【表紙】
|
【提出書類】 |
有価証券報告書 |
|
【根拠条文】 |
金融商品取引法第24条第1項 |
|
【提出先】 |
関東財務局長 |
|
【提出日】 |
2024年6月18日 |
|
【事業年度】 |
第148期(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
【会社名】 |
横河電機株式会社 |
|
【英訳名】 |
Yokogawa Electric Corporation |
|
【代表者の役職氏名】 |
取締役 代表執行役社長 奈良 寿 |
|
【本店の所在の場所】 |
東京都武蔵野市中町二丁目9番32号 |
|
【電話番号】 |
(0422)52-6845 |
|
【事務連絡者氏名】 |
IR部長 中谷 博彦 |
|
【最寄りの連絡場所】 |
東京都武蔵野市中町二丁目9番32号 |
|
【電話番号】 |
(0422)52-6845 |
|
【事務連絡者氏名】 |
IR部長 中谷 博彦 |
|
【縦覧に供する場所】 |
横河電機株式会社中部支店 (愛知県名古屋市熱田区一番三丁目5番19号) 横河電機株式会社関西支社 (大阪府大阪市北区梅田二丁目4番9号 ブリーゼタワー内) 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号) |
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
|
回次 |
第144期 |
第145期 |
第146期 |
第147期 |
第148期 |
|
|
決算年月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
2024年3月 |
|
|
売上高 |
(百万円) |
404,432 |
374,206 |
389,901 |
456,479 |
540,152 |
|
経常利益 |
(百万円) |
36,301 |
34,107 |
35,739 |
48,608 |
84,098 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
(百万円) |
14,686 |
19,219 |
21,267 |
38,920 |
61,685 |
|
包括利益 |
(百万円) |
6,820 |
34,007 |
37,290 |
58,314 |
88,743 |
|
純資産額 |
(百万円) |
291,472 |
314,770 |
340,340 |
386,825 |
444,763 |
|
総資産額 |
(百万円) |
489,678 |
519,081 |
555,968 |
618,637 |
672,866 |
|
1株当たり純資産額 |
(円) |
1,071.07 |
1,155.06 |
1,249.66 |
1,422.20 |
1,678.42 |
|
1株当たり当期純利益(EPS) |
(円) |
55.02 |
72.00 |
79.67 |
145.81 |
234.83 |
|
潜在株式調整後1株当たり 当期純利益 |
(円) |
- |
- |
- |
- |
- |
|
自己資本比率 |
(%) |
58.39 |
59.40 |
60.00 |
61.36 |
64.89 |
|
自己資本利益率(ROE) |
(%) |
5.10 |
6.47 |
6.63 |
10.91 |
15.11 |
|
株価収益率 |
(倍) |
23.68 |
28.30 |
26.35 |
14.75 |
14.88 |
|
営業活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
31,132 |
32,842 |
51,644 |
40,422 |
63,833 |
|
投資活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
△18,182 |
△18,617 |
△28,327 |
△32,939 |
2,653 |
|
財務活動による キャッシュ・フロー |
(百万円) |
4,583 |
△17,105 |
△16,165 |
△10,932 |
△57,496 |
|
現金及び現金同等物の 期末残高 |
(百万円) |
99,658 |
101,204 |
115,541 |
116,378 |
134,428 |
|
従業員数 |
(人) |
18,107 |
17,715 |
17,258 |
17,084 |
17,365 |
|
(外、平均臨時雇用者数) |
(2,396) |
(2,320) |
(1,897) |
(1,946) |
(2,132) |
|
|
(注) |
1. |
潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在していないため記載していません。 |
|
|
2. |
第147期において、Insilico Biotechnology AGの企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、第146期の関連する主要な経営指標等については、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の見直しが反映された後の金額によっています。 |
(2) 提出会社の経営指標等
|
回次 |
第144期 |
第145期 |
第146期 |
第147期 |
第148期 |
|
|
決算年月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
2024年3月 |
|
|
売上高 |
(百万円) |
110,283 |
104,797 |
104,926 |
124,495 |
141,035 |
|
経常利益 |
(百万円) |
17,699 |
14,866 |
15,054 |
23,023 |
50,934 |
|
当期純利益又は当期純損失(△) |
(百万円) |
4,347 |
△2,657 |
12,822 |
25,471 |
56,318 |
|
資本金 |
(百万円) |
43,401 |
43,401 |
43,401 |
43,401 |
43,401 |
|
発行済株式総数 |
(千株) |
268,624 |
268,624 |
268,624 |
268,624 |
268,624 |
|
純資産額 |
(百万円) |
190,482 |
183,062 |
187,045 |
211,065 |
243,330 |
|
総資産額 |
(百万円) |
281,508 |
272,663 |
275,623 |
303,905 |
317,683 |
|
1株当たり純資産額 |
(円) |
713.60 |
685.80 |
700.73 |
790.72 |
935.35 |
|
1株当たり配当額 |
(円) |
34.00 |
34.00 |
34.00 |
34.00 |
40.00 |
|
(内1株当たり中間配当額) |
(17.00) |
(17.00) |
(17.00) |
(17.00) |
(17.00) |
|
|
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△)(EPS) |
(円) |
16.29 |
△9.96 |
48.04 |
95.42 |
214.39 |
|
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
(円) |
- |
- |
- |
- |
- |
|
自己資本比率 |
(%) |
67.67 |
67.14 |
67.86 |
69.45 |
76.60 |
|
自己資本利益率(ROE) |
(%) |
2.24 |
△1.42 |
6.93 |
12.80 |
24.79 |
|
株価収益率 |
(倍) |
80.01 |
- |
43.70 |
22.53 |
16.30 |
|
配当性向 |
(%) |
208.78 |
- |
70.78 |
35.63 |
18.66 |
|
従業員数 |
(人) |
2,496 |
2,536 |
2,503 |
2,342 |
2,269 |
|
株主総利回り |
(%) |
58.4 |
91.9 |
96.1 |
99.8 |
160.2 |
|
(比較指標:配当込みTOPIX) |
(%) |
(90.5) |
(128.6) |
(131.2) |
(138.8) |
(196.2) |
|
最高株価 |
(円) |
2,380 |
2,435 |
2,393 |
2,742 |
3,599 |
|
最低株価 |
(円) |
924 |
1,189 |
1,582 |
1,969 |
2,116 |
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在していないため記載していません。
2.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所(プライム市場)におけるものであり、それ以前は東京証券取引所(市場第一部)におけるものです。
3.第145期の株価収益率及び配当性向については、当期純損失であるため記載していません。
2【沿革】
|
1920年12月 |
横河 一郎、青木 晋の両名により東京府渋谷町に設けられていた電気計器の研究所を母体として、 資本金50万円で㈱横河電機製作所を設立し、電気計測器の研究と製造を開始。 |
|
1935年6月 |
吉祥寺工場(現在の武蔵野本社内)完成。 |
|
1948年9月 |
株式を一般に公開。 |
|
1955年6月 |
The Foxboro Company(アメリカ)と工業計器に関する技術援助契約を締結。 |
|
1957年10月 |
米国に Yokogawa Electric Works, Inc.(現連結子会社 Yokogawa Corporation of America)を 設立。 |
|
1970年4月 |
製品の保守・点検・修理を目的として横河鹿島サービス㈱、横河京浜サービス㈱、横河千葉 サービス㈱(現連結子会社 横河ソリューションサービス㈱)を設立。 |
|
1974年3月 |
シンガポールに Yokogawa Electric Singapore Pte. Ltd.(現連結子会社 Yokogawa Electric Asia Pte. Ltd.)を設立。 |
|
1974年7月 |
甲府工場(現連結子会社 横河マニュファクチャリング㈱ 甲府工場)竣工、操業開始。 |
|
1975年6月 |
総合計装制御システム(CENTUM)を発表、発売。 |
|
1982年9月 |
オランダで Electrofact B.V.(現連結子会社 Yokogawa Europe B.V.)を買収。 |
|
1983年4月 |
㈱北辰電機製作所と合併し、商号を横河北辰電機㈱に変更。 |
|
1986年10月 |
商号を横河電機㈱に変更。 生産拠点統合計画(分散している生産拠点を統合し、生産設備の強化と効率化を図る計画)を完了。 |
|
1989年4月 |
三鷹工業㈱と合併。 |
|
1992年12月 |
統合生産制御システム(CENTUM CS)を発表。 |
|
1994年4月 |
小峰工場(現連結子会社 横河マニュファクチャリング㈱ 小峰工場)竣工、操業開始。 |
|
1996年10月 |
汎用測定器の製造・販売を目的として、横河エムアンドシー㈱(現連結子会社 横河計測㈱)を設立。 |
|
2001年4月 |
生産系の国内子会社5社を統合し、横河エレクトロニクス・マニファクチャリング㈱(現連結 子会社 横河マニュファクチャリング㈱ )が発足。 |
|
2002年10月 |
株式交換により安藤電気㈱の株式を100%取得。 中国に地域統括会社として100%独資の「横河電機(蘇州)有限公司」を設立。 |
|
2003年10月 |
中国地域統括会社「横河電機(蘇州)有限公司」の本社・工場が竣工、生産開始。 |
|
2005年4月 |
シンガポールに海外市場(除く極東)を統括するYokogawa Electric International Pte. Ltd.を 設立。 |
|
2006年1月 |
中国に、販売・マーケティング・エンジニアリング・サービスなどの機能を統括する100%独資の 横河電機(中国)商貿有限公司を設立。 |
|
2006年1月 |
ライフサイエンス事業部の戦略拠点として金沢事業所を開設。 |
|
2008年3月 |
横河電機(西安)有限公司、上海横河石化自控有限公司、横河電機(中国)商貿有限公司の業務を 統合し、中国における事業統括会社、横河電機(中国)有限公司を設立。 |
|
2010年4月 |
横河電機㈱の測定器ビジネスを横河メータ&インスツルメンツ㈱(現連結子会社 横河計測㈱)に移管統合。 |
|
2013年4月 |
国内制御事業の販売、エンジニアリング、サービス部門を事業分割し、子会社2社と統合し、横河ソリューションサービス㈱が発足。 |
|
2015年9月 |
創立100周年。 |
|
2015年11月 2016年4月
2021年5月 2024年5月 2024年6月 |
「YOKOGAWAコーポレートガバナンス・ガイドライン」制定。 KBC Advanced Technologies plc(本社:英国 現連結子会社 KBC Advanced Technologies Limited)を買収。 中期経営計画「Accelerate Growth 2023 (AG2023)」を発表。 中期経営計画「Growth for Sustainability 2028 (GS2028)」を発表。 指名委員会等設置会社に移行。 |
3【事業の内容】
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、横河電機㈱(当社)、子会社123社及び関連会社3社により構成されています。当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業における位置付けは次のとおりです。
(1)制御事業
提供するソリューション及び主要な製品は、プラントの現場から経営レベルまでライフサイクルにわたりお客様価値を最大化する総合的ソリューション、生産性向上のための各種ソフトウエア、生産制御システム、流量計、差圧・圧力伝送器、プロセス分析計、プログラマブルコントローラ、工業用記録計、共焦点スキャナ等です。
横河マニュファクチャリング㈱、Yokogawa Electric Asia Pte.Ltd.、横河電機(蘇州)有限公司等が製造したものを、日本国内につきましては主に横河ソリューションサービス㈱が、海外につきましては、主にYokogawa Engineering Asia Pte. Ltd.等が東南アジア各地にて、Yokogawa Europe B.V.等が欧州各地にて、Yokogawa Corporation of America等が北米にて、Yokogawa Middle East & Africa B.S.C.(c)等が中東及びアフリカ各地にて、横河電機(中国)有限公司等が中国にて、それぞれ販売、エンジニアリングサービス及びアフターサービスを行っています。共焦点スキャナ等については主に横河マニュファクチャリング㈱等が製造し、横河電機㈱が販売及びアフターサービスを行っています。
(2)測定器事業
主要な製品は波形測定器、光通信関連測定器、信号発生器、電力・温度・圧力測定器等です。
波形測定器、光通信関連測定器、信号発生器、電力・温度・圧力測定器については、横河マニュファクチャリング㈱等が製造したものを、日本国内につきましては主に横河計測㈱が、海外につきましては、主にYokogawa Engineering Asia Pte. Ltd.等が東南アジア各地にて、Yokogawa Europe B.V.等が欧州各地にて、Yokogawa Corporation of America等が北米にて、横河測量技術(上海)有限公司が中国にて、それぞれ販売及びアフターサービスを行っています。
(3)新事業他
主に、映像AIやIoT、バイオ関連、医薬品原薬等の研究開発・製造受託などにおいて、事業の確立に向けた活動を行っています。その他、横河パイオニックス㈱が不動産関連事業を行っています。
事業系統図
以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりです。
(注)上図の関係会社のうち、名称の表記されている会社は、すべて連結子会社です。
4【関係会社の状況】
(1)連結子会社
|
|
名称 |
住所 |
資本金又は出資金 |
主要な事業の内容 (注)1 |
議決権の所有割合 (%) |
関係内容 |
|||
|
役員の兼任等 |
営業上の取引 |
その他 |
|||||||
|
|
当社 役員 |
当社 従業員 |
|||||||
|
1. |
横河ソリューションサービス㈱ |
東京都武蔵野市 |
百万円 3,000 |
制御事業 |
100.0 |
有 |
有 |
当社製品の販売及びエンジニアリング |
(注)2、4 |
|
2. |
横河商事㈱ |
東京都品川区 |
百万円 90 |
制御事業・測定器事業 |
53.0 |
- |
有 |
- |
|
|
3. |
横河マニュファクチャリング㈱ |
東京都武蔵野市 |
百万円 100 |
制御事業・測定器事業 |
100.0 |
- |
有 |
当社製品の製造 |
(注)2 |
|
4. |
横河計測㈱ |
東京都八王子市 |
百万円 90 |
測定器事業 |
100.0 |
- |
有 |
- |
|
|
5. |
Yokogawa Engineering Asia Pte. Ltd |
Singapore Singapore |
千米ドル 23,076 |
制御事業・測定器事業 |
100.0 (100.0) |
- |
有 |
当社製品の販売及びエンジニアリング |
|
|
6. |
Yokogawa Electric Asia Pte. Ltd. |
Singapore Singapore |
千シンガポ 31,020 |
制御事業・新事業他 |
100.0 |
- |
有 |
当社製品の製造 |
(注)2 |
|
7. |
Yokogawa(Thailand) Ltd. |
Bangkok Thailand |
千タイ 120,000 |
制御事業 |
100.0 (100.0) |
- |
有 |
当社製品の販売及びエンジニアリング |
|
|
8. |
P.T. Yokogawa Indonesia |
Jakarta Indonesia |
千米ドル 2,650 |
制御事業 |
100.0 (100.0) |
- |
有 |
- |
|
|
9. |
Yokogawa Australia |
Macquarie Park NSW Australia |
千オーストラリアドル 5,000 |
制御事業 |
100.0 |
- |
有 |
当社製品の販売及びエンジニアリング |
|
|
10. |
横河電機(中国)有限公司 |
中国 上海 |
千人民元 119,000 |
制御事業 |
100.0 |
- |
有 |
当社製品の販売及びエンジニアリング |
|
|
11. |
重慶横河川儀有限公司 |
中国 重慶 |
千人民元 132,129 |
制御事業 |
60.0 (26.7) |
- |
有 |
当社製品の製造及び販売 |
(注)2 |
|
12. |
韓国横河電機㈱ |
韓国 ソウル |
百万ウォン 4,032 |
制御事業・測定器事業 |
100.0 |
- |
有 |
当社製品の販売及びエンジニアリング |
|
|
13. |
Yokogawa Middle East & Africa B.S.C.(c) |
Muharraq Bahrain |
千バーレーン ディナール 2,481 |
制御事業 |
100.0 |
- |
有 |
当社製品の販売及びエンジニアリング |
|
|
14. |
Yokogawa Saudi Arabia Company L.L.C. |
Dhahran Saudi Arabia |
千サウジアラビアリヤル 10,500 |
制御事業 |
100.0 (41.2) |
- |
有 |
当社製品の販売及びエンジニアリング |
|
|
15. |
Yokogawa India Limited |
Bangalore India |
千インド ルピー 85,054 |
制御事業 |
100.0 |
- |
有 |
当社製品の販売及びエンジニアリング |
|
|
16. |
Yokogawa Corporation of America |
Texas USA |
千米ドル 1 |
制御事業・測定器事業 |
100.0 (100.0) |
- |
有 |
当社製品の販売及びエンジニアリング |
|
|
|
名称 |
住所 |
資本金又は出資金 |
主要な事業の内容 (注)1 |
議決権の所有割合 (%) |
関係内容 |
|||
|
役員の兼任等 |
営業上の取引 |
その他 |
|||||||
|
|
当社 役員 |
当社 従業員 |
|||||||
|
17. |
Yokogawa America do Sul Ltda. |
Sao Paulo Brazil |
千ブラジルレアル 72,044 |
制御事業 |
100.0 |
- |
有 |
当社製品の販売及びエンジニアリング |
(注)2 |
|
18. |
Yokogawa Europe B.V. |
Amersfoort The Netherlands |
千ユーロ 17,725 |
制御事業・測定器事業 |
100.0 |
- |
有 |
当社製品の販売及びエンジニアリング |
|
|
19. |
KBC Advanced Technologies Limited |
Surrey UK |
千ポンド 2,145 |
制御事業 |
100.0 |
有 |
有 |
当社製品に関するコンサルティング・サービス |
|
|
その他 103社 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(2)持分法適用関連会社
|
|
名称 |
住所 |
資本金又は出資金 |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合 (%) |
関係内容 |
|||
|
役員の兼任等 |
営業上の取引 |
その他 |
|||||||
|
|
当社 役員 |
当社 従業員 |
|||||||
|
1. |
横河レンタ・リース㈱ |
東京都新宿区 |
百万円 528 |
新事業他 |
47.4 |
有 |
有 |
当社製品のレンタル |
|
|
その他 2社 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(注)1.主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しています。
2.特定子会社に該当します。
3.議決権の所有割合の( )内は間接所有割合で内数です。
4.横河ソリューションサービス㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が100分の10を超えています。
主要な損益情報等 (1)売上高 118,033百万円
(2)経常利益 9,596百万円
(3)当期純利益 6,615百万円
(4)純資産額 19,938百万円
(5)総資産額 88,915百万円
5.上記(1)及び(2)の他に持分法適用非連結子会社が1社ありますが、重要性が乏しいため記載を省略しています。
5【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
|
|
2024年3月31日現在 |
|
|
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
|
制御事業 |
16,538 |
(2,004) |
|
測定器事業 |
690 |
(109) |
|
新事業他 |
137 |
(19) |
|
合計 |
17,365 |
(2,132) |
(注)1.従業員数は、就業人員を記載しています。
2.臨時従業員数は、当連結会計年度の平均人員を( )外書で記載しており、契約社員等を含み、派遣社員等を除いています。
(2) 提出会社の状況
|
|
|
|
2024年3月31日現在 |
|
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
|
2,269 |
44.9 |
18.0 |
9,207,599 |
|
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
制御事業 |
2,225 |
|
測定器事業 |
40 |
|
新事業他 |
4 |
|
合計 |
2,269 |
(注)1.従業員数は就業人員であり、出向受入者 82人を含み、他社への出向者 236人を含んでいません。
また、平均年齢,平均勤続年数についても、就業人員を対象として算定しています。
2.平均年間給与(税込)は、在籍者を対象として算定しており、基準外賃金及び賞与を含んでいます。
(3) 労働組合の状況
当社グループの労働組合には、JAM横河電機労働組合が組織されています。提出会社等で形成されているJAM横河電機労働組合の2024年3月31日現在における組合員数は1,748人で、上部団体のJAMに加盟しています。
なお、労使関係は安定しています。
(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
①提出会社
|
当事業年度 |
||||
|
管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1. |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2. |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1. |
||
|
全労働者 |
正規雇用労働者 |
パート・有期労働者 |
||
|
9.5 |
58.9 |
76.9 |
77.0 |
83.0 |
(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出した
ものです。
2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の
規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」
(平成3年労働省令第25号)」第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。
②連結子会社
|
当事業年度 |
|||||
|
名称 |
管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1. |
男性労働者の育児休業取得率 (%) (注)2. |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1. |
||
|
全労働者 |
正規雇用労働者 |
パート・有期労働者 |
|||
|
横河ソリューションサービス㈱ |
4.9 |
48.7 |
71.0 |
74.8 |
61.8 |
|
横河計測㈱ |
3.2 |
0.0 |
68.1 |
65.3 |
64.6 |
|
横河マニュファクチャリング㈱ |
4.4 |
56.3 |
78.2 |
80.3 |
82.2 |
|
横河商事㈱ |
1.9 |
0.0 |
76.2 |
79.7 |
66.3 |
(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出した
ものです。
2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の
規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」
(平成3年労働省令第25号)」第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。
本項に関連する事項は、第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組み 3.人的資本および多様性 にも記載しています。
第2【事業の状況】
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
当社グループは、2021年度に社会共通の課題の解決によって持続的な成長を実現するために、長期経営構想の抜本的な見直しとともに中期経営計画「Accelerate Growth(アクセラレート グロウス)2023(AG2023)」を発表し、2030年のYOKOGAWAのありたい姿の実現に向けて、2023年度までの3年間、社会共通課題を軸とした事業構造を確立するための取り組みを進めてきました。
現在の長期経営構想は、AG2023策定時に抜本的に見直したものであり、2030年を見据えた「YOKOGAWAのありたい姿」を端的に示したVision statement「YOKOGAWAは、自律と共生によって持続的な価値を創造し、社会課題の解決をリードしていきます。」とその実現に向けての方向性を示しています。今回は大きな見直しなくそのまま引き継ぐこととし、2024年度からの中期経営計画「Growth for Sustainability(グロウス フォー サステナビリティ)2028(GS2028)」を新たに策定しました。GS2028では、AG2023で確立した業種軸の事業構造を基盤に、環境・社会・ガバナンスの視点で事業活動に取り組み、社会価値と企業価値の向上を実現させるための変革を加速させます。
(1) 経営の基本方針
当社グループは、YOKOGAWAのIdentityを以下のとおり整理しました。創業の精神と、それを受け継いだ企業理念は、社会におけるYOKOGAWAの在り方を示すものです。Vision statementは、2030年を見据えてYOKOGAWAが何をしていくかを示し、共有する価値観は行動をするうえでの指針を示しています。Yokogawa’s Purposeは、それら全てを踏まえ、YOKOGAWAが存在する意義を、意思を込めたコミットメント(公約)として示しています。
[創業の精神]
創業にあたり、横河民輔は、日本の計測業界の先駆者として歩み始めた横河一郎(後の初代社長)と青木晋(後の初代技師長)に、「君たちは、この仕事でもうけようなどと考える必要はない。それよりもまず、技術を覚え、技術をみがくことだ。横河電機の製品はさすがに良い、といわれるようにしてもらいたい」と語りました。この言葉は創業の精神として今日まで受け継がれています。
[企業理念]
創業の精神を受け継ぎ1988年に制定された企業理念は、社会に向けてのYOKOGAWAの使命とYOKOGAWA人の価値基準や行動指針を表した、YOKOGAWAの決意表明です。
[Yokogawa’s Purpose]
お客様、市場、社会からの要望や期待に応えるYOKOGAWAのコミットメントであり、社会に存在することの意義を表したものです。同時に組織としての求心力を高め、グループ全社員の変革への志を喚起します。
[共有する価値観]
企業文化や風土を醸成し継承していくうえで、YOKOGAWA社員一人ひとりが「大切にすべき」行動の指針と意志をより具体的に示したものです。共有する価値観に根差した行動は新たな価値の創造を実現し、他社との差別化力、競争力をもって社会に貢献し続けるための原動力となります。
[Vision statement]
2030年を見据えた長期経営構想で描くYOKOGAWAのありたい姿、企業としての理想を端的に示したものです。
(2) 中長期的な経営戦略
長期経営構想と中期経営計画の全体像
[長期経営構想]
<Vision statement>
YOKOGAWAは、自律と共生によって持続的な価値を創造し、
社会課題の解決をリードしていきます。
<お客様への提供価値>
世界は今、あらゆるものが複雑につながり合う時代となっています。運用や管理に独立性のあるシステムが連携し、相乗効果と新しい価値をもたらしていく「System of Systems(SoS)」の流れが進む世界において、当社は、効果的な「つながり」を進め、統合化・自律化・デジタル化による「全体最適」の価値を生み出していきます。当社は「IA2IA※1」と「Smart Manufacturing※2」によるアプローチでこれを実現し、社会全体が「SoS」となる世界をリードしていきます。
(※1) IA2IA(Industrial Automation to Industrial Autonomy)
AI、デジタルツイン、ロボティックスなどのDX(デジタルトランスフォーメーション)技術を取り込み、Industrial Automation(自動)からIndustrial Autonomy(自律)へと進化させる活動です。
(※2) Smart Manufacturing
DX(デジタルトランスフォーメーション)やIA2IAによって生産現場、エンタープライズ、及びサプライチェーンにおける自律を実現し、革新的な生産性向上を達成することです。
[中期経営計画 「Growth for Sustainability 2028(GS2028)」]
GS2028は、「測る力とつなぐ力で、地球の未来に責任を果たす。」というYokogawa’s Purposeを起点としており、Yokogawa’s Purposeのもと、中期経営計画の目標達成に向けた「価値創造プロセス」を以下のように定義しました。
「永年培ってきた、OT(運用技術、Operational Technology)領域におけるお客様起点の課題解決をやり遂げる力と信頼を裏付けとし、人的資本やDXを実現する技術などの基盤を活性化することで、SoS型ビジネスなどにて、より多様かつ高い顧客価値を共創する。その過程を通じて強化したお客様との信頼関係・ノウハウ・人的資本等の経営資本を活用して、事業施策を達成する。」
YOKOGAWAの価値創造プロセス
長期経営構想で定めた2030年を見据えた「YOKOGAWAのありたい姿」の実現と、上記価値創造プロセスを実現するために、2028年度までの5年間で取り組むべきこととして、4つの基本戦略を策定しました。それぞれの基本戦略の概要は以下のとおりです。
「Growth for Sustainability 2028」の4つの基本戦略
1.System of Systemsの信頼されるパートナーとしての価値提供
SoSを通じた価値提供を行うため、YOKOGAWAはIA2IAとSmart Manufacturingという2つの側面からアプローチを行います。数多くの製造現場で培ったノウハウ、経験、高度な技術力を活用し、戦略的なコンサルティングとシームレスなインテグレーションという価値を提供することで実現していきます。
2.業種対応力の強化と特定業種へ依存しないビジネスの拡大
さらなる生産の効率化と生産の安定化を追求しているお客様に対応するため、YOKOGAWAはIT/OTの融合を通して業種対応力の強化を図るとともに、品質管理や設備管理といった、業種に関わらない共通の課題を解決するビジネスの拡大にGS2028においても取り組んでいきます。YOKOGAWAが強みをもつフィールド機器や制御システムのレベルから、MESやERPといった上位レイヤーのシステムまでをターゲットに、ソリューションの幅を広げ、お客様のDXをサポートしていきます。
また、事業環境や市場ニーズの変化に対応するため事業内容を変更するお客様のサポートができるように、ソリューションを充実させていきます。
3.無形資本の活用・育成による価値創造
YOKOGAWAは、人的資本、知的資本、社会・関係資本の3つの活用に注力していきます。これら無形資本には、「価値創造力」、「共感力」、「課題発見力」、「ステークホルダーをつなぐ力」というYOKOGAWAが長年培ってきた見えない強みがあり、これらを成長に生かします。
4.経営・事業基盤の強化
価値創造プロセスを支える経営・事業基盤の強化に取り組みます。
・全社収益性の向上:戦略的リソースの捻出と配分、オペレーションの最適化と、経営基盤の最適化を図ります。
・DX戦略:Internal DXではグローバルなIT基盤のもとで、お客様、パートナー、社員の視点に立って、それぞれの体験価値を向上させるDX施策を進めていきます。External DXではOT分野で培ってきたノウハウを、Yokogawa Cloudのもとで、積極的にアプリケーション化、サービス化し、整備を進め、リカーリングのビジネスモデルへの変革を目指します。
・ガバナンスの強化:監査役会設置会社から、指名委員会等設置会社に移行します。監督と執行の役割分担を明確化し、意思決定プロセスの効率化、経営判断と事業計画の達成に対する責任の明確化、監査機能の強化、効率化を図ります。
<資本政策・財務戦略>
「Growth for Sustainability 2028」では、長期経営構想を念頭においた成長戦略の実現のために成長投資を強化していきながら、持続的な企業価値及び株主価値の向上を実現していきます。
[初年度からの3年間 2024年度~2026年度]
|
成長投資枠 |
M&A・アライアンス:1,000億円以上 ・成長戦略の実現に向けた投資を加速・拡大 ・エネルギー/資源の課題対応、DX/OT(Operational technology)データ活用への貢献、業種拡大の加速等を目的 |
|
株主還元 |
安定的・継続的な増配 ・配当性向30%以上の確保に努める ・一時的要因での業績悪化時も株主資本配当率を考慮し、安定的な配当を維持 ・自己株取得についても、財務状況等を踏まえ柔軟に検討 |
前提条件:格付けA格維持可能な株主資本水準を確保
|
中期経営計画「Growth for Sustainability 2028」についての詳細は、当社ウェブサイト https://www.yokogawa.co.jp/about/yokogawa/company-overview/corporate-strategy/ をご参照ください。
|
(3) 経営環境
当社グループは、1915年の創立以来、計測、制御、情報の技術を軸に、最先端の製品やソリューションを産業界に提供し、社会の発展に貢献し続けています。また、社会課題・お客様のニーズを捉え、その主要製品・サービスの内容を変化させてきており、2023年度のセグメント別売上高比率は制御事業約93%、測定器事業約6%、新事業他約1%となっています。
主力事業の制御事業では、石油、ガス、化学、電力、鉄鋼、紙パルプ、医薬品、食品などの多様な業種展開により日本国内で高いシェアを有しています。さらに、日本での多様な業種展開により得られた知見やノウハウのもと、アップストリーム、ダウンストリームを中心に、中東、中国、アセアン諸国などの資源国や新興国で高いシェアを有しています。なお、2023年度の海外売上高比率は約74%となっています。現地に根付いたグローバルな事業展開を始めてからの約60年で、競合他社に比べ偏りがない地域構成を実現してきており、世界中で4万件以上のプロジェクトを手掛けてきた豊富な納入実績があることも特徴です。豊富な納入実績を活用することで、お客様の既設のプラント設備の生産性向上につながる運用や、保守の効率化に向けたソリューションの比重を高め、あらゆる外部環境の変化にも耐えられるレジリエンス(変化に柔軟に対応できる適応力・回復力)を高めてきています。
2030年を見据えた事業環境のメガトレンドは、Politics(政治)、Economy(経済)、Society(社会)、Technology(技術)の観点で、大きく変化していくと想定しています。Politicsでは、自国主義や法規制の強まり、Economyでは、資源の枯渇や食料・水の不足、Societyでは、高齢化、都市化や気候変動、Technologyでは、AI、IoT、5G、バイオテクノロジーの進歩など、さまざまな変化が予想されます。このような中で、当社グループのお客様は、プロセスの変革、持続可能な未来を意識したビジネスモデルへのシフトを進めており、かつ、安全安心、セキュリティなどの観点から人の介在を減らすことの重要性も認識されています。主力事業の制御事業におけるProcess Automation業界では、既存製品の市場が成熟し、ハードウエアのコモディティ化が進んでいると同時に、MES(Manufacturing execution system)やセキュリティ関連のソフトウエア、センサの市場は成長し、サブスクリプションなど新しいビジネスモデルの普及が進んでいます。また、当社グループの成長の糧であるオイル&ガスなどのハイドロカーボン系エネルギーの需要はその社会的役割・位置づけからも急激には失われないと考えられますが、エネルギー活用の多様化、環境規制対応などへの世界的な再生可能エネルギー活用、デジタルトランスフォーメーション(DX)への世界的な要求も高まってきています。
このように大きく変化する事業環境において、当社グループは、未来世代のために目指す持続可能な低炭素・循環型社会の姿として定めたサステナビリティ目標「Three Goals」の「脱炭素社会(Net-zero emission)」「循環社会(Circular economy)」「人の命と健康に対する要求の高まり(Well-being)」が事業機会になると捉えています。長期経営構想でも示した通り、「System of Systems(SoS)」の流れが進む世界の中で、統合化・自律化・デジタル化により複雑につながり合う社会システム全体を効果的に結びつけ、当社グループが先駆者として「全体最適」の価値を生み出すことで、3つの事業機会をしっかりと捉え、私たち自身が変革しながら、社会共通の課題の解決と持続的な成長を実現していきます。グローバルの競合のみならずIT企業との競合が激化するなど、事業環境は厳しさが増している中で、これまで蓄積・獲得してきた戦略的なコンサルティングとシームレスなシステムインテグレーション(SI)能力を、お客様への提供価値としてさらに昇華させ、社会全体がSoSとなる世界における信頼されるパートナーとなることを目指します。
(4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
[中期経営計画「Accelerate Growth 2023」で目指した経営目標]
当社グループは、2021年度に社会共通の課題の解決によって持続的な成長を実現するために、長期経営構想の抜本的な見直しとともに中期経営計画「Accelerate Growth(アクセラレート グロウス)2023(AG2023)」を発表し、2030年のYOKOGAWAのありたい姿の実現に向けて、2023年度までの3年間、社会共通課題を軸とした事業構造を確立するための取り組みを進めてきました。この間、COVID-19感染拡大やロシア・ウクライナ情勢などの影響を受け、また、これらを背景とした生産部品やプロジェクト調達品の調達難に見舞われるなど当社グループを取り巻く事業環境は激しく変化しましたが、AG2023の最終年度となる2023年度までには、堅調なエネルギー需要を受けたお客様投資の増加や調達環境の改善、値上げ施策の効果などにより、AG2023で達成を目指した経営指標の数値目標は、為替変動による業績の押上効果を考慮しても、概ね達成することができました。
■AG2023で達成を目指した経営指標・目標値
ROS:売上高営業利益率/EPS:1株当たり当期純利益/ROE:自己資本利益率
[資本政策・財務戦略]
「Accelerate Growth 2023」では、持続的な企業価値及びTotal Shareholders Return(TSR:株主総利回り)の向上を実現するために、成長を支える財務基盤の維持、成長投資、株主還元への最適なキャッシュフロー配分を行いながら、将来的かつ累積的なキャッシュフロー創出力を強化すべく、以下の資本政策・財務戦略を掲げました。
● 資本性成長投資(戦略投資)枠を3年間累計で700億円とします。リスク総量、自己資本増減、及びリスク投資実行に伴うリスク量の増加想定を織り込んだ上で最適資本構成を維持します。
● 株主還元方針(利益処分に関する基本方針)は、中長期的な企業価値向上の最大化に向けた投資に優先的に配分していくものの、一定の財務基盤の確保を前提に、積極的な配当による株主還元の向上を図るものです。配当性向による期間利益の一定比率を還元する考え方に加え、株主資本配当率を踏まえた安定的な配当の維持の考え方を維持します。
上記の目標に対して、営業キャッシュフローの創出は、目標を上回る結果となりましたが、M&A・アライアンス等の成長投資枠700億円については、中長期的な企業価値の向上に向けて、着実に成長投資を実施してきたものの、その額は約250億円となりました。製品ポートフォリオ拡充やSmart Manufacturingの提案力強化のための買収、新事業領域でのパートナーとの新会社の設立などを進めることができたことに加え、複数の企業との協業をスタートさせました。しかしながら、早期にM&Aの効果を創出すること、シナジーを最大化していくこと、そして全社の事業ポートフォリオを見直し効率的なM&Aを実行していくことは、今後も取り組むべき課題です。
AG2023期間中に行った、主なM&A・アライアンスの実績は以下のとおりです。
[買収]
・Insilico Biotechnology AG(2021年、ドイツ)
・PXiSE Energy Solutions LLC (2021年、アメリカ)
・Dublix Technology ApS(2022年、デンマーク)
・Votiva Singapore Pte. Ltd.(2022年、シンガポール)
・Fluence Analytics, Inc. (2023年、アメリカ)
・Adept Fluidyne Pvt. Ltd.(2024年、インド)
[その他]
・合弁会社として、シンクレスト株式会社設立(2023年、日本)
・9件の資本参加を実施
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社グループは、2021年度に社会共通の課題の解決によって持続的な成長を実現するために、長期経営構想の抜本的な見直しとともに中期経営計画「Accelerate Growth(アクセラレート グロウス)2023(AG2023)」を発表し、2030年のYOKOGAWAのありたい姿の実現に向けて、2023年度までの3年間、社会共通課題を軸とした事業構造を確立するための取り組みを進めてきました。この間、COVID-19感染拡大やロシア・ウクライナ情勢などの影響を受け、また、これらを背景とした生産部品やプロジェクト調達品の調達難に見舞われるなど当社グループを取り巻く事業環境は激しく変化しましたが、AG2023の最終年度となる2023年度までには、堅調なエネルギー需要を受けたお客様投資の増加や調達環境の改善、値上げ施策の効果などにより、AG2023で達成を目指した経営指標の数値目標は、為替変動による業績の押上効果を考慮しても、概ね達成することができました。
現在の長期経営構想は、AG2023策定時に抜本的に見直したものであり、2030年を見据えた「YOKOGAWAのありたい姿」を端的に示したVision statement「YOKOGAWAは、自律と共生によって持続的な価値を創造し、社会課題の解決をリードしていきます。」とその実現に向けての方向性を示しています。今回は大きな見直しなくそのまま引き継ぐこととし、2024年度からの中期経営計画「Growth for Sustainability(グロウス フォー サステナビリティ)2028(GS2028)」を新たに策定しました。GS2028では、AG2023で確立した業種軸の事業構造を基盤に、環境・社会・ガバナンスの視点で事業活動に取り組み、社会価値と企業価値の向上を実現させるための変革を加速させます。
長期経営構想及びGS2028で達成を目指す経営目標
1.長期経営構想で目指すサステナビリティ目標(2030年度)
2.GS2028で目指す事業成長・財務目標(2024年度~2028年度)
|
長期経営構想及び中期経営計画についての詳細は、当社ウェブサイト https://www.yokogawa.co.jp/about/yokogawa/company-overview/corporate-strategy/ をご参照ください。
|
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
文中の将来に関する事項は、当社グループが有価証券報告書提出日現在において合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の結果とは様々な要因により大きく異なる可能性があります。
1.サステナビリティ全般
当社グループがもつ測る力とつなぐ力を社会課題の解決に生かしたい、という意思を込めて「Yokogawa’s Purpose」を「測る力とつなぐ力で、地球の未来に責任を果たす」と定めています。
気候変動、プラスチックや廃棄物、生物多様性など、今世界で顕在化している深刻な課題は、単独の組織やシステムで解決できるものではないことから、状況を測り、さまざまな情報を共有し、組織やシステムを有機的につなぎながら解決への道を探っていく必要があると捉えています。私たちの活動の大前提として、すべての人の人権を尊重し、差別のない世界をつくっていくことも重要です。当社グループは世界中のステークホルダーとともに変革を続け、より豊かで持続可能な社会の実現に挑戦しています。
また、当社グループは、下記のとおり「サステナビリティ貢献宣言」を制定しており、長期的な視点で社会課題の解決への取り組みを実行していきます。
・YOKOGAWAは、未来世代のより豊かな人間社会のために、2050年に向けて、Net-zero emissions、Well-being、Circular economyの実現を目指します
・目標実現に向け、変化に柔軟に対応できる適応力・回復力を強化し、循環型社会に適した価値を創造し、ステークホルダーとのCo-innovation を推進することにより、自らを変革します
[ガバナンス]
当社グループはサステナビリティを重要な経営課題の一つと捉え、ガバナンスの充実に継続的に取り組んでいます。中期経営計画やリスク管理、内部統制システムなどの全社マネジメントサイクルの一環として、サステナビリティマネジメントを行っています。社会・環境への貢献と企業価値向上の観点からサステナビリティの重点課題を特定し、それらに対応するための サステナビリティ指標を設定して下図に示すマネジメントサイクルを定義し、取締役会が監視・監督を行っています。取締役会に対しては、重要案件や各マネジメントの実施報告の際に非財務項目も含めて報告しているほか、定期的にサステナビリティ活動の状況も報告しています。取締役会は、社会情勢の変化、サステナビリティ指標の進捗状況、ESG評価機関などステークホルダーからのフィードバック、ESGリスク評価結果などに基づき、社外からの独立した視点も交えながら、サステナビリティの取り組みの監視・監督を行っています。監査役会設置会社から指名委員会等設置会社への移行に伴い、監督と執行の役割分担を明確化し、意思決定プロセスの効率化、経営判断と事業計画の達成に対する責任の明確化、監査機能の強化、効率化を図る中で、サステナビリティ・マネジメントも強化してまいります。
・2023年度の取締役会でのサステナビリティに関する主な議題
-サステナビリティ中長期目標の進捗
-中計経営計画策定に向けたマテリアリティ分析と貢献と成長の拡大戦略
-サステナビリティ委員会報告
-サステナビリティマネジメントの社内規程制定
-非財務情報開示への対応
-YOKOGAWAグループ重点管理リスク
・サステナビリティマネジメントサイクル
・サステナビリティ委員会
企業価値および社会価値の両面から重点課題を特定し、経営の中長期的な方向性およびサステナビリティ課題の解決に向けた戦略を策定することを目的として、2022年度からサステナビリティ委員会を設置しています。サステナビリティ委員会は、代表執行役社長の諮問機関であり、社長が委員長、執行役員を委員として、経営視点からサステナビリティに関するテーマについて集中的に議論する場と位置付けています。2022年度のサステナビリティ委員会(2回開催)では、新中計経営計画の前提としてマテリアリティ分析を実施し、重要性が高く、かつ自社が解決すべき課題(重点課題)とそれにより貢献する6つの分野はAG2023策定時から変更が無いことを確認しました。また、サステナビリティ委員会の傘下には、テーマ別の分科会(事業分科会、製品分科会、マネジメント分科会、開示分科会)を設置しており、事業における「貢献と成長のストーリー」、製品事業におけるサステナビリティの取り組み、Scope1,2,3削減戦略、非財務情報開示など、さまざまなテーマについて活発な議論を行いました。サステナビリティ委員会で議論した内容は取締役会に報告し、議論に基づく施策は経営会議に提案し、意思決定しています。
なお、当社グループのコーポレートガバナンスの詳細については、第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 に記載の通りです。
[戦略]
2050年に向けて目指す社会の姿をサステナビリティ目標「Three Goals」として定めています。また、「Three Goals」の達成と事業の成長のための重点課題を明確にするためマテリアリティ分析を行い、分析結果に基づき2030年に向けて6つの貢献分野を設定し、それぞれに意欲的な目標を設定しています。
・マテリアリティ分析に基づく貢献分野の設定
当社グループは、エネルギー&サステナビリティ、マテリアル、ライフなどの事業分野において、お客様の課題を解決することで、社会・環境へ大きくプラスのインパクトを与えています。社会・環境への貢献を拡大することは、YOKOGAWAの企業価値向上と密接に関連しており、「社会・環境への影響」および「自社の価値創造や事業モデルへの影響」の両面における重要性をマテリアリティと定義しています。2021年に策定したAG2023においては、各事業の関係者に対するサーベイに基づき、重要性が高くかつ自社が解決すべき課題(重点課題)と貢献のテーマ(貢献分野)を選定しました。GS2028の策定を前にマテリアリティ分析を実施し、改めてYOKOGAWAの貢献分野が変わらないことを再確認しました。また、6つの貢献分野に紐づく事業の注力領域について、向き合う社会課題、課題解決のアプローチ、および創出される価値を「貢献と成長のストーリー」としてまとめています。
・サステナビリティ・トランジション売上の考え方
サステナビリティへの貢献拡大と同時に事業の成長を促進するため、今後、6つの貢献分野における事業活動の売上を、サステナビリティ・トランジション売上として算出していきます。算出にあたっては、国際社会におけるサステナビリティの基準を参照した独自の基準を設定し、その基準をクリアしたものをサステナビリティ・トランジション売上とします。2030年に向けて、売上全体におけるサステナビリティ・トランジション売上の割合を拡大していきます。
[リスク管理]
当社グループは、各組織において企業価値に影響を与える不確実性をコントロールするためのリスク管理体制、業務の適正を確保するための内部統制システム、および経営に重大な影響を及ぼす事象が発生した場合、速やかに対応するための危機管理体制を整えています。
サステナビリティ全般に関するリスク管理のうち、特に重要な「気候変動への取り組み」、「TCFDへの賛同」、「人権尊重」については、第2 事業の状況 3 事業等のリスク に記載していますのでそちらをご参照ください。
・リスク管理体制
当社グループにおける効果的なリスク管理を実現するため、リスク管理の統括責任をもつ代表取締役社長を委員長とするリスク管理委員会を設置しています。リスク管理委員会は、リスク評価に基づき、グループとして重点的に管理すべきである重点管理リスクを選定しています。また、重点管理リスクに対する対策内容や対策の進捗、リスクの状況については四半期ごとにリスク管理委員会で確認し、取締役会に報告しています。
なお、当社グループのリスク管理体制等の詳細については、第2 事業の状況 3 事業等のリスク に記載の通りです。
[指標と目標]
当社グループは、6つの貢献分野に対して、社会への貢献の度合いを測る長期的な指標(社会インパクト指標)を定めています。
これらの指標のPDCAを通じて貢献と成長を加速させていきます。
・社会インパクト指標
※2030年度の目標は、購入した商品とサービス(カテゴリー1)、および販売した製品の使用(カテゴリー11)を対象にしています。
2.気候変動
当社グループは、2050年に向けて目指す社会の姿としてNet-zero emissionsを掲げ、GS2028で推進する6つの貢献分野の一つに「カーボンニュートラルの達成」をあげています。GHG排出の抑制と、安価で信頼できる持続可能なエネルギーへの転換を重点課題と認識し、自社の操業により排出するGHGを削減するだけでなく、事業を通じて、再生可能エネルギーの普及やエネルギー利用の効率化に貢献しています。
なお、当社グループは、2019年2月に気候変動の課題に積極的に向き合い将来に備えていくという意思のもと、金融安定理事会(FSB)が気候変動に関する財務情報の開示を推進するために設立した「気候関連財務情報開示タスクフォースTCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」による提言の支持を表明し、YOKOGAWAレポート、YOKOGAWAサステナビリティレポートで開示しています。
[ガバナンス]
気候変動に関するガバナンスは、サステナビリティ全般のガバナンスに組み込まれています。詳細については「1.サステナビリティ全般」に記載の通りです。
[戦略]
当社グループは、エネルギーや化学など、温室効果ガス(GHG)の排出量に大きな影響を与える製造業をお客様として事業を行っています。気候変動に伴う将来の環境変化を見据え、お客様は、再生可能エネルギーを含む低炭素事業やバイオ等の低環境負荷素材を生み出す事業への転換を進めています。当社グループは、GS2028において、再生可能エネルギー市場での価値提供拡大やクリーンエネルギー(水素/アンモニア)の活用支援を機会と捉え、事業の拡大に向け取り組んでいます。
・気候変動シナリオおよび気候変動シナリオに対する戦略のレジリエンス
不確実性の高い気候変動については、地球全体に深刻で、広範、不可逆的な影響が生じる4℃シナリオ、2℃シナリオより厳しく温室効果ガスの排出削減などが必要となる1.5℃シナリオへの対応を含めて、2030年の社会を考察しています。
長期経営構想およびAG2023の策定に際しては、1.5℃シナリオと4℃シナリオにおいて、リスクと機会の評価や対応策の立案を行いました。GS2028でも状況のアップデートを行いましたが、基本戦略には変更はありません。1.5℃シナリオにおいては、各国の脱炭素政策の強化等によるエネルギートランジションの加速に伴い、化石燃料ビジネスの縮小を見込むものの、再生可能エネルギーや省エネルギービジネス等のニーズの高まりを想定しています。また、4℃シナリオにおいては、洪水などの自然災害増加に伴う事業所およびサプライチェーンへの被害、異常気象に伴う農作物の収穫量低下や疾病の増加といった物理リスクの増大に起因する、防災ソリューションや医薬品・食品生産関連ビジネスの拡大を想定しています。これらの気候変動に関するリスク・機会を、事業セグメントとリスクの種類ごとに深掘りし、対応の方向性を策定・事業戦略に組み込んでいます。
-気候変動に関する主な機会
-気候変動に関する主なリスク
・インターナル・カーボン・プライシング(ICP)
経済的合理性の高いGHG削減施策を推進するため、2022年度よりICPの運用を開始しました。設備投資の検討時やクリーンエネルギー採用計画時に想定されるGHG排出量の増減を金額換算し、財務的な判断に加味することで、GHG排出量の影響を踏まえた意思決定をしていきます。グループ全体を対象に、Scope2の削減に大きく寄与する再生可能エネルギー電力の調達や生産機械設備への投資をターゲットに炭素価格を設定しています。ICPの方針や炭素価格はサステナビリティ委員会で審議し、経営会議で決定します。今後は、Scope1やScope3、また、事業計画の立案などにも順次ICPを適用し、炭素価格を設定していきます。
[リスク管理]
気候変動に関するリスク管理は、サステナビリティ全般のリスク管理に組み込まれています。詳細については「1.サステナビリティ全般」に記載の通りです。
[指標と目標]
AG2023では、2030年度に向けたYOKOGAWAの貢献分野として、GHG排出の抑制と、安価で信頼できる持続可能なエネルギーへの転換による「カーボンニュートラルの達成」を設定しました。
お客様とともに取り組んでいくビジネスの目標として、お客様事業のCO2排出抑制量10億トン(2018年度〜2030年度)を設定しています。お客様の再生可能エネルギー発電や低炭素発電の量を、平均的な化石燃料の使用によるCO2排出量と比較し、その差分を実績として計上しています。さらに、再生可能エネルギー技術開発の支援や、蓄電池の製造に使用されるシステムの提供について指標と目標(2023年度)を設定して取り組みました。
また、事業所における指標として、GHGプロトコルの方法論に基づいてScope1、Scope2、Scope3の排出量を算出し、目標を設定しています。Scope1,2では、2030年度に2019年度比50%削減、2040年に事業所のカーボンニュートラルを目指します。Scope3(カテゴリー1,11)については、2030年度に2019年度比30%削減を設定していました。これらの目標は、パリ協定が目指す気温上昇を産業革命前より1.5℃に抑えるGHG排出水準を踏まえたものであり、当社は2022年度に、SBT(Science Based Targets)の認定を取得しました。
2023年度のお客様事業のCO2排出抑制量は主に風力発電への貢献が伸長し、2018年度からの累計で4.1億トンとなりました。GHG排出量(Scope1,2)は、エネルギー使用削減施策の実施や生産工場での大規模太陽光発電システムのPPA契約締結、再生可能エネルギー由来電力への転換の促進等により、2019年度比で27.1%削減しました。また、サプライチェーンGHG排出量(Scope3)は、購入金額を活動量として算出している「購入した商品とサービス(カテゴリー1)」において、為替変動や調達価格の上昇に伴う購入金額の増加により排出量が増加した結果、カテゴリー1とカテゴリー11の合計で2019年度比7.8%の増加となりました。2030年度の目標達成に向けて、サプライヤーとの協働、既存製品の低消費電力化、GHG排出量の少ない製品やソリューションの開発を加速していきます。
※購入した商品とサービス(カテゴリー1)、および販売した製品の使用(カテゴリー11)を対象にしています。
GS2028では、Scope1,2のカーボンニュートラル目標を2030年へ10年前倒しするともに、Scope3のカーボンニュートラル目標を2050年に設定しました。さらに、GHG削減の加速に加え、エネルギー-効率改善への世界的な要請の高まりや自社の経営効率改善への貢献の観点からエネルギー効率改善目標を設定しました。
※2030年度の目標は、購入した商品とサービス(カテゴリー1)、および販売した製品の使用(カテゴリー11)を対象にしています。
3.人的資本および多様性
当社グループは、最上位に位置するGMS(Group Management Standards)における人財マネジメント規程において、多様性の確保についての考え方、人財の育成方針、社内環境整備方針を掲げています。
<人財マネジメントシステムの基本方針>
以下の3項目からなる理念を通じ、多様な人財資源を育成・活用しながら、新たな価値創造を促し、豊かな企業風土および組織文化の醸成を行い、YOKOGAWAグループ全体の企業競争力を強化する。
(1)ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン
YOKOGAWAグループは多様性を重視した、インクルーシブで公平性のある企業文化を創出する。
個々の人財が持つさまざまな違いをお互いに認め合い、それを「個性」として受け入れ、誰もが安心して安全に自分らしく働ける環境のもと、その能力を最大限に発揮し、ビジネスに貢献できるサステナブルな組織の構築を目指す。多様な経験、知識、感性、視点、文化、背景、価値観などを持つ人財を積極的に採用、育成、登用していく。グループに関わるすべての人々に対し、人種、皮膚の色、年齢、性別、性自認および表現、性的指向、宗教、信条、政治的見解、国籍、民族、出身地、障がいの有無、家族関係、その他の状況に基づくあらゆる差別を禁止する。
相互尊重に基づくコミュニケーションと建設的なコラボレーションが、お客様、パートナー、サプライヤーとのイノベーションと新たな価値の共創を促進し、未来世代の豊かな人間社会の実現に貢献していく。
(2)チャレンジ
社員が持つ挑戦を志すマインドを最大限引き出すとともに、挑戦を後押しし、前向きな失敗を許容し、次に生かす風土を大切にする。
(3)エンゲージメント
社員が自らの意思で成長し、働きがいを高めることで、組織の成長を促し、組織の成長が社員の成長と働きがいをさらに高めるという好循環を作ることで、エンゲージメントの高い組織を築く。
[ガバナンス]
取締役会は人的資本に対する課題へ適切な対応がなされていることを監視・監督しています。また、事業戦略や計画を議論する際に人的資本に関する戦略や計画についても考慮しています。
なお、当社グループのコーポレート・ガバナンスの詳細については、第4 提出会社の状況 4.コーポレート・ガバナンスの状況等 に記載のとおりです。
[人財戦略]
当社グループは、「測る力とつなぐ力で、地球の未来に責任を果たす。」というYokogawa’s Purposeをもとに、新中期経営計画 Growth for Sustainability 2028を掲げ、社会共通価値の提供による成長(2030年度売上高1兆円規模のグループ企業像)を目指しています。その目指す未来を創るには、すべての社員一人ひとりが変革に挑むマインドで「お客様起点の価値共創プロモーター」になることです。社内・社外を問わず、利害の異なるあらゆるステークホルダーの中において、専門性に根差した行動とコラボレーションを通して、アライメントを促進し、合意形成をリードできる人財です。
2021年度から「グローバルHRトランスフォーメーションプロジェクト」をスタートし、人事制度・プロセスのグローバル統一化と、それらを効率的に運用するための人事ITシステムの導入を進めています。基盤が整いつつある現在、活用に重点を置き、以下の人財戦略を実行していきます。
・事業戦略を起点にしたあるべき人財ポートフォリオを定義し、現在とのギャップを分析する。そのギャップを埋めるべく、各事業戦略に必要な人財を育成・機敏に獲得し、人財リソースのグローバル最適化を行うことで、事業戦略の実現に貢献する。
・価値共創のためにDE&Iな組織風土の醸成と、グローバルの組織間アライメントで組織連携を強化し、Yokogawaグローバルワンチームで企業価値の向上へとつなげていく。
・社員が自律的なキャリア形成のマインドを持ち、自ら学び、主体的に挑戦し、価値を共創していくための変革を推進する。
ビジネスオーナー主導の施策だけでなく、会社が求める職務に挑戦する自律的な社員の充足が不可欠です。そのため、会社の方向性と社員個人のキャリアをつなぐピープルマネージャーの育成を進め、スキル習得のための学習環境を整えます。社員へのキャリア機会の提供と成長の支援を通じて、会社の成長と社員のウェルビーイングの向上を図ります。
また、当社グループが持続的な価値を提供し社会課題の解決をリードしていくためには、社員の健康を経営的視点で捉え、戦略的に実践する「健康経営※」の推進が必要不可欠です。社員の自律的な健康づくりを支援し、心身の健康増進、やりがい、幸福感を向上させることで、グループ全体でのエンゲージメントや生産性の向上につなげることを目的としています。2016年9月に、社員の健康に関する各種の取り組みを健康経営の観点からさらに加速していくため、健康経営の基本方針として、以下の「健康宣言」を制定しました。
健康宣言
「YOKOGAWAは、心身の健康の維持・増進に自ら努める社員を支援し、いきいきと活力のある職場を作り、より豊かな人間社会の実現に貢献できる会社を目指します。」
健康経営推進体制
代表執行役社長が最高責任者となり、総括安全衛生管理者である労働安全衛生担当役員を中心とした経営陣の牽引の下、安全衛生委員会を核に人財総務本部の診療センター、国内人財統括部、総務部が担当部署として産業医や横河電機健康保険組合、労働組合と連携するなかで健康経営を推進しています。
健康施策
これまでに、社員の健康維持・増進に関する施策として、場所や時間にとらわれない働き方や働きやすいオフィス環境の整備、労働時間管理、健康増進プログラムなどに取り組んできています。運動・食事・睡眠・物事のとらえ方・コミュニケーションなどを含めた良い生活習慣が心身の疾病予防・改善のみならず、ストレスの軽減や仕事のパフォーマンス向上に最も重要との考え方から、「生活習慣の改善」に重点を置いた健康増進プログラムを設定し、全社員対象に実施しています。このプログラムは個人の健康行動だけでなく、職場の行動の促進も意図しており、会社や職場の健康上の課題や、生産性への影響などを示す社員の健康関連データを公開し、職場が健康へ取組む意義を説明し健康行動を促しています。
これらの取り組みにより横河電機は2017年度から経済産業省の「健康経営優良法人」を継続して取得しており、また2017~2019、2021、2023~2024年度には「健康経営優良法人(ホワイト500)」にも認定されています。
※「健康経営」はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。
[リスク管理]
当社グループがグローバルに展開する事業活動において、多様な人財が集い、一人ひとりが持てる能力と個性を最大限発揮できるようすることが非常に重要です。人財の流動性が高まるなか、採用競争力が低下することで新卒採用や中間採用における人財獲得が計画・目標どおりに進まなくなること、社員の離職により組織の総合力が低下することが最大のリスクです。社員に成長の機会を提供し、活躍しやすい環境を整備することでリスク低減に努めています。なお、これらのリスク管理体制についてはグループ全体のリスク管理体制に組み込まれています。詳細については、第2 事業の状況 3 事業等のリスク に記載のとおりです。
[指標と目標]
新中期経営計画 Growth for Sustainability 2028において、人的資本および多様性に関連する指標として「変革に向けた人財育成と能力開発」「社員のWell-beingとエンゲージメント」「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの推進」とし、指標と目標は以下のとおり設定して取り組んでいます。
※1 現状とあるべき人財とのギャップに対して、充足した割合
※2 前年度(FY22)実績
3【事業等のリスク】
<リスク管理体制>
当社ではグループにおける効果的なリスク管理を実現するため、リスク管理の統括責任をもつ代表取締役社長を委員長とするリスク管理委員会を設置しています。気候変動を含めた外部環境、戦略、品質、環境、安全衛生、危機管理、企業倫理などのグループの企業価値に影響をあたえる不確実性をリスクと定義し、「外部環境」「戦略」「オペレーション」の観点で分類・管理しています。毎年、グループ各社においてそれぞれのリスクや対策等を洗い出すとともに、経営戦略や経営課題、外部のリスク環境なども踏まえ、リスク管理委員会が重点的に管理すべきリスク(重点管理リスク)を選定しています。その選定にあたっては、リスクの重大度を、影響度及び発生可能性の面から評価しています。影響度の評価では、財務的・人的側面のほか、社会・環境面での影響も(外部機関を通じて得られた外部環境分析結果を含め)考慮しています。重点管理リスクは経営会議で決定し、取締役会に報告しています。
また、内部監査担当部署は、グループのリスク管理プロセスの有効性を評価し、重要な事項は取締役会及び監査役に年に2回報告しています。
なお、リスクの状況により、必要に応じて代表取締役社長を委員長とする危機管理委員会を開催し対応する体制を採っています。
重点管理リスクについては、対策内容や対策の進捗について四半期ごとに確認するとともに、リスク管理委員会でリスクの状況を評価し、その内容を取締役会に報告しています。また、対策の見直しや改善点の洗い出しを実施し、残余リスクを考慮し、翌年の重点管理リスクの選定に反映させています。
また、個社においては、洗い出したリスクに対して自律的にPDCAサイクルを回し、リスク管理を行っています。
なお、2024年6月18日開催の第148回定時株主総会における定款一部変更の承認をもって、指名委員会等設置会社に移行したことに伴い、リスク管理委員会は代表執行役社長の諮問機関へ変更する予定です。変更以降は、重点管理リスクの決定はリスク管理員会で審議のうえ決定し、取締役会へ報告します。また、リスク管理委員会で評価した重点管理リスクの状況等も引き続き、取締役会へ報告していく予定です。
<事業等のリスク>
当社グループ事業の状況等に関する事項のうち、リスク要因となる可能性があると考えられる主な事項及び投資者の判断に重要な影響を及ぼすと考えられる事項を以下に記載しています。
当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ですが、当社の有価証券に関する投資判断は本項以外の記載内容とあわせて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えています。
なお、以下の事項のうち将来に関する事項は、当連結会計年度末現在時点において当社グループが判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。
(1) 外部環境に関するリスク
(社会情勢等に係るもの)
当社グループの活動範囲は日本国内のみならず世界各地に及んでおり、各々の地域における経済状況等の外部環境変化は、当社グループの事業活動全般に影響を及ぼす可能性があるとともに、業績、財政状況に影響を及ぼす可能性があります。具体的には、以下に掲げるいくつかのリスクが内在しています。
・各国の政治的または経済的要因
・租税や通商制限の影響
・各国の商慣習の違い
・自然災害(地震、火災、洪水・津波等)、感染症、ストライキ、その他の要因による 社会的混乱
・当社製品・サービス及び社内インフラへのサイバー攻撃
・環境保護を含め、各国規制・制裁・特許などの把握不全ならびに新たな法・規制改正
・地政学(戦争、暴動、テロ、主要国間の対立等)による各国の経済制裁措置
これらリスクに対しては、グループ内での情報収集、外部機関との契約等を通じ、その予防・回避・影響の低減に努めています。
(為替・金利・株価変動に係るもの)
当社グループは、グローバルに事業を展開しており、事業上の取引や事業活動におけるコストとして多数の通貨を使用しています。為替レートの変動に対応するため、為替予約契約の締結等を行っていますが、急激または大幅に変動するリスクがあり、当社グループの業績、財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループが保有する資産及び負債にかかる金利の変動は利息の増減や資産等の価値に影響を与えるリスクがあり、当社グループの業績、財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループが保有している株式等は価格が変動するリスクがあり、当社グループの業績、財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
(2) 戦略に関するリスク
(市場・競合環境に係るもの)
① コスト競争力
積極的な事業展開を進める中で、新設や近代化などプロジェクト案件での競争は激化しており、コスト低減要求が益々強まると同時に、資源国・新興国において自国優先的な姿勢が強まり、製品生産や雇用および役務を含む調達の現地化要求が高まっています。コスト競争力強化に取り組んでいますが、これら市場の要求する製品やサービス及び販管費を含めたコスト低減要求に効果的に対応できない場合は、ビジネス機会損失につながるリスクがあります。このような場合は、当社グループの業績、財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
② デジタル技術の利活用による競争力優位性の確立
デジタル技術を活用したバリューチェーンおよびライフサイクル全般にわたるビジネスプロセスでの飛躍的な生産性向上の実現に対する要求が高まっており、これにビジネスとして応え、競争力優位性を確立していく必要があります。当社グループはこれを事業成長の機会と捉え、自社はもちろんのことお客様を中心に幅広い領域でのデジタルトランスフォーメーションによる新たな価値創造の実現に取り組んでいます。新技術に追随できない場合や、これら市場の要求に十分に対応できない場合は、ビジネス機会損失につながるリスクがあります。このような場合、当社グループの業績、財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
③ 市場ニーズに合わせたビジネスモデル変革の実現
社会の変化、技術革新などにより、新たなビジネスモデルが数多く創造されている中で、当社グループのお客様においても、サブスクリプション型ビジネスなど、初期導入コストの低減や導入後の運用・保守の柔軟性に対する要求が大きくなっています。当社グループとしても成果報酬型ビジネスやサービス提供型のリカーリングビジネスの実現に取組むなどビジネスモデル変革を進めています。今後も多様な変化を見せる新たな市場ニーズに十分に応えられない場合や、当社グループの取組みに遅れが出た場合は、ビジネス機会損失につながるリスクがあります。このような場合は、当社グループの業績、財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
④ 気候変動への取り組みによる市場環境の変化
気候変動への取組みに対する社会の要求が増大しており、当社グループのお客様の戦略にも影響を与える可能性があります。主要なお客様であるエネルギー関連における長期的視点でのエネルギーシフト等、お客様は環境変化に対する取り組みの検討を進めていると認識しています。当社グループは、このような変化を事業機会と捉え、市場環境の変化への対応を進めていますが、そのようなお客様の変化に対応できない場合や、当社グループの取組みに遅れが出た場合は、ビジネス機会損失や企業価値低下につながるリスクがあります。このような場合は、当社グループの業績、財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
(戦略投資に係るもの)
当社グループは、主に新事業・新分野への進出に対する戦略的成長投資を重点的に強化し、必要に応じてM&Aやアライアンスの可能性を検討しながら、技術、販路、製品・サービス、お客様、人財・ノウハウなどを獲得するための投資を行っています。案件の発掘から投資に至るプロセスの確実な実行と評価・検証精度の向上、投資後の迅速なビジネス立上げに万全の体制で臨んでいます。また、それを支える人財の育成・活用にも取り組んでいます。しかしながら、予期せぬ環境変化等によって想定した成果があがらないリスクがあります。また、取得した資産や機会を十分に活用できない場合も含め投資後のビジネスが迅速に立ち上がらず、想定した成果をあげられないリスクがあります。このような場合は、当社グループの業績、財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
(研究開発に係るもの)
当社グループは、計測・制御・情報の基礎研究、先端技術及びIIoTやAI等のデジタル技術開発をもっとも重要な経営課題として位置づけ、将来を見据えた新技術開発を継続的に推進しています。また国際規格や国際標準の変化に適応し、SDGsに代表される持続可能な社会の実現に向けた取組みを強化しています。しかし、研究・開発投資が将来市場のニーズや目標に予定通り適合しないリスクがあります。このような場合は、ビジネス機会損失により当社グループの業績、財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
また、競争力を維持するための製品技術やサービス革新の研究開発投資も継続的に行っていますが、成長可能性を持った製品やサービス分野の市場動向の把握ができなかった場合、研究開発投資が成功しないリスクがあります。加えて、市場に合致しても研究開発投資が革新的な技術を生み出さない、または想定した成果をあげられないリスク、及び競合他社に技術開発を先行されてしまうリスクがあります。このような場合は、ビジネス機会損失により当社グループの業績、財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
(人財の確保・育成に係るもの)
当社グループの成長の源泉は、最先端の技術を支える人財や、高い品質を支える技能者等の有能な人財によって支えられています。特に、ソリューション提案能力を持つ人財、プロジェクトマネジメント能力とエンジニアリング能力を持つ人財、また、AI、デジタル技術、当社が進めている新規事業に関する技術と知見を有する人財の重要性が高まっています。当社グループではグローバルに人財採用、採用した人財の教育と訓練による育成を継続していますが、将来において必要人財の確保や育成が計画通り達成できないリスクがあります。このような場合は、当社グループの効果的な事業運営に影響を及ぼすとともに業績、財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
(人権に係るもの)
当社グループは、人権尊重についてその方針を定めるとともに国連グローバル・コンパクトへの支持を表明しており、ここで謳われている人権の方針と国際的な人権規範を尊重しながらその取組みを進めています。サプライチェーンにおける人権への取組みについても、強制労働・非人道的な扱い・児童労働・差別の禁止、適切な賃金、労働時間の法令順守や従業員の団結権についての指針を示し、国際的に求められている人権を支持して人権尊重に取り組んでいますが、予期せぬ事態により当社グループで人権問題が発生した場合、賠償責任を課されるリスクや企業価値を低下させるリスク等があり、事業活動全般に影響を及ぼすとともに業績、財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
(保有資産の価値低下に係るもの)
当社グループが保有している事業資産について、時価下落及び収益性低下等に伴い資産価値が低下するリスクがあります。このような場合は、減損損失が発生するなど、当社グループの業績、財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
(3) オペレーションに関するリスク
(製品の品質・供給に係るもの)
当社グループは、長年にわたる技術及びノウハウの蓄積と厳格な品質管理体制の展開により、お客様に対して高い信頼性を備えた製品及びサービスを提供していますが、当社グループの製品あるいはサービスに欠陥が内在する、また、その欠陥に起因して損害が発生するリスクがあります。このような場合には、当社グループの業績、財政状況に影響を及ぼす可能性があるとともに、当社グループの事業活動全般に影響を及ぼす可能性があります。
また、主要な電子部品等の市況動向については日頃から情報収集して安定調達に努めるとともに、調達先の品質・納期等の管理を徹底し、特定の調達先への過度の集中・依存をさけるべく調達先の分散化等を進めるなど、リスクの低減に取り組んでいますが、外部環境変化に起因するサプライチェーンの混乱により電子部品等の調達や重要製品の製造が困難な状況となった場合、製品の供給に遅延や停止が発生するリスクがあります。このような場合、当社グループの生産活動をはじめとする事業活動全般に影響を及ぼすとともに業績、財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
(プロジェクトマネジメントに係るもの)
当社グループの事業において、特に製品・エンジニアリング・ソリューション・サービス・他社製品を一括してお客様に提供する形態であるプロジェクト型のビジネスでは、プロジェクトマネジメントの確実な実行が求められます。受注に至る過程での採算見積りや納期までの採算管理の精度の向上、生産・品質管理の徹底など、不採算案件の発生を防止する取組みを行っていますが、想定した見積りからの乖離や、採算・生産・品質等の管理において問題が発生した場合、サプライチェーンの混乱により製品の調達や供給が困難となった場合、予期せぬ原価の発生や納期遅延等に伴う賠償責任を課されるリスクがあります。このような場合は、当社グループの業績、財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
(知的財産権に係るもの)
当社グループは、自社製品及びサービスの開発の中で知的財産権の保護と他社の権利の侵害防止に万全な管理体制を展開していますが、当社グループの知的財産権が第三者から侵害を受け、期待した収益が得られない場合及び見解の相違等により他社の知的財産権を侵害しているとされた場合は、重要な技術が使用できない不利益に加え、賠償責任を課されるリスクや企業価値を低下させるリスク等があり、当社グループの業績、財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
(情報セキュリティに係るもの)
当社グループは、事業活動を通して、お客様や取引先の個人情報及び機密情報を入手することがあります。当社グループでは、これらの情報管理に関する管理体制と教育、システムのセキュリティ対策を展開していますが、予期せぬ事態(サイバー攻撃を含む)により情報が流出した場合、また、それを悪用された場合には、賠償責任を課されるリスクや企業価値を低下させるリスク等があり、当社グループの業績、財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
|
事業等のリスクやサステナビリティ全般に関するリスク管理に関連するもののうち、特に重要な「気候変動への取り組み」、「TCFDへの賛同」、「人権尊重」についての考え方や取り組みは、サステナビリティレポート及びYOKOGAWAレポートにその詳細を掲載しています。 サステナビリティレポート: https://www.yokogawa.co.jp/about/yokogawa/sustainability/report/ YOKOGAWAレポート : https://www.yokogawa.co.jp/about/ir/shiryo/annual-ja/
|
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
[1]業績等の概要
(1) 業績
世界は脱炭素社会の実現に向けたエネルギートランジション等、社会課題解決に向けたニーズの高まりや、デジタル技術の革新などにより劇的に変化しており、当社を取り巻く事業環境も大きく変わっています。
このような事業環境の中で、当社グループは、当連結会計年度(2024年3月期)が最終年度となる中期経営計画「Accelerate Growth 2023」に基づき、「IA2IA/Smart manufacturing の実行と存在価値の変革」、「業種対応力の強化と非業種依存のビジネス拡大」、「収益性の確保と健全な成長」、「社内オペレーション最適化とマインドセットの変革」の4つの基本戦略を中心に、成長に向けて社会共通課題解決を軸とした事業構造の確立に向け取り組みました。
この結果、当連結会計年度における当社グループの業績及びセグメント別の業績は以下のとおりとなりました。
なお、業績に関する分析については、『[3] 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 (1) 当連結会計年度の財務状況及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容』に記載のとおりです。
<連結>
売上高 5,401億52百万円 (前期比 18.3% 836億72百万円増)
営業利益 788億00百万円 (前期比 77.4% 343億91百万円増)
経常利益 840億98百万円 (前期比 73.0% 354億90百万円増)
親会社株主に帰属する当期純利益 616億85百万円 (前期比 58.5% 227億64百万円増)
<制御事業>
売上高 5,038億49百万円 (前期比 17.8% 762億79百万円増)
営業利益 716億66百万円 (前期比 74.5% 305億85百万円増)
<測定器事業>
売上高 318億17百万円 (前期比 26.9% 67億51百万円増)
営業利益 81億38百万円 (前期比 75.7% 35億06百万円増)
<新事業他>
売上高 44億85百万円 (前期比 16.7% 6億40百万円増)
営業利益 △10億04百万円 (前期比 - 2億99百万円増)
(2) キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は前連結会計年度末に比べ180億50百万円増加し、1,344億28百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益、減価償却費の計上等により、638億33百万円の収入(前期比234億10百万円の収入増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得及び無形固定資産の取得等があったものの、投資有価証券の売却収入等により、26億53百万円の収入(前期は329億39百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、コマーシャル・ペーパーの償還や自己株式の取得、配当金の支払等により、574億96百万円の支出(前期比465億63百万円の支出増)となりました。
[2]生産、受注及び販売の状況
(1) 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
|
セグメントの名称 |
金額 (百万円) |
前期比(%) |
|
|
制御事業 |
503,817 |
117.8 |
|
|
測定器事業 |
31,817 |
126.9 |
|
|
新事業他 |
3,476 |
110.3 |
|
|
合計 |
539,110 |
118.3 |
|
(注)金額は販売価格によっています。
(2) 受注状況
当連結会計年度の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
|
セグメントの名称 |
受注高(百万円) |
前期比(%) |
受注残高 (百万円) |
前期比(%) |
||
|
制御事業 |
512,436 |
105.6 |
|
393,750 |
111.3 |
|
|
測定器事業 |
25,925 |
90.6 |
|
4,161 |
45.1 |
|
|
新事業他 |
3,599 |
82.8 |
|
219 |
23.5 |
|
|
合計 |
541,961 |
104.5 |
|
398,131 |
109.4 |
|
(3) 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
|
セグメントの名称 |
金額 (百万円) |
前期比(%) |
|
|
制御事業 |
503,849 |
117.8 |
|
|
測定器事業 |
31,817 |
126.9 |
|
|
新事業他 |
4,485 |
116.7 |
|
|
合計 |
540,152 |
118.3 |
|
(注)総販売実績に対する販売割合が10%以上の相手先はありません。
[3]経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
なお、本項の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1) 当連結会計年度の財務状況及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
①当社グループの当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
なお、当項目内において「FY21」「FY22」「FY23」は、それぞれ「2021年度(2022年3月期)」「2022年度(2023年3月期)」「2023年度(2024年3月期)」の略称です。
<連結>
当連結会計年度における当社グループの業績は、受注高、売上高、営業利益ともに前期比で増加しました。
売上のベースとなる受注高については、原油・ガス価格安定を背景としたお客様の投資意欲が堅調であったことや為替の変動影響があったことなどから、前期比で235億72百万円増(+4.5%)の5,419億61百万円となり、為替の変動影響を除くと前期比で約48億円増(+0.9%)となりました。売上高は、前期比で836億72百万円増(+18.3%)の5,401億52百万円となり、為替の変動影響を除くと前期比で約651億円増(+14.3%)となりました。営業利益は、販管費増加の影響を受けながらも主に売上高の増加に伴う粗利増加や為替の変動影響により、前期比で343億91百万円増(+77.4%)の788億0百万円となり、為替の変動影響を除くと前期比で約297億円増(+66.8%)となりました。また、経常利益は前期比で354億90百万円増(+73.0%)の840億98百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比で227億64百万円増(+58.5%)の616億85百万円となりました。
また、セグメント別の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容については、次のとおりです。
<制御事業>
制御事業の受注高は、原油・ガス価格安定を背景としたお客様の投資意欲が堅調であったことや為替の変動影響等により、前期比で269億95百万円増の5,124億36百万円(為替の変動影響を除いて約94億円増)となり、売上高は、主に生産部品及びプロジェクト調達品の調達環境の改善や値上げ施策の効果、COVID-19後に受注した大型案件の売上高への計上、為替の変動影響により前期比で762億79百万円増の5,038億49百万円(為替の変動影響を除いて約592億円増)となりました。営業利益は、前期比で305億85百万円増の716億66百万円(為替の変動影響を除いて約268億円増)となりました。
制御事業の地域別の受注高は、大半の地域が前期比で増加しました。特に、中東・アフリカ、インドが好調に推移しました。
制御事業の業種別の受注高・売上高は、エネルギー&サステナビリティ、マテリアル、ライフのサブセグメントで示しています。
エネルギー&サステナビリティ事業については、受注高は前期比で236億94百万円増(+10.6%)、為替の変動影響を除いて約6.3%増となりました。主にUpstream、Downstreamが伸長しました。売上高は、前期比で466億33百万円増(+24.0%)、為替の変動影響を除いて約19.5%増となりました。
マテリアル事業については、受注高は前期比で21億18百万円減(△1.0%)、為替の変動影響を除いて約4.3%減となりました。売上高は前期比で260億23百万円増(+14.6%)、為替の変動影響を除いて約10.7%増となりました。
ライフ事業については、受注高は前期比で54億18百万円増(+9.2%)、為替の変動影響を除いて約6.4%増となりました。売上高は前期比で36億23百万円増(+6.6%)、為替の変動影響を除いて約3.9%増となりました。
<測定器事業>
測定器事業は、主に生産部品の調達環境の改善などにより受注残の消化が進み、売上高は前期比で67億51百万円増加の318億17百万円となり、営業利益は前期比で35億6百万円増加の81億38百万円となりました。
<新事業他>
新事業他は、売上高は前期比で6億40百万円増加の44億85百万円となり、営業損失は前期比で2億99百万円損失が減少し10億4百万円の損失となりました。
セグメント別(制御事業・測定器事業・新事業他)の受注高・売上高・営業利益(前期比)は以下のとおりです。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
<当社グループの資本の財源及び資金の流動性>
a. 資金調達、流動性管理
当社グループは、成長性戦略投資の実行と安定的な事業運営を行うため、資本効率を高めつつ、事業運営に必要な流動性と多様な調達手段を確保することとしています。事業を行う上で必要となる運転資金や成長のための戦略投資資金を、営業キャッシュ・フローを主とした内部資金だけでなく、金融機関からの借入などの外部資金を有効に活用しています。資金調達にあたっては、安全性、資金効率化及び調達コストの抑制を図ることを基本方針としながら複数の金融機関とコミットメントライン契約を締結しており、十分な流動性を確保していると考えています。
b. 資産、負債、純資産
当連結会計年度末の総資産は、売掛金及び契約資産や現金及び預金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ542億29百万円増加し6,728億66百万円となりました。また、負債合計は、契約負債や未払法人税等が増加した一方で、コマーシャル・ペーパーが減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ37億7百万円減少し2,281億3百万円となりました。純資産は、自己株式の取得により減少した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益の計上や為替換算調整勘定の増加等により、前連結会計年度末に比べ579億37百万円増加し4,447億63百万円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ3.5ポイント増加し、64.9%となりました。
※本資料では企業連結に係る暫定的な会計処理の確定に伴う過年度遡及修正を反映していません。
<キャッシュ・フロー>
現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は前連結会計年度末に比べ180億50百万円増加し、1,344億28百万円となりました。
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益、減価償却費の計上等により、638億33百万円の収入(前期比234億10百万円の収入増)となりました。
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得及び無形固定資産の取得等があったものの、投資有価証券の売却収入等により、26億53百万円の収入(前年同期は329億39百万円の支出)となりました。
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、コマーシャル・ペーパーの償還や自己株式の取得、配当金の支払等により、574億96百万円の支出(前期比465億63百万円の支出増)となりました。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されています。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者は会計方針の選択・適用、また、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としています。これらの見積りについては過去の実績等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
なお、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、『第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)』に記載のとおりです。
5【経営上の重要な契約等】
当連結会計年度において、経営上の重要な契約等はありません。
6【研究開発活動】
(1) 研究開発の目的
当社グループは、「YOKOGAWAは計測と制御と情報により持続可能な社会の実現に貢献する YOKOGAWA人は良き市民であり勇気を持った開拓者であれ」という企業理念に基づき、絶え間なく研究開発活動を行い、最先端技術を創出してまいります。
(2) 研究開発の体制
当社グループの研究開発には、お客様の動向と現状認識を踏まえて、業種別セグメントで迅速に解決する製品開発・先行開発活動と、お客様やパートナーとの共創を通じて、未来を見据えた新しい価値をいち早く提供することに挑戦するイノベーション活動があり、前者を主に事業部が、後者を主にイノベーションセンターが担当しています。
イノベーションセンターは以下の2つのミッションに基づき活動しています。
1. お客様を含めた社内外と複数の組織をお互いに絡めあい(共創して)お客様の価値創造に貢献します。
2. イノベーションシナリオを策定し、それらを研究開発活動へ反映することで将来のビジネスを育成するとともに事業インキュベーションを行います。
当連結会計年度における研究開発費の総額(基礎研究である先端技術開発向け研究開発費を含んでいます)は324億35百万円となっています。なお、当連結会計年度におけるセグメント別の研究開発の状況及び研究開発費の金額は次のとおりです。
|
セグメントの名称 |
当連結会計年度 (百万円) |
|
制御事業 |
29,022 |
|
測定器事業 |
2,724 |
|
新事業他 |
688 |
|
合計 |
32,435 |
(3) 制御事業
プラント、工場などの生産設備の制御・運転監視を行う分散形生産制御システム、生産現場に配置される流量計、差圧・圧力伝送器、プロセス分析計などのフィールド機器、共焦点スキャナ、創薬支援装置、各種ソフトウエアなど、総合的なソリューションに関する研究開発を行っています。
制御事業における当連結会計年度の主な成果は以下のとおりです。
・実験データと研究リソースのクラウド上での統合管理を実現する「OpreX Informatics Manager」を開発・発売
・OpreX Control and Safety Systemのラインアップである「Collaborative Information Server(統合情報サーバ)」を機能強化
・アクショナブル意思決定支援システムを開発し「OpreX Digital Plant Operation Intelligence(モノづくり変革ソリューション)」を機能強化
・プラントデータ変換プラットフォームOpreX Data Model Brokerを機能強化
・耐環境性と広域使用に優れた産業用IoT向け無線ソリューションSushi Sensorの新ラインアップとして無線スチームトラップ監視デバイスを発売
・横河電機とNTTコミュニケーションズ、製造業界のDXを支援する「共同利用型OTクラウドサービス」の第一弾として、「CIMVisionPharms」のクラウド版を販売開始
・CellVoyager High-Content Analysis System CQ3000を開発
・プロセス製造業の脱炭素経営を支援するOpreX Carbon Footprint Tracerサービスを発売
(4) 測定器事業
波形測定器、光通信関連測定器、信号発生器、電力・温度・圧力測定器等、先端産業に不可欠なマザーツール
として、お客様の新製品の開発・生産をサポートする電子計測器を研究開発しています。
測定器事業における当連結会計年度の主な成果は以下のとおりです。
・高性能光スペクトラムアナライザ「AQ6370E」発売
・可視・近赤外用高性能光スペクトラムアナライザ「AQ6373E」および「AQ6374E」発売
・高分解能オシロスコープ「DLM5000HD」シリーズを開発・発売
第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
当社グループは、生産設備の省力化、合理化及び製品の信頼性向上のための設備投資等を継続的に実施しています。当連結会計年度の設備投資の内訳は次のとおりです。なお、設備投資の金額には、有形固定資産のほか無形固定資産(のれん等を除く)を含めています。
|
セグメントの名称 |
当連結会計年度 |
前期比 |
|
|
(百万円) |
(%) |
|
制御事業 |
26,320 |
125.4 |
|
測定器事業 |
967 |
97.1 |
|
新事業他 |
72 |
38.2 |
|
合計 |
27,360 |
123.4 |
なお、当連結会計年度において重要な設備の除却、売却等はありません。
2【主要な設備の状況】
当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりです。
(1)提出会社
|
(2024年3月31日現在) |
|
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (人) |
||||
|
建物 及び構築物 |
機械装置 及び運搬具 |
土地 (面積㎡) |
その他 |
合計 |
||||
|
本社 (東京都武蔵野市) (注)2 |
制御事業 測定器事業
|
制御、計測機器等の研究開発・製造・販売設備他 |
10,900 |
249 |
878 (17,484) [37,353] |
2,372 |
14,399 |
2,120 |
|
金沢事業所 (石川県金沢市) (注)3 |
制御事業 |
ライフサイエンスビジネスの研究開発・製造・サービス設備 |
1,161 |
6 |
825 (42,657) |
565 |
2,557 |
76 |
(2)国内子会社
|
(2024年3月31日現在) |
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数(人) |
||||
|
建物 及び構築物 |
機械装置 及び運搬具 |
土地 (面積㎡) |
その他 |
合計 |
|||||
|
横河マニュファクチャリング㈱ |
甲府事業所 (山梨県 甲府市) (注)4 |
制御事業 測定器事業 |
制御、計測機器製造設備 |
4,388 |
2,150 |
718 (118,893) [3,189] |
1,373 |
8,629 |
828 |
|
小峰事業所 (東京都 あきる野市) (注)5 |
制御事業 |
制御機器製造設備 |
2,211 |
77 |
1,176 (40,065) |
122 |
3,586 |
183 |
|
(3)在外子会社
|
(2024年3月31日現在) |
|
会社名 |
所在地 |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 (人) |
|||||
|
建物 及び構築物 |
機械装置 及び運搬具 |
土地 (面積㎡) |
使用権資産 |
その他 |
合計 |
|||||
|
Yokogawa Europe B.V. |
オランダ |
制御事業 測定器事業 |
制御、計測機器販売・エンジニアリング設備 |
3,678 |
- |
1,337 (30,445) |
67 |
59 |
5,143 |
151 |
|
Yokogawa Corporation of America |
米国 |
制御事業 測定器事業 |
制御機器製造・販売・エンジニアリング設備 |
1,892 |
189 |
425 (203,342) |
42 |
298 |
2,848 |
594 |
|
横河電機 (蘇州) 有限公司 |
中国 |
制御事業 |
制御機器製造設備 |
1,340 |
2,053 |
- |
- |
541 |
3,934 |
570 |
|
Yokogawa Engineering Asia Pte. Ltd. |
シンガポール |
制御事業 測定器事業 |
制御、計測機器販売・エンジニアリング設備 |
1,843 |
1 |
- |
67 |
73 |
1,986 |
435 |
|
Yokogawa Electric Asia Pte. Ltd. |
シンガポール |
制御事業 新事業他 |
制御、計測機器、新事業他製造設備 |
1,802 |
186 |
- |
41 |
88 |
2,118 |
211 |
|
韓国横河電機(株) |
韓国 |
制御事業 測定器事業 |
制御、計測機器販売・エンジニアリング設備 |
945 |
9 |
714 (5,954) |
29 |
99 |
1,799 |
315 |
|
Yokogawa Saudi Arabia Company L.L.C. |
サウジアラビア |
制御事業 |
制御機器販売・エンジニアリング設備 |
1,648 |
61 |
- |
365 |
178 |
2,254 |
202 |
|
Rota Yokogawa GmbH & Co. KG |
ドイツ |
制御事業 |
制御機器製造設備 |
645 |
591 |
2 (18,797) |
- |
343 |
1,583 |
223 |
|
Yokogawa Australia Pty. Ltd. |
オーストラリア |
制御事業 |
制御機器販売・エンジニアリング設備 |
165 |
4 |
- |
1,079 |
111 |
1,361 |
247 |
|
重慶横河川儀有限公司 |
中国 |
制御事業 |
制御機器販売・エンジニアリング設備 |
6 |
1,176 |
- |
425 |
117 |
1,726 |
473 |
|
Yokogawa India Limited |
インド |
制御事業 |
制御機器販売・エンジニアリング設備 |
947 |
369 |
26 (22,986) |
556 |
311 |
2,211 |
1,844 |
(注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品並びに建設仮勘定の合計です。
2.連結会社以外から土地の一部を賃借しています。年間賃借料は302百万円です。賃借している土地の面積については[ ]で外書きをしています。また、連結会社以外から、工具、器具及び備品の一部を賃借しています。年間賃借料は、188百万円です。
3.連結子会社である横河マニュファクチャリング㈱から賃借している機械装置及び運搬具0百万円、その他7百万円及び横河マニュファクチャリング㈱から出向している従業員数を含んでいます。
4.提出会社から賃借している建物及び構築物4,233百万円、機械装置及び運搬具14百万円、土地698百万円(116,874㎡)、その他137百万円を含んでいます。また、連結会社以外から土地の一部を賃借しています。年間賃借料は6百万円です。賃借している土地の面積については[ ]で外書きをしています。
5.提出会社から賃借している建物及び構築物2,182百万円、機械装置及び運搬具0百万円、土地1,176百万円(40,065㎡)、その他13百万円を含んでいます。
3【設備の新設、除却等の計画】
当社グループの設備投資につきましては、今後の生産計画、需給予測、利益に対する投資割合等を総合的に勘案して計画しています。設備投資計画は、原則的に当グループ各社が個別に策定していますが、グループ全体で重複投資にならないよう当社経営支援・責任部署が調整を図っています。
(1) 重要な設備の新設等
重要な設備の新設等の計画はありません。
(2) 重要な設備の除却等
経常的な設備の更新のための除却を除き、重要な設備の除却等の計画はありません。
第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
|
種類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普通株式 |
600,000,000 |
|
計 |
600,000,000 |
②【発行済株式】
|
種類 |
事業年度末現在発行数(株) (2024年3月31日) |
提出日現在発行数(株) (2024年6月18日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
|
普通株式 |
268,624,510 |
268,624,510 |
東京証券取引所 プライム市場 |
単元株式数 100株 |
|
計 |
268,624,510 |
268,624,510 |
- |
- |
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
|
年月日 |
発行済株式 総数増減数 (千株) |
発行済株式 総数残高 (千株) |
資本金増減額(百万円) |
資本金残高(百万円) |
資本準備金 (百万円) |
資本準備金 |
|
2011年8月10日 |
- |
268,624 |
- |
43,401 |
△10,000 |
36,350 |
(注)2011年6月24日開催の定時株主総会決議に基づき、資本準備金を10,000百万円減少し、その他資本剰余金へ
振替えています。
(5)【所有者別状況】
|
|
|
|
|
|
|
|
2024年3月31日現在 |
||
|
区分 |
株式の状況(1単元の株式数100株) |
単元未満 株式の状況 (株) |
|||||||
|
政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の 法人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
|
株主数(人) |
- |
49 |
34 |
169 |
716 |
24 |
10,640 |
11,632 |
- |
|
所有株式数(単元) |
- |
1,136,786 |
51,028 |
86,057 |
1,130,053 |
402 |
280,365 |
2,684,691 |
155,410 |
|
所有株式数の割合(%) |
- |
42.34 |
1.90 |
3.21 |
42.09 |
0.01 |
10.44 |
100.00 |
- |
(注)自己株式8,473,826株は「個人その他」に84,738単元及び「単元未満株式の状況」に26株を含めて記載しています。
(6)【大株主の状況】
|
|
|
2024年3月31日現在 |
|
|
氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (千株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) |
東京都港区赤坂1丁目8番1号赤坂インターシティAIR |
51,680 |
19.87 |
|
株式会社日本カストディ銀行(信託口) |
東京都中央区晴海1丁目8-12 |
18,160 |
6.98 |
|
第一生命保険株式会社 |
東京都千代田区有楽町1丁目13-1 |
15,697 |
6.03 |
|
日本生命保険相互会社 |
東京都千代田区丸の内1丁目6番6号日本生命証券管理部内 |
13,484 |
5.18 |
|
ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) |
P.O. BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U.S.A. (東京都港区港南2丁目15-1品川インターシティA棟) |
6,272 |
2.41 |
|
みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行 |
東京都中央区晴海1丁目8番12号 |
6,141 |
2.36 |
|
ビ-エヌワイエム アズ エ-ジ-テイ クライアンツ 10 パ-セント (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) |
240 GREENWICH STREET, NEW YORK, NEW YORK 10286 U.S.A. (東京都千代田区丸の内2丁目7-1決済事業部) |
5,951 |
2.29 |
|
ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505038 (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部) |
HAMGATAN 12, S-10371 STOCKHOLM SWEDEN (東京都中央区日本橋3丁目11-1) |
5,482 |
2.11 |
|
ステート ストリート バンク ウェスト クライアント トリーティー 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) |
1776 HERITAGE DRIVE, NORTH QUINCY, MA 02171,U.S.A. (東京都港区港南2丁目15-1品川インターシティA棟) |
4,887 |
1.88 |
|
横河電機持株会 |
東京都武蔵野市中町2丁目9-32 |
4,645 |
1.79 |
|
計 |
- |
132,404 |
50.90 |
(注)1.当社は自己株式 8,473千株(発行済株式総数に対する所有株式数の割合3.15%)を有しています。
2.日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)、株式会社日本カストディ銀行(信託口)の所有株式は、信託業務に係る
株式です。
3.みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行の所有株式は、株式会社みずほ
銀行が退職給付信託の信託財産に拠出したものであり、同行が議決権行使の指図を留保しています。
4.下記のとおり大量保有報告書及び大量保有報告書の変更報告書が公衆の縦覧に供されておりますが、当社として2024年3月31日現在
における実質所有状況が確認できないため、上記大株主の状況には含めておりません。
|
氏名又は名称 |
住所 |
提出日 |
保有株券等の数 |
株券等保有割合(%) |
|
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 他1社 |
東京都港区芝公園一丁目1番1号 |
2019年 8月21日 |
16,537 |
6.16 |
|
野村證券株式会社 他1社 |
東京都中央区日本橋一丁目9番1号 |
2020年 7月20日 |
17,287 |
6.44 |
|
株式会社みずほ銀行 他1社 |
東京都千代田区大手町一丁目5番5号 |
2021年 12月7日 |
13,913 |
5.18 |
|
マサチューセッツ・ファイナンシャル・サービセズ・カンパニー 他1社 |
アメリカ合衆国02199、マサチューセッツ州、ボストン、ハンティントンアベニュー111 |
2022年 2月21日 |
10,737 |
4.00 |
|
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 3社 |
東京都千代田区丸の内二丁目7番1号 |
2022年 6月20日 |
11,117 |
4.14 |
|
フィデリティ投信株式会社 |
東京都港区六本木七丁目7番7号 |
2022年 10月21日 |
10,345 |
3.85 |
|
インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 |
東京都港区六本木六丁目10番1号 |
2023年 6月21日 |
11,819 |
4.40 |
|
ブラックロック・ジャパン株式会社 他8社 |
東京都千代田区丸の内一丁目8番3号 |
2023年 12月5日 |
19,872 |
7.40 |
(7)【議決権の状況】
①【発行済株式】
|
|
|
|
|
2024年3月31日現在 |
|
区分 |
株式数(株) |
議決権の数(個) |
内容 |
|
|
無議決権株式 |
|
- |
- |
- |
|
議決権制限株式(自己株式等) |
|
- |
- |
- |
|
議決権制限株式(その他) |
|
- |
- |
- |
|
完全議決権株式(自己株式等) |
普通株式 |
8,473,800 |
- |
- |
|
完全議決権株式(その他) |
普通株式 |
259,995,300 |
2,599,953 |
- |
|
単元未満株式 |
普通株式 |
155,410 |
- |
- |
|
発行済株式総数 |
|
268,624,510 |
- |
- |
|
総株主の議決権 |
|
- |
2,599,953 |
- |
②【自己株式等】
|
|
|
|
|
2024年3月31日現在 |
|
|
所有者の氏名 又は名称 |
所有者の住所 |
自己名義所有 株式数(株) |
他人名義所有 株式数(株) |
所有株式数の 合計(株) |
発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
|
横河電機株式会社 |
東京都武蔵野市 中町二丁目9-32 |
8,473,800 |
- |
8,473,800 |
3.15 |
|
計 |
- |
8,473,800 |
- |
8,473,800 |
3.15 |
2【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】
会社法第155条第3号に該当する普通株式の取得及び会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得
(1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】
|
区分 |
株式数(株) |
価額の総額(円) |
|
取締役会(2023年5月9日)での決議状況 (取得期間2023年5月22日~2023年12月29日) |
16,000,000 |
20,000,000,000 |
|
当事業年度前における取得自己株式 |
- |
- |
|
当事業年度における取得自己株式 |
6,776,300 |
17,941,321,200 |
|
残存決議株式の総数及び価額の総額 |
9,223,700 |
2,058,678,800 |
|
当事業年度の末日現在の未行使割合(%) |
57.6 |
10.3 |
|
当期間における取得自己株式 |
- |
- |
|
提出日現在の未行使割合(%) |
57.6 |
10.3 |
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
|
区分 |
株式数(株) |
価額の総額(円) |
|
当事業年度における取得自己株式 |
2,093 |
5,944,284 |
|
当期間における取得自己株式 |
124 |
430,352 |
(注)1.当事業年度における取得自己株式は、単元未満株式の買取によるものです。
2.当期間における取得自己株式には、2024年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の
買取による株式は含まれておりません。
(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
|
区分 |
当事業年度 |
当期間 |
||
|
株式数(株) |
処分価額の総額(円) |
株式数(株) |
処分価額の総額(円) |
|
|
引き受ける者の募集を行った取得自己 株式 |
- |
- |
- |
- |
|
消却の処分を行った取得自己株式 |
- |
- |
- |
- |
|
合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式 |
- |
- |
- |
- |
|
そ の 他 ( - ) |
- |
- |
- |
- |
|
保有自己株式数 |
8,473,826 |
- |
8,473,950 |
- |
(注)1.当期間における処理自己株式には、2024年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の
売渡による株式は含まれておりません。
2.当期間における保有自己株式数には、2024年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取及び売渡による株式は含まれておりません。
3【配当政策】
当社は、株主の皆様に対する利益還元は経営の最重要施策の一つと認識し、利益成長を通じて安定的・継続的な増配を目指します。具体的には、業績及び中長期的な株主価値の最大化に向けた投資資金の確保、成長投資を支える財務基盤の維持を総合的に勘案しながら、連結配当性向30%を上回る配当水準の確保に努めます。また、一時的な要因で業績が悪化した場合においても、株主資本配当率を踏まえた安定的な配当の維持を図ります。
その上で、自己株式の取得による追加的な株主還元について、成長投資の機会、財務状況、株価水準等を踏まえながら柔軟に検討します。
当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会です。
また、中間配当は、取締役会の決議により、毎年9月30日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主に対して、会社法第454条第5項に定める金銭による剰余金の配当を支払うことができる旨を定款に定めています。
当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりです。
|
決議年月日 |
配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額 (円) |
|
2023年11月7日 |
4,445 |
17.00 |
|
取締役会決議 |
||
|
2024年6月18日 |
5,983 |
23.00 |
|
定時株主総会決議 |
4【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】
① コーポレートガバナンスの基本的な考え方
当社グループは、グループ全体に適用される企業理念とYOKOGAWAグループ企業行動規範を定め、すべてのステークホルダーとの適切な関係を保ち、会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に努めます。また、「企業は社会の公器である」との考えのもと、健全で持続的な成長により、株主、お客様、取引先、社会、社員等すべてのステークホルダーからの信頼に応えていくことを企業経営の基本的使命と位置付けます。さらに、環境や社会に関わる課題の解決そのものが当社グループの存在意義であると考え、「測る力とつなぐ力で、地球の未来に責任を果たす。」というYokogawa’s Purposeを定め、企業トップ自らが強い信念を持ち、リーダーシップを発揮してサステナビリティに配慮した経営を進めていきます。
当社グループは、会社が健全かつ持続的に成長し、企業価値の最大化を実現するためには、コンプライアンスの徹底、リスクの適切な管理、株主をはじめとするステークホルダーとの建設的な対話のための情報開示等が重要と考えます。当社グループは、こうした考え方からコーポレートガバナンスの継続的な充実に取り組む基本方針として「YOKOGAWA コーポレートガバナンス・ガイドライン」を制定しています。
(当社HP https://www.yokogawa.co.jp/cp/corporate/pdf/cg_guidelines.pdfにて開示しています。)
② コーポレートガバナンス体制の概要
当社は、2024年6月18日開催の第148回定時株主総会における定款一部変更の承認をもって、指名委員会等設置会社に移行しました。
当社は、経営の監督と業務執行を明確に分離することで、経営の透明性と公正性を担保しながら、取締役会の監督機能の強化ならびに執行役の権限・責任の明確化による業務執行および意思決定の質の向上とスピードアップを図り、当社グループの持続的成長と中長期的な企業価値の向上を実現することを目的として、会社法上の機関設計は、指名委員会等設置会社を採用します。
<コーポレートガバナンス体制の概略図>
[監督機能]
<取締役会>
取締役の人数は定款の定めにより15名以下とし、その過半数は、独立社外取締役とします。また、執行役を兼任する取締役は、最小限の人数とします。なお、株主の信任に裏付けられた経営を実践するため、取締役の任期を1年とします。
取締役会は、その役割・責務を実効的に果たすための知識・経験・能力を全体としてバランス良く備え、ジェンダー、国際性、社内外での経歴、年齢等を含む多様性と適正規模を両立させる形で構成します。
現在の取締役会は、独立社外取締役8名を含む11名で構成されています。
取締役会は、株主からの委託を受け、当社グループの持続的成長と中長期的な企業価値の向上を目指します。その実現に向け、サステナビリティへの取組みを重要な経営課題と位置づけ、収益力および資本効率の改善を図るとともに、企業戦略等の大きな方向性を示します。経営判断と業務執行の迅速化のため、業務執行の意思決定については執行役に大幅に権限委譲し、執行役による職務執行の監督を行うとともに、業務執行における内部統制システムの基本方針を定め、その体制構築・運用について監視・監督します。
取締役会議長は、執行と監督の分離を図るため、原則として独立社外取締役が務め、取締役会が各メンバーの知見・経験に基づいた自由闊達でオープンかつ建設的な議論を交わすことができる場になるような議題設定と議事進行に努めています。
また、取締役会は、毎年、各取締役の評価に基づき取締役会の強みと実効性をさらに高めるための課題を明らかにし、当該課題に取り組むうえで重視すべき点を明確にするために分析・評価を行い、コーポレートガバナンスの充実に努めるとともに、その結果の概要を適時適切に開示します。なお、当該分析・評価およびそれらによる課題解決の支援を受けるため、第三者評価機関を適宜活用します。
■当事業年度における取締役会の活動状況
当事業年度(2023年度)は、監査役会設置会社として取締役会を14回開催し、取締役(社外取締役含む)の出席率は100%、監査役(社外監査役含む)の出席率は100%でした。
2023年度においては、取締役会では以下の事項について重点的に審議を行いました。
・中長期での成長戦略と重要な経営課題
取締役会は、前事業年度に実施した取締役会評価結果を踏まえて、最終年度を迎えた中期経営計画AG2023の達成度状況と継続して取り組む課題の確認および次期中期経営計画の策定を含む中長期での成長戦略と重要な経営課題に関する議題を重点的に設定し、審議を行いました。また、中長期での全社の収益性向上への取り組み、人的資本経営への取り組み、経営基盤の変革プロジェクトの進捗と成果について審議するとともに、今後の取り組み課題について議論しました。
・サステナビリティ
サステナビリティ戦略が当社の中長期での企業価値向上に直結する重要テーマであるとの認識のもと、2022年に経営会議の諮問機関として設置されたサステナビリティ委員会から、2030年に目指すサステナビリティ指標・目標の設定方針、マテリアリティ分析の再実施に基づく当社グループの貢献分野、社会・環境への貢献と自社成長戦略の一体化ストーリーの策定、人的資本経営、社内外とのコミュニケーションやサステナビリティに関する情報開示などの活動内容について報告を受け、取り組み状況を確認しました。
・ガバナンスのあり方
当社グループの企業価値向上に向けて、取締役会が監督機能をより発揮し、変革に向けた経営陣によるリスクテイクの後押しや経営スピードの向上のための最適な意思決定プロセスや機関設計などについて審議した結果、指名委員会等設置会社への移行を定時株主総会に諮ることを決定しました。また、リスク管理、内部監査、指名諮問委員会・報酬諮問委員会の活動状況についての取締役会での情報共有の強化を図りました。
<法定3委員会>
(指名委員会)
指名委員会は、取締役および執行役に求める人財像(資質、実績等)やその選定プロセスが、当社グループの継続的発展およびコーポレートガバナンス上、すべてのステークホルダーの視点で最適なものとなるよう、選再任・解任基準とその選定手続を定め、当該基準や手続に基づき、審議を行います。指名委員会では、以下に掲げる事項の決定を行います。
(1) 株主総会に提出する取締役の選任および解任に関する議案の決定
(2) 代表執行役および執行役の選任および解任または解職に関して取締役会において審議する議案の内容
(3) 前各号を委員会において決議するために必要な基本方針、規則ならびに手続等の制定、変更および廃止
(4) その他、第(1)号および第(2)号の候補者の選任および解任または解職に関して、委員会が必要と認めた事項
指名委員会は、取締役会が選定した3名以上の取締役により構成し、その過半数を独立社外取締役とします。なお、委員長は独立社外取締役が務めるものとします。現在は4名の独立社外取締役と1名の取締役の5名で構成され、浦野 邦子 社外取締役が委員長を務めています。独立社外取締役が指名委員会の委員長を務めることで、客観性・透明性がより確保されています。
〔指名委員会構成員の氏名等〕(提出日現在)
内田 章 社外取締役
浦野 邦子 社外取締役(委員長)
平野 拓也 社外取締役
五嶋 祐治朗 社外取締役
奈良 寿 取締役 代表執行役社長
■当事業年度における指名委員会の活動状況
当事業年度(2023年度)は、監査役会設置会社として指名諮問委員会(取締役会の任意の諮問機関)を14回開催し、取締役会のあり方や今後目指すべき方向性と取締役会構成、最適な意思決定プロセスや機関設計などについて議論するとともに、代表取締役社長の評価および再任、2024年度の執行役員体制および2024年6月の定時株主総会に提案する取締役候補者の答申案、指名委員会等設置会社への移行後の取締役会に提案する法定3委員会の委員および委員長の候補者、ならびに執行役の候補者について審議しました。また、CEOサクセッションプランの実行状況の確認と今後の育成計画等について議論しました。出席率は99%でした。
(報酬委員会)
報酬委員会は、取締役及び執行役の報酬制度と報酬が当社グループの発展のために適切な挑戦を促し、優秀な人財を採用・維持し、すべてのステークホルダーの視点で適切なものとなるよう定められた基準、手続に基づき審議を行い、決定します。報酬委員会では、以下に掲げる事項の決定を行います。
(1) 取締役及び執行役の報酬等の内容に係る決定に関する方針
(2) 取締役および執行役の個人別の報酬等の内容および基準
(3) 前各号を報酬委員会において決議するために必要な基本方針、規則ならびに手続等の制定、変更および廃止
(4) その他、前各号について報酬委員会が必要と認めた事項
報酬委員会は、取締役会が選定した3名以上の取締役により構成し、その過半数を独立社外取締役とします。なお、委員長は独立社外取締役が務めるものとします。現在は4名の独立社外取締役で構成され、平野 拓也 社外取締役が委員長を務めています。独立社外取締役が報酬委員会の委員長を務めることで、客観性・透明性がより確保されています。
〔報酬委員会構成員の氏名等〕(提出日現在)
内田 章 社外取締役
浦野 邦子 社外取締役
平野 拓也 社外取締役(委員長)
五嶋 祐治朗 社外取締役
■当事業年度における報酬委員会の活動状況
当事業年度(2023年度)は、監査役会設置会社として報酬諮問委員会(取締役会の任意の諮問機関)を8回開催し、2023年7月支給の業績連動報酬額や2024年7月支給の業績連動報酬の業績指標と算定式の決定、現在の役員報酬水準の妥当性を検証するためのベンチマーク企業との比較による役員報酬水準の確認と、その結果を受けた固定報酬と業績連動報酬の基準額の見直し、中長期インセンティブ報酬としての株式報酬制度のあり方等を審議しました。出席率は98%でした。
(監査委員会)
監査委員会は、取締役および執行役の職務執行の監査と監査報告の作成、会計監査人の選解任に関する議案の決定等、法令に定められた職務を担います。取締役の視点から、付加価値の高い監査、妥当性監査を行うことを主とします。
監査委員会は、取締役会が選定した3名以上の執行役を兼任しない取締役により構成し、その過半数を独立社外取締役とします。なお、委員長は、独立社外取締役が務めるものとします。また、特に財務・会計に関して十分な知見を有する者を監査委員として1名以上選任することとしています。現在は4名の独立社外取締役と1名の取締役の5名で構成され、丸山 寿 社外取締役が委員長を務めています。独立社外取締役が監査委員会の委員長を務めることで、客観性・透明性がより確保されています。
〔監査委員会構成員の氏名等〕(提出日現在)
高山 靖子 社外取締役
大澤 真※ 社外取締役
小野 傑 社外取締役
丸山 寿 社外取締役(委員長)
吉川 光 取締役 (常勤監査委員)
※ 大澤 真氏は、日本銀行、プライスウォーターハウスクーパース及び株式会社フィーモにおいて、長年にわたり金融機関の審査、事業会社の再生・経営改善指導、後継経営者に対する指導を行った実績があり、財務・会計に関して十分な知見を有するものに該当します。
■当事業年度における監査委員会の活動状況
当事業年度(2023年度)は、監査役会設置会社として監査役会を16回開催し、監査役(社外監査役含む)の出席率は100%でした。
その他当事業年度の監査の状況については、第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (3)監査の状況 に記載のとおりです。
<取締役会と法定3委員会への支援体制>
当社は、取締役会、指名委員会、報酬委員会及び監査委員会における審議の活性化、運営の効率化、円滑化を図るべく、独立社外取締役を含む取締役がその職務を適切に遂行することができるよう、適切な人員および必要な予算を付与された事務局をそれぞれに設置するなど支援体制を整備します。
[執行機能]
<執行役>
執行役は、当社グループの持続的成長と中長期的な企業価値の向上を目指し、適切な統制のもとスピード感と機動性のある経営を実現するため、取締役会の決議によって委任を受けた当社グループにかかる業務の執行の決定を行い、業務を執行します。現在は24名の執行役が業務を執行しています。
執行役の氏名等は、第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等(2)役員の状況 ①役員一覧 b.執行役の状況 に記載のとおりです。
③ 企業統治の体制を採用する理由
当社グループは、「① コーポレートガバナンスの基本的な考え方」に基づき、企業統治の体制として指名委員会等設置会社を採用しています。監督機能を担う取締役会は、中長期の事業方針の決定とそれに基づく業務執行の監督、助言等に集中することで、変化の激しい環境下で迅速な対応が求められる執行の取り組みを促すことができると考えています。また、法定の3委員会を通じて執行役の任免・報酬の決定および業務執行の監査を行うことで、これまで以上に監督機能を強化できるものと考えています。一方、業務執行を担当する執行役は、個別の事業および業務執行に関する意思決定を担い、結果責任を負う体制とするとともに、執行役が取締役と同じ会社法上の地位であることを認識したうえで、取締役会との間で適切な緊張関係・信頼関係を構築していきます。監督と業務執行それぞれの役割を果たすことにより、連携・協力して業務執行・意思決定の品質およびスピードを強化し、中長期的な企業価値の向上を目指すことができるため、現在の体制を採用しています。
④ 内部統制システムの整備の状況
当社は、会社法及び会社法施行規則に基づき、執行役の職務の執行が法令・定款に適合することを確保するための体制その他株式会社の業務並びに当該株式会社及びその子会社から成る企業集団の業務の適正を確保するために必要なものとして定める体制として、以下のとおり、「YOKOGAWAグループ内部統制システム」を整備しています。
「YOKOGAWAグループ内部統制システム」の基本方針(2024年6月18日 取締役会決議)
1.当社の執行役及び子会社の取締役等の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
・コンプライアンスの基本原則を『YOKOGAWAグループ行動規範』として、当社の執行役並びにグループ各社の取締役及びこれに相当する者(以下「取締役等」という)は、これを率先し、企業倫理の遵守と浸透にあたる。
・グループを横断するコンプライアンス体制の整備及び問題点の把握・対処のために、企業倫理担当部署を設置する。
・執行役は、『意思決定管理規程』に基づいて適切に意思決定を行う。取締役会は、執行役の意思決定及び業務執行を適切に監督する。監査委員会は、執行役の職務の執行に対して、『監査委員会監査基準』及び『内部統制システムに係る監査委員会監査の実施基準』に基づく監査を実施する。
・グループ各社の取締役会及びこれに相当する意思決定機関における意思決定は、当社の規程に準じてグループ各社において策定された規程に基づき行う。当社の監査委員会は、グループ各社に対して必要な調査を行う。
2.当社の執行役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
・『伝達ならびに文書管理規程』及び『文書管理規則』を定め、議事録及び保存すべき情報に関するルールと管理体制を整備する。
・『グループ情報セキュリティマネジメント規程』及び『インサイダー取引防止に関する規程』を定め、情報の機密性の区分に関するルールと管理体制を整備する。また、グループで業務に従事する者に対して、秘密保持に関する誓約を求める。
3.当社及び子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制
・グループのリスク管理に関する基本的事項を定め、その活動を円滑かつ効果的に推進することを目的に『リスク管理規程』を定める。同規程に基づき、リスク管理委員会が、グループとして重点的に管理すべき重大なリスクを選定するとともに、そのモニタリング方法を決定し、取締役会等に報告する。代表執行役社長は、リスク管理委員長としてリスク管理の統括責任を負う。
・グループの各組織は、リスクを洗い出し、評価するとともに対応策を立案・実行する。内部監査担当部署は、グループのリスク管理プロセスの有効性を評価し、重要な事項は監査委員会及び取締役会に報告する。
・危機事象に対する対応は、『グループ危機管理規程』に定める。代表執行役社長が危機管理委員長として、グループにおいて危機事象が発生した際の情報伝達及び指揮命令を統制し、人的な安全の確保及び経済的な損失の最小化を図る。
4.当社の執行役及び子会社の取締役等の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
・『意思決定管理規程』その他業務執行に関する規程を定め、執行役の適切な権限と責任、各部門とグループ各社の機能、指揮命令系統を明確にして、適切な権限委譲を行い、経営スピードの向上を図り効率性を高める。
・執行役は、全社的な経営目標を定め、目標達成のための取り組みをレビューする。単年度の経営目標については、組織毎に四半期単位でレビューし、年間目標の達成に向けた活動を展開する。代表執行役社長は、これらの経営目標の達成状況の報告を受け、効率化を阻害する要因を排除・低減するなどの活動を指示する。執行役は、目標達成に向けて全社としての効率性を追求する仕組みを構築するとともに、経営目標の達成状況をリアルタイムで把握・報告・活用するために、経営情報システムの整備に努める。
5.当社及び子会社の使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
・グループで業務に従事する者が取るべき行動を、『YOKOGAWAグループコンプライアンスガイドライン』として定め、反社会的勢力とは一切関わり合いを持たず毅然とした対応を取ることを明示する。
・代表執行役社長が法令等遵守の重要性を繰り返し伝えるとともに、企業倫理担当部署が中心となってコンプライアンスに関する教育を継続的に展開する。
・コンプライアンスに関わる問題の通報・相談を受け付ける内部通報・相談窓口に関しては、『YOKOGAWAグループコンプライアンスマネジメント規程』及び『内部通報・相談規則』で定め、適切に運営する。また、その窓口に関して、グループ全体に周知活動を行う。
・コンプライアンスの徹底状況について、企業倫理担当部署がモニタリングを実施し、重要な事項については取締役会及び監査委員会に報告する。
6.当社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
・当社はYOKOGAWAグループの最上位規程である『Group Management Standards』(GMS)を定め、各業務プロセスにおける役割及び責任分担を明確にすることにより、自律的統制活動をベースとする内部統制システムの実現を図る。執行役は、グループ各社に対して、当社取締役会で決議された内部統制システムの基本方針に基づき、グループ各社のそれぞれの機能、体制に応じた最適な内部統制システムの整備等に関する指導・管理を行う。グループ各社は、当社に対して自らの取締役等の職務の執行に係る事項を適時・適切に報告する。
・GMSをベースとした内部統制システムの各統括責任者は、担当システムの管理運用の責任、監査機能を有し、グループ各社のシステムが実効性・効率性を確保(維持改善)するよう活動する。重要な事項については、取締役会及び監査委員会に報告する。内部統制システムのうち、業務の適正性の観点から特に重要なシステムを『企業倫理システム』、『意思決定システム』、『業務マネジメントシステム』、『危機管理システム』及び『監査委員会監査の環境整備』からなる展開システムとしてまとめ、YOKOGAWAグループ内部統制システムの統括責任体制を定める。
・特に財務報告の信頼性の確保の面では、経理業務の適正を確保するために、『グループ経理規程』をベースとした『会計管理システム』を定め、グループ各社の経理業務を統制する。また、金融商品取引法に基づく内部統制報告制度に対応するために、財務報告に係る内部統制の整備状況及び運用状況に対する評価と開示の体制を整備する。
・『YOKOGAWAグループ内部統制システム』の有効性に関する内部監査は、『グループ内部監査規程』に基づき、内部監査担当部署が実施し、重要な事項については監査委員会及び取締役会に報告する。
・監査委員会が、グループ各社における重要事項の決定について、直接又は当該グループ各社の取締役等、監査役及び使用人等から情報を入手し、確認することができる体制とする。
7.当社の監査委員会がその職務を補助すべき取締役及び使用人に関する事項
・監査委員会室を設置し、監査委員の職務を補助する専任者を含む人員を置く。
8.前号の取締役及び使用人の当社の執行役からの独立性並びに当社の監査委員会の当該取締役及び使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項
・監査委員会室の人員に関する人事異動は、監査委員会に事前に了解を求める。
・監査委員会室の人員に関する人事評価は、監査委員会が指名する監査委員が行う。
9.当社の監査委員会への報告に関する体制及び当該報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制
・当社の取締役、執行役及び使用人並びにグループ各社の取締役等、監査役及び使用人等は、以下に定める事項を監査委員会に報告する。
(a)法令・定款違反に関する事項
(b)内部監査の状況及びリスク管理に関する重要な事項
(c)会社に著しい損害を及ぼすおそれがある事項
(d)意思決定に関する重要な事項
(e)経営状況に関する重要な事項
(f)内部通報制度による通報状況に関する事項
(g)その他コンプライアンスに関する重要な事項
・当社及びグループ各社は、当該報告をした者に対し、当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを行わない。
10.当社の監査委員の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項
・監査費用その他当社の監査委員会の職務の執行について生ずる費用については、監査の実効性を担保するべく適切な金額を当社の予算に計上する。なお、緊急又は臨時に支出した適正費用については、予算の計上にかかわらず事後に償還に応じる。
11.その他当社の監査委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制
・監査委員会に対して、代表執行役社長及び経営管理担当役員などのトップマネジメント並びにコンプライアンス担当部署を含む本社管理部門の責任者との定期的な意見交換の場を提供する。また、その他の執行役及び重要な使用人からヒアリングを実施できる機会及び環境を適宜提供する。
・監査委員会は、内部監査担当部署に対する指示及び連携を通じて効率的に監査を実施する。
・監査委員会は、会計監査人及び内部監査担当部署から定期的に各々が実施した監査に関する報告を受け、意見交換を行う。
・監査委員会は、必要と認めるときは、弁護士、公認会計士等の外部の専門家を活用することができる。
⑤ リスク管理体制の整備の状況
当社グループでは、グループにおける業務の適正を確保するための体制として『YOKOGAWAグループ内部統制システム』を整備しています。リスク管理に関する活動を円滑かつ効果的に推進することを目的に『リスク管理規程』を定め、代表執行役社長の諮問機関であるリスク管理委員会が、グループとして重点的に管理すべき重大なリスクを選定するとともに、そのモニタリング方法を決定し、取締役会に報告しています。グループの各組織は、リスクを洗い出し、評価するとともに対応策を立案・実行しています。内部監査担当部署は、グループのリスク管理プロセスの有効性を評価し、重要な事項は取締役会及び監査役に報告しています。
⑥ 責任限定契約の内容の概要
当社は社外取締役との間に、当社定款及び会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しています。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、1,500万円又は法令が規定する額のいずれか高い額としています。
⑦ 補償契約の内容の概要
当社は、取締役及び執行役との間で、会社法第430条の2第1項に規定する補償契約を締結しており、同項第1号の費用及び同項第2号の損失を法令の定める範囲内において当社が補償することとしています。
⑧ 役員等賠償責任保険契約の内容の概要
当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しています。当該保険契約の被保険者の範囲は当社及び子会社の取締役、執行役(いずれも退任者を含みます。)であり、被保険者は保険料を負担していません。当該保険契約により被保険者の会社の役員としての業務につき行った行為(不作為を含みます。)に起因して株主や第三者等から損害賠償請求がなされたことにより、被保険者が被る損害賠償金や争訟費用等が補償されることになります。ただし、被保険者の職務の執行の適正性が損なわれないようにするため、贈収賄などの犯罪行為や意図的に違法行為を行った役員自身の損害等は補償の対象としないこととしています。
⑨ 取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨定款に定めています。また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨定款に定めています。
⑩ 株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使できる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めています。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものです。
⑪ 自己株式取得の決定機関
当社は、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議をもって市場取引等により自己の株式を取得する
ことができる旨定款に定めています。これは、機動的な資本政策の遂行を可能とすることを目的とするものです。
⑫ 中間配当の決定機関
当社は、取締役会の決議により毎年9月30日の最終の株主名簿に記録された株主に対して、会社法第454条第5項に定める金銭による剰余金の配当を支払うことができる旨定款に定めています。これは、株主への機動的な利益還元を行うことを目的とするものです。
⑬ 会社の支配に関する基本方針
当社は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者は、なにより当社の企業価値・株主共同の利益を確保・向上させていくことが可能な者である必要があると考えています。
当社グループは、企業理念を「YOKOGAWAは計測と制御と情報により持続可能な社会の実現に貢献する YOKOGAWA人は良き市民であり勇気をもった開拓者であれ」と定めています。この理念のもとに、健全で利益ある経営・企業活動を継続するとともに、お客様の付加価値向上につながるソリューションサービスの提供を通じて、地球環境保全、持続可能な社会の実現に貢献していくことが、当社の企業価値・株主共同の利益の確保・向上につながるものと考えています。
当社は、公開会社として当社株式の自由な売買が認められている以上、特定の者の大規模な買付行為に応じて当社株式を売却するか否かは、最終的には株主の皆様の判断に委ねられるべきものと考えており、当社株式に対する大規模な買付行為があった場合においても、これが当社の企業価値の向上及び株主共同の利益に資するものであれば、これを一概に否定するものではありません。
しかしながら、当社株式の大規模な買付行為や買付提案の中には、株主や会社に対して、買付に係る提案内容や代替案を検討するための十分な時間や情報を与えないもの、買付目的や買付後の経営方針等に鑑み、当社の企業価値・株主共同の利益に対する侵害をもたらすおそれのあるもの、株主に株式等の売却を事実上強要するおそれのあるもの、買付条件が当社の企業価値・株主共同の利益に鑑み不十分又は不適当であるもの等、企業価値・株主共同の利益に資さないものも想定されます。
このような大規模な買付行為や買付提案を行う者は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者として不適切であると考えており、関係する法令に従い、大規模買付行為の是非を株主の皆様が適切に判断するための必要かつ十分な情報の開示を求め、あわせて当社取締役会の意見等を開示するとともに、株主の皆様の検討に必要な時間の確保に努めるなど、適切な措置を講じてまいります。
(2)【役員の状況】
① 役員一覧
a.取締役の状況
男性8名 女性 3名 (役員のうち女性の比率27.3%)
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有 株式数 (千株) |
||||||||||||||||||
|
取締役 代表執行役社長 |
奈良 寿 |
1963年1月23日 |
|
注4 |
31 |
||||||||||||||||||
|
取締役 |
吉川 光 |
1967年3月28日 |
|
注4 |
24 |
||||||||||||||||||
|
取締役 執行役 経理財務本部長 |
中嶋 倫子 |
1971年1月14日 |
|
注4 |
6 |
||||||||||||||||||
|
取締役 |
内田 章 |
1950年10月4日 |
|
注4 |
2 |
||||||||||||||||||
|
取締役 |
浦野 邦子 |
1956年10月19日 |
|
注4 |
- |
||||||||||||||||||
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有 株式数 (千株) |
||||||||||||||||||||||
|
取締役 |
平野 拓也 |
1970年8月11日 |
|
注4 |
- |
||||||||||||||||||||||
|
取締役 |
五嶋 祐治朗 |
1957年5月4日 |
|
注4 |
- |
||||||||||||||||||||||
|
取締役 |
高山 靖子 |
1958年3月8日 |
|
注4 |
- |
||||||||||||||||||||||
|
取締役 |
大澤 真 |
1959年2月20日 |
|
注4 |
- |
||||||||||||||||||||||
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有 株式数 (千株) |
||||||||||||||||||
|
取締役 |
小野 傑 |
1953年6月1日 |
|
注4 |
- |
||||||||||||||||||
|
取締役 |
丸山 寿 |
1961年3月8日 |
|
注4 |
- |
||||||||||||||||||
|
計 |
63 |
||||||||||||||||||||||
(注) 1.取締役 内田 章氏、浦野 邦子氏、平野 拓也氏、五嶋 祐治朗氏、高山 靖子氏、大澤 真氏、小野 傑氏及び丸山 寿氏は、社外取締役です。
2.取締役 内田 章氏、浦野 邦子氏、平野 拓也氏、五嶋 祐治朗氏、高山 靖子氏、大澤 真氏、小野 傑氏及び丸山 寿氏は、東京証券取引所有価証券上場規程第436条の2に定める独立役員としての要件及び当社における「社外取締役の独立性に関する基準」を満たしていることから独立役員に指定し、同取引所に届け出ています。
3.所有株式数の千株未満は切り捨てて表示しています。
4.2024年6月18日開催の定時株主総会の終結の時から2025年3月期に関する定時株主総会終結の時まで。
b.執行役の状況
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有 株式数 (千株) |
||||||||||
|
代表執行役社長 |
奈良 寿 |
1963年1月23日 |
注1 |
注2 |
注1 |
||||||||||
|
執行役常務 マーケティング本部長 |
阿部 剛士 |
1962年3月24日 |
|
注2 |
13 |
||||||||||
|
執行役常務 デジタル戦略本部長 |
舩生 幸宏 |
1967年3月10日 |
|
注2 |
5 |
||||||||||
|
執行役常務 エネルギー&サステナビリティ事業本部長 |
中岡 興志 |
1967年3月22日 |
|
注2 |
10 |
||||||||||
|
執行役常務 ASEAN・パシフィック・中国・韓国統括代表 兼 横河電機(中国)有限公司 社長 |
竹岡 一彦 |
1965年7月6日 |
|
注2 |
11 |
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有 株式数 (千株) |
||||||||||
|
執行役常務 デジタルソリューション統括本部長 |
重野 邦正 |
1968年2月8日 |
|
注2 |
15 |
||||||||||
|
執行役 ライフ事業本部長 |
中尾 寛 |
1965年8月10日 |
|
注2 |
7 |
||||||||||
|
執行役 日本統括代表 兼 横河ソリューションサービス株式会社 社長 |
八橋 弘昌 |
1964年4月19日 |
|
注2 |
12 |
||||||||||
|
執行役 横河マニュファクチャリング株式会社 社長 |
永井 博 |
1966年12月14日 |
|
注2 |
2 |
||||||||||
|
執行役 インド・南アジア統括代表 兼 Yokogawa India Ltd. 社長 |
Sajiv Ravindran Nath |
1967年12月4日 |
|
注2 |
- |
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有 株式数 (千株) |
||||||||||
|
執行役 経理財務本部長 |
中嶋 倫子 |
1971年1月14日 |
注1 |
注2 |
注1 |
||||||||||
|
執行役 ビジネス戦略本部長 |
藤田 陽子 |
1971年10月25日 |
|
注2 |
8 |
||||||||||
|
執行役 横河計測株式会社 社長 |
鈴木 俊之 |
1965年5月19日 |
|
注2 |
2 |
||||||||||
|
執行役 横河プロダクト本部長 |
田野口 宏 |
1967年5月23日 |
|
注2 |
0 |
||||||||||
|
執行役 経営管理本部長 |
福田 哲 |
1969年5月30日 |
|
注2 |
6 |
||||||||||
|
執行役 北米・南米統括代表 兼 Yokogawa Corporation of America 社長 |
Kevin McMillen |
1965年10月19日 |
|
注2 |
- |
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有 株式数 (千株) |
||||||||||
|
執行役 マテリアル事業本部長 |
遠藤 尚久 |
1968年3月31日 |
|
注2 |
- |
||||||||||
|
執行役 デジタルソリューション統括本部 プロジェクト・サービス事業部長 |
小川 恭正 |
1968年7月28日 |
|
注2 |
- |
||||||||||
|
執行役 中東・アフリカ統括代表 兼 Yokogawa Middle East & Africa B.S.C.(c) 社長 |
佐藤 範直 |
1968年12月28日 |
|
注2 |
- |
||||||||||
|
執行役 グローバル・ビジネス・サービス本部長 |
朝倉 義明 |
1970年12月16日 |
|
注2 |
- |
||||||||||
|
執行役 デジタルソリューション統括本部 ソリューション事業部長 |
前田 雅治 |
1972年8月21日 |
|
注2 |
- |
||||||||||
|
執行役 人財総務本部長 |
朝長 正隆 |
1973年1月13日 |
|
注2 |
- |
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有 株式数 (千株) |
||||||||||
|
執行役 デジタルソリューション統括本部 システム事業部長 |
山本 光浩 |
1973年12月15日 |
|
注2 |
- |
||||||||||
|
執行役 欧州・ロシア・CIS統括代表 兼 Yokogawa Europe B.V. 社長 |
萩原 盛太 |
1974年7月15日 |
|
注2 |
- |
||||||||||
|
計 |
91 |
||||||||||||||
(注) 1.a.取締役の状況 に記載のとおりです。
2.執行役の任期は、2024年6月18日開催の定時株主総会終結後最初に開催される取締役会終結の時から、1年以内に終了する事業年度の末日まで。
3.所有株式数の千株未満は切り捨てて表示しています。なお、取締役を兼任する執行役の所有株式数は、合計株数に含めておりません。
② 社外取締役及び社外監査役の状況
当社は、現経営陣から独立した社外取締役の招聘により、取締役及び執行役の職務執行の監督機能としての取締役会を充実させることが、コーポレートガバナンスの一層の強化に有効であると考えています。
また、以下のとおり、当社は、「社外取締役の独立性に関する基準」を定めており、社外取締役8名全員がこの基準を満たしています。
<社外取締役の独立性に関する基準>
当社において独立取締役であるというためには、以下のいずれかに該当する者であってはならない。
1. 当社及びその連結子会社(以下「当社グループ」という)の業務執行者又はその就任の前10年間においてそうであった者(注1)
2. 当社の現在の主要株主(議決権割合10%以上)又は最近5年間においてそうであった者(注2)
3. 当社が現在主要株主である会社の業務執行者
4. 当社グループの主要な取引先(直近事業年度又は先行する3事業年度のいずれかにおいて、当社の年間連結総売上高の2%を超える支払いを当社グループに対して行っている者(その者の親会社および子会社を含む))の業務執行者
5. 当社グループを主要な取引先とする者(直近事業年度または先行する3事業年度のいずれかにおいて、当該取引先の年間連結総売上高の2%を超える支払いを、当社グループから受けた者(その者の親会社および子会社を含む))の業務執行者(注3)
6. 当社グループから一定額(過去3事業年度の平均で1,000万円又は当該組織の平均年間総費用の30%のいずれか大きい額)を超える寄付又は助成を受けている公益財団法人、公益社団法人、非営利法人等の業務執行者
7. 当社グループから取締役を受け入れている会社の業務執行者
8. 当社グループの主要な借入先の業務執行者又は最近3年間においてそうであった者(注4)
9. 当社グループの会計監査人又は監査法人等の関係者又は最近3年間においてそうであった者(注5)
10. 上記9に該当しない弁護士、公認会計士又は税理士その他のコンサルタントであって、当社グループから役員報酬以外に過去3年間の平均で年間1,000万円以上の報酬を得ている者
11. 上記9に該当しない法律事務所、監査法人、税理士法人又はコンサルティング・ファームであって、当社グループを主要な取引先とするファーム(過去3事業年度の平均で、その連結総売上高の2%を超える支払いを当社グループから受けた)の関係者(注6)
12. 上記1から11(6を除く)の親族(配偶者又は二親等以内の親族もしくは同居の家族)
13. 独立役員としての通算の在任期間が8年を超える者
注1:業務執行取締役、執行役、執行役員その他これらに準じる者及び使用人(本基準において「業務執行者」という)。
注2:当社の現在又は最近5年間においての主要株主。主要株主が法人である場合には当該主要株主又はその親会社もしくは重要な子会社の業務執行者。
注3:なお、取引先が連結決算を実施していない場合は、年間連結総売上高に代え、年間単体売上高を基準とする。
注4:当社グループが借入れを行っている金融機関グループ(直接の借入先が属する連結グループに属するものをいう)であって、その借入残高が当社事業年度末において当社の連結総資産の2%を超える金融機関グループ。
注5:当社グループの会計監査人又は監査法人の社員、パートナー又は従業員である者、又は最近3年間においてそうであった者(現在退職している者を含む)。
注6:当該ファームの社員、パートナー、アソシエイト又は従業員である者。
第148回定時株主総会終了時点(2024年6月18日)での、当社取締役会における社外取締役の比率は、当社のコーポレートガバナンスが有効に機能するために充分なレベルにあると考えています。
③ 当社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係
社外取締役8名と当社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はなく、高い独立性を保持しています。
④ 他の会社等の役員もしくは使用人である、又は役員もしくは使用人であった場合における当該他の会社等との当社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係
社外取締役8名が、他の会社等の役員もしくは使用人である、又は役員もしくは使用人であった場合における当該他の会社等との人的関係、資本的関係又は当社の定める独立性に関する判断基準を超える取引関係その他の利害関係はなく、高い独立性を保持しています。
⑤ 社外取締役が企業統治において果たす機能及び役割
社外取締役は、意思決定規程に従い取締役会に付議される、当社グループの経営計画や投資案件等の重要事項を審議するほか、有価証券報告書、事業報告、決算短信等の法定開示・制度的開示情報の公表に際しその詳細を確認しています。これらの判断を的確に行うため、代表執行役社長の意思決定を支援するための代表執行役社長の諮問機関である経営会議での審議内容、事業戦略、競合他社の状況、市場の動向等について、取締役会等において、代表執行役社長他が社外取締役に対し定期的に報告を行っています。
⑥ 社外取締役による監督または監査と内部監査、監査委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
社外取締役は、取締役会において、内部監査結果、内部統制システムの整備・運用状況等を含め、執行役の職務執行状況について報告を受け、独立した立場から監督しています。
委員長及び委員の過半数が独立社外取締役である監査委員会は、会計監査人及び内部監査担当部署から定期的に各々が実施した監査に関する報告を受け、意見交換を行っています。また、監査委員会は、内部監査担当部署に対する指示及び連携を通じて効率的に監査を実施しています。
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
当社は、2024年6月18日開催の第148回定時株主総会における定款一部変更の承認をもって、指名委員会等設置会社に移行しました。本有価証券報告書提出日現在の監査委員会の組織、人員及び手続については、「第一部 企業情報 第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 ①コーポレート・ガバナンス体制の概要 <監査委員会>に記載の通りです 。
以下は、当事業年度における状況を記載しています。
当社の監査役会は、常勤監査役2名、社外監査役3名の計5名で構成され、原則月に1度開催しています。監査役は重点監査項目を定めた年間計画に基づき、監査役監査を実施しています。監査役は、取締役会、経営会議等の重要会議に出席するほか、内部監査担当部署、法務担当部署、コンプライアンス体制を推進する企業倫理担当部署及びサステナビリティ担当部署との会合を実施し、それぞれの活動状況等について、情報交換を行い、情報を共有するとともに、積極的に提言を行っています。また、会計監査人との相互の連携を深め、会計監査人と監査役会の定期的又は随時の情報交換を行うことにより、両者の監査の品質向上と監査の効率化を図っています。
a. 監査役会の構成、並びに取締役会・監査役会の出席状況、及び経歴等
|
氏名 |
地位 |
出席状況 |
経歴等 |
|
渡辺 肇 |
常勤監査役 |
取締役会 14回/14回中 監査役会 16回/16回中 |
経理財務部門、海外子会社の経営管理、及び事業部運営や経営監査・品質保証部門等の経験から当社グループの組織および事業を熟知しています。 |
|
長谷川健司 (注) |
常勤監査役 |
取締役会 11回/11回中 監査役会 11回/11回中 |
制御システム部門のエンジニアリング、営業、事業企画やプロダクト製品部門の責任者等の経験から当社グループの組織及び事業を熟知しています。 |
|
高山 靖子 |
社外監査役 |
取締役会 14回/14回中 監査役会 16回/16回中 |
大手コンシューマー・ビジネス企業におけるCSRをはじめとした幅広い実務経験や常勤監査役としての経験、さらに様々な企業での社外役員としての豊富な経験を有しています。 |
|
大澤 真 |
社外監査役 |
取締役会 14回/14回中 監査役会 16回/16回中 |
経験豊富な経営者の観点と経済界における幅広い活動に基づく高い見識、様々な企業における社外役員の豊富な経験を有しています。さらに財務及び会計に関する相当程度の知見を有しています。 |
|
小野 傑 |
社外監査役 |
取締役会 14回/14回中 監査役会 16回/16回中 |
弁護士として企業法務やファイナンス分野の豊富な知見を有しており、経済界や教育界における幅広い活動に基づく高い見識、さらに様々な企業における社外役員の豊富な経験を有しています。 |
(注)長谷川健司氏については、2023年6月27日の就任後に開催された取締役会及び監査役会への出席状況を
記載しています。
b.監査役会における具体的な検討内容・活動状況
|
区分 |
件数 |
検討内容 |
|
決議 |
13件 |
・年度の監査活動レビュー、監査役監査方針、監査計画、監査役会の監査報告書 ・会計監査人の再任、会計監査人の監査報酬の同意 ・「外部会計監査人候補を適切に選定し、外部会計監査人を適切に評価するための基準」の改定 ・会計監査人等の非保証業務の提供に関する監査役会の事前了解の方針及び手続等 |
|
報告 |
35件 |
・会計監査人からの監査品質・監査計画説明、四半期レビュー報告、監査結果報告 ・企業倫理担当部署からの内部通報の状況及びコンプライアンス活動状況の報告(四半期) ・常勤監査役による代表取締役社長との定例ミーティング報告(隔月) ・常勤監査役による内部監査部門からの聴取報告(月次)等 |
|
協議 |
2件 |
・監査役の報酬、監査役の監査報告書作成等 |
c.監査役の活動状況
<重点監査>
・当期の重点監査項目を1)「中期経営計画AG2023の進捗状況」、2)「YOKOGAWAグループの内部統制システムの構築・運用状況」と定め、年間活動計画に基づき、取締役会・経営会議・リスク管理委員会等の重要会議への出席、子会社監査、内部統制システム監査、関連部署へのヒアリング、会計監査人との情報共有等により監査役監査を実施しました。
1)中期経営計画AG2023の進捗状況
1.2023年度はAG2023の最終年度であることから、経営目標の達成状況等を確認しました。戦略投資については、M&Aや投融資の評価の状況や、M&Aのプロセスの改善に取り組んでいることを確認しました。次期中期経営計画・長期経営構想の策定として、現行のAG2023の課題等を踏まえて策定に取り組んでいることを確認しました。
2.全社プロジェクトの進捗状況として、社内の基幹システム、人事ITシステム等の開発の進捗やシステム開発におけるリソース等の課題について確認しました。
3.人財の質と量の見える化への対応として、グローバルで統一された人事制度・プロセス、人事ITシステム等の導入や、採用・教育・適正配置、マインドセット変革やリスキリング等により、人的資本の観点を踏まえて経営戦略と連動した人財戦略の実現に向けて取り組んでいることを確認しました。
4.不透明感を増す経営環境への対応として、地政学リスク等への対応について関係部署を中心に検討がなされ、対応に取り組んでいることを確認しました。
2)YOKOGAWAグループの内部統制システムの構築・運用状況
1.M&A等により新たに加わった子会社等に係る内部統制システムの構築・運用状況について、当該子会社等の所在国に係る地域統括会社が重要な内部統制の構築・運用の支援に取り組んでいることを確認しました。
2.新しいビジネスモデルへの対応として、品質保証等の重要な内部統制システムを中心に構築・運用されている一方、新しいビジネスモデルにおける課題等も認識・対応されていることを確認しました。
3.サステナビリティ等に係る非財務情報の開示について、関係部署が中心となり情報収集の早期化やサステナビリティ規制の動向を踏まえた対応等の課題に取り組んでいることを確認しました。
4.YOKOGAWAグループの重点管理リスクへの対応として、PDCAサイクルによる活動の進捗状況やリスク項目毎にシナリオを作成し、要因分析を踏まえた活動が展開されていることを確認しました。
・監査結果は、代表取締役社長へ報告するとともに当該子会社の社長や該当部署の長、また、子会社が地域統括会社や本社事業部の傘下の場合には当該地域代表者や本社事業部代表者にもフィードバックし、是正・改善に繋がるようにしました。
<YOKOGAWAグループ子会社に対する監査活動>
・重点監査項目とリスクアプローチに基づき、当期は海外9社、国内5社のYOKOGAWAグループ子会社に対して、監査を実施しました。AG2023の最終年度であることを踏まえ、経営目標の達成状況と課題を確認しました。
・海外は、地域統括会社及びその傘下子会社や本社事業部が管理する海外子会社について監査を実施しました。
・国内は、重要な子会社を中心に監査を実施し、一部の子会社には社外監査役が分担して参加しました。
・近年の買収子会社の増加の観点から、買収子会社の状況について、内部統制システム監査や子会社監査を通じて、状況を確認しました。
・小規模子会社については、当該子会社の社長へのヒアリングを実施し、経営状況等を確認しました。
<重要会議の出席及び重要書類の閲覧を通じての業務執行の監査活動>
・監査計画に基づく監査活動の一環として、取締役会、及び経営会議のほか、リスク管理委員会やグループ品質保証会議などの重要会議に出席し、必要に応じて意見を述べました。また重要な決裁書類及び代表取締役社長の直轄組織長の月次報告等の閲覧を行いました。
・ロシア・ウクライナ情勢に対する危機管理対応やサプライチェーンにおける各国規制の遵守に向けた対応が、危機管理委員会を通して適切になされていることを確認しました。
<取締役、執行役員及びその他の重要な使用人からのヒアリングを通じての監査活動>
・常勤監査役は、代表取締役社長と隔月の会合にて、経営上の重要なテーマ等について意見交換を行い、このうち2回は社外監査役も参加しました。
・常勤監査役は、取締役会議長と半期毎に意見交換を行いました。
・常勤監査役は、必要に応じて取締役及び執行役員を含む重要な使用人から検討事項・活動状況について、ヒアリングを行いました。
・監査役会は、経営管理を管掌する取締役 副社長執行役員と意見交換を行いました。
・監査役会は、法務担当部署、コンプライアンス体制を推進する企業倫理担当部署及びサステナビリティ担当部署と会合を持ち、当社グループの訴訟、内部通報及びサステナビリティ活動の状況を把握しました。
<会計監査人及び内部監査担当部署との連携>
(会計監査人との連携)
・監査役会は、会計監査人から、期初及び四半期毎の監査役会における定期会合等で会計監査報告を受け、また、会計監査人の監査の品質体制や適正性を確認しました。なお、会計監査人の評価結果については、常勤監査役より、評価に至った背景を含め、会計監査人に直接フィードバックしました。
・監査役会は、会計監査人と監査上の主要な検討事項(Key Audit Matters: KAM)の候補、及び課題について、意見交換を行いました。
・常勤監査役は、会計監査人と双方の監査の実効性を向上させるべく、個別に意見交換の場を設けました。会計監査人からは当社の課題についての説明を受け、また、常勤監査役からは監査役監査の結果についての情報を提供しました。
・常勤監査役は、会計監査人の海外ネットワークファームの状況については、内部監査担当部署の他、経理担当部署のメンバーを交え、運営や連携状況を確認し、並行して、会計監査人からも運営・連携状況を確認しました。
・会計監査人の非保証業務の提供に際しては、国際会計士倫理基準審議会(IESBA)及び日本公認会計士協会(JICPA)の規程に照らし合わせて、問題がないことを確認し、事前の了解を行いました。
(内部監査担当部署との連携)
・監査役会は、内部監査担当部署から、監査計画の説明を受けるとともに、四半期毎の監査報告を受け、監査の状況を確認しました。
・常勤監査役は、内部監査担当部署から、月次の会合にてグループ子会社や本社各部署の監査活動状況や内部統制システムの状況の報告を受けるとともに、常勤監査役からは監査報告を含む活動状況を伝え、適時・適切に情報の共有・意見の交換を行いました。また、内部監査担当部署から随時報告を受けました。さらに内部監査担当部署と合同で内部統制システムの統制部署による整備・運用状況について確認を行い、内部統制システムの有効性を確認しました。
(三様監査)
・常勤監査役は、会計監査人、内部監査担当部署と三様監査会議を開催し、三者間で2023年度の活動のレビュー及び2024年度の活動計画・方針について共有し、それぞれの監査の強化及び効率化を図りました。
<社外取締役との連携>
・監査役会と社外取締役との連携ミーティングは、2回開催しました。初回は、会計監査人も交え当社のリスクについて意見交換を行いました。2回目は、常勤監査役の監査活動内容を説明し、意見交換を行い、連携を深めました。
・社外監査役及び社外取締役は、社外役員の会議を4回開催し、意見交換を行い、連携の強化を図りました。また、ライフサイエンス製品の開発拠点である金沢事業所を視察し、事業に対する理解を深めるとともにメンバーとの交流を行いました。
<グループ常勤監査役との連携>
・常勤監査役は、主要な国内子会社常勤監査役と、活動計画に対する進捗や活動状況を含む情報共有及び研鑽の場として、グループ常勤監査役会を10回開催しました。グループ常勤監査役会では、テーマ毎に本社の重要な使用人から活動状況や情報等の提供をした以外に、会計監査人を講師として勉強会を実施し、会計監査人とグループ常勤監査役との交流も深めました。
<監査役活動の支援体制>
・監査役及び監査役会がその職務を適切に遂行することができるよう、監査役室を設置し、執行側からの一定の独立性が確保された専任スタッフ3名により、サポートしています。
・監査役会は、執行部門から独立した社外の弁護士事務所と顧問契約を締結し、適宜助言を得ています。
<機関設計変更に向けた対応と準備>
・2024年6月開催の株主総会において指名委員会等設置会社へ移行する計画を踏まえ、機関設計変更プロジェクトの監査ワーキンググループに監査役スタッフを派遣し、機関設計変更の検討に加わるとともに、監査役会等において、機関設計変更の目的達成に対する妥当性という観点から、監査役会から監査委員会への変更に際しての留意点や監査計画及び関連規程等の課題の整理を行いました。特に内部統制システムを踏まえた監査体制の構築に関しては、内部監査担当部署との連携強化と執行部門からの独立性を確保したうえでその機能を強化する方策について検討しました。
② 内部監査の状況
a.内部監査の状況
当社は、中長期的な企業価値向上を目指す中で、グループの内部統制及び経営品質の維持向上を目的に、それらの監査に当たる内部監査担当部署として、内部監査室(専任者19名)を設置しています。
内部監査室は、グループ各社の内部監査人と連携しグループ内部監査体制を構築するとともに、経営目標の実現に貢献すべく、リスクベースで客観的なアシュアランスを提供することを目的として、GMS(Group Management Standards)におけるグループ内部監査規程およびリスクベースの監査計画に基づき、業務監査および財務報告にかかる内部統制を含めた内部統制システム・プロセスの整備、運用状況の監査を実施しています。
当事業年度は、国内外グループ会社49社の業務監査を実施しました。
内部統制システム監査については、業務の適正性の観点から特に重要なシステムに係る各システムのYOKOGAWAグループ内部統制統括責任者における内部統制の実効性・効率性を確保するための取組み状況の確認等を通じて、内部統制システムの有効性にかかる監査を実施しました。
また、財務報告に係る内部統制については、金融商品取引法に基づく内部統制報告制度に従って、当社及び連結子会社57社を対象として全社的な内部統制の評価を行い、連結子会社13社を対象として業務プロセスに係る内部統制の評価を行いました。
内部監査を通じて発見された改善事項等についてはフォローアップを行い、グループの内部統制及び経営品質の維持向上という目的の実現に向け継続的に取り組んでいます。
内部監査室は、執行から独立した立場で、代表取締役社長および監査役へ監査結果を報告する体制をとっており、四半期ごとに取締役会に内部監査の状況について報告しています。なお、重要な事項については随時報告を行っています。
b.内部監査、監査役監査及び会計監査の相互連携
内部監査室は監査役会に対して、実施した内部監査の結果を四半期ごとに報告するとともに、重要な指摘事項の改善状況について定期的に報告を行う等情報共有を行っています。また、監査役、会計監査人及び内部監査室の三者間での定期的な連絡会の場を設け、情報及び意見交換を行う等、相互に緊密な連携を図っています。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
有限責任監査法人トーマツ
b.継続監査期間
第132期(2007年度)より17期(17年)
c.業務を執行した公認会計士
茂木 浩之
波多野 伸治
黒崎 進之介
d.監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務にかかる補助者は、公認会計士15名、公認会計士試験合格者5名、その他30名です。
e.監査法人の選定方針と理由
(ⅰ) 当社監査役会は、外部会計監査人候補を適切に選定し、適切に評価するための基準を定め、これに基づいて、以下の観点から会計監査人の評価を行っています。
・公認会計士又は監査法人の状況及び品質管理(欠格事由・監督官庁等からの処分の有無、品質管理体制、品質管理に関するレビュー・検査の結果等)
・前年度における監査の実績(コミュニケーション、監査計画、監査チーム、監査手続等)
・監査報酬の額(想定される監査時間、要員計画等を踏まえた金額の相当性)
有限責任監査法人トーマツは、これらの観点において、十分に評価できるものと考え、監査法人に選定しています。
(ⅱ) 会計監査人の解任又は不再任の決定の方針
当社監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める事由に該当すると認められる場合は、会社法第340条第2項の規定に従い、監査役全員の同意により会計監査人を解任いたします。
また、当社監査役会は、会計監査人が職務を適切に遂行することが困難と認められる場合には、会社法第344条の規定に従い、会計監査人の解任又は不再任に関する議案を決定し、当社取締役会は、当該決定に基づき、当該議案を株主総会に提案します。
f.監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役及び監査役会は、監査法人に対して評価を行っています。この評価は、前述のe. 監査法人の選定方針と理由に記載するとおりです。当該事業年度における会計監査人の評価においては、当社の基準に照らして相当であると評価しました。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
|
区分 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
||
|
監査証明業務に基づく 報酬(百万円) |
非監査業務に基づく 報酬(百万円) |
監査証明業務に基づく 報酬(百万円) |
非監査業務に基づく 報酬(百万円) |
|
|
提出会社 |
139 |
- |
146 |
17 |
|
連結子会社 |
31 |
- |
32 |
- |
|
計 |
170 |
- |
178 |
17 |
b.監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬(a.を除く)
|
区分 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
||
|
監査証明業務に基づく 報酬(百万円) |
非監査業務に基づく 報酬(百万円) |
監査証明業務に基づく 報酬(百万円) |
非監査業務に基づく 報酬(百万円) |
|
|
提出会社 |
- |
- |
- |
18 |
|
連結子会社 |
213 |
47 |
279 |
19 |
|
計 |
213 |
47 |
279 |
37 |
非監査業務の内容は、主に税務等に関するアドバイザリー業務です。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
監査日数、作業内容等を監査人と協議の上、決定しています。
e.監査役会が監査報酬に同意した理由
当社監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び監査報酬見積りの算出根拠が適切であるかについて必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等について会社法第399条第1項及び同条第2項の同意を行っています。
(4)【役員の報酬等】
① 提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
|
役員区分 |
報酬等の総額(百万円) |
報酬等の種類別の総額(百万円) |
対象となる役員の員数(名) |
|
|
固定報酬 |
業績連動報酬 |
|||
|
取締役 (社外取締役を除く) |
224 |
80 |
143 |
4 |
|
社外取締役 |
72 |
72 |
- |
6 |
|
監査役 (社外監査役を除く) |
48 |
48 |
- |
2 |
|
社外監査役 |
36 |
36 |
- |
3 |
|
(注) |
1. |
取締役の支給額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれていません。 |
|
|
2. |
業績連動報酬は、年次インセンティブと中長期インセンティブにより構成されています。なお、当事業年度は、中期経営計画(AG2023)の最終年度となるため中長期インセンティブが確定します。 |
|
|
3. |
役員退職慰労金制度については、2004年6月25日開催の第128回定時株主総会の日をもって廃止しました。 |
② 提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額等
|
氏名 |
報酬等の総額 (百万円) |
役員区分 |
会社区分 |
報酬等の種類別の額(百万円) |
|
|
固定報酬 |
業績連動報酬 |
||||
|
奈良 寿 |
197 |
取締役 |
提出会社 |
60 |
137 |
|
(注) |
報酬等の総額が1億円以上であった役員を記載しています。 |
③ 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針の内容及び決定方法
当社は、2024年6月18日開催の第148回定時株主総会における定款一部変更の承認をもって、指名委員会等設置会社に移行しました。以下は2023年度における内容を記載しています。
(ⅰ) 役員報酬等の内容の決定に関する方針等
当社は、2021年3月2日開催の取締役会において、取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針を決議しています。当該取締役会の決議に際しては、あらかじめ決議する内容について報酬諮問委員会へ諮問し、答申を受けています。
また、取締役会は、当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法及び決定された報酬等の内容が取締役会で決議された決定方針と整合していることや、報酬諮問委員会からの答申が尊重されていることを確認しており、当該決定方針に沿うものであると判断しています。
取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針の内容は次のとおりです。
(1)基本方針
取締役の報酬等の基本方針は、以下のとおりとしています。
(a)持続的、中長期的に企業価値向上を促す制度であること
(b)中長期経営戦略を反映した制度であり、中長期経営目標達成を強く動機付けるものであること
(c)短期志向への偏重を抑制する制度であること
(d)優秀な人財を確保・維持できる制度と金額であること
(e)ステークホルダーに対して透明性、公正性及び合理性を備えた制度であり、これを担保する適切なプロセスを経て決定されること
(2)役員の報酬等の決定方針
1)取締役の報酬等
取締役の報酬等については、株主総会でご承認いただいた限度額(*1)の範囲内で、個別の支給額を決定します。監査役の報酬等についても、株主総会でご承認いただいた限度額(*2)の範囲内で監査役の協議により決定します。
(*1)取締役の報酬限度額は、2018年6月26日開催の第142回定時株主総会において1事業年度あたり16億円以内(但し、使用人分給与は含まない)と決議いただいています。
(*2)監査役の報酬限度額は、2004年6月25日開催の第128回定時株主総会において1事業年度あたり1億50百万円以内と決議いただいています。
2)報酬諮問委員会の構成及び役割・責務
取締役及び執行役員報酬の決定プロセスの客観性及び透明性を高めることを目的として、取締役会の諮問機関として、その過半数を社外取締役とする3名以上の取締役で構成される「報酬諮問委員会」を設置しています。
ⅰ) 報酬諮問委員会の構成
過半数を社外取締役とする3名以上の取締役
ⅱ) 報酬諮問委員会の役割・責務
報酬諮問委員会は、取締役会の諮問を受け、取締役及び執行役員の報酬等の制度及び決定方針について審議し、取締役会に答申するとともに、取締役会からの委任を受けて、報酬制度に従って取締役及び執行役員個人別の報酬等の内容を決定します。
ⅲ) 前記権限が適切に行使されるようにするための措置
独立社外取締役が過半数を占める報酬諮問委員会において、委員の互選で委員長を選定し、取締役会の承認を得た報酬制度に基づき個人別報酬額を決定することで、前述の目的に適合した決定を担保しています。
(注)上記の通り、役員報酬等の決定プロセスの客観性及び透明性を高めるため、取締役会は報酬諮問委員会に対して取締役及び執行役員個人別の報酬等の内容の決定を委任しています。当事業年度(2023年度)における報酬諮問委員会の構成は次の通りです。また、2024年3月期においては、計4回の審議を行い、2022年7月支給の業績連動報酬額や2023年7月支給の業績連動報酬の業績指標と算定式の決定、現在の役員報酬水準の妥当性を検証するためのベンチマーク企業との比較による役員報酬水準の確認等を審議しました。
[報酬諮問委員会構成員の氏名等](2024年3月31日現在)
菅田 史朗 社外取締役
内田 章 社外取締役
浦野 邦子 社外取締役(委員長)
平野 拓也 社外取締役
五嶋 祐治朗 社外取締役
奈良 寿 代表取締役社長
(3)役員報酬の構成
社内取締役及び執行役員の報酬は、(a) 固定報酬である基本報酬と(b) 業績連動報酬((b)-1 年次インセンティブと(b)-2中長期インセンティブ)で構成されています。
業績連動報酬は、社外取締役及び非業務執行取締役、監査役を除く取締役及び執行役員を対象としています。これは、業務執行から独立した立場にある社外取締役及び監査役には、業績連動報酬等の変動報酬は相応しくないため、基本報酬のみ支給するという考え方であり、同様に非業務執行の取締役についても基本報酬のみ支給します。
役員の報酬額の水準については、外部機関の調査結果に基づく国内外の同業または同規模の他企業との比較および当社の財務状況を踏まえて設定しています。
役位別・職位別の報酬水準は、同輩企業の50%ileを基準とし、環境変化に応じた柔軟な運用や優秀な経営人財を獲得・保持する観点から、概ね25%ile~75%ileの範囲内で運用することとしています。
なお、海外で採用する人財の報酬については、その海外地域における役員報酬調査データに基づいて役位毎の職責を考慮して報酬ベンチマーク分析を行い、個別に定めることがあります。
具体的な役員及び執行役員の報酬構成は、役員区分に応じて以下のとおりとしています。
|
役員区分 |
(a) 基本報酬 |
(b) 業績連動報酬 ((b)-2に非金銭的報酬を含む) |
備考 |
|
|
(b)-1 年次 インセンティブ |
(b)-2 中長期 インセンティブ |
|||
|
取締役 (社外取締役及び 非業務執行取締役を除く) |
○ |
○ |
○ |
役員報酬及び 使用人分給与 |
|
社外取締役及び 非業務執行取締役 |
○ |
- |
- |
役員報酬 |
|
監査役 |
○ |
- |
- |
役員報酬 |
|
社外監査役 |
○ |
- |
- |
役員報酬 |
|
非取締役執行役員 |
○ |
○ |
○ |
使用人分給与 |
(a)基本報酬
基本報酬は、月例の固定報酬とし、取締役及び執行役員としての役割と役位に応じて報酬諮問委員会にて定められた基準に基づき金額を決定します。
(b)業績連動報酬
業績連動報酬は、事業年度ごとの業績向上および中期的な企業価値向上に対する意識を高めるため、報酬諮問委員会にて業績指標(KPI)を定め、目標値に対する達成度合いに応じて算出された額または数を支給します。
業績連動報酬の考え方は次の通りです。
(1) 全報酬に占める業績連動報酬の比率を高くする。
(2) 役位が上位の者ほど業績連動報酬の全報酬に占める比率を高くし、代表取締役は60%とする。
(3) 株式報酬の全報酬に占める割合を同業または同規模の他社水準以上とする。
(b)-1 年次インセンティブ
業績連動報酬のうち、年次インセンティブは、報酬諮問委員会において単年度の全社業績評価と個人業績評価に基づき算定し、年1回支給します。支給額は、業績目標達成時を100%として、0%~200%の範囲で変動するように設計しています。
※ 業績目標を達成した場合の基本報酬と年次インセンティブの比率は、役位が上位の者ほど年次インセンティブの比率を高く設定し、代表取締役の1対0.75から役位が下がるにつれてさがり、執行役員を含む全体の平均が概ね1対0.5になるように設計しています。なお、この比率は業績目標の達成度合いによっては、1対0から1対1の間で変動する場合があります。
(イメージ図1)

(b)-2 中長期インセンティブ
業績連動報酬のうち、中長期インセンティブについては、2018年6月26日開催の第142回定時株主総会において、中期経営計画が対象とする期間の最終事業年度における当社の連結自己資本利益率(連結ROE)等の達成度に応じて当社株式及び金銭を支給する業績連動型株式報酬制度であるパフォーマンス・シェア・ユニット制度(以下「PSU制度」)を導入しています。
中期経営計画が対象とする期間において取締役会があらかじめ設定した業績目標その他要件を前提とし、支給対象となる取締役及び執行役員の役位毎に報酬諮問委員会にて定めた株式報酬基準額に、業績目標達成条件に応じて取締役会があらかじめ設定した係数(以下「支給率」)を乗じて、対象となる取締役及び執行役員毎の中長期インセンティブによる報酬額を決定し、報酬額の60%に相当する金額を当社株式で、40%に相当する金額を金銭として支給します。支給率は業績目標の達成度合いに応じて0%から100%の範囲で変動するよう設計しています。
中長期インセンティブにおける業績目標は、中期経営計画との連動を基本に考えており、企業価値及び株主価値向上の両面において重要な指標であるとの考えから、経営の効率性を示す指標である「自己資本利益率(ROE)」としています。
なお、PSU制度では、重大な不正会計または巨額損失が発生した場合、PSU制度に係る報酬額として支給した報酬の全部または一部を無償で返還請求できるクローバック条項を設定しています。
※ 中長期インセンティブの支給年度において、年次インセンティブ、中長期インセンティブそれぞれの業績目標を達成した場合の基本報酬との比率は、役位が上位の者ほど基本報酬に対する比率を高く設定し、代表取締役の1対0.75から役位が下がるにつれてさがり、執行役員を含む全体の平均が概ね1対0.5対0.5になるように設計しています。なお、この比率は年次インセンティブ及び中長期インセンティブそれぞれの業績目標の達成度合いによっては、1対0対0から1対1対0.5の間で変動する場合があります。
(イメージ図2)

(注)1. 年次インセンティブにおける単年度の全社業績評価につながる業績目標は、当社グループが持続的な成長を図るために重要な指標であるとの考えから「連結売上高」と「連結売上高営業利益率(ROS)」としています。
業績連動報酬の決定要素の一つとなる、2023年3月期の業績目標と実績は以下のとおりです。
|
2023年3月期に設定した業績目標 |
2023年3月期実績 |
|
|
連結売上高 |
4,700億円 |
4,564億円 |
|
連結売上高営業利益率(ROS) |
10.2% |
9.7% |
(注)2. 中長期インセンティブにおける業績目標は、中期経営計画との連動を基本に考えており、中期経営計画で設定しているいくつかの業績目標の中から、企業価値及び株主価値向上の両面において重要な指標であるとの考えから、経営の効率性を示す指標である「自己資本利益率(ROE)」を選択しています。
|
実績ROE |
支給率 |
|
8%未満 |
0% |
|
8%以上、11%未満 |
(25+(実績ROE×100-8)/3×25)% |
|
11%以上、14%未満 |
(50+(実績ROE×100-11)/3×50)% |
|
14%以上 |
100% |
(5)【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方
当社グループは、企業価値の維持・向上に資すると判断した場合に限り、株式の価値の変動又は配当の受領によって利益を得る目的と、業務提携や協業、相互取引等による関係強化等、グループ戦略上重要な目的の両目的を併せ持つ株式を保有します。このような目的において保有する株式を「保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式」(政策保有株式)とし、株式の価値の変動又は配当の受領によって利益を得ることのみを目的とする「保有目的が純投資目的である投資株式」(純投資目的保有株式)と区分しています。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
(i) 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容
当社グループは、企業価値の維持・向上に資すると判断した場合に限り、政策的に株式を保有します。その保有は必要最低限とするという考え方に立ち、すべての政策保有株式については、毎年取締役会において、中長期的な観点からその保有目的、経済合理性等について個別銘柄毎に検証を行い、妥当性を判断します。検証の結果、保有の妥当性が認められなくなったと判断した政策保有株式については売却を行い、縮減を図っています。
検証にあたっては、保有株式を以下の3つに区分し、「取引状況」「株価・配当」「資本コスト」等をKPIとして、保有の妥当性の判断を行っています。
a. 事業取引先(事業取引・提携関係の維持・強化を目的とする)
b. 金融機関(円滑な金融取引を図ることを目的とする)
c. その他(上記区分に該当しないもの)
具体的には、保有銘柄ごとに、以下のa~dのプロセスを通じて保有の妥当性を評価し判断しています。
a. 株価(時価、取得原価、減損後簿価)の定量評価による検証
b. a.で評価した株価に対し、時価及び取得原価それぞれを元に計算した「投下資本利益率(ROIC)」での定量
評価による検証(ROICの計算には、税引き後の売上粗利と受取配当金を使用)
c. 保有銘柄ごとの保有目的、取引実績、将来の取引見込み等の定性評価による検証
d. a~c の検証による評価を中長期的な経済的価値、事業拡大・関係強化等の観点で総合的に勘案する
当事業年度においては、2024年4月9日に開催した取締役会にて上記検証に基づく個別銘柄毎の保有の妥当性についての判断を行いました。検証した結果判断された個別銘柄毎の保有の妥当性及び定量的な保有効果については、市場における相手先の株価への影響や相手先と当社との提携・協業関係及び事業上その他の取引関係における営業秘密にあたること等を考慮し、記載していません。
(ⅱ) 銘柄数及び貸借対照表計上額
|
|
銘柄数 (銘柄) |
貸借対照表計上額の 合計額(百万円) |
|
非上場株式 |
32 |
6,948 |
|
非上場株式以外の株式 |
28 |
35,437 |
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
|
|
銘柄数 (銘柄) |
株式数の増加に係る取得 価額の合計額(百万円) |
株式数の増加の理由 |
|
非上場株式 |
2 |
799 |
戦略的パートナーシップの締結・強化 |
|
非上場株式以外の株式 |
1 |
100 |
戦略的パートナーシップの締結・強化 |
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
|
|
銘柄数 (銘柄) |
株式数の減少に係る売却 価額の合計額(百万円) |
|
非上場株式 |
2 |
11,099 |
|
非上場株式以外の株式 |
4 |
175 |
(ⅲ) 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の個別銘柄
特定投資株式
|
銘柄 |
当事業年度 |
前事業年度 |
保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 |
相手方による 当社株式の 保有の有無 |
|
株式数(株) |
株式数(株) |
|||
|
貸借対照表計上額 (百万円) |
貸借対照表計上額 (百万円) |
|||
|
重慶川儀自動化股份有限公司 |
21,015,760 |
21,015,760 |
事業上の協業及び取引関係の維持・強化を目的に保有。 主に中国の制御事業における製造強化等の効果。 |
無 |
|
12,309 |
15,386 |
|||
|
㈱横河ブリッジホールディングス |
1,676,291 |
1,676,291 |
当社創業家による設立会社であり、関係維持を目的に保有。 主に保険関係の安定的、継続的な取引及び協力関係の維持。 |
有 |
|
4,943 |
3,627 |
|||
|
芙蓉総合リース㈱ |
341,000 |
341,000 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 主に事業における協業等の効果。 |
有 |
|
4,692 |
3,069 |
|||
|
㈱みずほフィナンシャルグループ |
1,012,858 |
1,012,858 |
金融取引の円滑な実施を目的に保有。 資金調達など、財務面での安全性を高める効果。 |
有 |
|
3,085 |
1,902 |
|||
|
西川計測㈱ |
442,400 |
442,400 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 国内制御事業における販売代理店として、販売強化等の効果。 |
有 |
|
3,065 |
2,446 |
|||
|
東京海上ホールディングス㈱ |
389,400 |
389,400 |
金融取引の円滑な実施を目的に保有。 損害保険など、グローバルリスクマネジメント体制強化への貢献等の効果。 |
有 |
|
1,831 |
991 |
|||
|
㈱ADEKA |
307,000 |
307,000 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 主に制御事業における取引等の効果。 |
有 |
|
989 |
693 |
|||
|
東ソー㈱ |
269,000 |
269,000 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 主に制御事業における取引等の効果。 |
有 |
|
554 |
483 |
|||
|
㈱明電舎 |
175,400 |
175,400 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 主に制御事業における取引等の効果。 |
有 |
|
515 |
336 |
|||
|
日揮ホールディングス㈱ |
285,000 |
285,000 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 主に制御事業における取引等の効果。 |
有 |
|
424 |
467 |
|||
|
㈱三井住友フィナンシャルグループ |
46,616 |
70,016 |
金融取引の円滑な実施を目的に保有。 資金調達など、財務面での安全性を高める効果。 |
有 |
|
415 |
370 |
|||
|
協立電機㈱ |
96,000 |
96,000 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 国内制御事業における販売代理店として、販売強化等の効果。 |
有 |
|
345 |
247 |
|||
|
山九㈱ |
63,400 |
63,400 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 物流施策における安定的な貢献等の効果。 |
有 |
|
331 |
310 |
|
銘柄 |
当事業年度 |
前事業年度 |
保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 |
相手方による 当社株式の 保有の有無 |
|
株式数(株) |
株式数(株) |
|||
|
貸借対照表計上額 (百万円) |
貸借対照表計上額 (百万円) |
|||
|
㈱リョーサン |
66,800 |
66,800 |
事業上の取引関係の安定化を目的に保有。 主に液晶、電源半導体等の調達先として、安定した取引の継続等の効果。 |
有 |
|
328 |
219 |
|||
|
㈱オーバル |
512,640 |
512,640 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 流量計ビジネスにおける協業等の効果。 |
有 |
|
286 |
209 |
|||
|
日本ゼオン㈱ |
206,000 |
206,000 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 主に制御事業における取引等の効果。 |
有 |
|
272 |
288 |
|||
|
明治電機工業㈱ |
100,000 |
100,000 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 国内制御事業における販売代理店として、販売強化等の効果。 |
有 |
|
157 |
120 |
|||
|
㈱カナデン |
96,320 |
96,320 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 国内制御事業における販売代理店として、販売強化等の効果。 |
有 |
|
145 |
111 |
|||
|
中外炉工業㈱ |
41,774 |
41,774 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 主に制御事業における取引等の効果。 |
有 |
|
130 |
77 |
|||
|
㈱紀文食品 |
90,000 |
90,000 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 主に制御事業における取引等の効果。 |
無 |
|
112 |
89 |
|||
|
大阪瓦斯㈱ |
33,075 |
33,075 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 主に制御事業における取引等の効果。 |
無 |
|
112 |
72 |
|||
|
㈱サンリツ |
94,560 |
94,560 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 国内物流施策における安定的な貢献等の効果。 |
有 |
|
86 |
70 |
|||
|
ナカバヤシ㈱ |
113,646 |
113,646 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 主にチャートレコーダの補用品等の調達先として、安定した取引等の効果。 |
無 |
|
60 |
54 |
|||
|
㈱トクヤマ |
20,040 |
20,040 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 主に制御事業における取引等の効果。 |
無 |
|
54 |
42 |
|||
|
JSR㈱ |
12,127 |
12,127 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 主に制御事業における取引等の効果。 |
無 |
|
52 |
37 |
|||
|
川崎重工業㈱ |
10,000 |
10,000 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 主に制御事業における取引等の効果。 |
無 |
|
50 |
28 |
|||
|
SOMPOホールディングス㈱ |
4,825 |
5,625 |
金融取引の円滑な実施を目的に保有。 損害保険など、グローバルリスクマネジメント体制強化への貢献等の効果。 |
有 |
|
46 |
29 |
|
銘柄 |
当事業年度 |
前事業年度 |
保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 |
相手方による 当社株式の 保有の有無 |
|
株式数(株) |
株式数(株) |
|||
|
貸借対照表計上額 (百万円) |
貸借対照表計上額 (百万円) |
|||
|
TECO 2030 ASA |
1,276,187 |
- |
事業上の取引関係の強化を目的に取得。 水素燃料電池ビジネスにおける協業等の効果。 |
無 |
|
37 |
- |
|||
|
ヒロセ電機㈱ |
- |
13,891 |
事業上の取引関係の安定化を目的に保有。 主にコネクタ等の調達先として、安定した取引の継続等の効果。 当事業年度中に全株式を売却。 |
無 |
|
- |
239 |
|||
|
石原産業㈱ |
- |
10,025 |
事業上の取引関係の維持・強化を目的に保有。 制御事業における取引等の効果。 当事業年度中に全株式を売却。 |
無 |
|
- |
11 |
(注)1.定量的な保有効果については秘密保持の観点から記載が困難ですが、毎年取締役会において、中長期的な観点からその保有目的、経済合理性等について個別銘柄毎に検証を行い、妥当性を判断の上、保有しています。
みなし保有株式
該当事項はありません。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式
該当事項はありません。
第5【経理の状況】
1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づき作成しています。
(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づき作成しています。
また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しています。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の財務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる監査を受けています。
3. 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みとして、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、同機構主催の研修に参加すること等により、会計基準等の内容を適切に把握し、又は会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備しています。
1【連結財務諸表等】
(1)【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
※3 121,438 |
※3 139,884 |
|
受取手形 |
10,318 |
14,278 |
|
売掛金 |
※3 133,654 |
※3 142,569 |
|
契約資産 |
65,297 |
85,856 |
|
商品及び製品 |
※3,※5 18,467 |
※3,※5 21,719 |
|
仕掛品 |
※3,※5 4,932 |
※3,※5 5,857 |
|
原材料及び貯蔵品 |
※3 25,006 |
※3 27,138 |
|
その他 |
24,251 |
24,148 |
|
貸倒引当金 |
△6,106 |
△6,280 |
|
流動資産合計 |
397,261 |
455,173 |
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物及び構築物(純額) |
※1,※3 46,183 |
※1,※3 47,022 |
|
機械装置及び運搬具(純額) |
※1,※3 9,354 |
※1,※3 10,178 |
|
工具、器具及び備品(純額) |
※1,※3 6,550 |
※1,※3 7,261 |
|
土地 |
※3 15,570 |
※3 15,852 |
|
リース資産(純額) |
※1 22 |
※1 10 |
|
使用権資産(純額) |
※1 8,097 |
※1 8,598 |
|
建設仮勘定 |
1,780 |
2,113 |
|
有形固定資産合計 |
87,559 |
91,038 |
|
無形固定資産 |
|
|
|
ソフトウエア |
14,137 |
17,512 |
|
のれん |
14,614 |
5,971 |
|
その他 |
19,782 |
20,283 |
|
無形固定資産合計 |
48,534 |
43,767 |
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
※2,※3 70,786 |
※2,※3 65,615 |
|
繰延税金資産 |
8,921 |
10,526 |
|
その他 |
6,433 |
7,337 |
|
貸倒引当金 |
△859 |
△593 |
|
投資その他の資産合計 |
85,281 |
82,887 |
|
固定資産合計 |
221,375 |
217,693 |
|
資産合計 |
618,637 |
672,866 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
支払手形及び買掛金 |
※3 31,226 |
※3 31,818 |
|
電子記録債務 |
10,098 |
9,657 |
|
短期借入金 |
※6 20,475 |
295 |
|
コマーシャル・ペーパー |
25,000 |
- |
|
未払金 |
18,741 |
21,274 |
|
未払法人税等 |
6,472 |
9,795 |
|
契約負債 |
45,837 |
51,588 |
|
リース債務 |
2,219 |
2,780 |
|
賞与引当金 |
20,776 |
23,539 |
|
工事損失引当金 |
※5 7,380 |
※5 8,746 |
|
その他 |
24,869 |
27,036 |
|
流動負債合計 |
213,097 |
186,534 |
|
固定負債 |
|
|
|
長期借入金 |
4,087 |
※6 24,000 |
|
繰延税金負債 |
2,519 |
3,864 |
|
退職給付に係る負債 |
5,081 |
6,048 |
|
リース債務 |
5,292 |
5,808 |
|
その他 |
1,732 |
1,848 |
|
固定負債合計 |
18,713 |
41,569 |
|
負債合計 |
231,811 |
228,103 |
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
43,401 |
43,401 |
|
資本剰余金 |
54,392 |
54,464 |
|
利益剰余金 |
251,277 |
303,979 |
|
自己株式 |
△1,410 |
△19,357 |
|
株主資本合計 |
347,660 |
382,487 |
|
その他の包括利益累計額 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
19,106 |
21,953 |
|
繰延ヘッジ損益 |
△98 |
43 |
|
為替換算調整勘定 |
13,812 |
32,831 |
|
退職給付に係る調整累計額 |
△854 |
△674 |
|
その他の包括利益累計額合計 |
31,965 |
54,154 |
|
非支配株主持分 |
7,200 |
8,120 |
|
純資産合計 |
386,825 |
444,763 |
|
負債純資産合計 |
618,637 |
672,866 |
②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
売上高 |
※1 456,479 |
※1 540,152 |
|
売上原価 |
※2,※4 252,019 |
※2,※4 285,260 |
|
売上総利益 |
204,459 |
254,891 |
|
販売費及び一般管理費 |
※3,※4 160,050 |
※3,※4 176,091 |
|
営業利益 |
44,409 |
78,800 |
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
1,058 |
1,887 |
|
受取配当金 |
1,970 |
957 |
|
為替差益 |
- |
1,049 |
|
持分法による投資利益 |
3,374 |
3,163 |
|
雑収入 |
1,617 |
1,396 |
|
営業外収益合計 |
8,021 |
8,454 |
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
1,091 |
1,179 |
|
為替差損 |
1,009 |
- |
|
貸倒引当金繰入額 |
21 |
54 |
|
支払手数料 |
332 |
305 |
|
雑損失 |
1,365 |
1,617 |
|
営業外費用合計 |
3,821 |
3,156 |
|
経常利益 |
48,608 |
84,098 |
|
特別利益 |
|
|
|
固定資産売却益 |
※5 526 |
※5 39 |
|
投資有価証券売却益 |
834 |
16,990 |
|
段階取得に係る差益 |
※8 1,066 |
- |
|
特別利益合計 |
2,428 |
17,030 |
|
特別損失 |
|
|
|
固定資産売却損 |
※6 5 |
※6 10 |
|
固定資産除却損 |
※7 432 |
※7 193 |
|
減損損失 |
※9 558 |
※9 11,473 |
|
投資有価証券評価損 |
- |
1,041 |
|
関係会社出資金売却損 |
- |
259 |
|
退職給付制度終了損 |
- |
107 |
|
事業構造改善費用 |
240 |
283 |
|
特別損失合計 |
1,237 |
13,368 |
|
税金等調整前当期純利益 |
49,799 |
87,760 |
|
法人税、住民税及び事業税 |
11,662 |
22,531 |
|
法人税等調整額 |
△3,799 |
△763 |
|
法人税等合計 |
7,863 |
21,768 |
|
当期純利益 |
41,936 |
65,992 |
|
非支配株主に帰属する当期純利益 |
3,015 |
4,306 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
38,920 |
61,685 |
【連結包括利益計算書】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
当期純利益 |
41,936 |
65,992 |
|
その他の包括利益 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
7,529 |
2,840 |
|
繰延ヘッジ損益 |
△98 |
142 |
|
為替換算調整勘定 |
8,826 |
19,580 |
|
退職給付に係る調整額 |
57 |
53 |
|
持分法適用会社に対する持分相当額 |
63 |
134 |
|
その他の包括利益合計 |
※ 16,378 |
※ 22,751 |
|
包括利益 |
58,314 |
88,743 |
|
(内訳) |
|
|
|
親会社株主に係る包括利益 |
55,131 |
83,874 |
|
非支配株主に係る包括利益 |
3,183 |
4,869 |
③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
株主資本 |
||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
|
当期首残高 |
43,401 |
54,392 |
221,431 |
△1,407 |
317,817 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
△9,075 |
|
△9,075 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
38,920 |
|
38,920 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
△2 |
△2 |
|
連結子会社の増資による持分の増減 |
|
|
|
|
- |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
- |
- |
29,845 |
△2 |
29,842 |
|
当期末残高 |
43,401 |
54,392 |
251,277 |
△1,410 |
347,660 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
非支配株主持分 |
純資産合計 |
||||
|
|
その他 有価証券 評価差額金 |
繰延ヘッジ損益 |
為替換算 調整勘定 |
退職給付 に係る 調整累計額 |
その他の 包括利益 累計額合計 |
||
|
当期首残高 |
11,592 |
- |
5,137 |
△976 |
15,753 |
6,769 |
340,340 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
|
|
|
△9,075 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
|
|
38,920 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
|
△2 |
|
連結子会社の増資による持分の増減 |
|
|
|
|
|
|
- |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
7,513 |
△98 |
8,674 |
122 |
16,211 |
431 |
16,642 |
|
当期変動額合計 |
7,513 |
△98 |
8,674 |
122 |
16,211 |
431 |
46,485 |
|
当期末残高 |
19,106 |
△98 |
13,812 |
△854 |
31,965 |
7,200 |
386,825 |
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
株主資本 |
||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
|
当期首残高 |
43,401 |
54,392 |
251,277 |
△1,410 |
347,660 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
△8,983 |
|
△8,983 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
61,685 |
|
61,685 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
△17,947 |
△17,947 |
|
連結子会社の増資による持分の増減 |
|
72 |
|
|
72 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
- |
72 |
52,702 |
△17,947 |
34,827 |
|
当期末残高 |
43,401 |
54,464 |
303,979 |
△19,357 |
382,487 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
非支配株主持分 |
純資産合計 |
||||
|
|
その他 有価証券 評価差額金 |
繰延ヘッジ損益 |
為替換算 調整勘定 |
退職給付 に係る 調整累計額 |
その他の 包括利益 累計額合計 |
||
|
当期首残高 |
19,106 |
△98 |
13,812 |
△854 |
31,965 |
7,200 |
386,825 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
|
|
|
△8,983 |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
|
|
61,685 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
|
△17,947 |
|
連結子会社の増資による持分の増減 |
|
|
|
|
|
|
72 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
2,847 |
142 |
19,018 |
180 |
22,189 |
920 |
23,109 |
|
当期変動額合計 |
2,847 |
142 |
19,018 |
180 |
22,189 |
920 |
57,937 |
|
当期末残高 |
21,953 |
43 |
32,831 |
△674 |
54,154 |
8,120 |
444,763 |
④【連結キャッシュ・フロー計算書】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
税金等調整前当期純利益 |
49,799 |
87,760 |
|
減価償却費 |
18,037 |
20,272 |
|
減損損失 |
558 |
11,473 |
|
のれん償却額 |
1,659 |
2,298 |
|
貸倒引当金の増減額(△は減少) |
128 |
△782 |
|
賞与引当金の増減額(△は減少) |
3,091 |
1,476 |
|
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) |
49 |
378 |
|
受取利息及び受取配当金 |
△3,029 |
△2,844 |
|
支払利息 |
1,091 |
1,179 |
|
持分法による投資損益(△は益) |
△3,374 |
△3,163 |
|
投資有価証券売却損益(△は益) |
△834 |
△16,990 |
|
固定資産売却損益(△は益) |
△520 |
△29 |
|
固定資産除却損 |
432 |
193 |
|
段階取得に係る差損益(△は益) |
△1,066 |
- |
|
ソフトエラー対策強化引当金の増減額(△は減少) |
△272 |
339 |
|
投資有価証券評価損益(△は益) |
- |
1,041 |
|
売上債権の増減額(△は増加) |
△13,692 |
△17,364 |
|
棚卸資産の増減額(△は増加) |
△5,415 |
△4,103 |
|
仕入債務の増減額(△は減少) |
3,421 |
△1,819 |
|
未払金の増減額(△は減少) |
587 |
1,203 |
|
未払費用の増減額(△は減少) |
△874 |
175 |
|
その他 |
△253 |
1,694 |
|
小計 |
49,521 |
82,390 |
|
利息及び配当金の受取額 |
2,983 |
3,789 |
|
利息の支払額 |
△1,002 |
△1,143 |
|
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) |
△11,080 |
△21,203 |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
40,422 |
63,833 |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
定期預金の預入による支出 |
△3,284 |
△8,862 |
|
定期預金の払戻による収入 |
278 |
8,973 |
|
有形固定資産の取得による支出 |
△8,637 |
△8,718 |
|
有形固定資産の売却による収入 |
79 |
152 |
|
無形固定資産の取得による支出 |
△12,205 |
△15,410 |
|
投資有価証券の取得による支出 |
△2,540 |
△1,276 |
|
投資有価証券の売却及び償還による収入 |
1,087 |
28,266 |
|
事業譲渡による収入 |
428 |
- |
|
関係会社株式の取得による支出 |
△2,021 |
- |
|
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 |
△6,744 |
- |
|
その他 |
621 |
△469 |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
△32,939 |
2,653 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
短期借入金の純増減額(△は減少) |
△1,144 |
△225 |
|
コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少) |
5,000 |
△25,000 |
|
長期借入れによる収入 |
- |
20,000 |
|
長期借入金の返済による支出 |
- |
△20,110 |
|
リース債務の返済による支出 |
△3,432 |
△2,556 |
|
配当金の支払額 |
△9,078 |
△8,982 |
|
自己株式の取得による支出 |
- |
△17,947 |
|
非支配株主への配当金の支払額 |
△2,274 |
△2,757 |
|
その他 |
△2 |
83 |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
△10,932 |
△57,496 |
|
現金及び現金同等物に係る換算差額 |
4,286 |
9,060 |
|
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) |
836 |
18,050 |
|
現金及び現金同等物の期首残高 |
115,541 |
116,378 |
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
※ 116,378 |
※ 134,428 |
【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
① 連結子会社の数 122社
主要な連結子会社名は、「第1 [企業の概況] 4.[関係会社の状況]」に記載しているため省略しています。
新たに設立したYokogawa Middle East and Africa Regional Office L.L.C.及びYokogawa Africa Holding W.L.Lを連結の範囲に含めています。
また、Industrial Evolution, LLC及びSoteica Europe SL、Visual Mesa LLCは清算により子会社でなくなったため、連結の範囲から除外しています。
② 非連結子会社の数 1社
非連結子会社名
横河ファウンドリー㈱
(連結の範囲から除いた理由)
非連結子会社は、総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等がいずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、連結の範囲から除外しています。
2.持分法の適用に関する事項
① 持分法適用の非連結子会社数及び関連会社数
(1)持分法適用の非連結子会社数 1社
会社名
横河ファウンドリー㈱
(2)持分法適用の関連会社数 3社
主要な会社名
横河レンタ・リース㈱
持分法適用会社である上海横河電機有限公司は、パートナー企業との合弁契約の解消に伴い、持分法の適用の範囲から除外しています。
② 持分法適用会社のうち、決算日が連結決算日と異なる一部の会社については、連結決算日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しています。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうち横河電機(蘇州)有限公司他15社については、決算日は12月31日です。
連結財務諸表作成に当たって、これらの会社については、連結決算日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しています。
4.会計方針に関する事項
① 重要な資産の評価基準及び評価方法
(1)有価証券
その他有価証券
市場価格のない株式等以外のもの
決算日の市場価格等に基づく時価法によっています。
評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は主として移動平均法により算定しています。
市場価格のない株式等
主として移動平均法による原価法によっています。
(2)デリバティブ
時価法によっています。
(3)棚卸資産
製品・仕掛品については主として個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっており、その他については主として平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっています。
② 重要な減価償却資産の減価償却方法
(1)有形固定資産(リース資産、使用権資産を除く)
主として定額法によっています。
なお、主な耐用年数は以下のとおりです。
建物及び構築物 3~50年
機械装置及び運搬具 4~10年
(2)無形固定資産(リース資産、使用権資産を除く)
定額法によっています。
なお、自社利用のソフトウエアについては社内における利用可能期間(主として5年)に基づく定額法によっています。
また、顧客関連資産及び技術資産については、対価の算定根拠となった将来の収益獲得期間(主として10年)に基づく定額法によっています。
(3)リース資産
リース期間を耐用年数とした定額法によっています。
なお、残存価額については、リース契約上に残価保証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは零としています。
(4)使用権資産
リース期間または当該資産の耐用年数のうち、いずれか短い方の期間に基づく定額法によっています。
③ 重要な引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、主として、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しています。
(2)賞与引当金
従業員に対して支給する賞与に充てるため、翌連結会計年度支給見込額の当連結会計年度負担分を計上しています。
(3)工事損失引当金
受注工事の損失に備えるため、当連結会計年度末の未引渡工事のうち、損失の発生が見込まれ、かつ、その金額を合理的に見積ることができる工事について、翌連結会計年度以降に発生が見込まれる損失を計上しています。
④ 退職給付に係る会計処理の方法
一部の在外連結子会社では、従業員の退職給付に備えるため、米国会計基準又は国際財務報告基準を基に処理を行っています。
(1)退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、主に給付算定式基準によっています。
(2)数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
数理計算上の差異は、従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数で定額法により発生の翌連結会計年度から費用処理しています。
過去勤務費用は、従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による按分額を処理しています。
⑤ 重要な収益及び費用の計上基準
当社グループでは、以下の5ステップアプローチに基づき、顧客への財やサービスの移転との交換により、その権利を得ると見込む対価を反映した金額で収益を認識しています。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:取引価格を契約における別個の履行義務へ配分する。
ステップ5:履行義務を充足した時点で(又は充足するに応じて)収益を認識する。
なお、ステップ4については、予想コストに利益相当額を加算するアプローチにより独立販売価格を見積り、取引価格を各履行義務に配分しています。
(1)製品の販売
生産現場に配置されるフィールド機器等の製品の販売において、契約に複数の製品の販売が含まれる場合には契約価格を取引価格の基礎とし、各製品を履行義務の単位として認識しています。
各製品の引渡し時点において顧客が支配を獲得し、履行義務を充足していると判断していますので、当該引き渡し時点で収益を認識しています。なお、収益認識に関する会計基準の適用指針第98項の要件を満たすものについては、出荷時に収益を認識しています。
履行義務の対価は、履行義務を充足してから概ね1年以内に受領しています。
(2)工事契約等
エンジニアリングを含む工事契約等による取引は、他の顧客又は別の用途に振り向けることができない資産の創出であり、完了した作業に対する支払いを受ける権利を有しているものであるため、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗に基づき収益を一定の期間にわたり認識しています。進捗度は、当該履行義務の充足のために予想される総原価に対する、実発生原価の割合に基づいて算定しています。当基準に基づく当連結会計年度の売上高は240,375百万円であります。
また、受注金額あるいは履行義務の充足のために予想される総原価が信頼性をもって見積ることができない場合には、実発生原価のうち回収可能性が高いと判断される部分と同額を収益として認識しています。
履行義務の対価は、契約上のマイルストーン等により、概ね履行義務の充足に応じて受領しています。
なお、保守契約による取引は、その契約期間に応じて収益を認識しています。
⑥ 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しています。なお、在外子会社等の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めています。
⑦ 重要なヘッジ会計の方法
(1)ヘッジ会計の方法
主として繰延ヘッジ処理によっています。なお、為替予約等については振当処理の要件を満たしている場合は振当処理を、金利スワップについては特例処理の要件を満たしている場合は特例処理を採用しています。
(2)ヘッジ手段とヘッジ対象
主として外貨建の営業債権等の為替変動リスクをヘッジするために為替予約等を、借入金の金利変動リスクをヘッジするために金利スワップを利用しています。
(3)ヘッジ方針
主に為替変動リスク及び金利変動リスクを回避するためにデリバティブ取引を利用することを基本方針としています。
(4)ヘッジ有効性評価の方法
為替予約取引等については、当該取引とヘッジ対象となる資産に関する重要な条件が同一であり、ヘッジ開始時及びその後も継続して相場変動又は、キャッシュ・フロー変動を相殺するものであることが事前に想定されるため、有効性の評価は省略しています。
また、金利スワップ取引については、特例処理の要件を満たしているためヘッジの有効性の評価を省略していま
す。
⑧ のれんの償却方法及び償却期間
のれんの償却については、20年以内のその効果の及ぶ期間にわたって、定額法により規則的に償却しています。ただし、金額に重要性が乏しい場合には、発生時にその全額を償却しています。
⑨ 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3か月以内に償還期限の到来する短期投資からなっています。
⑩ その他連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
当社及び一部の国内連結子会社は、グループ通算制度を適用しています。
(重要な会計上の見積り)
1.工事損失引当金
① 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(単位:百万円)
|
|
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
工事損失引当金 |
7,380 |
8,746 |
② 会計上の見積りの内容について連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報
工事損失引当金は、工事契約について、工事原価総額が工事収益総額を超過する可能性が高く、かつ、その金額を合理的に見積ることができる場合に、その超過すると見込まれる額(工事損失)から、当該工事契約に関して既に計上された損益の額を控除することで算定しています。
採算・生産・品質等の管理における問題の発生によって工事損失の見込額が翌連結会計年度に変動する場合、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
2.企業結合により取得したのれん及び無形資産
① 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(単位:百万円)
|
|
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
のれん |
14,614 |
5,971 |
|
その他無形資産 |
4,174 |
1,580 |
② 会計上の見積りの内容について連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報
企業結合により計上したのれん及び技術資産等のその他無形資産(以下「のれん等」という。)は、毎期、事業環境の変化や業績の悪化などに基づいて減損の兆候の判定を行います。
減損の兆候があると判断された場合、事業計画を基礎として割引前将来キャッシュ・フローを見積り、これが帳簿価額を下回る場合に減損損失を認識することとし、のれん等の帳簿価額を回収可能価額まで減額します。
また、在外連結子会社が行った企業結合により生じたのれん等については、米国会計基準又は国際財務報告基準を基に、減損テストを実施しています。
将来キャッシュ・フローの見積りには、販売台数・販売単価計画等に基づく売上高予想や営業費用予想などの仮定が含まれ、これらの仮定が経済環境や需要動向等の変化により見直しが必要となる場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
(未適用の会計基準等)
・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)
・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)
・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)
(1)概要
2018年2月に企業会計基準第28号「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等(以下「企業会計基準第28号等」)が公表され、日本公認会計士協会における税効果会計に関する実務指針の企業会計基準委員会への移管が完了されましたが、その審議の過程で、次の2つの論点について、企業会計基準第28号等の公表後に改めて検討を行うこととされていたものが、審議され、公表されたものであります。
・ 税金費用の計上区分(その他の包括利益に対する課税)
・ グループ法人税制が適用される場合の子会社株式等(子会社株式又は関連会社株式)の売却に係る税効果
(2)適用予定日
2025年3月期の期首から適用します。
(3)当該会計基準等の適用による影響
「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。
(連結貸借対照表関係)
※1 有形固定資産の減価償却累計額は、次のとおりです。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
有形固定資産の減価償却累計額 |
150,406百万円 |
162,888百万円 |
※2 非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりです。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
投資有価証券 |
19,763百万円 |
21,736百万円 |
※3 担保資産及び担保付債務
担保に供している資産は、次のとおりです。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
現金及び預金 |
12百万円 |
12百万円 |
|
投資有価証券 |
4 |
5 |
|
在外子会社の事業用資産 |
10,829 |
14,020 |
|
計 |
10,847 |
14,038 |
上記、在外子会社の事業用資産は、在外子会社において包括的に担保に供している売掛債権等です。
担保付債務は、次のとおりです。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
支払手形及び買掛金 |
25百万円 |
24百万円 |
4 当社は、当社及び当社グループの運転資金の安定的かつ効率的な調達等を行うため、複数の金融機関とコミットメントライン契約を締結しています。これらの契約に基づく連結会計年度末における借入未実行残高等は、次のとおりです。また、これらのコミットメントライン契約には、純資産及び利益について一定の条件の財務制限条項が付されています。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
コミットメントライン契約の総額 |
45,000百万円 |
45,000百万円 |
|
借入実行残高 |
- |
- |
|
差引額 |
45,000 |
45,000 |
※5 損失が見込まれる工事契約に係る棚卸資産と工事損失引当金は、相殺せずに両建てで表示しています。損失の発生が見込まれる工事契約に係る棚卸資産のうち、工事損失引当金に対応する額は、次のとおりです。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
商品及び製品 |
518百万円 |
75百万円 |
|
仕掛品 |
46 |
55 |
|
計 |
564 |
131 |
※6 借入金のうち次の金額には、純資産及び利益について一定の条件の財務制限条項が付されています。
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
20,000百万円 |
20,000百万円 |
(連結損益計算書関係)
※1 顧客との契約から生じる収益
売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。
※2 売上原価に含まれている工事損失引当金繰入額は、次のとおりです。
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
工事損失引当金繰入額 |
672百万円 |
548百万円 |
※3 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりです。
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
給料 |
48,403百万円 |
49,933百万円 |
|
退職給付費用 |
4,428 |
4,758 |
|
賞与引当金繰入額 |
7,531 |
8,306 |
|
貸倒引当金繰入額 |
379 |
△311 |
|
研究開発費 |
30,169 |
32,371 |
※4 一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の総額
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
30,492百万円 |
32,435百万円 |
※5 固定資産売却益の内訳は、次のとおりです。
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
建物及び構築物 |
5百万円 |
0百万円 |
|
機械装置及び運搬具 |
36 |
33 |
|
工具、器具及び備品 |
8 |
5 |
|
無形固定資産 |
475 |
0 |
|
計 |
526 |
39 |
※6 固定資産売却損の内訳は、次のとおりです。
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
建物及び構築物 |
1百万円 |
4百万円 |
|
機械装置及び運搬具 |
3 |
4 |
|
工具、器具及び備品 |
0 |
1 |
|
計 |
5 |
10 |
※7 固定資産除却損の内訳は、次のとおりです。
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
建物及び構築物 |
318百万円 |
128百万円 |
|
機械装置及び運搬具 |
27 |
21 |
|
工具、器具及び備品 |
20 |
18 |
|
無形固定資産 |
65 |
24 |
|
計 |
432 |
193 |
※8 段階取得に係る差益
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
Yokogawa Fluence Analytics, Inc.(旧社名:Fluence Analytics Inc.)の株式の段階取得に伴い発生したものであります。
※9 減損損失
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
|
場所 |
用途 |
種類 |
減損損失の金額 (百万円) |
|
英国 |
事業用資産 |
のれん |
261 |
|
ノルウェー |
事業用資産 |
その他無形資産 |
296 |
|
|
|
合計 |
558 |
当社グループの事業用資産については、管理会計の区分に基づきグルーピングをしています。
英国の連結子会社であるYokogawa RAP Limitedの株式取得時に計上したのれんについて、事業拡大へ向けた位置づけの変更に伴い、同社単体の業績が当初想定していた事業計画を下回って推移することが見込まれることから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しました。
なお、当資産グループの回収可能価額は、使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローを10%で割り引いて算定しています。
ノルウェーの連結子会社であるYokogawa TechInvent ASの株式取得時に計上したその他無形資産について、同社を取り巻く事業環境の変化を受け、当初想定していた事業計画を下回って業績が推移していることから帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しました。
なお、当資産グループの回収可能価額は、使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローを10%で割り引いて算定しています。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
|
場所 |
用途 |
種類 |
減損損失の金額 (百万円) |
|
米国 |
事業用資産 |
工具、器具及び備品 |
38 |
|
使用権資産 |
103 |
||
|
のれん |
3,563 |
||
|
その他無形固定資産 |
3,701 |
||
|
ドイツ |
事業用資産 |
のれん |
3,104 |
|
その他無形固定資産 |
881 |
||
|
日本 |
事業用資産 |
機械装置及び運搬具 |
46 |
|
その他無形固定資産 |
1 |
||
|
長期前払費用 |
4 |
||
|
遊休資産 |
機械装置及び運搬具 |
28 |
|
|
|
|
合計 |
11,473 |
当社グループの事業用資産については、管理会計の区分に基づきグルーピングをしています。
米国の連結子会社であるPXiSE Energy Solutions, LLC、Yokogawa Fluence Analytics, Inc.及びドイツの連結子会社であるYokogawa Insilico Biotechnology GmbHの取得時に計上したのれん等について、当初想定していた事業計画を下回って業績が推移していることなどから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しました。
なお、当資産グループの回収可能価額は、使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローを10%で割り引いて算定しています。
(連結包括利益計算書関係)
※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
その他有価証券評価差額金: |
|
|
|
当期発生額 |
11,574百万円 |
19,819百万円 |
|
組替調整額 |
△834 |
△15,949 |
|
税効果調整前 |
10,739 |
3,870 |
|
税効果額 |
△3,210 |
△1,029 |
|
その他有価証券評価差額金 |
7,529 |
2,840 |
|
繰延ヘッジ損益: |
|
|
|
当期発生額 |
△132 |
191 |
|
組替調整額 |
- |
- |
|
税効果調整前 |
△132 |
191 |
|
税効果額 |
34 |
△49 |
|
繰延ヘッジ損益 |
△98 |
142 |
|
為替換算調整勘定: |
|
|
|
当期発生額 |
8,825 |
19,693 |
|
組替調整額 |
1 |
△113 |
|
税効果調整前 |
8,826 |
19,580 |
|
税効果額 |
- |
- |
|
為替換算調整勘定 |
8,826 |
19,580 |
|
退職給付に係る調整額: |
|
|
|
当期発生額 |
△12 |
△100 |
|
組替調整額 |
96 |
217 |
|
税効果調整前 |
84 |
117 |
|
税効果額 |
△27 |
△64 |
|
退職給付に係る調整額 |
57 |
53 |
|
持分法適用会社に対する持分相当額: |
|
|
|
当期発生額 組替調整額 |
187 △124 |
331 △196 |
|
持分法適用会社に対する持分相当額 |
63 |
134 |
|
その他の包括利益合計 |
16,378 |
22,751 |
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
|
|
当連結会計年度期首株式数(千株) |
当連結会計年度増加株式数(千株) |
当連結会計年度減少株式数(千株) |
当連結会計年度末株式数(千株) |
|
発行済株式 |
|
|
|
|
|
普通株式 |
268,624 |
- |
- |
268,624 |
|
合計 |
268,624 |
- |
- |
268,624 |
|
自己株式 |
|
|
|
|
|
普通株式 (注) |
1,694 |
1 |
- |
1,695 |
|
合計 |
1,694 |
1 |
- |
1,695 |
(注)普通株式の自己株式の株式数の増加1千株は単元未満株式の買取によるものです。
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
|
(決議) |
株式の種類 |
配当金の総額 (百万円) |
配当の原資 |
1株当たり 配当額(円) |
基準日 |
効力発生日 |
|
2022年6月22日 定時株主総会 |
普通株式 |
4,537 |
利益剰余金 |
17.00 |
2022年3月31日 |
2022年6月23日 |
|
2022年11月1日 取締役会 |
普通株式 |
4,537 |
利益剰余金 |
17.00 |
2022年9月30日 |
2022年12月2日 |
(2) 基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
|
(決議) |
株式の種類 |
配当金の総額 (百万円) |
配当の原資 |
1株当たり 配当額(円) |
基準日 |
効力発生日 |
|
2023年6月27日 定時株主総会 |
普通株式 |
4,537 |
利益剰余金 |
17.00 |
2023年3月31日 |
2023年6月28日 |
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
|
|
当連結会計年度期首株式数(千株) |
当連結会計年度増加株式数(千株) |
当連結会計年度減少株式数(千株) |
当連結会計年度末株式数(千株) |
|
発行済株式 |
|
|
|
|
|
普通株式 |
268,624 |
- |
- |
268,624 |
|
合計 |
268,624 |
- |
- |
268,624 |
|
自己株式 |
|
|
|
|
|
普通株式 (注) |
1,695 |
6,778 |
- |
8,473 |
|
合計 |
1,695 |
6,778 |
- |
8,473 |
(注)普通株式の自己株式の株式数の増加6,778千株は、取締役会決議による取得による増加6,776千株、単元未満株式の買取りによる増加2千株であります。
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
|
(決議) |
株式の種類 |
配当金の総額 (百万円) |
配当の原資 |
1株当たり 配当額(円) |
基準日 |
効力発生日 |
|
2023年6月27日 定時株主総会 |
普通株式 |
4,537 |
利益剰余金 |
17.00 |
2023年3月31日 |
2023年6月28日 |
|
2023年11月7日 取締役会 |
普通株式 |
4,445 |
利益剰余金 |
17.00 |
2023年9月30日 |
2023年12月1日 |
(2) 基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
|
(決議) |
株式の種類 |
配当金の総額 (百万円) |
配当の原資 |
1株当たり 配当額(円) |
基準日 |
効力発生日 |
|
2024年6月18日 定時株主総会 |
普通株式 |
5,983 |
利益剰余金 |
23.00 |
2024年3月31日 |
2024年6月19日 |
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
||
|
現金及び預金勘定 |
121,438 |
百万円 |
139,884 |
百万円 |
|
預入期間が3か月を超える定期預金 |
△5,060 |
|
△5,455 |
|
|
現金及び現金同等物 |
116,378 |
|
134,428 |
|
(リース取引関係)
1.ファイナンス・リース取引(借主側)
所有権移転外ファイナンス・リース取引
① リース資産の内容
有形固定資産
主として、工具、器具及び備品となっています。
② リース資産の減価償却の方法
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4 会計方針に関する事項 ② 重要な減価償却資産の減価償却方法」に記載のとおりです。
2.米国会計基準又は国際財務報告基準によるリース取引
① 使用権資産の内容
有形固定資産
主として、建物及び構築物となっています。
② 使用権資産の減価償却の方法
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4 会計方針に関する事項 ② 重要な減価償却資産の減価償却方法」に記載のとおりです。
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、主に制御・計測製品の製造販売事業を行うための設備投資計画に照らして、必要な資金を銀行借入等により調達しています。一時的な余資は安全性の高い金融資産で運用し、また、短期的な必要資金を銀行借入及びコマーシャル・ペーパー等で調達しています。またデリバティブ取引は、借入金の金利変動リスク、外貨建債権債務の変動リスクを回避するために利用し、投機的な取引は行わない方針です。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されていますが、当社グループの債権管理基準に則り、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、信用状況を把握する体制としています。
投資有価証券として保有している株式は、市場価格の変動リスクがありますが、主に事業上の取引関係を有する企業の株式であり、定期的に時価や発行体の財務状況を把握し、保有状況を継続的に見直しています。
営業債務である支払手形及び買掛金の支払期日はほとんどが1年以内です。これら営業債務などの流動負債は、その決済時において流動性のリスクに晒されていますが、当社グループでは各社が毎月資金繰計画を見直すなどの方法により、そのリスクを回避しています。
長期借入金は、主に設備投資及び投融資に係る資金調達です。長期借入金については、その支払金利の変動リスク回避のため、固定金利での借入を原則としており、変動金利で借入を実施した場合、金利スワップ取引による固定化を行っています。
リース債務は、主に設備投資に係る資金調達です。決済時において流動性のリスクに晒されていますが、
当社グループでは各社が毎月資金繰計画を見直すなどの方法により、そのリスクを回避しています。
外貨建の営業債権は、為替の変動リスクに晒されていますが、原則として為替予約等を利用し、リスクの軽減に取り組んでいます。
当社グループのデリバティブ取引は、取引権限を定めた社内規程に則って執行されています。当該規程では、デリバティブ取引の管理方針、リスク管理の主管部署、利用目的、利用範囲、信用リスクを軽減させる取引相手方の選定基準、及び報告体制に関する規定が明記されています。また、取引の執行者と取引管理者の間で相互牽制が働くような組織と報告体制をとっています。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価格のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれています。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。また、注記事項 「デリバティブ取引関係」 におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。なお、市場価格のない株式等及び組合出資金等は、次表には含めていません。
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
|
連結貸借対照表計上額 (百万円) |
時価(百万円) |
差額(百万円) |
|
有価証券及び投資有価証券 |
32,819 |
32,819 |
- |
|
資産計 |
32,819 |
32,819 |
- |
|
(1) 長期借入金 (*2) |
24,102 |
24,014 |
△87 |
|
(2) リース債務 (*3) |
7,512 |
7,298 |
△213 |
|
負債計 |
31,614 |
31,312 |
△301 |
|
デリバティブ取引 (*4) |
△500 |
△500 |
- |
(*1) 現金及び預金、受取手形、売掛金、支払手形及び買掛金、電子記録債務、コマーシャル・ペーパー、未払金、
未払法人税等は、短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略してい
ます。
(*2) 長期借入金には1年以内に返済予定として連結貸借対照表上、短期借入金に表示している長期借入金を含めています。
(*3) 1年以内に期限が到来するリース債務を含めています。
(*4) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しています。
(*5) 組合出資金等は、「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17
日)第24-16項の取扱いを適用し、上表には含めていません。連結貸借対照表における当該組合出資金等の金
額は295百万円です。
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
|
連結貸借対照表計上額 (百万円) |
時価(百万円) |
差額(百万円) |
|
有価証券及び投資有価証券 |
36,302 |
36,302 |
- |
|
資産計 |
36,302 |
36,302 |
- |
|
(1) 長期借入金 |
24,000 |
23,830 |
△169 |
|
(2) リース債務 (*2) |
8,589 |
8,273 |
△315 |
|
負債計 |
32,589 |
32,103 |
△485 |
|
デリバティブ取引 (*3) |
△456 |
△456 |
- |
(*1) 現金及び預金、受取手形、売掛金、支払手形及び買掛金、電子記録債務、短期借入金、未払金、未払法人税等
は、短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しています。
(*2) 1年以内に期限が到来するリース債務を含めています。
(*3) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しています。
(*4) 組合出資金等は、「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17
日)第24-16項の取扱いを適用し、上表には含めていません。連結貸借対照表における当該組合出資金等の金
額は545百万円です。
(注)1.市場価格のない株式等の連結貸借対照表計上額
(単位:百万円)
|
区分 |
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
市場価格のない株式等 |
37,670 |
28,767 |
※.市場価格のない株式等には非上場株式等が含まれ、企業会計基準適用指針第19号「金融商品の時価等
の開示に関する適用指針」(2020年3月31日 企業会計基準委員会)第5項に従い、時価開示の対象と
はしていません。
2. 金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 5年以内 (百万円) |
5年超 10年以内 (百万円) |
10年超 (百万円) |
|
現金及び預金 |
121,438 |
- |
- |
- |
|
受取手形 |
10,318 |
- |
- |
- |
|
売掛金 |
133,088 |
565 |
- |
- |
|
合計 |
264,846 |
565 |
- |
- |
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 5年以内 (百万円) |
5年超 10年以内 (百万円) |
10年超 (百万円) |
|
現金及び預金 |
139,884 |
- |
- |
- |
|
受取手形 |
14,278 |
- |
- |
- |
|
売掛金 |
141,111 |
1,457 |
- |
- |
|
合計 |
295,274 |
1,457 |
- |
- |
3. 長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
|
短期借入金 |
460 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
コマーシャル・ペーパー |
25,000 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
長期借入金 |
20,014 |
87 |
- |
4,000 |
- |
- |
|
リース債務 |
2,219 |
2,159 |
1,074 |
541 |
348 |
1,168 |
|
合計 |
47,694 |
2,247 |
1,074 |
4,541 |
348 |
1,168 |
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円) |
4年超 5年以内 (百万円) |
5年超 (百万円) |
|
短期借入金 |
295 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
コマーシャル・ペーパー |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
長期借入金 |
- |
- |
24,000 |
- |
- |
- |
|
リース債務 |
2,780 |
2,056 |
1,001 |
830 |
626 |
1,293 |
|
合計 |
3,076 |
2,056 |
25,001 |
830 |
626 |
1,293 |
3.金融商品の時価の適切な区分ごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しています。
レベル1の時価:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により算定した時価
レベル2の時価:レベル1のインプット以外の直接又は間接的に観察可能なインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:重要な観察できないインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しています。
(1) 時価をもって連結貸借対照表計上額とする金融資産及び金融負債
前連結会計年度(2023年3月31日)
(単位:百万円)
|
区分 |
時価 |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
投資有価証券 株式 |
32,603 |
- |
- |
32,603 |
|
資産計 |
32,603 |
- |
- |
32,603 |
|
デリバティブ取引 為替関連 通貨関連 |
- - |
△122 △377 |
- - |
△122 △377 |
|
負債計 |
- |
△500 |
- |
△500 |
(注)「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日)第24-3項
の取扱いを適用した投資信託については、上表には含めていません。連結貸借対照表における当該投資信託
の金額は216百万円です。
当連結会計年度(2024年3月31日)
(単位:百万円)
|
区分 |
時価 |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
投資有価証券 株式 |
35,977 |
- |
- |
35,977 |
|
資産計 |
35,977 |
- |
- |
35,977 |
|
デリバティブ取引 為替関連 通貨関連 |
- - |
△229 △226 |
- - |
△229 △226 |
|
負債計 |
- |
△456 |
- |
△456 |
(注)「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日)第24-3項
の取扱いを適用した投資信託については、上表には含めていません。連結貸借対照表における当該投資信託
の金額は325百万円です。
(2) 時価をもって連結貸借対照表計上額としない金融資産及び金融負債
前連結会計年度(2023年3月31日)
(単位:百万円)
|
区分 |
時価 |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
長期借入金 |
- |
24,014 |
- |
24,014 |
|
リース債務 |
- |
7,298 |
- |
7,298 |
|
負債計 |
- |
31,312 |
- |
31,312 |
当連結会計年度(2024年3月31日)
(単位:百万円)
|
区分 |
時価 |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
長期借入金 |
- |
23,830 |
- |
23,830 |
|
リース債務 |
- |
8,273 |
- |
8,273 |
|
負債計 |
- |
32,103 |
- |
32,103 |
(注)時価の算定に用いた評価技法及びインプットの説明
「投資有価証券」
上場株式の時価は相場価格を用いて評価しています。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しています。
「長期借入金」、「リース債務」
これらの時価は、元利金の合計額、当該債務の残存期間及び新規に同様の借入れを行った場合に想定される利率を基に割引現在価値法により算定し、レベル2の時価に分類しています。
「デリバティブ取引」
金利や為替レート等の観察可能なインプットを用いて割引現在価値法により算定し、レベル2の時価に分類しています。
(有価証券関係)
1.その他有価証券
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
|
種類 |
連結貸借対照表計上額 (百万円) |
取得原価 (百万円) |
差額 (百万円) |
|
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの |
株式 |
32,152 |
5,471 |
26,681 |
|
その他 |
216 |
161 |
55 |
|
|
小計 |
32,369 |
5,632 |
26,736 |
|
|
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの |
株式 |
450 |
569 |
△118 |
|
小計 |
450 |
569 |
△118 |
|
|
合計 |
32,819 |
6,202 |
26,617 |
|
(注)市場価格のない株式等(連結貸借対照表計上額 17,906百万円)については、上表には含めていません。
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
|
種類 |
連結貸借対照表計上額 (百万円) |
取得原価 (百万円) |
差額 (百万円) |
|
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの |
株式 |
35,531 |
5,305 |
30,226 |
|
その他 |
325 |
234 |
90 |
|
|
小計 |
35,856 |
5,540 |
30,316 |
|
|
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの |
株式 |
445 |
465 |
△20 |
|
小計 |
445 |
465 |
△20 |
|
|
合計 |
36,302 |
6,006 |
30,296 |
|
(注)市場価格のない株式等(連結貸借対照表計上額 7,031百万円)については、上表には含めていません。
2.売却したその他有価証券
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
種類 |
売却額 (百万円) |
売却益の合計額 (百万円) |
売却損の合計額 (百万円) |
|
株式 |
1,087 |
834 |
- |
|
合計 |
1,087 |
834 |
- |
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
種類 |
売却額 (百万円) |
売却益の合計額 (百万円) |
売却損の合計額 (百万円) |
|
株式 |
28,315 |
16,990 |
- |
|
合計 |
28,315 |
16,990 |
- |
3.減損処理を行ったその他有価証券
その他有価証券について、当連結会計年度に1,041百万円の減損処理を行っています。前連結会計年度においては、該当事項はありません。
なお、市場価格のない株式等以外のものについては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には全て、30~50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っています。
また、市場価格のない株式等については、実質価額が取得原価に比べ50%以上下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っています。
(デリバティブ取引関係)
1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
通貨関連
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
区分 |
取引の種類 |
契約額等 (百万円) |
契約額等の うち1年超 (百万円) |
時価 (百万円) |
評価損益 (百万円) |
|
市場取引以外の取引 |
為替予約取引 |
|
|
|
|
|
売建 |
|
|
|
|
|
|
米ドル |
10,244 |
- |
2 |
2 |
|
|
その他 |
3,979 |
- |
20 |
20 |
|
|
買建 |
|
|
|
|
|
|
米ドル |
440 |
- |
△23 |
△23 |
|
|
その他 |
- |
- |
- |
- |
|
|
通貨スワップ取引 |
13,289 |
- |
△377 |
△377 |
|
|
合計 |
27,953 |
- |
△378 |
△378 |
|
(注)上記取引には連結貸借対照表上相殺消去されている連結会社向け債権債務の為替変動リスクなどをヘッジする
目的で締結している通貨関連及び金利関連の契約額、時価及び評価損益を含んでいます。
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
区分 |
取引の種類 |
契約額等 (百万円) |
契約額等の うち1年超 (百万円) |
時価 (百万円) |
評価損益 (百万円) |
|
市場取引以外の取引 |
為替予約取引 |
|
|
|
|
|
売建 |
|
|
|
|
|
|
米ドル |
10,462 |
- |
△217 |
△217 |
|
|
その他 |
6,783 |
- |
△87 |
△87 |
|
|
買建 |
|
|
|
|
|
|
米ドル |
1,249 |
- |
21 |
21 |
|
|
その他 |
- |
- |
- |
- |
|
|
通貨スワップ取引 |
9,912 |
- |
△226 |
△226 |
|
|
合計 |
28,408 |
- |
△510 |
△510 |
|
(注)上記取引には連結貸借対照表上相殺消去されている連結会社向け債権債務の為替変動リスクなどをヘッジする
目的で締結している通貨関連及び金利関連の契約額、時価及び評価損益を含んでいます。
2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
(1)通貨関連
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
ヘッジ会計の方法 |
取引の種類 |
主なヘッジ対象 |
契約額等 (百万円) |
契約額等のうち1年超 (百万円) |
時価 (百万円) |
|
原則的処理方法 |
為替予約取引 |
買掛金 |
|
|
|
|
買建 |
|
|
|
||
|
米ドル |
2,533 |
330 |
△121 |
||
|
合計 |
2,533 |
330 |
△121 |
||
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
ヘッジ会計の方法 |
取引の種類 |
主なヘッジ対象 |
契約額等 (百万円) |
契約額等のうち1年超 (百万円) |
時価 (百万円) |
|
原則的処理方法 |
為替予約取引 |
買掛金 |
|
|
|
|
買建 |
|
|
|
||
|
米ドル |
4,371 |
499 |
54 |
||
|
合計 |
4,371 |
499 |
54 |
||
(2)金利関連
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
ヘッジ会計の 方法 |
取引の種類 |
主なヘッジ対象 |
契約額等 (百万円) |
契約額等の うち1年超 (百万円) |
時価 (百万円) |
|
金利スワップの 特例処理 |
金利スワップ取引 |
|
|
|
|
|
支払固定・受取変動 |
長期借入金 |
20,000 |
- |
(注) |
(注)長期借入金の評価損益は、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、当該長期借入金の時価に含めて記載しています。
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
ヘッジ会計の 方法 |
取引の種類 |
主なヘッジ対象 |
契約額等 (百万円) |
契約額等の うち1年超 (百万円) |
時価 (百万円) |
|
金利スワップの 特例処理 |
金利スワップ取引 |
|
|
|
|
|
支払固定・受取変動 |
長期借入金 |
20,000 |
- |
(注) |
(注)長期借入金の評価損益は、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、当該長期借入金の時価に含めて記載しています。
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び一部の連結子会社は、確定拠出型の年金制度を採用しています。また、一部の連結子会社では確定給付型の制度を設けています。
一部の連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しています。
なお、従業員の退職などに際して割増退職金を支払う場合があります。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
退職給付債務の期首残高 |
12,492百万円 |
12,717百万円 |
|
勤務費用 |
780 |
829 |
|
利息費用 |
287 |
381 |
|
過去勤務費用の発生額 |
△24 |
17 |
|
数理計算上の差異の発生額 |
△818 |
△81 |
|
退職給付の支払額 |
△885 |
△810 |
|
その他 |
886 |
1,031 |
|
退職給付債務の期末残高 |
12,717 |
14,087 |
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
年金資産の期首残高 |
8,238百万円 |
8,039百万円 |
|
期待運用収益 |
432 |
293 |
|
数理計算上の差異の発生額 |
△855 |
△163 |
|
事業主からの拠出額 |
468 |
200 |
|
退職給付の支払額 |
△784 |
△670 |
|
その他 |
539 |
622 |
|
年金資産の期末残高 |
8,039 |
8,322 |
(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
積立型制度の退職給付債務 |
12,717百万円 |
14,087百万円 |
|
年金資産 |
△8,039 |
△8,322 |
|
|
4,678 |
5,764 |
|
非積立型制度の退職給付債務 |
- |
- |
|
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 |
4,678 |
5,764 |
|
|
|
|
|
退職給付に係る負債 |
5,081 |
6,048 |
|
退職給付に係る資産 |
△402 |
△284 |
|
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 |
4,678 |
5,764 |
(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
勤務費用 |
780百万円 |
829百万円 |
|
利息費用 |
287 |
381 |
|
期待運用収益 |
△432 |
△293 |
|
数理計算上の差異の費用処理額 |
121 |
217 |
|
過去勤務費用の費用処理額 |
△24 |
- |
|
その他 |
270 |
32 |
|
確定給付制度に係る退職給付費用 |
1,002 |
1,167 |
(5)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
数理計算上の差異 |
84 |
117 |
|
合計 |
84 |
117 |
(6)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
未認識数理計算上の差異 |
△1,163 |
△1,027 |
|
合計 |
△1,163 |
△1,027 |
(7)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりです。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
株式 |
2% |
2% |
|
債券 |
65 |
63 |
|
現金及び預金 |
28 |
29 |
|
その他 |
5 |
6 |
|
合計 |
100 |
100 |
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しています。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしています。)
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
割引率 |
3.51% |
4.29% |
|
長期期待運用収益率 |
3.81% |
3.81% |
3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度4,114百万円、当連結会計年度4,058百万円です。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
繰延税金資産 |
|
|
|
|
賞与引当金 |
3,203百万円 |
|
3,817百万円 |
|
棚卸資産評価損否認 |
1,920 |
|
2,165 |
|
棚卸資産未実現利益 |
2,717 |
|
2,916 |
|
投資有価証券等評価損否認 |
795 |
|
1,618 |
|
税務上の繰越欠損金(注) |
5,808 |
|
4,099 |
|
その他 |
14,453 |
|
15,792 |
|
繰延税金資産小計 |
28,899 |
|
30,410 |
|
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注) |
△2,397 |
|
△2,455 |
|
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 |
△7,704 |
|
△8,029 |
|
評価性引当額小計 |
△10,101 |
|
△10,484 |
|
|
|
|
|
|
繰延税金資産合計 |
18,797 |
|
19,925 |
|
繰延税金負債 |
|
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
△7,661 |
|
△8,691 |
|
在外子会社の留保利益 企業結合により識別された無形資産 |
△2,285 △197 |
|
△2,008 △333 |
|
固定資産圧縮積立金 |
△457 |
|
△450 |
|
その他 |
△1,793 |
|
△1,780 |
|
繰延税金負債合計 |
△12,395 |
|
△13,263 |
|
繰延税金資産の純額 |
6,402 |
|
6,662 |
(注) 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
|
1年以内 |
1年超 2年以内 |
2年超 3年以内 |
3年超 4年以内 |
4年超 5年以内 |
5年超 |
合計 |
|
税務上の繰越欠損金(※) |
717 |
1,791 |
594 |
271 |
124 |
2,309 |
5,808百万円 |
|
評価性引当額 |
△76 |
△264 |
△217 |
△163 |
△29 |
△1,645 |
△2,397 |
|
繰延税金資産 |
641 |
1,527 |
376 |
108 |
94 |
663 |
3,411 |
※ 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
|
1年以内 |
1年超 2年以内 |
2年超 3年以内 |
3年超 4年以内 |
4年超 5年以内 |
5年超 |
合計 |
|
税務上の繰越欠損金(※) |
520 |
434 |
336 |
124 |
140 |
2,544 |
4,099百万円 |
|
評価性引当額 |
△85 |
△19 |
△19 |
△19 |
△34 |
△2,277 |
△2,455 |
|
繰延税金資産 |
434 |
415 |
317 |
105 |
105 |
266 |
1,644 |
※ 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
法定実効税率 |
30.6% |
|
30.6% |
|
(調整) |
|
|
|
|
住民税均等割 |
0.3 |
|
0.2 |
|
交際費等永久に損金に算入されない項目 |
1.4 |
|
0.9 |
|
外国源泉税 |
2.4 |
|
2.4 |
|
減損損失 |
0.3 |
|
2.1 |
|
繰延税金資産に対する評価性引当額の増減 |
△8.6 |
|
0.5 |
|
子会社等に適用される税率等による影響 |
△9.5 |
|
△8.3 |
|
持分法による投資損益 |
△2.1 |
|
△1.1 |
|
その他 |
1.0 |
|
△2.6 |
|
税効果会計適用後の法人税等の負担率 |
15.8 |
|
24.8 |
3.法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理
当社及び一部の国内連結子会社は、グループ通算制度を適用しており、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)に従って、法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理並びに開示を行っています。
(企業結合等関係)
(企業結合に係る暫定的な会計処理の確定)
2023年1月30日に行われたFluence Analytics Inc.との企業結合について、前連結会計年度において暫定的
な会計処理を行っていましたが、当連結会計年度に確定しています。
この結果、暫定的に算定されたのれんの金額6,093百万円は、会計処理の確定により1,170百万円減少し、
4,922百万円となっています。のれんの減少は、無形固定資産が1,481百万円、繰延税金負債が311百万円それ
ぞれ増加したことによるものです。
なお、Fluence Analytics Inc.の取得企業は米国会計基準に準拠しており、「Accounting Standards
Updates」(以下「ASU」)2015-16を適用しています。ASU2015-16は取得企業に対して、測定期間中に
認識された暫定的な会計処理の修正を修正金額が決定される報告期間に認識することを要求していることか
ら、取得原価の配分額の見直しは比較情報に反映していません。
この結果、当連結会計年度の営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益は49百万円増加しています。
(収益認識関係)
1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
報告セグメント |
||||||
|
|
制御 |
測定器 |
新事業他 |
合計 |
|||
|
|
エネルギー&サステナビリティ |
マテリアル |
ライフ |
計 |
|||
|
一時点で移転される財 |
73,265 |
102,922 |
25,690 |
201,878 |
25,049 |
2,863 |
229,790 |
|
一定の期間にわたり移転されるサービス |
121,096 |
75,272 |
29,322 |
225,691 |
16 |
251 |
225,958 |
|
顧客との契約から生じる収益 |
194,361 |
178,194 |
55,013 |
427,569 |
25,065 |
3,114 |
455,749 |
|
その他の収益 |
- |
- |
- |
- |
- |
729 |
729 |
|
外部顧客への売上高 |
194,361 |
178,194 |
55,013 |
427,569 |
25,065 |
3,844 |
456,479 |
(注)「その他の収益」は、リース取引に関する会計基準に基づく賃貸収入等です。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
報告セグメント |
||||||
|
|
制御 |
測定器 |
新事業他 |
合計 |
|||
|
|
エネルギー&サステナビリティ |
マテリアル |
ライフ |
計 |
|||
|
一時点で移転される財 |
87,360 |
116,816 |
30,284 |
234,461 |
31,816 |
3,484 |
269,762 |
|
一定の期間にわたり移転されるサービス |
153,634 |
87,401 |
28,352 |
269,387 |
1 |
249 |
269,638 |
|
顧客との契約から生じる収益 |
240,994 |
204,217 |
58,636 |
503,849 |
31,817 |
3,733 |
539,400 |
|
その他の収益 |
- |
- |
- |
- |
- |
751 |
751 |
|
外部顧客への売上高 |
240,994 |
204,217 |
58,636 |
503,849 |
31,817 |
4,485 |
540,152 |
(注)1. 「その他の収益」は、リース取引に関する会計基準に基づく賃貸収入等です。
2. 当連結会計年度より、従来「制御」として区分していた収益を、顧客の業種軸を主体とした
「エネルギー&サステナビリティ」、「マテリアル」、「ライフ」のサブセグメントに分類して表示しています。
なお、前連結会計年度については、変更後の区分により作成したものを記載しています。
2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
注記事項の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 4 会計方針に関する事項 ⑤ 重要な収益及び費用の計上基準」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しています。
3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報
(1) 契約資産及び契約負債の残高等
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
当期に認識した収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額 |
35,085 |
39,826 |
契約資産は、主に工事契約等において、進捗度に基づいて認識した収益に対する未請求債権であり、受領する対価に対する権利が無条件となった時点で債権に振り替えられます。
また、契約負債は、主に顧客から契約の履行に先立ち受領した前受金であり、当該契約に基づく履行義務を充足するにつれて取り崩されます。
(2) 残存履行義務に配分した取引価格
当連結会計年度末現在で、未充足(又は部分的に未充足)の履行義務に係る将来認識されると見込まれる収益は以下のとおりです。
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
1年内 |
278,674 |
288,121 |
|
1年超 |
84,342 |
109,339 |
|
合計 |
363,016 |
397,461 |
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会及び経営会議において経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
当社は、本社に製品・サービス別の事業本部を置き、各事業本部は、取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しています。従って、当社は、製品の系列、市場の類似性を基礎として、複数の事業セグメントを集約し、「制御事業」「測定器事業」「新事業他」の3つを報告セグメントとしています。
制御事業は、流量計、差圧・圧力伝送器、プロセス分析計等、現場のセンサから生産制御システム、プログラマブルコントローラ、工業用記録計等、生産性向上のための各種ソフトウエア、プラントのライフサイクルコストを最小化するサービスに至る総合的なソリューションを提供しています。
測定器事業は、波形測定器、光通信関連測定器、信号発生器、電力・温度・圧力測定器等を提供しています。
新事業他は、IoTとAIを活用したサービスの提供、バイオマスマテリアルの製造販売等を行っています。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一です。
報告セグメントの利益又は損失は、営業利益又は営業損失の数値です。
報告セグメントの資産は、受取手形、売掛金、契約資産、棚卸資産、有形固定資産、無形固定資産の数値です。
セグメント間の内部売上高又は振替高は、製造原価及び販売管理費をもとに、協議の上、決定しています。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
報告セグメント |
調整額 |
合計 |
|||
|
|
制御 |
測定器 |
新事業他 |
計 |
||
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
|
外部顧客への売上高 |
427,569 |
25,065 |
3,844 |
456,479 |
- |
456,479 |
|
セグメント間の内部売上高又は 振替高 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
計 |
427,569 |
25,065 |
3,844 |
456,479 |
- |
456,479 |
|
セグメント利益又は損失(△) |
41,081 |
4,632 |
△1,304 |
44,409 |
- |
44,409 |
|
セグメント資産 |
373,695 |
12,491 |
7,585 |
393,772 |
- |
393,772 |
|
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
|
減価償却費 |
17,081 |
784 |
172 |
18,037 |
- |
18,037 |
|
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
28,395 |
996 |
190 |
29,582 |
- |
29,582 |
(注)報告セグメントの利益又は損失は、営業利益又は損失の数値です。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
報告セグメント |
調整額 |
合計 |
|||
|
|
制御 |
測定器 |
新事業他 |
計 |
||
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
|
外部顧客への売上高 |
503,849 |
31,817 |
4,485 |
540,152 |
- |
540,152 |
|
セグメント間の内部売上高又は 振替高 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
計 |
503,849 |
31,817 |
4,485 |
540,152 |
- |
540,152 |
|
セグメント利益又は損失(△) |
71,666 |
8,138 |
△1,004 |
78,800 |
- |
78,800 |
|
セグメント資産 |
410,405 |
13,116 |
8,704 |
432,226 |
- |
432,226 |
|
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
|
減価償却費 |
19,413 |
696 |
161 |
20,272 |
- |
20,272 |
|
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
26,397 |
967 |
72 |
27,438 |
- |
27,438 |
(注)報告セグメントの利益又は損失は、営業利益又は損失の数値です。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
製品及びサービスの区分が報告セグメントの区分と同一のため、記載を省略しています。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
|
日本 |
東南アジア・ 極東 |
中国 |
インド |
欧州全域 |
ロシア |
北米 |
中東・ アフリカ |
中南米 |
合計 |
|
124,329 |
73,064 |
74,865 |
19,528 |
38,298 |
7,199 |
44,475 |
59,730 |
14,987 |
456,479 |
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しています。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
|
日本 |
東南アジア・ 極東 |
中国 |
インド |
欧州全域 |
ロシア |
北米 |
中東・ アフリカ |
中南米 |
合計 |
|
53,426 |
10,498 |
6,740 |
1,668 |
8,980 |
324 |
2,621 |
2,980 |
317 |
87,559 |
3.主要な顧客ごとの情報
当社は連結売上高の10%を超える主要な顧客はありません。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
製品及びサービスの区分が報告セグメントの区分と同一のため、記載を省略しています。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
|
日本 |
東南アジア・ 極東 |
中国 |
インド |
欧州全域 |
ロシア |
北米 |
中東・ アフリカ |
中南米 |
合計 |
|
138,601 |
79,065 |
84,021 |
27,420 |
52,650 |
2,767 |
52,882 |
83,222 |
19,520 |
540,152 |
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しています。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
|
日本 |
東南アジア・ 極東 |
中国 |
インド |
欧州全域 |
ロシア |
北米 |
中東・ アフリカ |
中南米 |
合計 |
|
53,056 |
11,569 |
6,825 |
2,363 |
10,102 |
106 |
2,872 |
3,509 |
633 |
91,038 |
3.主要な顧客ごとの情報
当社は連結売上高の10%を超える主要な顧客はありません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
制御 |
測定器 |
新事業他 |
合計 |
|
減損損失 |
558 |
- |
- |
558 |
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
制御 |
測定器 |
新事業他 |
合計 |
|
減損損失 |
11,473 |
- |
- |
11,473 |
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
制御 |
測定器 |
新事業他 |
合計 |
|
当期償却額 |
1,659 |
- |
- |
1,659 |
|
当期末残高 |
14,614 |
- |
- |
14,614 |
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
制御 |
測定器 |
新事業他 |
合計 |
|
当期償却額 |
2,298 |
- |
- |
2,298 |
|
当期末残高 |
5,971 |
- |
- |
5,971 |
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
【関連当事者情報】
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
1株当たり純資産額 |
1,422円20銭 |
1,678円42銭 |
|
1株当たり当期純利益 |
145円81銭 |
234円83銭 |
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載していません。
2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりです。
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
親会社株主に帰属する 当期純利益(百万円) |
38,920 |
61,685 |
|
普通株主に帰属しない金額(百万円) |
- |
- |
|
普通株式に係る親会社株主に帰属する 当期純利益(百万円) |
38,920 |
61,685 |
|
期中平均株式数(株) |
266,929,766 |
262,686,997 |
3.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりです。
|
|
前連結会計年度末 (2023年3月31日) |
当連結会計年度末 (2024年3月31日) |
|
純資産の部の合計額(百万円) |
386,825 |
444,763 |
|
純資産の部の合計額から控除する金額 (百万円) |
7,200 |
8,120 |
|
(うち非支配株主持分(百万円)) |
(7,200) |
(8,120) |
|
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) |
379,625 |
436,642 |
|
1株当たり純資産額の算定に用いられた 期末の普通株式の数(株) |
266,929,077 |
260,150,684 |
(重要な後発事象)
取得による企業結合
当社は、2024年5月16日に、BaxEnergy GmbH(本社:ドイツ、ハノーバー市、以下「BaxEnergy社」)と、BaxEnergy社の発行済株式を取得し、完全子会社化する手続を開始することに合意し、2024年5月29日に株式を取得しました。
1.企業結合の概要
⑴ 被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 BaxEnergy GmbH
事業の内容 再生可能エネルギー監視ソリューションの提供
⑵ 企業結合を行った主な理由
大手ヨーロッパ電力会社等で実績のあるBaxEnergy社の各種ソリューションを、既存のグローバルネットワークを活用して、導入のコンサルティングから実装、アフターサービスにわたって提供するため。
⑶ 企業結合日
2024年5月29日
⑷ 企業結合の法的形式
現金を対価とする株式取得
⑸ 結合後企業の名称
名称の変更はありません。
⑹ 取得後の議決権比率
100.00%
⑺ 取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が、現金を対価として株式を取得したことによります。
2.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
株式取得の対価 現金 20百万ユーロ
3.主要な取得関連費用の内容及び金額
現時点では確定していません。
4.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
現時点では確定していません。
5.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
現時点では確定していません。
⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】
該当事項はありません。
【借入金等明細表】
|
区分 |
当期首残高 (百万円) |
当期末残高 (百万円) |
平均利率 (%) |
返済期限 |
|
短期借入金 |
460 |
295 |
0.019 |
- |
|
コマーシャル・ペーパー |
25,000 |
- |
- |
- |
|
1年以内に返済予定の長期借入金 |
20,014 |
- |
- |
- |
|
1年以内に返済予定のリース債務 |
2,219 |
2,780 |
3.943 |
- |
|
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) |
4,087 |
24,000 |
0.593 |
2026年 |
|
リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) |
5,292 |
5,808 |
4.092 |
2025年~2046年 |
|
合計 |
57,074 |
32,884 |
- |
- |
(注)1.平均利率は、当期末の残高及び利率を用いて算定した加重平均利率です。
2.長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年内における返済予定額は以下のとおりです。
|
|
1年超2年以内 (百万円) |
2年超3年以内 (百万円) |
3年超4年以内 (百万円) |
4年超5年以内 (百万円) |
|
長期借入金 |
- |
24,000 |
- |
- |
|
リース債務 |
2,056 |
1,001 |
830 |
626 |
【資産除去債務明細表】
当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定により記載を省略しています。
(2)【その他】
当連結会計年度における四半期情報
|
(累計期間) |
第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
当連結会計年度 |
|
売上高(百万円) |
118,646 |
254,498 |
393,089 |
540,152 |
|
税金等調整前四半期(当期) 純利益(百万円) |
31,201 |
47,507 |
71,448 |
87,760 |
|
親会社株主に帰属する 四半期(当期)純利益 (百万円) |
24,675 |
35,053 |
52,113 |
61,685 |
|
1株当たり四半期(当期) 純利益(円) |
92.60 |
132.50 |
197.81 |
234.83 |
|
(会計期間) |
第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
第4四半期 |
|
1株当たり四半期純利益(円) |
92.60 |
39.63 |
65.36 |
36.80 |
2【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
①【貸借対照表】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2023年3月31日) |
当事業年度 (2024年3月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
18,857 |
24,300 |
|
電子記録債権 |
49 |
65 |
|
売掛金 |
※1 45,478 |
※1 48,762 |
|
契約資産 |
※1 212 |
※1 29 |
|
商品及び製品 |
1,431 |
1,183 |
|
仕掛品 |
42 |
161 |
|
原材料及び貯蔵品 |
692 |
586 |
|
前払費用 |
1,877 |
1,811 |
|
短期貸付金 |
※1 41,726 |
※1 45,271 |
|
未収入金 |
※1 19,206 |
※1 21,784 |
|
その他 |
440 |
688 |
|
貸倒引当金 |
△3,075 |
△1,749 |
|
流動資産合計 |
126,940 |
142,896 |
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物(純額) |
21,082 |
20,843 |
|
構築物(純額) |
709 |
670 |
|
機械及び装置(純額) |
386 |
323 |
|
工具、器具及び備品(純額) |
2,790 |
3,181 |
|
土地 |
8,208 |
8,208 |
|
建設仮勘定 |
239 |
109 |
|
その他(純額) |
17 |
8 |
|
有形固定資産合計 |
33,432 |
33,345 |
|
無形固定資産 |
|
|
|
ソフトウエア |
11,340 |
15,117 |
|
ソフトウエア仮勘定 |
11,331 |
13,720 |
|
借地権 |
488 |
902 |
|
その他 |
536 |
411 |
|
無形固定資産合計 |
23,697 |
30,152 |
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
50,443 |
43,257 |
|
関係会社株式 |
52,507 |
51,221 |
|
関係会社出資金 |
14,319 |
14,086 |
|
敷金及び保証金 |
※1 123 |
※1 115 |
|
長期金融資産 |
1,974 |
1,924 |
|
その他 |
557 |
774 |
|
貸倒引当金 |
△90 |
△90 |
|
投資その他の資産合計 |
119,835 |
111,289 |
|
固定資産合計 |
176,965 |
174,787 |
|
資産合計 |
303,905 |
317,683 |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (2023年3月31日) |
当事業年度 (2024年3月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
電子記録債務 |
2,100 |
1,697 |
|
買掛金 |
※1 8,724 |
※1 7,789 |
|
短期借入金 |
※1 5,074 |
※1 8,910 |
|
コマーシャル・ペーパー |
25,000 |
- |
|
1年内返済予定の長期借入金 |
※3 20,000 |
- |
|
未払金 |
※1 13,917 |
※1 14,747 |
|
未払費用 |
※1 1,678 |
1,592 |
|
未払法人税等 |
551 |
1,341 |
|
契約負債 |
766 |
989 |
|
預り金 |
303 |
240 |
|
賞与引当金 |
4,126 |
4,398 |
|
その他 |
2,086 |
3,041 |
|
流動負債合計 |
84,329 |
44,748 |
|
固定負債 |
|
|
|
長期借入金 |
4,000 |
※3 24,000 |
|
繰延税金負債 |
3,879 |
4,827 |
|
その他 |
※1 631 |
※1 777 |
|
固定負債合計 |
8,511 |
29,604 |
|
負債合計 |
92,840 |
74,353 |
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
43,401 |
43,401 |
|
資本剰余金 |
|
|
|
資本準備金 |
36,350 |
36,350 |
|
その他資本剰余金 |
18,164 |
18,164 |
|
資本剰余金合計 |
54,514 |
54,514 |
|
利益剰余金 |
|
|
|
その他利益剰余金 |
|
|
|
固定資産圧縮積立金 |
1,035 |
1,019 |
|
繰越利益剰余金 |
94,324 |
141,676 |
|
利益剰余金合計 |
95,360 |
142,695 |
|
自己株式 |
△1,410 |
△19,357 |
|
株主資本合計 |
191,865 |
221,253 |
|
評価・換算差額等 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
19,199 |
22,077 |
|
評価・換算差額等合計 |
19,199 |
22,077 |
|
純資産合計 |
211,065 |
243,330 |
|
負債純資産合計 |
303,905 |
317,683 |
②【損益計算書】
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
売上高 |
※1 124,495 |
※1 141,035 |
|
売上原価 |
※1 63,242 |
※1 64,607 |
|
売上総利益 |
61,252 |
76,427 |
|
販売費及び一般管理費 |
※1,※2 61,520 |
※1,※2 62,714 |
|
営業利益又は営業損失(△) |
△268 |
13,713 |
|
営業外収益 |
|
|
|
受取配当金 |
※1 25,194 |
※1 38,248 |
|
諸施設賃貸収益 |
※1 2,633 |
※1 2,693 |
|
雑収入 |
※1 829 |
※1 1,209 |
|
営業外収益合計 |
28,657 |
42,152 |
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
※1 654 |
※1 886 |
|
諸施設賃貸費用 |
2,465 |
2,452 |
|
為替差損 |
147 |
25 |
|
貸倒引当金繰入額 |
833 |
867 |
|
雑損失 |
※1 1,265 |
※1 697 |
|
営業外費用合計 |
5,366 |
4,930 |
|
経常利益 |
23,023 |
50,934 |
|
特別利益 |
|
|
|
固定資産売却益 |
※3 482 |
※3 1 |
|
投資有価証券売却益 |
834 |
16,756 |
|
関係会社出資金売却益 |
- |
94 |
|
特別利益合計 |
1,317 |
16,852 |
|
特別損失 |
|
|
|
固定資産除却損 |
※4 370 |
※4 138 |
|
減損損失 |
- |
17 |
|
投資有価証券評価損 |
- |
※5 1,041 |
|
関係会社株式評価損 |
26 |
※6 5,157 |
|
特別損失合計 |
396 |
6,355 |
|
税引前当期純利益 |
23,943 |
61,431 |
|
法人税、住民税及び事業税 |
222 |
5,196 |
|
法人税等調整額 |
△1,750 |
△82 |
|
法人税等合計 |
△1,527 |
5,113 |
|
当期純利益 |
25,471 |
56,318 |
③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
株主資本 |
||||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
||||
|
|
資本準備金 |
その他 資本剰余金 |
資本剰余金 合計 |
その他 利益剰余金 |
利益剰余金 合計 |
||
|
|
固定資産 圧縮積立金 |
繰越利益 剰余金 |
|||||
|
当期首残高 |
43,401 |
36,350 |
18,164 |
54,514 |
1,033 |
77,931 |
78,964 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
|
|
△9,075 |
△9,075 |
|
固定資産圧縮積立金の取崩 |
|
|
|
|
2 |
△2 |
- |
|
当期純利益 |
|
|
|
|
|
25,471 |
25,471 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
|
|
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
- |
- |
- |
- |
2 |
16,393 |
16,395 |
|
当期末残高 |
43,401 |
36,350 |
18,164 |
54,514 |
1,035 |
94,324 |
95,360 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
株主資本 |
評価・換算差額等 |
純資産合計 |
||
|
|
自己株式 |
株主資本合計 |
その他有価証券 評価差額金 |
評価・換算差額等 合計 |
|
|
当期首残高 |
△1,407 |
175,472 |
11,573 |
11,573 |
187,045 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
△9,075 |
|
|
△9,075 |
|
固定資産圧縮積立金の取崩 |
|
- |
|
|
- |
|
当期純利益 |
|
25,471 |
|
|
25,471 |
|
自己株式の取得 |
△2 |
△2 |
|
|
△2 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
7,626 |
7,626 |
7,626 |
|
当期変動額合計 |
△2 |
16,393 |
7,626 |
7,626 |
24,019 |
|
当期末残高 |
△1,410 |
191,865 |
19,199 |
19,199 |
211,065 |
当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
株主資本 |
||||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
||||
|
|
資本準備金 |
その他 資本剰余金 |
資本剰余金 合計 |
その他 利益剰余金 |
利益剰余金 合計 |
||
|
|
固定資産 圧縮積立金 |
繰越利益 剰余金 |
|||||
|
当期首残高 |
43,401 |
36,350 |
18,164 |
54,514 |
1,035 |
94,324 |
95,360 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
|
|
△8,983 |
△8,983 |
|
固定資産圧縮積立金の取崩 |
|
|
|
|
△16 |
16 |
- |
|
当期純利益 |
|
|
|
|
|
56,318 |
56,318 |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
|
|
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
- |
- |
- |
- |
△16 |
47,351 |
47,335 |
|
当期末残高 |
43,401 |
36,350 |
18,164 |
54,514 |
1,019 |
141,676 |
142,695 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
株主資本 |
評価・換算差額等 |
純資産合計 |
||
|
|
自己株式 |
株主資本合計 |
その他有価証券 評価差額金 |
評価・換算差額等 合計 |
|
|
当期首残高 |
△1,410 |
191,865 |
19,199 |
19,199 |
211,065 |
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
△8,983 |
|
|
△8,983 |
|
固定資産圧縮積立金の取崩 |
|
- |
|
|
- |
|
当期純利益 |
|
56,318 |
|
|
56,318 |
|
自己株式の取得 |
△17,947 |
△17,947 |
|
|
△17,947 |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
2,877 |
2,877 |
2,877 |
|
当期変動額合計 |
△17,947 |
29,388 |
2,877 |
2,877 |
32,265 |
|
当期末残高 |
△19,357 |
221,253 |
22,077 |
22,077 |
243,330 |
【注記事項】
(重要な会計方針)
1.有価証券の評価基準及び評価方法
(1)子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法によっています。
(2)その他有価証券
市場価格のない株式等以外のもの
時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しています。
市場価格のない株式等
移動平均法による原価法を採用しています。
2.デリバティブの評価基準及び評価方法
時価法によっています。
3.棚卸資産の評価基準及び評価方法
(1)製品、仕掛品
個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっています。
(2)半製品、原材料
総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっています。
(3)貯蔵品
最終仕入原価法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっています。
4.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く)
主として定額法によっています。
なお、主な耐用年数は以下のとおりです。
建物 3~50年
機械及び装置 4~7年
(2)無形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっています。
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年間)に基づく定額法を採用しています。
(3)リース資産
リース期間を耐用年数とした定額法によっています。
なお、残存価額については、リース契約上に残価保証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは零としています。
5.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、期末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しています。
6.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しています。
(2)賞与引当金
従業員に対して支給する賞与に充てるため、翌期支給見込額の当期負担分を計上しています。
7.収益及び費用の計上基準
当社では、以下の5ステップアプローチに基づき、顧客への財やサービスの移転との交換により、その権利を得ると見込む対価を反映した金額で収益を認識しています。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:取引価格を契約における別個の履行義務へ配分する。
ステップ5:履行義務を充足した時点で(又は充足するに応じて)収益を認識する。
なお、ステップ4については、予想コストに利益相当額を加算するアプローチにより独立販売価格を見積り、取引価格を各履行義務に配分しています。
(1)製品の販売
生産現場に配置されるフィールド機器等の製品の販売において、契約に複数の製品の販売が含まれる場合には契約価格を取引価格の基礎とし、各製品を履行義務の単位として認識しています。
各製品の引渡し時点において顧客が支配を獲得し、履行義務を充足していると判断していますので、当該引き渡し時点で収益を認識しています。なお、収益認識に関する会計基準の適用指針第98項の要件を満たすものについては、出荷時に収益を認識しています。
履行義務の対価は、履行義務を充足してから概ね1年以内に受領しています。
(2)工事契約等
エンジニアリングを含む工事契約等による取引は、他の顧客又は別の用途に振り向けることができない資産の創出であり、完了した作業に対する支払いを受ける権利を有しているものであるため、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗に基づき収益を一定の期間にわたり認識しています。進捗度は、当該履行義務の充足のために予想される総原価に対する、実発生原価の割合に基づいて算定しています。
また、受注金額あるいは履行義務の充足のために予想される総原価が信頼性をもって見積ることができない場合には、実発生原価のうち回収可能性が高いと判断される部分と同額を収益として認識しています。
履行義務の対価は、契約上のマイルストン等により、概ね履行義務の充足に応じて受領しています。
なお、保守契約による取引は、その契約期間に応じて収益を認識しています。
8.ヘッジ会計の方法
(1)ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっています。なお、為替予約等については振当処理の要件を満たしている場合は振当処理を、金利スワップについては特例処理の要件を満たしている場合は特例処理を採用しています。
(2)ヘッジ手段とヘッジ対象
外貨建の営業債権等の為替変動リスクをヘッジするために為替予約等を、借入金の金利変動リスクをヘッジするために金利スワップを利用しています。
(3)ヘッジ方針
主に為替変動リスク及び金利変動リスクを回避するためにデリバティブ取引を利用することを基本方針としています。
(4)ヘッジ有効性評価の方法
為替予約取引等については、当該取引とヘッジ対象となる資産に関する重要な条件が同一であり、ヘッジ開始時及びその後も継続して相場変動又は、キャッシュ・フロー変動を相殺するものであることが事前に想定されるため、有効性の評価は省略しています。
また、金利スワップ取引については、特例処理の要件を満たしているためヘッジの有効性の評価を省略しています。
9.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
グループ通算制度の適用
当社は、グループ通算制度を適用しています。
(重要な会計上の見積り)
1.関係会社投融資の評価
(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額
(単位:百万円)
|
|
前事業年度 |
当事業年度 |
|
関係会社株式 |
52,507 |
51,221 |
|
関係会社出資金 |
14,319 |
14,086 |
|
関係会社貸付金 |
41,362 |
44,863 |
|
貸倒引当金(流動資産) |
△477 |
△1,293 |
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
市場価格のない関係会社株式及び関係会社出資金(以下、「関係会社株式等」という。)は、財政状態の悪化により実質価額が著しく低下した場合には、将来事業計画等により回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合を除いて、減額処理を行っています。
また、関係会社貸付金は、各関係会社の財政状態に加え、将来事業計画に基づくキャッシュ・フローの見積額を考慮して、個別に回収可能性を見積ったうえで回収不能見込額につきましては貸倒引当金を計上しています。関係会社投融資の評価においては、関係会社の将来の事業計画を基礎として関係会社株式等の実質価額の回復可能性及び関係会社貸付金の回収可能性を判断しています。
将来事業計画の見積りには、販売台数・販売単価計画等に基づく売上高予想、営業費用予想などの仮定が含まれ、これらの仮定が経済環境や需要動向等の変化により見直しが必要となる場合には、翌事業年度の関係会社株式等及び関係会社貸付金の評価の判断に重要な影響を与える可能性があります。
(表示方法の変更)
(貸借対照表)
前事業年度において、独立掲記していました「流動資産」の「受取手形」は、金額的重要性が乏しくなったため、当事業年度においては「電子記録債権」に含めて表示しています。
この結果、前事業年度において、流動資産の「受取手形」に表示していた49百万円は、「電子記録債権」として組み替えています。
(損益計算書)
前事業年度において、独立掲記していました「営業外費用」の「貸倒損失」は、金額的重要性が乏しくなったため、当事業年度においては「雑損失」に含めて表示しています。
この結果、前事業年度において、「営業外費用」の「貸倒損失」表示していた797百万円は、「雑損失」として組み替えています。
(貸借対照表関係)
※1 関係会社に対するものが次のとおり含まれています。
|
|
前事業年度 (2023年3月31日) |
当事業年度 (2024年3月31日) |
|
短期金銭債権 |
100,006百万円 |
109,574百万円 |
|
長期金銭債権 |
79 |
76 |
|
短期金銭債務 |
19,079 |
22,401 |
|
長期金銭債務 |
180 |
180 |
2 コミットメントライン契約
当社は、当社及び当社グループの運転資金の安定的かつ効率的な調達等を行うため、複数の金融機関とコミットメントライン契約を締結しています。これらの契約に基づく事業年度末における借入未実行残高等は、次のとおりです。また、これらのコミットメントライン契約には、純資産及び利益について一定の条件の財務制限条項が付されています。
|
|
前事業年度 (2023年3月31日) |
当事業年度 (2024年3月31日) |
|
コミットメントライン契約の総額 |
45,000百万円 |
45,000百万円 |
|
借入実行残高 |
- |
- |
|
差引額 |
45,000 |
45,000 |
※3 借入金のうち次の金額には、純資産及び利益について一定の条件の財務制限条項が付されています。
|
前事業年度 (2023年3月31日) |
当事業年度 (2024年3月31日) |
|
20,000百万円 |
20,000百万円 |
4 保証債務
(1)債務保証
関係会社の金融機関からの借入金等に対する債務保証
|
前事業年度 (2023年3月31日) |
当事業年度 (2024年3月31日) |
||
|
Yokogawa Saudi Arabia Ltd. |
4,114百万円 |
Yokogawa Saudi Arabia Ltd. |
6,408百万円 |
|
(26,308千米ドル、16,858千サウジリアル 他) |
(42,326千米ドル) |
||
|
横河電機(中国)有限公司 |
914百万円 |
横河電機(中国)有限公司 |
1,739百万円 |
|
(47,107千元) |
(83,507千元) |
||
|
Yokogawa India Ltd. |
1,361百万円 |
Yokogawa India Ltd. |
1,516百万円 |
|
(306千米ドル、805,183千インドルピー) |
(337千米ドル、789,757千インドルピー 他) |
||
|
Yokogawa Corporation of America |
1,955百万円 |
Yokogawa Corporation of America |
1,226百万円 |
|
(14,646千米ドル) |
(8,099千米ドル) |
||
|
横河自控設備(上海)有限公司 |
234百万円 |
横河自控設備(上海)有限公司 |
729百万円 |
|
(1,757千米ドル) |
(4,810千米ドル、56千元) |
||
|
Yokogawa Service Saudi Arabia Company L.L.C. |
467百万円 |
Yokogawa Service Saudi Arabia Company L.L.C. |
684百万円 |
|
(9,420千サウジリアル、986千米ドル) |
(4,518千米ドル) |
||
|
Yokogawa America do Sul Ltda. |
169百万円 |
Yokogawa America do Sul Ltda. |
138百万円 |
|
(4,628千ブラジルレアル、141千米ドル 他) |
(3,364千ブラジルレアル、78千米ドル 他) |
||
|
Yokogawa Electric CIS Ltd. |
338百万円 |
Yokogawa Electric CIS Ltd. |
51百万円 |
|
(2,071千米ドル、426千ユーロ 他) |
(313千ユーロ) |
||
|
|
|
横河デジタル株式会社 |
28百万円 |
|
計 |
9,557百万円 |
計 |
12,523百万円 |
(2)保証予約
関係会社等の金融機関からの借入金等に対する保証予約等
|
前事業年度 (2023年3月31日) |
当事業年度 (2024年3月31日) |
||
|
Yokogawa Middle East & Africa B.S.C.(c) |
6,286百万円 |
Yokogawa Middle East & Africa B.S.C.(c) |
7,540百万円 |
|
(41,834千米ドル、2,417千ユーロ 他) |
(49,800千米ドル) |
||
|
Yokogawa Europe B.V. |
2,516百万円 |
Yokogawa Europe B.V. |
2,444百万円 |
|
(17,266千ユーロ) |
(14,775千ユーロ、981千ルーマニアレウ) |
||
|
Yokogawa Itaria S.r.l. |
1,317百万円 |
Yokogawa Itaria S.r.l. |
1,379百万円 |
|
(8,623千ユーロ、458千米ドル) |
(8,453千ユーロ) |
||
|
Yokogawa Engineering Asia Pte. Ltd. |
1,196百万円 |
Yokogawa Engineering Asia Pte. Ltd. |
1,234百万円 |
|
(6,853千米ドル、2,701千シンガポールドル) |
(5,940 千米ドル、2,989千シンガポールドル) |
||
|
Yokogawa Deutschland GmbH |
899百万円 |
Yokogawa Deutschland GmbH |
1,165百万円 |
|
(6,171千ユーロ) |
(7,139千ユーロ) |
||
|
その他13社 |
3,858百万円 |
その他15社 |
5,231百万円 |
|
計 |
16,074百万円 |
計 |
18,995百万円 |
(損益計算書関係)
※1 関係会社との取引高の総額は次のとおりです。
|
|
前事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
売上高 |
119,312百万円 |
137,065百万円 |
|
仕入高 |
62,412 |
79,824 |
|
営業取引以外の取引高 |
29,878 |
43,729 |
※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額、並びにおおよその割合は次のとおりです。
|
|
前事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
給料 |
9,876百万円 |
9,784百万円 |
|
賞与引当金繰入額 |
2,404 |
2,505 |
|
貸倒引当金繰入額 |
2,240 |
△46 |
|
減価償却費 |
4,147 |
4,969 |
|
維持管理費 |
6,399 |
6,831 |
|
研究開発費 |
26,115 |
26,916 |
|
販売費に属する費用 |
27% |
30% |
|
一般管理費に属する費用 |
73% |
70% |
※3 固定資産売却益の内訳は、次のとおりです。
|
|
前事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
建物及び構築物 |
5百万円 |
-百万円 |
|
機械及び装置 |
1 |
1 |
|
工具、器具及び備品 |
0 |
0 |
|
無形固定資産 |
475 |
0 |
|
計 |
482 |
1 |
※4 固定資産除却損の内訳は、次のとおりです。
|
|
前事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
建物及び構築物 |
300百万円 |
115百万円 |
|
機械及び装置 |
0 |
0 |
|
工具、器具及び備品 |
7 |
2 |
|
建設仮勘定 |
- |
5 |
|
無形固定資産 |
61 |
15 |
|
計 |
370 |
138 |
※5 投資有価証券評価損
当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
当社が保有する投資有価証券のうち実質価額が著しく下落したものについて、減損処理を行ったものです。
※6 関係会社株式評価損
当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
関係会社株式評価損は、Yokogawa Insilico Biotechnology GmbHの株式評価損5,157百万円です。
(有価証券関係)
子会社株式及び関連会社株式
市場価格のない株式等の貸借対照表計上額
|
区分 |
前事業年度 (百万円) |
当事業年度 (百万円) |
|
子会社株式 関連会社株式 |
49,796 2,710 |
48,938 2,282 |
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
|
|
前事業年度 (2023年3月31日) |
|
当事業年度 (2024年3月31日) |
|
繰延税金資産 |
|
|
|
|
関係会社株式評価損 |
11,091百万円 |
|
12,670百万円 |
|
関係会社出資金評価損 |
2,545 |
|
2,545 |
|
貸倒引当金 |
941 |
|
535 |
|
賞与引当金 |
1,263 |
|
1,346 |
|
棚卸資産評価損 |
1,036 |
|
1,150 |
|
減価償却超過額及び減損損失否認 |
4,743 |
|
4,396 |
|
投資有価証券評価損 |
1,322 |
|
1,616 |
|
税務上の繰越欠損金 |
2,676 |
|
1,032 |
|
その他 |
3,907 |
|
4,668 |
|
繰延税金資産小計 |
29,528 |
|
29,964 |
|
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 |
△1,493 |
|
△866 |
|
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 |
△23,807 |
|
△24,795 |
|
評価性引当額小計 |
△25,301 |
|
△25,661 |
|
繰延税金資産合計 |
4,227 |
|
4,302 |
|
繰延税金負債 |
|
|
|
|
固定資産圧縮積立金 |
△457 |
|
△450 |
|
その他有価証券評価差額金 |
△7,649 |
|
△8,678 |
|
その他 |
△0 |
|
△0 |
|
繰延税金負債合計 |
△8,107 |
|
△9,129 |
|
繰延税金負債の純額 |
△3,879 |
|
△4,827 |
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
|
|
前事業年度 (2023年3月31日) |
|
当事業年度 (2024年3月31日) |
|
法定実効税率 |
30.6% |
|
30.6% |
|
(調整) |
|
|
|
|
交際費等永久に損金に算入されない項目 |
3.3 |
|
1.2 |
|
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 |
△29.5 |
|
△23.1 |
|
繰延税金資産に対する評価性引当額の増減 |
△8.5 |
|
0.0 |
|
グループ通算制度適用による影響額 |
△4.5 |
|
△1.1 |
|
海外子会社配当源泉税 |
3.3 |
|
3.0 |
|
試験研究費等税額控除 |
△0.4 |
|
△2.3 |
|
住民税均等割額 |
0.1 |
|
0.0 |
|
その他 |
△0.8 |
|
0.0 |
|
税効果会計適用後の法人税等の負担率 |
△6.4 |
|
8.3 |
3.法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理
当社は、グループ通算制度を適用しており、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号2021年8月12日)に従って、法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理並びに開示を行っています。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、注記事項の「重要な会計方針 7.収益及び費用の計上基準」に同一の内容を記載しているため、記載を省略しています。
④【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
(単位:百万円)
|
区分 |
資産の種類 |
当期首残高 |
当期増加額 |
当期減少額 |
当期償却額 |
当期末 残高 |
減価償却累計額 |
|
有形 固定資産 |
建物 |
71,175 |
1,903 |
475 |
2,090 |
72,602 |
51,758 |
|
構築物 |
3,648 |
85 |
7 |
124 |
3,726 |
3,056 |
|
|
機械及び装置 |
7,033 |
84 |
663 (17) |
119 |
6,454 |
6,131 |
|
|
工具、器具及び備品 |
14,887 |
1,321 |
968 |
903 |
15,240 |
12,058 |
|
|
土地 |
8,208 |
- |
- |
- |
8,208 |
- |
|
|
建設仮勘定 |
239 |
35 |
164 |
- |
109 |
- |
|
|
その他 |
66 |
- |
27 |
8 |
39 |
30 |
|
|
計 |
105,258 |
3,430 |
2,307 (17) |
3,246 |
106,381 |
73,035 |
|
|
無形 固定資産 |
ソフトウエア |
18,982 |
9,663 |
4,048 |
5,844 |
24,597 |
9,479 |
|
ソフトウエア仮勘定 |
11,331 |
8,229 |
5,840 |
- |
13,720 |
- |
|
|
借地権 |
488 |
414 |
- |
- |
902 |
- |
|
|
その他 |
1,095 |
17 |
40 |
142 |
1,071 |
660 |
|
|
計 |
31,898 |
18,323 |
9,929 |
5,986 |
40,292 |
10,140 |
(注) 1.ソフトウエアの当期増加額の主なものは、制御事業への投資額 3,768百万円、情報化設備への投資額 5,458百万円です。
2.ソフトウエア仮勘定の当期増加額の主なものは、情報化設備への投資額6,468百万円です。
3.ソフトウエアの当期減少額の主なものは、ソフトウエアの償却満了額 3,861百万円です。
4.「当期減少額」欄の()内は内書きで、減損損失の計上額です。
5.当期首残高及び当期末残高については、取得価額で記載しています。
【引当金明細表】
|
区分 |
当期首残高 (百万円) |
当期増加額 (百万円) |
当期減少額 (百万円) |
当期末残高 (百万円) |
|
貸倒引当金 |
3,165 |
1,749 |
3,075 |
1,839 |
|
賞与引当金 |
4,126 |
4,398 |
4,126 |
4,398 |
(2)【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しています。
(3)【その他】
該当事項はありません。
第6【提出会社の株式事務の概要】
|
事業年度 |
4月1日から3月31日まで |
|
定時株主総会 |
6月中 |
|
基準日 |
3月31日 |
|
剰余金の配当の基準日 |
9月30日、3月31日 |
|
1単元の株式数 |
100株 |
|
単元未満株式の買取・売渡 |
|
|
取扱場所 |
(特別口座) 東京都千代田区丸の内一丁目3番3号 みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部 |
|
株主名簿管理人 |
(特別口座) 東京都千代田区丸の内一丁目3番3号 みずほ信託銀行株式会社 |
|
買取・売渡手数料 |
無料 |
|
公告掲載方法 |
当会社の公告方法は電子公告とする。 |
|
株主に対する特典 |
該当事項はありません。 |
(注)当社定款の定めにより、当会社の株主は、その有する単元未満株式について、会社法第189条第2項各号に掲げる権利、会社法第166条第1項の規定による請求をする権利、株主の有する株式数に応じて募集株式の割当及び募集新株予約権の割当てを受ける権利並びに単元未満株式の売渡請求をする権利以外の権利を有しておりません。
第7【提出会社の参考情報】
1【提出会社の親会社等の情報】
当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。
2【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しています。
(1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書
事業年度(第147期)(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)2023年6月27日関東財務局長に提出
(2) 内部統制報告書及びその添付書類
2023年6月27日関東財務局長に提出
(3) 四半期報告書及び確認書
(第148期第1四半期)(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)2023年8月9日関東財務局長に提出
(第148期第2四半期)(自 2023年7月1日 至 2023年9月30日)2023年11月8日関東財務局長に提出
(第148期第3四半期)(自 2023年10月1日 至 2023年12月31日)2024年2月7日関東財務局長に提出
(4) 臨時報告書
2023年6月28日関東財務局長に提出
(金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2の規定に基づく)
(5) 有価証券報告書の訂正報告書及び確認書
事業年度(第147期)(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)2023年9月15日関東財務局長に提出
(6) 四半期報告書の訂正報告書及び確認書
(第147期第3四半期)(自 2022年10月1日 至 2022年12月31日)2023年9月15日関東財務局長に提出
(7) 自己株券買付状況報告書
報告期間(自 2023年5月1日 至 2023年5月31日)2023年6月28日関東財務局長に提出
報告期間(自 2023年6月1日 至 2023年6月30日)2023年7月4日関東財務局長に提出
報告期間(自 2023年7月1日 至 2023年7月31日)2023年8月2日関東財務局長に提出
報告期間(自 2023年8月1日 至 2023年8月31日)2023年9月5日関東財務局長に提出
報告期間(自 2023年9月1日 至 2023年9月30日)2023年10月3日関東財務局長に提出
報告期間(自 2023年10月1日 至 2023年10月31日)2023年11月6日関東財務局長に提出
報告期間(自 2023年11月1日 至 2023年11月30日)2023年12月5日関東財務局長に提出
報告期間(自 2023年12月1日 至 2023年12月31日)2024年1月9日関東財務局長に提出
以上
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。