第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
(注) 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。
(2) 提出会社の経営指標等
(注) 1 第96期の1株当たり配当額には、特別配当5円を含んでおります。
2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。
3 最高・最低株価は、2022年4月3日以前は名古屋証券取引所市場第一部におけるものであり、2022年4月4日以降は名古屋証券取引所プレミア市場におけるものであります。
4 第99期の1株当たり配当額23円には、創立75周年記念配当3円を含んでおります。
5 第100期の1株当たり配当額28円のうち、期末配当額23円については、2026年6月26日開催予定の定時株主総会の決議事項になっております。
2 【沿革】
3 【事業の内容】
当社グループは、当社、連結子会社9社、非連結子会社1社、関連会社5社で構成されており、事業の種類別ではメディアコンテンツ関連、不動産関連およびその他で構成されております。
各事業の内容等は次のとおりです。
なお、次の3部門は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
事業の系統図は次のとおりであります。

4 【関係会社の状況】
(連結子会社)
(注) 1 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2 特定子会社に該当しております。
3 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
4 ㈱ケイマックスは2026年4月1日付で当社の完全子会社となりました。
5 ㈱CBCテレビについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
第2 【事業の状況】
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針および経営環境
当社グループは、放送という公共性の高い事業を中核としており、「地域で最も信頼されるメディアコンテンツグループとして地域社会の経済や文化の発展に寄与し続ける」ことを経営の基本理念としております。
テクノロジーの進展、メディア・デバイスの多様化、広告市場の変化、少子高齢化と人口の減少、新型コロナウイルス感染症の影響などで、当社グループを取り巻く経営環境は大きく変わってきております。これまで、主力である放送事業は、高成長・高収益をもたらしてきましたが、視聴者や聴取者はいまや、時間、空間、デバイスを問わず、コンテンツを取捨選択するようになりました。放送は絶対的に優位なメディアではなくなっていることは事実です。しかし、その一方で、大規模な災害や感染症拡大などの緊急時において、信頼ある情報を発信するメディアの存在価値は改めて見直され、とりわけ地域に根差したローカル放送局が果たす役割の重要性は、ますます高まってきております。こうした環境変化を踏まえ、当社グループはこれからも、地域を代表するメディア、そして報道機関として、地域にとって有益な情報、魅力あるコンテンツ、そして生活者のライフスタイルにふさわしいサービスを提供し続けてまいります。
当社グループの中核をなす放送事業は、広告市場から大きな影響を受けるという特殊性を持っております。ウクライナや中東などの世界情勢や、アメリカの政策動向による不安定な経済情勢は、広告市況の停滞につながり、当社グループの業績にも影響を及ぼします。これから先、いかなる状況下にあっても、地域住民の生命、財産を守るという放送事業者としての使命を全うするためには、様々な環境変化に柔軟に対応し、安定した経営基盤を確保し続けていくことが重要であると考えております。
(2)対処すべき課題
中部日本放送は、1950年12月の創立から2025年12月に75周年を迎え、9月1日には民間放送第一声となるラジオ放送開始から75年、そしてテレビ放送開始からは70年という節目を迎えています。1951年に日本初の民間放送として第一歩を記して以来、私たちは一貫して自らの足で取材を行い、地域の皆さまの喜怒哀楽に寄り添いながら、正確で誠実な情報・コンテンツを一日も休むことなく届けてまいりました。
私たちの歩みは、常に時代を切り拓く挑戦の連続でもありました。1959年の伊勢湾台風においては、未曾有の災害を前に不眠不休で命を守る防災報道を行い、民間放送の公共性を体現しました。1974年には在京キー局に先駆けて夕方のローカルワイドニュース番組『CBCニュースワイド』を立ち上げ、日本のニュース放送のあり方に一石を投じました。そのチャレンジ精神は、名古屋発の情報番組『ゴゴスマ』の全国展開の成功にもつながっています。
現在、社会のデジタル化は加速度的に進み、生成AIの普及が利便性をもたらす一方で、フェイクニュースの拡散や「アテンション・エコノミー」に起因する情報の質の低下が顕在化しています。既存のメディアは時に「オールドメディア」と称され、その存在意義が厳しく問われています。加えて、近年わが国を襲う記録的な猛暑や、甚大な被害が想定される南海トラフ地震など、私たちは予測困難な自然災害の脅威にも直面しています。生活の安全が脅かされ、情報の真偽が不透明な時代だからこそ、伊勢湾台風以来私たちが積み重ねてきた「信頼性」という価値が、社会からかつてないほど求められています。
75周年という節目は、地域の皆さまへの深い感謝を体現する契機にほかなりません。これまで以上に視聴者・聴取者の皆さまに寄り添い、地元の企業や自治体、研究機関などとの連携を強め、グループ各社の総力を結集して、地域社会の発展に貢献し続けるという役割を果たしてまいります。そして、放送のパイオニアとして、長年培ってきた「信頼」を礎として、デジタル社会における新たな情報発信の可能性を追求してまいります。
「中期経営計画2024-2026」~フェアな姿勢でデジタル化社会に「信頼」を~
当社は「地域で最も信頼されるメディアコンテンツグループとして地域社会の経済や文化の発展に寄与し続ける」という普遍的な経営方針を掲げ、現在、3か年の「中期経営計画2024-2026」の最終年度を迎えております。
本計画においては、「放送ビジネスの再価値化」、「新たな収益の柱」の構築、そしてテクノロジーを力に変える「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の3点を軸に、事業構造の変革を進めています。
激変するデジタル社会において計画を進める源泉は、独創と共創を発揮する「人財」にあります。人財こそが企業価値を創出する最大の財産であるとの認識のもと、積極的なコンテンツ制作や新たな価値を生み出し続ける企業文化の醸成に注力しています。その一環として、従業員の心身の健康促進を経営的視点から戦略的に実践し、3月には当社および㈱CBCテレビは「健康経営優良法人」の認定を受けました。
そして、地域に根差し、その期待に応え続けるために私たちが最も大切にしているのは「フェア(公正)であること」です。ルールを守るだけがフェアではありません。時代とともに移り変わる社会の規範の先にある多様性や人権など決して変わることのない価値観を大切にして、「フェアな姿勢でデジタル化社会に『信頼』を」確立してまいります。
〈メディアコンテンツ関連事業〉
「中期経営計画2024-2026」で力を入れる「放送ビジネスの再価値化」は最重要の強みである「信頼性」をバックボーンとしたコンテンツ力と営業力を活かし、これまで着実に進捗しています。イラン周辺を中心とした中東情勢の緊迫化や米国政策の変動性といった国際情勢の不透明感は国内経済に予断を許さない影響を与えていますが、地上波放送が持つ公共性や安全性は広告市場であらためて評価をされており、広告価値の適正化、すなわち「CMのカロリーアップ」は着実に実を結んでいます。
同時に、持続的な成長に向けた「新たな収益の柱」の構築においては、アニメコンテンツを核とした「知的財産(IP)事業」および、放送枠を超えた価値を提供する「ビジネスプロデュース(BP)事業」の両輪を成長させ、収益ポートフォリオの強化を加速させています。
IP事業においては、放送エリアを越え、グローバル市場を見据えたビジネス展開を推進しています。その象徴として、日曜日夜の『アガルアニメ』枠(日曜23:30~24:00)で放送した『ガチアクタ』は、北米をはじめとする海外配信プラットフォームにおいて高い評価を獲得しました。さらに1月から同枠で放送した『火喰鳥』で、㈱CBCテレビが製作委員会の共同幹事を務めています。引き続き、良質な作品を国内外のプラットフォームへ発信し続けてまいります。
また、スポンサー企業の多種多様な課題に対し、イベント、配信、コンテンツなどグループが有する総合リソースを最適に組み合わせ、解決を提示する「BP事業」も順調に成長をしています。久屋大通公園を会場に、2年連続で実施した大規模イベント『5チャン春祭り』(3月)は、地域社会との深い繋がりを具現化したくさんの皆さまに足を運んでいただき、多くの企業からの協賛を得ました。
そして私たちの事業の進化を支えるのが、デジタル領域の取り組みです。生成AIをはじめとする最新テクノロジーを積極的に活用して業務の効率化を追求するとともに、『5チャン春祭り』ではGPSデータを活用した来場者属性の把握や人流分析を実施しました。今後もこうしたデータマーケティングの実践により、スポンサーへの提案力を高め競争優位性を高めてまいります。
CBCグループの創業事業でもある㈱CBCラジオは開局75周年を迎える中、様々なチャレンジを行っています。今シーズンから47年ぶりに神宮球場からのプロ野球中継を復活し、中日ドラゴンズの全試合を完全中継しています。また、新たなメディア、ポッドキャストでも積極的にコンテンツを配信し、『大久保佳代子・森本晋太郎のどうぞご自由に』は、大手音声アプリ「Spotify」において2025年開始の新番組として、最も高い再生数を獲得したことで業界内でも話題となりました。
『アジア・アジアパラ競技大会』への取り組み
中期経営計画の最終年度を象徴する大型事業は、地元愛知・名古屋を中心に開催される『アジア・アジアパラ競技大会』への取り組みです。アジア競技大会は当社が放送を開始した1951年に初めて開催され、1954年の『第2回アジア競技大会(フィリピン・マニラ開催)』の際には、当社は日本の民放で初めてラジオ海外中継を行いました。32年ぶりに国内での開催となるアジア最大のスポーツの祭典の興奮や感動を、地域に根差すメディアグループとして、放送を通じて地域の皆さまと分かち合います。また、各番組を通じたアスリートの魅力発信や機運醸成に努め、一人でも多くの方が会場へ足を運べるよう総力を挙げて盛り上げます。加えて、国際映像制作の受託やライブサイト運営への参画などを通じ、地域と一体となって大会の成功を支え、大会後も次代を切り拓く新たな活力へとつなげていきます。
〈不動産関連〉
保有資産の「選択と集中」戦略に基づき、新たなポートフォリオの構築を行った不動産関連事業は、安定的な収益をもたらしています。引き続き、保有資産の収益率向上のため、高度利用を見据えた再開発を積極的に検討し、グループを支える収益基盤の強化を図ります。
〈その他〉
その他の各社における事業に関しては、メディアグループの一員として放送事業を支える機能を強化するとともに、CBCのブランド力を活かしたさらなる連携、協業を推進し、グループ外売上の拡大を図ります。
メディアコンテンツグループとしての使命、SDGs達成への貢献
当社は、当地域でいち早く「SDGメディア・コンパクト」に加盟し、テレビやラジオなどを通じて啓蒙活動に注力してきました。CBCグループはSDGs宣言をし、地域に根差したメディアコンテンツグループとして、SDGs達成に貢献していきます。
メディアとしての責任
当社は1950年の創立にあたり、その趣意として「自由なる報道、健全娯楽、文化的教養の高揚」を掲げました。以来、わが国初の民間放送としての誇りを胸に、自ら取材現場に立ち、地域の皆さまの知る権利に応え、常に弱者に寄り添うジャーナリズムの精神を貫いてまいりました。
私たちの使命は、正確な地域情報を発信し続けることで民主主義の発展に寄与し、大規模な自然災害や予期せぬ社会的危機の際、地域の皆さまの生命と財産を守るための「情報の命綱」として機能し続けることです。こうした社会的責任をいかなる困難な状況下においても完遂するためには、強固な財務基盤の維持が必要です。
「社会の公器」としての役割を全うし、地域社会とともに持続的な成長を遂げていくためには、この健全な経営基盤こそが不可欠となります。
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) ガバナンス及びリスク管理
当社グループは、「100年企業」に向けたサステナブル(持続可能)な価値の創造を目指すことを目的として、当社代表取締役を議長とする「CBCサステナビリティ会議」を設置しています。「CBCサステナビリティ会議」の下に「CBCサステナビリティ委員会」「CBCサステナビリティワーキンググループ」を組織し、グループのサステナビリティに関する目標・計画などを立案、実行しています。
また当社グループは、「CBCグループ行動憲章」に、「環境への配慮」、「人権の尊重」、「公正な取引の維持」などを掲げ、グループの全職員がこれを行動指針としています。
こうした体制をもとに、当社取締役会が持続可能な社会の実現に係る重要事項を踏まえ、当社グループ全体のリスクや機会を管理し、ガバナンスの強化を進めています。また、中期経営計画の策定においては、外部環境の変化によるリスクや機会を識別・評価し、取締役会の承認を得ています。なお、環境への対応や人的資本に関する事項等につきましては、定期的に常勤取締役会に報告しており、重要リスクを把握・管理しています。
(2) 戦略
当社グループは、中期経営計画の策定において、2050年の当社創立100周年を見据え、外部環境の変化を認識し、2030年のあるべき姿に向けたグループ構造改革の立案と具体的目標の設定を行っています。その中で、当社グループの普遍的な経営方針として、「地域で最も信頼されるメディアコンテンツグループとして、地域社会の経済や文化の発展に寄与し続ける」ことを目指しています。
また、以下の「CBCグループ SDGs宣言」を掲げ、本方針に基づく取組みとして、SDGメディア・コンパクトに加盟し、SDGsに関する社会課題の解決に向けた情報発信を推進しています。
また、当社グループは、人権を尊重する責任をよりいっそう果たすべく、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づき、「CBCグループ人権方針」を下記の通り制定しております。
人材の多様性の確保を含む人材の育成及び社内環境整備に関する方針としては、中核人材の登用等における多様性の確保について、性別・国籍・採用ルート等の属性に依ることなく、個人の能力・成果に基づく評価・登用を行っており、一人ひとりの個性や多様性を尊重しています。また、多様性の確保に向けた人材戦略として、ライフイベントと仕事の両立を支援する各制度や、人材育成方針に基づく教育研修体系を整備しており、多様な人材の活躍を推進しています。また、中核会社である㈱CBCテレビにおいて、女性活躍推進法ならびに次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画として、それぞれ以下の行動計画を策定しております。
また、当社グループは、人材こそ「最も貴重な財産」と考え、多様な「人財」が、それぞれの想いを育み、誰もが健やかに持てる力を最大限に発揮できるよう「働きがい」と「働きやすさ」の両立を目指しております。
こうした方針のもと、このたび、当社および㈱CBCテレビは、経済産業省および日本健康会議による健康経営認定制度において、「健康経営優良法人 2026(大規模法人部門)」に認定されました。
<主な健康課題への取り組み>
1 一般健診受診率 100%の維持、特定保健指導受診率の向上
2 ストレスチェックの受診率向上などメンタルヘルス対策
3 婦人科健診受診率の向上など女性の健康課題への対応
(3) 指標及び目標
当社グループでは、中核会社である㈱CBCテレビにおいて、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針に関わる指標として、次の指標を用いております。当該指標に関する当連結会計年度の目標及び実績は、次のとおりであります。
(注)1 管理職に占める女性割合、正社員に占める女性割合、正社員の有給休暇取得率の目標については、当連結会計年度末までを計画期間とする旧一般事業主行動計画(女性活躍推進法)に基づくものであります。
2 上記指標については、㈱CBCテレビにおいては、関連する指標のデータ管理とともに、具体的な取組みが行われているものの、連結グループに属する全ての会社では行われてはいないため、連結グループにおける記載はしておりません。
3 【事業等のリスク】
事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 景況等の影響について
当社グループの売上の多くは、広告収入に依存しています。特に、大きなウエイトを占めているテレビスポット収入は、国内景気の全体の動きに加え、広告主である各企業の業績や広告出稿に対する動向などとの連動性が強くなっています。このため、景況や広告主の動向によって、当社グループの経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。
当社グループでは、放送事業の広告収入を柱としながらも、不動産関連セグメント他の事業により収益基盤を強化しており、リスクの最小化に努めております。
(2) 視聴率、聴取率による影響
視聴率および聴取率は、スポンサーにとって、CMが、視聴者および聴取者に、いかに到達しているかを示す指標となっています。このため、視聴率や聴取率の変動は、メディアコンテンツ関連部門の売上高に影響を与えることとなります。
テレビにおける視聴率のうち、ゴールデンタイム、プライムタイムと呼ばれる時間帯の多くは、キー局である㈱TBSテレビが制作、編成していますが、こうした番組の視聴率動向によっても、売上高が大きく変動する可能性があります。
当社グループの㈱CBCテレビでは、キー局制作の番組を番組宣伝などにより多くの視聴者に見ていただけるよう努める一方、自社による編成時間帯では、自社制作番組の強化などにより、高い視聴率を獲得できるよう取り組んでおります。
(3) 他メディアとの競合について
テレビメディアは受像機が広く普及しており、広告メディアとしての優位性を保っていますが、技術の飛躍的な進歩によるメディア、情報デバイスの多様化は、当社グループの経営成績および財政状態に影響を与える可能性があります。
当社グループでは、報道、制作、編成、営業の各部署が連携して、番組を主軸としたコミュニケーション力を最大化する「総合力」を生かして、70年余りの間に培ってきた制作力に基づくコンテンツを生み出し、最大のリーチメディアである地上波放送や通信を活用した多様なメディア戦略によって、その価値を最大化し、グループの業容拡大と収益性の最大化を目指してまいります。
(4) 大規模災害の発生、気候変動、感染症拡大などへの対応について
当社の本社がある名古屋市をはじめ、放送サービスエリア内の広い範囲が、東海地震に係る地震防災対策強化地域および東南海・南海地震防災対策推進地域に指定されています。当社グループでは、本社建物や電波を送り出す瀬戸のデジタルタワーを始めとした放送関連施設について、最大限の地震対策を施しております。
また、当社グループのメディアコンテンツ関連部門は報道機関であることから、大地震をはじめとする大規模な災害や感染症拡大など、緊急時や非常事態においても、放送を続けるばかりでなく、平時以上の情報を提供し続けるという使命を負っております。
さらに、地球規模で深刻さを増す気候変動は、日本でも異常気象が大規模な災害をもたらしており、災害による被害に加え、気候変動に対処する規制などが当社をはじめ様々な企業の活動に影響を及ぼす恐れがあります。
当社グループでは、財務基盤を常に強化し続けることで、広告収入が一定期間大幅に減少したり、全く無くなったりした場合でも放送事業を継続できるよう備えております。また、こうした有事の際の放送事業継続にあたっては、BCPに則り、対応マニュアル発動、テレワーク等勤務体制の変更、番組収録体制の工夫等、事業リスクの最小化に向けた施策を推進してまいります。
(5) 有価証券等の保有について
当社グループが保有する有価証券は、政策保有目的の株式など当社の企業価値向上を目的として中長期的に保有しているものですが、これらについては大幅な株式市況の下落や投資先の実質価額の著しい下落があった場合には、多額の評価損が計上され、業績に影響を及ぼす可能性があります。
(6) 法的規制について
当社は、放送法が定める認定放送持株会社として放送法ならびに関係の法令に規制されております。また、当社グループの主たる事業である放送事業は、電波法や放送法等の法令に規制されております。当社は1951年8月に放送法に基づく放送免許を取得して以来、同法による免許の有効期間である5年ごとに更新を続け、その後、2013年4月にラジオ放送免許を㈱CBCラジオに、2014年4月にテレビ放送免許を㈱CBCテレビに、それぞれ承継し、当社は2014年4月に認定放送持株会社化して現在に至っております。
いずれの会社も、将来において、電波法、放送法等の法令による規制に重大な変更があった場合や、それらの法令に抵触する決定を受けた場合には、当社グループの事業活動や経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、内部管理体制の強化やコンプライアンス体制の整備に努めてまいります。
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要
① 経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により緩やかに回復し、物価の上昇があるものの、個人消費は持ち直しの動きがみられました。しかし、金融資本市場の変動リスクや中東情勢の影響、アメリカの政策動向などにより、先行き不透明な状況が続きました。
一方、当社グループに影響を与える広告市況につきましては、概ね堅調に推移しました。
このような事業環境の下、当社グループの当連結会計年度の売上高は、349億42百万円(前期比4.9%増)となりました。利益面では、営業利益は20億41百万円(前期比32.0%増)、経常利益は28億32百万円(前期比33.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は18億36百万円(前期比38.0%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(注)売上高については、セグメント間の取引を相殺消去しております。
〈メディアコンテンツ関連〉
当セグメントは、当社、㈱CBCテレビ、㈱CBCラジオ、㈱CBCクリエイション、㈱CBCコミュニケーションズ、㈱ケイマックスならびに㈱CBC Dテックで構成されます。
「地域」「コンテンツ」「人財」の3つをキーワードに掲げる「中期経営計画2024-2026」では、「従来の放送ビジネス」の再価値化(リブランディング)により視聴率の向上と広告価値の適正化を目指す一方で、アニメやドラマ、映画など「知的財産(IP)事業」や、放送枠以外の商品を開発する「ビジネスプロデュース(BP)事業」を成長させ、新たな収益ポートフォリオ構築を進めました。
視聴率向上への取り組みとしてCBCテレビでは、平日午後の生情報番組強化に注力しました。放送開始から13年を迎えた情報生ワイド番組『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(月~金曜 13:55~15:49放送、金曜は東海地方のみ16:50まで放送)は、現在全国25局40都道府県で放送されており、名古屋地区の個人視聴率で3期連続同時間帯1位を獲得したほか、関東地区でも2期連続、関西地区で初の同時間帯1位になりました。
情報生ワイド番組『なるほどプレゼンター!花咲かタイムズ』(土曜 9:25~11:30放送)は、個人および世帯視聴率で放送開始から18年連続同時間帯1位となるなど、週末の情報番組として地域を代表する存在になっています。
爆笑問題の太田光と『ゴゴスマ』の石井亮次アナウンサーが東海地方のご当地ネタに徹底的にこだわり、地元の人しか知らない情報まで掘り下げて取材する『太田×石井のデララバ』(水曜 19:00~20:00放送)は、全国ネット番組がひしめくゴールデンタイムで同時間帯1位を当期5回獲得するなど健闘しています。
また平日夕方のニュース情報番組『チャント!』(月~木曜 15:49~17:50放送、金曜 16:50~17:50放送)は、東海3県の暮らしに役立つ情報から社会派ニュースまで、テンポ良く伝えています。さらに当期からは、“きょう”に徹底的にこだわった新たなニュース番組『newsX』(月~金曜 18:15~19:00放送)をスタートし、SNSにはない、地元の取材網に基づく“ファクト”で地域の皆様に“信頼”をお届けしています。
地道な取材の蓄積が番組制作にも活かされています。新型コロナワクチン接種後の課題を追ったドキュメンタリー番組『評価不能γ ワクチンの影』は、日本民間放送連盟賞の番組部門(テレビ報道)で最優秀に輝きました。
こうした放送活動の結果、当期のCBCテレビの年間視聴率は、個人全体で全日帯(6:00~24:00)が2.7%、ゴールデンタイム(19:00~22:00)が4.3%、プライムタイム(19:00~23:00)が4.1%となりました。
IP事業では、前期から開始した全国ネット『アガルアニメ』枠(日曜 23:30~24:00放送)において、当期は『戦隊大失格 2nd season』や『ガチアクタ』、『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』に出資し、放送しました。なかでも『ガチアクタ』は、北米のアニメ配信プラットフォームの平均視聴数ランキングで1位を獲得するなど大きな話題を呼びました。また1月から放送した『火喰鳥』では、出資にとどまらず初めて共同幹事を務めました。この他、有力な映画・ドラマへの出資も積極的に行いました。映画は計10作品に出資し、なかでも『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』は、興行収入50億円を超える大ヒットになりました。ドラマは、『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』と『家庭教師の岸騎士です』の2作品に出資し、パートナー企業との戦略的な協業を通じ、市場訴求力の高い良質なコンテンツの確保に注力しています。
イベント開催や配信などを組み合わせてスポンサーニーズに寄り添うBP事業では、名古屋・栄の久屋大通公園で開催した『5チャン春祭り』(3月)や『超十代2025NAGOYA』(12月)などで協賛セールスを積極的に進めたほか、商業施設でのタイアップイベントを受託し、収益の向上に寄与しました。
配信部門では、プラットフォームとしての価値が高まっているTVerをより効果的に活用するため、ユーザー特性を見極めたコンテンツラインナップの拡充に努めており、『ゲンキの時間』や『太田×石井のデララバ』などのレギュラー番組のほか、『キッズ・ウォー』シリーズ等の過去ドラマ作品も配信しています。またUーNEXTなどの有料配信プラットフォームにも精力的にコンテンツを展開しているほか、YouTube事業でも各チャンネルにて順調に登録者数を増やしています。
イベント部門では、『第65回中日クラウンズ』(5月)に4日間で約1万9,000人の観客が来場したほか、CS放送への番組販売で販路を拡大したことなどにより、売上は前年を上回りました。また、名古屋を代表するクラシックの祭典『第48回名古屋国際音楽祭』(4~7月)では、14歳の天才ヴァイオリニストHIMARIとスイス・ロマンド管弦楽団の共演が話題となるなど、注目を集める多彩なラインアップの公演で、新しいファン層の獲得につなげました。
CBCラジオでは、大枠は変えずコンテンツを充実させる方針で、編成面での強化を図りました。春改編では『ドラ魂キング』(月曜 16:00~18:00放送、火~金曜 16:00~17:53放送)に若手の佐藤楠大アナウンサーを、秋改編ではBOYS AND MENの辻本達規をそれぞれ起用するなどし、リスナー層の拡充を目指しパーソナリティの若返りと多様化を図りました。
radikoでは、ライブ聴取、タイムフリー聴取、トータル聴取の指標において、ユニーク聴取者数、再生回数、占有率のすべてで中京圏エリア1位を維持しています。
ポッドキャストでは、2025年2月から配信を始めた『真誠presents 大久保佳代子・森本晋太郎のどうぞご自由に』(土曜 21:30~22:00放送)が、大手音声メディアにおいて2025年の新番組の中で再生数が1位となりました。
イベントでは、恒例の『CBCラジオ夏まつり』(7月)や『CBCラジオ春の終活文化祭』(3月)に加え、当期は『CBCラジオ オータムラジオフェス』(11月)などの新規の大型イベントを開催しました。また、番組ごとのイベントも積極的に展開し、『#むかいの喋り方』(12月)や『梅原裕一郎 Saturday Machiavellism night』(9月、1月)などのイベントではグッズ販売も好調で、収益の向上に大きく貢献しました。
このような事業活動の展開により、当期はテレビスポット収入をはじめ、クロスメディア収入、イベント収入、テレビタイム収入が増加したほか、ラジオ事業の堅調により「メディアコンテンツ関連」の売上高は320億62百万円(前期比5.2%増)となりました。
利益面では、主に利益率の高いテレビスポット収入やテレビタイム収入の増加により、営業利益は7億58百万円(前期比111.1%増)となりました。
〈不動産関連〉
当セグメントは、当社と㈱千代田会館ならびに㈱CBCビップスで構成されます。
「不動産関連」は、名古屋栄の賃貸ビルにおいてテナント撤去に伴う原状回復工事の収入があったことや、東京の賃貸ビルにおいて空室が減少したことにより、売上高は19億5百万円(前期比2.3%増)となりました。
利益面では、営業利益は11億47百万円(前期比6.3%増)となりました。
〈その他〉
ゴルフ場事業を営む㈱南山カントリークラブならびに保険代理業などを営む㈱CBCビップスで構成される「その他」は、オフィス関連工事の受注が増加したことにより、売上高は9億75百万円(前期比3.3%増)、営業利益は1億35百万円(前期比26.5%増)となりました。
② 財政状態の状況
(a)資産の部
当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末に比べて127億70百万円増加し、1,015億53百万円となりました。
主な増加要因として、保有株式の時価上昇などにより投資有価証券が80億93百万円、退職給付に係る資産が20億81百万円それぞれ増加したほか、現金及び預金が11億30百万円増加したことなどによるものです。
(b)負債の部
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べて47億75百万円増加し、217億23百万円となりました。
これは、保有株式の時価上昇などにより繰延税金負債が29億86百万円、流動負債その他が9億46百万円、未払費用が5億50百万円それぞれ増加したことなどによるものです。
(c)純資産の部
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べて79億95百万円増加し、798億29百万円となりました。
これは、保有株式の時価上昇に伴いその他有価証券評価差額金が54億57百万円、退職給付に係る調整累計額が13億21百万円、親会社株主に帰属する当期純利益と配当金の支払額の差額により利益剰余金が12億29百万円それぞれ増加したことなどによるものです。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて13億31百万円増加し、153億43百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は35億98百万円となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益の計上29億68百万円、減価償却費の計上17億21百万円です。また主な減少要因は、法人税等の支払額9億12百万円です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は15億62百万円となりました。これは、有形及び無形固定資産の取得による支出13億11百万円や投資有価証券の取得による支出12億69百万円などによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は7億4百万円となりました。これは、配当金の支払額6億6百万円や預り保証金の返還による支出1億18百万円などによるものです。
④ 販売の状況
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
(注) 1 セグメント間の取引については相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりです。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(a)当連結会計年度の経営成績の分析
(売上高および営業利益)
当社グループは2024年を初年度とする「中期経営計画2024-2026」を策定し、当連結会計年度は2期目となります。当計画においては、当社の最大の財産である長年かけて培ってきた「信頼」を活かして、「従来の放送ビジネス」の拡大、そして「新たな収益の柱」の構築を通じてメディアコンテンツ関連セグメントを強化する収益構造改革を掲げ、取り組んでおります。
計画2期目となる当連結会計年度は2期連続の増収、連結営業利益は3期連続の増益となりました。テレビのタイム、スポットを中心としたメディアコンテンツ関連セグメントの伸長が増収増益につながっています。
2025年の日本の総広告費は4年連続で過去最高を更新しました。テレビの総個人視聴率・PUT(=Persons Using Television)は減少傾向が続いていますが、放送広告の公共性や信頼性に対する広告主からの評価はあらためて高まりつつあります。このような環境の下で「従来の放送ビジネス」の再価値化(リブランディング)を進め、視聴率や聴取率の向上、および広告価格の適正化を目指してまいります。
同時に、アニメを中心とするIP(知的財産)事業や、当社のIP、デジタル、リアルを複合的に組み合わせ、スポンサーの課題を解決するBP(ビジネスプロデュース)事業も、「新たな収益の柱」にすべく積極的に取り組んでまいります。
そして、グループの成長を支える体制と基盤も常に強化し続けていく必要があります。不動産関連セグメントは、今後も保有資産の収益率向上を図ることで、主力のメディアコンテンツ関連事業を支え、グループの持続的成長を促進していこうと考えております。
また、メディアとして、地域住民の生命、生活、財産の維持に全力を尽くすことを最優先とし、中期経営計画の実行で将来にわたる経営基盤の安定化を進め、今後いかなる状況においても、地域の情報インフラとして存在し続けていくことを目指してまいります。
なお、上記事項を含むセグメント別の売上高および営業利益の詳細については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。
(経常利益)
当連結会計年度における営業外収益は、受取配当金の増加などにより、前期比2億45百万円(41.9%)増の8億31百万円となりました。また、営業外費用は、前期比24百万円(147.7%)増の41百万円となりました。この結果、経常利益は前期比7億16百万円(33.8%)増の28億32百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
特別利益は、固定資産売却益1億67百万円を計上したほか、投資有価証券売却益31百万円を計上し、前期比139百万円(230.1%)増の199百万円となりました。また、特別損失は、減損損失63百万円を計上し、前期比55百万円(785.9%)増の63百万円となりました。
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比5億5百万円(38.0%)増の18億36百万円となりました。
(b)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
キャッシュ・フローの状況の分析
「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
資本の財源及び資金の流動性
当社グループの主な資金需要は、テレビやラジオの放送における番組制作や送出に係る費用のほか、多額を要する放送設備の更新と社屋関係へのインフラ投資、持続的な成長を維持するための事業展開に向けた投資が見込まれております。また、株主還元等については、財務の健全性等に留意しつつ、配当政策に基づき実施してまいります。
当社グループは、健全な財務状態及び営業活動によるキャッシュ・フローを生み出す能力により、当社グループの成長を維持するために将来必要な運転資金および設備投資ならびに株主還元等に要する資金を調達することが可能と考えております。
なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は153億43百万円となっております。
② 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
連結財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債の数値ならびに当連結会計年度における収益・費用の数値に影響を与える見積りおよび仮定設定を行っております。実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、見積りと異なる場合があります。
連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しておりますが、経営者による見積りを要する主な会計方針およびその見積り要素は下記のとおりです。
なお、この連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
(a)固定資産の減損
当社グループは、減損の兆候が認められた場合には事業計画に基づく将来キャッシュ・フロー及び不動産鑑定評価額等から関連する経費を差し引いた正味売却価額を用いて、減損損失の認識の要否を判定しております。今後、経営環境の悪化により将来キャッシュ・フローが減額された場合や保有資産の市場価額が下落した場合には、回収可能価額が低下し損失が発生する可能性があります。
(b)投資の減損
当社グループは、長期的な取引関係維持のため、また余資運用目的で有価証券および投資有価証券を所有しております。この中には市場価格のある公開会社への投資と、市場価格のない非公開会社への投資が含まれております。今後、投資価値の下落が一時的でないと判断した場合、投資の減損が計上されることになります。投資価値の下落が一時的でないとの判断は、「金融商品に関する会計基準」に従って行っております。
(c)繰延税金資産
当社グループは、課税所得の将来見積額や一時差異等のスケジューリングの結果に基づき繰延税金資産を計上しております。今後、経営環境の悪化により課税所得の見積りが減額となった場合には繰延税金資産を取り崩す必要が生じる可能性があります。
5 【重要な契約等】
当連結会計年度において、重要な契約等はありません。
6 【研究開発活動】
当連結会計年度において、当社グループで特筆すべき研究開発活動は行っておりません。
第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度の設備投資額(無形固定資産を含む)は、2,123百万円であります。
セグメント別では、次のとおりであります。
(メディアコンテンツ関連)
大型中継車の設備更新や、放送センター排水管・衛生機器の更新など、1,729百万円の設備投資を実施いたしました。
(不動産関連)
名古屋栄の賃貸ビルにおいて、空調設備更新工事を行うなど、316百万円の設備投資を実施いたしました。
(その他)
ゴルフ場のクラブハウスにおいて、リフォームおよび耐震工事を行うなど、77百万円の設備投資を実施いたしました。
なお、いずれのセグメントにおいても、重要な設備の除却または売却はありません。
2 【主要な設備の状況】
当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。
(1) 提出会社
2026年3月31日現在
(注) 1 帳簿価額のうち「その他」は、有形固定資産の「工具、器具及び備品」及び「建設仮勘定」、及び無形固定資産の合計であります。
2 CBCアネックスの一部は、当社の連結子会社である㈱CBCクリエイション、㈱CBCコミュニケーションズおよび㈱CBCビップスに賃貸しております。
3 グランパルクは、アピタ長久手店としてユニー㈱に賃貸しております。
4 当社の従業員数は、社外から当社への出向者および兼務出向者を含む就業人数であり、すべて放送センターに含んでおります。
(2) 国内子会社
2026年3月31日現在
(注) 1 帳簿価額のうち「その他」は、有形固定資産の「工具、器具及び備品」及び「建設仮勘定」、及び無形固定資産の合計であります。
2 帳簿価額のうち「土地」欄中段( )数字は所有している面積であり、下段[ ]数字は連結会社以外から賃借している面積であります。
3 ㈱CBCテレビの放送センターおよびCBC会館の従業員数は、当社への出向者および兼務出向者を除いた就業人数であり、すべて放送センターに含んでおります。また、㈱千代田会館の就業員数は、すべて千代田会館に含んでおります。
(3) 在外子会社
本邦以外の国又は地域に所在する連結子会社がないため、該当事項はありません。
3 【設備の新設、除却等の計画】
(1)重要な設備の新設等
該当事項はありません。
(2) 重要な設備の除却等
該当事項はありません。
第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
② 【発行済株式】
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③ 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
(注) 株主割当 1:0.1
発行価格 50円 資本組入額 50円
(5) 【所有者別状況】
2026年3月31日現在
(注) 1 自己株式71,797株は、「個人その他」に717単元、「単元未満株式の状況」に97株含まれております。
2 「その他の法人」の欄には、株式会社証券保管振替機構名義の株式が、6単元含まれております。
(6) 【大株主の状況】
2026年3月31日現在
(注) 「発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合」は、小数点第3位を切り捨てて記載してお
ります。
(7) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2026年3月31日現在
(注)「完全議決権株式(その他)」の欄には、株式会社証券保管振替機構名義の株式が、600株含まれております。
また、「議決権の数」の欄には、同機構名義の完全議決権株式に係る議決権の数6個が含まれております。
② 【自己株式等】
2026年3月31日現在
2 【自己株式の取得等の状況】
(1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2) 【取締役会決議による取得の状況】
(注)2025年11月13日開催の取締役会において、自己株式の取得方法は名古屋証券取引所における自己株式立会
外買付取引(N-NET3)による買付けとすると決議しております。
(注)2026年5月15日開催の取締役会において、自己株式の取得方法は名古屋証券取引所における自己株式立会
外買付取引(N-NET3)による買付けとすると決議しております。
(3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
(注) 1 当事業年度における取得自己株式は、単元未満株式の買い取り請求による取得によるものです。
2 当期間における取得自己株式数には、2026年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の
買取りによる株式数は含めておりません。
(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
(注) 当期間における保有自己株式数には、2026年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。
3 【配当政策】
当社グループは、放送という公共性の高い事業の性格上、長期にわたり安定した経営基盤を確保することが重要と考えております。
こうしたことから、利益配分に関しましては、安定配当の継続を基本としつつ、さらに、株主の皆さまへの利益還元重視を明確にするため、毎期の業績に連動することとしております。
この方針に基づき、配当金は親会社株主に帰属する当期純利益(連結)の40%を目安とした配当性向を基準といたします。なお、非経常的な特殊要因により、親会社株主に帰属する当期純利益が大きく変動する場合等については、その影響を考慮し配当額を決定いたします。また安定配当性を維持するため、1株当たりの年間配当金は10円を下限といたしております。
当事業年度の期末配当金につきましては、この基本方針と当事業年度の業績動向等を総合的に勘案し、普通配当については1株当たり23円といたします。中間配当金を1株当たり5円で実施しておりますので、年間の配当金は1株当たり28円となります。なお、本件は2026年6月26日開催予定の定時株主総会に付議する予定です。
内部留保の使途については、多額を要する放送設備の更新と社屋関係へのインフラ投資、持続的な成長を維持するための事業展開に向けた投資に備えていくこととしております。
また、今後も原則として、中間配当として9月30日、期末配当として3月31日を基準日とした年2回の配当を継続する予定です。配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。
(注)基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。
4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は放送法に基づく認定放送持株会社で、当社グループの中核はテレビとラジオの放送事業です。
当社グループは、「地域で最も信頼されるメディアコンテンツグループとして地域社会の経済や文化の発展に寄与し続ける」ことを経営の基本理念としております。このため、放送事業を中心とする公共性の高い企業グループとして、長期にわたり安定した経営基盤を確保していくことを重要な経営目標としています。
② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由
当社における企業統治の体制は、監査役制度を採用しており、役員の定数は、取締役20名以内、監査役5名以内とする旨を定款に定めています。
有価証券報告書提出日現在の取締役14名のうち社外取締役は7名、監査役5名のうち社外監査役は3名です。
この体制を採用する理由は、社外取締役による経営の透明性、公正性の確保と、社外監査役による監査の実効性を確保することにより、コーポレート・ガバナンスを有効に機能させるためです。
なお、取締役に関しては、経営環境の変化に迅速に対応し、最適な経営体制を機動的に構築するほか、事業年度における経営責任を明確にするため、任期を1年としています。
また、会社の重要な業務執行の決定と重要案件の報告を行うために、原則として毎月1回、取締役会を開催しております。
加えて、取締役の諮問機関として、独立社外取締役が過半数を占める任意の報酬諮問委員会を設置しています。
このほか、取締役会決議に基づく社長の業務執行にあたり、意思決定および執行方針に関する重要事項を協議する場として、常勤の取締役で構成する常勤取締役会があります。

③ 企業統治に関するその他の事項
イ.内部統制システムの整備、構築
当社は、内部統制・コンプライアンス委員会を設けており、内部統制が有効に機能するための施策を講じています。
なお、会社法および会社法施行規則に基づき、当社が業務の適正を確保するための体制として、取締役会において決議した事項は以下の(a)~(i)のとおりです。
(a) 取締役・使用人の職務執行が法令・定款に適合することを確保するための体制
当社は、経営の透明性、公正性確保のため、業務の適正化に必要な知識と経験を有した社外取締役を選任しており、監査に関しても実効性を確保するため、取締役から独立した社外監査役を選任し、監査監督機能の強化に努めている。
また当社は、取締役と各部署のコンプライアンス責任者から構成される内部統制・コンプライアンス委員会を設け、内部統制が有効に機能するための体制を整備している。
コンプライアンスの推進については、「CBCグループ行動憲章」を制定し、当社及びグループ各社の役職員が、法令、定款及び社会規範を遵守した行動をとるための規範としている。
その徹底を図るため、当社およびグループ各社に関して当社法務セクションにおいて、コンプライアンスの取り組みを横断的に統括し、役職員教育等を行う。
これらの活動は、定期的に取締役会及び監査役会に報告されるものとする。
当社及びグループ各社における業務プロセスの適正性、妥当性、効率性などは、当社経営監査室が監査する。
また、当社及びグループ各社における法令上疑義のある行為等を、早期に発見し是正することを目的として、内部通報制度(「CBCホットライン」)を設置している。
(b) 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する事項
当社は、文書規程及び稟議規程を制定しており、取締役の職務執行に係る情報は、文書または電磁的媒体に記録し、保存する。
(c) 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
当社は、経営危機管理規程を制定しており、当社及びグループ各社にコンプライアンス、損害賠償、災害、情報セキュリティ等に係る経営危機が発生した場合、社長を委員長とする危機管理委員会を速やかに開催し、適切に対応するものとする。
また、将来発生するおそれのある危機を想定し、万一の場合に備えた予防策を検討する。
さらに、当社代表取締役はじめグループ各社の社長が出席するCBCグループ会議を定期的に開催し、経営危機発生を未然に防止するための情報を共有する。
加えて、当社及びグループ各社は、当社経営監査室のモニタリングの下、毎年定期的に経営リスクの洗い出しとその管理体制の確認、強化を継続して行う。
(d) 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
当社及びグループ各社は、役職員が共有する全社的な目標として、中期経営計画及び各年度の予算を立案し、実行している。
取締役会はその進捗状況を定期的に検討し、改善を促すことにより、全社的な業務の効率化を実現する。
また当社は、経営環境の変化に迅速に対応し、最適な経営体制を機動的に構築するほか、事業年度における経営責任を明確にするため、取締役の任期を1年としている。
(e) 当社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
当社は、企業集団としての経営効率の向上を目的として、関係会社管理規程を制定しており、この規程に従い当社グループ会社管理担当部署がグループ各社の法令遵守、リスク管理、効率性向上のための施策を実施する。
また、グループ各社に内部統制・コンプライアンス責任者を配置し、法令に違反する事実、当社及びグループ各社に重大な影響を及ぼす事実を発見したときには、当該事実に関する事項を速やかに当社に報告するなど、適正な内部統制が図れるよう体制を整備している。
当社及びグループ各社の内部監査は当社経営監査室が行い、必要に応じて内部統制の改善策を提言する。
(f) 監査役がその補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項ならびにその使用人の取締役からの独立性に関する事項
現在、監査役の職務を補助すべき使用人はいないが、監査役が求めた場合、監査業務補助のため使用人を置くこととする。
なお、当該使用人は監査役の指示に忠実に服し、取締役の指揮命令に服さないものとする。
(g) 取締役及び使用人等が監査役に報告するための体制その他の監査役への報告に関する体制
当社及びグループ各社の取締役及び使用人等は、監査役に対して、法令に違反する事実、当社及びグループ各社に重大な影響を及ぼす事実を発見したときには、当該事実に関する事項を速やかに報告する体制を整備する。
また、当社及びグループ各社の取締役及び使用人等は、監査役から業務執行に関する事項の報告を求められた場合には、速やかに報告する。
報告の方法については、取締役と監査役との協議により決定する。
監査役に報告を行った者に対し、当該報告を行ったことを理由として不利な取扱いをすることを禁止する。
(h) その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
監査が実効的に行われることを確保するため、監査役は取締役会をはじめとする重要な会議に出席するほか、代表取締役と定期的に意見交換を行う。
また、監査役会、経営監査室及び会計監査人による三様監査会議を定期的に開催し、適切な監査業務を確保する。
監査役の職務執行に伴う費用については当社が負担し、前払いが必要と判断される場合はこれに対応する。
(i) 財務報告の信頼性を確保するための体制
当社及びグループ各社は、財務報告の信頼性を確保するため、金融商品取引法に定める内部統制報告書の有効かつ適切な提出のための内部統制システムを構築するとともに、そのシステムが適正に機能することを継続的に評価し、必要な是正を行う。
ロ.リスク管理体制
当社は、コンプライアンス、損害賠償、災害、情報セキュリティ等に係る経営危機が発生した場合、社長を委員長とする危機管理委員会をすみやかに開催し、適切に対応することにしています。
また、当社は情報開示の重要性を認識しており、情報開示委員会を設置し、適切、的確に情報を開示するための体制を整えています。
社外取締役および社外監査役とは、会社法第423条第1項の賠償責任を限定する契約を締結しており、当該契約に基づく賠償責任の限度額は法令で定める最低責任限度額としています。
ハ.役員等賠償責任保険契約の内容の概要
当社は、保険会社との間で会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険(D&O保険)を締結しております。当該保険契約では、被保険者が会社の役員等の地位に基づき行った行為に起因して損害賠償請求がなされたことにより、被保険者が負担することになる損害賠償金や訴訟費用が填補されることになります。当該保険契約では、全ての被保険者の保険料を当社が全額負担しております。なお、役員等の業務の執行の適正性が損なわれないようにするための措置として、被保険者による犯罪行為、意図的な違法行為等に起因する損害等については填補の対象外としております。当該保険契約の被保険者は、当社および子会社の全ての役員です。
ニ.剰余金の配当等の決定機関
当社は、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令に別段の定めのある場合を除き、取締役会の決議により定めることができる旨を定款に定めています。これは、剰余金の配当等を取締役会の権限とすることにより、株主への機動的な利益還元を行うことを目的とするものであります。
ホ.自己の株式の取得
当社は、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定款に定めています。これは、経営環境に適応した機動的な資本政策を遂行することを目的とするものであります。
ヘ.取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨及び累積投票によらない旨を定款に定めています。
ト.取締役および監査役の責任免除
当社は、会社法第426条第1項の規定により、任務を怠ったことによる取締役(取締役であった者を含む。)および監査役(監査役であった者を含む。)の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会の決議によって免除することができる旨定款に定めております。これは、取締役および監査役が職務の遂行にあたり期待される役割を十分に発揮できるようにすることを目的とするものであります。
チ.株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めています。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。
リ.会社の支配に関する基本方針
当社および当社グループは、テレビ、ラジオの放送を通じてすぐれた報道、情報、娯楽番組を制作し、地域社会や文化に貢献することを経営の基本理念にしています。テレビやラジオは、公共性の高いメディアであり、通信技術の進展に伴ってメディアが多様化しても、基幹メディアの地位を維持していくものと考えています。このため、中長期的な視点に立って、安定的に経営を継続していくことが重要であり、それが、ひいては企業価値、株主価値の向上につながるものと確信しています。
当社は、こうした経営の基本理念を支持する者が、「会社の財務および事業の方針の決定を支配する者」であることが望ましいと考えています。
なお、当社では、株式に対する大規模な買収行為がなされた場合に備えた具体的な枠組み(いわゆる「買収防衛策」)は定めていません。
④ 取締役会の活動状況
当事業年度において、当社は取締役会を11回開催しており、個々の取締役および監査役の出席状況については以下のとおりです。
取締役会における具体的な検討内容としては、関連法令や取締役会規則に基づき、株主総会議案、取締役人事、当社グループの経営に関わる重要事項の決議をしています。また、四半期ごとの決算のほか、各種業績を定期的に報告し、中期経営計画について議論、審議を行っています。
⑤ 報酬諮問委員会の活動状況
当事業年度において、当社は報酬諮問委員会を3回開催しており、個々の報酬諮問委員の出席状況については以下のとおりです。
報酬諮問委員会における具体的な検討内容としては、取締役の個人別月額報酬額(算定方法を含む)、業務執行取締役(常勤取締役)の賞与に関する利益連動給与の算定方法、社外取締役に支給する事前確定届出給与(賞与)に関し、基本方針及び内容を審議し、その結果を取締役会に答申しています。
(2) 【役員の状況】
① 役員一覧
有価証券報告書提出日現在の当社の役員の状況は、以下のとおりです。
男性18名 女性1名 (役員のうち女性の比率5.3%)
(注) 1 取締役岡谷篤一、安井香一、茶村俊一、池田桂子、安藤隆司、臼田信行および佐々木卓の各氏は、社外取締役であります。
2 監査役柴田昌治、小笠原剛および勝野 哲の各氏は、社外監査役であります。
3 任期は、2025年3月期に係る定時株主総会終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
4 任期は、2023年3月期に係る定時株主総会終結の時から2027年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
5 任期は、2024年3月期に係る定時株主総会終結の時から2028年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
② 社外取締役及び社外監査役
有価証券報告書提出日現在の当社の社外取締役は7名、社外監査役は3名です。
当社は、社外取締役または社外監査役を選任するための独立性に関する基準または方針として定めたものはありませんが、経営者として豊富な経験と幅広い見識を有し、当社のガバナンスに関し、客観的な立場から監督機能を果たしていただける人材が適任であると考え、社外役員を選任しております。
社外取締役 岡谷篤一氏は、岡谷鋼機株式会社取締役相談役です。また、同氏は、テレビ愛知株式会社社外取締役ならびに株式会社御園座社外監査役です。同氏は財界で要職を歴任され、当社はその豊富な経験と幅広い見識を当社の経営に反映していただくため社外取締役として選任しているものです。
社外取締役 安井香一氏は、東邦瓦斯株式会社顧問です。同氏は財界で要職を歴任され、当社はその豊富な経験と幅広い見識を当社の経営に反映していただくため社外取締役として選任しているものです。
社外取締役 茶村俊一氏は、J.フロント リテイリング株式会社特別顧問です。同氏は財界で要職を歴任され、当社はその豊富な経験と幅広い見識を当社の経営に反映していただくため社外取締役として選任しているものです。
社外取締役 池田桂子氏は、池田総合法律事務所・池田特許事務所パートナー弁護士、弁理士です。また、同氏は、カネ美食品株式会社および東邦瓦斯株式会社社外取締役です。同氏は弁護士としての豊富な経験と法務全般にわたる専門的な知見を有しており、それらを当社の経営に生かしていただくため、社外取締役として選任しているものです。
社外取締役 安藤隆司氏は、名古屋鉄道株式会社代表取締役会長です。また、同氏は、東海テレビ放送株式会社社外取締役および読売中京FSホールディングス株式会社取締役(非常勤)ならびに株式会社マキタ社外取締役です。同氏は財界で要職を歴任され、当社はその豊富な経験と幅広い見識を当社の経営に反映していただくため社外取締役として選任しているものです。
社外取締役 臼田信行氏は、株式会社中日新聞社相談役および中部日本ビルディング株式会社代表取締役社長です。同氏は言論界で指導的な役割を果たされ、当社はその豊富な経験と幅広い見識を当社の経営に反映していただくため社外取締役として選任しているものです。
社外取締役 佐々木卓氏は、株式会社TBSホールディングス取締役会長です。また、同氏は、株式会社TBSテレビ取締役会長ならびに株式会社MBSメディアホールディングス社外取締役です。同氏は認定放送持株会社および放送事業会社の経営者として、その豊富な経験と幅広い見識を当社の経営に反映していただくため社外取締役として選任しているものです。
社外監査役 柴田昌治氏は、NGK株式会社特別顧問です。同氏は財界で要職を歴任され、当社は会社経営およびガバナンスに関して豊富な経験と幅広い見識を当社の監査に反映していただくため社外監査役として選任しているものです。
社外監査役 小笠原剛氏は、株式会社三菱UFJ銀行顧問です。また、同氏は、株式会社御園座代表取締役会長ならびに株式会社スズケンおよびタキヒヨー株式会社社外取締役ならびに名古屋鉄道株式会社社外監査役です。同氏は財界で要職を歴任され、当社は会社経営およびガバナンスに関して豊富な経験と幅広い見識を当社の監査に反映していただくため社外監査役として選任しているものです。
社外監査役 勝野 哲氏は、中部電力株式会社代表取締役会長です。同氏は財界で要職を歴任され、当社は会社経営およびガバナンスに関して豊富な経験と幅広い見識を当社の監査に反映していただくため社外監査役として選任しているものです。
社外取締役 岡谷篤一、安井香一、茶村俊一、池田桂子、安藤隆司の各氏および社外監査役 柴田昌治、小笠原剛、勝野 哲の各氏については、各氏が現在または過去に代表取締役等を務める各社と当社との間に、当社の意思決定に影響を与える重要な取引関係はなく、また各社は当社の主要株主でもありません。このため当社は、各氏と当社の一般株主との間に利益相反が生じる恐れはないと判断し、各氏を株式会社名古屋証券取引所の定めに基づく独立役員に指定しています。
社外取締役および社外監査役と当社との人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係の概要は次のとおりです。
株式会社中日新聞社と当社子会社の間には、イベント事業等の取引関係があります。
株式会社TBSテレビは、当社子会社と同じ放送ネットワーク局として取引関係があります。また、テレビ愛知株式会社、東海テレビ放送株式会社および読売中京FSホールディングス株式会社の子会社である中京テレビ放送は、当社子会社と競業関係にあります。
その他の兼職先と当社の間に重要な取引関係はありません。
人的関係では、当社代表取締役会長の杉浦正樹は、株式会社中日新聞社および株式会社TBSテレビの社外取締役に就任しています。
資本的関係では、株式会社中日新聞社、岡谷鋼機株式会社、東邦瓦斯株式会社、名古屋鉄道株式会社、株式会社TBSホールディングス、中部電力株式会社、NGK株式会社、株式会社三菱UFJ銀行およびJ.フロント リテイリング株式会社の子会社である株式会社大丸松坂屋百貨店は、当社の株式を保有しています。
当社は、J.フロント リテイリング株式会社、株式会社TBSホールディングス、中部電力株式会社および株式会社三菱UFJ銀行の持株会社である株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループの株式を保有しています。
当社においては従来より、社外取締役は、取締役会において議案の審議に必要な発言を適宜行い、また、社外監査役は、取締役会ならびに監査役会において意思決定の妥当性、公正性を確保するための提言等を行っており、経営に対し監督機能を果たしています。
監査役会では、内部統制に関し経営監査室や会計監査人から報告や指摘事項がある場合は、常勤監査役から社外監査役に対し説明を行っています。また、内部統制上の問題が発生した場合は、社外取締役および社外監査役に対し、取締役会で報告が行われます。
(3) 【監査の状況】
① 監査役監査の状況
1.組織・人員
当社は監査役会設置会社であり、有価証券報告書提出日現在、監査役会は常勤監査役2名と社外監査役3名から構成されています。
監査役会議長は伊藤道之常勤監査役が務めており、富田悦司常勤監査役を財務・会計に関する相当程度の知見を有する監査役として選任しています。
伊藤道之常勤監査役は、1975年に当社に入社後、長年報道部門に携わり、内部監査部門である経営監査室長を経て、専務取締役を務めました。またグループ会社の株式会社CBCクリエイション代表取締役社長を務め、2017年に監査役に就任しました。
富田悦司常勤監査役は経理部長を経て、当社グループ経営戦略局長兼㈱CBCテレビ常務執行役員経営管理総局長として管理部門を担当し、2018年に監査役に就任しました。
柴田昌治社外監査役は、日本碍子株式会社特別顧問です。財界で要職を歴任され、会社経営およびガバナンスに関して豊富な経験と幅広い見識を当社の監査に反映していただいております。
小笠原剛社外監査役は、株式会社三菱UFJ銀行顧問です。財界で要職を歴任され、会社経営およびガバナンスに関して豊富な経験と幅広い見識を当社の監査に反映していただいております。
勝野 哲社外監査役は、中部電力株式会社代表取締役会長です。財界で要職を歴任され、会社経営およびガバナンスに関して豊富な経験と幅広い見識を当社の監査に反映していただいております。
2.監査役会の活動状況
当事業年度において、当社は監査役会を6回開催しており、個々の監査役の出席状況については以下のとおりです。
監査役会における具体的な検討内容は、監査の方針および監査実施計画、内部統制システムの整備・運用状況、監査上の主要な検討事項、会計監査人の監査の方法および結果の相当性等です。
また、監査役会として、以下の活動を行っています。
ⅰ)取締役との意思疎通
ⅱ)取締役会への出席
ⅲ)主要な事業所における業務および財産状況の確認
ⅳ)子会社からの事業報告の確認
ⅴ)会計監査人からの監査の実施状況・結果の報告の確認
3.監査役の主な活動
監査役は、取締役会に出席し、議事運営や決議内容等を監査し、必要により意見表明を行っています。常勤監査役は、常勤者としての特性を踏まえ、経営会議等の社内の重要会議に出席し、重要な決裁書類等を閲覧し、監査環境の整備および社内の情報収集に積極的に努め、内部統制システムの構築・運用の状況を日常的に監視・検証しています。
また、代表取締役との意見交換会を開催し、監査報告や監査所見に基づく提言を行っています。その他必要に応じ取締役・執行役員および各部門責任者より報告を受け、面談を通じて意見交換を行っています。
さらに、会計監査人や内部監査部門である経営監査室と監査計画を共有するなど定期的に会合を持ち、緊密な連携を通じて当社の状況を適時適切に把握する体制をとっています。
② 内部監査の状況
当社の経営監査室は、代表取締役社長の直轄として設置されています。人員は3名で、業務監査、有価証券報告書等の開示体制監査のほか、財務報告に係る内部統制の独立的評価を実施し、必要に応じて内部統制の改善策を提言しています。
経営監査室は、内部監査実施の都度、代表取締役、常勤監査役に結果を報告して問題点を整理しているほか、財務報告に係る内部統制に関しては全社統制や業務プロセス等の有効性を評価し、会計監査人と意見交換をしています。
また、経営監査室は代表取締役や監査役と直接、定期的に情報交換・意見交換を行っており、取締役会、監査役会に対しても必要に応じて報告を行える仕組みとなっています。監査役、会計監査人、経営監査室による三様監査会議を定期的に開催し、会社の情報を適確に提供するなど、監査役、会計監査人との連携を確保しています。
内部統制に関しては、内部統制・コンプライアンス委員会に専門部会を設けています。専門部会は、内部統制が有効に機能するために必要な規定や体制の立案、整備やその推進のための活動等を行っていますが、経営監査室は専門部会に出席し、その適正性をチェックしています。
このほか、経営監査室は、内部統制上の問題点を発見した場合には、関係部署やグループ各社に改善策を検討させ、その結果を確認しています。
これらの活動は、経営監査室から代表取締役および常勤監査役に報告されています。
③ 会計監査の状況
当社は、会社法及び金融商品取引法に基づく会計監査について、有限責任監査法人トーマツと契約しております。同監査法人と当社との継続監査期間は、1953年以降の73年間であります。同監査法人及び当社監査に従事する同監査法人の業務執行社員と当社の間には、特別の利害関係はなく、また同監査法人は法令に基づき、業務執行社員について、当社の会計監査に一定期間を超えて関与することのないよう措置をとっております。
当期において、会計監査業務を執行した公認会計士は、伊藤達治、石原由寛であり、また、会計監査業務に係る補助者は、公認会計士11名、その他15名であります。
(会計監査人の選定方針と理由)
監査役会は、会計監査人の選定に際しては下記の5項目について検証し、その上で総合的に判断しております。
1. 監査法人の経営理念
2.高品質な監査を提供できるガバナンス体制とマネジメント体制が構築されていること
3. 「監査法人のガバナンス・コード」への対応状況
4.監査役及び内部監査部門との良好な連携を図るために必要な積極的な姿勢とコミュニケーション能力
5.監査の職務執行状況と実績ならびに監査報酬の合理性・妥当性
有限責任監査法人トーマツは、全ての項目について当社の基準を満たしており、当社の会計監査人として選定しております。
なお、当社では、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査役全員の同意に基づき監査役会が、会計監査人を解任する方針です。
この場合、解任後最初に招集される株主総会におきまして、監査役会が選定した監査役から、会計監査人を解任した旨と解任の理由を報告いたします。
上記の場合のほか、当社は、会計監査人の適格性、独立性を害する事由の発生等により、適正な監査の遂行が困難であると認められる場合、監査役会が会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定し、株主総会に提出いたします。
(監査役及び監査役会による会計監査人の評価)
当社の監査役会は、会計監査人の再任の適否を検討するにあたり、透明性・客観性を確保するために「会計監査人の評価・選定基準」を策定しております。当基準の柱である監査法人の職務執行状況、監査体制、独立性及び専門性を検証するために、監査計画の内容、監査チームの編成状況、社内関係者との意思疎通状況、監査手続の適正性、監査報酬の妥当性、内部統制システムと監査リスクの評価実施状況などの項目について実効性のある評価および確認をしております。その上で監査の方法及び結果についての相当性判断を実施し、再任・不再任の総合的判断をしております。
④ 監査報酬の内容等
(監査公認会計士等に対する報酬の内容)
(非監査業務の内容)
該当事項はありません。
(監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬の内容)
(非監査業務の内容)
前連結会計年度及び当連結会計年度において、一部の連結子会社は、監査公認会計士等と同一のネットワーク(デロイトトーマツ税理士法人)に対して、税務申告業務を委託し、対価を支払っております。
(その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容)
前連結会計年度及び当連結会計年度において、該当事項はありません。
(監査報酬の決定方針)
該当事項はありません。
(監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由)
当社監査役会は、日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、前事業年度の監査計画と実績の比較、監査時間及び報酬額の推移を確認したうえで、当事業年度の監査予定時間及び報酬額の妥当性等を検討した結果、会計監査人の報酬等につき、会社法第399条第1項の同意を行っております。
(4) 【役員の報酬等】
① 役員の報酬等の額又はその決定に関する方針に係る事項
当社の取締役および監査役の報酬額および賞与は、それぞれ株主総会の決議によって上限を定めたうえで、その限度額の範囲内で役位や職責に応じた額を支給することとしております。なお、取締役の報酬等の総額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まないものとしております。
当社取締役および監査役の金銭報酬の額は、2009年6月26日開催の第83期定時株主総会で決議しており、その内容は、取締役報酬を月額3,800万円以内(うち社外取締役分は月額350万円以内)、監査役報酬を月額600万円以内とし、これらとは別に、賞与年額9,000万円以内(取締役分7,900万円以内(うち社外取締役分900万円以内)、監査役分1,100万円以内)とするものであります。
また、当社の取締役(社外取締役を除く。以下、「対象取締役」という。)の株式報酬の額は、上記の取締役の報酬等の額とは別枠として、2025年6月27日開催の第99期定時株主総会で決議しており、その内容は、対象取締役に対する譲渡制限付株式に関する報酬等として支給する金銭報酬債権の総額を、年額5,000万円以内、割り当てる譲渡制限付株式の数の上限を100,000株とするものであります。なお、上記株式報酬は101期(2026年度)からの導入を予定しております。
当社の役員の報酬等の額は、取締役分については取締役会、監査役分については監査役会がその決定権限を有しております。
なお、報酬等に係る取締役会の監督機能と説明責任を強化することを目的に、報酬諮問委員会を設置しております。取締役の報酬等に係る基本方針および内容については、報酬諮問委員会が取締役会の諮問に応じて審議を行い、その結果を取締役会に答申しております。
当社は、取締役の個人別の報酬等の内容の決定方針について、報酬諮問委員会の審議を経た上で取締役会にて決議いたします。当社の取締役の報酬は、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブとして十分に機能するように株主利益と連動した報酬体系とし、個々の取締役の報酬の決定に際しては各職責を踏まえた適正な水準とすることを基本方針としています。
取締役の個人別の報酬等の内容の決定にあたっては、インセンティブ機能や業績連動との適正性など、取締役会が決定方針との整合性を確認しており、当事業年度の取締役の報酬の内容は当該決定方針に沿うものであると判断しております。
なお、当事業年度においては、2025年5月12日開催の報酬諮問委員会の審議を経て、2025年6月27日開催の取締役会にて代表取締役社長の升家誠司に取締役の個人別の報酬額等の具体的内容の決定を委任する旨の決議をしています。個人別の報酬等の決定権限を委任した理由は、当社全体の事業・業績を俯瞰しつつ、各戦略部門の責任者である取締役の職責を評価して報酬の内容を決定するには、業務執行を統括する代表取締役社長による決定が最も適していると考えるためであります。
当社の役員報酬のうち、常勤取締役の報酬は、固定給の基本報酬と業績連動報酬から構成しています。社外取締役および監査役の報酬については、業務執行を行うものではないことを踏まえて業績連動報酬は支給せず、固定額の基本報酬のみとしています。
常勤取締役の業績連動報酬に係る指標は、その経営責任を明確にするため、当社グループの連結経常利益を基礎としております。また、当事業年度における具体的な決定方法は以下のとおりであります。
[業務執行取締役に対する利益連動給与]
1.支給総額
当該事業年度の経常利益(連結)の金額に100分の1.5を乗じた金額とし、70百万円を超えない金額とする。
但し、当該事業年度の親会社株主に帰属する当期純利益(連結)が純損失となった場合は支給しない。
2.配分方法
各取締役への配分は役位別および担当別とし、1.の支給総額に以下の役位別および担当別係数を乗じた上で、全業務執行取締役の係数を合計した値で除した金額(1万円未満を切り捨て)とする。
取締役会長 20
取締役社長 20
取締役相談役 15
テレビ事業担当取締役 15
ラジオ事業担当取締役 10
テレビ事業担当補佐取締役 8
企画制作事業担当取締役 8
3.支給対象
支給の対象は業務執行取締役とし、社外取締役、監査役は対象としない。
当社グループは中長期的な利益の最大化を目指しており、一方で業績連動報酬の額は各事業年度における単年度の連結経常利益の結果に連動させているものであります。従って、当期における業績連動報酬に係る指標の目標値は設定しておりません。なお、当期における連結経常利益の実績は28億32百万円です。
② 提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
当事業年度に係る取締役(社外取締役を除く。)の報酬等の総額は、7名に対し、245百万円(当該報酬等の総額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれておりません。)であります。報酬等の種類別の総額につきましては、基本報酬が203百万円、業績連動報酬が42百万円であります。
当事業年度に係る監査役(社外監査役を除く。)の報酬等の総額は、2名に対し、56百万円であります。報酬等はすべて基本報酬であります。
当事業年度に係る社外役員の報酬等の総額は、10名に対し、56百万円であります。報酬等はすべて基本報酬であります。
③ 役員ごとの連結報酬等の総額等
連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。
(5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方
当社は取引相手先との中長期的な関係維持強化の観点から当社の企業価値向上に資すると判断されるものについて政策的に株式を保有しています。従って、当社の保有する投資株式はすべて純投資目的以外を目的としたものであります。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容
当社は、上記「①」で記載した方針に基づき保有する株式について、毎年、取締役会において保有株式ごとに、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか、保有が中長期的な当社の企業価値向上に資するものになっているか等を総合的に検証しています。
当事業年度は保有株式のうち特定投資株式20銘柄について検証を行いました。
なお、当社の経営方針・経営戦略等、事業の内容及びセグメント情報と関連付けた銘柄別の定量的な保有効果については困難であるため記載しておりませんが、保有の合理性を検証した具体的な方法については、保有株式ごとに、受取配当額、配当利回り、配当性向等を当社の資本コストをふまえて評価するとともに、当社グループとの直近の取引高などの取引状況や事業上の関係性等を総合的に検証のうえ、取締役会にて保有継続または縮減の方針を決定しております。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
特定投資株式
(注)1 定量的な保有効果については、取引先との秘密保持等の観点から記載が困難です。保有の合理性は、上記「a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容」で記載した方法により定期的に検証しております。
2 各発行会社の主要な子会社が保有しております。
3 ㈱名古屋銀行は、2025年10月1日付で、株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。
4 ㈱あいちフィナンシャルグループは、2026年4月1日付で、株式1株につき5株の割合で株式分割を行っております。
5 第一生命ホールディングス㈱は、2025年4月1日付で、株式1株につき4株の割合で株式分割を行っております。また、同社は2026年4月1日付で株式会社第一ライフグループへ商号変更しております。
6 ㈱十六フィナンシャルグループは、2026年4月1日付で、株式1株につき5株の割合で株式分割を行っております。
5 【従業員の状況等】
(1) 【人材戦略に関する基本方針等】
当社グループは、「地域で最も信頼されるメディアコンテンツグループとして、地域社会の経済や文化の発展に寄与し続ける」ことを普遍的な経営方針として掲げております。この経営方針を実現するため、「中期経営計画2024-2026」においては、従来の放送ビジネスの再価値化や、知的財産(IP)事業・ビジネスプロデュース(BP)事業など新たな収益の柱の創出といった経営戦略を推進しております。
これらの経営戦略を達成するために不可欠となるのが人材です。「中期経営計画2024-2026」では、「地域」「コンテンツ」と並んで、「人財」をキーワードとして掲げ、従業員を「最も重要な財産」と捉え、「働きがい」や「働きやすさ」の向上を通じて企業価値の向上を目指しております。また、「地域を基盤にして信頼されるコンテンツを創出し、地域の発展に貢献する人材の強化」「既存の概念にとどまらず新たなコンテンツを構築し、新ビジネスを展開できる人材の強化」を基本戦略としております。
当社グループは、これらの人材戦略をふまえ、一人ひとりの貢献度や能力を適正に評価し、エンゲージメントを高めるための報酬体系を基本としております。従業員の給与(賞与を含む。)等につきましては、社員の職務内容、役割、業績・成果及び専門的能力等を総合的に勘案して決定することとしております。特に若年層の生活安定とキャリア形成を支援する要素を取り入れつつ、中期経営計画に掲げる新たな価値の創造や、持続的な企業価値の向上に貢献する役割や成果に対して、適正に報いる体系としております。また、その他の給付(福利厚生等)につきましては、多様なライフスタイルに応じたワークライフバランスの支援や従業員の資産形成等を支援する諸制度を設けております。
なお、当該戦略に基づく、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針の詳細につきましては、「第2 事業の状況」の「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。
(2) 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
2026年3月31日現在
(注) 従業員数は、就業人数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であります。
(2) 提出会社の状況
2026年3月31日現在
(注)1 従業員数は、社外から当社への出向者および兼務出向者を含む就業人数であります。
2 平均年間給与は、賞与を含んでおります。
3 提出会社の従業員数は、全て「メディアコンテンツ関連」セグメントに含まれております。
(3) 最大人員会社の状況
ア 当事業年度における従業員数が最も多い会社
㈱CBCテレビ
2026年3月31日現在
(注)1 従業員数は、社外から当社への出向者および兼務出向者を含む就業人数であります。
2 平均年間給与は、賞与を含んでおります。
イ 上記アの会社の次に従業員数が最も多い会社
㈱CBCクリエイション
2026年3月31日現在
(注)1 従業員数は、社外から当社への出向者および兼務出向者を含む就業人数であります。
2 平均年間給与は、賞与を含んでおります。
(4) 労働組合の状況
当社グループには、CBCテレビ労働組合等が組織されております。なお、労使関係については特に記載すべき事項はありません。
(5) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
① 提出会社
「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に該当しないため、記載を省略しております。
② 連結子会社
(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2 出生届を提出したパート・有期労働者がいなかったことから、「-」で表記しております。
3 給与制度において、男女の賃金差はありません。差異が生じるのは、人員構成比と平均年齢で男性の数値が上回っていることなどによるものです。
第5 【経理の状況】
1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)の財務諸表について、有限責任監査法人トーマツにより監査を受けております。
3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組について
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組を行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握できる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、同機構の行う研修等に定期的に参加しております。
1 【連結財務諸表等】
(1) 【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
【連結包括利益計算書】
③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
④【連結キャッシュ・フロー計算書】
【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1 連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社の数 9社
連結子会社名
㈱CBCテレビ、㈱CBCラジオ、㈱CBCクリエイション、㈱CBCコミュニケーションズ、㈱ケイマックス、㈱CBC Dテック、㈱千代田会館、㈱南山カントリークラブ、㈱CBCビップス
(2) 非連結子会社
非連結子会社(㈱massenext)は小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純利益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等はいずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、連結の範囲から除外しております。
2 持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の非連結子会社または関連会社
該当ありません。
(2) 持分法を適用していない非連結子会社及び関連会社
非連結子会社(㈱massenext)及び関連会社(㈱エヌティーピー、春日井開発㈱、㈱中日新聞保険サービス、㈱インターシンク、㈱デンナーシステムズ)の当期純利益及び利益剰余金等のうち持分に見合う額は、それぞれ当期純利益及び利益剰余金等に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため、持分法の適用を除外しております。
3 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の事業年度の末日は連結決算日と同じであります。
4 会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
有価証券
満期保有目的の債券
償却原価法(定額法)を採用しております。
その他有価証券
市場価格のない株式等以外のもの
時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。
市場価格のない株式等
移動平均法による原価法を採用しております。
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
当社及び主な連結子会社は、定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は、建物及び構築物10~50年、機械装置及び運搬具3~17年であります。
② 無形固定資産(のれんを除く)
当社及び連結子会社は、定額法を採用しております。なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)によっております。
(3) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
当社及び連結子会社は、金銭債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
② 役員賞与引当金
連結子会社は、役員に対して支給する賞与の支出に充てるため、当連結会計年度における支給見込額を計上しております。
③ 役員退職慰労引当金
連結子会社は、役員の退職慰労金の支給に備えるため、内規に基づく連結会計年度末要支給額の100%を計上しております。
④ 永年勤続表彰引当金
連結子会社は、永年勤続者の表彰費用に備えるため、永年勤続表彰内規による連結会計年度末必要額を計上しております。
(4) 退職給付に係る会計処理の方法
退職給付に係る負債は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における見込額に基づき、退職給付債務から年金資産の額を控除した額を計上しています。なお、退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。過去勤務費用は、15年の定額法によりその発生年度から費用処理しております。
数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(15年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理することとしております。
未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用については、税効果を調整の上、純資産の部におけるその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しております。
なお、一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
(5) 重要な収益及び費用の計上基準
当社及び連結子会社は、テレビおよびラジオの放送事業を主な事業としています。主な履行義務は顧客である広告主との契約に基づき、視聴者および聴取者に番組と広告を放送することであり、放送された時点で履行義務が充足されると判断していることから、当該時点で収益を認識しております。なお、履行義務に対する対価は、履行義務の充足後、別途定める支払条件により概ね4か月以内に受領しており、重要な金融要素は含んでおりません。
(6) のれんの償却方法及び償却期間
のれんの償却については、11年で均等償却しております。
(7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(重要な会計上の見積り)
株式会社ケイマックスに係るのれんおよび顧客関連資産の評価
(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(単位:百万円)
(注) 当該のれんを含む無形資産は、当社が2021年4月1日付で株式会社ケイマックスの発行済株式の80%を取得した際に生じたものであります。
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当該のれんを含む無形資産の評価に関しては、取得原価のうち当該のれんを含む無形資産に配分された金額が相対的に多額であるため、減損の兆候が存在すると判断し、のれんを含む資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することで、減損損失の認識の要否を判定しております。当連結会計年度においては、割引前将来キャッシュ・フローの総額が当該資産グループの帳簿価額を上回るため、減損損失の認識は不要と判断しました。
この割引前将来キャッシュ・フローは、株式会社ケイマックスの事業計画を基礎として算定しております。当該事業計画は、将来の売上や費用削減の見込みに基づき作成しており、特に各放送局や動画配信会社からの番組制作受託及び番組制作コストの削減施策の見込みは、事業計画策定における重要な仮定であります。番組制作受託の見込みは、受注確定又は可能性が高い案件の積み上げにより算定され、番組制作コストの削減施策の見込みは、継続案件による番組制作コスト削減など個々の施策の実行可能性を判断の上で算定しております。
これらの将来キャッシュ・フローの見積りにおいて用いた仮定は合理的であると判断しておりますが、将来の不確実な状況変化により、仮定の見直しが必要となった場合には、翌連結会計年度において減損損失を認識する可能性があります。
(未適用の会計基準等)
・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日)
・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日) 等
1 概要
企業会計基準委員会において、日本基準を国際的に整合性のあるものとする取組みの一環として、借手の全てのリースについて資産及び負債を認識するリースに関する会計基準の開発に向けて、国際的な会計基準を踏まえた検討が行われ、基本的な方針として、IFRS第16号の単一の会計処理モデルを基礎とするものの、IFRS第16号の全ての定めを採り入れるのではなく、主要な定めのみを採り入れることにより、簡便で利便性が高く、かつ、IFRS第16号の定めを個別財務諸表に用いても、基本的に修正が不要となることを目指したリース会計基準等が公表されました。
借手の会計処理として、借手のリースの費用配分の方法については、IFRS第16号と同時に、リースがファイナンス・リースであるかオペレーティング・リースであるかにかかわらず、全てのリースについて使用権資産に係る減価償却費及びリース負債に係る利息相当額を計上する単一の会計処理モデルが適用されます。
2 適用予定日
2028年3月期の期首から適用します。
3 当該会計基準等の適用による影響
「リースに関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。
(連結貸借対照表関係)
※1 受取手形及び売掛金のうち、顧客との契約から生じた債権の金額は、それぞれ以下のとおりです。
※2 以下の資産を含んでおります。
※3 非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりであります。
※4 担保資産及び担保付債務
担保に供している資産は次のとおりであります。
上記資産のうち、建物及び構築物は、抵当権の登記が留保されています。
担保付債務は次のとおりであります。
5 偶発債務
従業員の銀行からの借入に対して、次のとおり債務保証を行っております。
※6 圧縮記帳額
国庫補助金等により有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額及びその内訳は、次のとおりであります。
(連結損益計算書関係)
※1 顧客との契約から生じる収益
売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。
※2 販売費及び一般管理費の主要な費目
※3 固定資産売却益の内訳
※4 固定資産除却損の内訳
※5 減損損失
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
重要性が乏しいため記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
当社グループは、以下の資産について減損損失を計上しました。
(経緯)
上記の建物及び構築物等については、解体撤去の意思決定がされたことに伴い、減損損失を認識いたしました。
(グルーピングの方法)
事業の種類別に区分し、賃貸不動産及び遊休不動産については個々の物件単位でグルーピングをしております。
(回収可能価額の算定方法等)
当資産の回収可能価額は使用価値により測定しており、使用価値は、営業活動から生じる将来キャッシュ・フローがマイナスの見込みであるため、零として評価しております。
(連結包括利益計算書関係)
※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び法人税等及び税効果額
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
1 発行済株式に関する事項
2 自己株式に関する事項
3 配当に関する事項
(1) 配当金支払額
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
1 発行済株式に関する事項
2 自己株式に関する事項
(変動事由の概要)
増加数の内訳は、次のとおりであります。
2025年11月13日の取締役会決議による自己株式の取得 70,000株
単元未満株式の買取りによる増加 10株
3 配当に関する事項
(1) 配当金支払額
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に記載されている科目の金額との関係
(リース取引関係)
オペレーティング・リース取引
(借主側)
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
(貸主側)
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、一時的な余資の運用については、元本を毀損する危険性を極力抑えながら収益の確保を図ることを基本方針とし、具体的には短期的な預金等を中心に行っています。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されています。当該リスクについては取引先ごとの期日管理および残高管理を定期的に行っています。
有価証券及び投資有価証券は、主に債券および業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されていますが、これらの管理は資金調達・運用規程および投融資規程に基づき、定期的に時価等の把握を行っています。
営業債務である支払手形及び買掛金、未払費用はいずれも短期間に決済されるものです。
長期預り保証金の主な内容は、商業施設およびオフィスとして賃貸している不動産に対する敷金と、運営するゴルフ場において会員から預託されている保証金です。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価およびこれらの差額については、次のとおりであります。
前連結会計年度(2025年3月31日)
(*1) 「現金及び預金」、「受取手形及び売掛金」、「支払手形及び買掛金」、「未払費用」および「未払法人税等」については、短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。
(*2) 市場価格のない株式等は、「(1)有価証券及び投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
また、投資信託について、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に従い、投資信託の基準価額を時価とみなしており、当該投資信託が含まれております。
(*3) 「長期預り保証金」には商業施設およびオフィスとして賃貸している不動産に対する敷金と、運営するゴルフ場において会員から預託されている保証金が含まれております。
当連結会計年度(2026年3月31日)
(*1) 「現金及び預金」、「受取手形及び売掛金」、「支払手形及び買掛金」、「未払費用」および「未払法人税等」については、短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。
(*2) 市場価格のない株式等は、「(1)有価証券及び投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
また、投資信託について、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に従い、投資信託の基準価額を時価とみなしており、当該投資信託が含まれております。
(*3) 「長期預り保証金」には商業施設およびオフィスとして賃貸している不動産に対する敷金と、運営するゴルフ場において会員から預託されている保証金が含まれております。
(注1)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2025年3月31日)
当連結会計年度(2026年3月31日)
(注2)有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2025年3月31日)
当連結会計年度(2026年3月31日)
3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により算定した時価
レベル2の時価:レベル1のインプット以外の直接又は間接的に観察可能なインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:重要な観察できないインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
前連結会計年度(2025年3月31日) (単位:百万円)
当連結会計年度(2026年3月31日) (単位:百万円)
(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
前連結会計年度(2025年3月31日) (単位:百万円)
当連結会計年度(2026年3月31日) (単位:百万円)
(注)時価の算定に用いた評価技法及びインプットの説明
有価証券及び投資有価証券
これらの時価について、上場株式及び債券は相場価格を用いて評価しております。当社が保有する主な上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。一方で、主な債券は、取引頻度が低く、活発な市場における相場価格とは認められないため、その時価をレベル2の時価に分類しております。
長期預り保証金
これらの時価については、種類ごとに区分した保証金の見積将来キャッシュ・フローを、返済期日までの期間および信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値によっており、レベル2の時価に分類しております。
(有価証券関係)
1 満期保有目的の債券
前連結会計年度(2025年3月31日)
当連結会計年度(2026年3月31日)
2 その他有価証券
前連結会計年度(2025年3月31日)
当連結会計年度(2026年3月31日)
3 売却したその他有価証券
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(デリバティブ取引関係)
当社グループは、前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)及び当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)のいずれにおいてもデリバティブ取引を利用しておりませんので、該当事項はありません。
(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。
確定給付企業年金制度(すべて積立型制度であります。)では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給しております。一部の確定給付企業年金制度には、退職給付信託が設定されております。
一部の連結子会社は、確定拠出型の制度として中小企業退職金共済制度に加入しております。
なお、一部の連結子会社が有する退職一時金制度は、簡便法として退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を採用し、これに基づき退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。
2 確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(法人税等及び税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(法人税等及び税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(7) 年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
(注)1 年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が、前連結会計年度17%、当連結会計年度 21%含まれております。
2 投資信託の内容別に示した年金資産合計に対する比率は、以下のとおりです。
前連結会計年度 ヘッジファンド 24%、私募REIT 6%
当連結会計年度 ヘッジファンド 22%、私募REIT 9%
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
(注) 割引率は加重平均で表しております。
3 確定拠出制度
連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度27百万円、当連結会計年度32百万円であります。
(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
(賃貸等不動産関係)
当社及び一部の子会社では、愛知県その他の地域において、賃貸収益を得ることを目的として賃貸商業施設や賃貸オフィスビルを所有しております。なお、賃貸オフィスビルの一部については、一部の子会社が使用しているため、賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産としております。
これら賃貸等不動産及び賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産に関する連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
(注) 1 連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額であります。
2 期中増減額のうち、前連結会計年度の主な減少額は減価償却費(181百万円)であります。また、当連結会計年度の主な増加額は設備の更新(211百万円)であり、主な減少額は減価償却費(184百万円)であります。
3 期末の時価は、主要な物件については社外の不動産鑑定士による不動産鑑定評価書に基づく金額、その他の物件については一定の評価額や適切に市場価格を反映していると考えられる指標に基づいて自社で算定した金額であります。
また、賃貸等不動産及び賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産に関する損益は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
(注)1 賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産には、経営管理として一部の子会社が使用している部分も
含むため、当該部分の賃貸収益は計上されておりません。なお、当該不動産に係る費用(減価償却費、修繕
費、保険料、租税公課等)については、賃貸費用に含まれております。
2 その他(売却損益等)は、減損損失であります。
(収益認識関係)
1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ゴルフ場事業、保険代理業、OA機器販売等を含んでおります。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ゴルフ場事業、保険代理業、OA機器販売等を含んでおります。
2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4 会計方針に関する事項(5)重要な収益及び費用の計上基準」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。
3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末
において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報
①契約資産及び契約負債の残高等
当社及び連結子会社の契約資産及び契約負債については、残高に重要性が乏しく、重大な変動も発生していないため、記載を省略しております。また、過去の期間に充足(又は部分的に充足)した履行義務から、当連結会計年度に認識した収益に重要性はありません。
②残存履行義務に配分した取引価格
当社及び連結子会社では、残存履行義務に配分した取引価格については、当初に予想される契約期間が1年を超える重要な契約がないため、実務上の便法を適用し、記載を省略しております。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、テレビおよびラジオの放送事業を中心に、事業活動を展開しております。
したがって、当社グループは、事業内容を基礎とした事業の種類別セグメントから構成されており、「メディアコンテンツ関連」、「不動産関連」の2つを報告セグメントとしております。また、「メディアコンテンツ関連」には当社と子会社6社を、「不動産関連」には当社と子会社2社をそれぞれ集約しております。
「メディアコンテンツ関連」は、放送法によるテレビおよびラジオの放送を行い、放送時間の販売ならびにコンテンツの制作・販売を主な事業とし、これに付帯する事業を営んでおります。また、広告代理業を行っております。
「不動産関連」は、不動産の賃貸・管理ならびに太陽光発電事業を行っております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産及びその他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益および振替高は市場実勢価格に基づいております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産及びその他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ゴルフ場事業、保険代理業、
OA機器販売等を含んでおります。
2 調整額は、以下のとおりです。
(1) セグメント利益の調整額0百万円は、セグメント間取引消去額です。
(2) セグメント資産の調整額31,740百万円には、主に各報告セグメントに配分していない全社資産32,850百万円が含まれております。全社資産は、主に当社での余資運用資金(現預金及び信託受益権)、長期投資資金(投資有価証券及び会員権)であります。
3 セグメント利益1,546百万円は、連結損益計算書の営業利益1,546百万円と調整を行っています。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ゴルフ場事業、保険代理業、
OA機器販売等を含んでおります。
2 調整額は、以下のとおりです。
(1) セグメント利益の調整額0百万円は、セグメント間取引消去額です。
(2) セグメント資産の調整額41,186百万円には、主に各報告セグメントに配分していない全社資産42,020百万円が含まれております。全社資産は、主に当社での余資運用資金(現預金及び信託受益権)、長期投資資金(投資有価証券及び会員権)であります。
3 セグメント利益2,041百万円は、連結損益計算書の営業利益2,041百万円と調整を行っています。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
(注) ㈱博報堂DYメディアパートナーズは、2025年4月1日付で㈱博報堂を承継会社とする吸収分割により、㈱博報堂に統合しております。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
重要性がないため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
【関連当事者情報】
関連当事者との取引
(1)連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)及び当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)において、該当事項はありません。
(2)連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)及び当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)において、該当事項はありません。
(1株当たり情報)
1株当たり純資産額及び算定上の基礎並びに1株当たり当期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
(注) 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
⑤ 【連結附属明細表】
【社債明細表】
(注)上記社債は当連結会計年度において全額償還しております。
【借入金等明細表】
該当事項はありません。
【資産除去債務明細表】
当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、資産除去債務明細表の記載を省略しております。
(2) 【その他】
当連結会計年度における半期情報等
2 【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
①【貸借対照表】
②【損益計算書】
③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(注)その他利益剰余金の内訳
当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(注)その他利益剰余金の内訳
【注記事項】
(重要な会計方針)
1 有価証券の評価基準及び評価方法
(1) 満期保有目的の債券
償却原価法(定額法)を採用しております。
(2) 子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法を採用しております。
(3) その他有価証券
市場価格のない株式等以外のもの
時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。
市場価格のない株式等
移動平均法による原価法を採用しております。
2 固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産
定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は、建物41~50年、構築物10~50年、機械及び装置6~17年、工具、器具及び備品6~15年であります。
(2) 無形固定資産
定額法を採用しております。
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)によっております。
3 引当金の計上基準
貸倒引当金
金銭債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
4 重要な収益及び費用の計上基準
当社が有する顧客資産、ノウハウ、ブランド及び商標等の無形財産の使用の対価として受領する報酬は、当該無形財産へのアクセス権を付与した契約期間に準じた時の経過に応じて履行義務が充足されるものと判断していることから、当該期間にわたってグループ運営収入として収益認識しております。
業務委託サービス提供の対価として受領する報酬は、サービス内容の日常反復性に鑑み、契約期間に準じた時の経過に応じて履行義務が充足されるものと判断していることから、当該期間にわたってグループ請負収入として収益認識しております。
また、グループ配当収入は配当金の効力発生日をもって収益認識しております。
なお、これらの履行義務に対する対価はいずれも、履行義務の充足後、別途定める支払条件により概ね1か月以内に受領しており、重要な金融要素は含んでおりません。
(重要な会計上の見積り)
関係会社株式の評価
(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額
(単位:百万円)
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社では、市場価格のない株式の減損処理の要否は、取得原価と株式の発行会社の実質価額とを比較することにより判定しており、実質価額は1株当たりの純資産額に所有株式数を乗じた金額として算定しておりますが、関係会社株式のうち、超過収益力を加味した価額で取得した株式については、実質価額の算定に超過収益力を反映しております。
超過収益力を反映した実質価額の算定は事業計画に基づいて見積られており、当該見積りは、将来の売上や費用削減の見込みなどの仮定に基づくものであります。
なお、将来の不確実な状況変化により、仮定の見直しが必要となった場合には、翌事業年度において関係会社株式の評価に重要な影響を与える可能性があります。
(貸借対照表関係)
※1 担保資産及び担保付債務
担保に供している資産は、次のとおりであります。
上記資産は、抵当権の登記が留保されています。
担保付債務は、次のとおりであります。
※2 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務
区分掲記されたもの以外で当該関係会社に対する金銭債権及び金銭債務は次のとおりであります。
(損益計算書関係)
※1 関係会社との取引高
※2 営業費用の主要な費目と金額
※3 固定資産売却益の内訳
※4 減損損失
前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
重要性が乏しいため記載を省略しております。
当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
当社は、以下の資産について減損損失を計上しました。
(経緯)
上記の建物等については、解体撤去の意思決定がされたことに伴い、減損損失を認識いたしました。
(グルーピングの方法)
事業の種類別に区分し、賃貸不動産及び遊休不動産については個々の物件単位でグルーピングをしております。
(回収可能価額の算定方法等)
当資産の回収可能価額は使用価値により測定しており、使用価値は、営業活動から生じる将来キャッシュ・フローがマイナスの見込みであるため、零として評価しております。
(有価証券関係)
子会社株式及び関連会社株式は、市場価格のない株式等のため、子会社株式及び関連会社株式の時価を記載しておりません。
なお、市場価格のない株式等の子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額は次のとおりです。
(単位:百万円)
(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、財務諸表「注記事項(重要な会計方針)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。
④ 【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
(単位:百万円)
(注)1.当期増加額のうち主なものは次のとおりであります。
建物 放送センター排水管・衛生機器更新 201百万円
建物 アネックス栄空調設備更新 115百万円
2.「当期減少額」欄の( )は内数で、当期の減損損失計上額であります。
【引当金明細表】
(単位:百万円)
(2) 【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3) 【その他】
該当事項はありません。
第6 【提出会社の株式事務の概要】
(注)1 単元未満株式の権利の制限について
当社株主の有する単元未満株式の権利の制限について、当社定款には次の規定があります。
(単元未満株式についての権利)
第9条 当会社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができない。
(1)会社法第189条第2項各号に掲げる権利
(2)会社法第166条第1項の規定による請求をする権利
(3)株主の有する株式数に応じて募集株式の割当ておよび募集新株予約権の割当てを受ける権利
2 外国人等の株主名簿への記載の制限について
放送法に関連して、当社定款には次の規定があります。
(外国人等の株主名簿への記録の制限)
第10条 当会社は、次の各号に掲げる者(以下、「外国人等」という。)のうち第1号から第3号までに掲げる者により直接に占められる議決権の割合とこれらの者により第4号に掲げる者を通じて間接に占められる議決権の割合として総務省令で定める割合とを合計した割合が当会社の議決権の5分の1以上を占めることとなるときは、放送法の規定に従い、外国人等の取得した株式について、株主名簿に記録することを拒むものとする。
(1)日本の国籍を有しない人
(2)外国政府またはその代表者
(3)外国の法人または団体
(4)前3号に掲げる者により直接に占められる議決権の割合が総務省令で定める割合以上である法人または団体
第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当社には、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。
2 【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に次の書類を提出しております。
(1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書
事業年度 第99期(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
2025年6月26日東海財務局長に提出
(2) 内部統制報告書及びその添付書類
2025年6月26日東海財務局長に提出
(3) 半期報告書及び確認書
第100期中(自 2025年4月1日 至 2025年9月30日)
2025年11月13日東海財務局長に提出
(4) 臨時報告書
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づく臨時報告書
2025年7月2日東海財務局長に提出
(5) 自己株券買付状況報告書
2025年12月12日、2026年6月11日東海財務局長に提出
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。