の期首より全社費用の区分を見直しております。それに伴い、各事業のセグメント利益または損失については2022年3月期からの数値を記載しております。
詳細につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。
(インキ事業)
(単位:百万円)
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区 分 |
2023年3月期 |
2024年3月期 |
増減額 |
増減率 |
|
売上高 |
14,026 |
14,529 |
503 |
3.6% |
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セグメント利益又は損失(△) |
△673 |
288 |
962 |
- |
インキ事業における各製品の当連結会計年度の概況をご報告いたします。
商業印刷を主要市場としているオフセットインキおよび印刷用材料は、産業構造の変化に伴う市場縮小が継続する中、行動制限解除に伴い各種イベント等が増加したことで、需要が回復いたしました。そのような状況下、原材料価格およびエネルギーコストの上昇に対して製品販売価格改定が一定程度進捗したことに加え、重要顧客への販売活動を強化したことにより、前年度に比べ売上高は増加いたしました。また、売上高の増加に加え、前期末に実施した固定資産の減損処理に伴う減価償却費の減少等により、利益は大幅に改善いたしました。
グラビアインキは、原材料価格およびエネルギーコストの上昇に対する製品販売価格改定が進捗したことに加え、持続可能な社会の実現に貢献できる製品(以下、サステナブル製品)である機能性インキが伸長したものの、物価高に伴う消費意欲低下の影響等により、売上高・利益ともに減少いたしました。
インクジェットインクは、建材用途等の自社製品が低調に推移したものの、欧米向け受託製品の需要が徐々に回復してきた結果、前年度に比べ売上高・利益ともに増加いたしました。
この結果、上記の表に記載のとおり、インキ事業の当連結会計年度の業績は、前年度に比べ増収となり、利益は損失を計上した前年度から黒字転換いたしました。
今後のインキ事業につきまして、オフセットインキは産業構造の変化に伴う市場縮小が今後も継続することが考えられますので、サステナブル製品開発および重点顧客への販売活動を強化し、今後更なる事業構造改革に努めてまいります。グラビアインキは軟包装分野の需要が堅調に推移し、インクジェットインクは中長期的には産業用途の需要拡大が見込まれますので、サステナブル製品開発および販売活動を強化してまいります。また、引き続き、事業全体を通じて収益力向上に向けて製品ポートフォリオの再構築を進めてまいります。
「売上高・セグメント利益の年度別推移と四半期推移」 (百万円)
(化成品事業)
(単位:百万円)
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区 分 |
2023年3月期 |
2024年3月期 |
増減額 |
増減率 |
|
売上高 |
21,283 |
21,350 |
67 |
0.3% |
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セグメント利益 |
419 |
190 |
△228 |
△54.5% |
化成品事業における各製品の当連結会計年度の概況をご報告いたします。
自動車用マスターバッチおよび樹脂コンパウンドは、第4四半期に国内自動車生産台数が一時的に減少した影響を受けましたが、通年では、国内自動車生産台数が増加したことにより、前年度に比べ売上高は増加いたしました。
包装材・容器用マスターバッチは、物価高に伴う消費意欲低下および環境対応の影響等により、前年度に比べ売上高は減少いたしました。
この結果、上記の表に記載のとおり、化成品事業の当連結会計年度の業績は、原材料価格およびエネルギーコストの上昇に対して製品販売価格改定が一定程度進捗したことにより、前年度に比べ増収となりました。一方、タイ国連結子会社が好調であったものの、包装材・容器用マスターバッチの減収影響が大きく、減益となりました。
今後の化成品事業につきまして、自動車用マスターバッチおよび樹脂コンパウンドは、一時的に減少した国内自動車生産の回復に伴い、需要が堅調に推移することが見込まれます。包装材・容器用マスターバッチは、環境対応の加速化による市場縮小の継続が考えられますが、新たな用途・分野への進出を目指してまいります。事業全体を通じて、サステナブル製品開発および販売活動を強化し、サーキュラーエコノミーの実現に向けた取り組みを進めてまいります。これらの方針に基づき、持続可能な製品開発と販売を推進してまいります。
「売上高・セグメント利益の年度別推移と四半期推移」 (百万円)
(加工品事業)
(単位:百万円)
|
区 分 |
2023年3月期 |
2024年3月期 |
増減額 |
増減率 |
|
売上高 |
8,014 |
7,953 |
△60 |
△0.8% |
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セグメント利益 |
524 |
516 |
△8 |
△1.6% |
加工品事業における各製品の当連結会計年度の概況をご報告いたします。
ネトロン®(注)は、工業材料である水処理用資材の輸出需要が一服した結果、売上高は前年度に比べ減少いたしました。また、原材料価格およびエネルギーコストの上昇に対して製品販売価格改定が一定程度進捗したものの、十分ではなく、利益は減少いたしました。
一軸延伸フィルムは、ダンボールカットテープ用途および一般食品包装用途が低調であったものの、直進カット性フィルムの販売が好調に推移したことに加え、原材料価格およびエネルギーコストの上昇に対して製品価格改定が進捗したことにより、前年度に比べ売上高は増加いたしました。一方、販売構成差により前年度に比べ利益は減少いたしました。
土木資材は、豪雨災害の復興需要の影響等により、防災・減災用途に使用されるジオセル工法の採用が引き続き増加していることで、前年度に比べ売上高および利益ともに大幅に増加いたしました。
農業資材は、好調であった燃油使用量削減に寄与する保温資材等の高機能製品需要が一服したことに加え、国内農業における産業構造の変化に伴う市場縮小により汎用製品の需要が低迷した影響が大きく、前年度に比べ売上高は減少いたしました。一方、高付加価値製品の比率が向上したことにより、利益は前年度並みになりました。
この結果、上記の表に記載のとおり、加工品事業の当連結会計年度の業績は、前年度に比べ減収減益となりました。
今後の加工品事業につきまして、ネトロン®の水処理用資材は、徐々に需要が回復し、中長期的には市場拡大の継続が見込まれ、土木資材は、豪雨等の災害に対応するため、政府が「国土強靭化計画」を推進していることから、防災・減災用途製品の需要の高まりが見込まれます。一方、包装資材や農業資材は、環境対応の加速化および産業構造の変化に伴う市場縮小の継続が考えられますが、環境に配慮した製品需要の高まりが期待できます。需要の増加が見込まれる分野は生産能力を強化し、事業全体を通じて、サステナブル製品開発および販売活動を強化してまいります。
「売上高・セグメント利益の年度別推移と四半期推移」 (百万円)
(不動産賃貸事業)
(単位:百万円)
|
区 分 |
2023年3月期 |
2024年3月期 |
増減額 |
増減率 |
|
売上高 |
82 |
88 |
6 |
7.8% |
|
セグメント利益 |
48 |
55 |
6 |
14.1% |
不動産賃貸事業は、賃貸戸建て住宅「パレットパークタウン」および本社ビル賃貸オフィスの稼働が堅調に推移いたしました。
この結果、上記の表に記載のとおり、不動産賃貸事業の当連結会計年度の業績は、増収増益となりました。
「売上高・セグメント利益の年度別推移と四半期推移」 (百万円)
②財政状態の状況
(単位:百万円)
|
区 分 |
2023年3月期 |
2024年3月期 |
増減額 |
増減率 |
|
資産 |
47,797 |
52,466 |
4,669 |
9.8% |
|
負債 |
20,531 |
23,067 |
2,535 |
12.4% |
|
純資産 |
27,265 |
29,398 |
2,133 |
7.8% |
当連結会計年度末の総資産は524億6千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ46億6千9百万円増加いたしました。主な要因は、現金及び預金の増加3億6千万円、受取手形の減少2億6千万円、売掛金の増加4億1千1百万円、電子記録債権の増加13億5千5百万円、棚卸資産の増加3億6千8百万円、投資有価証券の時価上昇に伴う増加9億1千5百万円および退職給付に係る資産の増加11億6千6百万円等によるものです。
負債合計は230億6千7百万円となり、前連結会計年度末に比べ25億3千5百万円増加いたしました。主な要因は、支払手形及び買掛金の増加14億1千5百万円、短期借入金の減少1億3千万円、1年内返済長期借入金の減少1億2千7百万円、未払法人税等の増加1億4千5百万円、長期借入金の増加2億5千万円および繰延税金負債の増加7億1千万円等によるものです。
純資産の部は293億9千8百万円となり、前連結会計年度末に比べ21億3千3百万円増加いたしました。主な要因は利益剰余金の増加5億6千6百万円、投資有価証券の時価上昇に伴うその他有価証券評価差額金の増加等、その他の包括利益累計額の増加14億4千万円等によるものです。
③キャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
|
区 分 |
2023年3月期 |
2024年3月期 |
増減額 |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
△893 |
1,989 |
2,883 |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
2,461 |
△1,281 |
△3,743 |
|
フリー・キャッシュ・フロー |
1,568 |
708 |
△860 |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
△2,014 |
△398 |
1,616 |
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
3,374 |
3,734 |
360 |
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は37億3千4百万円で、前連結会計年度末に比べ3億6千万円の増加(10.7%増)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、19億8千9百万円の収入となりました(前連結会計年度は8億9千3百万円の支出)。主な要因は、税金等調整前当期純利益11億3千9百万円、減価償却費13億2千8百万円が計上され、売上債権の増加14億2千万円、棚卸資産の増加3億5千7百万円、仕入債務の増加14億8百万円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、12億8千1百万円の支出となりました(前連結会計年度は24億6千1百万円の収入)。主な要因は、有形固定資産の取得による支出12億6千1百万円、無形固定資産の取得による支出3億2千万円、投資有価証券の売却による収入4億4百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、3億9千8百万円の支出となりました(前連結会計年度は20億1千4百万円の支出)。主な要因は、短期借入金の純減額1億3千万円、長期借入による純増額1億2千2百万円、配当金の支払額3億1千4百万円等によるものです。
④生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
生産数量合計(トン) |
前年同期比(%) |
|
インキ事業 |
26,896 (5,315) 〔1,506〕 |
93.8 (86.5) 〔92.0〕 |
|
化成品事業 |
40,753 (161) 〔17,269〕 |
96.5 (124.0) 〔95.4〕 |
|
加工品事業 |
4,506 (-) 〔1,796〕 |
93.2 (-) 〔86.3〕 |
|
不動産賃貸事業 |
- (-) 〔-〕 |
- (-) 〔-〕 |
|
合計 |
72,156 (5,476) 〔20,572〕 |
95.3 (87.2) 〔94.2〕 |
(注)1 ( )内数字は自家消費分を示し、かつ内数であります。
2 〔 〕内数字は外注分を示し、かつ内数であります。
b.商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
仕入高(百万円) |
前年同期比(%) |
|
インキ事業 |
1,326 |
80.1 |
|
化成品事業 |
192 |
89.1 |
|
加工品事業 |
2,957 |
90.0 |
|
不動産賃貸事業 |
- |
- |
|
合計 |
4,476 |
86.8 |
c.受注実績
当社グループは主として見込生産を行っております。なお、化成品の一部で受注生産を行っているものもありますが、特に受注残高を示すほどのものではありません。
d.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
販売高(百万円) |
前年同期比(%) |
|
インキ事業 |
14,529 |
103.6 |
|
化成品事業 |
21,350 |
100.3 |
|
加工品事業 |
7,953 |
99.2 |
|
不動産賃貸事業 |
88 |
107.8 |
|
合計 |
43,922 |
101.2 |
(注) セグメント間の取引については相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
イ.当社グループの当連結会計年度の財政状態
当連結会計年度末の総資産は524億6千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ46億6千9百万円増加いたしました。分析・検討内容は、以下のとおりであります。
◆資産の部
(単位:百万円)
|
摘要 |
2023年3月期 |
2024年3月期 |
増減額 |
主な内容分析 |
|
|
流動資産 |
現預金 |
3,375 |
3,736 |
360 |
流動性資金確保 |
|
売上債権 |
15,634 |
17,141 |
1,506 |
当年度末休日の影響による債権増、販売価格改定効果他 |
|
|
棚卸資産 |
9,494 |
9,863 |
368 |
商品及び製品+361、仕掛品△51、原材料及び貯蔵品+58他 |
|
|
その他 |
394 |
370 |
△24 |
未収法人税等減△37他 |
|
|
計 |
28,899 |
31,111 |
2,212 |
売上債権、棚卸資産の増加 |
|
|
固定資産 |
有・無形 固定資産 |
12,584 |
12,943 |
359 |
減価償却費見合いの新規設備投資 |
|
投資 その他 |
6,312 |
8,410 |
2,098 |
・保有株式評価増+999、同株式売却による減△127 ・退職給付に係る資産増+1,166 |
|
|
計 |
18,897 |
21,354 |
2,457 |
|
|
|
資産合計 |
47,797 |
52,466 |
4,669 |
|
|
セグメント資産の状況
(単位:百万円)
|
|
2023年3月期 |
2024年3月期 |
増減額 |
主な内容分析 |
|
インキ事業 |
14,858 |
17,027 |
2,169 |
売上債権、棚卸資産の増加 |
|
化成品事業 |
22,072 |
23,547 |
1,474 |
売上債権、棚卸資産、米国連結子会社の出資 分配金の増加 |
|
加工品事業 |
7,036 |
7,517 |
481 |
売上債権、棚卸資産の増加 |
|
不動産賃貸事業 |
647 |
626 |
△21 |
|
|
報告セグメント合計 |
44,615 |
48,719 |
4,104 |
|
当連結会計年度末の負債合計は230億6千7百万円となり、前連結会計年度末に比べ25億3千5百万円増加いたしました。分析・検討内容は、以下のとおりであります。
◆負債の部
(単位:百万円)
|
摘要 |
2023年3月期 |
2024年3月期 |
増減額 |
主な内容分析 |
|
|
流動負債 |
仕入債務 |
9,713 |
11,128 |
1,415 |
当年度末休日の影響による債務増 |
|
短期借入金 (1年内含) |
4,752 |
4,495 |
△257 |
運転資金確保 |
|
|
その他 |
2,032 |
2,481 |
448 |
未払法人税等増+146他 |
|
|
計 |
16,498 |
18,105 |
1,606 |
|
|
|
固定負債 |
長期借入金 |
2,631 |
2,881 |
250 |
約定返済減、新規借入 |
|
その他 |
1,401 |
2,081 |
679 |
繰延税金負債増+710他 |
|
|
計 |
4,033 |
4,962 |
929 |
|
|
|
負債合計 |
20,531 |
23,067 |
2,535 |
|
|
純資産の部は293億9千8百万円となり、前連結会計年度末に比べ21億3千3百万円増加いたしました。分析・検討内容は、以下のとおりであります。
◆純資産の部
(単位:百万円)
|
摘要 |
2023年3月期 |
2024年3月期 |
増減額 |
主な内容分析 |
|
株主資本 |
26,033 |
26,705 |
672 |
利益剰余金増+566、自己株式減少+95 |
|
その他の 包括利益累計額 |
1,060 |
2,501 |
1,440 |
保有株式評価増+702、為替換算調整勘定増+161 退職給付に係る調整累計額減+572 |
|
非支配株主持分 |
171 |
191 |
20 |
|
|
純資産合計 |
27,265 |
29,398 |
2,133 |
株価上昇の影響によりその他の包括利益累計額の大幅増加 |
ロ.当社グループの当連結会計年度の経営成績
当連結会計年度の業績は、売上高が439億2千2百万円で前年度比5億1千6百万円の増収(1.2%増)、営業利益は7億6千8百万円で、製品の販売価格改定等の交易条件の改善により、前年度比7億9千万円の増益(前年度は2千1百万円の営業損失)、経常利益は9億8千6百万円で、前年度における米国連結子会社の出資分配益の計上がなくなったこと等により前年度比37億9千7百万円の減益(79.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は8億8千1百万円で、前年度における減損損失の計上がなくなったこと等により前年度比7億6千4百万円の減益(46.4%減)となりました。
なお、2023年12月に連結子会社である荒川塗料工業株式会社(決算日2月末日)で発生した火災により、99百万円を災害による損失として特別損失に計上しております。
各事業セグメント別につきまして、インキ事業では、グラビアインキが物価高に伴う消費意欲低下の影響で低調に推移したものの、オフセットインキが行動制限解除に伴い各種イベント等が増加したことによる需要増、製品販売価格改定が一定程度進捗したこと等により売上高増加、利益は改善となっております。
化成品事業では、タイ国連結子会社が好調であったものの、包装材・容器用マスターバッチが物価高に伴う消費意欲低下および環境対応の影響等により、増収減益となっております。
加工品事業では、土木資材の防災・減災用途に使用されるジオセル工法の採用が増加しているものの、ネトロン®の工業材料である水処理用資材の輸出需要が一服したこと、農業資材の保温資材等の高機能製品需要が一服したことに加え汎用製品の需要低迷等により減収減益となっております。
原材料価格とエネルギーコストは今後も高止まりが継続することが予測されておりますので、それらの動向を注視し、適宜製品販売価格への反映を継続することが課題であると認識しております。
また、中長期の市場環境として、デジタル技術の急速な進展によるライフスタイルの変化、商業・出版印刷市場のデジタル化へのシフト、サステナビリティへの意識の高まりによる環境対応の流れ等、当社グループ製品の需要動向全体に影響を及ぼす市場環境変化が加速していることも当社グループの経営成績に大きな影響を及ぼす要因と認識しております。
ハ.長期ビジョン「TOKYOink Vision 2030」策定について
当社グループは、2023年12月に創立100周年を迎え、2030年に目指す姿として長期ビジョン「TOKYOink Vision 2030」を策定いたしました。
長期ビジョン策定にあたり、これからの持続可能な社会(サステナビリティ)のために何ができるのかの観点から、改めて「東京インキグループのパーパス(存在意義)」を問い直しました。
パーパス(存在意義):「伝える」「彩る」「守る」ことで、豊かな未来を実現する
パーパス(存在意義)とバリュー(行動指針)の浸透を推し進めることで、新たな価値を創造できる人材を創出し、マインドの醸成を図り、高効率で安定した企業基盤を構築するとともに、製品・サービスを通じて持続可能な価値を提供し、環境・社会と共存共栄できる企業経営を推進してまいります。
2030年までのビジョンとして、「持続可能な価値を提供し続ける企業グループへ」を掲げ、サステナブル対応製品比率向上、温室効果ガス排出量削減などを目標とし、期間中の中期経営計画で具体的な施策を実行してまいります。
長期ビジョン「TOKYOink Vision 2030」の詳細につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (1)経営方針 および (3)経営戦略および優先的に対処すべき課題」に記載のとおりであります。
ニ.中期経営計画「TOKYOink 2024」2023年度までの取り組みについて
中期経営計画「TOKYOink 2024」の基本戦略に対応した2023年度までの主な取り組みの成果と今後取り組むべき課題については以下のとおりとなります。
|
基本戦略 |
取り組み・成果 |
今後取り組むべき課題 |
|
ESG経営の推進 |
人事戦略策定 |
環境課題解決に向けた取り組み の実施 |
|
人事制度の運用・定着 |
社会課題解決に向けた取り組みの実施 |
|
|
理念体系再構築(行動指針策定) |
|
|
|
各種ガイドライン制定 :リスク、コンプライアンス、安全衛生 品質、サステナビリティ、環境、BCP |
|
|
|
大阪工場再エネ電力導入 |
|
|
|
グリーン預金実施 |
|
|
|
株式会社アールプラスジャパン出資 ⇒プラスチック再資源化検討への参画 |
|
|
|
株式会社日本政策投資銀行「環境格付」 取得 |
|
|
|
「東京都北区SDGs推進企業認証制度」取 得 |
|
|
|
健康経営優良法人2023・2024認定 |
|
|
|
子育てサポート企業「くるみん認定」取得 |
|
|
|
能登半島地震被災地への義援金および支援物資寄付実施 |
|
|
|
フードドライブへの寄付実施 |
|
|
|
新製品・環境・社会対応製品等 |
環境・社会対応製品ラインナップ拡充 |
更なる環境・社会対応製品開発 |
|
主な製品群 |
|
|
|
・高バイオマスオフ輪インキ GAIA®VLC |
|
|
|
・環境調和型グラビアインキ ライスインキ |
|
|
|
・モノマテリアル対応インキ |
|
|
|
・蒸気抜けインキ(食品包装用途) |
|
|
|
・液状マスターバッチ リキッドカラー HiFormer® |
|
|
|
・生分解性プラスチック用マスターバッチ |
|
|
|
・結晶核剤マスターバッチ サイクルヘルパー |
|
|
|
・ジオセル(グランドセル/テラセル)のり面保護工法 |
|
|
|
・EKエナジーキーパー® (農林水産省「みどりの食料システム戦略」における基盤確立事業実施計画認定) |
|
|
|
・生分解性樹脂・バイオマス パウダーレジン |
|
|
|
高効率運営体制の実現 |
ITツール導入による全社的な業務合理化 推進 |
効率向上に繋がる取り組み実施 |
|
(RPA導入拡大、クラウド化推進) |
|
|
|
自動化生産ライン構築検討(化成品) |
|
|
|
成長投資 |
各工場における生産設備更新および 省エネ対策設備更新 |
主要製品生産増強に向けた設備投資 |
|
株式会社T&K TOKAグラビアインキ関連事業譲渡契約締結 (事業承継完了予定:2025年3月) |
|
|
|
資本効率・株主還元 |
財務効率化:有利子負債圧縮による健全 性確保 |
資本効率・株主還元に繋がる取り組み実施 |
|
株主還元策の充実化:普通配当の他、記 念配当による配当 |
|
|
|
最適資本構成:機動的な資金需要に対応 した調達環境の確保 |
|
中期経営計画「TOKYOink 2024」目標達成に向け、様々な取り組みを実施してまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の流行により人々の生活様式が変化し、消耗材の需要が低迷したことにより、当社グループの主要市場である包装資材の業績が悪化した等、計画策定当初に比べ、当社グループを取り巻く環境は想定以上に変化していることに加え、設備の修繕費やシステム関連費用等の増加が見込まれることから、2024年度経営目標(連結営業利益20億円、ROE5.0%以上等)の達成は難しい状況となっております。
ホ.資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応
上場企業は東京証券取引所より、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」の
要請を受けております。当社グループは先述のとおり、中期経営計画「TOKYOink 2024」目標達成
が難しい状況であることから、長期ビジョン「TOKYOink Vision 2030」の実現に向けて、持続的
成長と中長期的な企業価値向上を図るべく、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対
応について現状分析・評価を行い、改善に向けた今後の方針・目標や具体的な取り組みについて
策定いたしました。具体的な取り組みは下記のとおりとなります。
『具体的な取り組み』
イ.成長戦略:事業ポートフォリオ変革
ロ.資本政策:財務戦略
ハ.資本政策:キャッシュアロケーション
ニ.非財務施策:コーポレート・ガバナンス体制の強化
ホ.非財務施策:サステナビリティ経営の推進
ヘ.非財務施策:IR活動の強化と通じた企業価値向上
詳細につきましては、当社ホームページもしくは下記URLより、ご覧ください。
「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」掲載URL
https://www.tokyoink.co.jp/ir/ir_library/management_plan/
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源および資金の流動性に係る情報
a.キャッシュ・フローの状況の分析
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は37億3千4百万円で、前連結会計年度末に比べ3億6千万円の増加(10.7%増)となりました。
この資金の増加の要因は、製品の販売価格改定等の交易条件の改善による営業利益獲得による、営業キャッシュ・フローの増加にあると考えます。
なお当社グループは、営業活動により獲得されたキャッシュ・フローと投資活動に支出されたキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローにつきまして、今後の事業展開に備えた設備等の投資や金融機関からの借入等負債返済へ充当可能な資金としての純額、若しくは、外部からの資金調達等の借入依存度を定量判断する目的として捉えており、基本的な考え方は、事業活動により獲得したキャッシュの創出額をベースに、投資の意思決定を経営判断していることから、当社の事業運営にとって有用な指標と認識しております。
中期経営計画「TOKYOink 2024」においては、成長性が見込まれる環境・社会貢献製品や特長ある新規開発製品により創出した営業キャッシュ・フローをベースに、新製品開発・新規事業の探索、省力化生産設備の導入、高効率化に向けたIT投資、安全・セキュリティ対策投資等、事業成長へ向けた必要な投資に振り向けることで企業価値の向上を目指します。
また、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」において、今後の具体的なキャッシュアロケーション方針を策定いたしました。創出したキャッシュを成長・サステナ投資、維持投資、R&D、戦略投資等の成長戦略としての事業ポートフォリオ変革を実施するのに必要な投資や株主還元に振り向けることで、更なる企業価値の向上を目指します。
フリー・キャッシュ・フローの概況(5期分)
(単位:百万円)
|
区分 |
2020年 3月期 |
2021年 3月期 |
2022年 3月期 |
2023年 3月期 |
2024年 3月期 |
|
営業活動による キャッシュ・フロー |
661 |
1,942 |
1,428 |
△893 |
1,989 |
|
投資活動による キャッシュ・フロー |
△442 |
△1,668 |
△1,040 |
2,461 |
△1,281 |
|
フリー・キャッシュ・フロー |
218 |
273 |
387 |
1,568 |
708 |
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益や減価償却費、売上債権の増加、棚卸資産の増加および仕入債務の増加等により、19億8千9百万円の収入となりました。当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等により、12億8千1百万円の支出になったため、フリー・キャッシュ・フローは、7億8百万円の収入となりました(前連結会計年度は15億6千8百万円の収入)。
なお、当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況等の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりですが、分析や検討内容は以下のとおりであります。
連結キャッシュ・フローの主な分析
(単位:百万円)
|
項目 |
2023年3月期 |
2024年3月期 |
増減額 |
主な内容分析 |
|
|
営業活動CF |
税金等調整前当期純利益 |
2,749 |
1,139 |
△1,609 |
前年度における大幅な出資分配益計上がなくなったことにより、当期純利益減少 |
|
減価償却費 |
1,499 |
1,328 |
△170 |
前年度インキ事業固定資産減損による減少 |
|
|
減損損失 |
1,908 |
- |
△1,908 |
前年度インキ事業の固定資産減損実施 |
|
|
出資分配益 |
△4,584 |
- |
4,584 |
前年度米国連結子会社出資先からの出資分配益計上 |
|
|
災害損失 |
- |
99 |
99 |
荒川塗料工業火災発生による損失 |
|
|
売上債権の増減額 |
△919 |
△1,420 |
△500 |
当年度末休日による売上債権の増加 |
|
|
棚卸資産の増減額 |
△697 |
△357 |
339 |
原材料単価上昇による増加 |
|
|
仕入債務の増減額 |
652 |
1,408 |
755 |
当年度末休日による仕入債務増加 |
|
|
法人税等の支払額 |
△1,199 |
30 |
1,229 |
前年度米国連結子会社の法人税納税額大幅増加 |
|
|
その他 |
△303 |
△237 |
65 |
|
|
|
小計 |
△893 |
1,989 |
2,883 |
交易条件改善に伴う営業利益獲得 |
|
|
投資活動CF |
有形固定資産の取得 |
△1,225 |
△1,261 |
△36 |
新規設備投資実施 |
|
投資有価証券の売却 |
89 |
404 |
315 |
CGCに基づく政策保有株式売却継続 |
|
|
出資分配金による収入 |
3,668 |
25 |
△3,643 |
米国連結子会社の出資先からの分配金減少 |
|
|
その他 |
△71 |
△449 |
△378 |
無形固定資産の取得 |
|
|
小計 |
2,461 |
△1,281 |
△3,743 |
|
|
(単位:百万円)
|
項目 |
2023年3月期 |
2024年3月期 |
増減額 |
主な内容分析 |
|
|
財務活動CF |
短期借入金の純増減額 |
△60 |
△130 |
△70 |
運転資金確保 |
|
長期借入金による収入 |
- |
1,370 |
1,370 |
長期資金調達実施 |
|
|
長期借入金の返済 |
△1,549 |
△1,247 |
302 |
約定弁済による返済 |
|
|
自己株式の取得による支出 |
△1 |
△0 |
0 |
|
|
|
その他 |
△404 |
△390 |
13 |
配当金支払、ファイナンスリース債務返済 |
|
|
小計 |
△2,014 |
△398 |
1,616 |
|
|
b.資本政策の基本的な方針
当社グループは、株主価値を中長期的に高めるために、持続的な成長が必要と考え、「資本効率の向上」、「強固な財務基盤の確保」、「株主還元」の3つのバランスを取ることを資本政策の基本としており、安定的かつ継続的な配当実施を基本方針として連結業績に応じた利益配分を踏まえ持続的な株主価値の向上に努めてまいります。また、中期経営計画「TOKYOink 2024」における配当方針は、配当性向30%以上を目標としております。
当連結会計年度の配当性向は29.8%と前連結会計年度と比較し、4.3ポイント上昇しております。
今後については、更なる株主価値向上への取り組みとして「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」において、配当性向40%以上またはDOE1.0%以上とする新たな配当方針を策定いたしました。また、自己株式の取得と消却についても計画し、より一層の株主還元の充実を図ってまいります。
次期の連結業績予想に基づく配当性向は40%以上となる見込みであります。
|
決算年月 |
2020年 3月期 |
2021年 3月期 |
2022年 3月期 |
2023年 3月期 |
2024年 3月期 |
|
自己資本利益率 (ROE) |
2.8% |
2.5% |
2.9% |
6.3% |
3.1% |
|
総資産経常利益率 (ROA) |
1.8% |
1.4% |
1.9% |
10.1% |
2.0% |
|
売上高営業利益率 (ROS) |
1.4% |
0.7% |
1.6% |
△0.1% |
1.8% |
|
配当性向(連結) |
32.8% |
34.9% |
28.9% |
25.5% |
29.8% |
自己資本利益率 (ROE):親会社株主に帰属する当期純利益/(純資産-非支配株主持分)
総資産経常利益率 (ROA):経常利益/総資産
売上高営業利益率 (ROS):営業利益/売上高
配当性向(連結):1株当たり配当金/1株当たり当期純利益
c.財務戦略の基本的な考え方
中期経営計画「TOKYOink 2024」の基本戦略において、「資本効率の向上と財務の健全性確保」、「事業成長を支える財務基盤の最適化」である財務戦略を掲げ、高効率な運営体制を実現することで、更なる企業価値の向上を目指します。
〇資本効率の向上および財務健全性の確保により、コンパクトな経営の実現
・保有資産の最適化推進
・事業特性に応じた財務レバレッジ活用とコストを上回る生産性の実現
・資本コストを意識した持続的な成長・基盤投資
・最適資本構成を意識した機動的な資金需要への対応
当連結会計年度における財務戦略の主な取り組み、成果は以下のとおりです。
・財務基盤の最適化・効率化 …… 機動的な資金需要に対応した調達環境の確保
・株主還元策の充実化 …………… 普通配当の他、創立100周年記念配当の実施
当連結会計年度は、引き続き現預金等手許資金を月商の過半数超の水準で維持しつつ、事業展開に伴う資金調達、また急激な売上減少等事業環境悪化に備えた対応として、短期借入金や長期借入金の金融機関に対する信用枠を十分確保しております。
また、長期ビジョンのマテリアリティ(重要課題)「2.環境・社会と共存共栄する企業経営の推進」へのアプローチである気候変動への対応として、株式会社日本政策投資銀行が開発した格付システムにより企業の環境経営度を評点化し、優れた企業を選定する「DBJ環境格付」を取得し、同格付に基づく融資を受けました。持続可能な成長を支える資本効率性の改善を推進し、財務戦略面からも持続可能な社会(サステナビリティ)実現に向けた取り組みを実施しております。
今後については、従来までの健全性を重視した方針から前進し、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」において新たに以下の財務戦略を策定いたしました。
・株主資本の活用を最大化
・強固な財務基盤の確保
・株主還元の充実
詳細につきましては、当社ホームページもしくは下記URLより、ご覧ください。
「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」掲載URL
https://www.tokyoink.co.jp/ir/ir_library/management_plan/
d.資金調達の基本的な方針
当社グループの主な資金需要として、短期的な資金需要は主として製造費用、販売費および一般管理費等運転資金であり、営業活動により獲得したキャッシュ・フローをベースに金融機関からの短期借入金により資金調達を行っております。また、長期的な資金需要は主に生産性向上や新規拡充を目的とした設備投資や素材を活かす要素技術・加工技術の拡充等研究開発費用、事業戦略としてのコア事業の更なる強化/拡大…基盤強化戦略、コア事業周辺領域の事業拡大…成長戦略に向けた投資および株主還元としての配当支払い等であり、主として内部留保資金の活用や金融機関からの固定金利による長期借入金により資金調達を行っております。
当連結会計年度は、引き続き現預金等手許資金を月商の過半数超の水準で維持しつつ、事業展開に伴う資金調達、また急激な売上減少等事業環境悪化に備えた対応として、短期借入金や長期借入金の金融機関に対する信用枠を十分確保しております。
また、当社グループは、財務戦略の一環として親会社、子会社間においての資金効率を高める目的で、グループ内キャッシュ・マネジメント・システムを実施しております。グループ全体の資金状況を可視化し、外部からの調達は親会社主導による一元化、資金需要のある子会社へ最適配分する一方、余剰資金のある子会社から資金調達を行うことで資金効率化、流動性管理の高度化を図っております。
さらに、資金需要に柔軟に対応したバックアップラインの強化を図るため、コミットメントライン(短期借入金)形態によるシンジケートローンの取り組み(極度設定額20億円)を引き続き実施し、手許流動性の確保に努めました。
なお、当連結会計年度末のコミットメントライン設定額は50億円であり、内訳は相対契約30億円、シンジケートローン契約20億円であります。
同年度末の借入実行残高は16億5千万円、借入未実行残高は33億5千万円であります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
|
|
2020年 3月期 |
2021年 3月期 |
2022年 3月期 |
2023年 3月期 |
2024年 3月期 |
|
自己資本比率(%) |
54.9 |
54.7 |
54.0 |
56.7 |
55.7 |
|
時価ベースの自己資本比率(%) |
11.3 |
12.4 |
12.6 |
14.7 |
17.6 |
|
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) |
10.9 |
4.6 |
6.4 |
- |
3.8 |
|
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) |
19.3 |
54.7 |
43.1 |
- |
67.3 |
|
D/Eレシオ(倍) |
0.30 |
0.35 |
0.36 |
0.28 |
0.26 |
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
D/Eレシオ:有利子負債/自己資本
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
(注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
(注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。
(注5)2023年3月期におけるキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは営業キャッシュ・フローがマイナスであるため記載を省略しております。
2024年3月31日現在の自己資本比率は55.7%と前連結会計年度末と比較し、1.0ポイント下回っております。月末休日の影響による売上債権の増加や、投資有価証券の時価上昇に伴う増加等、総資産の大幅な増加によるものであります。
2024年3月31日現在のD/Eレシオは0.26倍、ネットD/Eレシオは0.13倍であります。借入額の減少および純資産増加に伴い、前連結会計年度より低下いたしました。
なお、中期経営計画「TOKYOink 2024」においては、目標とする経営指標として、D/Eレシオ0.3倍以下を現時点で達成しております。今後は有利子負債の水準を適正にコントロールしつつ、成長戦略に基づく投資計画実行のため、資本構成の最適化を進めてまいります。
2024年3月31日現在、短期借入金、長期借入金およびリース債務の内訳は以下のとおりであり、有利子負債の合計は75億3千3百万円となっております。
(契約債務)
2024年3月31日現在の契約債務の概要は以下のとおりであります。
|
|
年度別要支払額(百万円) |
||||
|
契約債務 |
合計 |
1年以内 |
1年超3年以内 |
3年超5年以内 |
5年超 |
|
短期借入金 |
3,430 |
3,430 |
- |
- |
- |
|
長期借入金 |
3,946 |
1,065 |
1,885 |
968 |
27 |
|
リース債務 |
156 |
61 |
72 |
21 |
0 |
(注) 連結貸借対照表の1年内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づ
き作成しております。連結財務諸表の作成にあたり、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及
ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異な
る可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理
の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載し
ております。
5【経営上の重要な契約等】
当社は、2023年9月29日開催の取締役会において、株式会社T&K TOKAのグラビアインキ関連事業との事業譲渡契約を締結することについて決議し、同日付で締結いたしました。
(1)事業承継の理由
当社は、事業戦略として「市場動向に合わせた既存製品の競争力強化」、「周辺事業領域の探
索」を掲げております。また、当社の主力事業のひとつであるインキ事業に関してはポートフォ
リオ変革を推進し収益力の向上を図る計画としており、グラビアインキ製品群の事業領域拡大が
必要であると判断したためであります。
(2)対象事業承継の概要
①グラビアインキ・フレキソインキの設計、製造販売に関する事業を対象とします。
②対象事業の直前事業年度における売上高及び経常利益
|
|
対象事業 |
|
売上高 |
1,729百万円 |
※当該事業は報告セグメントである「インキ事業」の一部であるため、当該事業のみを切り出して
費用を算出することが困難です。そのため、当該事業にかかる営業利益及び経常利益について記
載を省略しております。
③対象事業における資産・負債の項目及び金額
a. 承継する資産の項目及び金額
営業権 470百万円
b. 承継する負債の項目及び金額
該当事項はありません。
④承継価額及び決済方法
承継価額 470百万円
決済方法 現金決済
6【研究開発活動】
当社グループは、「顔料分散技術」、「材料配合技術」、「混練技術」、「成形加工技術」、「分析評価技術」を基盤技術とし、これまで永年にわたり印刷インキおよびプラスチック用着色剤とその関連製品の生産に携わってまいりました。
これらの基盤技術に新規技術の調査・探求、研究成果を融合させて改良を加え、暮らしに役立つより良い製品の創出に努力を重ねております。近年、情報通信伝達技術の目覚ましい発達により、新たなサービスの利用が可能となってきており、更に踏み込んだ製品の評価・解析技術力の向上と知的財産権の保全強化に注力した研究開発活動を継続しております。
生産・技術部門では、原材料から製品に至る過程での化学物質管理を一層強固にするため、設計・生産段階への化学物質に関する最新情報を一元管理するデーターベースによる審査・承認の仕組みの整備も積み重ね、安全・安心を提供する「ものづくり」に力を注いでおります。
次世代事業の製品創出にはサステナビリティ活動が必須となる中で、日本および国際社会の一員として各企業、研究機関等との連携・共同研究による技術開発に努め、環境負荷低減を意識した新製品開発を進めてまいります。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は1,200百万円であります。
セグメント別の研究開発活動概要は次のとおりであります。
(インキ事業)
オフセットインキにつきましては、当社の主力製品であるヒートセットオフ輪プロセスインキ「ガイア®」、枚葉プロセスインキ「ニューセルボ」に加え、新聞用高濃度インキ「ニューズメジャー」、高感度UVインキ「ジップキュア®UV OL」の製品性能向上に引き続き注力いたしました。具体的には印刷作業性を向上させる製品や幅広い用紙に適応できる製品を重点的に開発し、顧客満足度の向上を狙った製品開発を進めました。また、油性枚葉印刷がLED-UV印刷にシフトするトレンドが一段落する中、顧客の使い易さに磨きをかける事で製品の魅力を向上させた結果、「ジップキュア®UV OL」の販売は堅調に推移いたしました。更に業界の流れや環境に配慮した製品として高バイオマスオフ輪インキ「GAIA®VLC」、バイオマスマーク対応の高感度UVインキ「ジップキュア®UV OL BVM」、水なし印刷用製品「UV OLアルックス®」の開発・改良にも注力してまいりました。印刷市場の変化縮小による販売競争の激化に対応するべく、需要家である印刷会社からのニーズを確実に製品に反映した結果、顧客内シェアを確保できました。
また、大幅な原材料高に対して、生産効率化と安価原材料への置換の推進や上記既存製品群の改良を行い、収益改善に寄与しました。
新聞インキにつきましては、新聞発行部数が減少する中で、積極的な開発・改良設計に取り組み、高濃度新聞輪転用プロセスインキ「ニューズメジャークロマ」、高漆黒新聞墨インキ「ニューズメジャークロマブラック」の性能向上を図りました。
その他、オフセット用印刷用補助剤につきましては、顧客の生産性を向上させるために印刷機の停止回数を極力減らす製品づくりや環境負荷低減対応を第一優先に考えた無処理版対応製品の拡充により、使い易さだけでなく安全で環境に貢献する製品の提供に努めてまいりました。今後も、環境に配慮した高収益メーカーとなるべく、地球と人にやさしい設計による製品の提供により、需要家の要望に応えてまいります。
グラビアインキにつきましては、食品包材向けフィルム用インキ、成型品用インキの開発・改良を進め、環境負荷低減製品や機能性、意匠性を有する製品の開発に取り組んでまいりました。環境負荷低減製品につきましては、バイオマス由来材料を使用したインキの品種拡大を進め、バイオマスマーク登録を行ってまいりました。更に非食用米ぬか由来材料を使用したインキの開発にも取り組み、開発したライスインキの拡販を進めました。
機能性製品につきましては、自動蒸気抜け用インキ、遮光性インキ、バリアインキ、マットインキ、ヒートシール剤、モノマテリアル対応インキ、蒸着用コーティング剤等の開発を行ってまいりました。意匠性製品につきましては、電子レンジ用途での金インキや銀インキの採用が広がり、拡販が達成できました。更に輝度を上げた銀インキを開発し、パスター加工代替を狙った新たな製品提案を行い、徐々に販売を増加させております。
今後もさまざまな包装材料分野への展開を進めるとともに、環境負荷低減製品および機能性、意匠性を有する高付加価値製品を充実させてまいります。
インクジェットインクにつきましては、受託製品の獲得と自社製品の開発に取り組んでまいりました。受託製品では、できるだけ多くの新規獲得を目指しております。
自社製品につきましては、建材塗料代替となる外壁用・内壁用UVインクジェットインク、マーキング用や加飾用等の機能性UVインクも順調に推移しております。今後も機能性UVインクを中心とした開発に取り組み、さまざまな分野、用途において採用を目指してまいります。
当連結会計年度におけるインキ事業の研究開発費は312百万円であります。
(化成品事業)
マスターバッチにつきましては、主力のポリオレフィン用カラー・添加剤マスターバッチに加え、汎用エンプラ用、バイオプラスチック用各種マスターバッチ製品の拡充、およびサステナブルな製品開発と環境規制への適合を重視し製品開発を進めてまいりました。これらの活動において、フッ素化合物PFAsの使用規制に対応するために非フッ素系加工助剤「プラヘルパー®」を上市しました。これにより、製品の持続可能性を高めることが期待できます。
また、製造プロセスの効率化とエネルギー消費の低減に貢献する、成型サイクル短縮に寄与するマスターバッチ「サイクルヘルパー」を上市しました。これにより環境負荷低減が期待できます。
さらに、既存のマスターバッチに加え、加工時の熱エネルギーを削減できる液体タイプのマスターバッチ「リキッドカラー HiFormer®」は、供給機に高度な制御技術を適用した専用の供給機システム開発により、成形品の品質安定性を向上させました。環境性能を求める顧客ニーズに沿ったシステムを開発することで、新規分野への拡販を継続して行ってまいります。
今後も環境負荷を低減する製品開発への取り組みを継続するとともに、更に外部環境変化に対応し、新規開発テーマの推進を掲げ事業領域の拡大により、目標利益獲得を目指します。脱プラスチックの動きにより縮小分野もありますが、引き続きシェアの拡大と戦略製品の開発を進めてまいります。
樹脂コンパウンドにつきましては、機能性製品の開発として、各種機能性フィラー等の分散検討に引き続き取り組み、分散・配合技術を駆使した生産技術を確立し、新たな製品開発を目指してまいります。
土岐クリーン工場のクリーン環境下における新製品立ち上げも継続して取り組んでおります。引き続き、差別化製品の確立に向けた量産試作を継続して行い、食品、医療、電子、エネルギー、光学フィルム関連材料を中心に、顧客との共同開発テーマを積極的に進めてまいります。
また、新たな生産プロセスとなる、自動化、省人力化に寄与できる生産技術の導入も進めてまいります。
東京インキ(タイ)㈱の工場につきましては、化成品事業の海外主力工場として、引き続き東南アジア市場でのニーズに応える製品開発を目指し、取り組んでまいります。
今後も生産・販売・技術が一体となり、マーケット情報を共有してニーズに沿った製品開発を進めてまいります。
当連結会計年度における化成品事業の研究開発費は508百万円であります。
(注)HiFormer®はAVIENT社の登録商標です。
(加工品事業)
ネトロン®につきましては、水処理用資材の製品改良・開発を実施し、内製化による収益拡大を図り、安全な水の提供に貢献してまいりました。市場の拡大に伴い、生産設備1系列の増設を計画し、また生産に必要な金型の一部を内製化することを目指し、当期に加工機を導入いたしました。このように製品設計、金型作製、ネット試作、性能評価を一貫して実施できる環境が整い、トップメーカーとしての責務を果たすべく設計開発活動を継続してまいります。
土木資材につきましては、民間、公共工事の大型案件の順調な受注、災害復旧案件などの継続、再生エネルギー事業(太陽光発電、風力発電など)における市場拡大の中、これまで海外で生産していた土木資材の基軸製品であるジオセルの国内生産に取り組んでまいりました。今後の営業生産開始に向け、1工程で製品化できる設備を設計し、導入を進めてまいります。
農業資材につきましては、市場からのニーズが高い農業用ハウスに用いる遮熱資材、保温資材の開発を継続してまいりました。昨今の生産者はサステナビリティ対応もあり、化石燃料に依存しない栽培への対応のため、燃油対策事業など補助金を活用したハウスの高機能化を目指しております。当社の「エナジーキーパー®」「エナジークロス®」は、生産者のニーズと合致し、各補助金活用によりイニシャルコスト削減で普及拡大しつつあり、「エナジーキーパー®」を用いたエネルギー削減の取り組みは、農林水産省の「みどりの食料システム戦略」における基盤整備事業実施計画に認定され環境負荷低減に寄与してまいります。当期は農業用ハウスの内張カーテン資材としての遮熱シートと遮熱織物の開発を完了し、事業所内に設置してある小型ハウスや大学の試験農場で試験展張を実施してまいりました。得られた各種データを解析し製品改良を行い、来期からは農家の方々にも協力いただき製品評価を継続してまいります。これらの活動を通じて、環境負荷を低減し、食料の安定確保に貢献できる製品開発を継続してまいります。
当連結会計年度における加工品事業の研究開発費は142百万円であります。
(その他)
当社の研究開発は、新製品開発、新規事業探索を目的に活動を行っております。当社の事業展開と共に獲得してきた基盤技術を基に競争優位性のあるコア技術を確立し、差別化製品の開発を進めております。サステナブル対応製品をキーワードに、今後成長が期待されるモビリティ領域、ヘルスケア領域、デジタルデバイス領域へ展開し、機能性材料の設計へとその活動範囲を徐々に広げております。
このような中、近年の自動車のEV化や自動運転に伴う電子機器類の熱対策、モーター等の産業用電気機器における放熱性の要求の高まりに対して、放熱材ギャップフィラーの製品開発に注力し、事業化に向け組織的な活動を行っており、ノンシリコーンタイプの2液硬化型ギャップフィラーの製品ラインアップが完成しました。また、コア技術として濡れ制御技術、微細化技術を駆使した開発においては、研究機関との共同研究開発により、金属ナノ粒子充填プラスチックシンチレータの開発が完成しました。医療用X線診断装置や一般X線分析装置等に搭載している検出器内の部材としてサンプル提供の環境を整えました。配合設計技術をコア技術とした取り組みでは、燃料電池用導電性インキの開発を行っており、商品化に向けた活動を継続しております。今後も従来の基盤技術を応用し研究開発の中で確立したコア技術を融合し、サステナブル対応製品の拡充を軸に新製品の開発を進めてまいります。
一方、既存製品の生産プロセスにつきましても「省力化」、「自動化」、「安全性」を考慮したモデルラインを構築中であり、新規生産プロセスおよび新規混練機の開発を行い、合理化された将来の生産ラインを検討しております。今後も液系混合プロセスラインを含め、新規プロセスの検討にも注力してまいります。また、当社グループ事業に関わる合理化の検討および生産コスト削減に寄与できるよう努めてまいります。
当連結会計年度におけるその他の研究開発費は236百万円であります。
第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
当連結会計年度の設備投資については、生産体制の維持、強化等を目的とし総額1,826百万円の投資を実施しました。
セグメントごとの設備投資について示すと、次のとおりであります。
(インキ事業)
吉野原工場、羽生工場の印刷インキ製造設備の維持、増強、事業承継に伴う営業権取得および連結子会社荒川塗料工業㈱の製造建屋改修工事等が主なもので、設備投資金額は727百万円であります。
(化成品事業)
吉野原工場、大阪工場および土岐工場の化成品製造設備の維持、増強が主なもので、設備投資金額は768百万円であります。
(加工品事業)
加工品製造設備の維持、増強等が主なもので、設備投資金額は184百万円であります。
(全社共通)
新規用途の開発設備が主なもので、設備投資金額は146百万円であります。
2【主要な設備の状況】
当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。
(1)提出会社
|
2024年3月31日現在 |
|
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の 内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業 員数 (名) |
|||||
|
建物 及び構築物 |
機械装置 及び運搬具 |
土地 (面積千㎡) |
リース 資産 |
その他 |
合計 |
||||
|
羽生工場 (埼玉県羽生市) |
インキ |
製造設備 |
32 |
62 |
520 (40) |
2 |
41 |
660 |
52 |
|
吉野原工場 (埼玉県さいたま市北区) |
インキ 化成品 共通 |
製造設備 試験機器 |
1,345 |
1,609 |
391 (42) |
18 |
546 |
3,912 |
278 |
|
本社 (東京都北区) |
インキ 化成品 加工品 不動産賃貸 共通 |
経営管理 総括および営業拠点 |
875 |
96 |
564 (0) |
29 |
29 |
1,594 |
87 |
|
土岐工場 (岐阜県土岐市) |
化成品 |
製造設備 |
660 |
484 |
291 (25) |
2 |
34 |
1,473 |
31 |
|
大阪工場 (大阪府枚方市) |
化成品 |
製造設備 |
895 |
350 |
18 (7) |
1 |
125 |
1,391 |
22 |
(注) 帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品であり、建設仮勘定を含んでおります。
(2)国内子会社
|
2024年3月31日現在 |
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の 内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業 員数 (名) |
|||||
|
建物 及び構築物 |
機械装置 及び運搬具 |
土地 (面積千㎡) |
リース 資産 |
その他 |
合計 |
|||||
|
荒川塗料 工業㈱ |
工場 (埼玉県加須市) |
インキ |
製造設備 |
707 |
54 |
513 (10) |
1 |
3 |
1,280 |
23 |
|
東洋整機 樹脂加工㈱ |
本社工場 (愛知県北名古屋市) |
加工品 |
製造設備 |
205 |
257 |
21 (0) |
0 |
6 |
492 |
44 |
(注) 帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品であります。
(3)在外子会社
|
2024年3月31日現在 |
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の 内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業 員数 (名) |
|||||
|
建物 及び構築物 |
機械装置 及び運搬具 |
土地 (面積千㎡) |
リース 資産 |
その他 |
合計 |
|||||
|
東京インキ(タイ)㈱ |
工場 (タイ王国 サムットプラーカーン県) |
化成品 |
製造設備 |
277 |
14 |
127 (4) |
- |
26 |
445 |
22 |
(注) 帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品であり、建設仮勘定を含んでおります。
3【設備の新設、除却等の計画】
(1)重要な設備の新設等
重要な設備の新設等の計画はありません。
(2)重要な設備の除却等
経常的な設備の更新のための除却等を除き、重要な設備の除却等の計画はありません。
第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
|
種類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普通株式 |
7,400,000 |
|
計 |
7,400,000 |
②【発行済株式】
|
種類 |
事業年度末現在 発行数(株) (2024年3月31日) |
提出日現在 発行数(株) (2024年6月27日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
|
普通株式 |
2,725,758 |
2,725,758 |
東京証券取引所スタンダード市場 |
単元株式数は 100株であります。 |
|
計 |
2,725,758 |
2,725,758 |
- |
- |
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
|
年月日 |
発行済株式 総数増減数 (株) |
発行済株式 総数残高 (株) |
資本金増減額
(百万円) |
資本金残高
(百万円) |
資本準備金 増減額 (百万円) |
資本準備金 残高 (百万円) |
|
2017年10月1日 (注) |
△24,531,829 |
2,725,758 |
- |
3,246 |
- |
2,511 |
(注) 株式併合(10:1)によるものであります。
(5)【所有者別状況】
|
|
|
|
|
|
|
|
2024年3月31日現在 |
||
|
区分 |
株式の状況(1単元の株式数100株) |
単元未満 株式の状況 (株) |
|||||||
|
政府及び 地方公共 団体 |
金融機関 |
金融商品 取引業者 |
その他の 法人 |
外国法人等 |
個人 その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
|
株主数(人) |
- |
10 |
17 |
83 |
16 |
6 |
2,553 |
2,685 |
- |
|
所有株式数 (単元) |
- |
3,735 |
667 |
6,624 |
745 |
9 |
15,302 |
27,082 |
17,558 |
|
所有株式数の割合(%) |
- |
13.79 |
2.46 |
24.46 |
2.75 |
0.03 |
56.50 |
100 |
- |
(注)1 自己株式66,366株は、「個人その他」に663単元、「単元未満株式の状況」に66株含まれております。
なお、自己株式66,366株は株主名簿記載上の株式数であり、期末日現在の実質的な所有株式数は66,266株であります。
2 上記「その他の法人」には、証券保管振替機構名義の株式が2単元含まれております。
(6)【大株主の状況】
|
|
|
2024年3月31日現在 |
|
|
氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数(千株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|
共同印刷株式会社 |
東京都文京区小石川四丁目14番12号 |
240 |
9.05 |
|
東京インキ取引先持株会 |
東京都北区王子一丁目12番4号 TIC 王子ビル |
214 |
8.08 |
|
東京インキ従業員持株会 |
東京都北区王子一丁目12番4号 TIC 王子ビル |
144 |
5.44 |
|
有限会社久栄 |
東京都文京区小石川四丁目16番13号 |
110 |
4.14 |
|
株式会社日本カストディ銀行(信託口4) |
東京都中央区晴海一丁目8番12号 |
94 |
3.56 |
|
東京海上日動火災保険株式会社 |
東京都千代田区大手町二丁目6番4号 |
76 |
2.88 |
|
水元公仁 |
東京都新宿区 |
64 |
2.41 |
|
三井住友信託銀行株式会社 |
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 |
57 |
2.18 |
|
大橋淳男 |
東京都文京区 |
57 |
2.15 |
|
明治安田生命保険相互会社 |
東京都千代田区丸の内二丁目1番1号 |
45 |
1.72 |
|
計 |
- |
1,106 |
41.62 |
(注) 当社は、自己株式を66,266株保有しておりますが、上記大株主からは除外しております。
(7)【議決権の状況】
①【発行済株式】
|
|
|
|
|
2024年3月31日現在 |
|
区分 |
株式数(株) |
議決権の数(個) |
内容 |
|
|
無議決権株式 |
|
- |
- |
- |
|
議決権制限株式(自己株式等) |
|
- |
- |
- |
|
議決権制限株式(その他) |
|
- |
- |
- |
|
完全議決権株式(自己株式等) |
(自己保有株式) |
- |
- |
|
|
普通株式 |
66,200 |
|||
|
完全議決権株式(その他) |
普通株式 |
2,642,000 |
26,420 |
- |
|
単元未満株式 |
普通株式 |
17,558 |
- |
- |
|
発行済株式総数 |
|
2,725,758 |
- |
- |
|
総株主の議決権 |
|
- |
26,420 |
- |
(注)1 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式66株が含まれております。
2 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が200株(議決権2個)含まれております。
②【自己株式等】
|
|
|
|
|
2024年3月31日現在 |
|
|
所有者の氏名又は名称 |
所有者の住所 |
自己名義 所有株式数 (株) |
他人名義 所有株式数 (株) |
所有株式数 の合計 (株) |
発行済株式総数 に対する所有 株式数の割合(%) |
|
(自己保有株式) 東京インキ株式会社 |
東京都北区王子一丁目12番4号 TIC王子ビル |
66,200 |
- |
66,200 |
2.43 |
|
計 |
- |
66,200 |
- |
66,200 |
2.43 |
(注) 上記のほか、株主名簿上は当社名義となっておりますが、実質的に所有していない株式が100株(議決権1個)あります。なお、当該株式数は上記「発行済株式」の「完全議決権株式(その他)」欄に含めております。
2【自己株式の取得等の状況】
(1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
|
区分 |
株式数(株) |
価額の総額(円) |
|
当事業年度における取得自己株式 |
282 |
807,583 |
|
当期間における取得自己株式 |
35 |
119,300 |
(注) 当期間における取得自己株式には、2024年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取による株式数は含まれておりません。
(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
|
区分 |
当事業年度 |
当期間 |
||
|
株式数(株) |
処分価額の総額 (円) |
株式数(株) |
処分価額の総額 (円) |
|
|
引き受ける者の募集を行った取得自己株式 |
- |
- |
- |
- |
|
消却の処分を行った取得自己株式 |
- |
- |
- |
- |
|
合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式 |
- |
- |
- |
- |
|
その他(単元未満株式の買増請求による売渡)(注)1 |
54 |
147,906 |
- |
- |
|
その他(従業員持株会向け譲渡制限付株式インセンティブとしての自己株式の処分)(注)2 |
37,650 |
106,361,250 |
- |
- |
|
保有自己株式数(注)3 |
66,266 |
- |
66,301 |
- |
(注)1 当期間における「その他(単元未満株式の買増請求による売渡)」欄には、2024年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の売渡による株式数は含まれておりません。
2 当事業年度における「その他(従業員持株会向け譲渡制限付株式インセンティブとしての自己株式の処分)」は、2024年3月27日に実施した従業員持株会向け譲渡制限付株式インセンティブとしての自己株式の処分であります。
3 当期間における「保有自己株式数」欄には、2024年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取および売渡による株式数は含まれておりません。
3【配当政策】
当社は、株主価値を中長期的に高めるために、持続的な成長が必要と考え、「資本効率の向上」、「強固な財務基盤の確保」、「株主還元」の3つのバランスを取ることを資本政策の基本としており、安定的かつ継続的な配当実施を基本方針として連結業績に応じた利益配分を踏まえ持続的な株主価値の向上に努めてまいります。
また、中期経営計画「TOKYOink 2024」における配当方針として配当性向30%以上を目標とする経営指標を掲げておりますが、更なる株主価値向上への取り組みとして「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」において、配当性向40%以上またはDOE1.0%以上とする新たな配当方針を策定いたしました。
剰余金の配当につきましては、中間および期末の年間2回の剰余金の配当を実施することとしております。また、当社は、定款に取締役会決議による剰余金の配当等を可能とする規定を設けておりますが、期末配当につきましては、従前どおり定時株主総会の決議によることといたしております。
当事業年度の配当金につきましては、上記の方針に基づき1株当たり中間配当金は40円、1株当たり期末配当金は60円(うち普通配当40円、創立100周年記念配当20円)とし、1株当たり年間配当金は100円(うち普通配当80円、記念配当20円)といたしました。
なお、基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は以下のとおりであります。
|
決議年月日 |
配当金の総額(百万円) |
1株当たり配当額(円) |
|
2023年11月7日 |
104 |
40 |
|
取締役会 |
||
|
2024年6月26日 |
159 |
60 |
|
定時株主総会 |
次期の連結業績予想に基づく年間配当金につきましては、株主還元による更なる株主価値向上を目指し、普通配当金1株当たり120円(中間配当60円、期末配当60円)と20円の増配を予定しております。
4【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社グループは、パーパス(存在意義)を『「伝える」「彩る」「守る」ことで、豊かな未来を実現する』、企業理念を「暮らしを彩る、暮らしに役立つものづくりで、社会に貢献する。」と定めております。
この実現に向け、コーポレート・ガバナンスの強化が経営の重要課題であるとの認識のもと、コーポレート・ガバナンス体制を構築し、株主をはじめとする多様なステークホルダーに対する経営責任と説明責任を果たすことを含め、健全性、透明性、効率性の高い経営体制の確立に努めております。
また、持続可能な社会(サステナビリティ)の実現に向けた活動を積極的に推進し、存在を評価される企業ブランドの確立を目指して、企業の社会的責任を重視する経営の更なる強化を図ってまいります。
② 企業統治の体制の概要および当該体制を採用する理由
当社は監査役会制度を採用し、監査役・監査役会が各取締役の職務執行の監査を行っております。取締役会は、取締役6名と監査役3名出席の上で毎月1回以上開催し、重要事項の決定および取締役の職務執行の監督を行っております。
また、コーポレート・ガバナンスの一層の強化を図ることを目的として、2024年3月28日より取締役評価協議会に代わり、新たに任意の機関として指名委員会と報酬委員会を設置いたしました。社外取締役が招集権者として委員長を務める指名委員会および報酬委員会は、それぞれ社外取締役2名、社外監査役1名、代表取締役社長、管理部門担当取締役から構成され、それぞれの案を取締役会に答申することを責務とする会議体として設置されております。
なお、経営の意思決定の迅速化と効率化を図るとともに、業務執行と経営の強化を図ることを目的として、執行役員制度を導入しており、経営環境の変化に迅速に対応すべく、取締役兼務執行役員による経営会議を開催し、重要な経営課題の検討を行っております。
また、取締役を含めた全執行役員による執行役員会を3カ月に一度開催し、業務執行の確認を行っております。
監査役は、取締役の職務執行の監査のため、取締役会、経営会議および執行役員会に出席しております。
|
会議名称 |
議長・委員長 |
活動目的・内容 |
|
取締役会 |
代表取締役社長 |
経営監督およびグループ経営に関わる重要な意思決定を実施しており、独立性の高い社外取締役を招聘することにより、経営の透明性確保と公正な意思決定の一層の向上を図っている。 社外取締役と執行を担う取締役がそれぞれの専門性や経験等を活かし、重要案件に対して深い議論を行うことで、成長につながる新たな挑戦を促すとともに、多様なステークホルダーの視点で経営の監督が行われる体制を構築している。 |
|
監査役会 |
常勤監査役(社外) |
「監査役会規程」および「監査役監査基準」に従い、取締役会をはじめとする重要な会議への出席や業務および財産の状況の調査を通じて、取締役の職務執行の適正性を監査する。 監査役は、取締役会にとどまらず重要な会議に出席し、また、代表取締役社長、各取締役および各執行役員ならびに各部長と定期的な情報交換を実施している。 |
|
指名委員会 |
社外取締役 |
取締役会の諮問機関として、以下に関して答申する責務を負う。 ①取締役会の多様性および取締役のスキルに関する方針(スキルマトリックスの相当性を含む) ②代表取締役(CEO)および取締役(社外取締役を除く)の後継者計画・運用状況 ③取締役の選任および解任に関する株主総会議案 ④代表取締役(CEO)の選定および解職 過半数を社外役員で構成し、かつ社外取締役を委員長としている。 |
|
報酬委員会 |
社外取締役 |
取締役会の諮問機関として、以下に関して答申する責務を負う。 ①取締役報酬の方針内容(社外取締役を除く) ②取締役報酬の内容の妥当性(社外取締役を除く) 過半数を社外役員で構成し、かつ社外取締役を委員長としている。 |
2024年6月27日における取締役会、監査役会、指名委員会、報酬委員会、経営会議、執行役員会の構成メンバーは以下のとおりであります。
|
役職 |
氏名 |
取締役会 |
監査役会 |
指名委員会 |
報酬委員会 |
経営会議 |
執行役員会 |
|
代表取締役社長・社長執行役員 |
堀川 聡 |
◎ |
|
〇 |
〇 |
◎ |
◎ |
|
取締役・常務執行役員 営業部門長兼 市場開発本部長 |
髙松典助 |
〇 |
|
|
|
〇 |
〇 |
|
取締役・常務執行役員 生産・技術部門長兼 第2生産・技術本部長 |
浦田浩之 |
〇 |
|
|
|
〇 |
〇 |
|
取締役・常務執行役員 管理部門長兼理財部長 |
中村真次 |
〇 |
|
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
|
社外取締役 |
田地 司 |
〇 |
|
〇 |
〇 |
|
|
|
社外取締役 |
小栗道乃 |
〇 |
|
◎ |
◎ |
|
|
|
常勤監査役(社外) |
富井徹也 |
〇 |
◎ |
|
〇 |
〇 |
〇 |
|
常勤監査役 |
篠田直幸 |
〇 |
〇 |
|
|
〇 |
〇 |
|
監査役(社外) |
伊東義人 |
〇 |
〇 |
〇 |
|
〇 |
〇 |
|
上席執行役員営業部門 加工品営業本部長 |
家坂正史 |
|
|
|
|
|
〇 |
|
執行役員営業部門 インキ営業本部長 |
出口昭仁 |
|
|
|
|
|
〇 |
|
執行役員営業部門 化成品営業本部長 |
佐々木善則 |
|
|
|
|
|
〇 |
|
執行役員生産・技術部門 第1生産・技術本部長 兼第2製造部長 |
棚澤典孝 |
|
|
|
|
|
〇 |
|
執行役員生産・技術部門 開発本部長 |
大田和啓之 |
|
|
|
|
|
〇 |
|
執行役員社長室長 |
鹿野昌和 |
|
|
|
|
|
〇 |
|
執行役員東京インキ (タイ)㈱取締役社長 |
大森善晴 |
|
|
|
|
|
〇 |
|
執行役員人事部長 |
大藏 博 |
|
|
|
|
|
〇 |
|
合計員数 |
|
9名 |
3名 |
5名 |
5名 |
7名 |
15名 |
◎は議長(委員長)、○は出席メンバーを示しております。
当社定款に規定する取締役および監査役の員数は、それぞれ次のとおりであります。
|
定款に規定する員数 |
|
|
取締役 |
11名以内 |
|
監査役 |
4名以内 |
法律上の判断が必要な場合には、顧問弁護士から適切な助言を受けております。会計監査については、会計監査人である有限責任 あずさ監査法人と監査契約を締結し、期中を通じて随時監査が実施されております。
監査役会は、監査役3名で構成されております。監査役および監査役会は、客観的な視点での経営監視および取締役の職務の執行の監査を実施しております。なお、監査役会は、他社での各分野での見識を持ち、また財務・会計に相当程度の見識を持つ常勤社外監査役1名、社外監査役1名と当社事業に精通する常勤社内監査役1名とで構成されております。さらに、弁護士や経営者としての経験を持った社外取締役を2名選任しており、期待される独立した立場での経営監督と取締役の職務執行の監査機能は充分に果たされていると考えており、現在の監査役会制度を採用しております。
当社のコーポレート・ガバナンス体制図は以下のとおりであります。
③ 企業統治に関するその他の事項
当社の内部統制システムは、取締役会が決議した内部統制システム構築の基本方針に則り構築しております。監査役は、取締役会が決議した基本方針およびその運用状況について、監査役会が決定した監査計画に基づく厳格な監査役監査を行っております。
監査役と会計監査人との間においては、監査計画に基づき監査を行い、さらに必要に応じて適宜会合、打合せを行い、的確な監査の実施を確保しております。
当社は、代表取締役社長直轄の監査部(メンバー:部長 山戸政之、秋山敬吾、水上英明、蘇原将寛の4名で構成)を設置しており、子会社を含めた事業グループ全体の業務執行状況について、手続の妥当性や有効性、および法令・社内規程の遵守といった観点から監査を行っております。監査役と監査部は相互の意見交換を行い、監査計画に基づき連携をとっております。
子会社の業務の適正性を確保するため、「当社および子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制」の決定内容に基づき、監査役および監査部が当社グループ全体の監査を実施しております。
財務報告の適正性に関する取り組みは、監査部長を委員長とした財務報告に係る内部統制委員会を設置し、当社グループの財務報告の適正性を確保するために、財務報告に係る内部統制の整備・運用並びに評価を行っております。
④ 各種委員会の設置
当社は、コーポレート・ガバナンスの強化に対応するため、各種委員会を設置しております。この度、持続的な社会(サステナビリティ)実現に向け、実行力を高める目的で、2024年4月1日より当社グループのコーポレート・ガバナンス体制を見直しました。代表取締役社長の下にサステナビリティ経営推進委員会を設置するとともに、各種委員会の統廃合を実施いたしました。
2024年6月27日現在における、当社のコーポレート・ガバナンス体制を構築する重要な委員会および活動内容は以下のとおりであります。
|
組織名称 |
委員長 |
活動内容 |
|
サステナビリティ経営推進委員会 |
代表取締役社長 |
・サステナビリティ関連のリスク・機会への対応に関する審議 ・下記の具体的対応・取り組みに関する審議、進捗確認 □サステナブル製品検討 □TCFD対応(気候変動リスク対応含む) □地域・社会貢献活動 ・取締役会への報告 |
|
リスク・コンプライアンス委員会 |
管理部門長 |
・全社リスクマネジメント ・リスクに係る他委員会との連携 ・コンプライアンスに関する啓発・教育活動 |
|
環境・安全委員会 |
生産・技術部門長 |
・下記の具体的取り組みに関する審議、進捗確認 □安全衛生活動 □省エネ活動推進 □温室効果ガス排出量算定 □再生可能エネルギー導入検討 ・サステナビリティ経営推進委員会との連携 |
|
財務報告に係る 内部統制委員会 |
監査部長 |
・財務報告に係る内部統制の整備・運用の見直し ・財務報告に係るリスクの分析および評価 |
⑤ 取締役の職務執行が法令および定款に適合することを確保するための体制その他業務の適正を確保するための体制についての決定内容
イ.取締役および使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制
・当社グループは、職務の執行が法令および定款に適合すること、かつ社会的責任やコンプライアンスを明確にするため、リスクマネジメント、コンプライアンス、安全衛生、品質、サステナビリティ、環境およびBCPに関する各ガイドラインを定めており、その浸透に取り組む。
・当社グループは、「取締役会規程」、「決裁規程」、「組織規程」において「組織・分掌」および「責任・権限」を明確にする。
・当社グループは、コンプライアンス活動を推進するため、取締役会のもとにリスク・コンプライアンス委員会を設置し、コンプライアンス体制を整備する。
・当社は、取締役および監査役が出席する定例取締役会を開催し、会社の重要事項の決定を行う。
・当社は、取締役兼務執行役員で構成されている経営会議を開催し、経営に関する重要事項および業務執行に関する審議を実施する。なお、経営会議には監査役が出席し、取締役の業務執行を監督する。
・当社グループは、「公益通報者保護規程」を制定し、会社業務の執行上の法令違反行為等の報告・相談窓口である「通報窓口」を社内および社外に設置する。
・当社グループは、会社法および金融商品取引法の定めに従って、財務報告の信頼性を確保するために経営会議のもとに財務報告に係る内部統制委員会を設置し、財務報告に係る内部統制が有効に行われる体制の構築、維持、向上を図る。
・監査部は、計画的に内部監査を行い法令遵守や業務適正の点検・改善を行う。なお、監査を受けた部署は、是正、改善の必要がある場合、その対策を講じる。
・当社グループは、反社会的勢力に対して、その不当要求等の介入には警察等関連専門機関と連携し、毅然とした態度で対処する。
ロ.取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制
・当社グループは、取締役会議事録、稟議書その他の取締役の職務の執行に係る情報について、「文書管理規程」および「情報セキュリティ管理規程」に基づいて、保存、管理する。取締役および監査役はこれらの情報を必要に応じて閲覧することができる。
ハ.損失の危険の管理に関する規程その他の体制
・当社グループは、リスクマネジメントに関するガイドラインおよび「リスク・コンプライアンス管理規程」を定め、リスクの性質に応じた管理体制の構築・運用を図る。
・当社は、取締役会のもとにリスク・コンプライアンス委員会を設置し、取締役会において選定された全社重要リスクについて把握・評価および適切な対応を行うことにより、リスクの未然防止およびリスク発生時の損失の最小化を図る。また、リスク・コンプライアンス委員会は、リスク管理の運営方針・運営計画に基づいて全社重要リスクの管理状況の報告を受け、適切な対応内容を四半期に1回以上、指示・監督機関である取締役会に報告を行う。
・災害等のリスク顕在化に備え、当社グループに適切な事業継続計画(BCP)を策定する。
ニ.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
・当社は、定例の取締役会を原則として月1回開催し、また必要に応じて臨時取締役会を開催するものとし、重要事項の決定および業務執行状況の監督を行う。
・当社グループは、経営上の重要事項については、経営会議の事前審議を経て、取締役会に上程し、決定する。
・当社グループは、取締役会の決定に基づく業務執行については、「取締役会規程」、「決裁規程」、「組織規程」を定め、「組織・分掌」および「責任・権限」の明示を行い、それぞれの責任および権限を明確化する。
ホ.当社および子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
・当社グループにおける業務は、リスクマネジメント、コンプライアンス、安全衛生、品質、サステナビリティ、環境およびBCPに関する各ガイドライン並びにその他規程に基づき適正に確保する。
・当社グループは、「関係会社管理規程」等に基づき子会社の管理を行い、当社が子会社から定期的に報告を受ける体制を整備する。
・監査役および監査部は、子会社を含めた当社グループ全体の業務遂行状況について監査を行う。
ヘ.監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項
・当社は、監査役がその職務を補助すべき使用人を求めた場合、取締役会は監査役と協議の上、監査役を補助すべき使用人を指名することができる。なお、当該補助使用人は、専ら監査役の指揮命令に従う。
ト.取締役および使用人が監査役に報告をするための体制その他の監査役への報告に関する体制
・当社において監査役は、取締役会・経営会議・執行役員会・サステナビリティ経営推進委員会など社内の重要会議に出席する。
・当社グループの取締役および使用人は、当社または子会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実、その他監査役と協議して定めた事項を監査役に速やかに報告する。また、監査役は、取締役および使用人に対し、前記報告以外に必要に応じて報告を求めることができる。
・当社グループでは、「公益通報者保護規程」を制定し、内部通報制度において使用人等が監査役に対して直接通報できる窓口を設置する。また、外部通報窓口に通報された情報は、監査役とも共有化される体制を構築している。
・当社グループは、監査役に対して報告を行ったことを理由として、当該報告者に不利な取扱いをすることを禁止する。
チ.監査役の職務の遂行について生じる費用の前払いまたは償還の手続その他の職務執行について生じる費用または債務の処理に係る方針に関する事項
・当社は、監査役の職務執行にあたり発生する費用について、当社の定められた手続に基づく監査役からの請求に従い、速やかに処理する。
リ.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
・当社において監査役は、会計監査人との間および監査部との間で、定期的に意見交換を行う等、相互に連携を図り監査を実施する。
・当社において監査役は、稟議書その他業務執行に関する重要な文書を閲覧し、必要に応じて当社グループの取締役および使用人に対して説明を求め、それに対し取締役および使用人は速やかかつ適切な報告を行う。
・当社において監査役は、代表取締役社長および取締役との間で定期的に意見交換を行う場を設ける。
⑥ 責任限定契約の内容の概要
当社は、会社法第427条第1項の規定に基づき、会社法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結することができる旨を定款に規定しており、両社外取締役および各監査役との間で責任限定契約を締結しております。
当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、両社外取締役または各監査役が、その職務を行うにつき善意にしてかつ重大な過失がないときは、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額としております。
⑦ 取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議について議決権を行使することのできる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨および選任決議は累積投票によらない旨を定款に定めております。
⑧ 株主総会決議事項を取締役会で決議できること
イ.当社は、会社法第459条第1項各号に定める剰余金の配当および自己株式の取得等について、法令に別段の定めがある場合を除き、株主総会の決議によるほか、取締役会の決議によって行うことができる旨を定款に定めております。これは、機動的な配当政策および資本政策を図ることを目的とするものであります。
ロ.当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議をもって同法第423条第1項の行為に関する取締役(取締役であった者を含む)および監査役(監査役であった者を含む)の責任を法令の限度において免除することができる旨を定款に定めております。これは、取締役および監査役が職務を遂行するにあたり、その能力を十分に発揮して、期待される役割を果たしうる環境を整備することを目的とするものであります。
⑨ 株主総会の特別決議要件
当社は、株主総会における特別決議の定足数を緩和し、株主総会の円滑な運営を行うため、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。
⑩ 役員等賠償責任保険(D&O保険)の内容の概要
当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険(D&O保険)契約を締結しており、被保険者は取締役・監査役の全員および執行役員全員並びに当社子会社の取締役であります。
当該保険契約では、被保険者がその職務の執行に関し責任を負うこと、又は、当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害について填補することとされております。但し、法令違反の行為であることを認識して行った行為に起因して生じた損害は填補されない等、一定の免責事由があります。保険料は、特約部分も含め当社が全額負担しており、被保険者の実質的な保険料負担はありません。
⑪ 取締役会の活動状況
当事業年度において当社は取締役会を原則として月1回以上開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。
|
氏 名 |
開催回数 |
出席回数 |
|
大橋淳男 |
18回 |
16回 |
|
堀川聡 |
18回 |
18回 |
|
榎本公裕 |
18回 |
18回 |
|
髙松典助 |
18回 |
18回 |
|
浦田浩之 |
18回 |
18回 |
|
田地 司(社外) |
18回 |
18回 |
|
梅木佳則(社外)(注)1 |
4回 |
3回 |
|
小栗道乃(社外)(注)2 |
14回 |
14回 |
(注)1 梅木佳則氏は、2023年6月29日開催の当社第151回定時株主総会において
退任したため、出席対象となる取締役会の回数が異なっております。
2 小栗道乃氏は、2023年6月29日開催の当社第151回定時株主総会において
就任したため、出席対象となる取締役会の回数が異なっております。
取締役会における具体的な活動状況については次のとおりであります。
・当社単体・連結決算報告
・中期経営計画の進捗および各部門の重点課題進捗確認
・長期ビジョン策定に関する進捗報告
・監査役会からの監査報告および監査計画に関する報告
・第三者機関による取締役会の実効性評価に関する報告および議論
・政策保有株式の状況に関する報告および議論
・株主および投資家との対話に関する状況の報告および議論
・資本コストに関する状況の報告および議論
・内部統制システム構築の基本方針の運用状況に関する報告および議論
・コーポレート・ガバナンスに関する事項の報告および議論
⑫ 取締役会の実効性評価
当社では、取締役会の機能を向上させ、ひいては企業価値を高めることを目的として、取締役会の実効性につき、自己評価・分析をしております。自己評価・分析につきましては、外部機関の助言を得ながら実施いたしました。外部機関からの集計結果の報告を踏まえたうえで、2024年2月28日の取締役会において、分析・議論・評価を行いました。
アンケートの分析の結果、引き続き、取締役会の実効性はおおむね確保されていると判断しております。
2023年度は、以下の要領でアンケートを実施いたしました。なお、アンケートの作成・結果分析につきましては、客観性の担保と実効性評価の更なる改善を目的に、外部機関による助言を得ております。
・アンケート作成期間 2023年10月~12月
・評価対象期間 2023年(2023年1月~12月)
・回答期間 2023年12月8日~2023年12月22日
・対象者 取締役・監査役計10名
・評価方法 無記名方式によるアンケート
各設問に対する評価(5段階)および自由記載への記入
・取締役会での協議 2024年2月28日
主な評価項目は、以下のとおりです。
・取締役会の構成・運営・議論・モニタリング機能
・社外取締役のパフォーマンス
・取締役・監査役に対する支援体制・トレーニング
・株主・投資家との対話
・取締役・監査役自身の取り組み
・代表取締役(CEO)等の後継者計画
2022年度の調査結果で課題として認識した「取締役会の運営のあり方」について一定の改善が見られるものの、議論の深化の基盤としての「取締役会への情報提供のあり方」に関して課題があることが共有されました。また、新たに代表取締役(CEO)等の後継者計画に対しての取締役会の関与不足に課題があることも共有されました。
当社取締役会は、中長期的な企業価値向上のため、抽出された課題へ対応することを通じて、引き続き、実効性の向上に努めてまいります。
(2)【役員の状況】
① 役員一覧
男性8名 女性1名 (役員のうち女性の比率11%)
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 (年) |
所有株式数 (株) |
||||||||||||||
|
代表取締役社長 ・社長執行役員 |
堀川 聡 |
1963年3月13日生 |
|
(注)3 |
10,100 |
||||||||||||||
|
取締役・常務執行役員 営業部門長 兼市場開発本部長
|
髙松典助 |
1959年8月28日生 |
|
(注)3 |
5,600 |
||||||||||||||
|
取締役・常務執行役員 生産・技術部門長 兼第2生産・技術本部長 |
浦田浩之 |
1966年4月27日生 |
|
(注)3 |
4,300 |
||||||||||||||
|
取締役・常務執行役員 管理部門長 兼理財部長
|
中村真次 |
1971年11月18日生 |
|
(注)3 |
500 |
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 (年) |
所有株式数 (株) |
||||||||||||||||||||
|
取締役 |
田地 司 |
1955年11月26日生 |
|
(注)3 |
- |
||||||||||||||||||||
|
取締役 |
小栗道乃 |
1967年5月16日生 |
|
(注)3 |
- |
||||||||||||||||||||
|
常勤監査役 |
富井徹也 |
1959年10月14日生 |
|
(注)4 |
- |
||||||||||||||||||||
|
常勤監査役 |
篠田直幸 |
1965年1月3日生 |
|
(注)5 |
100 |
||||||||||||||||||||
|
監査役 |
伊東義人 |
1961年12月14日生 |
|
(注)4 |
700 |
||||||||||||||||||||
|
計 |
21,300 |
||||||||||||||||||||||||
(注)1 取締役 田地司、小栗道乃の両氏は、社外取締役であります。
2 常勤監査役 富井徹也、監査役 伊東義人の両氏は、社外監査役であります。
3 取締役の任期は、2024年3月期に係る定時株主総会終結の時から2025年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
4 常勤監査役 富井徹也、監査役 伊東義人の両氏の任期は、2023年3月期に係る定時総会終結の時から2027年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
5 常勤監査役 篠田直幸氏の任期は、2024年3月期に係る定時総会終結の時から2027年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
6 当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠監査役1名を選任しております。
補欠監査役の略歴は次のとおりであります。
|
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
所有株式数 (株) |
|
|
伊藤厚志 |
1978年5月19日生 |
2013年12月 |
第一東京弁護士会登録 山分・島田・西法律事務所入所 |
- |
|
2016年6月 |
S&Nパートナーズ法律会計事務所(現弁護士法人S&Nパートナーズ法律会計事務所)入所(現在) |
|||
② 社外役員の状況
当社の社外取締役および社外監査役はそれぞれ2名で、社外役員は合計4名であります。
なお、社外取締役および社外監査役による当社株式の保有は、(2)「役員の状況」① 役員一覧の「所有株式数」欄に記載のとおりであります。
社外取締役田地司氏は、複数の事業法人において、企業経営に携わった実績があり、それにより培われた豊富な経験と知見を有しております。こうした豊富な経験に基づく、業務執行取締役から独立した客観的な立場からの有益な意見や指摘は当社にとって貴重であり、加えて海外事業に関する専門的な視点から、経営全般に対して助言、指導いただくため、当社の社外取締役に適任であると判断し社外取締役に選任しております。
なお、同氏は、当社の取引先である日本ポリプロ株式会社の代表取締役副社長として勤務しておりましたが、当社と日本ポリプロ株式会社の取引額は当社連結売上高の1%未満であり、独立性に影響を及ぼす額ではないことから、一般株主と利益相反が生じるおそれのない社外取締役として、東京証券取引所の定めに基づく独立役員に指定しております。
社外取締役小栗道乃氏は、弁護士資格を有し、特に労働法・人事労務関連の高度な専門知識と幅広い知見を有しております。こうした豊富な経験に基づく、業務執行取締役から独立した客観的な立場からの有益な意見や指摘は当社にとって貴重であり、公正な立場で経営監督機能を果たしていただくため、当社の社外取締役に適任であると判断し社外取締役に選任しております。
社外監査役富井徹也氏は、共同印刷株式会社において上席執行役員経理部長を含むさまざまな要職を歴任され、財務・会計に関する相当程度の知見を有しております。社外監査役としてその職務を適切に遂行していただけると判断しており、客観的かつ中立的な立場で取締役の業務執行を監督できると判断したため社外監査役に選任しております。
なお、同氏は、当社の大株主および取引先である共同印刷株式会社の業務執行者(上席執行役員)として勤務しておりましたが、同氏の出身会社である共同印刷株式会社は、金融商品取引法で規定する主要株主ではなく、また当社と共同印刷株式会社の取引額は当社連結売上高の1%未満であり、独立性に影響を及ぼす額ではないことから、一般株主と利益相反が生じるおそれのない社外監査役として、東京証券取引所の定めに基づく独立役員に指定しております。
社外監査役伊東義人氏は、三井化学株式会社において財務・経理の要職を歴任され、それにより培われた豊富な経験と知見を有しております。社外監査役としてその職務を適切に遂行していただけると判断しており、客観的かつ中立的な立場で取締役の業務執行を監督できると判断したため社外監査役に選任しております。
なお、同氏は、当社の取引先である三井化学株式会社の業務執行者(部長職)として勤務しておりましたが、当社と三井化学株式会社の取引額は当社連結売上高の1%未満であり、独立性に影響を及ぼす額ではないことから、一般株主と利益相反が生じるおそれのない社外監査役として、東京証券取引所の定めに基づく独立役員に指定しております。
当社は社外取締役又は社外監査役を選任するにあたっては、東京証券取引所が定める独立役員の基準に加え、当社が独自に定める社外役員の独立性基準を満たし、中立・公正な見地から、一般株主との利益相反が生じるおそれがないことを確認したうえで選任しております。
また、社外取締役田地司氏、社外取締役小栗道乃氏、社外監査役富井徹也氏、社外監査役伊東義人氏は、当社と人的関係、資本的関係又は取引関係その他利害関係を有しておらず、株式会社東京証券取引所に独立役員として届出を行っております。
③ 社外取締役または社外監査役による監督または監査と内部監査、監査役監査および会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
社外取締役または社外監査役は、取締役会またはその他の場所において適宜会合を行い、連携を図っております。内部監査部門である監査部と監査役は、定期的な情報交換および必要に応じて合同監査を行い、連携を図っております。監査役と会計監査人は、適宜会合を行い、双方の監査計画、重点監査項目に基づき、連携を図っております。
内部監査部門である監査部と会計監査人は、財務報告に係る内部統制に関して、情報の共有を行っております。内部統制関連部門は、監査部、監査役および会計監査人と情報交換を行い、必要に応じて内部統制の整備・運用・改善の支援を行っております。
④ 役員スキルマトリックス
当社は、取締役会が果たすべき役割・責務を適切に発揮する観点から、各取締役に以下の分野における知識・経験を活かした能力(=スキル)の発揮を特に期待しており、取締役会全体として必要なスキルが備わっているものと考えます。
また、監査役においても、取締役の職務執行を監査する監査役の役割・責務に照らして、各監査役に以下の分野における知識・経験を活かしたスキルの発揮を特に期待しており、監査役会全体として必要なスキルが備わっているものと考えます。
|
|
当社が特にスキルの発揮を期待している分野 |
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|
企業経営 |
財務 ・ 会計 ・ 税務 ・ ファイ ナンス |
人材マネジメントと 労務管理 |
法務 ・ 内部統制 ・ 監査 ・ リスク管理 ・ ガバナンス |
技術開発 ・ 研究開発 |
事業変革 ・ M&A |
グローバルマネジメント |
ESG ・ サステナ ビリティ |
|
|
堀川 聡 取締役社長 |
○ |
|
|
○ |
|
○ |
○ |
○ |
|
髙松 典助 取締役 |
○ |
|
○ |
|
○ |
○ |
|
○ |
|
浦田 浩之 取締役 |
○ |
|
○ |
|
○ |
○ |
|
○ |
|
中村 真次 取締役 |
○ |
○ |
○ |
○ |
|
|
|
○ |
|
田地 司 取締役(社外) |
○ |
|
|
○ |
|
○ |
○ |
○ |
|
小栗 道乃 取締役(社外) |
|
|
○ |
○ |
|
|
|
○ |
|
富井 徹也 監査役(社外) |
|
○ |
|
○ |
|
|
|
○ |
|
篠田 直幸 監査役 |
|
|
|
○ |
|
|
|
○ |
|
伊東 義人 監査役(社外) |
|
○ |
|
○ |
|
|
|
○ |
各スキルの内容・選定理由
|
企業経営 |
東京インキグループのパーパス、ビジョン、ミッションをベースとした経営戦略・経営管理・事業戦略等の「企業経営」において、個別の専門性に偏らない事業経営・組織運営の経験を必要な項目として選定しています。 |
|
財務・会計・税務・ファイナンス |
東京インキグループの経営活動・事業活動に係る意思決定のベースとなる「財務・会計・税務・ファイナンス」に関する経験・見識・専門性を必要な項目として選定しています。 |
|
人材マネジメントと労務管理 |
注力分野の一つとして、東京インキグループのすべての従業員が仕事にやりがいを感じ能力を最大限発揮できるよう推進している「人材マネジメント・労務管理」に関する経験・見識・専門性を必要な項目として選定しています。 |
|
法務・内部統制・監査・ リスク管理・ガバナンス |
ステークホルダーの利益を最大化し、持続的な利益成長と長期的な企業価値向上を図る上で、東京インキグループの企業活動の根幹にある「法務・内部統制・監査・リスク管理・ガバナンス」に関する経験・見識・専門性を必要な項目として選定しています。 |
|
技術開発・研究開発 |
東京インキグループの競争力を強化する上で重要な経営基盤の一つとなる「技術開発・研究開発」に関する確かな知識・経験を必要な項目として選定しています。 |
|
事業変革・M&A |
事業の更なる発展・成長に向けた戦略策定・施策実行を企図する「事業変革・M&A」に関する経験を必要な項目として選定しています。 |
|
グローバルマネジメント |
グローバルに事業を展開する東京インキグループにとって必須となる「グローバルマネジメント」に関する経験を必要な項目として選定しています。 |
|
ESG・サステナビリティ |
東京インキグループは「持続可能な価値を提供し続ける企業グループ」として、マテリアリティ分析を踏まえて戦略を策定している「ESG・サステナビリティ」に関する経験・見識・専門性を必要な項目として選定しています。 |
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
イ.組織・人員
当社は監査役会設置会社で、常勤監査役2名(社外監査役・社内監査役)、監査役1名(社外監査役)の3名で構成されております。各監査役の高い知見のもとで忌憚なく意見交換を行い、監査の実効性の向上に努めております。各監査役の経歴等は以下のとおりであります。
|
役職名 |
氏名 |
経歴等 |
|
常勤監査役(社外) 監査役会議長 |
富井徹也 |
共同印刷株式会社において、上席執行役員経理部長等を歴任し、財務・会計に関する相当程度の知識を有しております。また、当社監査役に就任以降、リスク管理・ガバナンス、ESG・サステナビリティに関する経験を積んできております。 |
|
常勤監査役(社内) |
篠田直幸 |
当社において、営業、開発・技術、法務等に関して様々な要職を歴任し、当社の全事業に精通しております。 |
|
監査役(社外) |
伊東義人 |
三井化学株式会社において、財務・経理の要職を歴任し、相当程度の知見を有しております。また、当社監査役に就任以降、リスク管理・ガバナンス、ESG・サステナビリティに関する経験を積んできております。 |
(注)1 監査役(社内)の小林俊哉氏は2024年6月26日開催の当社第152回定時株主総会終結の時をもって辞任により、監査役を退任いたしました。また、篠田直幸氏が同定時株主総会で新たに監査役に選任され、就任いたしました。
2 常勤監査役はそれぞれ専門性や知見を活かし、監査役とともに監査役活動を実施しております。
3 監査役はその職務を補助すべき使用人を置くことを求めていませんが、人事部、理財部および総務部所属の部員が監査役活動をサポートしております。
ロ.監査役および監査役会の活動状況
監査役会は、取締役会に先立ち開催し、更に必要に応じて適宜開催しております。当事業年度は20回開催しており、1回あたりの平均所要時間は約60分でした。個々の監査役の出席状況は以下のとおりであります。なお、参考までに取締役会出席回数(出席率)も記載しております。
|
役職 |
氏名 |
監査役会出席回数(出席率) |
取締役会(書面決議を除く)出席回数(出席率) |
|
常勤監査役(社外) |
伊東義人 |
20回(100%) |
18回(100%) |
|
常勤監査役(社外) |
石井啓太 |
5回(100%) |
4回(100%) |
|
常勤監査役(社外) |
富井徹也 |
15回(100%) |
14回(100%) |
|
監査役(社内) |
小林俊哉 |
20回(100%) |
18回(100%) |
(注)1 常勤監査役(社外)石井啓太氏の出席状況は、2023年6月29日開催の当社第151回定時株主総会終結の時をもって退任するまでに開催された監査役会および取締役会を対象にしております。
2 常勤監査役(社外)富井徹也氏の出席状況は、2023年6月29日開催の当社第151回定時株主総会において選任され、就任以降に開催された監査役会および取締役会を対象にしております。
3 上記の監査役会以外に、各監査役の活動状況等の情報共有を図ることを目的に、監査役連絡会を8回開催しました。
ハ.当事業年度の活動総括
監査役は、取締役会、経営会議、執行役員会、ESG経営推進会議等の社内重要会議に出席し、必要に応じて意見表明を行っております。また、期初の取締役会において、前事業年度の監査役監査結果および当事業年度の監査計画を報告しております。また、2023年11月に監査役監査結果(中間)を取締役会に報告しております。
監査役は、取締役、執行役員と個別に意見交換を行い、監査結果や監査所見に基づき、必要に応じて提言を行っております。
当事業年度は、海外子会社2社の監査において、Web会議システムを活用したリモート監査を実施いたしました。
社外役員連絡会は、当事業年度は2回実施し、中長期的な経営課題等を中心に幅広い意見交換を行いました。社外役員連絡会の議長は監査役会議長(社外監査役)が務めております。また、当事業年度より社外役員連絡会に加え、社外取締役と監査役会の意見交換会を1回実施しております。
監査役会は、①労災防止に関する実効性の監査、②子会社管理の強化、を当事業年度の重点監査項目として取り組みました。
ニ.監査役会決議事項
当事業年度の監査役会決議事項は14件で、主たる事項は下記のとおりであります。
監査報告書、監査計画・監査職務の分担、会計監査人の再任、会計監査人の報酬同意、監査役選任議案等の他、指名委員会・報酬委員会への委員選任、監査役チェックリストの改定、等
ホ.当事業年度の重点監査項目の取り組み状況
当事業年度の重点監査項目の取り組み状況は以下のとおりであります。
なお、両重点監査項目ともに重大な指摘事項はありませんでした。
|
重点監査項目 |
主な取り組み状況 |
|
①労災防止に関する 実効性の監査 |
・代表取締役社長と基本理念の共有 ・生産・技術部門担当取締役から具体的な労働災害未然防止の取り組み状況をヒアリング ・工場等往査時に予防・対策処置の実施状況を確認、必要に応じて提言 |
|
②子会社管理の強化 |
・子会社担当取締役からガバナンス強化の取り組み状況等をヒアリング ・各子会社監査時に、特に安全衛生の取り組み状況を確認、必要に応じて提言 ・労務管理、内部通報制度の周知状況等の確認および提言 |
へ.監査上の主要な検討事項(KAM:Key Audit Matters)
KAMについては、会計監査人の監査計画説明や四半期レビュー報告、意見交換においてコミュニケーションを図り、適宜執行部門に説明を求める等の対応を行いました。
ト.常勤監査役(社外)および監査役の活動
監査役会は、取締役会等重要な会議への出席、取締役との意見交換、事業所への往査、会計監査人との連携、監査部との連携、重要な決裁書類の閲覧、等の活動を行いました。監査等は、リスクアプローチの観点からリスクの高い項目に重点を置き、効率的な監査に努めました。なお、三様監査の充実の観点から、監査役と会計監査人の会合に監査部が同席しております。
|
項目 |
概要 |
回数 |
常勤 監査役 |
監査役 |
|
取締役の職務執行状況 |
取締役・執行役員とのヒアリング・意見交換会等 ①取締役会 ・経営の基本方針を決定する取締役会に出席 |
18回 |
○ |
○ |
|
②経営会議 ・取締役会に先立ち重要案件を審議する経営会議に出席 |
25回 |
○ |
○ |
|
|
③執行役員会 ・経営の基本方針に基づく業務執行方針や業務執行の重要事項を決定する執行役員会に出席 |
4回 |
○ |
○ |
|
|
④代表取締役社長との意見交換会 ・監査役会から監査結果報告、社長から経営方針、労働災害撲滅への取り組み状況、2022年度から始動した中期経営計画の進捗、予算の達成状況、長期ビジョン策定方針、会社を取り巻く事業リスク等をヒアリング |
4回 |
○ |
○ |
|
|
⑤取締役会長との意見交換会 |
1回 |
○ |
○ |
|
|
⑥社外取締役との意見交換会(個別) |
2回 |
○ |
○ |
|
|
⑦社外役員連絡会 ・社外監査役と社外取締役による社外役員連絡会を開催し、社外役員として忌憚のない意見交換を実施 |
2回 |
○ |
― |
|
|
⑧社外取締役と監査役会の意見交換会 ・当事業年度から監査役会と社外取締役による意見交換会を開催し、忌憚のない意見交換を実施 |
1回 |
○ |
○ |
|
|
⑨社内取締役との意見交換会 |
6回 |
○ |
○ |
|
|
⑩執行役員との意見交換会 |
6回 |
○ |
○ |
|
|
内部統制 |
内部統制システムの整備・運用状況の確認と実効性の検証 ①社長直轄のESG経営推進会議 ・監査役全員がメンバーとして参加し、必要に応じて意見表明 |
3回 |
○ |
○ |
|
②コンプライアンス委員会(オブザーバー参加) |
4回 |
○ |
○ |
|
|
③リスク管理委員会(オブザーバー参加) |
4回 |
○ |
○ |
|
|
④中央安全衛生委員会(オブザーバー参加) |
2回 |
○ |
○ |
|
|
⑤財務報告に係る内部統制委員会(オブザーバー参加) |
3回 |
○ |
○ |
|
|
⑥管理部門の定例会議(オブザーバー参加) |
12回 |
○ |
○ |
|
|
⑦管理部門企画管理部、総務部、人事部、理財部、情報システム部と定例会 |
7回 |
○ |
△ |
|
項目 |
概要 |
回数 |
常勤 監査役 |
監査役 |
|
重要な決裁書類の監査 |
社内稟議システムで閲覧 |
全件 |
○ |
○ |
|
会計監査人との連携 |
会計監査人の監査の方法ならびに結果の相当性の検証、職業的専門家として適切な監査の実施の監視 なお、三様監査の充実の観点から、監査部が同席 ①決算・四半期レビュー結果報告会、意見交換会等 ・期初に双方の監査計画の説明、四半期ごとにレビュー結果報告書を受領、期末に監査結果の報告書を受領 ・KAMについては、会計監査人が候補とした事項の理由を聴取し、意見交換を実施 |
14回 |
○ |
○ |
|
②監査・実地棚卸の同行、立会、Web会議システムを活用した監査講評の聴取 |
9回 |
○ |
△ |
|
|
監査部との連携 |
リスクアプローチによる監査と監査部の監査力の向上 ①定例会 ・双方の監査計画の擦り合わせ、監査役監査と内部監査の実施状況、指摘状況、改善状況等を確認 |
7回 |
○ |
○ |
|
②監査役会との合同監査 ・効率的な監査の実施と監査部の監査力の向上 |
6回 |
○ |
○ |
|
|
③外部の公認会計士による勉強会 ・監査役と監査部合同による勉強会を実施し、会計・税務、監査関連ならびに開示関連の情報の収集 |
12回 |
○ |
○ |
|
|
事業所監査、事業所長面談 |
①事業所への監査 |
6回 |
○ |
○ |
|
②事業所長等との面談 |
7回 |
○ |
△ |
|
|
海外子会社監査等 |
Web会議システムを活用したリモート監査により子会社2社を実施。親会社の子会社担当取締役等との意見交換を実施。 ①子会社監査 ・現地子会社社長に加え、海外事業責任者の同席のもと、事業戦略、ガバナンス体制等を確認 ・監査部と合同監査を実施し、複数目線で内部統制状況を確認 |
2回 |
○ |
○ |
|
②当社の子会社担当取締役との意見交換 |
3回 |
○ |
○ |
|
|
国内子会社監査等 |
子会社社長との意見交換等と親会社の子会社担当取締役との意見交換を実施 ①子会社監査 |
6回 |
○ |
○ |
|
②子会社社長との意見交換等 |
4回 |
○ |
△ |
|
|
③当社の子会社担当取締役との意見交換 |
4回 |
○ |
○ |
(注) ○:参加、△:必要に応じて参加、―:不参加
② 内部監査の状況
イ.組織と体制
業務執行機関から分離・独立した代表取締役社長直轄の監査部が、子会社を含めた当社グループ全体の内部監査を実施しております。監査部は、監査部長以下4名(メンバー:部長 山戸政之、秋山敬吾、水上英明、蘇原将寛)の体制で構成されております。
ロ.運営
内部監査は、「内部監査基本規程」および期初の取締役会に報告した監査計画に従い実施しております。実施内容については、子会社を含めた当社グループ全体の業務の執行が、法令・定款その他諸規程および経営方針に準拠し、適切に行われているかを監査し、必要に応じて指摘や改善提案を実施しております。内部監査の実施結果は、代表取締役社長に報告するとともに、取締役会並びに監査役および監査役会に報告しております。
ハ.活動概要
2023年度は内部監査を国内外19部署(内、国内子会社2社、海外子会社1社含む、監査役会との合同監査6部署)の監査を実施しております。
業務監査での指摘事項については是正を求め、必要な改善がなされているか再確認をすることで、業務遂行の質の向上を図っております。
財務報告に係る内部統制の整備・運用状況につきましては、実際の業務とコントロールが適切かどうかの観点で監査を実施しております。
監査役と情報交換会を7回実施し、当社グループの内部監査結果や内部統制状況を監査役へ報告するとともに監査役監査結果の情報共有を実施しております。また、会計監査人と監査役との決算(四半期レビュー)報告会・意見交換および会計監査人の監査等に同席し、相互の連携を図り、監査を実施しております。
③ 会計監査の状況
イ.監査法人の名称
有限責任 あずさ監査法人
ロ.継続監査期間
17年間
ハ.業務を執行した公認会計士
村松啓輔氏および田原諭氏の2名であり、有限責任 あずさ監査法人に所属しております。
ニ.監査業務に係る補助者の構成
公認会計士 5名
その他 13名
(注) その他は、公認会計士試験合格者、システム監査担当者等であります。
ホ.監査法人の選定方針と理由
当社は、会計監査人の選定に際して、当社の業務内容に対応した効率的な監査業務を実施することができる監査体制が整備されていること、監査期間および監査報酬が合理的かつ妥当であること、監査実績等を総合的に判断いたします。また、日本公認会計士協会が定める「独立性に関する指針」に基づき、独立性および必要な専門性を有することも確認しております。
なお、監査役会は、現に契約している会計監査人が会社法第340条第1項の各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査役全員の同意に基づき、会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨および解任した理由を説明いたします。
へ.監査役および監査役会による監査法人の評価
当社の監査役および監査役会は、監査法人に対して評価を行っております。この評価については、監査役会が定めた会計監査人評価指針に従い、監査法人の品質管理、監査チームの独立性・専門性、監査の有効性・効率性、監査役とのコミュニケーションおよび不正リスク対応等を総合的に評価して、会計監査人の再任・不再任の判断を行っております。また、社内関係部署に監査法人の評価を聴取するとともに、監査法人に品質管理体制等も聴取しております。
④ 監査報酬の内容等
イ.監査公認会計士等に対する報酬
|
区分 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
||
|
監査証明業務に 基づく報酬(百万円) |
非監査業務に 基づく報酬(百万円) |
監査証明業務に 基づく報酬(百万円) |
非監査業務に 基づく報酬(百万円) |
|
|
提出会社 |
42 |
- |
44 |
- |
|
連結子会社 |
- |
- |
- |
- |
|
計 |
42 |
- |
44 |
- |
ロ.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(イ.を除く)
該当事項はありません。
ハ.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
(前連結会計年度)
当社連結子会社のうち3社は、Reiwa Accounting,LLC等に監査証明業務に基づく報酬5百万円を支払っております。
(当連結会計年度)
当社連結子会社のうち2社は、Professional Auditing Service CO.,Ltd.等に監査証明業務に基づく報酬1百万円を支払っております。
ニ.監査報酬の決定方針
当社は、監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針を明確に定めておりませんが、監査日数や監査内容等を勘案し、事業年度ごとに監査法人と協議のうえ、さらに監査役会の同意を得て、決定しております。
ホ.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役会は、日本監査役協会が公表している「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を参考に、監査役会が定めた「会計監査人評価指針」に従い、前事業年度の監査実績、監査時間および報酬額を確認した上で、社内関係部門並びに会計監査人より聴取を行い、当事業年度の監査計画および監査予定時間並びに報酬額の妥当性につき検討した結果、提示された会計監査人の報酬について同意いたしました。
(4)【役員の報酬等】
① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
当事業年度における取締役の報酬等については、中長期的な企業価値の維持・向上を実現す
るためにふさわしい人材を確保できる報酬水準であること、企業規模や企業業績を勘案した水準であることとしており、基本報酬・職位報酬・自社株取得目的報酬の3種から構成される固定報酬および業績連動報酬である役員賞与によって構成されております。基本報酬は、全取締役に支給される基礎的な報酬、職位報酬は、職責に応じて支給される報酬、自社株取得目的報酬は、役員持株会を通じて自社株を購入し、株主との立場の共有を進め、株主価値を向上するためのインセンティブとして機能しております。業績連動報酬は、中長期の経営計画に対する各年度の目標進捗に対する業績に基づく支給となっており、取締役へのインセンティブとして機能しております。
取締役の報酬限度額は、2000年6月29日開催の当社第128回定時株主総会において、年額2億5千万円以内と決議いただいており、その内容は、年額2億円以内と承認されていた取締役の報酬額を2億5千万円以内に改定したいこと、かつ取締役の報酬額には従来どおり使用人兼務取締役の使用人分給与を含まないものと決議いただいております。
当社は、役員報酬の額又はその算定方法の決定に関する方針について定めております。取締役会が設置し、社外取締役が委員長を務める、各取締役の報酬諮問機関である報酬委員会(メンバー:委員長 社外取締役 小栗道乃、社外取締役 田地司、社外監査役 富井徹也、代表取締役社長・社長執行役員 堀川聡、取締役・専務執行役員社長補佐 榎本公裕)に諮問され、その結果を踏まえて取締役会にて支給額を定めるという手続きをとっております。
各取締役への報酬額は、支給基準や外部指標に照らしつつ個々の取締役の評価と水準を確認する報酬委員会での審議を活用することにより、客観性・透明性ある手続に従って行われております。当連結会計年度において当社取締役(社外取締役を除く)の報酬等の額の決定過程における取締役会を1回、報酬委員会(旧取締役評価協議会)を1回それぞれ開催されております。
また、当社では、常勤取締役の業績連動報酬に係る指標として、連結営業利益を採用しており、報酬委員会にてあらかじめ定められた算定方式に基づき定まります。なお業績連動報酬は、2023年6月27日の取締役会で連結営業利益の水準に応じて、固定報酬に対して概ね0~4割程度の比重となる範囲の業績連動報酬総額に改定いたしました。
当社におきましては、営業利益は本業による利益を表すものと捉えており、取締役の活動の成果を直接的に反映する指標として経営成績の達成に向けて高いモチベーション効果をもたらすとともに、本業の営業活動や生産活動に対する大きな責任を表すものと考えております。
なお、当連結会計年度における業績連動報酬に係る指標の目標は、連結営業利益10億円で、実績は営業利益7億6千8百万円でした。指標である連結営業利益による支給基準から、当事業年度における取締役(社外取締役を除く)の業績連動報酬は1千4百万円となります。
イ.取締役の報酬
a.役員報酬の基本的な考え方
・報酬制度を通じて、会社としての社会的な存在意義を保ちつつ、中長期的な企業価値の維持・向上を実現すること。
・会社の歴史や文化と相容れない、実の伴わない目先の利益追求を志向せず、時代を見据えて丹精した中長期の経営計画達成への意識付けを行うこと。
・報酬制度を通じて、株主をはじめ、会社を取り巻くステークホルダーと価値を共有する意識を持たせること。
・報酬の構成、内容、水準についてあらかじめ考え方や基準を明示し、報酬制度および役員について十分な透明性と客観性を担保すること。
・企業規模や事業内容から見て適切な報酬を用意することにより、会社を導く役員としてふさわしい人材を確保し、継続的に動機づけること。
b.基本報酬 月例部分 固定報酬
・全取締役(社外取締役除く)に支給される基礎的な報酬
c.職位報酬 月例部分 固定報酬
・職位を反映するための報酬
d.自社株取得目的報酬 月例部分 固定報酬
・取締役(社外取締役除く)の長期インセンティブとして、役員持株会を通じて自社株を購入する前提で支給される報酬(職位に反映)
e.役員賞与
・年度単位の短期インセンティブとして、毎年の決算に応じて支給額を決定する。
・計画どおりの利益水準を達成した場合の賞与水準は、固定報酬に対して概ね0~4割程度になるように支給率を定めております。
ロ.社外取締役の報酬
・社外取締役の報酬は、社外の独立した客観的な立場から取締役の業務執行の妥当性について監督機能を担う職責と役割に鑑みて、金銭による基本報酬(固定報酬)のみといたしております。
ハ.監査役
・監査役の報酬は、監査役が株主の負託を受けた独立機関として取締役の職務の執行に対する監査の職責を負っていることから、企業業績とは連動させず金銭による基本報酬(固定報酬)とし、監査役の協議に基づく適切な水準の報酬としております。
・監査役の報酬限度額は、2022年6月29日開催の当社第150回定時株主総会において、年額6千万円以内と決議いただいており、その内容は、4千万円以内と承認されていた監査役の報酬額を経済情勢や経営環境の変化に伴い、監査の責務が増え、監査業務も増大いたしましたことを踏まえ、6千万円以内と決議いただいております。
② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額および対象となる役員の員数
|
役員区分 |
報酬等の総額 (百万円) |
報酬等の種類別の総額 |
対象となる役員 の員数 |
|||
|
固定報酬 (百万円) |
業績連動報酬 (百万円) |
退職慰労金 (百万円) |
左記のうち、 非金銭報酬等 (百万円) |
|||
|
取締役 (社外取締役を除く) |
135 |
121 |
14 |
- |
- |
5名 |
|
監査役 (社外監査役を除く) |
9 |
9 |
- |
- |
- |
1名 |
|
社外役員 |
45 |
45 |
- |
- |
- |
6名 |
(注)1 百万円未満を切り捨てて表示しております。
2 取締役の支給額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれておりません。
3 社外役員の報酬額の総額には、2023年6月29日開催の第151回定時株主総会終結の時をもって退任した取締役1名と監査役1名を含んでおります。なお、当事業年度末日現在の会社役員の員数は、取締役7名および監査役3名であります。
(5)【株式の保有状況】
①投資株式の区分の基準及び考え方
当社は、株式価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする保有株式を純投資目的である投資株式、それ以外の保有株式を純投資目的以外の目的である投資株式と定義しております。短期的売買差益を獲得する目的のために株式を保有する方針ではないため、純投資目的の株式は保有しておりません。
②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
a.保有方針および保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容
当社は、取引先との関係維持のために相互に保有しない方針でありますが、事業戦略上の必要性、取引・協業関係の強化を主眼に資本効率の改善を通じた当社の企業価値の向上に資するものを政策保有株式と定義しております。現在保有している政策保有株式のうち、この目的に合致しなくなったものについては縮減を継続して進めるとともに、株主資本の活用という観点から当社策定の中期経営計画「TOKYOink 2024」最終年度である2024年度末までに政策保有株式の保有残高を連結純資産の15%以下までに縮減することを具体的な指標としております。また、事業戦略上、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか、事業投資と同様に事業の収益獲得への貢献度合い検証等保有の合理性を十分精査しております。
|
◆当社コーポレートガバナンス・コード記載の保有方針に基づく保有適否判断基準 ・株式保有先との関係精査、事業戦略上の重要性を考慮 ⇒取引状況、中長期的な見通しの把握、継続保有する合理的根拠の情報入手 ・保有に伴う便益が資本コストに見合っているか等の検証 ⇒株式配当率をベンチマークとし、長期的視点において考察すべく当社資本コストとの 比較検討の実施 ・収益獲得への貢献度合い等検証 ⇒株式配当率と資本コストとの比較だけではなく、個別銘柄毎の取引数量、利益等を 過去3年間との比較検討を実施し保有の合理性を精査 ・株式保有リスクの懸念・兆候有無確認 ⇒入手可能な決算情報から、株式保有先の業績の著しい悪化、重大な不祥事、その他株 主価値の毀損懸念のある事象等の抽出 ・株式保有先の当社株式保有状況等の確認 |
当社2023年5月および11月開催の取締役会において検証を行い、新たに保有株式の4銘柄を売却決議いたしました。
なお、当事業年度において、過年度に売却決議を含め4銘柄の売却を完了し、4銘柄の一部を売却いたしました。
毎年継続的な検証の結果、2023年度末では、コーポレートガバナンス・コードの改訂(2018年6月)の前事業年度末(2018年3月末)と比較し、27銘柄(40.9%減)の政策保有株式を減少いたしました。
また、2023年度末の連結純資産に対する政策保有株式の保有残高割合は17.0%であります。
また、議決権行使については、政策保有株式を管理する各担当部署が発行会社の経営方針や事業戦略、経営状況等を把握し、当社の企業価値の向上に繋がるか、発行会社の企業価値を毀損することがないか等を総合的に判断し、個別に議案を精査し賛否の判断を行っております。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額
|
|
銘柄数 (銘柄) |
貸借対照表計上額の 合計額(百万円) |
|
非上場株式 |
17 |
322 |
|
非上場株式以外の株式 |
22 |
4,661 |
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
|
|
銘柄数 (銘柄) |
株式数の増加に係る取得 価額の合計額(百万円) |
株式数の増加の理由 |
|
非上場株式 |
1 |
50 |
保有先との関係強化 |
|
非上場株式以外の株式 |
- |
- |
- |
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
|
|
銘柄数 (銘柄) |
株式数の減少に係る売却 価額の合計額(百万円) |
|
非上場株式 |
1 |
0 |
|
非上場株式以外の株式 |
8 |
404 |
c.特定投資株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
特定投資株式
|
銘柄 |
当事業年度 |
前事業年度 |
保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 |
当社の株式の 保有の有無 |
|
株式数(株) |
株式数(株) |
|||
|
貸借対照表計上額 (百万円) |
貸借対照表計上額 (百万円) |
|||
|
共同印刷㈱ |
583,637 |
583,637 |
・インキ事業および化成品事業における販売の維持および強化、資本または業務提携による事業拡大を目的として保有 ・株式配当率が当社資本コストを満たしているため、保有意義が有ると判断し継続保有 |
有 |
|
2,022 |
1,605 |
|||
|
東京海上ホールディングス㈱ |
105,100 |
110,100 |
・重要な取引金融機関で当社の建物等における保険の大口取引先でもあり、資金調達安定化等を目的として保有 ・株式配当率が当社資本コストを満たしているため、保有意義が有ると判断し継続保有 ・取引金融機関の当社株式保有状況を考慮し、2023年11月開催取締役会において売却決議し一部売却を実施 |
有 |
|
494 |
280 |
|||
|
㈱KYORITSU |
2,273,500 |
2,273,500 |
・インキ事業における販売の維持および強化を目的として保有 ・株式配当率と当社資本コストとの比較、取引先との関係等総合的に評価して、保有意義が有ると判断し継続保有 |
有 |
|
422 |
359 |
|||
|
artience㈱ |
90,000 |
90,000 |
・発行会社のグループ会社において、インキ事業および化成品事業における原材料の安定的な調達を目的として保有 ・株式配当率が当社資本コストを満たしているため、保有意義が有ると判断し継続保有 |
有 |
|
262 |
185 |
|||
|
㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ |
154,400 |
154,400 |
・重要な取引金融機関で企業年金の資産運用委託先でもあり、資金調達安定化等を目的として保有 ・株式配当率が当社資本コストを満たしているため、保有意義が有ると判断し継続保有 |
有 |
|
240 |
130 |
|||
|
大日精化工業㈱ |
60,000 |
60,000 |
・インキ事業および化成品事業における原材料の安定的な調達を目的として保有 ・株式配当率が当社資本コストを満たしているため、保有意義が有ると判断し継続保有 |
有 |
|
179 |
106 |
|||
|
㈱みずほフィナンシャルグループ |
41,950 |
82,950 |
・主要な取引金融機関で企業年金の資産運用委託先でもあり、資金調達安定化等を目的として保有 ・取引金融機関の当社株式保有状況を考慮し、保有株式の一部売却を実施 |
有 |
|
127 |
155 |
|
銘柄 |
当事業年度 |
前事業年度 |
保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 |
当社の株式の 保有の有無 |
|
株式数(株) |
株式数(株) |
|||
|
貸借対照表計上額 (百万円) |
貸借対照表計上額 (百万円) |
|||
|
DIC㈱ |
40,000 |
40,000 |
・インキ事業および化成品事業における原材料の安定的な調達を目的として保有 ・株式配当率が当社資本コストを満たしているため、保有意義が有ると判断し継続保有 |
有 |
|
115 |
95 |
|||
|
三井住友トラスト・ホールディングス㈱ |
31,200 |
15,600 |
・主要な取引金融機関で企業年金の資産運用委託先でもあり、資金調達安定化等を目的として保有 ・株式配当率が当社資本コストを満たしているため、保有意義が有ると判断し継続保有 ・発行会社は当事業年度に普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施 |
有 |
|
103 |
70 |
|||
|
三井化学㈱ |
23,313 |
63,313 |
・化成品事業および加工品事業における販売の維持および強化、原材料の安定的な調達を目的として保有 ・取引先の当社株式保有状況を考慮し当事業年度に保有株式の一部売却を実施 |
無 |
|
100 |
215 |
|||
|
森六ホールディングス㈱ |
37,000 |
40,000 |
・加工品事業および化成品事業において発行会社のグループ会社と取引があり、販売の維持および強化、原材料の安定的な調達を目的として保有 ・取引先の当社株式保有状況を考慮し、2023年11月開催取締役会において売却決議し一部売却を実施 |
無 |
|
96 |
73 |
|||
|
荒川化学工業㈱ |
80,000 |
80,000 |
・インキ事業における原材料の安定的な調達を目的として保有 ・株式配当率が当社資本コストを満たしているため、保有意義が有ると判断し継続保有 |
有 |
|
93 |
79 |
|||
|
㈱ムサシ |
40,000 |
40,000 |
・インキ事業における版材の安定的な調達を目的として保有 ・株式配当率が当社資本コストを満たしているため、保有意義が有ると判断し継続保有 |
有 |
|
73 |
63 |
|||
|
サンメッセ㈱ |
166,000 |
166,000 |
・インキ事業における販売の維持および強化を目的として保有 ・株式配当率と当社資本コストとの比較、取引先との関係等総合的に評価して、保有意義が有ると判断し継続保有 |
無 |
|
62 |
59 |
|||
|
総合商研㈱ |
63,000 |
63,000 |
・インキ事業の販売の維持および強化を目的として保有 ・株式配当率が当社資本コストを満たしているため、保有意義が有ると判断し継続保有 |
無 |
|
61 |
55 |
|
銘柄 |
当事業年度 |
前事業年度 |
保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 |
当社の株式の 保有の有無 |
|
株式数(株) |
株式数(株) |
|||
|
貸借対照表計上額 (百万円) |
貸借対照表計上額 (百万円) |
|||
|
ダイニック㈱ |
64,000 |
64,000 |
・インキ事業および化成品事業における販売の維持および強化を目的として保有 ・株式配当率と当社資本コストとの比較、取引先の当社株式保有状況等総合的に評価して、保有意義が有ると判断し継続保有 |
有 |
|
48 |
48 |
|||
|
TOPPANホールディングス㈱ |
11,200 |
11,200 |
・インキ事業および化成品事業において発行会社のグループ会社と取引があり、販売の維持および強化を目的として保有 ・株式配当率が当社資本コストを満たしているため、保有意義が有ると判断し継続保有 |
無 |
|
43 |
29 |
|||
|
竹田iPホールディングス㈱ |
45,000 |
45,000 |
・インキ事業における販売の維持および強化を目的として保有 ・株式配当率と当社資本コストとの比較、取引先との関係等総合的に評価して、保有意義が有ると判断し継続保有 |
無 |
|
39 |
31 |
|||
|
大王製紙㈱ |
20,000 |
20,000 |
・インキ事業において、発行会社のグループ会社と取引があり、販売の維持および強化を目的として保有 ・株式配当率が当社資本コストとの比較、取引先との関係等総合的に評価して、保有意義が有ると判断し継続保有 |
無 |
|
23 |
20 |
|||
|
天昇電気工業㈱ |
50,000 |
50,000 |
・化成品事業における販売の維持および強化を目的として保有 ・株式配当率と当社資本コストとの比較、取引先との関係等総合的に評価して、保有意義が有ると判断し継続保有 |
無 |
|
21 |
16 |
|||
|
大倉工業㈱ |
6,600 |
6,600 |
・化成品事業における販売の維持および強化を目的として保有 ・株式配当率が当社資本コストを満たしているため、保有意義が有ると判断し継続保有 |
有 |
|
20 |
13 |
|||
|
ハリマ化成グループ㈱ |
10,000 |
10,000 |
・インキ事業における原材料の安定的な調達を目的として保有 ・株式配当率が当社資本コストを満たしているため、保有意義が有ると判断し継続保有 |
無 |
|
9 |
8 |
|||
|
鹿島建設㈱ |
- |
27,500 |
・当社工場の建築、保守等に深く携わっており、取引関係の維持および強化を目的として保有 ・取引先との関係等総合的に評価して、保有意義は無いと判断し、保有株式の売却を実施 |
無 |
|
- |
43 |
|
銘柄 |
当事業年度 |
前事業年度 |
保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 |
当社の株式の 保有の有無 |
|
株式数(株) |
株式数(株) |
|||
|
貸借対照表計上額 (百万円) |
貸借対照表計上額 (百万円) |
|||
|
デンカ㈱ |
- |
10,000 |
・化成品事業における販売の維持および強化を目的として保有 ・取引先との関係等総合的に評価し、2023年11月開催取締役会において売却決議し、保有株式の売却を実施 |
無 |
|
- |
27 |
|||
|
堺商事㈱ |
- |
3,000 |
・化成品事業における販売の維持および強化、原材料の安定的な調達を目的として保有 ・当事業年度において、堺化学工業㈱による株式公開買付(TOB)が実施され、堺商事㈱からの応募推奨を考慮し、2023年5月開催取締役会において売却を決議し、保有株式の売却を実施 |
有 |
|
- |
10 |
|||
|
三菱製紙㈱ |
- |
5,000 |
・化成品事業において発行会社のグループ会社と取引があり、販売の維持および強化を目的として保有 ・取引先との関係等総合的に評価して、保有意義は無いと判断し、保有株式の売却を実施 |
無 |
|
- |
1 |
(注)「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。
なお、特定投資株式における定量的な保有効果の記載は困難でありますが、株式配当率と当社資本コストとの比較による定量的な保有効果に基づいて、投資株式の経済合理性を検証しております。
③保有目的が純投資目的である投資株式
該当事項はありません。
第5【経理の状況】
1. 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。
(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。
2. 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2023年4月1日から2024年3月31日まで)及び事業年度(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の連結財務諸表及び財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人により監査を受けております。
3. 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。
会計基準等の内容を適切に把握し、又は会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、セミナーへの参加や文献の購読を行っております。
1【連結財務諸表等】
(1)【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
3,375 |
3,736 |
|
受取手形 |
1,305 |
※4 1,044 |
|
電子記録債権 |
4,530 |
※4 5,885 |
|
売掛金 |
9,798 |
10,210 |
|
商品及び製品 |
4,789 |
5,151 |
|
仕掛品 |
2,090 |
2,038 |
|
原材料及び貯蔵品 |
2,614 |
2,673 |
|
その他 |
405 |
382 |
|
貸倒引当金 |
△10 |
△11 |
|
流動資産合計 |
28,899 |
31,111 |
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物及び構築物 |
※3 17,786 |
※3 18,040 |
|
減価償却累計額及び減損損失累計額 |
△12,209 |
△12,524 |
|
建物及び構築物(純額) |
5,577 |
5,515 |
|
機械装置及び運搬具 |
※3 23,439 |
※3 23,665 |
|
減価償却累計額及び減損損失累計額 |
△20,847 |
△20,699 |
|
機械装置及び運搬具(純額) |
2,592 |
2,965 |
|
工具、器具及び備品 |
2,563 |
2,723 |
|
減価償却累計額及び減損損失累計額 |
△2,228 |
△2,322 |
|
工具、器具及び備品(純額) |
334 |
401 |
|
土地 |
2,736 |
2,761 |
|
リース資産 |
780 |
724 |
|
減価償却累計額及び減損損失累計額 |
△666 |
△606 |
|
リース資産(純額) |
113 |
118 |
|
建設仮勘定 |
693 |
436 |
|
有形固定資産合計 |
12,048 |
12,198 |
|
無形固定資産 |
|
|
|
その他 |
536 |
745 |
|
無形固定資産合計 |
536 |
745 |
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
※1,※2 4,071 |
※1,※2 4,986 |
|
繰延税金資産 |
27 |
23 |
|
退職給付に係る資産 |
662 |
1,829 |
|
その他 |
1,601 |
1,622 |
|
貸倒引当金 |
△51 |
△51 |
|
投資その他の資産合計 |
6,312 |
8,410 |
|
固定資産合計 |
18,897 |
21,354 |
|
資産合計 |
47,797 |
52,466 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
支払手形及び買掛金 |
9,713 |
※4 11,128 |
|
短期借入金 |
3,560 |
3,430 |
|
1年内返済予定の長期借入金 |
※2 1,192 |
※2 1,065 |
|
リース債務 |
70 |
61 |
|
未払法人税等 |
21 |
167 |
|
賞与引当金 |
404 |
434 |
|
役員賞与引当金 |
- |
14 |
|
未払消費税等 |
88 |
170 |
|
未払費用 |
1,000 |
979 |
|
その他 |
448 |
※4 654 |
|
流動負債合計 |
16,498 |
18,105 |
|
固定負債 |
|
|
|
長期借入金 |
※2 2,631 |
※2 2,881 |
|
リース債務 |
99 |
94 |
|
繰延税金負債 |
806 |
1,517 |
|
役員退職慰労引当金 |
223 |
223 |
|
退職給付に係る負債 |
82 |
98 |
|
その他 |
188 |
146 |
|
固定負債合計 |
4,033 |
4,962 |
|
負債合計 |
20,531 |
23,067 |
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
3,246 |
3,246 |
|
資本剰余金 |
2,526 |
2,537 |
|
利益剰余金 |
20,524 |
21,090 |
|
自己株式 |
△263 |
△168 |
|
株主資本合計 |
26,033 |
26,705 |
|
その他の包括利益累計額 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
512 |
1,219 |
|
繰延ヘッジ損益 |
0 |
- |
|
為替換算調整勘定 |
463 |
623 |
|
退職給付に係る調整累計額 |
85 |
658 |
|
その他の包括利益累計額合計 |
1,060 |
2,501 |
|
非支配株主持分 |
171 |
191 |
|
純資産合計 |
27,265 |
29,398 |
|
負債純資産合計 |
47,797 |
52,466 |
②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
売上高 |
※1 43,406 |
※1 43,922 |
|
売上原価 |
※2,※5 37,544 |
※2,※5 37,431 |
|
売上総利益 |
5,861 |
6,490 |
|
販売費及び一般管理費 |
|
|
|
給料及び手当 |
1,523 |
1,412 |
|
賞与 |
351 |
302 |
|
福利厚生費 |
355 |
355 |
|
減価償却費 |
310 |
265 |
|
貸倒引当金繰入額 |
5 |
4 |
|
貸倒損失 |
120 |
0 |
|
賞与引当金繰入額 |
170 |
163 |
|
退職給付費用 |
29 |
49 |
|
通信交通費 |
190 |
196 |
|
荷造及び発送費 |
1,207 |
1,207 |
|
その他 |
1,618 |
1,763 |
|
販売費及び一般管理費合計 |
※2 5,883 |
※2 5,722 |
|
営業利益又は営業損失(△) |
△21 |
768 |
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
14 |
20 |
|
受取配当金 |
148 |
147 |
|
出資分配益 |
4,584 |
- |
|
為替差益 |
- |
127 |
|
貸倒引当金戻入額 |
1 |
- |
|
その他 |
137 |
84 |
|
営業外収益合計 |
4,886 |
380 |
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
35 |
29 |
|
コミットメントフィー |
4 |
5 |
|
シンジケートローン手数料 |
12 |
- |
|
為替差損 |
4 |
- |
|
出資金運用損 |
- |
82 |
|
支払手数料 |
- |
30 |
|
その他 |
23 |
14 |
|
営業外費用合計 |
80 |
162 |
|
経常利益 |
4,783 |
986 |
|
特別利益 |
|
|
|
固定資産売却益 |
- |
※3 9 |
|
投資有価証券売却益 |
50 |
277 |
|
特別利益合計 |
50 |
286 |
|
特別損失 |
|
|
|
固定資産除売却損 |
※4 26 |
※4 27 |
|
減損損失 |
※6 1,908 |
- |
|
災害による損失 |
- |
※7 99 |
|
その他 |
150 |
6 |
|
特別損失合計 |
2,085 |
133 |
|
税金等調整前当期純利益 |
2,749 |
1,139 |
|
法人税、住民税及び事業税 |
1,061 |
88 |
|
法人税等調整額 |
20 |
150 |
|
法人税等合計 |
1,082 |
238 |
|
当期純利益 |
1,667 |
900 |
|
非支配株主に帰属する当期純利益 |
21 |
19 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
1,645 |
881 |
【連結包括利益計算書】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
当期純利益 |
1,667 |
900 |
|
その他の包括利益 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
31 |
702 |
|
繰延ヘッジ損益 |
0 |
△0 |
|
為替換算調整勘定 |
414 |
161 |
|
退職給付に係る調整額 |
△222 |
572 |
|
持分法適用会社に対する持分相当額 |
- |
4 |
|
その他の包括利益合計 |
※1 223 |
※1 1,441 |
|
包括利益 |
1,890 |
2,342 |
|
(内訳) |
|
|
|
親会社株主に係る包括利益 |
1,867 |
2,322 |
|
非支配株主に係る包括利益 |
23 |
20 |
③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
株主資本 |
||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
|
当期首残高 |
3,246 |
2,526 |
19,193 |
△262 |
24,703 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
△314 |
|
△314 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
1,645 |
|
1,645 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
△1 |
△1 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
- |
- |
1,330 |
△1 |
1,329 |
|
当期末残高 |
3,246 |
2,526 |
20,524 |
△263 |
26,033 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
非支配株主持分 |
純資産合計 |
||||
|
|
その他有価証券評価差額金 |
繰延ヘッジ損益 |
為替換算調整勘定 |
退職給付に係る調整累計額 |
その他の包括利益累計額合計 |
||
|
当期首残高 |
481 |
- |
50 |
307 |
839 |
147 |
25,690 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
|
|
|
△314 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
|
|
1,645 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
|
△1 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
31 |
0 |
412 |
△222 |
221 |
23 |
245 |
|
当期変動額合計 |
31 |
0 |
412 |
△222 |
221 |
23 |
1,574 |
|
当期末残高 |
512 |
0 |
463 |
85 |
1,060 |
171 |
27,265 |
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
株主資本 |
||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
|
当期首残高 |
3,246 |
2,526 |
20,524 |
△263 |
26,033 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
△314 |
|
△314 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
881 |
|
881 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
△0 |
△0 |
|
自己株式の処分 |
|
10 |
|
96 |
106 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
- |
10 |
566 |
95 |
672 |
|
当期末残高 |
3,246 |
2,537 |
21,090 |
△168 |
26,705 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
非支配株主持分 |
純資産合計 |
||||
|
|
その他有価証券評価差額金 |
繰延ヘッジ損益 |
為替換算調整勘定 |
退職給付に係る調整累計額 |
その他の包括利益累計額合計 |
||
|
当期首残高 |
512 |
0 |
463 |
85 |
1,060 |
171 |
27,265 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
|
|
|
△314 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
|
|
881 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
|
△0 |
|
自己株式の処分 |
|
|
|
|
|
|
106 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
707 |
△0 |
160 |
572 |
1,440 |
20 |
1,460 |
|
当期変動額合計 |
707 |
△0 |
160 |
572 |
1,440 |
20 |
2,133 |
|
当期末残高 |
1,219 |
- |
623 |
658 |
2,501 |
191 |
29,398 |
④【連結キャッシュ・フロー計算書】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
税金等調整前当期純利益 |
2,749 |
1,139 |
|
減価償却費 |
1,499 |
1,328 |
|
減損損失 |
1,908 |
- |
|
貸倒引当金の増減額(△は減少) |
4 |
1 |
|
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) |
1 |
16 |
|
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) |
△407 |
△340 |
|
受取利息及び受取配当金 |
△163 |
△168 |
|
支払利息 |
35 |
29 |
|
有形固定資産除却損 |
26 |
20 |
|
有形固定資産売却損益(△は益) |
- |
△2 |
|
投資有価証券売却損益(△は益) |
△50 |
△277 |
|
出資金運用損益(△は益) |
- |
82 |
|
出資分配益 |
△4,584 |
- |
|
災害損失 |
- |
99 |
|
売上債権の増減額(△は増加) |
△919 |
△1,420 |
|
棚卸資産の増減額(△は増加) |
△697 |
△357 |
|
仕入債務の増減額(△は減少) |
652 |
1,408 |
|
その他 |
125 |
262 |
|
小計 |
179 |
1,821 |
|
利息及び配当金の受取額 |
163 |
168 |
|
利息の支払額 |
△38 |
△30 |
|
法人税等の支払額 |
△1,199 |
30 |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
△893 |
1,989 |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
定期預金の預入による支出 |
△0 |
△0 |
|
有形固定資産の取得による支出 |
△1,225 |
△1,261 |
|
有形固定資産の売却による収入 |
- |
32 |
|
無形固定資産の取得による支出 |
△43 |
△320 |
|
投資有価証券の取得による支出 |
- |
△50 |
|
投資有価証券の売却による収入 |
89 |
404 |
|
出資分配金による収入 |
3,668 |
25 |
|
その他 |
△27 |
△112 |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
2,461 |
△1,281 |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
短期借入金の純増減額(△は減少) |
△60 |
△130 |
|
長期借入れによる収入 |
- |
1,370 |
|
長期借入金の返済による支出 |
△1,549 |
△1,247 |
|
ファイナンス・リース債務の返済による支出 |
△89 |
△76 |
|
配当金の支払額 |
△314 |
△314 |
|
自己株式の取得による支出 |
△1 |
△0 |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
△2,014 |
△398 |
|
現金及び現金同等物に係る換算差額 |
198 |
51 |
|
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) |
△248 |
360 |
|
現金及び現金同等物の期首残高 |
3,622 |
3,374 |
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
※1 3,374 |
※1 3,734 |
【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)
該当事項はありません。
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1 連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社の数 9社
主要な連結子会社の名称
林インキ製造㈱
荒川塗料工業㈱
英泉ケミカル㈱
ハヤシ化成工業㈱
トーイン加工㈱
東洋整機樹脂加工㈱
東京インキ㈱U.S.A.
東京インキ(タイ)㈱
東京油墨貿易(上海)有限公司
(2) 主要な非連結子会社 1社
東京ポリマー㈱
(連結範囲から除いた理由)
非連結子会社は、小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。
2 持分法の適用に関する事項
(1) 持分法を適用した非連結子会社及び関連会社
該当事項はありません。
(2) 持分法を適用しない非連結子会社 1社
東京ポリマー㈱
持分法を適用しない関連会社
該当事項はありません。
持分法を適用しない理由
持分法を適用していない非連結子会社は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため、持分法の適用範囲から除外しております。
3 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社東京インキ㈱U.S.A.、東京インキ(タイ)㈱及び東京油墨貿易(上海)有限公司の決算日は、12月末日であり、また、荒川塗料工業㈱の決算日は、2月末日であります。
連結財務諸表の作成にあたっては、同決算日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。
4 会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券の評価基準及び評価方法
その他有価証券
市場価格のない株式等以外のもの
時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
市場価格のない株式等
移動平均法による原価法
② デリバティブ
時価法
③ 棚卸資産の評価基準及び評価方法
通常の販売目的で保有する棚卸資産
製品・商品・仕掛品・原材料・貯蔵品は、国内連結会社は主として移動平均法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)、在外連結子会社は先入先出法による低価法。
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
② 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
③ リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、主として残存価額をゼロとする定額法によっております。
(3) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
売上債権、貸付金等の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
従業員に対する賞与の支出に備えるため、支給見込額に基づき当連結会計年度の負担額を計上しております。
③ 役員賞与引当金
役員に対する賞与の支出に備えるため、支給見込額に基づき当連結会計年度の負担額を計
上しております。
④ 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支出に備えるため、当社及び一部の連結子会社において役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上しております。
なお、現在は、当社及び一部の連結子会社において役員退職慰労金制度を廃止しております。当連結会計年度末における役員退職慰労引当金残高は、役員退職慰労金制度の廃止時に在任する役員に対する支給予定額であります。
(4) 退職給付に係る会計処理の方法
① 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。
② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
過去勤務費用については、その発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により費用処理しております。
数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。
(5) 重要な収益及び費用の計上基準
① 履行義務の内容
当社グループはインキ事業、化成品事業及び加工品事業を営んでおり顧客との売買契約に基づいて商品又は製品を引き渡す履行義務を負っております。
② 履行義務を充足する通常の時点
インキ事業、化成品事業、加工品事業全ての事業につきまして、商品又は製品を顧客に引き渡した時点で顧客が当該製品に対する支配を獲得して履行義務が充足されると判断していることから、当該時点にて収益を認識しております。なお、商品又は製品の国内の販売につきましては、出荷時から当該商品又は製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間である場合、出荷時に収益を認識しております。
③ 代理人取引
インキ事業、化成品事業における直送取引の一部に係る収益において、顧客への商品提供における当社グループの役割が代理人に該当する取引については、顧客から受け取る額から商品の仕入先に支払う額を控除した純額で収益を認識しております。
④ 買戻し契約に該当する有償支給取引
インキ事業における買戻し契約に該当する有償支給取引において、棚卸資産を認識するとともに、有償支給先に残存する支給品の期末棚卸資産について負債を認識しております。
(6) 重要なヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
原則として繰延ヘッジ処理によっております。
ただし、金利スワップの特例処理の要件を満たすデリバティブ取引については、特例処理を採用しております。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
・ヘッジ手段…デリバティブ取引(為替予約取引及び金利スワップ取引)
・ヘッジ対象…売掛金、買掛金、借入金
③ ヘッジ方針
金利変動に伴う借入金のキャッシュ・フロー変動リスクをヘッジする目的、また外貨建取引の為替変動リスクをヘッジする目的で、デリバティブ取引を利用する方針であります。
当該取引は、実需の範囲内に限定し、短期的な売買差益を獲得する目的や投機目的のために単独でデリバティブ取引を利用しない方針であります。
④ ヘッジの有効性評価の方法
金利スワップ取引については、ヘッジ手段とヘッジ対象に関する重要な条件が同一であり、ヘッジ開始時及びその後も継続して金利の変動による影響を相殺または一定の範囲に限定する効果が見込まれるため、ヘッジの有効性の判定は省略しております。
為替予約取引については、過去の取引実績や事例及び今後の取引の実行可能性が極めて高いこと等を総合的に勘案し、ヘッジ対象としての適格性を検討することにより、有効性の評価を実施しております。
(7)のれんの償却に関する事項
のれんは発生後5年間で均等償却しております。
(8)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、要求払預金及び取得日から3ヶ月以内に満期日の到来する流動性の高い、容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期的な投資であります。
(重要な会計上の見積り)
1.固定資産の減損
(1)前連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
|
|
前連結会計年度(百万円) |
|
有形固定資産 |
12,048 |
|
無形固定資産 |
536 |
|
減損損失 |
1,908 |
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
当社グループは、当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目として、報告セグメントのインキ事業に属するオフセットインキ事業における固定資産の減損損失の計上を識別いたしました。
固定資産の減損損失の要否判定を実施するにあたり、資産のグルーピングにつきましては、他の資産または、資産グループのキャッシュ・フローからおおむね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位で行っており、管理会計上の区分別(製品群別)に分類をしております。
営業損益が継続してマイナスになったことから、オフセットインキ事業に減損の兆候があると認められ、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回ることから、減損損失の計上が必要であると判断いたしました。
(見積りの内容)
回収可能価額は、正味売却価額により算定しております。土地の正味売却価額については、不動産鑑定評価基準に基づく鑑定評価額を基礎として見積っております。また、処分見込費用は、外部より入手した見積りに基づいて合理的に算定しております。
当社グループを取り巻く事業環境の変化又は土地等の不動産価格の下落、現在の見積り及び仮定に反映されていない事象が発生した場合、翌連結会計年度の連結財務諸表に影響を与える可能性があります。
2.繰延税金資産の回収可能性
(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
|
|
当連結会計年度(百万円) |
|
繰延税金負債 |
1,517 |
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社グループは、当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目として、当社の繰延税金資産の回収可能性を識別いたしました。
① 見積りの算出方法
当社は、当連結会計年度末において、将来の事業計画に基づき見積られた課税所得に対して、将来減算一時差異解消時期のスケジューリングを行い、将来の税負担額を軽減することができる範囲内で繰延税金資産を計上しております。
② 見積りの算出に用いた主要な仮定
繰延税金資産の回収可能性を判断する基礎となる課税所得の見積りは、事業計画を基礎としており、事業環境を考慮した販売数量、販売価格、原材料価格を主要な仮定としております。
③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響
当該見積りは、将来の不確実な経済条件の変動などにより課税所得が見積りと異なった場合、繰延税金資産の金額が変動し、翌連結会計年度における連結財務諸表において重要な影響を与える可能性があります。
(未適用の会計基準等)
・「法人税等、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)
・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)
・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)
(1)概要
2018年2月に企業会計基準第28号「『税効果会計に係る会計基準』の一部訂正」等(以下「企業会計基準第28号等」)が公表され、日本公認会計士協会における税効果会計に関する実務指針の企業会計基準委員会への移管が完了されましたが、その審議の過程で、次の2つの論点について、企業会計基準第28号等の公表後に改めて検討を行うこととされていたものが、審議され、公表されたものであります。
・税金費用の計上区分(その他の包括利益に対する課税)
・グループ法人税制が適用される場合の子会社株式等(子会社株式又は関連会社株式)の売却に係る税効果
(2)適用予定日
2025年3月期の期首から適用します。
(3)当該会計基準等の適用による影響
「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。
(表示方法の変更)
該当事項はありません。
(追加情報)
該当事項はありません。
(連結貸借対照表関係)
※1 非連結子会社に対するものは、次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
株式 |
3百万円 |
3百万円 |
※2 担保資産及び担保付債務
担保に供している資産は、次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
投資有価証券 |
376百万円 |
429百万円 |
担保付債務は、次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
長期借入金 |
62百万円 |
70百万円 |
|
1年内返済予定の長期借入金 |
48 |
32 |
|
計 |
110 |
102 |
※3 保険差益により有形固定資産の取得価額から控除した圧縮記帳額は、次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
建物及び構築物 機械装置及び運搬具 |
178百万円 344 |
178百万円 344 |
|
計 |
522 |
522 |
※4 連結会計年度末日満期手形等
連結会計年度末日満期手形等の会計処理については、手形交換日等をもって決済処理をしてお
ります。なお、当連結会計年度の末日が金融機関の休日であったため、次の連結会計年度末日満
期手形等が連結会計年度末残高に含まれております。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
受取手形 |
-百万円 |
122百万円 |
|
電子記録債権 |
- |
721 |
|
支払手形及び買掛金 |
- |
244 |
|
その他(流動負債) |
- |
34 |
(連結損益計算書関係)
※1 顧客との契約から生じる収益
売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりま
せん。顧客との契約から生じる収益の金額は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)
連結財務諸表 注記事項(収益認識関係)1 顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記
載のとおりであります。
※2 一般管理費及び当期製造費用等に含まれる研究開発費の総額
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
973百万円 |
1,200百万円 |
※3 固定資産売却益の内容は次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
建物及び構築物 |
-百万円 |
8百万円 |
|
機械装置及び運搬具 |
- |
0 |
|
計 |
- |
9 |
※4 固定資産除売却損の内訳は次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
建物及び構築物 |
14百万円 |
17百万円 |
|
機械装置及び運搬具 |
5 |
9 |
|
工具、器具及び備品 リース資産 |
1 0 |
0 0 |
|
その他 |
4 |
- |
|
計 |
26 |
27 |
※5 期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次の棚卸資産評価損(洗替え法に
よる戻入額相殺後の額)が売上原価に含まれております。
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
30百万円 |
△4百万円 |
※6 減損損失
前連結会計年度において、以下の資産グループについて減損損失を計上しております。
|
場所 |
用途 |
種類 |
減損損失(百万円) |
|
埼玉県羽生市 |
オフセットインキ製造設備等 |
土地 |
658 |
|
建物及び構築物 |
579 |
||
|
機械装置他 |
237 |
||
|
東京都足立区 |
オフセットインキ製造設備等 |
土地 |
239 |
|
建物及び構築物 |
36 |
||
|
機械装置他 |
6 |
||
|
首都圏他 |
オフセットインキ印刷用貸与資産 |
建物及び構築物 |
0 |
|
機械装置他 |
149 |
当社グループは、他の資産または、資産グループのキャッシュ・フローからおおむね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位で行っており、管理会計上の区分別(製品群別)にグルーピングを行っております。
上記資産については、デジタル化に伴う印刷市場の縮小継続や原油高と円安の影響による原材料価格の上昇、またエネルギー価格の高騰により収益性が低下し、回収可能価額が帳簿価額を下回ったことから帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失1,908百万円として、特別損失に計上しております。
回収可能価額は、正味売却価額により算定しており、不動産鑑定評価基準に基づく鑑定評価額を基礎として見積もっております。
※7 災害による損失
当連結会計年度における災害による損失は、2023年12月に発生した連結子会社荒川塗料工業の火
災による損害額であり、建物85百万円、その他有形固定資産1百万円、棚卸資産4百万円およびそ
の他7百万円の合計99百万円を計上しております。
(連結包括利益計算書関係)
※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
その他有価証券評価差額金: |
|
|
|
当期発生額 |
95百万円 |
1,276百万円 |
|
組替調整額 |
△50 |
△276 |
|
税効果調整前 |
44 |
999 |
|
税効果額 |
△13 |
△297 |
|
その他有価証券評価差額金 |
31 |
702 |
|
繰延ヘッジ損益: |
|
|
|
当期発生額 |
0 |
- |
|
組替調整額 |
△0 |
△0 |
|
税効果調整前 |
0 |
△0 |
|
税効果額 |
0 |
△0 |
|
繰延ヘッジ損益 |
0 |
△0 |
|
為替換算調整勘定: |
|
|
|
当期発生額 |
414 |
161 |
|
退職給付に係る調整額: |
|
|
|
当期発生額 |
△235 |
849 |
|
組替調整額 |
△84 |
△24 |
|
税効果調整前 |
△320 |
825 |
|
税効果額 |
97 |
△252 |
|
退職給付に係る調整額 |
△222 |
572 |
|
持分法適用会社に対する持分相当額: |
|
|
|
当期発生額 |
- |
4 |
|
その他の包括利益合計 |
223 |
1,441 |
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
1 発行済株式に関する事項
|
株式の種類 |
当連結会計年度期首 |
増加 |
減少 |
当連結会計年度末 |
|
普通株式(株) |
2,725,758 |
- |
- |
2,725,758 |
2 自己株式に関する事項
|
株式の種類 |
当連結会計年度期首 |
増加 |
減少 |
当連結会計年度末 |
|
普通株式(株) |
103,293 |
395 |
- |
103,688 |
(変動事由の概要)
増加数の主な内訳は、次のとおりであります。
単元未満株式の買取りによる増加 395株
3 配当に関する事項
(1)配当金支払額
|
決議 |
株式の種類 |
配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額 (円) |
基準日 |
効力発生日 |
|
2022年6月29日 定時株主総会 |
普通株式 |
104 |
40 |
2022年3月31日 |
2022年6月30日 |
|
2022年11月8日 取締役会 |
普通株式 |
209 |
80 |
2022年9月30日 |
2022年12月2日 |
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
|
決議 |
株式の種類 |
配当の原資 |
配当金の総額 (百万円) |
1株当たり 配当額(円) |
基準日 |
効力発生日 |
|
2023年6月29日 定時株主総会 |
普通株式 |
利益剰余金 |
209 |
80 |
2023年3月31日 |
2023年6月30日 |
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
1 発行済株式に関する事項
|
株式の種類 |
当連結会計年度期首 |
増加 |
減少 |
当連結会計年度末 |
|
普通株式(株) |
2,725,758 |
- |
- |
2,725,758 |
2 自己株式に関する事項
|
株式の種類 |
当連結会計年度期首 |
増加 |
減少 |
当連結会計年度末 |
|
普通株式(株) |
103,688 |
282 |
37,704 |
66,266 |
(変動事由の概要)
増加数の主な内訳は、次のとおりであります。
単元未満株式の買取りによる増加 282株
減少数の主な内訳は、次のとおりであります。
単元未満株式の買増請求による減少 54株
譲渡制限付株式報酬としての処分による減少 37,650株
3 配当に関する事項
(1)配当金支払額
|
決議 |
株式の種類 |
配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額 (円) |
基準日 |
効力発生日 |
|
2023年6月29日 定時株主総会 |
普通株式 |
209 |
80 |
2023年3月31日 |
2023年6月30日 |
|
2023年11月7日 取締役会 |
普通株式 |
104 |
40 |
2023年9月30日 |
2023年12月4日 |
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
|
決議 |
株式の種類 |
配当の原資 |
配当金の総額 (百万円) |
1株当たり 配当額(円) |
基準日 |
効力発生日 |
|
2024年6月26日 定時株主総会 |
普通株式 |
利益剰余金 |
159 |
60 |
2024年3月31日 |
2024年6月27日 |
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
||
|
現金及び預金勘定 |
3,375 |
百万円 |
3,736 |
百万円 |
|
預入期間が3か月を超える定期預金 |
△1 |
|
△1 |
|
|
現金及び現金同等物 |
3,374 |
|
3,734 |
|
2 重要な非資金取引の内容
ファイナンス・リース取引に係る資産及び債務の額
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
ファイナンス・リース取引に係る資産及び債務の額 |
52百万円 |
57百万円 |
(リース取引関係)
重要性がないため記載を省略しております。
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定し、また資金調達については銀行借入による方針であります。主にインキ、化成品、加工品の製造販売事業及び不動産賃貸事業を行うための設備投資計画に照らして、必要な資金を長期借入により調達しております。デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形、電子記録債権及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。また、海外向けの売上によって発生する外貨建ての営業債権は、為替の変動リスクに晒されておりますが、同じ外貨建ての買掛金残高の範囲内にあります。投資有価証券は、主に取引先企業との業務または資本提携等に関連する株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
営業債務である支払手形及び買掛金は、1年以内の支払期日であります。また、その一部には、原材料等の輸入に伴う外貨建てのものがあり、為替の変動リスクに晒されておりますが、原則として先物為替予約を利用してヘッジしております。変動金利の長期借入金については、金利の変動リスクに晒されるため、デリバティブ取引(金利スワップ取引)を利用してヘッジしております。
デリバティブ取引は、外貨建ての営業債権債務に係る為替の変動リスクに対するヘッジを目的とした先物為替予約取引、並びに長期借入金に係る支払金利の変動リスクに対するヘッジを目的とした金利スワップ取引であります。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性の評価方法等については、前述の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」をご参照ください。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社は、与信債権管理運用基準に従い、営業債権について、営業統括企画部が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、経理部門との情報共有化を行いながら、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。また連結子会社についても、当社に準じて同様の管理を行っております。
デリバティブ取引の利用にあたっては、カウンターパーティーリスクを軽減するために、信用度の高い金融機関とのみ取引を行っております。
当期の連結決算日現在における最大信用リスク額は、信用リスクに晒される金融資産の連結貸借対照表価額により表されております。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
当社グループは、外貨建ての営業債権債務について、通貨別月別に把握された為替の変動リスクに対して、先物為替予約を利用してヘッジしております。また、長期借入金に係る支払金利の変動リスクを抑制するために、金利スワップ取引を利用しております。
投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、取引先企業との関係を勘案して保有意義を継続的に見直しております。
デリバティブ取引については、取締役会で基本方針を承認し、これに従い理財部が取引を行い、記帳及び契約先と残高照合等を行っております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社グループは、各部署からの報告に基づき理財部が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性を概ね月商の過半数を超える水準に維持すること等により、流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。また、「デリバティブ取引関係」注記におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、市場価格のない株式等は、次表には含めておりません((注)2をご参照ください)。
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
|
連結貸借対照表 計上額(百万円) |
時価 (百万円) |
差額 (百万円) |
|
(1)投資有価証券 |
|
|
|
|
その他有価証券 |
3,788 |
3,788 |
- |
|
資産計 |
3,788 |
3,788 |
- |
|
(1)長期借入金 |
3,824 |
3,720 |
△103 |
|
負債計 |
3,824 |
3,720 |
△103 |
|
デリバティブ取引(※) |
0 |
0 |
- |
(※)デリバティブ取引取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目に
ついては( )で示しております
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
|
連結貸借対照表 計上額(百万円) |
時価 (百万円) |
差額 (百万円) |
|
(1)投資有価証券 |
|
|
|
|
その他有価証券 |
4,660 |
4,660 |
- |
|
資産計 |
4,660 |
4,660 |
- |
|
(1)長期借入金 |
3,946 |
3,918 |
△27 |
|
負債計 |
3,946 |
3,918 |
△27 |
(注)1
資産
現金及び預金、受取手形、電子記録債権並びに売掛金については、現金であること、及び短期間で決済されるものであるため、時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
負債
支払手形及び買掛金並びに短期借入金は短期間で決済されるものであるため、時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
前連結会計年度(2023年3月31日)
(注)2 市場価格のない株式等は、「(1)投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
|
(単位:百万円) |
|
区分 |
当連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
非上場株式 |
282 |
当連結会計年度(2024年3月31日)
(注)2 市場価格のない株式等は、「(1)投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
|
(単位:百万円) |
|
区分 |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
非上場株式 |
325 |
(注)3 金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 5年以内 (百万円) |
5年超 10年以内 (百万円) |
10年超 (百万円) |
|
現金及び預金 |
3,375 |
- |
- |
- |
|
受取手形 |
1,305 |
- |
- |
- |
|
電子記録債権 |
4,530 |
- |
- |
- |
|
売掛金 |
9,798 |
- |
- |
- |
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 5年以内 (百万円) |
5年超 10年以内 (百万円) |
10年超 (百万円) |
|
現金及び預金 |
3,736 |
- |
- |
- |
|
受取手形 |
1,044 |
- |
- |
- |
|
電子記録債権 |
5,885 |
- |
- |
- |
|
売掛金 |
10,210 |
- |
- |
- |
(注)4 長期借入金、リース債務及びその他有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
|
短期借入金 |
3,560 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
長期借入金 |
1,192 |
790 |
774 |
562 |
270 |
233 |
|
リース債務 |
70 |
48 |
31 |
15 |
4 |
- |
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
|
短期借入金 |
3,430 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
長期借入金 |
1,065 |
1,049 |
836 |
544 |
424 |
27 |
|
リース債務 |
61 |
44 |
28 |
15 |
5 |
0 |
(注)5 「(1)長期借入金」には、1年内返済予定の長期借入金を含めております。
3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の
3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形
成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格に
より算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット
以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのイン
プットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時
価を分類しております。
(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
区分 |
時価(百万円) |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
投資有価証券 |
|
|
|
|
|
その他有価証券 |
|
|
|
|
|
株式 |
3,788 |
- |
- |
3,788 |
|
デリバティブ取引 |
|
|
|
|
|
通貨関連 |
- |
0 |
- |
0 |
|
資産計 |
3,788 |
0 |
- |
3,788 |
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
区分 |
時価(百万円) |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
投資有価証券 |
|
|
|
|
|
その他有価証券 |
|
|
|
|
|
株式 |
4,660 |
- |
- |
4,660 |
|
資産計 |
4,660 |
- |
- |
4,660 |
(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
区分 |
時価(百万円) |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
長期借入金 |
- |
3,720 |
- |
3,720 |
|
負債計 |
- |
3,720 |
- |
3,720 |
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
区分 |
時価(百万円) |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
長期借入金 |
- |
3,918 |
- |
3,918 |
|
負債計 |
- |
3,918 |
- |
3,918 |
(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
投資有価証券
上場株式は、相場価格を用いて評価しております。上場株式は、活発な市場で取引されているため、その時価を
レベル1の時価に分類しております。
長期借入金
これらの時価は、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値に
より算定しており、レベル2の時価に分類しております。
デリバティブ取引
為替予約の時価は、為替レート等の観察可能なインプットを用いて割引現在価値法により算定しており、レベル
2の時価に分類しております。
(有価証券関係)
1.その他有価証券
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
区分 |
連結決算日における 連結貸借対照表計上額 (百万円) |
取得原価 (百万円) |
差額 (百万円) |
|
連結貸借対照表計上額が 取得原価を超えるもの |
|
|
|
|
① 株式 |
1,652 |
766 |
885 |
|
② 債券 |
- |
- |
- |
|
③ その他 |
- |
- |
- |
|
小計 |
1,652 |
766 |
885 |
|
連結貸借対照表計上額が 取得原価を超えないもの |
|
|
|
|
① 株式 |
2,136 |
2,307 |
△170 |
|
② 債券 |
- |
- |
- |
|
③ その他 |
- |
- |
- |
|
小計 |
2,136 |
2,307 |
△170 |
|
合計 |
3,788 |
3,073 |
714 |
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
区分 |
連結決算日における 連結貸借対照表計上額 (百万円) |
取得原価 (百万円) |
差額 (百万円) |
|
連結貸借対照表計上額が 取得原価を超えるもの |
|
|
|
|
① 株式 |
4,505 |
2,750 |
1,754 |
|
② 債券 |
- |
- |
- |
|
③ その他 |
- |
- |
- |
|
小計 |
4,505 |
2,750 |
1,754 |
|
連結貸借対照表計上額が 取得原価を超えないもの |
|
|
|
|
① 株式 |
155 |
195 |
△39 |
|
② 債券 |
- |
- |
- |
|
③ その他 |
- |
- |
- |
|
小計 |
155 |
195 |
△39 |
|
合計 |
4,660 |
2,946 |
1,714 |
2.連結会計年度中に売却したその他有価証券
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
種類 |
売却額(百万円) |
売却益の合計額 |
売却損の合計額 |
|
株式 |
89 |
50 |
- |
|
合計 |
89 |
50 |
- |
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
種類 |
売却額(百万円) |
売却益の合計額 |
売却損の合計額 |
|
株式 |
404 |
277 |
- |
|
合計 |
404 |
277 |
- |
(デリバティブ取引関係)
1.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
通貨関連
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
ヘッジ会計の方法 |
取引の種類 |
主なヘッジ対象 |
契約額 |
契約額等のうち1年超 |
時価 (百万円) |
|
繰延ヘッジ処理 |
為替予約取引 |
|
|
|
|
|
買建 |
|
|
|
|
|
|
米ドル |
外貨建予定取引 |
15 |
- |
0 |
|
|
合計 |
15 |
- |
0 |
||
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
ヘッジ会計の方法 |
取引の種類 |
主なヘッジ対象 |
契約額 |
契約額等のうち1年超 |
時価 (百万円) |
|
繰延ヘッジ処理 |
為替予約取引 |
|
|
|
|
|
買建 |
|
|
|
|
|
|
米ドル |
外貨建予定取引 |
- |
- |
- |
|
|
合計 |
- |
- |
- |
||
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び国内連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を採用しております。
確定給付企業年金制度では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給します。
退職一時金制度(全て非積立型制度であります。)では、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給します。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
退職給付債務の期首残高 |
6,734百万円 |
6,446百万円 |
|
勤務費用 |
357 |
355 |
|
数理計算上の差異の発生額 |
△10 |
13 |
|
退職給付の支払額 |
△635 |
△319 |
|
退職給付債務の期末残高 |
6,446 |
6,496 |
(注)一部の連結子会社は簡便法を採用しております。
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
年金資産の期首残高 |
7,227百万円 |
7,026百万円 |
|
期待運用収益 |
180 |
175 |
|
数理計算上の差異の発生額 |
△245 |
863 |
|
事業主からの拠出額 |
485 |
470 |
|
退職給付の支払額 |
△621 |
△308 |
|
年金資産の期末残高 |
7,026 |
8,226 |
(注)一部の連結子会社は簡便法を採用しております。
(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
積立型制度の退職給付債務 |
6,363百万円 |
6,397百万円 |
|
年金資産 |
△7,026 |
△8,226 |
|
非積立型制度の退職給付債務 |
△662 82 |
△1,829 98 |
|
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 |
△580 |
△1,730 |
|
|
|
|
|
退職給付に係る負債 |
82 |
98 |
|
退職給付に係る資産 |
△662 |
△1,829 |
|
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 |
△580 |
△1,730 |
(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
勤務費用 |
357百万円 |
355百万円 |
|
期待運用収益 |
△180 |
△175 |
|
数理計算上の差異の費用処理額 |
△84 |
△24 |
|
確定給付制度に係る退職給付費用 |
92 |
156 |
(注)1.一部の連結子会社は簡便法を採用しております。
(注)2.上記退職給付費用以外に、前連結会計年度においては、特別損失の「その他」に転職支援等に伴う割増退職金120百万円が含まれております。
(5)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
数理計算上の差異 |
△320百万円 |
825百万円 |
|
合計 |
△320 |
825 |
(6)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
未認識数理計算上の差異 |
△123百万円 |
△948百万円 |
|
合計 |
△123 |
△948 |
(7)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
債券 |
31% |
31% |
|
株式 |
39 |
39 |
|
オルタナティブ(注) |
28 |
28 |
|
その他 |
2 |
2 |
|
合計 |
100 |
100 |
(注)オルタナティブは、リスク分散を図る目的で投資を行っており、主にヘッジファンドへの投資であります。
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
割引率 |
0.0% |
0.0% |
|
長期期待運用収益率 |
2.5% |
2.5% |
|
予想昇給率 |
6.0% |
6.0% |
(ストック・オプション等関係)
該当事項はありません。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
繰延税金資産 |
|
|
|
|
貸倒引当金 |
18百万円 |
|
19百万円 |
|
賞与引当金 |
124 |
|
134 |
|
未払事業税 |
25 |
|
20 |
|
連結会社間取引にかかる未実現利益 |
0 |
|
5 |
|
退職給付に係る負債 |
27 |
|
33 |
|
役員退職慰労引当金 |
69 |
|
69 |
|
減損損失 |
608 |
|
557 |
|
ゴルフ会員権評価損 |
27 |
|
27 |
|
税務上の繰越欠損金 (注) |
151 |
|
40 |
|
その他 |
246 |
|
158 |
|
繰延税金資産小計 |
1,299 |
|
1,065 |
|
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 (注) |
△56 |
|
△23 |
|
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 |
△583 |
|
△500 |
|
評価性引当額小計 |
△639 |
|
△523 |
|
繰延税金資産合計 |
659 |
|
541 |
|
繰延税金負債 |
|
|
|
|
買換資産圧縮積立金 |
△473 |
|
△458 |
|
前払年金費用 |
△165 |
|
△269 |
|
その他有価証券評価差額金 |
△202 |
|
△499 |
|
退職給付に係る資産 |
△37 |
|
△290 |
|
全面時価評価法適用による評価差額 |
△326 |
|
△279 |
|
その他 |
△232 |
|
△237 |
|
繰延税金負債合計 |
△1,438 |
|
△2,035 |
|
繰延税金負債の純額 |
△778 |
|
△1,493 |
(注)税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
合計 (百万円) |
|
税務上の繰越欠損金(※2) |
1 |
17 |
12 |
- |
- |
120 |
151 |
|
評価性引当額 |
1 |
17 |
12 |
- |
- |
24 |
56 |
|
繰延税金資産 |
- |
- |
- |
- |
- |
95 |
95 |
(※2) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
合計 (百万円) |
|
税務上の繰越欠損金(※2) |
- |
9 |
- |
- |
- |
30 |
40 |
|
評価性引当額 |
- |
9 |
- |
- |
- |
13 |
23 |
|
繰延税金資産 |
- |
- |
- |
- |
- |
16 |
16 |
(※2) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
法定実効税率 |
30.62% |
|
30.62% |
|
(調整) |
|
|
|
|
交際費等永久に損金に算入されない項目 |
0.58 |
|
1.59 |
|
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 |
1.47 |
|
△1.47 |
|
評価性引当額の増減 |
9.82 |
|
△4.38 |
|
住民税均等割額 |
0.95 |
|
2.28 |
|
試験研究費等の税額控除 |
△0.07 |
|
△2.38 |
|
未実現利益にかかる税効果 |
0.45 |
|
△0.95 |
|
その他 |
△4.46 |
|
△4.34 |
|
税効果会計適用後の法人税等の負担率 |
39.36 |
|
20.97 |
(企業結合等関係)
該当事項はありません。
(資産除去債務関係)
重要性がないため記載を省略しております。
(賃貸等不動産関係)
当社では、東京都その他の地域において、賃貸用のオフィスビル・住宅(土地を含む)を有しております。
前連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益48百万円(主な賃貸収益は売上高に、賃貸費用は売上原価に計上)であります。
当連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は55百万円(主な賃貸収益は売上高に、賃貸費用は売上原価に計上)であります。
また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は、次のとおりであります。
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
|
連結貸借対照表計上額 |
|
|
|
|
|
期首残高 |
662 |
646 |
|
|
期中増減額 |
△16 |
△23 |
|
|
期末残高 |
646 |
622 |
|
期末時価 |
926 |
988 |
|
(注) 1.連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額であります。
2.期中増減額のうち、前連結会計年度の主な増加額は王子本社耐震工事(6百万円)であり、主な減少額は減価償却費(23百万円)によるものであります。
また、当連結会計年度の主な減少額は減価償却費(23百万円)であります。
3.連結会計年度末の時価は、社外の不動産鑑定士による不動産鑑定評価に基づく金額及び「不動産鑑定評価基準」に基づいて自社で算定した金額(指標等を用いて調整を行ったものを含む)であります。
(収益認識関係)
1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
報告セグメント |
合計 |
||||
|
|
インキ事業 |
化成品事業 |
加工品事業 |
不動産賃貸 事業 |
計 |
|
|
主要な財又はサービス |
||||||
|
オフセットインキ |
9,088 |
- |
- |
- |
9,088 |
9,088 |
|
インキその他 |
4,938 |
- |
- |
- |
4,938 |
4,938 |
|
マスターバッチおよび 樹脂コンパウンド |
- |
20,530 |
- |
- |
20,530 |
20,530 |
|
化成品その他 |
- |
752 |
- |
- |
752 |
752 |
|
ネトロン |
- |
- |
1,809 |
- |
1,809 |
1,809 |
|
土木資材および 農業資材 |
- |
- |
3,796 |
- |
3,796 |
3,796 |
|
加工品その他 |
- |
- |
2,407 |
- |
2,407 |
2,407 |
|
顧客との契約から 生じる収益 |
14,026 |
21,283 |
8,014 |
- |
43,324 |
43,324 |
|
その他の収益 |
- |
- |
- |
82 |
82 |
82 |
|
外部顧客への売上高 |
14,026 |
21,283 |
8,014 |
82 |
43,406 |
43,406 |
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
報告セグメント |
合計 |
||||
|
|
インキ事業 |
化成品事業 |
加工品事業 |
不動産賃貸 事業 |
計 |
|
|
主要な財又はサービス |
||||||
|
オフセットインキ |
9,547 |
- |
- |
- |
9,547 |
9,547 |
|
インキその他 |
4,981 |
- |
- |
- |
4,981 |
4,981 |
|
マスターバッチ及び 樹脂コンパウンド |
- |
20,623 |
- |
- |
20,623 |
20,623 |
|
化成品その他 |
- |
726 |
- |
- |
726 |
726 |
|
ネトロン |
- |
- |
1,802 |
- |
1,802 |
1,802 |
|
土木資材および 農業資材 |
- |
- |
3,851 |
- |
3,851 |
3,851 |
|
加工品その他 |
- |
- |
2,299 |
- |
2,299 |
2,299 |
|
顧客との契約から 生じる収益 |
14,529 |
21,350 |
7,953 |
- |
43,833 |
43,833 |
|
その他の収益 |
- |
- |
- |
88 |
88 |
88 |
|
外部顧客への売上高 |
14,529 |
21,350 |
7,953 |
88 |
43,922 |
43,922 |
2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4会計方針に関する事項」「(5)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。
(セグメント情報等)
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、経営会議及び取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、製品・サービス別に管理体制を置き、取り扱う製品・サービスについて、国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従って、当社グループは管理体制を基礎とした製品・サービス別セグメントから構成されており、「インキ事業」、「化成品事業」、「加工品事業」及び「不動産賃貸事業」の4つを報告セグメントとしております。
「インキ事業」は、オフセットインキ・グラビアインキ・インクジェットインク、印刷用材料等の製造販売及び印刷機械等の販売をしております。
「化成品事業」は、マスターバッチ、樹脂コンパウンド等の製造販売をしております。
「加工品事業」は、ネトロン工材・ネトロン包材・土木資材等の製造販売及び仕入商品等の販売をしております。
「不動産賃貸事業」は、東京都に保有するオフィスビル(土地を含む)及び埼玉県に保有する住宅(土地を含む)の賃貸をしております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
報告セグメント |
合計 |
||||
|
|
インキ 事業 |
化成品 事業 |
加工品 事業 |
不動産賃貸 事業 |
計 |
|
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
|
外部顧客への売上高 |
14,026 |
21,283 |
8,014 |
82 |
43,406 |
43,406 |
|
セグメント間の内部 売上高又は振替高 |
0 |
62 |
- |
- |
62 |
62 |
|
計 |
14,027 |
21,345 |
8,014 |
82 |
43,469 |
43,469 |
|
セグメント利益又は損失(△) |
△673 |
419 |
524 |
48 |
318 |
318 |
|
セグメント資産 |
14,858 |
22,072 |
7,036 |
647 |
44,615 |
44,615 |
|
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
|
減価償却費 |
400 |
743 |
268 |
23 |
1,435 |
1,435 |
|
減損損失 |
1,908 |
- |
- |
- |
1,908 |
1,908 |
|
有形固定資産及び無形 固定資産の増加額 |
321 |
674 |
217 |
6 |
1,220 |
1,220 |
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
報告セグメント |
合計 |
||||
|
|
インキ 事業 |
化成品 事業 |
加工品 事業 |
不動産賃貸 事業 |
計 |
|
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
|
外部顧客への売上高 |
14,529 |
21,350 |
7,953 |
88 |
43,922 |
43,922 |
|
セグメント間の内部 売上高又は振替高 |
- |
47 |
- |
- |
47 |
47 |
|
計 |
14,529 |
21,397 |
7,953 |
88 |
43,969 |
43,969 |
|
セグメント利益 |
288 |
190 |
516 |
55 |
1,050 |
1,050 |
|
セグメント資産 |
17,027 |
23,547 |
7,517 |
626 |
48,719 |
48,719 |
|
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
|
減価償却費 |
224 |
719 |
282 |
24 |
1,250 |
1,250 |
|
減損損失 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
有形固定資産及び無形 固定資産の増加額 |
727 |
768 |
184 |
- |
1,680 |
1,680 |
4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
|
売上高 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
報告セグメント計 |
43,469 |
43,969 |
|
セグメント間取引消去 |
△62 |
△47 |
|
連結財務諸表の売上高 |
43,406 |
43,922 |
(単位:百万円)
|
利益 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
報告セグメント計 |
318 |
1,050 |
|
全社費用(注) |
△340 |
△280 |
|
その他の調整額 |
△0 |
△1 |
|
連結財務諸表の営業利益又は営業損失(△) |
△21 |
768 |
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(単位:百万円)
|
資産 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
報告セグメント計 |
44,615 |
48,719 |
|
全社資産(注) |
3,194 |
3,766 |
|
その他の調整額 |
△11 |
△19 |
|
連結財務諸表の資産合計 |
47,797 |
52,466 |
(注)全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない本社建物等であります。
(単位:百万円)
|
その他の項目 |
報告セグメント計 |
調整額 |
連結財務諸表計上額 |
|||
|
前連結 会計年度 |
当連結 会計年度 |
前連結 会計年度 |
当連結 会計年度 |
前連結 会計年度 |
当連結 会計年度 |
|
|
減価償却費 |
1,435 |
1,250 |
64 |
78 |
1,499 |
1,328 |
|
減損損失 |
1,908 |
- |
- |
- |
1,908 |
- |
|
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
1,220 |
1,680 |
103 |
146 |
1,324 |
1,826 |
(注)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない本社建物等の設備投資額であります。
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がいないため、記載はありません。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がいないため、記載はありません。
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
インキ 事業 |
化成品 事業 |
加工品 事業 |
不動産賃貸 事業 |
全社・消去 |
合計 |
|
減損損失 |
1,908 |
- |
- |
- |
- |
1,908 |
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
インキ 事業 |
化成品 事業 |
加工品 事業 |
不動産賃貸 事業 |
全社・消去 |
合計 |
|
減損損失 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
該当事項はありません。
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
該当事項はありません。
【関連当事者情報】
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
1株当たり純資産額 |
10,333.05円 |
10,982.28円 |
|
1株当たり当期純利益 |
627.47円 |
335.78円 |
(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 算定上の基礎
(1) 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
純資産の部の合計額(百万円) |
27,265 |
29,398 |
|
純資産の部の合計額から控除する金額 (百万円) |
171 |
191 |
|
(うち非支配株主持分(百万円)) |
(171) |
(191) |
|
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) |
27,093 |
29,207 |
|
普通株式の発行済株式数(千株) |
2,725 |
2,725 |
|
普通株式の自己株式数(千株) |
103 |
66 |
|
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(千株) |
2,622 |
2,659 |
(2) 1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
1株当たり当期純利益 |
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) |
1,645 |
881 |
|
普通株主に帰属しない金額(百万円) |
- |
- |
|
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) |
1,645 |
881 |
|
普通株式の期中平均株式数(千株) |
2,622 |
2,624 |
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】
該当事項はありません。
【借入金等明細表】
|
区分 |
当期首残高 (百万円) |
当期末残高 (百万円) |
平均利率 (%) |
返済期限 |
|
短期借入金 |
3,560 |
3,430 |
0.4018 |
- |
|
1年以内に返済予定の長期借入金 |
1,192 |
1,065 |
0.5459 |
- |
|
1年以内に返済予定のリース債務 |
70 |
61 |
- |
- |
|
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) |
2,631 |
2,881 |
0.5896 |
2025年8月29日~ 2029年11月30日 |
|
リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) |
99 |
94 |
- |
2025年4月4日~ 2030年9月4日 |
|
その他有利子負債 |
- |
- |
- |
- |
|
合計 |
7,553 |
7,533 |
- |
- |
(注)1 平均利率については、借入金の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
2 リース債務における平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を連結貸借対照表に計上しているため、記載しておりません。
3 長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年内における返済予定額は以下のとおりであります。
|
|
1年超2年以内 (百万円) |
2年超3年以内 (百万円) |
3年超4年以内 (百万円) |
4年超5年以内 (百万円) |
|
長期借入金 |
1,049 |
836 |
544 |
424 |
|
リース債務 |
44 |
28 |
15 |
5 |
【資産除去債務明細表】
当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、記載を省略しております。
(2)【その他】
当連結会計年度における四半期情報等
|
(累計期間) |
第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
当連結会計年度 |
|
売上高(百万円) |
10,695 |
21,267 |
32,988 |
43,922 |
|
税金等調整前四半期(当期)純利益 (百万円) |
445 |
563 |
1,059 |
1,139 |
|
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(百万円) |
301 |
383 |
786 |
881 |
|
1株当たり四半期(当期)純利益(円) |
115.17 |
146.07 |
299.93 |
335.78 |
|
(会計期間) |
第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
第4四半期 |
|
1株当たり四半期純利益(円) |
115.17 |
30.90 |
153.86 |
36.09 |
2【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
①【貸借対照表】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2023年3月31日) |
当事業年度 (2024年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
1,910 |
1,919 |
|
受取手形 |
1,280 |
※4 1,013 |
|
電子記録債権 |
4,420 |
※4 5,788 |
|
売掛金 |
※2 9,668 |
※2 10,135 |
|
商品及び製品 |
4,687 |
4,994 |
|
仕掛品 |
2,087 |
2,034 |
|
原材料及び貯蔵品 |
2,391 |
2,468 |
|
前払費用 |
33 |
109 |
|
短期貸付金 |
※2 474 |
※2 435 |
|
その他 |
※2 119 |
※2 29 |
|
貸倒引当金 |
△7 |
△8 |
|
流動資産合計 |
27,066 |
28,920 |
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物 |
※3 4,320 |
※3 4,152 |
|
構築物 |
129 |
100 |
|
機械及び装置 |
※3 2,182 |
※3 2,572 |
|
車両運搬具 |
41 |
39 |
|
工具、器具及び備品 |
310 |
382 |
|
土地 |
2,050 |
2,065 |
|
リース資産 |
102 |
109 |
|
建設仮勘定 |
528 |
406 |
|
有形固定資産合計 |
9,665 |
9,828 |
|
無形固定資産 |
|
|
|
ソフトウエア |
487 |
408 |
|
その他 |
7 |
307 |
|
無形固定資産合計 |
494 |
716 |
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
※1 4,068 |
※1 4,983 |
|
関係会社株式 |
1,969 |
1,969 |
|
固定化営業債権 |
77 |
0 |
|
前払年金費用 |
539 |
880 |
|
その他 |
※2 326 |
※2 518 |
|
貸倒引当金 |
△51 |
△51 |
|
投資その他の資産合計 |
6,929 |
8,300 |
|
固定資産合計 |
17,090 |
18,845 |
|
資産合計 |
44,156 |
47,765 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2023年3月31日) |
当事業年度 (2024年3月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
電子記録債務 |
833 |
※4 1,103 |
|
買掛金 |
※2 8,654 |
※2 9,826 |
|
短期借入金 |
3,560 |
3,430 |
|
1年内返済予定の長期借入金 |
※1 1,189 |
※1 1,065 |
|
リース債務 |
63 |
56 |
|
未払金 |
240 |
396 |
|
未払法人税等 |
- |
138 |
|
賞与引当金 |
367 |
394 |
|
役員賞与引当金 |
- |
14 |
|
未払消費税等 |
55 |
146 |
|
未払費用 |
※2 1,021 |
※2 963 |
|
預り金 |
48 |
84 |
|
設備関係電子記録債務 |
41 |
※4 69 |
|
その他 |
※2 52 |
※2 56 |
|
流動負債合計 |
16,128 |
17,744 |
|
固定負債 |
|
|
|
長期借入金 |
※1 2,594 |
※1 2,881 |
|
リース債務 |
91 |
88 |
|
繰延税金負債 |
284 |
775 |
|
役員退職慰労引当金 |
208 |
208 |
|
資産除去債務 |
9 |
9 |
|
その他 |
176 |
134 |
|
固定負債合計 |
3,366 |
4,098 |
|
負債合計 |
19,495 |
21,843 |
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
3,246 |
3,246 |
|
資本剰余金 |
|
|
|
資本準備金 |
2,511 |
2,511 |
|
その他資本剰余金 |
0 |
10 |
|
資本剰余金合計 |
2,511 |
2,522 |
|
利益剰余金 |
|
|
|
利益準備金 |
475 |
475 |
|
その他利益剰余金 |
|
|
|
別途積立金 |
9,272 |
9,272 |
|
配当引当積立金 |
590 |
590 |
|
買換資産圧縮積立金 |
1,073 |
1,037 |
|
繰越利益剰余金 |
7,243 |
7,732 |
|
利益剰余金合計 |
18,655 |
19,108 |
|
自己株式 |
△263 |
△168 |
|
株主資本合計 |
24,149 |
24,707 |
|
評価・換算差額等 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
512 |
1,214 |
|
繰延ヘッジ損益 |
0 |
- |
|
評価・換算差額等合計 |
512 |
1,214 |
|
純資産合計 |
24,661 |
25,922 |
|
負債純資産合計 |
44,156 |
47,765 |
②【損益計算書】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
売上高 |
※1 42,192 |
※1 42,782 |
|
売上原価 |
※1 36,837 |
※1 36,859 |
|
売上総利益 |
5,354 |
5,923 |
|
販売費及び一般管理費 |
※1,※2 5,475 |
※1,※2 5,436 |
|
営業利益又は営業損失(△) |
△120 |
486 |
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
※1 19 |
※1 24 |
|
受取配当金 |
※1 3,818 |
147 |
|
為替差益 |
- |
138 |
|
貸倒引当金戻入額 |
1 |
- |
|
その他 |
※1 103 |
※1 72 |
|
営業外収益合計 |
3,943 |
383 |
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
※1 36 |
※1 30 |
|
コミットメントフィー |
4 |
5 |
|
シンジケートローン手数料 |
12 |
- |
|
その他 |
16 |
8 |
|
営業外費用合計 |
70 |
44 |
|
経常利益 |
3,751 |
826 |
|
特別利益 |
|
|
|
固定資産売却益 |
※3 3 |
※3 9 |
|
投資有価証券売却益 |
50 |
277 |
|
特別利益合計 |
53 |
286 |
|
特別損失 |
|
|
|
固定資産除売却損 |
※4 24 |
※4 27 |
|
減損損失 |
※5 1,625 |
- |
|
その他 |
150 |
6 |
|
特別損失合計 |
1,800 |
34 |
|
税引前当期純利益 |
2,005 |
1,078 |
|
法人税、住民税及び事業税 |
24 |
117 |
|
法人税等調整額 |
△138 |
193 |
|
法人税等合計 |
△113 |
310 |
|
当期純利益 |
2,119 |
767 |
③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
株主資本 |
|||||||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
|||||||
|
|
資本準備金 |
その他資本剰余金 |
資本剰余金合計 |
利益準備金 |
その他利益剰余金 |
利益剰余金合計 |
||||
|
|
別途積立金 |
配当引当積立金 |
買換資産圧縮積立金 |
繰越利益剰余金 |
||||||
|
当期首残高 |
3,246 |
2,511 |
0 |
2,511 |
475 |
9,272 |
590 |
1,109 |
5,403 |
16,850 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
|
|
|
|
|
△314 |
△314 |
|
買換資産圧縮積立金の取崩 |
|
|
|
|
|
|
|
△36 |
36 |
- |
|
当期純利益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
2,119 |
2,119 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
△36 |
1,840 |
1,804 |
|
当期末残高 |
3,246 |
2,511 |
0 |
2,511 |
475 |
9,272 |
590 |
1,073 |
7,243 |
18,655 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
株主資本 |
評価・換算差額等 |
純資産合計 |
|||
|
|
自己株式 |
株主資本合計 |
その他有価証券評価差額金 |
繰延ヘッジ損益 |
評価・換算差額等合計 |
|
|
当期首残高 |
△262 |
22,345 |
480 |
- |
480 |
22,826 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
△314 |
|
|
|
△314 |
|
買換資産圧縮積立金の取崩 |
|
- |
|
|
|
- |
|
当期純利益 |
|
2,119 |
|
|
|
2,119 |
|
自己株式の取得 |
△1 |
△1 |
|
|
|
△1 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
31 |
0 |
31 |
31 |
|
当期変動額合計 |
△1 |
1,803 |
31 |
0 |
31 |
1,834 |
|
当期末残高 |
△263 |
24,149 |
512 |
0 |
512 |
24,661 |
当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
株主資本 |
|||||||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
|||||||
|
|
資本準備金 |
その他資本剰余金 |
資本剰余金合計 |
利益準備金 |
その他利益剰余金 |
利益剰余金合計 |
||||
|
|
別途積立金 |
配当引当積立金 |
買換資産圧縮積立金 |
繰越利益剰余金 |
||||||
|
当期首残高 |
3,246 |
2,511 |
0 |
2,511 |
475 |
9,272 |
590 |
1,073 |
7,243 |
18,655 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
|
|
|
|
|
△314 |
△314 |
|
買換資産圧縮積立金の取崩 |
|
|
|
|
|
|
|
△35 |
35 |
- |
|
当期純利益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
767 |
767 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
自己株式の処分 |
|
|
10 |
10 |
|
|
|
|
|
|
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
- |
- |
10 |
10 |
- |
- |
- |
△35 |
488 |
452 |
|
当期末残高 |
3,246 |
2,511 |
10 |
2,522 |
475 |
9,272 |
590 |
1,037 |
7,732 |
19,108 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
株主資本 |
評価・換算差額等 |
純資産合計 |
|||
|
|
自己株式 |
株主資本合計 |
その他有価証券評価差額金 |
繰延ヘッジ損益 |
評価・換算差額等合計 |
|
|
当期首残高 |
△263 |
24,149 |
512 |
0 |
512 |
24,661 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
△314 |
|
|
|
△314 |
|
買換資産圧縮積立金の取崩 |
|
- |
|
|
|
- |
|
当期純利益 |
|
767 |
|
|
|
767 |
|
自己株式の取得 |
△0 |
△0 |
|
|
|
△0 |
|
自己株式の処分 |
96 |
106 |
|
|
|
106 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
702 |
△0 |
702 |
702 |
|
当期変動額合計 |
95 |
558 |
702 |
△0 |
702 |
1,261 |
|
当期末残高 |
△168 |
24,707 |
1,214 |
- |
1,214 |
25,922 |
【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)
該当事項はありません。
(重要な会計方針)
1 資産の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券
①子会社株式及び関連会社株式・・・移動平均法による原価法
②その他有価証券
市場価格のない株式等以外のもの
時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)
市場価格のない株式等
移動平均法による原価法
(2) デリバティブの評価基準及び評価方法・・・時価法
(3) 棚卸資産の評価基準及び評価方法
製品・商品・仕掛品・原材料・貯蔵品・・・移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)
2 減価償却資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
(2) 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
(3) リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、主として残存価額をゼロとする定額法によっております。
3 引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
(2) 賞与引当金
従業員に対する賞与の支給に備えるため、支給見込額に基づき当事業年度の負担額を計上しております。
(3) 役員賞与引当金
役員に対する賞与の支給に備えるため、支給見込額に基づき当事業年度の負担額を計上しております。
(4) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。
①退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。
②数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
過去勤務費用については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により費用処理しております。
数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法によりそれぞれ発生の翌事業年度から費用処理しております。
(5) 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金支出に備えるため、役員退職慰労金規程に基づく期末要支給額を計上しております。
なお、2015年6月26日開催の第143回定時株主総会終結の時をもって取締役及び監査役に対する役員退職慰労金制度を廃止しております。当事業年度末における役員退職慰労引当金残高は、役員退職慰労金制度の廃止時に在任する役員に対する支給予定額であります。
4 収益及び費用の計上基準
① 履行義務の内容
当社はインキ事業、化成品事業及び加工品事業を営んでおり顧客との売買契約に基づいて商品又は製品を引き渡す履行義務を負っております。
② 履行義務を充足する通常の時点
インキ事業、化成品事業、加工品事業全ての事業につきまして、商品又は製品を顧客に引き渡した時点で顧客が当該製品に対する支配を獲得して履行義務が充足されると判断していることから、当該時点にて収益を認識しております。なお、商品又は製品の国内の販売につきましては、出荷時から当該商品又は製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間である場合、出荷時に収益を認識しております。
③ 代理人取引
インキ事業、化成品事業における直送取引の一部に係る収益において、顧客への商品提供における当社の役割が代理人に該当する取引については、顧客から受け取る額から商品の仕入先に支払う額を控除した純額で収益を認識しております。
④ 買戻し契約に該当する有償支給取引
インキ事業における買戻し契約に該当する有償支給取引において、支給品の譲渡時に当該支
給品の消滅を認識しております。
5 その他財務諸表の作成のための基本となる重要な事項
(1) ヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
原則として繰延ヘッジ処理によっております。
ただし、金利スワップの特例処理の要件を満たすデリバティブ取引については、特例処理を採用しております。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
・ヘッジ手段・・・デリバティブ取引(為替予約取引及び金利スワップ取引)
・ヘッジ対象・・・売掛金、買掛金、借入金
③ ヘッジ方針
金利変動に伴う借入金のキャッシュ・フロー変動リスクをヘッジする目的、また、外貨建取引の為替変動リスクをヘッジする目的で、デリバティブ取引を利用する方針であります。
当該取引は、実需の範囲内に限定し、短期的な売買差益を獲得する目的や投機目的のために単独でデリバティブ取引を利用しない方針であります。
④ ヘッジ有効性評価の方法
金利スワップ取引については、ヘッジ手段とヘッジ対象に関する重要な条件が同一であり、ヘッジ開始時及びその後も継続して金利の変動による影響を相殺または一定の範囲に限定する効果が見込まれるため、ヘッジの有効性の判定は省略しております。
為替予約取引については、過去の取引実績や事例及び今後の取引の実行可能性が極めて高いこと等を総合的に勘案し、ヘッジ対象としての適格性を検討することにより、有効性の評価を実施しております。
(2) 退職給付に係る会計処理
退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の未処理額の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。
(重要な会計上の見積り)
1.固定資産の減損
(1)前事業年度の財務諸表に計上した金額
|
|
前事業年度(百万円) |
|
有形固定資産 |
9,665 |
|
無形固定資産 |
494 |
|
減損損失 |
1,625 |
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
当社は、当事業年度の財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌事業年度の財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目として、報告セグメントのインキ事業に属するオフセットインキ事業における固定資産の減損損失の計上を識別いたしました。
固定資産の減損損失の要否判定を実施するにあたり、資産のグルーピングにつきましては、他の資産または、資産グループのキャッシュ・フローからおおむね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位で行っており、管理会計上の区分別(製品群別)に分類をしております。
営業損益が継続してマイナスになったことから、オフセットインキ事業に減損の兆候があると認められ、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回ることから、減損損失の計上が必要であると判断いたしました。
(見積りの内容)
回収可能価額は、正味売却価額により算定しております。土地の正味売却価額については、不動産鑑定評価基準に基づく鑑定評価額を基礎として見積っております。また、処分見込費用は、外部より入手した見積りに基づいて合理的に算定しております。
当社を取り巻く事業環境の変化又は土地等の不動産価格の下落、現在の見積り及び仮定に反映されていない事象が発生した場合、翌事業年度の財務諸表に影響を与える可能性があります。
2.繰延税金資産の回収可能性
(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額
|
|
当事業年度(百万円) |
|
繰延税金負債 |
775 |
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社は、当事業年度の財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌事業年度の財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目として、当社の繰延税金資産の回収可能性を識別いたしました。
① 見積りの算出方法
当社は、当事業年度末において、将来の事業計画に基づき見積られた課税所得に対して、将来減算一時差異解消時期のスケジューリングを行い、将来の税負担額を軽減することができる範囲内で繰延税金資産を計上しております。
② 見積りの算出に用いた主要な仮定
繰延税金資産の回収可能性を判断する基礎となる課税所得の見積りは、事業計画を基礎としており、事業環境を考慮した販売数量、販売価格、原材料価格を主要な仮定としております。
③ 翌事業年度の財務諸表に与える影響
当該見積りは、将来の不確実な経済条件の変動などにより課税所得が見積りと異なった場合、繰延税金資産の金額が変動し、翌事業年度における財務諸表において重要な影響を与える可能性があります。
(表示方法の変更)
該当事項はありません。
(会計上の見積りの変更)
該当事項はありません。
(追加情報)
該当事項はありません。
(貸借対照表関係)
※1 担保に供している資産及び担保に係る債務
担保に供している資産
|
|
前事業年度 (2023年3月31日) |
当事業年度 (2024年3月31日) |
|
投資有価証券 |
376百万円 |
429百万円 |
担保に係る債務
|
|
前事業年度 (2023年3月31日) |
当事業年度 (2024年3月31日) |
|
長期借入金 |
62百万円 |
70百万円 |
|
1年内返済予定の長期借入金 |
48 |
32 |
|
計 |
110 |
102 |
※2 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務(区分表示したものを除く)
|
|
前事業年度 (2023年3月31日) |
当事業年度 (2024年3月31日) |
|
短期金銭債権 |
589百万円 |
509百万円 |
|
短期金銭債務 |
220 |
227 |
|
長期金銭債権 |
51 |
132 |
※3 保険差益により有形固定資産の取得価額から控除した圧縮記帳額は、次のとおりであります。
|
|
前事業年度 (2023年3月31日) |
当事業年度 (2024年3月31日) |
|
建物 機械及び装置 |
178百万円 344 |
178百万円 344 |
|
計 |
522 |
522 |
※4 事業年度末日満期手形等
事業年度末日満期手形等の会計処理については、手形交換日等をもって決済処理をしておりま
す。なお、当事業年度の末日が金融機関の休日であったため、次の事業年度末日満期手形等が事
業年度末残高に含まれております。
|
|
前事業年度 (2023年3月31日) |
当事業年度 (2024年3月31日) |
|
受取手形 |
-百万円 |
122百万円 |
|
電子記録債権 |
- |
721 |
|
電子記録債務 |
- |
244 |
|
設備関係電子記録債務 |
- |
34 |
(損益計算書関係)
※1 関係会社との取引高
|
|
前事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
営業取引による取引高 |
|
|
|
売上高 |
341百万円 |
267百万円 |
|
仕入高 |
2,252 |
2,251 |
|
販売費及び一般管理費 |
9 |
11 |
|
営業取引以外の取引による取引高 |
3,693 |
7 |
※2 販売費に属する費用のおおよその割合は前事業年度66%、当事業年度66%、一般管理費に属する
費用のおおよその割合は前事業年度34%、当事業年度34%であります。
販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
|
|
前事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
給料及び手当 |
1,465百万円 |
1,359百万円 |
|
減価償却費 |
291 |
247 |
|
賞与引当金繰入額 |
170 |
163 |
|
退職給付費用 |
29 |
49 |
|
荷造及び発送費 |
1,178 |
1,179 |
|
雑費 |
446 |
547 |
※3 固定資産売却益の内容は次のとおりであります。
|
|
前事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
建物 |
-百万円 |
8百万円 |
|
機械及び装置 |
- |
0 |
|
車両運搬具 |
- |
0 |
|
工具、器具及び備品 |
3 |
- |
|
計 |
3 |
9 |
※4 固定資産除売却損の内訳は次のとおりであります。
|
|
前事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
建物 |
5百万円 |
13百万円 |
|
構築物 |
7 |
3 |
|
機械及び装置 |
5 |
9 |
|
車両運搬具 |
0 |
0 |
|
工具、器具及び備品 リース資産 |
1 0 |
0 0 |
|
その他 |
4 |
- |
|
計 |
24 |
27 |
※5 減損損失
前事業年度において、以下の資産グループについて減損損失を計上しております。
|
場所 |
用途 |
種類 |
減損損失(百万円) |
|
埼玉県羽生市 |
オフセットインキ製造設備等 |
土地 |
658 |
|
建物 |
468 |
||
|
構築物 |
110 |
||
|
機械及び装置他 |
237 |
||
|
首都圏他 |
オフセットインキ印刷用貸与資産 |
建物 |
0 |
|
機械及び装置他 |
149 |
当社は、他の資産または、資産グループのキャッシュ・フローからおおむね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位で行っており、管理会計上の区分別(製品群別)にグルーピングを行っております。
上記資産については、デジタル化に伴う印刷市場の縮小継続や原油高と円安の影響による原材料価格の上昇、またエネルギー価格の高騰により収益性が低下し、回収可能価額が帳簿価額を下回ったことから帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失1,625百万円として、特別損失に計上しております。
回収可能価額は、正味売却価額により算定しており、不動産鑑定評価基準に基づく鑑定評価額を基礎として見積もっております。
(有価証券関係)
前事業年度(2023年3月31日)
子会社株式で市場価格のあるものはありません。
(注)市場価格のない株式等の貸借対照表計上額
|
(単位:百万円) |
|
区分 |
当事業年度 (2023年3月31日) |
|
子会社株式 |
1,969 |
当事業年度(2024年3月31日)
子会社株式で市場価格のあるものはありません。
(注)市場価格のない株式等の貸借対照表計上額
|
(単位:百万円) |
|
区分 |
当事業年度 (2024年3月31日) |
|
子会社株式 |
1,969 |
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
|
|
前事業年度 (2023年3月31日) |
|
当事業年度 (2024年3月31日) |
|
(繰延税金資産) |
|
|
|
|
貸倒引当金 |
18百万円 |
|
18百万円 |
|
賞与引当金 |
112 |
|
120 |
|
未払事業税 |
6 |
|
19 |
|
税務上の繰越欠損金 |
85 |
|
- |
|
役員退職慰労引当金 |
63 |
|
63 |
|
減損損失 |
603 |
|
552 |
|
ゴルフ会員権評価損 |
27 |
|
27 |
|
関係会社株式評価損 |
165 |
|
165 |
|
その他 |
141 |
|
132 |
|
繰延税金資産小計 |
1,223 |
|
1,099 |
|
評価性引当額 |
△667 |
|
△647 |
|
繰延税金資産合計 |
556 |
|
451 |
|
(繰延税金負債) |
|
|
|
|
繰延ヘッジ損益 |
△0 |
|
- |
|
買換資産圧縮積立金 |
△473 |
|
△458 |
|
前払年金費用 |
△165 |
|
△269 |
|
その他有価証券評価差額金 |
△202 |
|
△499 |
|
繰延税金負債合計 |
△841 |
|
△1,227 |
|
繰延税金負債の純額 |
△284 |
|
△775 |
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差
異の原因となった主要な項目別の内訳
|
|
前事業年度 (2023年3月31日) |
|
当事業年度 (2024年3月31日) |
|
法定実効税率 |
30.62% |
|
30.62% |
|
(調整) |
|
|
|
|
交際費等永久に損金に算入されない項目 |
0.74 |
|
1.34 |
|
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 |
△53.96 |
|
△1.46 |
|
評価性引当額の増減 |
15.89 |
|
△1.81 |
|
住民税均等割額 |
1.22 |
|
2.27 |
|
試験研究費等の税額控除 |
- |
|
△2.45 |
|
その他 |
△0.18 |
|
0.32 |
|
税効果会計適用後の法人税等の負担率 |
△5.67 |
|
28.83 |
(企業結合等関係)
該当事項はありません。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、「第5 経理の状況 1
連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(収益認識関係)」に同一の内容を記載して
いるため、注記を省略しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
④【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
|
区分 |
資産の種類 |
当期首残高 (百万円) |
当期増加額 (百万円) |
当期減少額 (百万円) |
当期償却額 (百万円) |
当期末残高 (百万円) |
減価償却 累計額 (百万円) |
|
有形固 |
|
|
|
|
|
|
|
|
定資産 |
建物 |
13,309 |
155 |
78 |
312 |
13,386 |
9,233 |
|
|
構築物 |
1,315 |
2 |
24 |
13 |
1,293 |
1,193 |
|
|
機械及び装置 |
19,277 |
注1 894 |
注1 693 |
503 |
19,478 |
16,906 |
|
|
車両運搬具 |
177 |
18 |
1 |
20 |
193 |
154 |
|
|
工具、器具及び 備品 |
2,322 |
211 |
55 |
139 |
2,477 |
2,095 |
|
|
土地 |
2,050 |
14 |
- |
- |
2,065 |
- |
|
|
リース資産 |
659 |
54 |
100 |
47 |
613 |
504 |
|
|
建設仮勘定 |
528 |
注2 263 |
注2 385 |
- |
406 |
- |
|
|
計 |
39,641 |
1,614 |
1,339 |
1,036 |
39,916 |
30,088 |
|
無形固 |
|
|
|
|
|
|
|
|
定資産 |
ソフトウエア |
885 |
5 |
0 |
84 |
890 |
481 |
|
|
その他 |
16 |
注3 300 |
- |
- |
316 |
9 |
|
|
計 |
902 |
305 |
0 |
84 |
1,207 |
491 |
(注)当期首残高及び当期末残高は取得価額により記載しております。
1.主な増加理由は吉野原工場化成品製造設備385百万円であり、主な減少理由は土岐工場化成品製造設備273百万
円であります。
2.主な増加理由は土岐工場化成品製造設備64百万円であり、主な減少理由は土岐工場化成品製造設備211百万円
であります。
3.増加理由はインキ事業における事業承継に伴う営業権取得300百万円であります。
【引当金明細表】
|
科目 |
当期首残高 (百万円) |
当期増加額 (百万円) |
当期減少額 (百万円) |
当期末残高 (百万円) |
|
貸倒引当金 |
59 |
7 |
6 |
60 |
|
賞与引当金 |
367 |
394 |
367 |
394 |
|
役員賞与引当金 |
- |
14 |
- |
14 |
|
役員退職慰労引当金 |
208 |
- |
- |
208 |
(2)【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3)【その他】
該当事項はありません。
第6【提出会社の株式事務の概要】
|
事業年度 |
4月1日から3月31日まで |
|
定時株主総会 |
6月中 |
|
基準日 |
3月31日 |
|
剰余金の配当の基準日 |
9月30日 3月31日 |
|
1単元の株式数 |
100株 |
|
単元未満株式の買取り および買増し |
|
|
事務取扱場所 |
(特別口座) 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 |
|
株主名簿管理人 |
(特別口座) 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 |
|
取次所 |
- |
|
買取および買増手数料 |
別途定める金額 |
|
公告掲載方法 |
当会社の公告は、日本経済新聞に掲載して行う。 |
|
株主に対する特典 |
毎年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された当社株式1単元(100株)以上を保有する株主様を対象として、オリジナルクオカード(1,000円分)を贈呈いたします。また、300株以上かつ3年以上(3年前から当年までのすべての基準日において、株主番号が継続して同一の株主様)保有の場合、さらにオリジナルクオカード(1,000円分)を贈呈いたします。 |
(注) 当会社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができない。
会社法第189条第2項各号に掲げる権利
会社法第166条第1項の規定による請求をする権利
株主の有する株式数に応じて募集株式の割当ておよび募集新株予約権の割当てを受ける権利
株主の有する単元未満株式の数と併せて単元株式数となる数の株式を売り渡すことを請求する権利
第7【提出会社の参考情報】
1【提出会社の親会社等の情報】
当社には、親会社等はありません。
2【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1)有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書
事業年度 第151期(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)2023年6月30日関東財務局長に提出。
(2)内部統制報告書及びその添付書類
2023年6月30日関東財務局長に提出。
(3)四半期報告書及び確認書
第152期第1四半期(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)2023年8月9日関東財務局長に提出。
第152期第2四半期(自 2023年7月1日 至 2023年9月30日)2023年11月9日関東財務局長に提出。
第152期第3四半期(自 2023年10月1日 至 2023年12月31日)2024年2月13日関東財務局長に提出。
(4)臨時報告書
2023年7月3日関東財務局長に提出。
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づく臨時報告書であります。
(5)有価証券届出書(譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分)及びその他添付書類
2023年12月8日関東財務局長に提出。
(6)有価証券届出書の訂正報告書
2024年2月8日関東財務局長に提出。
2023年12月8日提出の有価証券届出書に係る訂正届出書であります。
2024年2月13日関東財務局長に提出。
2023年12月8日提出の有価証券届出書に係る訂正届出書であります。
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。